NHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。先週は放送を休止。9月13日に第23回が放送されました。
第22回の感想はこちら。↓
おもな登場人物
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明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん…美濃の国境にある明智家に生まれる。鉄砲を知り、堺で松永久秀の計らいで鉄砲を入手した。京で出会った三淵藤英・細川藤孝兄弟と誼を通じる。道三から家督を譲り受けた高政に同調する態度を取っていたが、高政が正室の子である弟の孫四郎と喜平次を殺害。十兵衛と光安は長良川の対決で道三側についたが、道三は討死。明智城で光安に家督と明智家の旗印を託され、左馬助、牧、煕子とともに落ち延びる。伊呂波大夫の導きで越前の朝倉義景に謁見。越前で匿ってもらっている。義景の使いで京の義輝に謁見。将軍の頼りなさを目の当たりにし、道三に買われていた信長という人物に徐々に引かれていく。今川義元が尾張侵攻の先鋒に松平元康を据えると知り、左馬助を通じて、帰蝶に元康の母・於大の方と伯父の水野を使って戦をやめさせる作戦を伝えた。桶狭間の戦い直後の信長に会い、大きな可能性を感じる。越前に藤孝が来て将軍・義輝に会って欲しいと頼んできて京へ行った。
<<明智家>>
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牧:石川さゆりさん…光秀の母。
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明智左馬助(秀満):間宮祥太朗さん…光安の息子。第12回から登場。父と一緒に道三に味方するために鶴山へ行ったが、父とともに敗走。明智城に戻り父の遺志を継ぎ十兵衛らと共に落ち延び越前へ。
- 岸:宝辺花帆美さん…光秀の長女。
- たま:…光秀の二女。
- 煕子:木村文乃さん…光秀の正室。
- 常:生越千晴さん…明智家の侍女。
- 木助:水野智則さん…明智家の家来。
越前
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朝倉義景:ユースケ・サンタマリアさん…越前の領主。伊呂波大夫から十兵衛らを匿うように頼まれる。争いに巻き込まれるのが嫌い。十兵衛の京行きを情報を逐一知らせることを条件に許可した。
- 宇野市兵:剣持直明さん…朝倉家の家臣。
<その他>
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菊丸:岡村隆史さん…三河出身の農民。明智荘に侵入してきた野盗から売り飛ばされるところを、光秀に解放してもらう。一度三河に帰った後、お礼の品を持って美濃に戻って来た。竹千代の母・於大の方に竹千代を守るよう頼まれていた忍びだった事が第9話で分かる。普段は市で味噌を売る穏やかな青年。現在は駿河の薬屋で"春次"として働いていたところ駒と再会する。十兵衛を心配した駒に請われ、駿河から美濃へ。十兵衛と会ってすぐに駿河に戻った。今川の先鋒で出陣した元康に於大の方の文を届ける。
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伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。東は常陸、西は薩摩へと芸を披露しながら旅して回り、京へ5年ぶりに戻って来た。松永久秀から十兵衛の話を聞いたり、尾張の信秀からは東庵に双六で勝ったとことを聞いたりしていて顔が広い。駒が武家の人に火事から救われ、母である先代の伊呂波太夫のもとへ連れられてきた時のことを覚えていた。織田信秀とも生前関わりがあり、尾張に弔い興行で滞在。帰蝶から金を積まれ傭兵を世話した。帰蝶から頼まれ、道三のために越前までの逃げ道を用意したが断られた。帰蝶の命令で明智家を越前へ連れて行き、朝倉義景に匿って欲しいと頼んでくれた。義景との会話から、近衛家の血縁の者で、関白の近衛前久とはおむつの世話をしていたこともあり仲が良い。
尾張
<<織田家>>
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織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。尾張に戦をしかけようとしていた三河の松平広忠を山中で暗殺。両親特に母からあまり好かれていないことに気づいていて、寂しさを抱えていたが、帰蝶から父・信秀の真意を聞いて笑顔を取り戻す。聖徳寺の会見で道三に気に入られ、良好な関係。道三の援軍を受け、今川軍を村木砦の戦いで破る。帰蝶の働きで、守護の斯波義統を殺した織田彦五郎を叔父の信光に殺させるよう仕向け、頼ってきた斯波義銀を擁して清須城に入り、さらに周辺の城も従わせる。信長の勢いは各地に伝わる。道三が高政と戦うと知り援軍に駆けつけたが、高政軍に阻まれ尾張へ帰る。信勝の重臣・柴田勝家から信勝の謀反の兆しを告げられ帰蝶の助言で直接会う。が、信勝が毒入りの水を自分に飲ませようとした事を知り激高。信勝に飲むよう迫り、結果殺すことになった。上洛して将軍・義輝に謁見し、尾張平定を報告。今川の尾張侵攻を阻止して欲しいと義輝に頼んだが、官位を授けるぐらいで何もしてくれない義輝にがっかりする。桶狭間で今川義元を討った。
- 帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。信長の正室。以前十兵衛が好きだった。信長を裏でプロデュースしている。守護・斯波氏を殺した織田彦五郎を叔父・信光に殺させるよう誘導した。一方で信長との盟約を切ろうとしている兄・高政を下ろし、弟・孫四郎に家督を継いで欲しいと考え、明智家に協力してもらうよう遠隔で孫四郎にけしかけていた。道三が高政の戦いで父が討死すると、伊呂波大夫に頼んで明智家を逃がすよう命じた。その後信長が義弟・信勝を討つよう仕向けた。十兵衛から今川の尾張侵攻阻止の策を聞き、信長の名で熱田に於大の方と水野を呼び出し工作をする。
- 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。かわいがっていた信勝を殺した信長を恨む。
- 奇妙丸(信忠):加藤矢紘さん…側室吉乃が産んだ信長の嫡男。桶狭間に向かう信長が突然帰蝶に預けた。
- 柴田勝家:安藤政信さん…信勝の重臣だが、美濃の高政、駿河の今川義元と通じる信勝が信長へ謀反の兆しがあるのを見逃せず、信長に報告する。
- 前田利家:入江甚儀さん…信長の家臣。
- 佐々成政:菅裕輔さん…信長の家臣。
- 佐久間右衛門尉信盛:金子ノブアキさん…織田家の家臣。第21回から登場。
- 毛利長秀:竹井亮介さん…織田家の家臣。
- 中条家忠:野添義弘さん…織田家の家臣。
- 簗田政綱:内田健司さん…織田家の家臣。
- 毛利新介:今井翼さん…織田家の家臣。
- 服部小平太:池田努さん…織田家の家臣。
- 佐々隼人正:内浦純一さん…織田家の家臣。
- 木下藤吉郎(のち秀吉):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。第13回から登場。三河と遠江の国境で文字を学びながら足止めをされていたところ、東庵と駒に会う。駿河で駒と再会し字を習いたいと懇願。信長の噂を聞いて今川に仕官するのをやめて尾張へ行った。信長の家臣となり、いまや百人組の頭。
京
- 松永久秀:吉田鋼太郎さん…三好長慶の家臣。堺の辻屋で十兵衛と会い、一緒に酒を飲む。商人には凄んだ物言いをするが、十兵衛には穏やかに話をしてくれた。十兵衛が鉄砲を手に入れられるよう計らった。伊平次を探しに来た十兵衛と三淵を通じて再会。三好長慶を襲撃する計画を知った十兵衛、藤孝、藤英に主君ともども救われる。十兵衛に救われたお礼の手紙を利政に送っていた。 現在は京で将軍よりも力を持っている。義景の使いで上洛した十兵衛と再会し、道三が信長に目をかけていたことを聞かされる。直接信長と会ってつかみきれない人柄に引かれていく。今は三好長慶に大和を任されている。
- 三好長慶:山路和弘さん…細川晴元の家臣で下剋上した。松永久秀の主君。襲撃されたところを十兵衛と藤孝・藤英兄弟に救われる。細川晴元との内紛に勝ち、京を支配する立場にまで上り詰め、将軍・義輝を近江に追いやる。将軍・義輝と和睦して5年ぶりに京に戻した。今や京や畿内を完全に掌握し、義輝を傀儡に追いやっていた。永禄7年死去。
- 三好義継:黒部弘康さん…三好長慶の息子。久秀の息子と将軍・義輝を討とうと計画している。
- 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。光秀に連れられ道三の妻・小見の方を診るため美濃に入る。尾張の織田信秀とも通じている。小見の方の症状が落ち着き、駒と共に帰京。その後、織田信秀に呼び出され尾張へ向かったが、死に目に間に合わなかった。今は駿河で太原雪斎を診ていた。雪斎が他界したことで情報を伏せるために臨済寺に軟禁されそのまま駿河に滞在。元康が駿河に戻ったら将棋をやろうと約束したがかなわなかった。現在は京に戻っている。
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駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ、家が火事となる。が、大きな手の武家の人に助け出され麒麟の話を聞く。東庵と一緒に美濃に入り、かつて火事から助けてくれたお武家様が美濃の人だとわかる。帰京している時に、京で負傷した十兵衛を手当てするために再び美濃へ行ったが、失恋を悟り帰京。伊呂波太夫の証言により、自分を火事から助けてくれたのが明智の家紋の布を持っていたと知る。東庵と駿河に入る。が、十兵衛が戦に巻き込まれてると知り、菊丸に三河と美濃の国境まで連れて行ってほしいと頼み美濃へ。越前までの逃亡に同行する途中、自分を助けた人が十兵衛の父と知る。越前に着くと安心して伊呂波大夫と駿河に戻る。今川義元の尾張侵攻に先鋒として行くことになった松平元康にお守り代わりの薬を渡し、生きて戻ると約束してもらったが叶わなかった。現在は東庵と共に京におり、かつて駿河の芳仁(ベンガルさん)に教えてもらった丸薬を作っている。伊呂波大夫について行った大和で覚慶(のちの足利義昭)を目撃する。
<<朝廷>>
- 正親町天皇:坂東玉三郎さん…第106代天皇。
- 近衛前久:本郷奏多さん…関白。
- 二条晴良:小藪千豊さん…二条家の当主。
<<足利将軍家>>
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足利義輝:向井理さん…第13代将軍。将軍の力を取り戻し、強い征夷大将軍になり、麒麟がくる平和な世をつくりたいと思っていた。三好と和睦して5年ぶりに京に戻ったが、実質権力がなくなっている。三好が京を支配する現状に投げやりになり、奉公衆らの還元も受け入れなくなっている。十兵衛と再会し、気持ちを新たにする。
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三淵藤英:谷原章介さん…将軍奉公衆。一度堺で十兵衛と会う。三好長慶襲撃計画を聞いた十兵衛から救出要請を受け、最初は拒否。話を聞いた義輝から救出命令が出て、弟・藤孝と共に救出へ向かった。諫言に耳を貸さない義輝に困り果てている。
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細川藤孝:眞島秀和さん…将軍奉公衆。三淵藤英の弟。本能寺前で警固している時に鉄砲を背負った十兵衛を不審に思い刀を抜く。兄の知り合いと分かり、鉄砲は持ち歩かないよう十兵衛にアドバイスした。三好長慶襲撃計画を聞いた十兵衛を追いかけ、兄・藤英と共に三好、松永を救出した。近江・坂本の宿で十兵衛と再会。織田と今川の和睦の仲介を将軍に頼みたいと考えていた十兵衛の手助けをする。越前に落ち延びた十兵衛らを預かって欲しいと義景に文を送ってくれていた。三好長慶が京を支配するようになり変わってしまった義輝の真意を聞くため、越前にいた十兵衛に京へ来て欲しいとお願いした。
- 一色藤長:上杉柊平さん…義輝のお側衆だったが、藤孝と一緒に次の将軍と見据えられた覚慶の警護にあたる。
大和
- 覚慶(足利義昭):滝藤賢一さん…室町幕府最後の将軍となる。興福寺の僧で、時々町に出ては民衆に食べ物を配って声をかけている。町の人気者。
三河
<<徳川家>>
- 徳川家康(竹千代/松平元信/松平元康):風間俊介さん…のちに徳川幕府を開く。以前、人質として尾張の熱田に幽閉されていた。自分を生んですぐ母・於大の方を離縁して刈屋に戻した父・広忠のことを嫌っていた。信長に自ら駿河へ人質に行くと申し出て、信長の兄・信広と人質交換された。雪斎がいた臨済寺で書物を読む毎日。今川義元のもとで元服。初陣も果たしていた。尾張侵攻の先鋒として出陣。今川の為に働いたが、扱いの悪さに憤慨。三河衆の桶狭間参陣しなかった。
- 松平広忠:浅利陽介さん…家康の父。信長に暗殺される。
- 於大の方:松本若菜さん…家康の母。家康を生んですぐ実家が織田へ味方したために、離縁され、刈屋へ戻されていた。家康と会っていない。信長の要請により元康に戦をやめるよう願う文を菊丸を通じて出す。
- 水野信元:横田栄司さん…於大の方の兄。織田家に味方している。
第23回のあらすじ
永禄7年(1564年)9月。三好長慶が河内の飯盛山城で死去。将軍・義輝が復権のために動き出し、京はまた混乱し始めた。
十兵衛は義輝に謁見し、尾張の信長に上洛を促し後ろ盾になってもらうことを提案。義輝に信長を連れてくると約束した。
尾張・小牧山城に行き信長に会った十兵衛だったが、信長は美濃攻めの最中で日々忙しく、十兵衛が持ってきた上洛を促す義輝の御内書に目も通せなかった。
信長は忙しい自分に代わって、百人組の頭となっていた木下藤吉郎に十兵衛の接待を任せた。
藤吉郎は、京で義輝を三好長慶の子・義継とその取り巻きが闇討ちするという噂を聞いたと十兵衛に話す。義輝は家臣たちの諫言も聞かず勝手気ままに振舞っていて、皆が困っているというのだ。
義輝の悪評を否定し激高する十兵衛。
しかし藤吉郎は闇討ちの準備はもう整っていると言い、近江の六角氏の関係者から聞いた確かな情報だとささやく。
しかも止めることが出来るのは松永久秀だけ。闇討ちを裏で指揮しているのが久秀だからと言う藤吉郎だった。
一方大和では、覚慶が相変わらず町の人々に施しをしていた。覚慶のことが気になっていた駒は、また後を追って話しかける。
覚慶には隙を見て襲ってくる男たちがいて、駒も一緒に追っ手から逃れた。
駒が人々の輪に溶け込んでいるうちに覚慶は、細川藤孝と一色藤長に勝手な行動をすることを諫められ、寺まで送り届けられたのだった。
駒は伊呂波太夫と合流。寺で好評になっていた丸薬を売らないか?と言われ、京に戻ることになった。
京に戻った駒は、盗賊に襲われ無一文になった東庵と再会。
伊呂波太夫から、寺から預かってきたお金をチラつかせながら丸薬を売ることを提案され、東庵は受け入れた。
駒たちと入れ替わるように久秀がいる大和の多聞山城へ到着した十兵衛。
久秀は義輝を支えるのに疲れたといい、久秀の息子も三好長慶の息子も、三好一族皆、義輝を排除しようとする動きが出ていることを明かした。
十兵衛は武士の棟梁は将軍だと将軍の正当性を主張したが、久秀は奥に控えていた細川藤孝を呼び出した。
藤孝は無念の極みと言って十兵衛に詫び、京では義輝を見限って幕府から離れていく者が絶えないと話した。
そして、次の将軍を助けるために京から出たと説明。
絶句する十兵衛だった。
京の義輝がいる二条御所へ駆け付けた十兵衛。
誰もいないがらんとした御所の中で義輝は全てを察し、静かに十兵衛に礼を言った。
季節の変わり目。夏の終わりにさしかかり秋が来たことに気付かなかったと寂しく話した義輝は、十兵衛に短い間だったがよく仕えてくれたと礼を言い越前に帰れと言う。
「欲を言えば、もそっと早うに会いたかった。遅かった!」と涙をこらえながら渾身の力を込めて本心を叫ぶ義輝。
義景には息災だと伝えるように言い「十兵衛、また会おう。」と別れの言葉を告げるのだった。
悲しさを抱えて越前に戻った十兵衛は、家族が平和に過ごしている様子を見た。
野心を持って京へ行ったが、夢破れ越前に戻って来たことを静かに受け入れ、家族がいる家が一番いいと感じる。義景にも野心を持たずこの国にじっとしておれと言われた。
正直な気持ちを打ち明ける十兵衛を、家が一番と思ってくれたことが嬉しいと受け入れる煕子。
美濃では織田と斎藤が戦っている。子供たちが大きくなったときに穏やかに過ごせる世の中になって欲しいというのだった。
永禄8年(1565年)5月。三好長慶の子・義継の軍勢が将軍・義輝のいる二条御所を襲った。
義輝の安否は?
越前にいる十兵衛はどうするのかーー??!!
…というお話でした。
佐々木秀吉、猿顔になってた
最初佐々木蔵之介さんが秀吉をやると聞いて、ええ!あんな男前が猿をやるの?と合わないんじゃないか?と心配していました。
が、信長に呼ばれてタタタターーと現れ顔を上げた瞬間。見事に猿顔になってました!
畳の上をバタバタと走ってくる姿は、『秀吉』の時の竹中直人さん演じる秀吉を踏襲してるなって思いました!
ただ、佐々木さんは竹中さんのような小柄じゃないんで、コミカルにはならずやっぱカッコよさが出てしまってましたけど、秀吉ってこういう愛嬌ある動きするよね!って感じでよかったです。
この藤吉郎がこれから十兵衛の最大のライバルになってくるんだから、楽しみです!
近江の六角氏の名前を出すところとか、人脈の広さをうかがえます!
信長の代わりを精一杯務めながらも、十兵衛が食いつきそうな情報をサラッと入れてくれる。
十兵衛にも役に立ちそうな情報を教えてくれるところが憎めないです!
タイプが違う二人がぶつかったー瞬をとらえたと感じた、いいシーンでした。
お見通しの義景
十兵衛を京に送る時も何やら意味ありげに送り出していましたけど、帰ってきてからも野心を持つなと釘を刺す義景が怖いですね!
ちゃんと約束通り、十兵衛の家族たちが暮らしていけるようお金を支援してたり、押さえるところは押さえてるのが抜け目がない!!
十兵衛自身は義景に仕えるつもりがないようだけど、家族の心は掴む。義景って人がカッコよく思えてきました。
ちゃんと十兵衛の野心も見抜いてたし、道三とは違ったタイプの恐ろしさがありますね!!
伝聞だけで義景自身の登場はなかったのが残念!!
ユースケ・サンタマリアさんの義景が見たかったです。
藤孝の変わり身
十兵衛を京に呼んだはずの藤孝自身が義輝を見限っていたのには驚きました。
あれだけこころ込めて支えていたのに、残念です。
やっぱり話を聞いてくれないとか、支えてるのに返ってくるものがないと寂しかったのかな?
もう尊敬できなくなったのかもしれないですね!!
今までトラブルになった時に、裏で調整とかしてきてたのかもしれない。
藤孝は大和に行ってましたけど、三淵なんて姿も見せてませんでしたね!!
もしかしたら、コロナのあれで3密を避けるために出演者を減らしてるだけなのかもしれないですが、義輝が一人、御所でがらんとした部屋に座ってる姿は哀れでした。
出ていく家臣を引き留めることも出来ない将軍。
確かにこれはもう去るしかないのかも…。
でも一人になっても幕府にこだわった義輝。悲劇が待ってるのが切ないです。
「もそっと早うに会いたかった。遅かった!」は強烈でした。
次回は?
次回はとうとう義輝が三好の息子に襲われるみたいです。
美しい将軍の最期となりそうです。
明智光秀が信長に会わせるのは義昭ですから、早く義輝には去ってもらわないといけないんですが、残念です。
ドラマの中の義昭は『麒麟がくる』話を出してたし、今見てる時点では義昭の将軍に希望が持てる感じなんですが…。
お坊さんをやってる義昭が、将軍になるまでの話を描くドラマは見たことないのでどんな話なのか楽しみです。
一体どんな経緯で将軍になるのかな??
とりあえずは次回、義輝の最期をしっかりと見たいと思います。
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本ページの情報は2020年9月時点のものです。
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以上、『麒麟がくる』第23回を観た感想でした。
各話の感想
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