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大河ドラマ 麒麟がくる 第41回「月にのぼる者」の感想とネタバレあらすじ

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NHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。1月17日に第41回が放送されました。

 

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前回・第40回の感想はこちら。↓

 

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おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん…美濃の国境にある明智家に生まれる。鉄砲を知り、堺で松永久秀、京で三淵藤英・細川藤孝兄弟と出会い誼を通じる。道三から家督を譲り受けた高政に同調する態度を取っていたが、高政が正室の子である弟の孫四郎と喜平次を殺害。十兵衛と光安は長良川の対決で道三側についたが、道三は討死。明智城で光安に家督と明智家の旗印を託され、左馬助、牧、煕子とともに落ち延びる。伊呂波太夫の導きで越前の朝倉義景に謁見。越前で匿ってもらった。義景の使いで京の義輝に謁見。将軍の頼りなさを目の当たりにし、道三に買われていた信長という人物に徐々に引かれていく。今川義元が尾張侵攻の先鋒に松平元康を据えると知り、左馬助を通じて、帰蝶に元康の母・於大の方と伯父の水野を使って戦をやめさせる作戦を伝えた。桶狭間の戦い直後の信長に会い、大きな可能性を感じる。越前に藤孝が来て将軍・義輝に会って欲しいと頼んできて京へ行ったが、力になれず越前に戻る。義輝討死の知らせを受け大和にいた久秀を責めた。細川と三淵から次の将軍と推されている覚慶を、将軍の器でないと判断。義景に報告。国の中がまとまっていない義景に見切りをつけて、信長に義昭を奉じて上洛するよう説得。応じた信長と武装なしで義昭を上洛させた。15代将軍となった義昭につき、幕臣となる。政所の摂津晴門に悩まされる。織田の朝倉攻めに従軍したが、浅井長政から挟み撃ちにあい、藤吉郎と共に殿を務めて信長を京へ逃がした。比叡山を味方につけた朝倉・浅井を倒すために覚恕に会って、対策を考え、帝に和睦の勅命をもらうよう信長の助言して成功。姉川の戦いで朝倉・浅井軍に勝利したのち、比叡山の僧兵たちや幕府を倒そうと考える。比叡山を焼討ちにした信長のやり方に疑問を持ち、自分の軍だけ女子供を逃がした。信長からは近江志賀の地を与えられ、坂本に城の築城。武田信玄をはじめ、朝倉浅井に上洛を促し信長討伐を目論む義昭に、信長から離れろと命じられ訣別した。信長から丹波攻略を任されつつ、本願寺との戦いにも参陣し体調を崩し生死をさまよった。回復したのと入れ替わるように妻・煕子が胸の病で伏せるようになり、天正4年秋に亡くなった。

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。家族より先に美濃に戻った。家族が京に行っても美濃に留まる。

  • 明智左馬助(秀満)間宮祥太朗さん…光安の息子。第12回から登場父と一緒に道三に味方するために鶴山へ行ったが、父とともに敗走。明智城に戻り父の遺志を継ぎ十兵衛らと共に落ち延び越前へ。美濃へ行った後、十兵衛のいる京へ上った。

  • 岸:天野菜月さん…光秀の長女。荒木村重の息子に嫁いでいる。
  • たま芦田愛菜…光秀の二女。駒から薬の調合を習っている。
  • 十五郎:石塚陸翔さん…光秀の嫡男。
  • 煕子:木村文乃さん…光秀の正室。十兵衛のやることに全て付いてきてくれたが、胸の病で亡くなる。
  • 常:生越千晴さん…明智家の侍女。
  • 木助:水野智則さん…明智家の家来。
  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣。
  • 斎藤利三:須賀貴匡さん…元稲葉一鉄の家臣。逃げてきて十兵衛の家臣となる。

<<織田家>>

  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。尾張に戦をしかけようとしていた三河の松平広忠を山中で暗殺。両親特に母からあまり好かれていないことに気づいていて、寂しさを抱えていたが、帰蝶から父・信秀の真意を聞いて笑顔を取り戻す。聖徳寺の会見で道三に気に入られ、良好な関係。道三の援軍を受け、今川軍を村木砦の戦いで破る。帰蝶の働きで、守護の斯波義統を殺した織田彦五郎を叔父の信光に殺させるよう仕向け、頼ってきた斯波義銀を擁して清須城に入り、さらに周辺の城も従わせる。信長の勢いは各地に伝わる。道三が高政と戦うと知り援軍に駆けつけたが、高政軍に阻まれ尾張へ帰る。信勝の重臣・柴田勝家から信勝の謀反の兆しを告げられ帰蝶の助言で直接会う。が、信勝が毒入りの水を自分に飲ませようとした事を知り激高。信勝に飲むよう迫り、結果殺すことになった。上洛して将軍・義輝に謁見し、尾張平定を報告。今川の尾張侵攻を阻止して欲しいと義輝に頼んだが、官位を授けるぐらいで何もしてくれない義輝にがっかりする。桶狭間で今川義元を討つ。後ろ盾になって上洛して欲しいという義輝の願いを聞き入れなかった。美濃から斎藤龍興を追い出し稲葉山城に入り岐阜城と名前を改めた。十兵衛の話に乗り義昭を奉じて上洛することにし、美濃へ招き入れる。義昭の頼りなさに不安を覚えたものの、十兵衛の言う通りに義昭を奉じて上洛を果たす。二条城普請で将軍の力を実感する。帝から若狭の武藤を討てという勅命をいただく。実際は越前朝倉を攻めに行ったが、浅井に挟み撃ちにされ、京に逃げ負ける。のちに朝倉・浅井に姉川の戦いで勝つ。朝倉・浅井に味方した比叡山を焼討ちにした。武田信玄の死で援軍が来なくなった義昭を捕らえて幕府を終わらせ、朝倉・浅井も滅ぼす。朝廷から権大納言右大将の位を授けられた。本願寺との戦いで苛立ちを募らせ、家臣との距離が出来始める。大和の守護に筒井順慶を据えたことで松永久秀に謀反を起こされ、狙っていた久秀所持の平蜘蛛の茶釜が十兵衛の手に渡っていることを秀吉から聞かされる。

  • 帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。信長の正室。以前十兵衛が好きだった。信長を裏でプロデュースしている。信長の子・奇妙丸を清須で9年育て、その奇妙丸と共に美濃の岐阜城に入った。
  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。かわいがっていた信勝を殺した信長を恨む。
  • 織田信忠(奇妙丸):井上瑞稀さん…側室吉乃が産んだ信長の嫡男。桶狭間に向かう信長が突然帰蝶に預けた。帰蝶と岐阜城にいる。信長に家督を譲られる。
  • 柴田権六勝家:安藤政信さん…信勝の重臣だったが、美濃の高政、駿河の今川義元と通じる信勝が信長へ謀反の兆しがあるのを見逃せず、信長に報告。今は忠実な織田家の家臣。農民出身の藤吉郎を武将と認めていない。
  • 前田利家:入江甚儀さん…信長の家臣。
  • 佐々成政:菅裕輔さん…信長の家臣
  • 佐久間右衛門尉信盛:金子ノブアキさん…織田家譜代の家臣。第21回から登場。
  • 羽柴秀吉(木下藤吉郎):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民だった。第13回から登場。三河と遠江の国境で文字を学びながら足止めをされていたところ、東庵と駒に会う。駿河で駒と再会し字を習いたいと懇願。信長の噂を聞いて今川に仕官するのをやめて尾張へ行った。信長の家臣となり、いまや百人組の頭。信長の命に従い京で三好勢に情報で混乱させる。金ヶ崎の戦いでは、十兵衛と共に殿を務めた。その後数々の戦で活躍。出世して羽柴秀吉と名を変える。十兵衛が自害した松永久秀から平蜘蛛の茶釜を預かったことを忍びから聞き、信長に報告。播磨表の総大将を任される。
  • 細川藤孝:眞島秀和さん…幕臣として十兵衛と一緒に働いていたが、義昭不利と見て信長に味方する。
  • 細川忠興:望月歩さん…細川藤孝の嫡男。

<その他>

  • 伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。東は常陸、西は薩摩へと芸を披露しながら旅して回り、京へ5年ぶりに戻って来た。松永久秀から十兵衛の話を聞いたり、尾張の信秀からは東庵に双六で勝ったとことを聞いたりしていて顔が広い。駒が武家の人に火事から救われ、母である先代の伊呂波太夫のもとへ連れられてきた時のことを覚えていた。織田信秀とも生前関わりがあり、尾張に弔い興行で滞在。帰蝶から金を積まれ傭兵を世話した。帰蝶から頼まれ、道三のために越前までの逃げ道を用意したが断られた。帰蝶の命令で明智家を越前へ連れて行き、朝倉義景に匿って欲しいと頼んでくれた。義景との会話から、近衛家の血縁の者で、関白の近衛前久とはおむつの世話をしていたこともあり仲が良い。有力な大名から公家まで顔が広く、お金次第で人と人とを結びつける役をしている。

 

美濃

  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん…美濃三人衆の一人。高政の死後息子の龍興に見切りをつけ、信長に従っている。

大和

  • 松永久秀:吉田鋼太郎さん…三好長慶の元家臣。堺の辻屋で十兵衛と会い、一緒に酒を飲む。商人には凄んだ物言いをするが、十兵衛には穏やかに話をしてくれた。十兵衛が鉄砲を手に入れられるよう計らった。伊平次を探しに来た十兵衛と三淵を通じて再会。三好長慶を襲撃する計画を知った十兵衛、藤孝、藤英に主君ともども救われる。十兵衛に救われたお礼の手紙を利政に送っていた。 現在は京で将軍よりも力を持っている。義景の使いで上洛した十兵衛と再会し、道三が信長に目をかけていたことを聞かされる。直接信長と会ってつかみきれない人柄に引かれていく。京を治めていた三好長慶に大和を任されていた。息子と三好義継が義輝を討つのを止められなかった。覚慶が大和から脱出する手助けをする。三好の息子らと大和でぶつかったことが認められ、信長に受け入れられた筒井順慶と対立。筒井に味方する幕府から出て行き信長からも離れたが、多聞山城明け渡し信長に許され戻ってきた後は、本願寺攻めにも参陣。しかし信長が新しい大和の守護に筒井順慶を据えると決めたことで本願寺攻めから離反。謀反を起こして信貴山城で自害した。
  • 筒井順慶:駿河太郎さん…大和土着の豪族。元興福寺の衆徒。松永久秀と対立。信長から、新しい大和の守護を任されることになる。

 

  • 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。光秀に連れられ道三の妻・小見の方を診るため美濃に入る。尾張の織田信秀とも通じている。小見の方の症状が落ち着き、駒と共に帰京。その後、織田信秀に呼び出され尾張へ向かったが、死に目に間に合わなかった。一時期駿河で太原雪斎を診ていたが、雪斎が他界したことで臨済寺に軟禁されしばらく駿河に滞在。現在は京に戻っている。伊呂波太夫に銭を見せられ、駒が作る丸薬の商売を了承する。正親町天皇や藤吉郎の母・なかも診ている。本願寺攻めで生死をさまよった十兵衛を救った。
  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ家が火事となり、大きな手の武家の人に助け出され麒麟の話を聞く。東庵と駿河にいた時、十兵衛が戦に巻き込まれてると知り、菊丸に三河と美濃の国境まで連れて行ってほしいと頼み美濃へ。越前までの逃亡に同行する途中、自分を助けた人が十兵衛の父と知る。京に戻り、かつて駿河で芳仁(ベンガルさん)に教えてもらった丸薬を作っている。伊呂波大夫について行った大和で覚慶(のちの足利義昭)と出会う。伊呂波大夫の仲介で、寺に丸薬を売る商売をはじめ、堺の商人・今井宗久にも、三好勢への手助けをしないことと、義昭と信長に武装させずに上洛させることを条件に取引をはじめた。将軍となった義昭と親しく会うようになり、義昭が建てようとしている貧しい人たちや病気の人たちを救う施設の資金を稼ぐため、丸薬づくりに一層取り組んでいる。義昭にとっての癒しの存在。今でも密かに十兵衛を助けている。義昭が京を追放されたのに伴い離れた。薬草のことを偶に教えている。

<<朝廷>>

  • 正親町天皇:坂東玉三郎さん…第106代天皇。信長に頼っていて官位を与えた。しかし東大寺正倉院の蘭奢待を信長が所望したことをきっかけに関係が崩れ始める。
  • 誠仁親王:加藤清史郎さん…正親町天皇が譲位しようとしている東宮。信長を信頼している。
  • 近衛前久:本郷奏多さん…関白だった。近衛家で一緒に暮らしたことのある伊呂波大夫と仲が良い。義栄を将軍に推挙したことで追われる身に。十兵衛に幕府が本来の役目である帝を守ることもせず私利私欲に走ってると苦言を呈する。丹波にいる。
  • 三条西実澄:石橋蓮司さん…大納言。伊呂波太夫から頼まれ、正親町天皇と十兵衛を引き合わせる。
  • 二条晴良:小藪千豊さん…関白。二条家の当主。幕府が倒れ力を失いかけ、帝の譲位を早めて生き残りにかける。

  • 今井宗久:陣内孝則さん…堺の商人。駒の要求に応じ、信長に武装せずに上洛する事を条件を出し、三好から手を引いた。十兵衛と畿内の大名との引き合わせをしてくれる。

大坂

  • 本願寺顕如:武田幸三さん…本願寺宗主。本願寺の地を明け渡せという信長に門徒と共に抗う。

 

三河

<<徳川家>>

  • 徳川家康(竹千代):風間俊介さん…のちに徳川幕府を開く。幼少期(岩田琉聖くん)。竹千代。人質として尾張の熱田に幽閉されていた。自分を生んですぐ母・於大の方を離縁して刈屋に戻した父・広忠のことを嫌っていた。信長に自ら駿河へ人質に行くと申し出て、信長の兄・信広と人質交換された。桶狭間の戦いでは今川軍に従軍していたが、今川軍の扱いに憤慨。動かなかった。金ヶ崎の戦いでは織田勢として戦に参加。その後織田から援軍を受け三方ヶ原で武田信玄と戦し、大敗する。
  • 築山殿:小野ゆり子さん…家康の正室。

 

  • 菊丸:岡村隆史さん…三河の忍び。かつて美濃にいたこともあり、駒たちと十兵衛を助けたこともあった。のち、今川に人質に行った家康について駿河にも潜伏していたこともあり、明智家が越前に逃げ延びるのを駒と共に手助けをした。三河周りの情報を十兵衛に知らせてくれる。京に来て、駒のもとで薬づくりをしている。

 

第41回のあらすじ 

備後にいた将軍義昭(滝藤賢一さん)は、打倒信長を呼び掛ける文を諸国の大名に送り続けていた。

丹波亀山城では、伝吾らが反信長の国衆たちを捕らえて、十兵衛の前に差し出していた。

十兵衛は国衆らの命を取らずに、家に帰るよう言い渡す。

そして焼けた城の跡に二度と城を築かぬこと。そして戦で焼け落ちた橋は架けなおし、踏み荒らされた田畑は耕し直し、急ぎ領地を回復するよう命じる。

さらにしばらくは年貢を取らないから、国衆の力を借りたいとお願いした。

一人の国衆に十兵衛は「なぜ抗うのか?」と質問。すると「我らは代々足利将軍より領地を授かり、恩顧を受けてきた。その将軍が京を追われ、西国の地から我らに助けを求めておられる。これまでのご恩に報いるには戦うほかあるまい。」と答えた。

十兵衛は、自分たちは国衆ではなく将軍と戦っていることに気づくのだった。

 

丹波から京の館に戻った十兵衛に、羽柴秀吉が播磨へ出陣する前に挨拶にやって来た。

秀吉は、信長から播磨攻めの総大将を任されたのは、十兵衛のおかげだと大げさにお礼を言う。

十兵衛は、播磨一国が毛利の出城のような国の押さえを任された秀吉に「上様からよほどのご信頼を勝ち得ましたな。」とチクリ。

「明智様の足元にも及ばない。」と言う秀吉に「私の足元に及ばないどころか、見事に私の足をすくった。」と言い、松永久秀の平蜘蛛の茶釜の件での密談を信長に報告した秀吉に嫌味を言った。

とぼける秀吉に平蜘蛛の茶釜の本物を見せる。

そして辰吾郎(加藤啓さん)という秀吉の弟を名乗る男が、久秀の茶釜を十兵衛が預かる話をしていたと家に忍び入って聞いたと言いふらしていたという情報を突きつける。

十兵衛は、秀吉が信長が不快に思うように仕組んだと迫った。乱世が平らかにして、のちに謝ればいいと思ったと言いながら謝る秀吉。

秀吉にとって平らかな世とは、前の自分自身のような貧乏人がいない世。

十兵衛は辰吾郎のことは貸しにしておくから、口の軽い弟を叱っておくことだな。と釘を刺す。

しかし秀吉は、帰り際に十兵衛の館の庭にいた菊丸が自分の母のもとに出入りし、色々と話をしていくと明かし「明智様は何者かご承知の上で近づけておられますのか?」と意味ありげに聞く。

十兵衛は「ただの薬売りと承知しておる。」と答えた。

 

秀吉は十兵衛の館を去ったのち、ひそかに手下の者に命じて辰吾郎を亡き者にした。

 

十兵衛は東庵の屋敷に向かい、一人でいた菊丸と会った。

菊丸は、京での信長の評判がよくないこと、信長が関白の二条晴良と組んで帝に譲位させて誠仁親王に譲位させようとしていることなどを話してくれた。

十兵衛は菊丸の情報網に感心しながら「しかしそういうことも全て三河の殿にお知らせするんだな?」と聞く。

十兵衛は家康が信長と手を組みながらも、本当に信長が頼れる相手かどうか菊丸に調べさせているのでは?と見抜いていた。

そして羽柴秀吉に疑われていることを教え、そろそろ潮時では?これまで何度も助けてもらった菊丸に逃げて欲しいと言い「また会おう。」と言う。

菊丸は「私は、個々の今の暮らしがよいのです。駒さんと、薬を作って、同じ家の中で…。三河のために命を捨ててもよいと思いながら。もうお役目を返上したい…。お恥ずかしい話ですが、そう思うこともあるのです。」と本音を漏らす。

三河に帰っても家族は皆死んで待つ者もいない。しかしすぐに思い直して、駒と東庵を巻き込まないようすぐに去って行ったのだった。

 

屋敷の外で十兵衛と菊丸の話を聞いてしまった駒は、たまを連れて別の場所へ行く。

たまは駒から、父と菊丸が人に言えない話をしていたと聞き、自分も人に言えない話があると言い、駒に、嫁がずずっと父のそばにいたいという本音を漏らした。

駒は御父上もずっといるわけではないから、自分の行く末を考えて決めればいいとアドバイスするのだった。

 

十兵衛は安土城へ行くと、信長は近衛前久と一緒に鼓を打っていた。

信長は、京に戻りたければ九州へ行って欲しいと、近衛を九州へ使いに出していたという。

近衛は信長を「人使いが荒い。」と言いながらも、信長の言うことを聞くのもやむなしと言っていた。

 

信長と二人になった十兵衛は、いずれ本願寺、丹波、毛利を倒しても「人の心がついてこねば、天下の統一はなりがたいと存じまする。」と言う。

京での自分の風評は上々で、安土城が完成したら見に行きたいと言っているものが多いと聞いていると言う信長。

誰からの情報かと疑う十兵衛。評判がいいのならなぜ松永久秀や将軍義昭が背を向けていったのか?と追い詰める。

一緒に鼓を打って楽しもうとしていた信長は、十兵衛の物の言い方に苛立つ。

十兵衛は素直な気持ちを正直に言うと言い、平蜘蛛の茶釜を預かっていることで後ろめたさを感じ、預かっていることを黙っていて後悔したと言って、信長に平蜘蛛の茶釜を差し出した。

そして平蜘蛛の茶釜を持つ者は「いかなる折も誇りを失わぬ者、志高き者、心美しきものであるべき。」という久秀の言葉を伝え、信長にもそういう覚悟を持って欲しいという。

「そのようなご主君であれば背く者は消え失せ、天下は穏やかにまとまり大きな国となりましょう。」と言い、城が美しいだけでは人はついてこないとまで言った。

信長は気分を害し、今井宗久に言って金に換えてもらうというのだった。

 

十兵衛は三条西実澄の館へ行った。

そこで、信長が帝に譲位を迫ってることを聞き、信長が気分で朝廷まで変えようとしていること知る。

そして、月見と言う名目で参内する三条西のお供をした。

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内裏の庭で控えていた十兵衛の近くまで帝がいらしてきてくれた。

帝は、月にある、水に溶かして飲むと不老不死になるという不思議な花を取りに行った桂男の話を始めた。

その男は、花を独り占めしようと花を全てふるい落とし神の怒りに触れ、不老不死のまま月に閉じ込められたという。

「月は遠くから眺めるのがよい。美しきものに近づき、そこから何かを得ようとしてはならぬ。」と先帝から教えられたという帝。

しかし力ある者は皆、月に駆け上がろうとする。

「これまであまたの武士たちが月へのぼるのを見て参った。そして皆、この下界へ帰ってくる者はなかった。信長はどうか?こののち、信長が道を間違えぬようしかと見届けよ。」

十兵衛にそう命じる帝だった。

 

天正6年(1578年)秋。

たまは細川忠興のもとへ嫁いでいった。

 

…というお話でした。

 

忍び合戦

前回、松永久秀と密会している時に外で潜んでいた男。秀吉の忍びだったですね!

話を全部聞かれていたとは!!

 

忍びの顔が一瞬だけしか見えず、私は高橋和也さんだと思いました!

ここで有名な俳優さんを出して、最終回に向けて新たに何か話が展開するのかと期待していたんですが…全然違いました。

せっかく重要な情報を秀吉に言ったのに、殺されてしまうとはかわいそうでした。

秀吉は天下を取ってから残酷な感じに変わっていったイメージがありました。

が、『麒麟がくる』を見ていたら、天下を取る前からなかなかな野心家で、残酷なことをしてますね…。

元々そんな人のいい感じでもないのかもしれない。

 

秀吉本人がそうやって忍びを駆使しているから、菊丸のやる事なんてお見通しでしたね。

秀吉、菊丸と駿河でも会ってるのに、覚えてないのかな?

あの時は駒ちゃんから字を習うのに夢中で、隣にいた菊丸なんて目に入ってなかったのかな?

菊丸は対抗心むき出しにしてましたけど!

自分の情報も、菊丸から十兵衛に流れてるのを察知した秀吉がコワかったです。

 

平蜘蛛のことで貸しを作ったつもりだろうけど、菊丸の事知ってんねんで!って釘をさすところが憎らしかったですねー。

秀吉と十兵衛の忍び合戦!!

この二人が初めてバチバチにやり合ってるのをみて、ゾクッとしました。

山崎の戦で思いっきり仕返しされるんだろうなぁ…十兵衛。

怖い。怖い!

 

菊丸はこれでさよなら?

菊丸とは美濃の時から何かと世話になっていて、尾張への道案内や越前への逃げる時も助けてくれていました。

京に来てからは武田信玄の死を伝えてくれたり…。

十兵衛に近づいたのは、最初は美濃の情報収集の為で計算しつくた出会いだったんでしょうが、駒ちゃんへの思いだけは本物だったと思います!

駒ちゃんに使われてよく薬草の場所に案内させられたり、駿河でも町で再会して喜んだり…。

越前まで十兵衛を送り届けた後は、本当に後ろ髪惹かれる思いで駿河に戻って行ったのが印象に残ってます。

本当は駒ちゃんと一緒にいたかった。

でも…ってのが切なかったです。

今回、京でやっと駒ちゃんと東庵先生のところに来れて、やっと居場所が見つかって嬉しそうに働いてたのに…。

変に秀吉のことを探ろうとしたのが仇になってしまいました。

 

十兵衛が「また会おう。」と言ってましたが、本当に会えるのかな?

どこかでまた十兵衛や駒ちゃんを助けてくれるのかな?

もっと菊丸を見ていたかったです。

本音を言うシーンは泣かされました。

 

家康が天下取るまで生きて、駒ちゃんと暮らせるようになって欲しいです!

 

十兵衛も悪いやん!

平蜘蛛の茶釜を残したのは、久秀の罠だ!と言っていた十兵衛。

しかも秀吉が信長に、平蜘蛛が久秀から渡ってると密告までされていたことを知り、持っていられなくなって信長に渡していました。

結局渡すんかい!とツッコみながら見ました。

誇りを失わぬ者、志高い者とかいろいろ言われて、信長が喜んで受け取るわけないですよね?

十兵衛も話を聞いてもらいたいなら、もっと言い方があるでしょうに、あんな押しつけがましい言い方してたら、信長でなくても話聞きたくないですよ!

もっとやんわり言えないのかな?

秀吉にも、足をすくわれたって言ってましたけど、もともと正直に平蜘蛛持ってますって一回で言ってれば済んだ話ですよね?

それをズルズル言えなかったのを、秀吉が信長が不快に思うよう仕組んだって人のせいにする十兵衛もおかしい!

十兵衛も悪いやん!とツッコみながら見ました。

 

帝が美しかった

帝と会えた十兵衛。

帝は月にのぼる男の話をしていましたが、この時の帝が美しかった!!!

帝が月に上る武士たちが戻ってこなかったという話をしていた時の、情感たっぷりの話し方!!

信長への怒りや呆れが混ざったような言い方。

うっとりしました。

 

信長を見届けよ、と言うとはーーー!!

もう信長をなんとかせい!!と言いたかったのでは?

信頼されてますね~、十兵衛。

でも本能寺の変のあと、助けてくれないんだよな~~。

まぁ、助けようがないのか。

 

もうどうなるんでしょうか?

先が気になります!!!

 

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以上、『麒麟がくる』第41回を観た感想でした。

次回・第42回は「離れゆく心」です。

 

 

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各話の感想

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