テレビ好きぴえーるの日記

テレビ好きの主婦によるドラマ、バラエティ、好きなアーティスト、入院生活などの雑記ブログ。

関ジャニ∞のTheモーツァルト音楽王No.1決定戦でのセリーヌ・タムが凄すぎた

9月21日金曜の夜7時から3時間放送された関ジャニ∞のTheモーツァルト音楽王No.1決定戦を観ました。カラオケとピアノの天才キッズ、世界一を決める、というものでした。

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関ジャニ∞の~」とありましたが、実際、関ジャニ∞で出演していたのは、司会の村上信五さんと大倉忠義さんの2人のみで、あとはグランドマイスターとしてバイオリニストの葉加瀬太郎さんが音楽家としての目線で出演者の解説をされていました。

カラオケブロックでのゲストには、ソプラニスタの岡本友高さん、野口五郎さん、DAIGOさん、夏菜さん、森泉さんが出演されました。審査は機械がするので、「見届け人」という立ち位置でした。

カラオケブロックと、ピアノブロックとに分かれて放送され、今回は天才キッズの対戦で戦ったのは全員子供でした。前は大人に挑むという形でもやっていましたけど、今回は子ども同士だけの対決でした。

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セリーヌ・タムの経歴

カラオケブロックでの優勝者は、セリーヌ・タムという、香港の音楽教師のお父さんがいる10歳の女の子でした。見た目は普通のあどけない女の子なんですが、昨年9歳の時にアメリカのオーディション番組、「アメリカズ・ゴット・タレント」に出演して、映画「タイタニック」の主題歌、セリーヌディオンの「My Heart Will Go On」を歌い、高い歌唱技術で審査員&観客を総立ちにさせた実力の持ち主だったんです。

この番組でセリーヌ・タムが歌っている動画は、YouTubeで5600万回再生され、大反響を呼んでいるとのこと。この勢いで9歳で中国の大手レコード会社と契約し、アメリカ、中国、ドイツと世界で活躍する歌姫なんです!

そんな子を出すなんて、絶対優勝するに決まってるやん!なんか嫌味やな。何考えてんねんテレビ朝日と思ってました。アメリカのオーディション番組なんて知らんし!と思ってました。

しかし!優勝を決めたこの子の歌声が素晴らし過ぎて、もっと聴きたい!日本の番組に出してくれて、この子の存在を教えてくれてありがとう!と最終的には思いました。

ちなみに、セリーヌちゃんの妹はディオンちゃんという名前でした。親御さんがセリーヌ・ディオンの名前を分けて娘たちに付けたんだなと微笑ましかったです。

 

1回戦は「My Heart Will Go  On」

セリーヌちゃんが最初に対決したのは、大阪の天才中学生、田上陽菜さん(14・中2)で、ダンスをやっていて洋楽を聴くようになってから、洋楽が好きになり、数々のカラオケ大会で強豪たちを打ち負かし「最優秀歌唱賞」などを獲る実力者。

対戦は先に陽菜さんが歌いました。大人顔負けの、低音が響くしゃがれてはいるけれど、伸びる歌声がとても素敵でした。もっと違う曲を歌ってるのも聴いてみたいなと思いました。結果は98.250点という高得点でした。

しかし、次に歌ったセリーヌちゃんの歌声は、力強いだけじゃなくて抑揚も情緒も伸びやかさもたっぷりで、ホンマに10歳か?というような色気までありました。

セリーヌちゃんが歌い終わった後、DAIGOさんが「目を瞑って聴いてみて目を開けたら凄い歌声なんですよ。パッと目を開けるじゃないですか。ちっちゃい女の子がいて、自分なかでプチパニックが。」と言ってました。

葉加瀬太郎さんは「セリーヌディオンもそうなんですけど、けして声量が大きいわけじゃない。密度が高い。セリーヌちゃんも密度の高い声をしている。」とセリーヌちゃんの歌声を評価していました。

得点は98.438点でセリーヌちゃんが勝ちました。得点差0.188点で、陽菜さんが勝ってもおかしくなかったです。あと2回対戦しましたが、一番この対決が実力的にも合ってたんじゃないかと思いました。

2回戦は「涙そうそう

2回戦の対戦相手は、愛媛県松山市から来た、宇都宮聖くん(8・小3)で、カラオケ教室の先生でもあるおじいちゃんから、歌唱指導を受けた男の子。対戦曲は「涙そうそう」、日本語の曲でした。

高く透き通る声の上に、こぶしもビブラードがあって、気持ちがこもっており、聴いてるだけで涙が出てくる素晴らしい歌声でした。おじいちゃんも葉加瀬さんも泣いていました。得点は97.476点でした。

聖くんの歌声を聴いてセリーヌちゃんは「自分にGoodLuck。」と言っていました。

涙そうそう」を日本語で歌う事になったセリーヌちゃんは、発音はもちろん、日本語の意味も調べて、歌詞カードにどの部分はどんな感情なのか、書き込んで練習を重ねていました。

その練習の成果もあってか、日本語の歌なのに、歌詞の意味に合わせて情感たっぷりに歌い、こちらも泣いてしました。「さみしくて恋しくて」「会いたくて会いたくて」という部分なんかホント泣けました。

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得点は97.998点でセリーヌちゃんが勝ちました。負けが分かった聖くんが、唇を噛み締めて悔しそうな顔をしていたのが印象的でした。気が強い子なんだと思いました。

決勝は「Let It Go」

決勝の対戦相手、上垣ひなたさん(15・中3)は、7歳の時から芸能事務所に所属。10歳の時劇団四季「ライオンキング」でヒロインの幼少期、ヤングナラ役に抜擢された努力の人。この番組の出演を決めたのは、夢である「レ・ミゼラブル」のエポニーヌ役をやりたい。たくさんの人に自分を知って欲しいという理由からだそうです。

今回の出場者の中で、一番年上で一番プライドが高いな、という印象でした。

セリーヌちゃんもプロですけど、ひなたさんもミュージカルに既に出てるプロですから。当然の話です。


決勝の対戦曲は「Let It Go」で、日本語、英語得意な方で選択できるルールでした。

先に歌ったのはセリーヌちゃん。英語Ver.を歌いました。最初の低い音だけは出しにくそうにしていましたが、あとは伸びやかで力強く、後半の盛り上がりの部分に向かって、どんどん加速していく感じで歌声も大きくなり、引き込まれました。

「早く盛り上がる部分を聴きたい!ずっと聴いていたい!」と思いました。歌い終わっても彼女の歌声が素晴らし過ぎてなかなか拍手が鳴りやみませんでした。

得点は98.731点でした。セリーヌちゃん曰く「今までで一番高い。」とのことでした。

対するひなたさんは日本語Ver.を歌いました。高音のキレイな声をずっとキープして、ミュージカルで鍛えた表現力を発揮していました。しかし、セリーヌちゃんの歌声に焦ってしまったのか、テンポが少し先走ってしまって、息も長続きが出来ない部分もありました。

得点は98.249点で、セリーヌ・タムがカラオケNo.1歌うまキッズとなりました。

アナと雪の女王っていい曲使ってたと今さら知る

私は、2014年あんだけ流行っていたのに「アナと雪の女王」を観ていませんでした。フジテレビで放送した時は、CMがあまりに多くて途中で観る事を断念してしまっていました。

今回、セリーヌ・タムちゃんと上垣ひなたさんのおかげで「アナと雪の女王」の曲をYouTubeで探して、英語、日本語両方を聴きました。

いいですね~。なんでその時から聴いていなかったのか、と後悔しました。

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いやいやでも、映画の「Let It Go」よりセリーヌ・タムちゃんの方がよかった!

録画してたんで、番組終わってからも何回も繰り返し観ました!

テレビ朝日さん、最初は「世界で活躍する子が勝つに決まってるやん!」と思いましたけど、歌声を聴かせてくれて、セリーヌ・タムちゃんの存在を教えてくれてありがとうございます!

とても楽しく番組を観させていただきました!

村上信五さんが言ってた通り、ディフェンディングチャンピオンとして、必ず呼んでくださいね!頼みます!

入院患者の立場で語る、診療科別の病棟の雰囲気

入院を何度も繰り返してくると、徐々に診療科によって病棟の雰囲気が違う事に気付き始めました。私が入院した病院だけのことかもしれませんが、独断と偏見で語ります。

私が入院した病棟は、婦人科、脳神経外科、呼吸器外科、あと救急病棟とICUにも入りました。

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婦人科は全体に落ち着いている

まず婦人科は、入院患者が女性だけの病棟なので全体に落ち着いていました。年齢層も若い人からお年寄りまで幅広いです。

時々同じ病室同士の人がお話したり、患者さんのお子さんとみられる子供の声で騒がしいこともあったけど、大きな声で叫ぶ人も少なかったです。

ドクターも女性が多く、患者さんへの説明も威圧的な感じではなく、淡々とした感じで冷静に聞けました。

看護師さんもハキハキとした仕事の出来る女って感じでこちらの要望にしっかりと応えてくれて信頼出来る人が多かったです。

厳しい看護助手さんもたまにいる

看護助手さんも淡々と職務をこなされている方が多かったです。しかし!私が婦人科に3回入院した中で、ひとり厳しい人がいたのでその人の話をします。

私は手術で婦人科に入院しました。術後、給食の食器をベットまで助手さんが取りに来てくれたので、動けるようになっても待っていたら、「自分でワゴンまで持って行ってもらえますか?」と言われました。

言い方がこのままだったかどうか、4年前なんで、はっきり覚えてませんが、結構衝撃でした。まぁ、術後は歩きなさい、とはドクターから言われてましたけど、びっくりしました。

なかなか患者に対して厳しいな~と思いました。そのことがあってからは、入院しても、優しい助手さんでも言葉にしないだけで皆「自分で戻してくれよ。」って思ってるんだろうなと思うようになりました。

脳神経外科は大きな声の人が多かった

脳神経外科は、患者さんが割とお年寄りが多かったです。突然大きい声を出す人がいたり、病室からずっと廊下に向かって話しかけ続ける人がいたり、何をしてくるわけでもないですが、前を通る時、正直怖いと思う病室もありました。

ドクターは男性ばかりでした。もしかしたら女性もいたかもしれませんが、私が入院した期間では会わなかったです。

ナースステーションで、MRIの画像を見ながら病気の説明をしてもらう時、私の担当の先生の声がめちゃくちゃ大きくて、ちょっとうるさかったです。

お年寄りが多いから、大きな声で話さないと聞こえないからかな?と思います。

私がすぐに話を理解出来なかったので、何回も同じ説明をしてくれました。

看護師さんは、テキパキと仕事をこなされる方が多かったです。ただ忙しいのか、ナースコールを鳴らしてもなかなか来てくれない事が多かったです。

他で急に手のかかる人が出てるんだろうなと、後回しにされても我慢してましたけど、そこはちょっと気になりました。

看護助手さんがめちゃくちゃ優しい

看護助手さんは、脳神経外科ということもあり、ベットから動けない患者が多いからか、優しい人が多かったです。

給食の食器の上げ下げもちゃんと来てくれたし、「自分で下げてください。」なんて言われた事はないです。

検査の同行もしてもらいましたけど、連れて行ってくれてる間も気さくに話しかけてくれて、検査前の緊張が解けました。

呼吸器外科は普通

婦人科は落ち着いていて、脳神経外科は優しいと言ってきましたが、呼吸器外科はその間を取って普通でした。

呼吸器の患者さんがおとなしい人が多くて、騒がしくもなく、普通でした。

救急病棟は独特

私は救急車で運ばれて、3日間ほど救急病棟で過ごした事があります。病室は一応仕切られて個室で、ベットの両脇も頭の方も、人が何人も入れるように広く出来ていました。ベットが広い部屋にぽつんと置かれていました。

看護師さんは何人もついてくれて、逐一見に来てくれました。年が近い看護師さんだったので、自分の事のように心配してくれてありがたかったです。

病気は、緊急手術で快方に向かって行きました。しかし落ち着いた途端考える余裕が出来て、私が深刻に捉えて落ち込んでいると、明るい看護師さんが私と同じ病気の、別のケースを色々と教えてくれたり、「いきなり救急車で運ばれることもあるから、普段から下着に気を付けないと。」みたいな話をして楽しませてくれて、元気をもらいました。

ただ、一歩自分の病室を出ると、横の病室の人の家族が廊下で泣いていて、「ここは救急病棟なんだ。」と思い知らされました。死と隣り合わせの場所にいる事を実感しました。

救急病棟はそんな独特の雰囲気の病棟でした。

ICUは静か

ICU脳神経外科の処置の日の晩に入りました。カーテンだけで仕切られている広い部屋でした。心電図の音が鳴り響いていて、とても静かで、人がいるのかも分からない感じでした。

もしかしたら私が眠らされていて、ただ他の人の治療する音が聞こえなかっただけかもしれませんが…。

私一人に、一人の看護師さんが一晩中ついていてくれて、空調を個別にいじる事が出来ないので、私の為だけに扇風機を持って来てくれたり、動けないので全部身の回りのことを介助してくれました。

内分泌科は騒がしい

あと、おまけになりますが、入院した時に内分泌科の病棟に通りかかりました。とても騒がしかったです。内分泌科と言えば糖尿病などの科ですが、患者さんが元気で大きな声で話す人が多く、お見舞いに来てる家族の人も声が大きい人が多くて、廊下だけしか見ませんでしたが、とても騒がしかったです。

最後に 

以上、診療科別に入院した病棟についての話をさせて頂きました。病気によって患者さんの傾向も違いました。

他の病院でも同じですかね~?皆さんのところはどうですか?

読んでいただきありがとうございました。

綾瀬はるか主演「義母と娘のブルース」最終回の感想*ネタバレあります

2018年7月10日~9月18日まで火曜夜10時から放送されていたドラマ、綾瀬はるかさん主演「義母と娘のブルース」今週最終回を迎えました。

私は、「高嶺の花」の時もそうだったんですが、このドラマも途中の第5回から観始めました。途中から観てストーリーが把握出来てなかったにもかかわらず、綾瀬はるかさん演じる亜希子さんが面白いのと、笑いの中に良一さん(竹野内豊さん)の病気という影が見えて、ただのコメディじゃないな、とすぐに入り込めました。

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お葬式の話で観ているこっちも救われた

最終回の感想を書こうと思いましたけど、まずは良一さんのお葬式について書きたいです。私はお葬式の回の前の回から観出したので、良一さんが入院して放射線治療を頑張って、がんも小さくなったから、もう少し長く三人の生活が見られると思っていました。なのに冒頭からもう亡くなっていて、衝撃でした。

キャリアウーマンらしく毅然とお葬式を進行する亜希子。みゆき(横溝菜帆さん)もお手伝いをしようと一生懸命手伝う姿が、子供なりに役に立とうと家族の一員として務めを果たそうとしてるのにまず泣けました。

けれど、下山さん(麻生祐未さん)が亜希子に「あんたの役目はそんなことじゃないだろう?悲しむ事だろ、みゆきちゃんと一緒に。」と言って、亜希子は自分が小さい時に、同じように手伝った事を思い出し、みゆきを自分と重ねてハッとする、これが泣けましたね。

年を取ると葬式の段取りとか、参列者の人たちへの対応をちゃんとしなければ!ってそうしなければいけないと思ってましたけど、この下山さんの言葉で亜希子もみゆきもお葬式の間ずっと泣き続けたのを観て、私もなんか救われました。

悲しんでいいんだ、泣いてもいいんだ、泣くもんなんだって。

カッコつけるとか、そういうつもりじゃなかったですけど、参列者の人もいるしなんかお葬式って感情を抑え込んでしまうもんなんですよね。

三途の川の水って、その人を悼んで泣く人の涙で出来てるらしくて、泣いてあげないと死んだ人が成仏出来ないって聞いたことあります。泣くって事は、死をちゃんと受け入れる事ですから、泣く事=残された人が悲しみを乗り越える為の一歩ってことなんでしょうね。

受験料もったいない

良一さんの元上司笠原さん(浅野和之さん)から、大阪の会社からのスカウト話を持ち掛けられた亜希子。みゆき(上白石萌歌さん)と離れられないと断った事を知ったみゆきが、第一志望の大学に合格しながらもその事を隠し、他の全ての大学を受験しながらも試験時間中に落書きをして過ごして、わざと試験に落ちたんですけど、受験料もったいない!

第一志望受かったんなら、他受けなくてもいいぐらいなのに!受けると嘘ついて受験料取っておくってことも出来たんじゃないですかね~。亜希子が受験料払う手続きした設定ですか?入院してたのに。お金もらって自分で納付するっていえば、あとで受験料を親に返せるのに!もったいなかったです。

お互い思い合うからこそすれ違う母娘

みゆきが受験にわざと落ちたのは、早く社会人になって独立すれば、亜希子を大阪の会社へ送り出せると考えたから。亜希子が過労で倒れて入院して、白髪まで出来ている事に気付かない事に、自分を優先させて過ごさせてしまったと、「もうお母さんから時間を取り上げたくない。」とみゆきは泣きながら訴えます。

みゆきが自分のことを「全てを捨てて、同情から自分を育ててくれたと思ってる。」と読み取った亜希子が、小3の時に両親を失って祖母に引き取られ「自分一人で生きて行けるようにならないといけないよ。」と言われ育ち、中学生になって祖母も亡くなると、施設に預けられた。

祖母の言い付け通り、一人で生きていくため一生懸命勉強して、高卒で会社に入って必死にアピールしたら認めてくれる人がいて、出世の階段を上ることが出来た。嬉しくなって24時間仕事しかを考えない人生になっていた…と語り始めた亜希子。

これはお葬式のシーンで、亜希子の幼い頃の回想シーンが出て来てお葬式に一人でいたシーンが出て来てましたから、なんとなくそんな背景があるのでは?と思ってました。

みゆきへの本音

亜希子は、「あなたを育てた理由は、私の単なるエゴイズムです。」と言い切ります。けれどみゆきを育て始めて、良一に心配かけまいと我慢してるみゆきを見て、「この子は私なんだ。」と思ったと言います。

「この子を安心させてやりたい。思いっきりわがままを言える場所を与えてやりたい。私が欲しかったものを全部、この子にあげたい。そのうちにあなたが笑えば私まで笑っているような気になりました。あなたが傷つけられると自分が傷つけられたような怒りを覚えました。あなたが褒められると、まるで自分が褒められたかのように舞い上がり、私はあなたと自分を混同した状態に至りました。要するに、あなたを育てると口では言いながら、私はその実、満たされなかった自分を憐み、育て直していたのです。

亜希子が難しい言葉で、完璧な自己分析をしてみゆきに分かりやすく説明し、みゆきを利用しただけだから、恩に着る必要はないと言います。

みゆきは「そういうのね、世間では愛っていうんだよ。」と言って、自分もお母さんがスゴイねって言われたら自分がスゴイと言われた気になると思うと、好きな事をして欲しいと言います。

私はこのみゆきへの告白と、みゆきの返事のやり取りが素晴らし過ぎて号泣しました。さらに亜希子は「自分で子供を産まなくてよかったです。あなたみたいないい子は、絶対私からは生まれて来ません。」と言って抱きしめるんです。

私は、亜希子さんは、みゆきだけじゃなくてみゆきの両親である、良一さん、愛さんをも皆まるごと愛してるんだ。スゴイ人だなと思いました。

ラストも納得

最後は今の家を引き払ってみゆきは小さい家で一人暮らしを始めて、受かった大学に行くことになり、亜希子も大阪の会社に行くことになりました。

晴美さん(奥貫薫さん)も子供が手を離れる事になって「親はずっと親だけどさ、形は変わっていくよね。」と爽やかに言う言葉がありましたけど、亜希子もその言葉に納得したんじゃないでしょうか。

どうしてもべったりした親子関係だと離れがたくなりがちですが、二人ともちゃんと独立した感じで、キレイな終わり方だと思いました。

続編はやるんでしょうか?今度は最初から観ますよ!

以上、「義母と娘のブルース」最終回を観た感想でした。

 

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最近、バービー(フォーリンラブ)のことがじわじわ気になってきた

最近、フォーリンラブのバービーさんが気になってきた。

私は明石家さんまが好きで、よくさんまさんの番組を観るんですが、最近よくフォーリンラブのバービーさんが出てるんです。

何年か前のネタ番組全盛期の時は、フォーリンラブとしての出演が多かったのですが、アンタッチャブルの山崎さんに似ていると言われ出した頃から、ピンで「ロンドンハーツ」の奇跡の一枚、格付けし合う女たち、女性芸能人の運動会などの企画で出演されることが多くなっていきました。

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バービーさん基本情報

所属のワタナベエンターテインメントのホームページによると、1984年1月26日、北海道栗山町出身。本名は、笹森 花菜(ささもり かな)さんとおっしゃるそうで、このままで芸名に使えそうなお名前ですね!

www.watanabepro.co.jp

ワタナベコメディスクールの2期生で、2006年にはスクールの後輩のイモトアヤコさんと「東京ホルモン娘」としてコンビを組み、M-1にも出場したことがあったようです。しかし、イモトさんが「世界の果てまでイッテQ!」の珍獣ハンターでブレイクしたことでコンビは自然消滅。2008年からは今の相方、ハジメさんと「フォーリンラブ」を結成。今に至ります。

観ていてハラハラするネタ

最近バービーさんは、「さんまのお笑い向上委員会」で「スピリチュアル占い」と言って男芸人に近づきキスをするという、ネタなのか本気なのか分からないようなボケをしています。相手はとろサーモン久保田さん(2018/7/28)やカラテカの矢部さん(2018/8/11)です。

私ははじめそのネタを見た時「下品だなぁ。」と思ったし、正直面白くもなかったです。

そのほか「さんま&女芸人お泊り会」(2018/5/26)では、入浴している姿を携帯で撮って、さんまさんに見せるということまでやっていて、ちょっと家族全員では笑えないようなネタをやってました。

バービーさんはそんなちょっと危なっかしいというか、観ていてハラハラするネタが多いという部分がありました。

コメントが妙に説得力ある

先週9/15放送の「さんまのお笑い向上委員会」では、向上ゲストのパンサーに対して「一人ずつちょっとずつ鼻につく。」とバービーさんがクレームをつけました。

向井さんには「全方位完璧で笑顔が嘘くさい。」、尾形さんには「女をランク付けしてる。」というもの。これはいとうあさこさんも共感していて、視聴者の私も分かるような気がしてました。

しかし菅さんに対してだけ毛色が違って「左利きでAB型のクリエーター空気感があって、センスある風な間を作るくせに大喜利ですべる。」というもの。向井さんと尾形さんはまだイジられ慣れしてるし笑いに出来てましたが、実際の菅さんは右利きのA型なんで、全くクレームは的外れなんですけど、妙に具体的で説得力がありました。

さんまさんをはじめ、他のひな段の芸人も大笑いして、バービーさんの言う事に悪乗りして盛りあがりました。そこからはバービーさんが押し切ってました。

そんなこじつけ的な事を言うのかと思えば、しっかりしたコメントも言っていました。9/16放送の「上沼・高田のクギズケ!」で、テニスの大坂なおみさんの全米オープン優勝の話題になり、4年間テニスのインストラクターをしていたというバービーさんに意見が求められました。

「この(サーシャ・バイン)コーチになる前の彼女は、ちょっとむらラっ気があってコントロールが利かないパワフルなプレースタイルだったんですけど、まるで私のようなプレースタイル。そこだけなんとかすれば勝てるって言われてたんですよ。そこをコーチがうまいことやり取りした、メンタルとかを。」と言っていて、上沼さんも「やっぱり目線が違うな、私達と。」と言ってバービーさんに感心してました。

相槌が上手い

あと、私がバービーさんを観ていて思ったのが、相槌が上手い。

「ホンマでっか!?TV」(2018/7/18)で南海キャンディーズしずちゃんと、ブルゾンちえみさんと三人で「ホンマでっか!?人生相談」のコーナーに出演。

印象評論家の重太みゆきさんから言われて、男の人が自慢話をするのをどうやって聞くのかブラックマヨネーズの吉田さんで検証しました。ブルゾンさんとしずちゃんは大人しく聞いていたのに対して、バービーさんだけ手を顔の近くで動かしたり、相槌も大きく、リアクションたっぷりで聞いていました。

重太さんによると、「女性の手が心臓より上に行く回数が多いと男性は嬉しくなる」んだとか。

吉田さんも「最初は三人に話してたけど、だんだんバービーだけ見てた。」と言っていて、楽し気に話を聞いている雰囲気が伝わったと言ってました。

確かに最近のバービーさんは、色々な番組に出てて、意見を求められれば逃げたりせず堂々と発言するし、いつも笑顔で楽しそうです。キスのネタとかはどうかと思いますが、観ていて感じがいいです。 

あの好き嫌いのはっきりした上沼さんが、何回もゲストで呼んでるってことは気に入られてると思うし、さんまさんもバービーさんが話すと嬉しそうです。

ピンで出だした頃は、「格付けしあう女たち」っていう企画のせいもあったんでしょうが、キツイ意見を言って顔も険しい感じが多かったですが、今は余裕が出てきたのか、本当に楽しそうです。

元相方のイモトさんばかり人気が出てましたけど、私はバービーさんのことがじわじわ気になってます。きっとこれからもっともっと人気者になるはずです。

以上、バービーさんについてでした。 

 

 

9/16放送の西郷どん第35回(戦の鬼)観ての感想*ネタバレあります

 9月16日夜8時から放送された「西郷どん」を観ました。

今までの「西郷どん」は、創作の部分に時間を割いていて、史実と思われる部分をサラっと流す、という話の流れがずっと続いていて、これ、面白くなるのか?と不安に思っていました。前に書いたものです。↓

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しかし!第35回の放送の小御所会議の部分が、私が以前読んだことのある西郷隆盛、従道兄弟の事が書かれた本にある通りの展開で、とても面白かったです。

ちなみに私が読んだ本は、これです。↓

 


大西郷兄弟物語―西郷隆盛と西郷従道の生涯

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龍馬暗殺があっという間だった

まずは、大政奉還の建白書を土佐に出させるよう裏で糸を引いていた龍馬(小栗旬さん)が、近江屋で中岡慎太郎(山口翔悟さん)と一緒に殺された場面が描かれました。

西郷どん」では、二人がお酒を飲みながらリラックスして話していたところに、何者かに斬り付けられ、犯人たちは本当にあっという間に去っていきました。

龍馬暗殺の状況は、テレビの歴史番組で最近よく検証されていて、その時はゆっくりと解説付きだったから分かりやすかったですけど、今回は一瞬で分かりづらかった

しかし、この一瞬が本当のスピードだったんだろうな…と思いました。

 

小御所会議の様子

最初の方でも述べましたが、王政復古の大号令後の小御所会議は、前に本で読んだ史実に沿った内容で、イライラすることがなかったです。本で読んだ時、頭の中で想像した場面が「西郷どん」で映像化されたみたいで、私としては興奮しました。

会議中の討幕派、幕府派の緊迫した攻防戦が繰り広げられたのが面白かったです

●創作部分が少なくてよかった

これまで「西郷どん」は、桂小五郎(玉山鉄二さん)が禁門の変を避けるために事前に西郷に会いに行ったとか、創作の部分に多く時間が割かれて、肝心の禁門の変が短かったりしてましたが、今回はちゃんとしっかり期待どおりにドラマにしてくれていました

西郷がいつ撃たれてもいいように、御所の門を背にして一人で立って、幕府側に挑発する場面なんか、どんな創作をしたってこの史実の方が面白いですからね。

西郷を撃った時点で朝敵。挑発に乗らないよう感情を押さえ込む幕府側のヒリヒリした様子が描かれて、期待どおりでした。

 ●朝敵にだけはならん

今回慶喜(松田翔太さん)は「朝敵にだけはならん。」と何度か言っていました。

ドラマの中で高梨臨さん演じるふきに「西郷様が怖くて逃げたのでは?」と言わせていましたが、いやいや私は、慶喜は西郷じゃなくて、朝敵になる事が怖かったのだと思いました。

これまで一方的に慶喜は悪い、倒さなければならない!という描き方ばっかりされてました。今回はちゃんと両側からの目線が描かれて、それぞれの正義をかけた争いになってきて、やっと納得する大河ドラマになってきたと安心しました。

錦戸亮さんの戸惑いの演技がよかった

今まであまり出演しなかった吉之助(鈴木亮平さん)の弟、錦戸亮さん演じる信吾が、今回の話では、はじめから最後まで通して出演されました。

9/9の放送分で吉之助は、戦をしてでも幕府を討つ、という方向に転換したのですが、その変化に弟の信吾は付いていけず、戸惑う様子の錦戸さんの演技が素晴らしかったです。

具体的にどこの演技がよかったのかと言うと、小御所会議が終わって、慶喜たち幕府の重臣たちが大坂城に移った為、今すぐ戦に持ち込む大義を失ったと言う一蔵(瑛太さん)に、吉之助が「既に手は打ってある。」と言った時の、驚きの表情がよかったです。

今にも泣きだしそうな、ショックを受けすぎて茫然となっているような、「絶句」の表情でした。なにも言葉を発する事のない演技でしたが、表情だけで見事に演じられていて、全く説明なしも十分に気持ちが伝わってきました。

アイドルで男前だから残れてるのだと思ってましたが、いやいやそんなことはない。悲しみの感情を一瞬で見せられる素晴らしい演技をされる俳優さんだったんですね!

次回(9/23)の予告について

来週9/23の予告で信吾が撃たれる場面がありました。弟が撃たれた事で吉之助は考えを変えるのか?弟が瀕死の状態でも進んでいく吉之助を、鈴木亮平さんがどう演じられるのか楽しみです。

幾島(南野陽子さん)、天璋院(北川景子さん)も出演します。天璋院は強くなっているでしょうか?こちらも楽しみです。

 

 

 

 

 

 

今さら語る野島伸司『101回目のプロポーズ』の好きな言葉!「僕は死にません」だけじゃありません

12日に最終回を迎えた石原さとみさん主演の『高嶺の花』。野島伸司さん脚本の作品でした。私は、野島伸司さんの作品の中では『101回目のプロポーズ』が大好きです。

 

101回目のプロポーズ』は、1991年7月1日~9月16日まで、月曜夜9時から放送されていた、当時社会現象にまでなった大ヒットドラマです。武田鉄矢さん演じる星野達郎のセリフ「僕は死にません!」は、流行語になりました。

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第1回~6回は、出会いから婚約までの過程

ドラマは第1回で達郎と薫(浅野温子さん)がお見合いで知り合って、達郎が一目惚れし、結婚話をすすめようとしますが、薫は断ります。理由は、達郎の容姿や自信のなさが前面に出ている言動にもありましたが、一番の理由は、3年前に結婚式当日に交通事故で亡くなった恋人、真壁(長谷川初範さん)を忘れられずにいたことでした。

薫の妹の千恵(田中律子さん)は、達郎とお見合いしたことで、笑顔をみせた姉を元気づける為と、薫の同僚であり、薫が弟のように思っていた尚人(竹内力さん)が、薫に好意を寄せているので引き離したいという思いから、一度断られて薫の事を諦めていた達郎に、「50年後の君を今と変わらず愛してる。」という言葉を授けます。

薫はその言葉で達郎に一気に引き込まれ、自身がチェリストとして所属する楽団の演奏会に、達郎を招待します。「50年後の君を今と変わらず愛してる。」は、死んだ恋人真壁のプロポーズの言葉だったのです。

しかし、千恵の入れ知恵だったと知った薫は激怒し、招待しておきながら失礼な対応をしました。達郎は昔の恋人のプロポーズの言葉とは知らず、薫の行動の意味が分かりませんでした。

達郎の弟純平(江口洋介さん)と千恵が同じ大学だったこともありお互いの兄、姉への仲介をするなどし、二人の距離を近づける役割を果たします。

 

達郎の一途な愛を、最初は疎んでいた薫でしたが、達郎と、工場を営む実家の父が似ていることあり、少しずつ心動かされていきます。両思いなのが分かりかけ、結婚へ向けて付き合えそうな空気になった時、薫が言った「また人を好きになって、とっても好きになって、それでまた失うのが怖いの。」という言葉に達郎は反応。ダンプカーの前に立って「僕は死にません!僕は死にません!あなたことが好きだから、僕は死にません!」という言葉を言います。 薫が「私を幸せにしてください。」と言い、結婚話が進む事になりました。

 

101回目のプロポーズ』で私が一番好きな言葉

私は、第7回で二人が、真壁さんのお墓に行って、結婚を報告した時の達郎の言葉が、このドラマの中で一番好きな言葉です。

「あなたは、これからもこの人のことを思い続けるでしょう。いいんです。そんなあなたごと僕は、抱きしめるつもりです。そして僕はこの人に嫉妬し続けるでしょう。」

好きな人がいる人ごと好きになる、さらにもっともっと好きになるように努力するとまで言うのです。死んだ人を思い続ける薫に、変わらないでいてもいい、全部愛するからってことです。

死んだ人には勝てませんからね。放送当時、中1だった私は、その決意がスゴイと思いました。私自身、5歳の時に父を亡くしていますから、死んだ人を思い続ける気持ちを知っていました。達郎の言葉の重みを全身で噛み締めたものです。

何年か前に久しぶりに観たら、中1の時よりも感動して号泣してしまいました。同じ作品を時間を置いて観る、というのはいいかもしれませんよ!リアルタイムの時には知らなかった感情が溢れてきます。

 

第7回の途中から、真壁にそっくりな藤井(長谷川初範が二役)が達郎の上司として登場します。ピアノバーで薫と藤井が出会い、急速に惹かれ合います。達郎は、必死に婚約者を取り戻そうとします。薫自身も、藤井が真壁とは別人だと分かりながら、どうしても藤井に惹かれていく自分を止めることが出来ませんでした。

 

愛する気持ちに応えるのも愛

達郎を振って藤井に走った薫でしたが、藤井に「50年後の私、どう思う?」と聞き、「さぁ?分からないな。」と言われたことでやっと、顔が同じなだけで、藤井と真壁は違う人間なんだという事に改めて気づき、達郎の「50年後も愛してる。」という心が、真壁と同じだったことに気付いたんじゃないかと私は思うんです。

 

「愛してくれる人に、精一杯応えていくっていう、もう一つの愛の形に気付かなかったの。」

と藤井に言った薫の言葉も、このドラマの好きな言葉です。

やっぱり、真壁さんに抱いていたような恋する気持ちは、達郎には持てなかったんでしょうね。でも、それでも愛は愛ですよね!

昨年の大河ドラマおんな城主 直虎』で、政次(高橋一生さん)が、なつ(山口紗弥加さん)から思われてるのを知ってか知らずかプロポーズしましたけど、この「愛する気持ちに応える愛の形」だったんじゃないかと思います。

 

何回観返してもいいドラマはいいドラマです!まだ観た事ない方がおられるなら、一度ご覧になって下さい。こんな文章で読むのと、実際観るのとでは感動の仕方が違うと思います。武田鉄矢さんが俳優として話す声は、人を魅了するんです。

 

DVDが出ているので、チェックされてみてはいかかですか?

 


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101回目のプロポーズ』と同じ野島伸司脚本の『高嶺の花』の感想も書いています。よかったらこちらもご覧ください。↓

石原さとみ主演『高嶺の花』最終回観た感想。*ネタバレあります - テレビ好きぴえーるの日記

 

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石原さとみ主演『高嶺の花』最終回観た感想。*ネタバレあります

2018年7月11日~9月12日まで水曜夜10時に放送されていた石原さとみさん主演ドラマ『高嶺の花』、今週最終回を迎えました。

私は7月の放送開始当初の4回は、観ていませんでしたが、8月のお盆前に実家に帰った時、母が石原さとみさんが好きだという事で観ていたので、一緒に観ました。

第一印象は「韓流ドラマみたいだな。」でした。名門の家、キレイな衣装、権力争い、そして身分違いの恋。

 

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もくじ

 

古い言葉遣いに心掴まれた

観始めて引っかかったのが、石原さとみさん演じる月島ももが話す言葉。今の若い子が話す言葉とはちょっと違い、センチメンタルのことを「おセンチ」と言っていて、古い!と思いました。

 

「おセンチ」という言葉で思い出した少女小説

私が小中学生の時、講談社のティーンズハート文庫という10代の女の子向けの小説が大ヒットしていて、漫画家である折原みとさんや、小説家の青山えりかさんらの作品が、私の周りではよく読まれていました。

しかし、私は倉橋燿子さんという作家が好きで、他の作家さんは漫画から抜け出したようなファンタジーや、恋の1冊完結の小説が多かったのに対して、倉橋燿子さんは一味違う作風であり、ひとつの作品を長く書くタイプの人でした。

どんな作品を書いていたかと言えば、1巻でまず、10代の女の子がこれまでの人生をひっくり返される逆境に見舞われます。

打ちのめされる主人公が、逆境によって知った自分自身と周りの人たちの心の闇に傷つき、やがて受け入れて、家族、友達、恋する相手との関係を築いていきます。

そしてその中で自分自身の夢も見つけていく、といった成長物語を描くという作品が多かったです。

倉橋燿子さんの作品で私が好きなもの

・風を道しるべに…(全10巻+続編5巻+完結編3巻)

・さようならこんにちは(全20巻)

・女ともだち(全8巻)

これらは長編で面白かったです。読みながら泣き、怒り、笑いました。

 


さようなら こんにちは〈1〉 (講談社X文庫―ティーンズハート)

何故、倉橋燿子さんの話をしたかというと、石原さとみさんが『高嶺の花』で言っていた「おセンチ」という言葉が、上記の『さようならこんにちは』ででも、出ていたんです。

その時点(80年代後半から90年代はじめ)でも古い言葉だったのに、21世紀の若くて人気のある女優さんが言った事に衝撃が走りました。

もしかしたら、私が観ていなかった最初の4回までで、何か伏線がある言葉だったのかもしれませんが、懐かしく思ったのと同時に「何故今?」と思い、がっちりと心掴まれてしまいました。

そしてもっと色々出てくるのでは?と思い、それから最終回まで欠かさずに観てしまいました。

 

やはりメインは、ぷーさんとの恋

峯田和伸さん演じるぷーさん(風間)は、芸術家であるももを理解する為、図書館でたくさん本を借りて読み漁るシーンが何度も出てきました。

本で得た知識と、十朱幸代さん演じる母が言っていた、恋愛に関する言葉を織り交ぜて考えて、とんでもない行動をするももを、包み込むように寄り添っていました。

 

聖人ぷーさんが人間に

私は、傷つけられまくっているのに、どうしてそんな聖人でいられるんだろう?こんな人、現実的じゃない!と思っていました。

しかし、今回の最終回で、ぷーさんがももから決定的な別れを告げられたシーンを見て、今までの疑問が解決しました。

最終回になって初めて、ぷーさんはとんでもなくみっともないすがり方をしてみせたのです。

今までどれだけ傷つけても、全て自分の言う通りに動いてくれたぷーさんが、全力で拒否してくるのを見て、ももは戸惑いながらも決意は揺るがず、去っていきました。

ぷーさんは、商店街の仲間たちの前で大泣きして悲しみます。そして英雄になると言って、危険な崖の上に咲く、一輪の百合を摘みに山へと出かけ、怪我をしながらも見事摘んできたのです。

 

私はこのぷーさんの変化を見て、とても安心しました。ぷーさんも人間だったんだ、と思って。

今までただ、色んな知識も得て、お母さんの言葉も思い出していたのはただ、ももを振り向かせる為に動いてきたんだと。カッコいい事を言えたのも、傷つけられた時の微笑みも、いつかももを振り向かせたいと思っていたから。

「生きていてくれてさえいればいい。」とかいう言葉も作戦だったのでは?なんだ、なりふり構わずカッコ悪くやってただけなんだ、と思いました。だって、振られた相手をまるで神様のように崇める事なんて出来ます?

やっぱり「生きていてくれさえいればいい。」って言いながらも、どっかあわよくばって気持ちは人間にはありますよ。

 

ももはぷーさんの熱意で自分自身を取り戻し、さらに進化させて華道家として大きく成長を遂げます。家元である父、月島市松(小日向文世さん)の思う通りにはいかなかったけれど。

ぷーさんへの愛も隠さず、正面からぶつかっていく事にしたのです。

ぷーさんは、ももを振り向かせることが出来たのです。

 

終わり方はスッキリ

最終回で家族間の歪みも、家元問題、そして恋愛も全て綺麗に話がつながって美しく話が終わったと思います。心を取り戻したももは、本当に美しかった。

途中からでしたが、観てよかったと思いました。とんでもない設定だと思ってましたけど、皆収まるところに収まったし。

 ちなみに私は、なな役の芳根京子さんがとても好きです。策略にハマり、闇を持った時の演技には度肝抜かれました!あんな演技が出来る女優さんだったなんて!これから期待の女優さんだと思いました。

 再放送があるなら、観てなかった4回までも観ようかなと思います。

 

『高嶺の花』と同じ野島伸司さん脚本ドラマ『101回目のプロポーズ』の感想も書いてます。よかったらこちらもご覧ください。

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