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大河ドラマ 麒麟がくる 第10回「ひとりぼっちの若君」を観た感想とネタバレあらすじ

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毎週日曜夜8時からNHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。3月22日に第10回が放送されました。

 

 

前回の第9回「信長の失敗」では、織田と戦をする為駿河から三河へ戻ろうとしていた松平広忠を、信長が暗殺し先手を打った。暗殺した日は帰蝶との祝言の日と重なり、那古野城へ戻った信長は、別の話をして帰蝶に謝る。

末盛城の信秀に、結婚の挨拶に出向いた信長・帰蝶夫妻。

信長は父に喜んでもらえると信じて松平広忠の首を引き出物として渡したが、信秀は喜ぶどころか時機ではないと叱責された。

美濃では十兵衛を結婚させようと考えた叔父の光安が、妻木の娘・煕子と会うように仕向けていた。が、明智荘に帰ってきた十兵衛は結婚話を一切せず、光安と牧は肩を落とした。

京では失恋の痛手から立ち直れない駒が、かつて世話になっていた伊呂波太夫の旅一座の到来を知り、駆け出していた。

 …というところで終わりました。

 

第9回の感想はこちら↓

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おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん美濃の国境にある明智家に生まれる。野盗との戦いで鉄砲を知り、堺で松永久秀の計らいで鉄砲を入手した。鉄砲を研究するために再び上京し、刀鍛冶の伊平次から三好長慶襲撃計画を聞き、藤英・藤孝兄弟と共に救出。利政が織田信秀から大柿城を奪回したと聞き美濃に戻る。信秀の嫡男・信長に帰蝶を嫁がせることを条件に、織田家との和睦が持ち掛けられ、帰蝶を説得する事になり信長を見に尾張へ行った。信長の人柄は掴めなかったものの、尾張の賑わいを見て帰蝶に尾張行きをすすめた。妻木城でのちの妻となる煕子と出会う。

美濃

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。光秀に、明智家は土岐源氏の血筋と教える。怪我を負った十兵衛を手当てしてくれた駒に、夫の形見の桔梗紋が入った扇を贈っていた。
  • 明智光安:西村まさ彦さん…光秀の叔父。利政に反抗的な態度を取る十兵衛にひやひやしている。利政に従順。密かに十兵衛と妻木家の煕子を結婚させようと動いている。
  • 妻木煕子:木村文乃さん…のちに光秀の正室となる人物。幼い頃に十兵衛からプロポーズされていた。
  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣。関の刀鍛冶と親しい。以前近くに住んでいた伊平次が、関の鍛冶屋から近江の国友村へ移り、鉄砲の修理をしていると十兵衛に伝える。
  • 与八:鈴木信二さん…十兵衛の家臣。
  • 佐助:植木祥平さん…十兵衛の家臣。

<<斎藤家>>

  • 斎藤道三(利政):本木雅弘さん…美濃の守護代。損得勘定で物を見るところがあり、ケチだと光秀に思われている。守護の土岐家と未だ折り合いが良くない。織田信秀から和睦として、信秀の嫡男・信長と帰蝶との結婚を申し出された。十兵衛に、結婚を嫌がる帰蝶の説得を命令する。周りの領主を力で押さえているだけだと思われていたが、国を豊かにしたいという思いを十兵衛に明かす。十兵衛への無茶ぶりが多い。
  • 深芳野:南果歩さん…道三の側室。元は美濃の守護・土岐頼芸の愛妾だった。
  • 小見の方:片岡京子さん…光秀の叔母。道三の正室。体の具合が悪く寝込んでいたが、東庵の治療で起き上がれるほどに回復。
  • 斎藤義龍(高政):伊藤英明さん…道三の長男。光秀とは幼い頃一緒に学んだ仲。嫡男だが、道三の側室・深芳野の子であることに引け目を感じている。母が土岐頼芸の元愛妾だったこともあり、自分を頼芸の子だと思っている。近い将来父に代わって美濃を治めたいと考えており、十兵衛に協力をお願いした。土岐頼芸と国衆たちの支持を受けようとし、父が推し進める尾張の織田信秀との和睦を潰したいと考えたが、十兵衛が帰蝶を説得したことにより失敗した。

 

<その他>

  • 菊丸:岡村隆史さん…三河出身の農民。明智荘に侵入してきた野盗から売り飛ばされるところを、光秀に解放してもらう。一度三河に帰った後、お礼の品を持って美濃に戻って来た。竹千代の母・於大の方に竹千代を守るよう頼まれていた忍びだった事が第9話で分かる。松平広忠の死を於大の方に知らせた。普段は熱田の市で味噌を売る穏やかな青年。
  • 伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。東は常陸、西は薩摩へと芸を披露しながら旅して回り、京へ5年ぶりに戻って来た。松永久秀から十兵衛の話を聞いたり、尾張の信秀からは東庵に双六で勝ったとことを聞いたりしていて顔が広い。駒が武家の人に火事から救われ、母である先代の伊呂波太夫のもとへ連れられてきた時のことを覚えていた。駒のことを妹としてかわいがっていた。

 

<<土岐家>>

  • 土岐頼芸:尾美としのりさん…美濃の守護。道三の操り人形になることを知って守護を引き受けるが、高政を利用して利政の力をそごうと考えている。
  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん…美濃三人衆の一人。土岐頼芸の家臣だったが、のちに道三の家臣となる。

 

  • 土岐頼純:矢野聖人さん…帰蝶の最初の夫。頼芸を守護に押し上げ、父・頼武を引きずり下ろし土岐家を二分させた道三を恨み、織田信秀に密書を送り道三を討つよう指示した。そのことが道三に知られ、毒殺される。(一度だけの出演)

尾張

<<織田家>>

  • 織田信秀:高橋克典さん…織田家の当主。道三のライバル。今川との戦いで肩を負傷。治りが悪いことを東庵に見抜かれる。美濃の利政、駿河の今川義元、身内の清洲城の織田彦五郎そして自身の体調といくつかの不安を抱えている。利政との和睦の条件として、嫡男・信長と利政の娘・帰蝶の結婚を申し出る。帰蝶を大歓迎したが、いつ利政から同盟を破られるかハラハラしている。
  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。うつけという噂があり、帰蝶が嫁ぐのをためらっていたが、嫁いだ後、実際に会ってみて好印象を抱く。今川義元にけしかけられ、尾張に戦をしかけようとしていた三河の松平広忠を山中で暗殺する。両親、特に母からあまり好かれていないことに気づいていて、寂しさを抱えている。
  • 斎藤帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。元夫の頼純を父・利政に毒殺された過去から、尾張の信長との結婚を嫌がっていた。十兵衛に尾張まで信長を見に行ってもらい、尾張行きをすすめられ嫁いだ。祝言の日に信長にすっぽかされたが、信長の人柄に惹かれている様子。
  • 織田信勝:木村了さん…信長の弟。母・土田御前に似て色白で心広い。母から信長より織田を継ぐのにふさわしいと思われている。しかし竹千代からは将棋が弱いと思われ、手加減されていることに気づいていない。
  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。信勝の方に愛情がある様子。
  • 平手政秀:上杉祥三さん…織田家の家臣。
  • 藤吉郎(のち秀吉):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。

 

駿河

  • 今川義元:片岡愛之助さん…東海最強の戦国大名。尾張と三河とを戦わせようと広忠をけしかける。
  • 太原雪斎:伊吹吾郎さん…義元の軍師。

 

  • 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。光秀に連れられ道三の妻・小見の方を診るため美濃に入る。尾張の織田信秀とも通じている。小見の方の症状が落ち着き、駒と共に帰京。
  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ、家が火事となる。が、大きな手の武家の人に助け出され、麒麟の話を聞く。東庵と一緒に美濃に入り、かつて火事から助けてくれたお武家様が美濃の人だとわかる。十兵衛と離れがたく思うも、東庵と帰京。京で負傷した十兵衛を手当てするために再び美濃へ行ったが、失恋を悟り帰京。呆然とした日々を送る。

 

  • 松永久秀:吉田鋼太郎さん…三好長慶の家臣。堺の辻屋で十兵衛と会い、一緒に酒を飲む。商人には凄んだ物言いをするが、十兵衛には穏やかに話をしてくれた。十兵衛が鉄砲を手に入れられるよう計らった。伊平次を探しに来た十兵衛と三淵を通じて再会。三好長慶を襲撃する計画を知った十兵衛、藤孝、藤英に主君ともども救われる。十兵衛に救われたお礼の手紙を利政に送っていた。
  • 三好長慶:山路和弘さん…細川晴元の家臣。松永久秀の主君。襲撃されたところを十兵衛と藤孝・藤英兄弟に救われる。
  • 細川晴元:国広富之さん…室町幕府管領。

 

<<足利将軍家>>

  • 足利義輝:向井理さん…第13代将軍。鉄砲が戦で使えるかどうかを知りたい様子。本能寺から出てきた時に十兵衛と藤孝が対面しているのに出くわす。三好長慶襲撃計画を聞きつけ救出を願い出てきた十兵衛の言葉に心打たれ、三淵に救出を命令する。
  • 三淵藤英:谷原章介さん…将軍奉公衆。将軍家の命で、堺に鉄砲の買い付けに来る。十兵衛の前で鉄砲を試し撃ちし、使い勝手が悪く戦に向かないと酷評。義輝に同行して本能寺から出てきたところを十兵衛と再会。三好長慶襲撃計画を聞いた十兵衛から救出要請を受け、最初は拒否。話を聞いた義輝から救出命令が出て、弟・藤孝と共に救出へ向かった。
  • 細川藤孝:眞島秀和さん…将軍奉公衆。三淵藤英の弟。本能寺前で警固している時に鉄砲を背負った十兵衛を不審に思い刀を抜く。兄の知り合いと分かり、鉄砲は持ち歩かないよう十兵衛にアドバイスした。三好長慶襲撃計画を聞いた十兵衛を追いかけ、兄・藤英と共に三好、松永を救出した。

 

大和

  • 足利義昭:滝藤賢一さん…室町幕府最後の将軍となる。

 

三河

<<徳川家>>

  • 徳川家康(竹千代):風間俊介さん…のちに徳川幕府を開く。現在は幼少期。竹千代。人質として尾張の熱田に幽閉されている。時々末盛城へ連れて行かれて、信勝とつまらない将棋を指したりしている。自分を生んですぐ母・於大の方を離縁して刈屋に戻した父・広忠のことを嫌っている。
  • 松平広忠:浅利陽介さん…家康の父。

 

第10回のあらすじ

天文18年(1549年)夏。

5年ぶりに京へ来た伊呂波太夫の旅一座。かつて一座にいた駒は、伊呂波太夫との再会に喜ぶ。

東庵の家で旅の様子を語る伊呂波太夫だったが、駒は相変わらず上の空。

心配した伊呂波太夫が駒を茶店に連れ出し女二人だけになると、駒は苦しい胸の内を告白した。

さらにかつて自分を火事から助けてくれたお武家様が、美濃の人だと分かったことも明かす。

すると伊呂波太夫が、駒を連れてきたその武家の人が、駒を桔梗紋の布にくるんで連れてきたと話した。

慌てて家に戻った駒。十兵衛の母・牧からもらった扇を開き、桔梗紋だと確認。自分を助けてくれたのは明智家の人だったと分かり、涙を流すのだった。

 

天文18年(1549年)11月。

尾張の国境にある三河の安城城に今川軍が攻めてきた。城は落ち、守っていた信長の腹違いの兄・信広が捕らえられた。

今川義元は織田信秀に、捕らえた信広と、尾張で人質となっている三河の松平竹千代とを人質交換するよう迫ってきた。

信秀に人質交換を反対した信長が、熱田から竹千代を那古野城へ移し、渡さないと宣言していた。

 

いち早く人質交換の情報を聞きつけた美濃の利政は、光安と十兵衛を呼び出し意見を聞く。

利政は、織田が竹千代を今川に渡せば、今川が三河全土を支配したことと同然。三河の隣国・尾張も脅かされることになる。そして尾張と盟約を結んだ美濃にまで影響を受けることになると分析。十兵衛に、尾張に行って様子を探って来るよう命じた。 

十兵衛は尾張に入り、熱田の市で菊丸から味噌を買い、一緒に那古野城の帰蝶のもとへ向かった。

 

那古野城に着き、帰蝶への形式的な挨拶を済ませた十兵衛。

帰蝶は、十兵衛が利政から何か探るよう命じられてきたことを察していたが、久々の再会を喜び、城に上がって茶を飲むようすすめる。

そこへイノシシを狩ってきた信長がゴキゲンで帰ってきた。

信長は十兵衛の名を聞き、帰蝶が前に話した者だと伝えると、鉄砲を差し出し、どこで作られた物か当てて見よ。と十兵衛に聞いた。

十兵衛は、近江国友村で作らせた物だと見抜き信長を喜ばせ、上がって茶を飲むようすすめた。

 

信長と帰蝶、十兵衛三人でお茶を飲む事になった。

信長は十兵衛と熱田の海辺で会ったことを思い出す。最初はとぼけていた十兵衛だったが、信長の記憶力に感服し、ある方に信長の姿を見てくるよう命じられたことを告白。

誰から命じられたとは答えられない十兵衛に代わって、帰蝶は自分が命じたと話した。

信長は、十兵衛が自分のことをどう伝えたのかと聞くと、帰蝶は「よう分からぬお方じゃと。」と正直に答えた。

慌てる十兵衛だったが、信長は「それはよくぞ申した。わしもおのれがいかなる者かよう分からぬ。」と笑い飛ばした。

 

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談笑する三人の部屋に、前日城に入った松平竹千代が将棋盤を持って入ってきた。

将棋をすることを拒否する信長に竹千代は、信長が父・松平広忠を討ち果たしたから気遣ってくれているのか?と質問。無用なことだと言う。

帰蝶と十兵衛に席を外させ、竹千代と二人で将棋をしながら話をする信長だった。

 

…というお話でした。

 

駒ちゃんの命の恩人

麒麟がくる話をしてくれた駒ちゃんの命の恩人は明智家の人。

やっぱ、十兵衛のお父さんかな??

最初からそんな風に匂わせてましたし。

 

牧さんが駒ちゃんに渡したのは、奇しくもお父さんの形見の扇!

駒ちゃんと美濃、明智家がつながりました!!

 

信長への評価

父・信秀の前で、人質となった兄の信広に対して「戦に弱かったから。」とバッサリ切り捨てる信長。人質になる前に自分で腹を斬るべきだったとも言っていました。

これを聞いて人の上に立つ器量にはないのかも…と信長を心配する父。

母は最初から、自分に似た弟の信勝の方に織田を継いでもらいたいと思ってる様子でした。

前回の松平広忠の首を迷うことなく切る信長の様子を見て、私も信長をコワイ人だなと思いましたけど、両親ともに評価されない信長がかわいそうだと思いました。

 

釣りをするのも、母の土田御前に褒めてもらいたいという動機で始めたという信長。

帰蝶には「子供っぽい。」と言われていて、周りにいる人間からはかなり評価が低いです。

 

なんだかな~としんみりしますが、帰蝶は子供っぽいと思いつつも信長が好きみたいで、そこだけは救われます。

周りの評価をこれからどんどん覆していくのかな??

このままどう変化して、人の上に立って行くのか?楽しみです。

 

気遣いの人信長

松平広忠を暗殺したり、お兄さんをバッサリと切り捨てようとしたりコワイ信長の印象が先に来ていましたが、一方で、とても気遣いが出来る一面も描かれています。

今回はイノシシ狩りに出て、帰蝶にちゃんとお花を摘んできてプレゼントしてあげていました。

本当に子供っぽいだけなら、自分が狩りを楽しむだけで終わってますよね~??

でも信長は家で待ってる奥さんに、プレゼントをちゃんと用意して帰ってきてます。

これ、何気に嬉しいですよねぇ??

簡単な花束でしたけど、1色だけじゃなくて違う色の花を束ねてきていて、かわいい花束になっていました。

こういう気遣い出来るところ、土田御前はもっと気づいてあげて欲しい!!

もう一人の子供・信勝だけが気遣いの人じゃないって!!

 

あと、十兵衛を城下に留めて明日鉄砲の話をしたいと無邪気に誘っていた信長さんなんですけど、帰蝶に宿代をあげるよう指示もしていました。

これも子供っぽいだけなら出来ない気遣いですよね!

第9回では暗殺してたから、かなりビビったんですけど、今回の信長はとても楽しい人で、好きになってきました。

 

まんまとハマってきてます。

 

菊丸が忍ぶ姿

前回の第9回で忍者だと分かった菊丸さん。普段は熱田の市で味噌を売っていて、今回は十兵衛に頼まれ味噌を那古野城まで運んでいました。

熱田の市で味噌を売っていたのも、熱田で幽閉されていた竹千代を守るためだったと思われます。

ところが今度は人質交換のために那古野城へ移されたと聞いて、きっと那古野城へ入ってみたかったはず!!

十兵衛にから頼まれて喜んで那古野城までついてきていました。

 

十兵衛には三河の農民として、三河の国を治めることになる竹千代への思いを正直に打ち明けていた菊丸。

十兵衛には心許してる部分があるのかな?

うまく嘘をつく為には、核心以外は全部本当のことを言うこと。という話をどっかで聞いたことがありますが、菊丸みたいな忍者もそうやってたのでしょうか?

 

今回は天井に忍び込んで、信長と竹千代の会話をバッチリ聞いていました。

初めて忍者らしい姿を見ることが出来たような気がします。

もちろん今までも、十兵衛を山中から救ったりして忍者らしい動きはしてましたが、ザ・忍者って感じのスパイのイメージは今回が初めてでした。

天井に小さく穴開けて姿を確認しながら話を聞く…。よく時代劇で見ていた王道の忍者で面白かったです。

 

自ら人質交換を希望する竹千代

今回、竹千代を今川に渡すつもりはないという態度に出ていた信長でしたが、思った以上に竹千代が賢いことを知り、方針を転換させてる様子が最後に描かれていました。

この幼い竹千代くん。

私は勝手なイメージで、無理矢理嫌々仕方なく今川へ人質へ行くのだと思っていました。

ところが!

このドラマの竹千代くんは「今川は敵です。いずれ討つべきと思うております。しかしその敵の顔を見たことがありませぬ。懐に入り、見てみたいと思います。信長様がお迷いなら、私はどちらでも構いません。」と自ら今川の人質志願します。

自ら今川の人質になることを志願するなんて、思いもよらなかった展開です。

頭良すぎますね!!

確か、今川の軍師・雪斎さんにとても気に入られて、今川家を支える家老にしよう思われるほど、優秀な人になっていくんですよね?家康って。

こんな頭いい所見せたら、信長に警戒されやしませんか??

今の竹千代くんは信長を気に入ってる様子。

どこまで本音を言ってるか分からないところが将来怖いですよね~??

本当頭良すぎる竹千代くん。

今川の人質になってからも登場してくれるのかな?

 

ひとりぼっちの若君

第10回はサブタイトル「ひとりぼっちの若君」でしたけど、それは両親から期待されていない信長と、竹千代くんのことだったのでしょう。

二人の若君。

あ、でも安城城で一人国境を守っていた信長の兄・信広もひとりぼっちですね!

ひとりぼっちの人ばかりだったわけか…。

 

信長は帰蝶がいるから心強いですけど、竹千代くんはこれからが戦いです!

 

第10回は信長と帰蝶夫婦に十兵衛が絡んだり、菊丸が忍者の一面を見せたり、竹千代が既に上に立つ人間の風格を醸し出しているのが描かれていて、どれもこれも面白かったです!!

私にとって第2回の「道三の罠」に続く、2番目に面白い回でした!!

 

見てよかった!!

  

以上、『麒麟がくる』第10回を観た感想でした。

 

 

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各話の感想

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