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大河ドラマ 麒麟がくる 第17回「長良川の対決」を観た感想とネタバレあらすじ

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毎週日曜夜8時からNHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。5月10日に第17回が放送されました。

 

 

第16回の感想はこちら↓

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おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん…美濃の国境にある明智家に生まれる。鉄砲を知り、堺で松永久秀の計らいで鉄砲を入手した。京で出会った三淵藤英・細川藤孝兄弟と誼を通じる。道三から家督を譲り受けた高政に同調する態度を取っていたが、高政が正室の子である弟の孫四郎と喜平次を殺害。高政が明智の土地を領地替えしたうえ、明智家は十兵衛が継ぐように条件を出し来たことで、叔父の光安は道三に味方すると決意。大桑城にいる道三が高政に勝負を挑むのを阻止しようと駆け付けたが、家督を譲る相手を間違えたのでそれを正しに行くと言う道三を止めきることが出来なかった。館に帰り光安と左馬助が道三のもとへ行ったと知り叔父を追いかけると決意した。

美濃

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。
  • 明智光安:西村まさ彦さん…光秀の叔父。利政に反抗的な態度を取る十兵衛にひやひやしている。利政に従順。道三と高政の対立でどちらにつくべきか迷っていたが、高政が明智の土地を取り上げ別の地へ移す上に十兵衛に家督を譲ると聞いて、道三に味方する事を決断。息子の左馬助を連れて道三がいる鶴山に駆けつけようと出ていった。
  • 明智左馬助(秀満)間宮祥太朗さん…光安の息子。第12回から登場。父と一緒に道三に味方するために鶴山へ行った。
  • 妻木煕子:木村文乃さん…光秀の正室。
  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣。もとは百姓。
  • 与八:鈴木信二さん…十兵衛の家臣。
  • 佐助:植木祥平さん…十兵衛の家臣。

<<斎藤家>>

  • 斎藤道三:本木雅弘さん…美濃の守護代。周りの領主を力で押さえているだけだと思われていたが、国を豊かにしたいという思いを十兵衛に明かす。十兵衛への無茶ぶりが多い。信長と会見して気に入り、嫡子の高政に信長を甘く見るなと忠告。高政に家督を譲ったが、次男孫四郎、三男喜平次を高政に殺される。大桑城に入り高政と対立姿勢を取る。そして高政に家督を譲った自らの誤りを正すために高政と戦をする決断をし、十兵衛が止めるのを振り切って大桑城を出て鶴山に陣を張った。
  • 斎藤義龍(高政):伊藤英明さん…道三の長男。光秀とは幼い頃一緒に学んだ仲。嫡男だが、道三の側室・深芳野の子であることに引け目を感じている。利政が土岐頼芸を美濃から押し出したことを激しく非難。母・深芳野の自害が自分に家督を譲らないからだと利政に迫り、家督を譲らせる。しかし帰蝶や孫四郎が家督を脅かそうとしていると知り、自分の座を脅かされることを恐れ、孫四郎と喜平次を殺害。そのことで怒った父・道三が大桑城にこもり一触即発の状態になる。父が出陣したと知らせを受け、長良川で待ち受ける。

 

<その他>

  • 菊丸:岡村隆史さん…三河出身の農民。明智荘に侵入してきた野盗から売り飛ばされるところを、光秀に解放してもらう。一度三河に帰った後、お礼の品を持って美濃に戻って来た。竹千代の母・於大の方に竹千代を守るよう頼まれていた忍びだった事が第9話で分かる。普段は市で味噌を売る穏やかな青年。第11・12・13回と登場せず。現在は駿河の薬屋で"春次"として働いていたところ駒と再会する。十兵衛を心配した駒に請われ、三河と美濃の国境まで駒を連れていくと約束する。
  • 伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。東は常陸、西は薩摩へと芸を披露しながら旅して回り、京へ5年ぶりに戻って来た。松永久秀から十兵衛の話を聞いたり、尾張の信秀からは東庵に双六で勝ったとことを聞いたりしていて顔が広い。駒が武家の人に火事から救われ、母である先代の伊呂波太夫のもとへ連れられてきた時のことを覚えていた。織田信秀とも生前関わりがあり、尾張に弔い興行で滞在。帰蝶から金を積まれ傭兵を世話した。帰蝶から頼まれ、道三のために越前までの逃げ道を用意したが断られた。

 

<<土岐家>>

  • 土岐頼芸:尾美としのりさん…美濃の守護。道三の操り人形になることを知って守護を引き受けるが、高政を利用して利政の力をそごうと考えている。かわいがっていた鷹を皆利政に殺され、命を危険を感じ美濃から逃げた。
  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん…美濃三人衆の一人。土岐頼芸の家臣だったが、道三の家臣になったが、道三に心から従っていない。高政を利用している。

 

尾張

<<織田家>>

  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。尾張に戦をしかけようとしていた三河の松平広忠を山中で暗殺。両親特に母からあまり好かれていないことに気づいていて、寂しさを抱えていたが、帰蝶から父・信秀の真意を聞いて笑顔を取り戻す。聖徳寺の会見で道三に気に入られ、良好な関係。道三の援軍を受け、今川軍を村木砦の戦いで破る。帰蝶の働きで、守護の斯波義統を殺した織田彦五郎を叔父の信光に殺させるよう仕向け、頼ってきた斯波義銀を擁して清須城に入り、さらに周辺の城も従わせる。信長の勢いは各地に伝わる。道三と高政の戦は道三が不利とみている。が、道三が高政と戦うと知り、援軍に駆けつけようとする。
  • 帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。信長の正室。以前十兵衛が好きだった。信長を裏でプロデュースしている。守護・斯波氏を殺した織田彦五郎を叔父・信光に殺させるよう誘導した。一方で信長との盟約を切ろうとしている兄・高政に下ろし、弟・孫四郎に家督を継いで欲しいと考え、明智家に協力してもらうよう遠隔で孫四郎にけしかけていた。道三が高政と戦をすることを知り、伊呂波大夫に頼んで道三を逃がすよう手配するが、道三に断られたと知り静観する立場を取る。
  • 織田信勝:木村了さん…信長の弟
  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。
  • 前田利家:入江甚儀さん…信長の家臣。
  • 佐々成政:菅裕輔さん…信長の家臣。
  • 藤吉郎(のち秀吉):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。第13回から登場。三河と遠江の国境で文字を学びながら足止めをされていたところ、東庵と駒に会う。駿河で駒と再会し、字を習いたいと懇願。信長の噂を聞いて今川に仕官するのをやめて尾張へ行くと決める。

 ーーー

  • 織田信秀:高橋克典さん…信長の父。故人。

 

駿河

  • 今川義元:片岡愛之助さん…東海最強の戦国大名。三河から織田勢を追い出そうとしている。竹千代を信広を人質交換。竹千代を駿河にこさせた。三河を守る戦をすると竹千代に宣言。将軍・足利義輝の和睦の仲介により織田と和睦を結ぶ。
  • 太原雪斎:伊吹吾郎さん…今川義元の軍師。世間の噂とは違い、尾張の信長に恐れを抱いており、織田を潰すのは自分の課せられた仕事と言っていたが、亡くなった。

 

  • 徳川家康(竹千代/松平元信):風間俊介さん…のちに徳川幕府を開く。現在は少年期(池田優斗くん)。松平元信。人質として尾張の熱田に幽閉されていた。自分を生んですぐ母・於大の方を離縁して刈屋に戻した父・広忠のことを嫌っていた。信長に自ら駿河へ人質に行くと申し出て、信長の兄・信広と人質交換された。雪斎がいた臨済寺で書物を読む毎日。

 

  • 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。光秀に連れられ道三の妻・小見の方を診るため美濃に入る。尾張の織田信秀とも通じている。小見の方の症状が落ち着き、駒と共に帰京。その後、織田信秀に呼び出され尾張へ向かったが、死に目に間に合わなかった。今は駿河で太原雪斎を診ている。雪斎が他界したことで情報を伏せるために臨済寺に軟禁される。
  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ、家が火事となる。が、大きな手の武家の人に助け出され麒麟の話を聞く。東庵と一緒に美濃に入り、かつて火事から助けてくれたお武家様が美濃の人だとわかる。帰京している時に、京で負傷した十兵衛を手当てするために再び美濃へ行ったが、失恋を悟り帰京。伊呂波太夫の証言により、自分を火事から助けてくれたのが明智の家紋の布を持っていたと知る。東庵と駿河に入る。が、十兵衛が戦に巻き込まれてると知り、菊丸に三河と美濃の国境まで連れて行ってほしいと頼む。

 

第17回のあらすじ

弘治2年(1556年)春。

大桑城を出た道三は、高政と戦うために鶴山に向かった。

光安といとこの左馬助が道三に従い鶴山に駆けつけたと知った十兵衛は、伝吾らと光安の後を追いかけた。

一方戦を知った尾張では、道三に越前への逃亡を助けようとして断られた帰蝶が静観する立場を取っていたが、夫の信長は義父の道三に戦の借りがあると言って、援軍に出ていった。

 

長良川をはさんで、北岸に陣を構えていた道三の兵たち。南岸に高政の軍が陣を構えていた。道三の兵は2000。高政は1万2000を超える兵だった。

高政軍は竹腰道鎮が600の兵で先陣を切ることになり、高政はその次に出ることにした。自分が出れば昨日まで仲間だった道三の兵も引いていき、早々に決着すると読んだから。

高政は道三を生け捕りにするよう指示を出す。その指示を聞いた稲葉は「親殺しは外聞が悪うございますからな。」とつぶやく。

戦が始まる段階になっても明智が参陣しない。高政は道三に寝返ったと憤るのだった。

 

戦は両者が長良川を渡り早朝に始まった。

十兵衛は長良川上流にいた光安のもとに駆け付けた。しかし敵が多すぎて歯が立たず、光安は足を負傷。

十兵衛は伝吾らに後を託し、光安の指示で手薄になっている道三のいる川下へ向かった。

 

戦いは一進一退の攻防を繰り返していたが、高政自らが大軍で出てきたことで勝敗が明らかになった。

道三は退陣をすすめる家臣の申し出を断り、槍を持って自ら馬に乗り高政の目の前に現れ「高政!一騎討ちじゃ!」と言うと高政は「負けと分かった悪あがきか!」と返す。

「手出し無用!」と受けて立つことになった。

 

両者馬から降り槍1本で一騎打ちが始まった。道三の攻撃に防戦一方の高政。

「負けを認めよ!命までは取らぬ!我が軍門に下れ。」と言う高政。

「己を偽り人を欺く者の軍門には下らぬ。」と返す道三。

しかし高政は欺いているとは認めない。道三は「父の名を申せ。」と迫る。

道三の言葉を無視し高政は「黙れ!油売りの子!成り上がり者!蝮の道三!」と罵り続ける。道三も「父の名を申せ!」と言い続ける。

高政は自身を土岐頼芸の子と言い、土岐源氏の棟梁だと言う。道三はそんな息子に「この期に及んでまだ己を飾ろうとするか。」と言い、人々を欺いて美濃をかすめ取ろうとしていると責め立て「そなたの父は、この斎藤道三じゃ!成り上がりの道三じゃ。」と言い切った。

高政は道三の言葉に耐え切れず、家臣に「討て!この者を討て!」と命じてしまう。

道三は高政に駆け寄っていく前に両側から槍で突かれた。ふらつきながらも高政のもとへたどりつき抱きつく。表情を変えない高政。

そして「我が子、高政。愚か者。勝ったのは道三じゃ。」と言い残し、その場に倒れこんで息絶えた。

 

そこへ駆け付けた十兵衛は、高政から裏切りを責められたものの、また政を助けてくれたら忘れると条件を出される。

が、土岐頼芸の子と偽り続け、自身に誇りがない高政に「そなたにはくみしない。」と宣言。高政は明智城を落とすと言って帰した。

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急いで明智城に戻った十兵衛は、光安に家督を譲ると言われる。

明智の300の兵で3000の高政の兵とは戦にならない。皆討死になる。という光安。自分たちが死ねば明智家が途絶えてしまうのだ。

光安は亡くなった兄である十兵衛の父に「明智家の血は絶やさぬと約束した。」と言い、明智家の旗印を十兵衛に渡した。

城が滅ぶのは辛いし、兄に申し開きも出来ない。だが、明智家が滅びるのは座視できない。避けねばならない。と切々と語る光安。

「これはそなたの父上の声と思うて聞け。一旦城を離れ逃げよ。逃げて逃げて生き延び、明智家の主として再び城を持つ身になってもらいたい。」

そしてそこへ左馬助も加えて欲しいと言い、左馬助も頭を下げて父の願いを聞いてほしいと言う。

光安は自分の力のなさを詫び、伝吾ら元々百姓だった者たちには、落ち延びるよう指示したという。さすがに農民に戻った者たちまで高政は手にかけないだろうと読んだのだ。

高政の兵が迫ってきて、十兵衛と左馬助に一刻も早く脱出するように急かす光安。

「わしも後から行く。案ずるな。早う行け!」と涙をこらえて十兵衛を行かせようとする光安に「叔父上!」と抱きついて泣く十兵衛。

動こうとしない十兵衛に「わしはこの城の最期をしかと見届け後を追う!」と力強く言う光安。

十兵衛は牧と煕子のいる明智の荘へ向かった。

牧と煕子は籠城の準備をしていたが、十兵衛から光安の逃げよという指示を聞いて驚く。

そこへ留まることになった伝吾ら村の者たちが別れの挨拶に駆けつけた。

涙ながらにお別れを言う伝吾らに、十兵衛もお礼を言い、守れなかったことを詫びる。そんな村の者たちを見て牧が自分も残ると言い出した。

牧が逃げないなら自分も逃げないと十兵衛が言うと、煕子も残ると言い出し、他の者たちも残ると言い出した。

伝吾がこの先10年20年この地を守っていく。また戻って来た時も変わらずここにあるから「今日は旅に出てくださいませ。」と説得。何とか逃げてくれることに同意してくれた。

高政の兵が火矢を放って攻めてきた。

牧と煕子を逃がし、外に出て明智城を見上げた十兵衛。

明智城は炎上していた。

 

一方、尾張の帰蝶は、信長が美濃の入口で追い返されたが無事戻ってくると聞き、安堵していた。

そして再び伊呂波大夫を呼び出し、あることをして欲しいと頼むのだった。

 

…というお話でした。

 

道三の最期

NHKは3週間前ぐらいから、今回の道三の最期に並々ならぬ宣伝をしていました。

私は自宅のブルーレイレコーダーに『麒麟がくる』の番組名録画設定をしています。

すると『さよなら 道三編』という10分の宣伝番組が日に何回も繰り返し放送されて、それを全部録画するもんですから、立て続けに4回ぐらい録画されてて、ハードディスクが道三だらけになっていました。

 

私の個人的な意見では、前回の「大きな国」が道三の一番のピークだったと思います。

十兵衛に信長となら大きな国を造れる。自分は出来なかったが、信長とならできるかもしれぬ。という遺言を残していたのが一番のピークでした。

 

今回は道三が高政に戦いを挑んで負けるという話。

いつも人任せにしていた高政に、自分を殺させて自らの手を汚す責任みたいなのを教える最後の教育だったのでは?と思います。

高政も、ずっと道三に冷遇されてきて、本当にこの人の息子なのか?と自信を失っていたから、最後の最後になって何回も我が子だと言われて、本当は嬉しかったでは?

涙をこらえてたし。

まぁ、今更なんですけど…。

 

親が死ぬ段階になってやっと抱きしめてくれて、我が子だと言ってくれた。

道三の血を受け継いでいるのすら嫌なぐらい嫌ってたけど、最後の最後にちょっとぐらいは愛を感じたのでは??

そう信じたいです。

 

でもまぁ、ずっと道三が高政の言うことをバカにしていたし、こんなにこじれる前からもうちょっと何とかならなかったのか?と思います。

後半の光安と十兵衛の別れがあまりに良すぎたから、本当の親子がどうしてこんなに憎みあわないといけないのだろう?と悔しく思ってしまいます。

 

最後まで道三の子だと認めない高政

それから、最後の最後まで高政は自分が道三の息子だと認めませんでしたね。

あと、自分の意思でに家臣に道三を「討て。」と命じたくせに、十兵衛には「蝮の罠にはめられた。殺せば親殺しの汚名が先々につきとまう蝮の狙い通りだ。」って。

この期に及んでまた人のせいにしよる。こいつは!!と腹が立ちました。

 

十兵衛に裏切られて、その場で斬り捨てればいいのに、家臣に明智城を攻めさせるし。自分の手は汚したくない高政。

道三は自ら毒を盛った茶を点てて婿を殺していたぞ!!

少なくとも逃げずに自分でやってたぞ!

 

本当、最後の最後までいいところなかったです。高政さん。

これで美濃編が終わるし、高政とはこれでさよならかな?

 

 ---

第17回「長良川の対決」は、道三と光安との別れの2本立てでした。光安の言葉が今後の光秀の人生に大きな影響を及ぼすんでしょう…。

前回の道三の、信長とならやれる。と言う言葉と、「逃げて逃げて生き延び、明智家の主として再び城を持つ身になってもらいたい。」という言葉。

この2つの言葉がこれからのカギになっていくんでしょう…。

どこまで描かれるのか分かりませんが、これからの光秀が楽しみになってきました。

 

光安が泣けた

先週から切ない感じを出していた光安さん。

自分の力のなさを詫びて十兵衛に逃げよと命じる姿は泣けました。

命の危険を感じるなら、とりあえずその場から逃げて生き延びる方が大事だという考えはもっともだと思います。

でも光安自身はこの場から離れない。足も怪我してたし、逃げ切れないと思ったんでしょうか?

十兵衛を結婚させる時から、十兵衛に家督を譲るつもりだと牧さんに話してたし、光安さんとしては予定より長く明智家の家督にいたって感じだったのかもしれないです。

恩を感じていた道三を助けることも出来なかったし、家督は十兵衛に譲ったし、もう役割を果たしたと思っての最後だったんでしょう…。

 

明智家のみんなは自分を恥じることなく、偽ることなく、人をだますこともせず、正直に生きている人ばかり。

でも若い者たちを生かすため最後だけ嘘をついて…。

光安の最期はカッコよかったです!

 

そんな光安の思いを受けて、十兵衛が「叔父上!」って言って泣く姿にグッときました。

光安にここまですがりつく十兵衛の姿を見たことがなかったので、これで最後のお別れだと絶対に分かってたに違いありません。

 

伝吾らも含めた明智家の人たちに後半は泣かされっぱなしでした。

 

結束の固い明智家

1996年の大河ドラマ『秀吉』を見てた時は、村上弘明さん演じる明智光秀はいつも野際陽子さん演じる母と、有森也実さん演じる妻と3人でいるイメージが強かったので、今回牧さんが明智に残るって言いだした時、あれ?お母さん置いてくのか?と戸惑いました。

伝吾が説得してくれて、やっと逃げる決心がついた牧さんを見てホッとしました。

 

『秀吉』で光秀が本当にお母さんを大事にしていて、お嫁さんを含む3人がとっても結束が固いのが少し不思議に見えてましたけど、この『麒麟がくる』を見て納得しました。

本当なら美濃にいたかったお母さんを一緒に連れて出てきて、なんとかして城持ち大名に上りつめたいという強い思いがあったんですね。

これからきっと知らない人だらけの土地で、苦難を乗り越えていくんでしょう…。

『麒麟がくる』では、いとこの左馬助も一緒。身内が一人でも多くいてくれるのは心強いと思います。

 

越前へ

次回からは越前での生活が始まるようです。

帰蝶から依頼を受けた伊呂波大夫が、越前へ逃がしてくれる模様…。

予告を見てると、そこに駿河から来た駒ちゃんと菊丸も合流するみたいで、登場人物が一堂に会するみたいです。

駒ちゃんも綱渡りが出来るくらい身軽だし、治療だけじゃなくて色々出来る人かもしれないですね!!

越前編から駒ちゃんの存在が大きくなっていくのかも??!

 

今回は美濃のクライマックスで涙涙でしたが、これから激動の時代になっていくかと思うと、楽しみでなりません。

しかし!

コロナのせいで撮影がストップ。6月の頭までで放送も止まるらしく、悔しい限りです。

もっと先まで見たかった。

 

とは言いつつ、まだ在庫のある次回からの越前編は朝倉義景役でユースケ・サンタマリアさんが初登場!で、どんな人なのか?と早くも気持ちを切り替え、今から楽しみにしています。

ユースケさんは、昨年のドラマ『わたし、定時で帰ります』で、吉高由里子さんの上司役をされていました。

部下を上手に操って働かせまくり、退職にまで追い込むブラック上司役だったイメージからすると、得体の知れないブラックな朝倉義景を想像してしまいます!!

さぁ、どうなるんでしょうか???

 

ユースケさんに期待しています!!

 

以上、『麒麟がくる』第17回を観た感想でした。

 

 

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