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大河ドラマ 麒麟がくる 第8回「同盟のゆくえ」を観た感想とネタバレあらすじ

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毎週日曜夜8時からNHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。3月8日に第8回が放送されました。

 

 

前回の第7回「帰蝶の願い」では、尾張の織田信秀から利政に和睦することを持ちかけられた。条件は、帰蝶を信秀の嫡男・信長と結婚させることだった。

利政は、十兵衛に帰蝶を説得するよう命令。

無理だと断る十兵衛に「わしの仕事は戦をすることではない。国を豊かにする事じゃ。豊かであれば国は一つになる。一滴の血を流さず豊かになる。それがこたびの和議じゃ。」と尾張との和睦する意義を説く。

一方で利政の嫡男・高政には、守護でもない織田家との縁組は愚かなことだと言われ、結婚を嫌がり明智荘に逃げ込んでる帰蝶を稲葉山に帰さず、結婚話を潰すよう言われる。

帰蝶には信長という人物がどんな人物か分からないから、尾張まで見てきてどんな人か教えて欲しいと頼まれた十兵衛。

尾張の熱田に潜入した十兵衛は、偶然再会した菊丸に案内され、早朝の漁から戻って来た信長に遭遇した…。

 …というところで終わりました。

 

第7回の感想はこちら↓ www.lovetv.site

 

 

おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん美濃の国境にある明智家に生まれる。野盗との戦いで鉄砲を知り、堺で松永久秀の計らいで鉄砲を入手した。鉄砲を研究するために再び上京し、刀鍛冶の伊平次から三好長慶襲撃計画を聞き、藤英・藤孝兄弟と共に救出。利政が織田信秀から大柿城を奪回したと聞き美濃に戻る。その後織田信秀から利政に、嫡男信長と帰蝶の結婚を条件に和睦の申し出があり、嫌がる帰蝶を説得するよう命令された。帰蝶からは信長を見に尾張に行くよう命じられ尾張に潜入。

美濃

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。光秀に、明智家は土岐源氏の血筋と教える。
  • 明智光安:西村まさ彦さん…光秀の叔父。利政に反抗的な態度を取る十兵衛にひやひやしている。利政に従順。
  • 妻木煕子:木村文乃さん…光秀の正室。(予告に登場)
  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣。関の刀鍛冶と親しい。以前近くに住んでいた伊平次が、関の鍛冶屋から近江の国友村へ移り、鉄砲の修理をしていると十兵衛に伝える。
  • 与八:鈴木信二さん…十兵衛の家臣。
  • 佐助:植木祥平さん…十兵衛の家臣。

<<斎藤家>>

  • 斎藤道三(利政):本木雅弘さん…美濃の守護代。損得勘定で物を見るところがあり、ケチだと光秀に思われている。守護の土岐家と未だ折り合いが良くない。織田信秀から和睦として、信秀の嫡男・信長と帰蝶との結婚を申し出された。十兵衛に、結婚を嫌がる帰蝶の説得を命令する。周りの領主を力で押さえているだけだと思われていたが、国を豊かにしたいという思いを十兵衛に明かす。
  • 深芳野:南果歩さん…道三の側室。元は美濃の守護・土岐頼芸の愛妾だった。
  • 小見の方:片岡京子さん…光秀の叔母。道三の正室。体の具合が悪く寝込んでいたが、東庵の治療で起き上がれるほどに回復。
  • 斎藤帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。夫の頼純を父・利政に毒殺された過去から、尾張の信長との結婚を嫌がり、十兵衛に尾張まで信長を見にいくよう頼む。
  • 斎藤義龍(高政):伊藤英明さん…道三の長男。光秀とは幼い頃一緒に学んだ仲。嫡男だが、道三の側室・深芳野の子であることに引け目を感じている。母が土岐頼芸の元愛妾だったこともあり、自分を頼芸の子だと思っている。近い将来父に代わって美濃を治めたいと考えており、十兵衛に協力をお願いした。土岐頼芸と国衆たちの支持を受けようとし、父が推し進める尾張の織田信秀との和睦を潰したいと考えてる。 

 

<その他>

  • 菊丸:岡村隆史さん…三河出身の農民。明智荘に侵入してきた野盗から売り飛ばされるところを、光秀に解放してもらう。一度三河に帰った後、お礼の品を持って美濃に戻って来た。尾張の地理に詳しかったり、身のこなしが軽かったり、山中で集団を動かしたり、謎な行動をする。普段は穏やかな青年。
  • 伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。

 

<<土岐家>>

  • 土岐頼芸:尾美としのりさん…美濃の守護。道三の操り人形になることを知って守護を引き受けるが、奪われた美濃の覇権を取り戻すため織田信秀に密書を送る。
  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん…美濃三人衆の一人。土岐頼芸の家臣だったが、のちに道三の家臣となる。

 

  • 土岐頼純:矢野聖人さん…帰蝶の最初の夫。頼芸を守護に押し上げ、父・頼武を引きずり下ろし土岐家を二分させた道三を恨み、織田信秀に密書を送り道三を討つよう指示した。そのことが道三に知られ、毒殺される。(一度だけの出演)

尾張

<<織田家>>

  • 織田信秀:高橋克典さん…織田家の当主。道三のライバル。今川との戦いで肩を負傷。治りが悪いことを東庵に見抜かれる。美濃の利政、駿河の今川義元、身内の清洲城の織田彦五郎そして自身の体調といくつかの不安を抱えている。利政との和睦の条件として、嫡男・信長と利政の娘・帰蝶の結婚を申し出てきた。
  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。うつけという噂があるが、美濃では誰も見た者がいない。尾張国内でも目撃者が少ない。菊丸の情報によると、毎朝漁に出ているという。
  • 織田信勝:木村了さん…信長の弟。
  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。
  • 平手政秀:上杉祥三さん…織田家の家臣。
  • 藤吉郎(のち秀吉):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。

 

駿河

  • 今川義元:片岡愛之助さん…東海最強の戦国大名。
  • 太原雪斎:伊吹吾郎さん…義元の軍師。

 

  • 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。光秀に連れられ道三の妻・小見の方を診るため美濃に入る。尾張の織田信秀とも通じている。小見の方の症状が落ち着き、駒と共に帰京。三好長慶を救い負傷した十兵衛を手当てした。
  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ、家が火事となる。が、大きな手の武家の人に助け出され、麒麟の話を聞く。東庵と一緒に美濃に入り、かつて火事から助けてくれたお武家様が美濃の人だとわかる。十兵衛と離れがたく思うも、東庵と帰京。京で負傷した十兵衛を手当てするために再び美濃へ。

 

  • 松永久秀:吉田鋼太郎さん…三好長慶の家臣。堺の辻屋で十兵衛と会い、一緒に酒を飲む。商人には凄んだ物言いをするが、十兵衛には穏やかに話をしてくれた。十兵衛が鉄砲を手に入れられるよう計らった。伊平次を探しに来た十兵衛と三淵を通じて再会。三好長慶を襲撃する計画を知った十兵衛、藤孝、藤英に主君ともども救われる。十兵衛に救われたお礼の手紙を利政に送っていた。
  • 三好長慶:山路和弘さん…細川晴元の家臣。松永久秀の主君。襲撃されたところを十兵衛と藤孝・藤英兄弟に救われる。
  • 細川晴元:国広富之さん…室町幕府管領。

 

<<足利将軍家>>

  • 足利義輝:向井理さん…第13代将軍。鉄砲が戦で使えるかどうかを知りたい様子。本能寺から出てきた時に十兵衛と藤孝が対面しているのに出くわす。三好長慶襲撃計画を聞きつけ救出を願い出てきた十兵衛の言葉に心打たれ、三淵に救出を命令する。
  • 三淵藤英:谷原章介さん…将軍奉公衆。将軍家の命で、堺に鉄砲の買い付けに来る。十兵衛の前で鉄砲を試し撃ちし、使い勝手が悪く戦に向かないと酷評。義輝に同行して本能寺から出てきたところを十兵衛と再会。三好長慶襲撃計画を聞いた十兵衛から救出要請を受け、最初は拒否。話を聞いた義輝から救出命令が出て、弟・藤孝と共に救出へ向かった。
  • 細川藤孝:眞島秀和さん…将軍奉公衆。三淵藤英の弟。本能寺前で警固している時に鉄砲を背負った十兵衛を不審に思い刀を抜く。兄の知り合いと分かり、鉄砲は持ち歩かないよう十兵衛にアドバイスした。三好長慶襲撃計画を聞いた十兵衛を追いかけ、兄・藤英と共に三好、松永を救出した。

 

大和

  • 足利義昭:滝藤賢一さん…室町幕府最後の将軍となる。

 

三河

<<徳川家>>

  • 徳川家康(竹千代):風間俊介さん…のちに徳川幕府を開く。
  • 松平広忠:浅利陽介さん…家康の父。

 

第8回のあらすじ

尾張に潜入し、早朝漁から戻って来た信長を見た十兵衛。信長は釣ってきた魚をさばき、民に一切れずつ売っていた。

身分を明かさず信長の様子をじっと観察し「奇妙な男だ。」と感想をもらす。

 

美濃に戻っても帰蝶のいる館にはすぐに戻らず、外で思い悩む十兵衛。

母の牧から「大事なのはこの国ぞ。」とアドバイスされ、帰蝶に「尾張へお行きなされませ。」とすすめた。

「十兵衛が申すのじゃ。是非もなかろう。」帰蝶は尾張への輿入れを受け入れた。

 

帰蝶が結婚を承知したことで利政は大喜び。十兵衛を褒めたたえた。

しかし十兵衛に帰蝶の結婚を潰させようとしていた高政は大激怒。高政と稲葉良通ら国衆たちに囲まれ、土岐頼芸の居所まで連れていかれた。

頼芸は、十兵衛を土岐源氏の流れをくむ武士として期待していたのに、なぜ帰蝶を稲葉山城へ帰したか?と責めてきた。

十兵衛は、海がある尾張の国の豊かさと、それを血を流さず手に入れられるかもしれない同盟の意義を説く。

尾張熱田の海と市の活気ある様子を知っている頼芸は、何も言い返せない。必死に取り繕う高政の話を受け流し、席を立ってしまった。

そして良通だけに信秀の窮地と、帰蝶の気性から信長と結婚しても長くないだろうと、同盟の破綻を期待した言葉をもらすのだった。

 

高政は、国衆たちの目の前で、尾張との同盟がどれだけ道理に反してるか?を話そうとしていたのに頼芸から話を受け流され、恥をかいたと母・深芳野に愚痴を言う。

そして利政を下劣な男と罵り、自分は本当は頼芸の子では?と深芳野に迫ったが、もちろん深芳野は否定。

「そう思うならそう思うがよい。ただそれを盾として殿に立ち向かうのはよしなさい。」と叱りつける。家督をゆずってもらうまで我慢だと言い聞かせた。

 

駒が京に帰る日が来た。峠道まで見送る十兵衛。

帰蝶を行かせたくなかったのでは?と聞く駒に、十兵衛は「そうやもしれぬ。」と正直な気持ちを打ち明けた。

十兵衛の本当の気持ちを知れて喜びながらも、失恋を受け止めた駒は、目にいっぱい涙を溜めて峠道を急いで帰っていった。

 

天文18年(1549年)2月。帰蝶が尾張那古野城へ嫁いだ。が、帰蝶到着当日に姿を消す信長。

平手正秀が平謝りに謝ったが、邸中に響き渡る大きな声で捜索されている信長に、つい笑みがこぼれる帰蝶だった。

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名古屋市営地下鉄 中村公園駅の織田信長の柱

駿河にも、尾張と美濃が同盟を組んだという話が届いていた。

今川義元は松平広忠を呼び出し、雪斎のアドバイスに基づいて今こそ尾張と戦をすべきとけしかけた。

 

…というお話でした。

 

信長面白そう!

主人公が明智光秀で、それに出てくる信長だから、さぞコワイ信長でも登場するのかと思いきや、染谷将太さんの信長さんはいい人そうでした!!

領民の皆さんに一切れずつ魚を切って販売していて、とても気さくそうな人!

じっと見ていた十兵衛にも声をかけてくれるなど、とても親しみやすそうな人物で、とても好印象を受けました。

この人が第六天魔王とか言い出すの?ホントに?って感じです。

 

今回言葉を交わすことがなかった信長と十兵衛こと光秀。

こんな感じで会ってて、のちに謀反起こすなんて想像できません!!

 

あと、帰蝶との結婚当日に失踪ってなにごと??

失礼過ぎひん?

と私なら怒ってしまうところですが、帰蝶さんは笑ってました。

なんだか帰蝶とは波長が合う様子じゃないですか??

仲良くなりそうなのを予感させるいいシーンでした!

 

十兵衛も帰蝶が好きだったの?

駒ちゃんに、帰蝶を尾張に行かせたくなかった?と聞かれ、「そうやもしれぬ。」と答えた十兵衛。

え??そうだったの???

全然分からなかったんですけど!!

 

全く感じさせない人ですね!

本当に何でこんな人がモテるのか分かりませ~ん。どこがいいの?

 

来週の予告を見ると、やっと十兵衛の結婚話が出てくるみたいです。

木村文乃さんの煕子さん初登場です!

楽しみ!

 

信長なめられてる

利政が帰蝶と信長の結婚というか、尾張との和睦を喜んでましたね!!

信秀さえいなくなれば尾張を手中に出来ると思ってるみたいです。

若い時の信長ってこんなになめられてたんだ~とこのドラマを見てびっくりです。

土岐頼芸も相当バカにしてましたし。

 

でもこの利政が信長と一番馬が合って、自分の息子よりかわいがるんですから、これからの展開が楽しみです!

 

第8回は、信長の登場で色々変わっていくのが肌で感じられて、とっても面白かったです。

 

高政が幼くて引く

さっき、第8回は何かが始まろうとして面白かったと言いましたが、それとは反対に美濃の国内側ばかり見つめてる高政の視野の狭さが浮き彫りになりましたね!

そんなに土岐頼芸の子でいたいですかねぇ?

利政の子なのが嫌なの?

親を超えたい気持ちは分かるけど、他の人を親と思いたいなんて、考えが幼さ過ぎて引きました。

我が子と思ってるなんて頼芸の言葉を信じ込むなんて、純粋と言うか…よっぽど利政の事嫌いなのか…。

心底利政のやることが恥ずかしいのかな?

あまりに自分と違い過ぎると、理解するより否定した方が速いし、楽ですもんね。

 

この利政・高政親子の対立も今は高政が分からないようにこそこそやってますけど、これからは堂々と意見言ったりするようになるのかな?

高政本人が堂々と言い返せるようになれば、十兵衛の負担も減るのに!

高政が自分では出来ないことを十兵衛にさせようとして失敗して、十兵衛を責める姿には呆れました。

 

親子喧嘩は自分たちだけでやって欲しい!

国衆と十兵衛を巻き込まないで欲しい!

 

それだけ利政って人がコワイってことか…。

 

この利政・高政親子の関係もこれからどうなるか楽しみです。

 

以上、『麒麟がくる』第8回を観た感想でした。

 

 

 

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本ページの情報は2020年3月時点のものです。 

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各話の感想

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