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大河ドラマ 麒麟がくる 第39回「本願寺を叩け」の感想とネタバレあらすじ

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NHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。1月3日に第39回が放送されました。

 

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第38回の感想はこちら。↓

 

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おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん…美濃の国境にある明智家に生まれる。鉄砲を知り、堺で松永久秀、京で三淵藤英・細川藤孝兄弟と出会い誼を通じる。道三から家督を譲り受けた高政に同調する態度を取っていたが、高政が正室の子である弟の孫四郎と喜平次を殺害。十兵衛と光安は長良川の対決で道三側についたが、道三は討死。明智城で光安に家督と明智家の旗印を託され、左馬助、牧、煕子とともに落ち延びる。伊呂波太夫の導きで越前の朝倉義景に謁見。越前で匿ってもらった。義景の使いで京の義輝に謁見。将軍の頼りなさを目の当たりにし、道三に買われていた信長という人物に徐々に引かれていく。今川義元が尾張侵攻の先鋒に松平元康を据えると知り、左馬助を通じて、帰蝶に元康の母・於大の方と伯父の水野を使って戦をやめさせる作戦を伝えた。桶狭間の戦い直後の信長に会い、大きな可能性を感じる。越前に藤孝が来て将軍・義輝に会って欲しいと頼んできて京へ行ったが、力になれず越前に戻る。義輝討死の知らせを受け大和にいた久秀を責めた。細川と三淵から次の将軍と推されている覚慶を、将軍の器でないと判断。義景に報告。国の中がまとまっていない義景に見切りをつけて、信長に義昭を奉じて上洛するよう説得。応じた信長と武装なしで義昭を上洛させた。15代将軍となった義昭につき、幕臣となる。政所の摂津晴門に悩まされる。織田の朝倉攻めに従軍したが、浅井長政から挟み撃ちにあい、藤吉郎と共に殿を務めて信長を京へ逃がした。比叡山を味方につけた朝倉・浅井を倒すために覚恕に会って、対策を考え、帝に和睦の勅命をもらうよう信長の助言して成功。姉川の戦いで朝倉・浅井軍に勝利したのち、比叡山の僧兵たちや幕府を倒そうと考える。比叡山を焼討ちにした信長のやり方に疑問を持ち、自分の軍だけ女子供を逃がした。信長からは近江志賀の地を与えられ、坂本に城の築城。武田信玄をはじめ、朝倉浅井に上洛を促し信長討伐を目論む義昭に、信長から離れろと命じられ訣別した。

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。家族より先に美濃に戻った。家族が京に行っても美濃に留まる。

  • 明智左馬助(秀満)間宮祥太朗さん…光安の息子。第12回から登場父と一緒に道三に味方するために鶴山へ行ったが、父とともに敗走。明智城に戻り父の遺志を継ぎ十兵衛らと共に落ち延び越前へ。美濃へ行った後、十兵衛のいる京へ上った。

  • 岸:天野菜月さん…光秀の長女。荒木村重の息子に嫁いでいる。
  • たま芦田愛菜…光秀の二女。
  • 十五郎:石塚陸翔さん…光秀の嫡男。
  • 煕子:木村文乃さん…光秀の正室。十兵衛のやることに全て付いてきてくれる。
  • 常:生越千晴さん…明智家の侍女。
  • 木助:水野智則さん…明智家の家来。
  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣。
  • 斎藤利三:須賀貴匡さん…元稲葉一鉄の家臣。逃げてきて十兵衛の家臣となる。

<<織田家>>

  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。尾張に戦をしかけようとしていた三河の松平広忠を山中で暗殺。両親特に母からあまり好かれていないことに気づいていて、寂しさを抱えていたが、帰蝶から父・信秀の真意を聞いて笑顔を取り戻す。聖徳寺の会見で道三に気に入られ、良好な関係。道三の援軍を受け、今川軍を村木砦の戦いで破る。帰蝶の働きで、守護の斯波義統を殺した織田彦五郎を叔父の信光に殺させるよう仕向け、頼ってきた斯波義銀を擁して清須城に入り、さらに周辺の城も従わせる。信長の勢いは各地に伝わる。道三が高政と戦うと知り援軍に駆けつけたが、高政軍に阻まれ尾張へ帰る。信勝の重臣・柴田勝家から信勝の謀反の兆しを告げられ帰蝶の助言で直接会う。が、信勝が毒入りの水を自分に飲ませようとした事を知り激高。信勝に飲むよう迫り、結果殺すことになった。上洛して将軍・義輝に謁見し、尾張平定を報告。今川の尾張侵攻を阻止して欲しいと義輝に頼んだが、官位を授けるぐらいで何もしてくれない義輝にがっかりする。桶狭間で今川義元を討つ。後ろ盾になって上洛して欲しいという義輝の願いを聞き入れなかった。美濃から斎藤龍興を追い出し稲葉山城に入り岐阜城と名前を改めた。十兵衛の話に乗り義昭を奉じて上洛することにし、美濃へ招き入れる。義昭の頼りなさに不安を覚えたものの、十兵衛の言う通りに義昭を奉じて上洛を果たす。二条城普請で将軍の力を実感する。帝から若狭の武藤を討てという勅命をいただく。実際は越前朝倉を攻めに行ったが、浅井に挟み撃ちにされ、京に逃げ負ける。のちに朝倉・浅井に姉川の戦いで勝つ。朝倉・浅井に味方した比叡山を焼討ちにした。武田信玄の死で援軍が来なくなった義昭を捕らえて幕府を終わらせ、朝倉・浅井も滅ぼす。朝廷から権大納言右大将の位を授けられた。

  • 帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。信長の正室。以前十兵衛が好きだった。信長を裏でプロデュースしている。信長の子・奇妙丸を清須で9年育て、その奇妙丸と共に美濃の岐阜城に入った。
  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。かわいがっていた信勝を殺した信長を恨む。
  • 織田信忠(奇妙丸):井上瑞稀さん…側室吉乃が産んだ信長の嫡男。桶狭間に向かう信長が突然帰蝶に預けた。帰蝶と岐阜城にいる。信長に家督を譲られる。
  • 柴田権六勝家:安藤政信さん…信勝の重臣だったが、美濃の高政、駿河の今川義元と通じる信勝が信長へ謀反の兆しがあるのを見逃せず、信長に報告。今は忠実な織田家の家臣。農民出身の藤吉郎を武将と認めていない。
  • 前田利家:入江甚儀さん…信長の家臣。
  • 佐々成政:菅裕輔さん…信長の家臣
  • 佐久間右衛門尉信盛:金子ノブアキさん…織田家譜代の家臣。第21回から登場。
  • 羽柴秀吉(木下藤吉郎):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。第13回から登場。三河と遠江の国境で文字を学びながら足止めをされていたところ、東庵と駒に会う。駿河で駒と再会し字を習いたいと懇願。信長の噂を聞いて今川に仕官するのをやめて尾張へ行った。信長の家臣となり、いまや百人組の頭。信長の命に従い京で三好勢に情報で混乱させる。金ヶ崎の戦いでは、十兵衛と共に殿を務めた。その後数々の戦で活躍。出世して羽柴秀吉と名を変える。
  • 細川藤孝:眞島秀和さん…幕臣として十兵衛と一緒に働いていたが、義昭不利と見て信長に味方する。

<その他>

  • 伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。東は常陸、西は薩摩へと芸を披露しながら旅して回り、京へ5年ぶりに戻って来た。松永久秀から十兵衛の話を聞いたり、尾張の信秀からは東庵に双六で勝ったとことを聞いたりしていて顔が広い。駒が武家の人に火事から救われ、母である先代の伊呂波太夫のもとへ連れられてきた時のことを覚えていた。織田信秀とも生前関わりがあり、尾張に弔い興行で滞在。帰蝶から金を積まれ傭兵を世話した。帰蝶から頼まれ、道三のために越前までの逃げ道を用意したが断られた。帰蝶の命令で明智家を越前へ連れて行き、朝倉義景に匿って欲しいと頼んでくれた。義景との会話から、近衛家の血縁の者で、関白の近衛前久とはおむつの世話をしていたこともあり仲が良い。有力な大名から公家まで顔が広く、お金次第で人と人とを結びつける役をしている。

 

美濃

  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん…美濃三人衆の一人。高政の死後息子の龍興に見切りをつけ、信長に従っている。

大和

  • 松永久秀:吉田鋼太郎さん…三好長慶の元家臣。堺の辻屋で十兵衛と会い、一緒に酒を飲む。商人には凄んだ物言いをするが、十兵衛には穏やかに話をしてくれた。十兵衛が鉄砲を手に入れられるよう計らった。伊平次を探しに来た十兵衛と三淵を通じて再会。三好長慶を襲撃する計画を知った十兵衛、藤孝、藤英に主君ともども救われる。十兵衛に救われたお礼の手紙を利政に送っていた。 現在は京で将軍よりも力を持っている。義景の使いで上洛した十兵衛と再会し、道三が信長に目をかけていたことを聞かされる。直接信長と会ってつかみきれない人柄に引かれていく。京を治めていた三好長慶に大和を任されていた。息子と三好義継が義輝を討つのを止められなかった。覚慶が大和から脱出する手助けをする。三好の息子らと大和でぶつかったことが認められ、信長に受け入れられた筒井順慶と対立。筒井に味方する幕府から出て行き信長からも離れたが、多聞山城明け渡し信長に許され戻ってきた。
  • 筒井順慶:駿河太郎さん…大和土着の豪族。元興福寺の衆徒。松永久秀と対立。

 

  • 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。光秀に連れられ道三の妻・小見の方を診るため美濃に入る。尾張の織田信秀とも通じている。小見の方の症状が落ち着き、駒と共に帰京。その後、織田信秀に呼び出され尾張へ向かったが、死に目に間に合わなかった。一時期駿河で太原雪斎を診ていたが、雪斎が他界したことで臨済寺に軟禁されしばらく駿河に滞在。現在は京に戻っている。伊呂波太夫に銭を見せられ、駒が作る丸薬の商売を了承する。正親町天皇や藤吉郎の母・なかも診ている。
  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ家が火事となり、大きな手の武家の人に助け出され麒麟の話を聞く。東庵と駿河にいた時、十兵衛が戦に巻き込まれてると知り、菊丸に三河と美濃の国境まで連れて行ってほしいと頼み美濃へ。越前までの逃亡に同行する途中、自分を助けた人が十兵衛の父と知る。京に戻り、かつて駿河で芳仁(ベンガルさん)に教えてもらった丸薬を作っている。伊呂波大夫について行った大和で覚慶(のちの足利義昭)と出会う。伊呂波大夫の仲介で、寺に丸薬を売る商売をはじめ、堺の商人・今井宗久にも、三好勢への手助けをしないことと、義昭と信長に武装させずに上洛させることを条件に取引をはじめた。将軍となった義昭と親しく会うようになり、義昭が建てようとしている貧しい人たちや病気の人たちを救う施設の資金を稼ぐため、丸薬づくりに一層取り組んでいる。義昭にとっての癒しの存在。今でも密かに十兵衛を助けている。

<<朝廷>>

  • 正親町天皇:坂東玉三郎さん…第106代天皇。
  • 誠仁親王:加藤清史郎さん…正親町天皇が譲位しようとしている東宮。信長を信頼している。
  • 近衛前久:本郷奏多さん…関白だった。近衛家で一緒に暮らしたことのある伊呂波大夫と仲が良い。義栄を将軍に推挙したことで追われる身に。十兵衛に幕府が本来の役目である帝を守ることもせず私利私欲に走ってると苦言を呈する。丹波にいる。
  • 三条西実澄:石橋蓮司さん…大納言。伊呂波太夫から頼まれ、正親町天皇と十兵衛を引き合わせる。
  • 二条晴良:小藪千豊さん…関白。二条家の当主。幕府が倒れ力を失いかけ、帝の譲位を早めて生き残りにかける。

  • 今井宗久:陣内孝則さん…堺の商人。駒の要求に応じ、信長に武装せずに上洛する事を条件を出し、三好から手を引いた。十兵衛と畿内の大名との引き合わせをしてくれる。

大坂

  • 本願寺顕如:武田幸三さん…本願寺宗主。本願寺の地を明け渡せという信長に門徒と共に抗う。

 

三河

<<徳川家>>

  • 徳川家康(竹千代):風間俊介さん…のちに徳川幕府を開く。幼少期(岩田琉聖くん)。竹千代。人質として尾張の熱田に幽閉されていた。自分を生んですぐ母・於大の方を離縁して刈屋に戻した父・広忠のことを嫌っていた。信長に自ら駿河へ人質に行くと申し出て、信長の兄・信広と人質交換された。桶狭間の戦いでは今川軍に従軍していたが、今川軍の扱いに憤慨。動かなかった。金ヶ崎の戦いでは織田勢として戦に参加。その後織田から援軍を受け三方ヶ原で武田信玄と戦し、大敗する。
  • 築山殿:小野ゆり子さん…家康の正室。

 

  • 菊丸:岡村隆史さん…三河の忍び。かつて美濃にいたこともあり、駒たちと十兵衛を助けたこともあった。のち、今川に人質に行った家康について駿河にも潜伏していたこともあり、明智家が越前に逃げ延びるのを駒と共に手助けをした。三河周りの情報を十兵衛に知らせてくれる。

 

第39回のあらすじ

天正三年(1575年)。

将軍足利義昭を追放した織田信長は畿内の掌握を始める。

しかし本願寺の顕如と一向門徒たちの抵抗を受け、5年が過ぎていた。

朝廷から「権大納言 右大将」という武士としては異例の高い位を授けられた信長は、岐阜に戻って次の戦の準備にとりかかっていた。

そこへ、三条西実澄が岐阜城を訪ねてきて「京には京の理がある。」と忠告。任官の挨拶もせず京を離れたことに苦言を呈し、もっと京にいて朝廷のしきたりに従って欲しいと言ってきた。

信長は話を聞き入れるように見せかけ、帝に献上した蘭奢待が敵対する毛利に渡ったことをチクリ。家督を嫡男の信忠に譲って、京での仕儀万端を任せるというのだった。

さらに近江の国・安土に城を築き始め政の中心を移し「天下布武」の旗印のもと、信長の目指す世は大詰めを迎えていた。

 

本願寺の南に位置する天王寺砦を拠点に、織田軍は本願寺と熾烈な戦いを続けていたなか、本願寺攻めの総大将である原田直政が討ち死にした。

敵は1万3000、鉄砲は1000丁持っていた。織田軍は戦意を失い、天王寺砦を動けずに籠城するしかなかった。

丹波の攻略を続けながら参陣していた十兵衛は、腕にけがを負っていた。

そこへ信長が現れ、討ち死にした原田の家臣の中に一向門徒がいると疑って「気合が足りぬ。」と殴る蹴るの大暴れ。十兵衛と佐久間がかばっても、本気が見えないと怒りが収まらない。

さらに「今すぐ打って出よ。」と佐久間と松永に出陣を強いる。

「皆疲れておりまする。」と十兵衛が止めても聞かず、甲冑も着けず紀州雑賀の鉄砲衆もいる敵の前に自ら出て行った。

秀吉が盾を持って守っていたが何発か銃撃を受けると逃げてしまい、足を撃たれてしまった。

十兵衛が信長に覆いかぶさるようにしてかばい、避難させたのも束の間。今度は十兵衛が松永の目の前で倒れてしまった。

医者に「仏罰」と言ってろくに診てもらえなかった十兵衛は、伝吾と利三によって煕子とたまが待つ京の館まで運ばれた。

取り乱した煕子は草履も履かずに一心に町を走り東庵に助けを求め、館まで来てもらった。

「医者として手を尽くすがあとは神仏がお加護くださるよう…」という東庵の言葉に、煕子は一人雨が降る中神社で祈り続け、倒れてしまう。

そこへ迎えに来た駒が駆けつけ、十兵衛の容態が落ち着いたことを知らされ安心するのだった。

十兵衛が倒れたと聞いて嫁ぎ先から戻ってきた岸と、たまと煕子が看護を続け十兵衛は目覚めた。

 

十兵衛の回復を聞きつけた信長が、秀吉と共に館を訪問。

信長は、本願寺に物資を運んでいた毛利水軍の水路を断てば、本願寺を叩けると嬉々として語る。

そして、本願寺攻めで亡くなった原田が勤めていた大和の守護の代わりに、筒井順慶を据えると言ってきた。

十兵衛は、それでは松永久秀が立場がなくなり、戦の火種をまき散らすと言い返した。

そこへ、たまが茶菓子を持って現れるとたまの美貌を見た信長が今築いている安土城へ招待し、嫁ぎ先をさがしてやるとも言ってきた。

機嫌よく話す信長に十兵衛は警戒。大和の守護を筒井に任せる案は押し切られた。

 

同じ頃。

三河では、徳川家康が、甲斐・武田信玄の子・勝頼の動きに目を光らせていた。

正室・築山殿は信長が三河の事を気にかけてくれないことを不満に思っており、嫡男・信康の正室である信長の娘・徳姫のことも疎ましく思っていた。

そんななか、徳姫が女の子を出産。徳姫と不仲であった築山殿はますます徳姫を疎ましく思うのだった。

家康は菊丸を呼び出し、京の様子を聞く。菊丸は譜代の家臣と新参と家臣とでは意気込みが違い、家中一体ではないと報告。

家康は、信長が徳川をどう見ているかと質問。

菊丸は、安土城のことで頭がいっぱいで、三河のことは忘れている。信頼できるのは明智だというのだった。

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京の光秀の館では、十兵衛の回復とは逆に、今度は煕子が胸の病で伏せるようになっていた。

駒と左馬助が、伊呂波太夫い闘病平癒を願った舞を披露してもらうようにお願いし、踊り手を館まで派遣してくれていた。

祭りのような賑やかさに喜ぶ煕子。左馬助も岸もたまも伝吾も皆一緒になって盛り上げ、大いに楽しんだ。

夜。

祭りの余韻に浸っていた煕子と語らう十兵衛。

十兵衛は、プロポーズした時に煕子からもらった温石を差し出して喜ばせる。煕子は、子供達と一緒に過ごした越前での暮らしの思い出話をした。

煕子は越前に逃げ延びた時に駒から教えてもらった「麒麟」の話をし始める。

「私は、麒麟を呼ぶ者が十兵衛様、あなたであったなら…。ずっとそう思っておりました。」と語る。

煕子は戦がなくなった世を願いながら、十兵衛の腕の中で眠るのだった。

天正4年秋。光秀の妻・煕子はその生涯を閉じた。

 

…というお話でした。

 

本願寺攻めで追い込まれる

本願寺との戦いは、これまでの大河ドラマでも描かれていました。

 『軍師官兵衛』では、この本願寺との戦いで追い詰められた田中哲司さん演じる荒木村重が精神を病み、信長についていけなくなってのちのち謀反を起こすきっかけにもなっていました。

今回の話では、信長が自ら砦にやって来て、疲弊した部下たちに攻めよと命じ続ける姿は見てて腹が立ちました。

でも、信長が甲冑も着けず一人で出て行って鉄砲で撃たれたのに、誰も付いてきてくれずにショックを受けるのも描かれていて、強気に見えてたけど信長も孤独ですね…。

信長が戦死した原田の家臣を蹴り上げるのを他の家臣たちに見せて、鼓舞しようとしたんだろうけど、皆呆れるばかりで誰も心からついてきてくれない。

菊丸も分析していましたが、今回の話は、織田軍の家臣たちのほころびを丁寧に描かれていて、誰が謀反を起こしてもおかしくない状態になっていくのがよく分かりました。

光秀だけが身を挺して信長を銃撃から守ろうとしてましたが、味方が光秀だけってのがかわいそうでした。

 

いつの間にか秀吉になってる

前々回まで佐々木蔵之介さん演じる藤吉郎。

木下藤吉郎という名前だったんですが、今回から「羽柴秀吉」に名前が変わってました。

何も語られていませんが、もうこの頃は城持ちにもなってるでしょうし、知らぬ間にかなりの出世を果たしているはずです。

これは明智光秀が主人公のドラマなので秀吉の出世があまり描かれていません。しっかり見とかないと、秀吉の動きが分かりません。

秀吉と光秀がライバルだと思っていましたが、『麒麟がくる』を見ていると、それは秀吉からの見方で、光秀の方は秀吉のことをそんなに気にしてなかったような気がしてきます。

秀吉と名前が変わって同じ城持ち大名になった今、光秀の方も秀吉をライバル視していくのかも??

今のところ、気にしてる素振りが見えませんが…。

もし全然気にしていないまま山崎の戦いまで行くなら、光秀は秀吉の力を甘く見過ぎてたってことになりますね!!

もしかしたら山崎の戦いも、相手が秀吉と気づかぬまま山の中で死んでいくのかもしれない。

ま、さすがにそれはないか。

 

全く光秀がノーマークのなか、静かに出世していく秀吉。

不気味な感じがします。

 

煕子の死

今回は本願寺の戦いの悲惨さもよく分かる話でしたが、メインは光秀の妻・煕子の死でした。

どんな時も明るく、十兵衛が何をしても付いてきてくれた妻の煕子さん。

でもさすがに、夫の十兵衛が死ぬかもしれない!となると冷静ではいられず、東庵先生を強引に館まで引っ張って行っていました。しかも裸足で。

こんなに強い意思表明をしていた煕子さんは初めて見たので驚きました。

でもなんだか必死過ぎて怖いなと思ってたら、お百度詣りした後倒れて、十兵衛が回復したのを見届けた後に病気になって亡くなってしまいました。

もう楽しそうな笑顔とか、娘たちに十兵衛の看護を任せてお祈りしに行くとか、もしかしてもしかして…と怖がりながら見てたら、本当に亡くなってショックでした。

もうちょっと生きている人だと思ってたのに、こんなに早くに亡くなるなんて!!

不意打ちでショックが大きいです。

嫡男さんもまだ幼いし、たまはよそに嫁にやられそうだし、明智家これから大変になりそう…。

煕子さんの死で明智家が混乱していくのが目に見える。美濃から牧さんが来てくれるのかな?

来週からどうなっちゃうんだろう…。

煕子さんの死でかなり不安を覚えてしまいました。

 

築山殿が憎らしい

2017年の大河ドラマ『おんな城主直虎』では、菜々緒さんが演じた家康の正室築山殿。

『麒麟がくる』では小野ゆり子さんが演じておられました。

信長の娘・徳姫を、信長との仲を取り持たないし、産んだ子供は女の子だし「どこまでも役に立たぬ嫁御じゃ。」とバッサリ言い放つ姿は憎らしかったです。

ほんの数分の出演でめちゃくちゃ印象に残ってます!!

菜々緒さんのおかげで私の中で悲劇の女というイメージだった築山殿ですが、『麒麟がくる』で、怖い女の印象がついてしまいました。

 

松永久秀がかわいそう

本願寺の戦いで、大和の守護だった原田直政が戦死。

信長は、次の大和の守護に筒井順慶を選んでいました。

一度信長の元から離れても、また信長を信じて付いてきてくれた松永久秀。

それを簡単に裏切って、また筒井順慶に味方してしまう信長。これには腹が立ちました。

前は義昭が命令してきて順慶の味方をしてるとか言ってましたけど、今度は自分の意思で筒井順慶を選んでましたね!

家柄とか昔ながらとか、自分だってそれで朝倉や幕府に散々苦しめられたのに、同じ理由で久秀より順慶を選ぶなんて!!

ちょっと信じられなかったです。

もうこれはダメです!

松永久秀が謀反に向かう気持ちもよく分かります。

 

次回は、その久秀の謀反の話になるようです。信貴山城の爆死も描かれると思います。

予告では、その久秀の謀反で信長と十兵衛の仲にも亀裂が入ることになると言ってました。

どういうことでしょう??

久秀が何かを言い残すんでしょうか?

十兵衛が信長に嘘をつくということですが、どういうことでしょう?

のちの本能寺の変につながることにもなるんでしょうか?

次回の話が、今後に大きな影響を及ぼす重要な話になるのかも???

今からとても楽しみです!!!

 

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以上、『麒麟がくる』第39回を観た感想でした。

次回・第40回は「松永久秀の平蜘蛛」です。

 

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各話の感想

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