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大河ドラマ 麒麟がくる 第13回「帰蝶のはかりごと」を観た感想とあらすじ

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毎週日曜夜8時からNHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。4月12日に第13回が放送されました。

 

 

前回の第12回「十兵衛の嫁」は、利政が美濃の国衆たちに土岐につくか、利政につくかの決断を迫る。表面上は皆利政につくと見せていたが、高政が土岐を守るため利政と戦うと十兵衛に密かに明かし、協力を頼んできた。

 

 …というところで終わりました。

 

第12回の感想はこちら↓

 

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おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん美濃の国境にある明智家に生まれる。野盗との戦いで鉄砲を知り、堺で松永久秀の計らいで鉄砲を入手した。鉄砲を研究するために再び上京し、刀鍛冶の伊平次から三好長慶襲撃計画を聞き、藤英・藤孝兄弟と共に救出。利政が織田信秀から大柿城を奪回したと聞き美濃に戻る。美濃と尾張の盟約のために、尾張まで行って信長の姿を確認。帰蝶に信長の結婚をすすめた。天文19年夏に、信長・帰蝶夫婦に頼まれ、土岐頼芸に文を書いてもらい、京から近江へ落ち延びていた将軍・足利義輝のもとへ行き、織田と今川の和睦の仲介をしてもらう。天文20年妻木煕子と結婚。

美濃

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。光秀に、明智家は土岐源氏の血筋と教える。怪我を負った十兵衛を手当てしてくれた駒に、夫の形見の桔梗紋が入った扇を贈っていた。
  • 明智光安:西村まさ彦さん…光秀の叔父。利政に反抗的な態度を取る十兵衛にひやひやしている。利政に従順。十兵衛と煕子の結婚を牧と一緒に涙を流して喜んだ。
  • 明智左馬助(秀満):間宮祥太朗さん…光安の息子。第12回から登場。
  • 妻木煕子:木村文乃さん…幼い頃に十兵衛からプロポーズされており、のち鷹狩りで妻木に来た十兵衛から正式にプロポーズを受け、第12回で結婚した。
  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣。関の刀鍛冶と親しい。以前近くに住んでいた伊平次が、関の鍛冶屋から近江の国友村へ移り、鉄砲の修理をしていると十兵衛に伝える。
  • 与八:鈴木信二さん…十兵衛の家臣。
  • 佐助:植木祥平さん…十兵衛の家臣。

<<斎藤家>>

  • 斎藤道三(利政):本木雅弘さん…美濃の守護代。損得勘定で物を見るところがあり、ケチだと光秀に思われている。守護の土岐家と未だ折り合いが良くない。織田信秀から和睦として、信秀の嫡男・信長と帰蝶との結婚を申し出された。十兵衛に、結婚を嫌がる帰蝶の説得を命令する。周りの領主を力で押さえているだけだと思われていたが、国を豊かにしたいという思いを十兵衛に明かす。十兵衛への無茶ぶりが多い。織田信秀が亡くなったことで美濃にも今川の手が伸びてくると考え、美濃の国衆の前で危機感をあおるために、土岐頼芸に命を狙われたという芝居をしかけた。信秀の次に家督を継いだ信長に会いたいと考えている。
  • 深芳野:南果歩さん…道三の側室。元は美濃の守護・土岐頼芸の愛妾だった。頼芸の子と信じる息子・高政を度々叱るが抑えきれていない。
  • 斎藤義龍(高政):伊藤英明さん…道三の長男。光秀とは幼い頃一緒に学んだ仲。嫡男だが、道三の側室・深芳野の子であることに引け目を感じている。母が土岐頼芸の元愛妾だったこともあり、自分を頼芸の子だと思っている。近い将来父に代わって美濃を治めたいと考えており、十兵衛に協力をお願いした。土岐頼芸と国衆たちの支持を受けようとし、父が推し進める尾張の織田信秀との和睦を潰したいと考えたが、十兵衛が帰蝶を説得したことにより失敗した。今川と織田の和議を将軍家へ仲介をお願いする文を土岐頼芸に書いてもらうよう、十兵衛に仲立ちを頼まれる。逆に頼芸からあることを突き付けられる。利政が土岐頼芸と戦をすると宣言したことで、十兵衛に頼芸を守るから協力して欲しいと頼む。稲葉らとともに利政と戦する為、鷺山に陣を構えると頼芸に報告したが…。

 

<その他>

  • 菊丸:岡村隆史さん…三河出身の農民。竹千代の母・於大の方に竹千代を守るよう頼まれていた忍びだった。第11・12・13回と登場しない。
  • 伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。東は常陸、西は薩摩へと芸を披露しながら旅して回り、京へ5年ぶりに戻って来た。松永久秀から十兵衛の話を聞いたり、尾張の信秀からは東庵に双六で勝ったとことを聞いたりしていて顔が広い。駒が武家の人に火事から救われ、母である先代の伊呂波太夫のもとへ連れられてきた時のことを覚えていた。駒のことを妹としてかわいがっていた。尾張の織田信秀とも生前関わりがあり、傭兵を世話する事もあった。弔い興行をするために尾張に滞在中、帰蝶に呼び出される。

 

<<土岐家>>

  • 土岐頼芸:尾美としのりさん…美濃の守護。道三の操り人形になることを知って守護を引き受けるが、高政を利用して利政の力をそごうと考えている。かわいがっていた鷹を皆利政に殺され、命を危険を感じ美濃から逃げた。
  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん…美濃三人衆の一人。土岐頼芸の家臣だったが、のちに道三の家臣となる。

 

尾張

<<織田家>>

  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。うつけという噂があり、帰蝶が嫁ぐのをためらっていたが、嫁いだ後、実際に会ってみて好印象を抱く。今川義元にけしかけられ、尾張に戦をしかけようとしていた三河の松平広忠を山中で暗殺する。両親特に母からあまり好かれていないことに気づいていて、寂しさを抱えている。父・信秀が信勝に末盛城を任せると言ったことで、信勝を推す母・土田御前のいいなりだと失望したが、帰蝶から信秀の真意を聞かされ笑顔を取り戻す。
  • 帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。元夫の頼純を父・利政に毒殺された過去から、尾張の信長との結婚を嫌がっていた。十兵衛に尾張まで信長を見に行ってもらい、尾張行きをすすめられ嫁いだ。祝言の日に信長にすっぽかされたが、信長の人柄に惹かれている様子。父・利政が今川に攻められている織田に援軍を送ってこないことに危機を感じていたが、十兵衛が動いてくれたことで解決。京にいる東庵を呼び出すことを条件に、信秀の遺言で失望した信長に代わり、信秀の真意を聞き出した。
  • 織田信勝:木村了さん…信長の弟。母・土田御前に似て色白で心広い。母から信長より織田を継ぐのにふさわしいと思われている。しかし竹千代からは将棋が弱いと思われ、手加減されていることに気づいていない。父・信秀亡き後の末盛城を引き継ぐ。
  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。信勝の方に愛情がある様子。
  • 藤吉郎(のち秀吉):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。第13回から登場。これからは今川の世の中になると読み、駿河のもとへ行こうと三河と遠江の国境で文字を学びながら足止めをされていたところ、同じく駿河に向かっていた東庵と駒に会う。

 

  • 織田信秀:高橋克典さん…織田家の当主。道三のライバル。今川との戦いで肩を負傷。治りが悪いことを東庵に見抜かれる。美濃の利政、駿河の今川義元、身内の清須城の織田彦五郎そして自身の体調といくつかの不安を抱えている。利政との和睦の条件として、嫡男・信長と利政の娘・帰蝶の結婚を申し出、帰蝶を大歓迎。いつ利政から同盟を破られるかハラハラしている。自身の命が長くないと悟り、自身が守る末盛城を信勝に譲り、信頼する家臣・佐久間、柴田をつける。信長には尾張の守護・斯波氏に近い那古野城をそのまま治めるよう言い渡し、信長を失望させる。最後に東庵と双六がしたいと言い出す。帰蝶に信長への気持ちを告白する代わりに東庵を尾張に呼んでもらったが、東庵が到着した日に亡くなった。
  • 平手政秀:上杉祥三さん…織田家の家臣。信長に抵抗する清須の織田彦三郎を説得するために自らの腹を斬り自害した。

 

駿河

  • 今川義元:片岡愛之助さん…東海最強の戦国大名。三河から織田勢を追い出そうとしている。竹千代を信広を人質交換。竹千代を駿河にこさせた。三河を守る戦をすると竹千代に宣言。将軍・足利義輝の和睦の仲介により織田と和睦を結ぶ。
  • 太原雪斎:伊吹吾郎さん…義元の軍師。

 

  • 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。光秀に連れられ道三の妻・小見の方を診るため美濃に入る。尾張の織田信秀とも通じている。小見の方の症状が落ち着き、駒と共に帰京。その後、織田信秀に呼び出され尾張へ向かったが、死に目に間に合わなかった。次に伊呂波太夫から紹介を受けた駿河の商人の息子を診るために、駒と向かっている。
  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ、家が火事となる。が、大きな手の武家の人に助け出され麒麟の話を聞く。東庵と一緒に美濃に入り、かつて火事から助けてくれたお武家様が美濃の人だとわかる。帰京している時に、京で負傷した十兵衛を手当てするために再び美濃へ行ったが、失恋を悟り帰京。伊呂波太夫の証言により、自分を火事から助けてくれたのが明智の家紋の布を持っていたと知り、確かめるために美濃へ行こうとしたが十兵衛が結婚したと聞いてやめる。駿河に行くことになった東庵についていく。

 

第13回のあらすじ

天文21年(1552年)。

十兵衛は父や叔父の代から恩のある利政と、土岐を守るために利政と戦うと言う高政の間で揺れ動き悩んでいることを誰にも言えず、結婚したばかりの妻・煕子を心配させていた。

悩んだ末、鉄砲のことで話があると嘘をつき利政への謁見を取り付け、土岐家と何故戦うのか?国衆が美濃を二分して戦うことになる。同じ美濃の中で敵味方に分かれて戦いたくないと訴えた。

利政は、頼芸が自分の命を狙ってきたというのは、実は美濃の国衆に、いつまでも守護に頼っている時ではないと分からせるために打った芝居と明かす。そして本当は戦をするつもりでない。頼芸に穏やかに美濃を去ってもらうつもりだと言う。

利政は、逆に十兵衛の様子から高政が土岐に味方すると知り、そして既に手は打ってあると言うのだった。

 

後日。頼芸が鷹狩りの準備をしていると、頼芸がかわいがっていた鷹が皆殺されているのが発見される。

畏れおののいていたところに、高政が稲葉らと共に利政と戦する為に頼芸がいる鷺山に陣を構えると報告。このことがより恐怖をあおり、頼芸は近江の六角氏を頼り、美濃を出て行った。

激高した高政は利政に食って掛かり、そんな高政の様子に呆れた利政は家督を譲るのはまだだと言った。

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一方、織田信秀を亡くした信長が、身内から戦をしかけられ戦っていた。

 

利政は、織田彦五郎にまた同盟を組んで信長を討つよう誘われており、信秀との同盟を続けるかどうかは、信長に会ってから。と考え、尾張の帰蝶宛てに信長に会いたいと文を出す。

信長は命の危険を感じて会見を嫌がった。が、帰蝶は同盟が続かなかれば美濃に帰らなければいけないと信長に迫る。

そして帰蝶は、信秀の弔い興行にきていた伊呂波太夫の存在にあることを思いつき、動き出した。

 

…というお話でした。

 

煕子さん存在薄い

前回、十兵衛と結婚した煕子さん。

もうちょっと大きく取り上げるのかと期待してたんですけど、祝言の様子もまさかの光安の話にかぶせての回想シーンで終わってしまったし、今回も二人が仲良く話様子もなく、ただただ十兵衛を見守ってるだけ。

これから存在感を増してくるのかな?

せっかく木村文乃さんがもったいない気がします。

信長の家臣になるまでの光秀をゆっくり描いている割には、こういう夫婦の話が今のところ出てこない。

煕子さんの登場を期待していたので、拍子抜けです。

 

頼芸が気の毒

前回、土岐頼芸が鷹を使って利政を殺そうとしてきた。と危機感をあおって終わってました。

が、美濃の国衆に危険が迫ってるのを分からせるために芝居していたと利政が明かしていました。

え?じゃあ頼芸は鷹を使って利政を殺そうとしてなかったってことですか??

そういえば、前回鷹を運んできた鷹匠を生かしていたし、全部芝居だったってこと?

でも、若い家臣は本当に亡くなってましたよね??

 

今回は頼芸が飼っていた鷹たちが皆殺されていて、吊り下げられていた描写が怖かったです。

美濃から出て行かせるためには、心の底から利政を怖がらせないといけないから、なんでしょうが、それにしても怖すぎました。

 

土岐頼芸はこのままもう登場しないのでしょうか?

尾美としのりさんが好きで、登場を楽しみにしてたんで残念です…。

 

帰蝶の存在が大きくなってきた

『麒麟がくる』のヒロインは帰蝶。って聞いてて、なんで奥さんでもないのにヒロイン?と謎に思ってました。

前回は、信秀の本音を聞き出して信長に伝える。今回は自分自身の生き残りもかけて父の利政に戦をしかける。

と、本来なら信長とか利政といった男だけが物語を動かしているということになるはずが、裏で帰蝶が男たちの関係が上手くいくよう動かしている。

そう来たか!帰蝶が全て関わってるという話にするのか~!!と、帰蝶がヒロインという謎の意味が分かってきました。

 

だから帰蝶役がこんだけ話題になったのか!と今さらながら納得した私です。

伊呂波太夫に対しての偉そうな態度がよかったですね~!!

沢尻エリカさんも同じ演技したのかなぁ?と、どうしても思ってしまいます!

尾張ってそんなにお金持ちなの??ってビックリしました。

 

前回辺りから、帰蝶の存在が大きくなってきました!

十兵衛に将軍のところへ行かせるよう迫ったり、信秀に東庵を呼ぶのを交換条件にして信長への本音を聞き出したり、利政が喜ぶって言って、自分の言いなりに信長を動かそうとしたり…。

男たちをみんな思うまま転がしてます。

 

これは美貌を持った人じゃないと似合わない役だな。

 

尾野真千子さんの表情がよかった!

帰蝶だけじゃなくて、今回は伊呂波太夫もよかったです。

帰蝶に嫌な態度取られてる伊呂波太夫。尾野真千子さんの表情がよかったです!

 

何回も断ってるのに、有無も言わせない帰蝶の高慢な態度に、何も言い返せない伊呂波太夫。

従うしかない。負けの表情が何とも言えず素晴らしかったです!!

 

この伊呂波太夫の表情が、より帰蝶の高慢さを引き立たせてましたよね~。

女同士のバチバチの駆け引きのシーン。たまらなかったです!!

 

尾野真千子さんって、本当に演技が上手ですよね!!

今回のを見て、前から好きでしたけどもっと好きになりました。

 

秀吉初登場!

尾張を出て駿河に向かった東庵先生と駒ちゃんが、三河と遠江の国境で待ってる時に、同じように尾張から今川領に入ろうとしていた藤吉郎、のちの秀吉と遭遇していました。

出世欲が強く、商売の傍ら文字を読もうと勉強している。

自分のところの領主の信長のことは頼りないと言って、今川につこうとしてました。

この秀吉がどう気が変わって信長につこうとするのかが気になります。

 

藤吉郎役はあのイケメンの佐々木蔵之介さん。

佐々木蔵之介さんじゃちょっと男前過ぎて、私には違和感がありました。

光秀役の長谷川博己さんのライバルとしてはまぁ、佐々木さんでちょうどいいのかもしれないですが…。

佐々木さんは『風林火山』では真田幸隆役でしたよ!そんな人が秀吉か…。

どんな感じの秀吉になっていくのか、今回の初登場ではかなりの違和感でしたけど、この違和感がなくなっていくのかなぁ…??

 

しっかりと見ていきたいと思います!!

 

信長と利政の会見は次回へ

楽しみにしていた信長と利政の会見は次回になりました。

帰蝶の計画は上手くいくのか??

早く見たいです!

 

あと、第11,12,13回と登場がなかった菊丸が駒ちゃんと会ってるシーンが予告にありました。

駒ちゃんは駿河に行こうとしてたし、やっぱり再会の場所は竹千代がいる駿河だと思われます。

 

次回は第14回「聖徳寺の会見」。

信長・利政の会見と、菊丸と駒ちゃんの再会があります!

2つとも楽しみです!!

 

以上、『麒麟がくる』第13回を観た感想でした。

 

 

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各話の感想

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