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大河ドラマ 麒麟がくる 第1回「光秀、西へ」を観た感想とネタバレあらすじ

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毎週日曜夜8時からNHK総合で放送が始まった大河ドラマ『麒麟がくる』。1月19日に待望の第1回が放送されました。

 

 

おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん美濃の国境にある明智家に生まれる。明智荘に侵入してきた野盗を追い払った際、鉄砲で応戦される。野盗に連れてこられた尾張の農民・菊丸から、鉄砲は堺で手に入れたものだと聞かされ、道三に堺・京に旅をさせて欲しいと申し出る。

美濃

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。光秀に、明智家は土岐源氏の血筋と教える。
  • 明智光安:西村まさ彦さん…光秀の叔父。
  • 妻木煕子:木村文乃さん…光秀の正室。(予告のみ)
  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣。
  • 与八:鈴木信二さん…十兵衛の家臣。野盗の頭領に鉄砲で撃たれる。
  • 佐助:植木祥平さん…十兵衛の家臣。野盗が置き忘れた菊丸を見つけ連れてくる。

<<斎藤家>>

  • 斎藤道三(利政):本木雅弘さん…美濃の守護代。損得勘定で物を見るところがあり、ケチだと光秀に思われている。守護の土岐家と未だ折り合いが良くない。
  • 深芳野:南果歩さん…道三の側室。元は美濃の守護・土岐頼芸の愛妾だった。(予告のみ)
  • 小見の方:片岡京子さん…光秀の叔母。道三の正室。体の具合が悪く寝込んでいる。
  • 斎藤帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。のちに信長の正室になる。
  • 斎藤義龍(高政):伊藤英明さん…道三の長男。光秀とは幼い頃、大仙寺で光秀と一緒に学んだ仲。

 

<その他>

  • 菊丸:岡村隆史さん…三河出身の農民。明智荘に侵入してきた野盗に連れてこられ、置きざりにされる。近江で売り飛ばされるところを、光秀に解放してもらった。
  • 伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。(予告のみ)

 

<<土岐家>>

  • 土岐頼芸:尾美としのりさん…美濃の守護。(予告のみ)
  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん…美濃三人衆の一人。土岐頼芸の家臣だったが、のちに道三の家臣となる。

尾張

<<織田家>>

  • 織田信秀:高橋克典さん…織田家の当主。道三のライバル。
  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。(予告のみ)
  • 織田信勝:木村了さん…信長の弟。(登場せず)
  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。(予告のみ)
  • 平手政秀:上杉祥三さん…織田家の家臣。(登場せず)
  • 藤吉郎(のち秀吉):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。(登場せず)

 

駿河

  • 今川義元:片岡愛之助さん…東海最強の戦国大名。(予告のみ)
  • 太原雪斎:伊吹吾郎さん…義元の軍師。(登場せず)

 

  • 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。素直に気持ちを表現できず、遠回しに物を言う。
  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ、常楽寺の近くにあった家が火事になる。大きな手の人に助け出され、麒麟の話を聞く。

 

  • 松永久秀:吉田鋼太郎さん…三好長慶の家臣。堺の辻屋で光秀と会い、一緒に酒を飲む。商人には凄んだ物言いをするが、光秀には穏やかに話をしてくれた。
  • 三好長慶:山路和弘さん…細川晴元の家臣。(登場せず)
  • 細川晴元:国広富之さん…室町幕府管領。(登場せず)

 

<<足利将軍家>>

  • 足利義輝:向井理さん…第13代将軍。(予告のみ)
  • 三淵藤英:谷原章介さん…将軍奉公衆。将軍家の命で、堺に鉄砲の買い付けに来る。十兵衛の前で鉄砲を試し撃ちし、使い勝手が悪く戦に向かないと酷評。
  • 細川藤孝:眞島秀和さん…将軍奉公衆。(予告のみ)

 

大和

  • 足利義昭:滝藤賢一さん…室町幕府最後の将軍となる。(予告のみ)

 

三河

<<徳川家>>

  • 徳川家康(竹千代):風間俊介さん…のちに徳川幕府を開く。(登場せず)
  • 松平広忠:浅利陽介さん…家康の父。(登場せず)

 

第1回のあらすじ

1547年・室町時代末期。足利家の力は衰退。争いは各地に広がっていた。

美濃の国境にある明智荘に、数十騎の野盗が襲ってきた。

明智十兵衛は、地の利を活かして家臣の藤田伝吾らと共に野盗らに立ち向かう。

野盗らを追い詰めたところで、野盗の頭領(本宮泰風さん)が抱えた大きな筒から何かが放たれる。

それは、十兵衛の頬をかすめて後方で戦っていた与八の肩に、大けがを負わせた。

 

野盗らに連れてこられた農民・菊丸から、大きな筒の正体を尋ねると、それは「鉄砲」という戦道具だと言う。

頭領が、堺でしか手に入らないものだと自慢していたらしい。

菊丸は、近江で売り飛ばされるところを十兵衛によって解放され、感謝の言葉を残して逃げていった。

 

十兵衛は鉄砲の恐ろしさを目の当たりにし、稲葉山城下で主君である斎藤利政を待ち伏せし、直接旅の許しを請おうと待っていた。

そこへ利政の長男・高政が通りかかり、城に入れてくれた。

 

十兵衛は、利政に鉄砲を野盗が持っていること、それを美濃の自分たちが知らないことの危険を訴え、自分を堺へ遣わせて欲しいと訴える。

しかし話を聞いた利政は、旅に出る大金を出すことに見合った利益が自分にないと、十兵衛の話を突っぱねる。

そこで、病に伏せっている利政の正室小見の方を見てくれる名医を京で捜し出し、連れて帰って来ると言い、さらに鉄砲を買って帰って来ると言った。

 

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利政から旅の許可を得た十兵衛は、一人西へ旅に出た。

十兵衛は馬で出かけ、垂井宿で聞き込みをしてメモを取り、鉄砲を取り扱っているのは、辻屋の宗次郎(大塚昭夫さん)だと教えてもらう。

次に琵琶湖を船で渡り、広い世界に感動する。

そして途中の道で十兵衛は、色んな者たちと出くわした。

通行料を取る者たち。女子供を縄でつないで歩かせている者たち。襲ってきて所持品を奪おうとする者たち。

 

堺に着いた。活気ある町なみと、行き交う外国人に目を奪われる十兵衛。

誘ってくる女の人がいても惑わされることなく、目的地の辻屋を見つけ出した。

辻屋には先客がいた。

将軍家奉公衆の三淵藤英。鉄砲を買い付けに来ていたのだ。

 

奥から店主の宗次郎が鉄砲を持ってきた。三淵の試し撃ちを見せてもらった十兵衛。

宗次郎から、鉄砲は注文が殺到していて今は2,3か月待ちなのだと告げられる。将軍家の直々の命で来た三淵でさえ、1か月は待ってもらったのだと説明を受けた。

 

三淵らが帰ろうとしたところ、出口をある男がふさぐ。男は三淵を一瞥して、道を空けた。

三淵らが去ったあと、男は宗次郎に「今日わしが来ることを知りながら、なぜあの将軍の家来どもを客に呼んだ?」と話しかける。

男は、堺の商人は客を分け隔てなく扱うとは認めているが、三淵らは例外だと、落ち着いてはいるものの、殺害もほのめかして脅した。

しかし宗次郎も、力強く睨み返し「お許しを…。」とだけ返し、目をそらさぬままおじきをし、去っていった。

二人のやり取りに緊張する十兵衛。

しかし、男はさっきとは打って変わって穏やかになり「山城守様が鉄砲を所望と仰せられたか。」と。十兵衛に話しかけてきた。

戸惑う十兵衛に男は、宗次郎は自分のために2、3丁は持ってるはず。それを吐き出させてやる。と言って、笑うのだった。

男の名は、松永久秀。美濃の国と、美濃の人が好きだと言ってきた。

そして鉄砲を買う大金を十兵衛が持っているか聞き出し、言葉巧みに十兵衛が隠し持っている場所も確認した。

 

十兵衛は、久秀に連れられて2人で食事する事になった。

お酒をたくさん飲まされて酔っぱらってしまった十兵衛は、主君の悪口を言って倒れて寝てしまった。

翌朝。旅館で一人、布団に寝かされていた十兵衛。懐をさぐると、お金は盗まれていた。

部屋の隅に置かれた皮の包みの中身を見てみると、1丁の鉄砲が入っていた。

久秀に感謝する十兵衛。久秀は本当に鉄砲を用意してくれたのだった。

 

鉄砲を体に縛り付け、旅館の人に丁寧にお礼を言った後、京に向かった十兵衛。

名医をさがすことになった。

 

美しい町だった京は長引いた戦乱のために荒れていた。

家を焼き出された人々に、炊き出しをしていた僧侶(一本気伸吾さん)に、望月東庵という名医を教えてもらった。

東庵の家を訪ねたら、駒という女性が家から出てきて、先生はいないという。

駒に事情を話す十兵衛。

東庵は借金を抱えていて、その取り立てだと思った駒はいないと嘘をついたが、事情が分かって、家に通してくれた。

 

話を聞いた東庵は、過去に大名家に往診に出かけ、犬をみさせられた過去があることを話し、もう大名家や公家はみないと言う。

話を聞いた十兵衛は、亡くなった父の言葉「大事なのはだた一つ。誇るを失わぬ事だ。」を思い出し、身を引くことにした。

 

外から叫び声がして、急いで飛び出した十兵衛たち。

家の中にある薬をかき集める駒。

十兵衛は、人々を襲っている盗賊たちを斬っていく。逃げ出す盗賊たち。

 

そこへ、さっきまで東庵と一緒に遊んでいた女の子・ウメ(苑美さん)の家が、盗賊に火をつけられたという知らせが入ってきた。

火事となっている家に向かった。家の中に、ウメが取り残されているという。

 

十兵衛は駒に鉄砲を預け、 竹造(やべきょうすけさん)と一緒に水をかぶり、燃えさかる家の中に入っていった。

2人で協力してウメを救い出した。

 

駒は、自分自身も戦の巻き添えで家が燃えて、火事となったところを助け出してもらったことを十兵衛に話す。ウメと自分自身が重なったのだ。

さらに駒は、助けて出してくれた手の大きな人が、慰めて話してくれたことを話し出す。

「いつか戦は終わる。戦のない世の中になる。そういう世を作れる人がきっと出てくる。その人は麒麟を連れてくるんだ。麒麟というのは、穏やかな国にやって来る不思議な生き物だよ。それを呼べる人が必ず現れる。」

と言ってくれたと言う。

 

駒の話に聞き入る十兵衛。

 

十兵衛は、殿に約束した鉄砲と名医を連れて帰ることが出来たのか??

 

…というお話でした。

 

待望の初回放送!

ある女優さんの降板で延びていた大河ドラマ『麒麟がくる』が、やっと始まりました~!!

待ってましたよ!!

気になっていた斎藤道三の娘・帰蝶の登場は、最後の最後にチラッとだけありました。

既に嫁に行ってるみたいです。

ほんの短い登場でしたので、所作や言葉遣いのいい悪いは、全く分かりませんでした。

とにかくかわいかったです!

今はそれだけでした!!

 

色彩豊かな画面

冒頭は、明智荘に野盗らが襲ってくるシーン。

稲刈りをしている途中の田んぼ。刈られていない黄金色の稲がある田んぼ。道端に生えている緑。そして青い空。差し込む太陽の色。

十兵衛が着ている緑の衣装。野盗の衣装も赤とか水色とかピンクとかとても派手。

十兵衛が従えてる家臣たちも、みなチカチカするほど色んな色で正直派手過ぎてびっくりしました。

とても色鮮やかで、圧倒されました。

 

衣装デザインは、『武士の一分』や『たそがれ清兵衛』などの映画の衣装を担当された黒澤和子さん。

戦国時代の衣装はとても派手な色が使われていたとインタビューで答えられています。

インタビュー記事はこちら。↓

www.nhk.or.jp

 

堺の町のシーンなんて、本当に色んな色があり過ぎて戸惑いました。

黄色の色の着物を着た女性が踊ってる場面があったんですけど、この黄色にも驚かされました。

十兵衛が、活気ある町の様子に圧倒されてたんですけど、テレビで観てる私も圧倒されました。

 

色から思いっきり掴まれた感じです!

とにかくスゴイ!

見逃した方は是非、映像をご覧になってみてください!

 

十兵衛の人柄が出てる

明智光秀のイメージを思い浮かべると、やっぱり生真面目で融通が利かなさそうなイメージがあります。

初回で、旅に出る前に石川さゆりさん演じる母・牧さんと話すシーンがあったんですが、「悪いことをして帰ってきた時は、お尻から帰っておいで。」と言われたことをちゃんと守って、相談もせずに旅を殿に直談判したことを謝ってました。

小さい時に言われたことを真面目に守ってるなんて、お母さんを大事にしてると分かるいいシーンだなと思いました。

 

あと、堺でお姉さんたちに「遊んでいかない?」と言う言葉に、ちゃんと1人1人に「いやいや」とか言って、無視するんじゃなくて、対応してあげてました。

優しいですよねぇ!

遊ばずに、まっすぐ鉄砲を売ってる店に行くところだけに注目しがちですけど、女性たちに、ちゃんと対応してるところが好感持てました。

 

それから、筋道を通したがる堅物なところもよく出ていました。

話を分かってくれない叔父さんを通さずに、直接主君の利政に話をしにいけばいいのに、聞いてくれないと分かっていてもちゃんと叔父さんに話を一回はしてみるとか。

主君の利政に城に入るのを許してもらいたいから、代わりに息子の高政に許可されても「お主が許すか。」と言って、ちょっと躊躇したり。

筋道を立てて物事を進めないとダメって感じがよく出ていました。

 

でも、叔父さん・光安の話を聞かない態度に腹を立てたり、主君である利政に領国の警備に意見をする強さがあったり、とても自分に自信があるところも見えます。

明智十兵衛光秀という人物がどんな人物か?

話す言葉や態度で、よく表現されてるなぁと思いました。

 

この明智光秀が、大河ドラマの中でどう生きていくのか?

楽しみになってきました。

 

さぁ、昨年の『いだてん』は2月には離脱してしまいましたが、『麒麟がくる』は1年を通して観る事になるのでしょうか??

 

以上、『麒麟がくる』第1回を観た感想でした。

 

 

 

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各話の感想

各話放送終了後に更新する予定です。

  • 第1回「光秀、西へ」の感想はこちら
  • 第2回「道三の罠」の感想はこちら
  • 第3回「美濃の国」の感想はこちら
  • 第4回「尾張潜入指令」の感想はこちら
  • 第5回「伊平次を探せ」の感想はこちら
  • 第6回「三好長慶襲撃計画」の感想はこちら
  • 第7回「帰蝶の願い」の感想はこちら
  • 第8回「同盟のゆくえ」の感想はこちら
  • 第9回「信長の失敗」の感想はこちら
  • 第10回「ひとりぼっちの若君」の感想はこちら
  • 第11回「将軍の涙」の感想はこちら
  • 第12回「十兵衛の嫁」の感想はこちら
  • 第13回「帰蝶のはかりごと」の感想はこちら
  • 第14回「聖徳寺の会見」の感想はこちら
  • 第15回「道三、わが父に非ず」の感想はこちら
  • 第16回「大きな国」の感想はこちら
  • 第17回「長良川の対決」の感想はこちら
  • 第18回「越前へ」の感想はこちら
  • 第19回「信長を暗殺せよ」の感想はこちら
  • 第20回「家康への文」の感想はこちら
  • 第21回「決戦!桶狭間」の感想はこちら
  • 第22回「京よりの使者」の感想はこちら
  • 第23回「義輝、夏の終わりに」の感想はこちら
  • 第24回「将軍の器」の感想はこちら
  • 第25回「羽運ぶ蟻」の感想はこちら
  • 第26回「三淵の奸計」の感想はこちら
  • 第27回「宗久の約束」の感想はこちら
  • 第28回「新しき幕府」の感想はこちら
  • 第29回「摂津晴門の計略』の感想はこちら
  • 第30回「朝倉義景を討て」の感想はこちら
  • 第31回「逃げよ信長」の感想はこちら
  • 第32回「反撃の二百挺」の感想はこちら
  • 第33回「比叡山に棲む魔物」の感想はこちら
  • 第34回「焼討ちの代償」の感想はこちら
  • 第35回「義昭、まよいの中で」の感想はこちら
  • 第36回「訣別」の感想はこちら
  • 第37回「信長公と蘭奢待」の感想はこちら
  • 第38回「丹波攻略命令」の感想はこちら
  • 第39回「本願寺を叩け」の感想はこちら
  • 第40回「松永久秀の平蜘蛛」の感想はこちら
  • 第41回「月にのぼる者」の感想はこちら
  • 第42回「離れゆく心」の感想はこちら
  • 第43回「闇に光る樹」の感想はこちら
  • 第44回「本能寺の変」の感想はこちら