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大河ドラマ 麒麟がくる 第36回「訣別」の感想とネタバレあらすじ

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NHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。12月13日に第36回が放送されました。

 

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第35回の感想はこちら。↓

 

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おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん…美濃の国境にある明智家に生まれる。鉄砲を知り、堺で松永久秀、京で三淵藤英・細川藤孝兄弟と出会い誼を通じる。道三から家督を譲り受けた高政に同調する態度を取っていたが、高政が正室の子である弟の孫四郎と喜平次を殺害。十兵衛と光安は長良川の対決で道三側についたが、道三は討死。明智城で光安に家督と明智家の旗印を託され、左馬助、牧、煕子とともに落ち延びる。伊呂波太夫の導きで越前の朝倉義景に謁見。越前で匿ってもらった。義景の使いで京の義輝に謁見。将軍の頼りなさを目の当たりにし、道三に買われていた信長という人物に徐々に引かれていく。今川義元が尾張侵攻の先鋒に松平元康を据えると知り、左馬助を通じて、帰蝶に元康の母・於大の方と伯父の水野を使って戦をやめさせる作戦を伝えた。桶狭間の戦い直後の信長に会い、大きな可能性を感じる。越前に藤孝が来て将軍・義輝に会って欲しいと頼んできて京へ行ったが、力になれず越前に戻る。義輝討死の知らせを受け大和にいた久秀を責めた。細川と三淵から次の将軍と推されている覚慶を、将軍の器でないと判断。義景に報告。国の中がまとまっていない義景に見切りをつけて、信長に義昭を奉じて上洛するよう説得。応じた信長と武装なしで義昭を上洛させた。15代将軍となった義昭につき、幕臣となる。政所の摂津晴門に悩まされる。織田の朝倉攻めに従軍したが、浅井長政から挟み撃ちにあい、藤吉郎と共に殿を務めて信長を京へ逃がした。比叡山を味方につけた朝倉・浅井を倒すために覚恕に会って、対策を考え、帝に和睦の勅命をもらうよう信長の助言して成功。姉川の戦いで朝倉・浅井軍に勝利したのち、比叡山の僧兵たちや幕府を倒そうと考える。比叡山を焼討ちにした信長のやり方に疑問を持ち、自分の軍だけ女子供を逃がした。信長からは近江志賀の地を与えられ、坂本に城の築城を始める。

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。家族より先に美濃に戻った。家族が京に行っても美濃に留まる。

  • 明智左馬助(秀満)間宮祥太朗さん…光安の息子。第12回から登場父と一緒に道三に味方するために鶴山へ行ったが、父とともに敗走。明智城に戻り父の遺志を継ぎ十兵衛らと共に落ち延び越前へ。美濃へ行った後、十兵衛のいる京へ上った。

  • 岸:平尾菜々花さん…光秀の長女。
  • たま竹野谷咲さん…光秀の二女。
  • 煕子:木村文乃さん…光秀の正室。十兵衛のやることに全て付いてきてくれる。いい嫁御寮。
  • 常:生越千晴さん…明智家の侍女。
  • 木助:水野智則さん…明智家の家来。
  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣。十兵衛らが越前に逃れる前、美濃に留まるという牧を説得。明智の里を守ってくれていた。煕子と岸、たまと一緒に京の屋敷へくる。

<<織田家>>

  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。尾張に戦をしかけようとしていた三河の松平広忠を山中で暗殺。両親特に母からあまり好かれていないことに気づいていて、寂しさを抱えていたが、帰蝶から父・信秀の真意を聞いて笑顔を取り戻す。聖徳寺の会見で道三に気に入られ、良好な関係。道三の援軍を受け、今川軍を村木砦の戦いで破る。帰蝶の働きで、守護の斯波義統を殺した織田彦五郎を叔父の信光に殺させるよう仕向け、頼ってきた斯波義銀を擁して清須城に入り、さらに周辺の城も従わせる。信長の勢いは各地に伝わる。道三が高政と戦うと知り援軍に駆けつけたが、高政軍に阻まれ尾張へ帰る。信勝の重臣・柴田勝家から信勝の謀反の兆しを告げられ帰蝶の助言で直接会う。が、信勝が毒入りの水を自分に飲ませようとした事を知り激高。信勝に飲むよう迫り、結果殺すことになった。上洛して将軍・義輝に謁見し、尾張平定を報告。今川の尾張侵攻を阻止して欲しいと義輝に頼んだが、官位を授けるぐらいで何もしてくれない義輝にがっかりする。桶狭間で今川義元を討つ。後ろ盾になって上洛して欲しいという義輝の願いを聞き入れなかった。美濃から斎藤龍興を追い出し稲葉山城に入り岐阜城と名前を改めた。十兵衛の話に乗り義昭を奉じて上洛することにし、美濃へ招き入れる。義昭の頼りなさに不安を覚えたものの、十兵衛の言う通りに義昭を奉じて上洛を果たす。二条城普請で将軍の力を実感する。帝から若狭の武藤を討てという勅命をいただく。実際は越前朝倉を攻めに行ったが、浅井に挟み撃ちにされ、京に逃げ負ける。のちに朝倉・浅井に姉川の戦いで勝つ。朝倉・浅井に味方した比叡山を焼討ちにした。

  • 帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。信長の正室。以前十兵衛が好きだった。信長を裏でプロデュースしている。信長の子・奇妙丸を清須で9年育て、その奇妙丸と共に美濃の岐阜城に入った。
  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。かわいがっていた信勝を殺した信長を恨む。
  • 奇妙丸(信忠):加藤矢紘さん…側室吉乃が産んだ信長の嫡男。桶狭間に向かう信長が突然帰蝶に預けた。帰蝶と岐阜城にいる。
  • 柴田権六勝家:安藤政信さん…信勝の重臣だったが、美濃の高政、駿河の今川義元と通じる信勝が信長へ謀反の兆しがあるのを見逃せず、信長に報告。今は忠実な織田家の家臣。農民出身の藤吉郎を武将と認めていない。
  • 前田利家:入江甚儀さん…信長の家臣。
  • 佐々成政:菅裕輔さん…信長の家臣。
  • 佐久間右衛門尉信盛:金子ノブアキさん…織田家の家臣。第21回から登場。
  • 木下藤吉郎(のち秀吉):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。第13回から登場。三河と遠江の国境で文字を学びながら足止めをされていたところ、東庵と駒に会う。駿河で駒と再会し字を習いたいと懇願。信長の噂を聞いて今川に仕官するのをやめて尾張へ行った。信長の家臣となり、いまや百人組の頭。信長の命に従い京で三好勢に情報で混乱させる。金ヶ崎の戦いでは、十兵衛と共に殿を務めた。

 

越前

  • 朝倉義景:ユースケ・サンタマリアさん…越前の領主。伊呂波大夫から十兵衛らを匿うように頼まれる。争いに巻き込まれるのが嫌い。十兵衛の京行きを情報を逐一知らせることを条件に許可した。越前に帰ってきた十兵衛に、野心を持たぬよう諭す。義昭の烏帽子親となり、上洛相としたが嫡男の阿君丸が暗殺され断念した。三好、六角と組み、越前に迫る織田勢を浅井と挟み撃ちにした。比叡山を味方につけ、和睦を果たし越前に戻った。のちに姉川の戦いで織田勢に負ける。

  • 山崎吉家:榎木孝明さん朝倉家の家臣。
  • 阿君丸:森優理斗さん…義景の嫡男。義景から溺愛されていていたが、何者かに暗殺された。
  • 朝倉景鏡:手塚とおるさん…朝倉一門。義景のいとこ。義景の上洛に反対。三淵に協力する。

 

<その他>

  • 伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。東は常陸、西は薩摩へと芸を披露しながら旅して回り、京へ5年ぶりに戻って来た。松永久秀から十兵衛の話を聞いたり、尾張の信秀からは東庵に双六で勝ったとことを聞いたりしていて顔が広い。駒が武家の人に火事から救われ、母である先代の伊呂波太夫のもとへ連れられてきた時のことを覚えていた。織田信秀とも生前関わりがあり、尾張に弔い興行で滞在。帰蝶から金を積まれ傭兵を世話した。帰蝶から頼まれ、道三のために越前までの逃げ道を用意したが断られた。帰蝶の命令で明智家を越前へ連れて行き、朝倉義景に匿って欲しいと頼んでくれた。義景との会話から、近衛家の血縁の者で、関白の近衛前久とはおむつの世話をしていたこともあり仲が良い。有力な大名から公家まで顔が広く、お金次第で人と人とを結びつける役をしている。

 

美濃

  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん…美濃三人衆の一人。高政の死後息子の龍興に見切りをつけ、信長に従っている。

 

 

大和

  • 松永久秀:吉田鋼太郎さん…三好長慶の元家臣。堺の辻屋で十兵衛と会い、一緒に酒を飲む。商人には凄んだ物言いをするが、十兵衛には穏やかに話をしてくれた。十兵衛が鉄砲を手に入れられるよう計らった。伊平次を探しに来た十兵衛と三淵を通じて再会。三好長慶を襲撃する計画を知った十兵衛、藤孝、藤英に主君ともども救われる。十兵衛に救われたお礼の手紙を利政に送っていた。 現在は京で将軍よりも力を持っている。義景の使いで上洛した十兵衛と再会し、道三が信長に目をかけていたことを聞かされる。直接信長と会ってつかみきれない人柄に引かれていく。京を治めていた三好長慶に大和を任されていた。息子と三好義継が義輝を討つのを止められなかった。覚慶が大和から脱出する手助けをする。三好の息子らと大和でぶつかったことが認められ、信長に受け入れられた筒井順慶と対立。筒井に味方する幕府から出て行った。
  • 筒井順慶:駿河太郎さん…大和土着の豪族。元興福寺の衆徒。松永久秀と対立。

 

  • 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。光秀に連れられ道三の妻・小見の方を診るため美濃に入る。尾張の織田信秀とも通じている。小見の方の症状が落ち着き、駒と共に帰京。その後、織田信秀に呼び出され尾張へ向かったが、死に目に間に合わなかった。一時期駿河で太原雪斎を診ていたが、雪斎が他界したことで臨済寺に軟禁されしばらく駿河に滞在。現在は京に戻っている。伊呂波太夫に銭を見せられ、駒が作る丸薬の商売を了承する。
  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ家が火事となり、大きな手の武家の人に助け出され麒麟の話を聞く。東庵と駿河にいた時、十兵衛が戦に巻き込まれてると知り、菊丸に三河と美濃の国境まで連れて行ってほしいと頼み美濃へ。越前までの逃亡に同行する途中、自分を助けた人が十兵衛の父と知る。京に戻り、かつて駿河で芳仁(ベンガルさん)に教えてもらった丸薬を作っている。伊呂波大夫について行った大和で覚慶(のちの足利義昭)と出会う。伊呂波大夫の仲介で、寺に丸薬を売る商売をはじめ、堺の商人・今井宗久にも、三好勢への手助けをしないことと、義昭と信長に武装させずに上洛させることを条件に取引をはじめた。将軍となった義昭と親しく会うようになり、義昭が建てようとしている貧しい人たちや病気の人たちを救う施設の資金を稼ぐため、丸薬づくりに一層取り組んでいる。義昭にとっての癒しの存在。今でも密かに十兵衛を助けている。

<<朝廷>>

  • 正親町天皇:坂東玉三郎さん…第106代天皇。
  • 近衛前久:本郷奏多さん…関白だった。近衛家で一緒に暮らしたことのある伊呂波大夫と仲が良い。義栄を将軍に推挙したことで追われる身に。十兵衛に幕府が本来の役目である帝を守ることもせず私利私欲に走ってると苦言を呈する。
  • 二条晴良:小藪千豊さん…関白。二条家の当主。

 

 <<足利将軍家>>

  • 足利義昭(覚慶):滝藤賢一さん…室町幕府最後の将軍となる。興福寺の僧で、時々町に出ては民衆に食べ物を配って声をかけている。町の人気者。兄の将軍・義輝が三好一派に討たれ、命を狙われる立場になり、藤孝らに連れられて大和から逃れる。甲賀に身を置いたのち、越前敦賀で朝倉義景に半年待ち、一乗谷で朝倉の義景を烏帽子親に元服。美濃に移動し信長と一緒に上洛。15代将軍となる。信長に絶大な信頼を置いていたが、徐々に考えの違いがはっきりしてきた。
  • 三淵藤英:谷原章介さん…将軍奉公衆。義輝亡き後覚慶を次期将軍として推し、一緒に甲賀へ逃れる。その後義還俗した義昭と共に敦賀へ。一乗谷で義景を烏帽子親とし義昭を元服させ、信長と上洛を果たすため美濃に入る。義昭と一緒に上洛。幕府側の人間として織田に意見を出す。幕府の政所・摂津とは距離を置いている。

  • 細川藤孝:眞島秀和さん…将軍奉公衆。三淵藤英の弟。義輝亡き後、次期将軍として覚慶を支え甲賀に逃れる。その後還俗した覚慶こと義昭と共に敦賀へ。三淵と共に義昭を護り、美濃に入る。義昭と共に上洛し、幕臣として十兵衛と一緒に働く。

  • 一色藤長:上杉柊平さん…義輝のお側衆だったが、藤孝と一緒に次の将軍と見据えられた義昭の警護にあたる。義昭と一緒の上洛し、幕臣として働く。
  • 細川藤賢:島英臣さん…十兵衛と義昭の警護に当たる。
  • 摂津晴門:片岡鶴太郎さん…義輝の代から幕府の政所頭人を務め、義昭のもとでも引き続き働く。みんなの前で恥をかかせた信長に何やら企んでいる様子。

近江

  • 浅井長政:金井浩人さん…北近江の戦国大名。信長の義弟。二条城の普請にも協力した。金ヶ崎の戦いでは朝倉に味方し、織田勢を攻める。姉川の戦いで織田勢に負け小谷城にこもる。
  • 市:井本彩花さん…信長の妹。浅井長政に嫁ぐ。

<<比叡山延暦寺>>

  • 覚恕:春風亭小朝さん…天台座主。正親町天皇の弟。醜い為に都の外に出されたと思っている。

 

  • 今井宗久:陣内孝則さん…堺の商人。駒の要求に応じ、信長に武装せずに上洛する事を条件を出し、三好から手を引いた。

三河

<<徳川家>>

  • 徳川家康(竹千代):風間俊介さん…のちに徳川幕府を開く。幼少期(岩田琉聖くん)。竹千代。人質として尾張の熱田に幽閉されていた。自分を生んですぐ母・於大の方を離縁して刈屋に戻した父・広忠のことを嫌っていた。信長に自ら駿河へ人質に行くと申し出て、信長の兄・信広と人質交換された。桶狭間の戦いでは今川軍に従軍していたが、今川軍の扱いに憤慨。動かなかった。金ヶ崎の戦いでは織田勢として戦に参加。武田信玄との戦いに備える。

 

  • 菊丸:岡村隆史さん…三河の忍び。かつて美濃にいたこともあり、駒たちと十兵衛を助けたこともあった。のち、今川に人質に行った家康について駿河にも潜伏していたこともあり、明智家が越前に逃げ延びるのを駒と共に手助けをした。

 

第36回のあらすじ

元亀三年(1572年)冬。

三条西実澄(石橋蓮司さん)の御用人に扮して内裏までお供し、廊下で控えていた十兵衛。

実澄から十兵衛を"「万葉」の歌を好む珍しき鳥"と呼び、庭にいると聞いた正親町天皇は、「朕はこの詩の如く日々生きたいと思う」という文を十兵衛に渡した。

十兵衛は、穏やかな世を目指し、迷いながらも生きていきたいと庭越しに述べると、「その道は遠いのう。朕も迷う。なれど迷わずに歩もうではないか。明智十兵衛。その名を胸にとどめ置くぞよ。」と帝のお声だけを聴くことが出来た。

 

館に戻った十兵衛を、近江から来た佐久間、柴田、藤吉郎が待っていた。

大和の松永久秀と筒井順慶の争いが、河内の国にまで広がってしまっている。十兵衛にも出陣せよという信長からのお達しが来ていた。

義昭からの強い意向なので、松永を討てと柴田らにも出陣命令が来ていたが、いつになく信長の歯切れが悪い。

十兵衛の館に着く前に二条城の義昭に会いに行ったところ、十兵衛の知恵も借りて松永の首を取れと戦い支度を急ぐようきつく催促されたという。

一度は松永と筒井に休戦してもらったが、所詮は水と油の仲。しかも義昭は、兄の義輝を殺した張本人は松永だと思い込んでいる。

藤吉郎は「松永を討つ暇があったら、近江の浅井長政を討つべきであり、越前の朝倉も片付けるべきでござる。公方様はああ見えて油断のならぬお方じゃ。」と言い、実際義昭が朝倉、浅井に密書を送っているのを掴んでいた。

そして信長を大和や河内に行かせている隙に浅井、朝倉に一気に信長を攻めさせようとしているのでは?と読んでいた。

さらに柴田も佐久間も松永を討ちたい思っているのか?と核心を突いた質問をして席を立った。

佐久間は帰る際に、十兵衛が比叡山の戦いで信長の命に背き女子供を見逃したことを後ではっきりと報告していたこと耳にしたといい、今回の戦のことでも十兵衛から信長に直接意見を言ってもらいたいとお願いして帰って行った。

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元亀2年から三年にかけて大和信貴山城の松永久秀は、筒井順慶と戦を繰り広げていて、幕府はその鎮圧に乗り出そうとしていた。

十兵衛が二条城に行くと、義昭が庭で小姓相手に剣術の指南を受けていた。

兄の義輝が剣の達人だったことから、自分も覚えることにしたという。そんな義昭に違和感を覚える十兵衛。

小姓に負けてもらってることにも気づかず、十兵衛にも相手をせよと意気込む義昭。仕方なく相手にした十兵衛は、忖度することなく剣を振るうこともなく義昭を圧倒した。

かつての美しい都へ戻したいという気持ちで一致していた十兵衛と義昭。目の前の義昭はすっかり変わってしまい、戦を自分から仕掛けるようになってしまっていた。

徐々に義昭への気持ちが変わっていく。三淵が間に入ってようやく稽古が終わった。

 

 

御所に行って帝の声を聞いた十兵衛は、信長が帝を敬う気持ちが分かってきていた。

築城途中の坂本城へ煕子を連れていき、義昭が人質として煕子と子供たちを京に残せと言ってきてることを「飲めぬ!」と怒りを露にしていた。

義昭と信長の間で揺れる十兵衛。どちらも大事だという。ただ今のままでは済まぬかもしれないと予感していた。

 

元亀三年(1572年)4月。

幕府と織田の連合軍が河内の国に向けて出陣。松永と松永に近づいてきた三好の一党を討つための出陣だった。

この戦に信長は加わらず、河内にいた松永を大和へ取り逃がし戦が終わった。

 

甲斐の武田信玄(石橋凌さん)が再三にわたる義昭からの上洛命令に呼応し、まず遠江の浜松城の徳川家康と戦を始めた。

十兵衛は、信長に美濃岐阜城に呼び出される。

信長は、甲斐の武田に京まで連れていかれ、耳鼻をそがれる夢を見たと言い、義昭への遠慮が足りなかったと気づいたという。

信長は、いくつかの例を挙げて義昭を諫める文を送っていたのだ。

ご機嫌伺いに鵠をプレゼントすることを思いつき、十兵衛に義昭の届けるよう命じた。

十兵衛は、信長にもっと味方してくれる大名にも気遣いをした方がいいと助言。

徳川家康にもっと援軍を送れと言ったが、信長は浅井・朝倉を迎え討つから兵は割けないと言って拒否。

援軍がどうと話をしている最中に、徳川と織田の連合軍が三方ヶ原で大敗したという知らせが入ってきたのだった。

 

十兵衛は鵠を二条城の義昭へ届けに行った。義昭はもう遅い。受け取れないと言う。

信長が送ってきた十七箇条の異見書を投げつけ「もはや我慢ならぬ。」と怒りを露にする。

そして武田の上洛に伴い、浅井と朝倉が近江で挟み撃ちする連絡も受けていると言い、徳川は既に負け、松永は敵に回り、信長の命運は尽きた。と言い放つ。

松永を敵に回すよう仕向けたのは公方様では?と言い返す十兵衛だったが、すぐに訂正。

三淵も、上洛の立役者である信長には感謝してるが、最近の信長は天皇にだけ顔を向けて武家の棟梁はないように振舞っている。と言い、十兵衛にも熟慮して自分たちと共に将軍を支え、新しい世のための戦に馳せ参じていただきたい。と言ってきた。

十兵衛は、信長との戦に馳せ参じよという言葉に耳を疑う。

そして義昭に考え直すよう何度も何度も頼み込むが、義昭は「決めたのじゃ。わしは信玄と共に戦う!信長から離れろ。わしのためにそうしてくれ。」と言ってきた。

十兵衛は号泣。顔を伏せてしまった。

「それはできませぬ。御免!」と言って義昭の元を去って行った。

義昭は三淵に「追うな!十兵衛は鳥じゃ。籠から出た鳥じゃ。また飛んで戻って来るやもしれぬ。」と言い、そのままにするのだった。

 

元亀3年(1573年)3月。

義昭は畿内の大名を集め、信長に挙兵した。

 

…というお話でした。

 

藤吉郎が強い

今までも十兵衛にしっかりと自分の意見を言ってきた藤吉郎。

今回は、信長に意見を言えない柴田と佐久間の代わりに、本心から松永と戦したくないのだろう?と迫っていました。

信長の言うこと絶対!!というイメージの藤吉郎でしたが、その信長に対して批判的なことが言うなんて、意外な感じがしました。

これだから生まれのいい武士たちはダメなんだよ!って、信長だけに留まらず、元々の武士の人みんなに批判的な藤吉郎。

柴田も佐久間も十兵衛も言い返せない。

藤吉郎は他の人が言えない、発想しないことを言っていて、スバ抜けた人を見る目と、人の考えそうなことを先回りが出来る力がある人だと思いました。

 

『麒麟がくる』を見ていると、人を見下すようなところがある人物に描かれている藤吉郎。

秀吉の出世が光秀より遅いのは、元々武士じゃなかったからとか、元々家臣がいないとかだけじゃなく、口がわざわいしてるところもありそうな気がしました。

頭よすぎて「なんであんたらこんな簡単なことも分からんの?」と言って、周りと喧嘩してそうなイメージ。

能力主義の信長のもとだからこそ、出世できた秀吉!って感じがします。

 

十兵衛の気持ちの移り変わり

十兵衛がずっと気になっていた帝という存在。

武家の棟梁である将軍よりも、信長が魅了されている相手。

とうとう十兵衛本人も帝の声を聞くことが出来て、なんとなく信長の気持ちが分かっていく様子が丁寧に描かれていて、よく分かりました。

 

義昭は義輝と違って、将軍の器にある人とは言えないけれど、都を美しい都に戻したい。貧しい人たちを救いたいという熱い思いだけはある人。

義昭は自分が支えていこうと思える人だったのが、だんだん変わっていってしまった。

幕府もガタガタで、守るに値しない存在だと分かってしまった。

しかも、自分が連れてきた信長を排除しようと動き出してしまった。

 

 

前から、十兵衛がずっと支えたいと思っていた将軍に、どうやって見切りをつけるのかが疑問でした。

信長が怖くて逆らえなくて、義昭と離れるのか?と思ってました。

でも、義昭から先に「信長から離れろ。」と言われて逃げ出すということだったなんて!

十兵衛にとって、義昭も信長もどちらも大事だった。

二人が手を組んで一緒に世を治めてくれるのが理想だったのに!!義昭がどっちか選べと決断を迫ってしまった。

どっちかしか選べないなら、信長!…だったんですね。

信長は道三が認めた男。信長とだったら、戦のない大きな国を作れると道三が認めた男。

義昭は自分を困らせるだけの存在になってしまった。

最後の十兵衛の号泣、辛そうでした。

 

 

本能寺の変までをじっくり見たい

さぁ、やっと義昭から離れた十兵衛!

もう信長につくしかありません!

これまでは幕臣の立場で、いい距離感で信長と接することができましたけど、完全な信長の家臣になってしまうと、十兵衛と信長の距離感が近くなって、嫌なところとかも見えてくるはず!!

十兵衛は、自分が尾張から信長を引っ張ってきたから、信長の行く末をまるで自分のことのように責任を感じそうです。

とりあえず、天下統一の一歩手前まではうまくいくのだから、これからしばらくの十兵衛の活躍を楽しみに見ていきたいです。

いつも信長側の裏切られた目線で本能寺の変を見てきたので、十兵衛側の言い分を知りたいです。

なんで本能寺の変を起こさなければいけなかったのか?

じっくり見ていきたいと思います。

 

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以上、『麒麟がくる』第36回を観た感想でした。

 

 

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