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大河ドラマ 麒麟がくる 第9回「信長の失敗」を観た感想とネタバレあらすじ

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毎週日曜夜8時からNHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。3月15日に第9回が放送されました。

 

 

前回の第8回「同盟のゆくえ」では、帰蝶から頼まれ尾張に信長を見に行った十兵衛は、信長の人柄までは分からなかったが、尾張の活気ある町を見て、帰蝶に尾張行きをすすめる。

一方で織田との同盟を潰そうとしていた高政は、十兵衛が守護の土岐頼芸に尾張との同盟の意義を説き、恥をかかされる。

織田と斎藤の同盟を知った駿河の今川義元は、織田の力が弱まっていると読み、三河の松平弘忠を呼び出し、手助けするから今こそ尾張と戦え。とけしかけた。

信長との祝言当日。部屋で信長を待っていた帰蝶だったが、その日信長は帰ってこなかった。

 …というところで終わりました。

 

第8回の感想はこちら↓

 

 

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おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん美濃の国境にある明智家に生まれる。野盗との戦いで鉄砲を知り、堺で松永久秀の計らいで鉄砲を入手した。鉄砲を研究するために再び上京し、刀鍛冶の伊平次から三好長慶襲撃計画を聞き、藤英・藤孝兄弟と共に救出。利政が織田信秀から大柿城を奪回したと聞き美濃に戻る。信秀の嫡男・信長に帰蝶を嫁がせることを条件に、織田家との和睦が持ち掛けられ、帰蝶を説得する事になり信長を見に尾張へ行った。信長の人柄は掴めなかったものの、尾張の賑わいを見て帰蝶に尾張行きをすすめた。

美濃

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。光秀に、明智家は土岐源氏の血筋と教える。
  • 明智光安:西村まさ彦さん…光秀の叔父。利政に反抗的な態度を取る十兵衛にひやひやしている。利政に従順。
  • 妻木煕子:木村文乃さん…のちに光秀の正室となる人物。幼い頃に十兵衛からプロポーズされていた。
  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣。関の刀鍛冶と親しい。以前近くに住んでいた伊平次が、関の鍛冶屋から近江の国友村へ移り、鉄砲の修理をしていると十兵衛に伝える。
  • 与八:鈴木信二さん…十兵衛の家臣。
  • 佐助:植木祥平さん…十兵衛の家臣。

<<斎藤家>>

  • 斎藤道三(利政):本木雅弘さん…美濃の守護代。損得勘定で物を見るところがあり、ケチだと光秀に思われている。守護の土岐家と未だ折り合いが良くない。織田信秀から和睦として、信秀の嫡男・信長と帰蝶との結婚を申し出された。十兵衛に、結婚を嫌がる帰蝶の説得を命令する。周りの領主を力で押さえているだけだと思われていたが、国を豊かにしたいという思いを十兵衛に明かす。
  • 深芳野:南果歩さん…道三の側室。元は美濃の守護・土岐頼芸の愛妾だった。
  • 小見の方:片岡京子さん…光秀の叔母。道三の正室。体の具合が悪く寝込んでいたが、東庵の治療で起き上がれるほどに回復。
  • 斎藤帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。夫の頼純を父・利政に毒殺された過去から、尾張の信長との結婚を嫌がり、十兵衛に尾張まで信長を見にいくよう頼む。
  • 斎藤義龍(高政):伊藤英明さん…道三の長男。光秀とは幼い頃一緒に学んだ仲。嫡男だが、道三の側室・深芳野の子であることに引け目を感じている。母が土岐頼芸の元愛妾だったこともあり、自分を頼芸の子だと思っている。近い将来父に代わって美濃を治めたいと考えており、十兵衛に協力をお願いした。土岐頼芸と国衆たちの支持を受けようとし、父が推し進める尾張の織田信秀との和睦を潰したいと考えたが、十兵衛が帰蝶を説得したことにより失敗した。

 

<その他>

  • 菊丸:岡村隆史さん…三河出身の農民。明智荘に侵入してきた野盗から売り飛ばされるところを、光秀に解放してもらう。一度三河に帰った後、お礼の品を持って美濃に戻って来た。尾張の地理に詳しかったり、身のこなしが軽かったり、山中で集団を動かしたり、謎な行動をする。普段は穏やかな青年。
  • 伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。

 

<<土岐家>>

  • 土岐頼芸:尾美としのりさん…美濃の守護。道三の操り人形になることを知って守護を引き受けるが、高政を利用して利政の力をそごうと考えている。
  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん…美濃三人衆の一人。土岐頼芸の家臣だったが、のちに道三の家臣となる。

 

  • 土岐頼純:矢野聖人さん…帰蝶の最初の夫。頼芸を守護に押し上げ、父・頼武を引きずり下ろし土岐家を二分させた道三を恨み、織田信秀に密書を送り道三を討つよう指示した。そのことが道三に知られ、毒殺される。(一度だけの出演)

尾張

<<織田家>>

  • 織田信秀:高橋克典さん…織田家の当主。道三のライバル。今川との戦いで肩を負傷。治りが悪いことを東庵に見抜かれる。美濃の利政、駿河の今川義元、身内の清洲城の織田彦五郎そして自身の体調といくつかの不安を抱えている。利政との和睦の条件として、嫡男・信長と利政の娘・帰蝶の結婚を申し出る。
  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。うつけという噂があり、帰蝶が嫁ぐのをためらっていたが、嫁いだ後、実際に会ってみて好印象を抱く。しかし笑顔の裏には恐ろしい一面もある。
  • 織田信勝:木村了さん…信長の弟。
  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。信勝の方に愛情がある様子。
  • 平手政秀:上杉祥三さん…織田家の家臣。
  • 藤吉郎(のち秀吉):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。

 

駿河

  • 今川義元:片岡愛之助さん…東海最強の戦国大名。尾張と三河とを戦わせようと広忠をけしかける。
  • 太原雪斎:伊吹吾郎さん…義元の軍師。

 

  • 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。光秀に連れられ道三の妻・小見の方を診るため美濃に入る。尾張の織田信秀とも通じている。小見の方の症状が落ち着き、駒と共に帰京。
  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ、家が火事となる。が、大きな手の武家の人に助け出され、麒麟の話を聞く。東庵と一緒に美濃に入り、かつて火事から助けてくれたお武家様が美濃の人だとわかる。十兵衛と離れがたく思うも、東庵と帰京。京で負傷した十兵衛を手当てするために再び美濃へ行ったが、失恋を悟り帰京。呆然とした日々を送る。

 

  • 松永久秀:吉田鋼太郎さん…三好長慶の家臣。堺の辻屋で十兵衛と会い、一緒に酒を飲む。商人には凄んだ物言いをするが、十兵衛には穏やかに話をしてくれた。十兵衛が鉄砲を手に入れられるよう計らった。伊平次を探しに来た十兵衛と三淵を通じて再会。三好長慶を襲撃する計画を知った十兵衛、藤孝、藤英に主君ともども救われる。十兵衛に救われたお礼の手紙を利政に送っていた。
  • 三好長慶:山路和弘さん…細川晴元の家臣。松永久秀の主君。襲撃されたところを十兵衛と藤孝・藤英兄弟に救われる。
  • 細川晴元:国広富之さん…室町幕府管領。

 

<<足利将軍家>>

  • 足利義輝:向井理さん…第13代将軍。鉄砲が戦で使えるかどうかを知りたい様子。本能寺から出てきた時に十兵衛と藤孝が対面しているのに出くわす。三好長慶襲撃計画を聞きつけ救出を願い出てきた十兵衛の言葉に心打たれ、三淵に救出を命令する。
  • 三淵藤英:谷原章介さん…将軍奉公衆。将軍家の命で、堺に鉄砲の買い付けに来る。十兵衛の前で鉄砲を試し撃ちし、使い勝手が悪く戦に向かないと酷評。義輝に同行して本能寺から出てきたところを十兵衛と再会。三好長慶襲撃計画を聞いた十兵衛から救出要請を受け、最初は拒否。話を聞いた義輝から救出命令が出て、弟・藤孝と共に救出へ向かった。
  • 細川藤孝:眞島秀和さん…将軍奉公衆。三淵藤英の弟。本能寺前で警固している時に鉄砲を背負った十兵衛を不審に思い刀を抜く。兄の知り合いと分かり、鉄砲は持ち歩かないよう十兵衛にアドバイスした。三好長慶襲撃計画を聞いた十兵衛を追いかけ、兄・藤英と共に三好、松永を救出した。

 

大和

  • 足利義昭:滝藤賢一さん…室町幕府最後の将軍となる。

 

三河

<<徳川家>>

  • 徳川家康(竹千代):風間俊介さん…のちに徳川幕府を開く。
  • 松平広忠:浅利陽介さん…家康の父。

 

第9回のあらすじ

今川義元から尾張の織田信秀と戦をするようけしかけられた松平広忠が、駿河から三河へ帰る山中で何者かに殺された。

菊丸が、腰に差していた短刀を三河刈屋城にいる広忠の妻・於大の方に確認してもらい、広忠と断定される。

何者の仕業か?と問われた菊丸は、尾張の手の者ではないか?と答える。

広忠の嫡子・竹千代は尾張に人質に出されており、於大の方は菊丸に竹千代を守るようお願いし、菊丸も「命に代えてもお守りいたします。」と言うのだった。

 

那古野城で信長の帰りを待っていた帰蝶は、早朝帰ってきた信長と言葉を交わす。

民が恐れている化け物がいるという池に行き、池に入って民を安心させていたと話す信長。半信半疑の帰蝶だったが、言葉巧みに話す信長に好印象を持つ。

そして二人で、末盛城で待つ信秀と土田御前に挨拶に出向いた。

信長は、利政から贈られた大きな松の盆栽を持ってきて信秀に渡す。帰蝶も利政が長年育ててきたものだと説明し、信秀を喜ばせた。

続いて、信長は引き出物だと言って、あるものを信秀に渡した。開けて中身を確認した信秀は顔をこわばらせる。そして土田御前と帰蝶に席を外させ、信長を叱責した。

松平広忠の首だったのだ。

信長は「解せませぬ。」と、信秀が何故怒るのか理解できない。

信秀は戦には時機がある。美濃とは同盟を組んだばかりで信用できず、今、今川と戦っても勝てない。と諭したが、納得できない信長だった。

 

父とのいさかいで機嫌を損ねた信長と、一緒に那古野城へ戻った帰蝶。信長が気晴らしに撃っていた鉄砲に興味を示し、信長の手を借りて自分も鉄砲を撃つ。

そして美濃では十兵衛が鉄砲に興味を持ち、利政を困らせていたことを楽しげに話すのだった。

 

一方美濃では、光安から頼まれ、伝吾と一緒に妻木城に米を運んでいた十兵衛。妻木城へは、幼い頃に父に連れられて何度か来ていた。

妻木殿に挨拶をして帰ろうとしていた十兵衛は、廊下や庭に、花びらが落ちているのを見つける。

花びらをたどると小屋へと続いており、戸を開けると子供たちと鬼ごっこをして隠れていた妻木の娘・煕子がいた。

幼い頃、煕子と一緒に鬼ごっこをしたことを思い出す十兵衛。煕子は、その時に「大きくなったら十兵衛のお嫁におなり。」と言われたと話した。

 

十兵衛が妻木へ行ったのは、実は裏で十兵衛を結婚させたいと考えていた光安が、煕子を会わせようと動いていたからだった。

妻木から煕子との結婚話を話してもらうよう頼んでいた光安。明智の荘へ帰ってきた十兵衛は、特に何も語らなかった。

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十兵衛への失恋を確認し帰京した駒は、治療にも身が入らずふぬけのようになっていた。

そんな時、伊呂波太夫の一座が京へやって来たのだった。

 

…というお話でした。

 

 

菊丸の正体

岡村隆史さん演じる菊丸の正体が、第9回で明かされました。

三河出身の農民と自ら名乗っていた菊丸ですが、のちに徳川家康になる竹千代の母・於大の方に仕える忍びでした。

竹千代を守って欲しいと直接、於大の方から頼まれるぐらいですから、だいぶ信頼されている様子です。

しかも顔を見て話せてたので、忍びの中でも格が上みたいです。

前々から話す言葉が丁寧だなぁとは思っていましたが、農民は仮の姿で、実は武士なんじゃないですか?

今回は忍びってことが分かっただけで、どういう位置の人間かはまだ明かされてないし、これからちょっとずつ分かっていくんじゃないでしょうか??

十兵衛への恩返しは、前に山中で救ったことで終わってるかもしれないですけど、これからも何かと助けてくれたらいいのになぁ…と思います。

 

岡村さん!いい役もらってますね~!!

 

楽しみです!

 

信長コワイ

帰蝶に優しく話している裏で、松平広忠を暗殺していた信長。

楽しそうな笑顔の裏で、とんでもないことをやってのけていてびっくりしました。

もっと信長の優しい一面が見れるのかと思っていたら、帰蝶との出会いからショッキングで面喰いました。

これからも度々こんなシーンが出てくるのかな?

今回、帰蝶が嬉しそうに十兵衛の事話してましたけど、「うちの嫁に気に入られてるとは~!!」って感じで、恐ろしい目にあったりしないのかな?

って、十兵衛の身が心配になってきましたよ!

 

まぁ、松平広忠を殺すのは、戦を起こされる前に先に殺すという意味があったし、個人的な感情だけで人殺しするような人ではなさそうかな?

どうかな?

 

時機を見るとか、人の感情に共感する事が出来ない様子の信長さん。

でも、民に慕われていたり、初対面の帰蝶の心を掴んだり、好かれる要素もあります。

謎な人物・信長。

これからの彼の成長ぶりが楽しみです!!

 

妻・煕子との出会い

やっと後に光秀の正室となる煕子さんが登場しました!

木村文乃さんが演じられてるのですが、可憐で花びらが良く似合うかわいい人でした。

煕子さんと言えば、私の中で1996年の大河ドラマ『秀吉』の有森也実さんのイメージなんですが、木村文乃さんとはちょっとイメージが違います!

有森さんの時は最初ウジウジしてて、野際陽子さん演じる姑さんに意見が言えなくてかわいそうな感じでした。(ちなみにあとで物凄く強くなりますが…。)

でも、木村さんの煕子さんは明るそう!!

出会いから十兵衛の心が持っていかれてる感じがしました!

 

この時代なんで政略結婚ですけど、ちゃんと恋愛して結婚するんだろうな~。

駒ちゃんが今度十兵衛と会う時は、もう結婚してるのかな?

今回だいぶ引きずってたみたいだから、心配です。

 

竹千代が賢い

前からちょこっとだけ出てくるようになってる竹千代くん。

今回は、将棋に弱い信勝にわざと負けてると帰蝶に話していました。信長は強いから面白いとも。

そんなことあるのかな~??

賢さを見せてたら危ないんじゃないの~?

 

『おんな城主 直虎』での竹千代は、既に駿河の今川邸にいました。

なので『麒麟…』ではこれから竹千代くんは今川に連れられて行くみたいで、次回はそこんとこの話をやるようです。

『直虎』では、若い時は賢いのを隠していたような気が…。

 

作品によって描かれ方が違いますね!

 

以上、『麒麟がくる』第9回を観た感想でした。

 

 

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本ページの情報は2020年3月時点のものです。 

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各話の感想

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