ぴえーるのテレビブログ

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6/21放送・戦国大河ドラマ名場面スペシャル『国盗り物語』の感想

6月7日の第21回「決戦!桶狭間」の放送を最後に、大河ドラマ『麒麟がくる』が放送休止となりました。

その次の週から始まった『麒麟がくるまでお待ちください 戦国大河ドラマ名場面スペシャル』。

お笑い芸人"麒麟"の川島明さん、松村邦洋さん、そして俳優の高橋英樹さんが毎回出演。

高橋英樹さんは演じる側からの立場で感想をおっしゃるし、大河ドラマ好きの松村邦洋さんは、抜群の記憶力から名シーンをものまねで再現され、一方向だけではない感想が面白かったです。

 

6月21日は『国盗り物語』の名場面が放送されていました。

ゲストに『国盗り物語』で明智光秀を演じられた近藤正臣さんが出演。織田信長を演じた高橋英樹さんとは40数年ぶりの再会だったそうです!

みなさんリモート出演でしたが…。

近藤正臣さんは現在、岐阜県の郡上八幡に住んでおられて、今回はご自宅からのリモート出演でした。

 

 

 『国盗り物語』での斎藤道三

 『麒麟がくる』では、油売りをしていた父が美濃で武士になり、それを継いだ道三が美濃を治めた。という話でした。

しかし『国盗り物語』では僧侶を辞めて油売りになったのも道三。

美濃に入り武士となり主君である土岐頼芸の愛妾・深芳野をもらい受けて、頼芸を追放して美濃国を治め、最後は息子の高政に殺された。という話でした。

一代でのし上がっているので野心家であるが、見た目は涼やか。とても魅力的な人物として描かれていました。

 

麒麟がくると登場人物が重なる

まず『国盗り物語』は、『麒麟がくる』と登場人物が多く重なっています。

番組では、『国盗り物語』で演じられた俳優さんと『麒麟がくる』で演じられている俳優さんとを比較していました。

 

     『国盗り物語』→『麒麟がくる』

斎藤道三:平幹二朗さん →本木雅弘さん

深芳野 :三田佳子さん →南果歩さん

明智光秀:近藤正臣さん →長谷川博己さん

斎藤高政:若林豪さん  →伊藤英明さん

織田信長:高橋英樹さん →染谷将太さん

帰蝶  :松坂慶子さん →川口春奈さん

 

番組では当時の顔写真と一緒に紹介されていたんですが、私が気になったのは斎藤高政を演じた若林豪さんと、伊藤英明さんの横顔がそっくりだったこと!!

特に深芳野に自分の父は誰か?と高政が迫るシーンが放送されていたんですが、その時の思いつめた表情が驚くほどそっくりでした!!

似てるから『麒麟がくる』で伊藤英明さんが選ばれたのかな?と思いました。

 

長良川の戦いの意義

そんな斎藤高政が父・道三と戦う長良川の戦いが名場面として放送されていました。

 『国盗り物語』では高政の父は土岐頼芸!『麒麟がくる』と設定が違う所でした!

土岐頼芸の子供ってことにしても話は面白いですね!

結局斎藤道三の息子といっても、土岐家の血を引く者が結果的に国を治めた。

本当に道三一代のみの国盗りで、道三一人が死んでいった。『国盗り物語』の方が道三一人の人生としては面白い描き方をしてるなと思いました。

 

よくしゃべる大河

『国盗り物語』の名場面を見て思ったのは、出演者がよくしゃべる!!

台詞が多くてよくしゃべってるのもありますが、"心の声”も多い!!

実際には黙ってるんですけど、本音を裏で話してるんです!

 

信長と、足利義昭の家臣だった光秀の初対面シーンでは、信長が「頭の薄い男だ。金柑に似てる。あの頭に触りたい。」と心の中で思ってるし、光秀は「これが信長の声か。並の声ではないな。」と頭を下げながら思っている。

というシーンが紹介されていました。

台詞でもよくしゃべってますが、心の中の声も加わるので、今のドラマみたいに表情だけで悟らせるというよりは心の内が見えて、分かりやすかったです。

 

『麒麟がくる』の信長も面白いですけど、『国盗り物語』の信長も面白いと思いました。

 

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これからの『麒麟がくる』?光秀と信長の確執

近藤正臣さんと高橋英樹さんが出演されていたので、光秀と信長のシーンを多く紹介していました。

これからまだ放送されていない『麒麟がくる』の行方も少し先取りするのかな?と思って見ました。

 

まずは比叡山攻め。
光秀は信長に堂々と意見して掴まれて転がされてしまいます。
次に将軍足利義昭の追放。
信長は柴田、丹羽に加えて光秀にそれを命じます。元主君である義昭の追放は、徐々に光秀を追い込んでいきます。
そして決め手になったのが、武田氏滅亡の祝いの席で、光秀が骨を折って苦労してきた結果だと言った事に信長が激怒。

みんなの目の前で頭を何度も殴りつけられたことで「殺してやる。」という決意をしてしまった。ということでした。

 

『麒麟がくる』の光秀と信長はどう関係を築いて、どう崩壊していくのか?怖いけど知りたいです。

 

官兵衛役・江守徹さんが美形

あと、最後に本能寺の変直後の、備中の秀吉と黒田官兵衛のシーンが出ていました。

秀吉役は『にっぽん縦断こころ旅』でおなじみの火野正平さん。黒田官兵衛を江守徹さんが演じられていました。

正平さんは当時24歳。声は今みたいな渋い声じゃなくて少し高い声でした。

そして黒田官兵衛を演じていた当時27歳の江守徹さん!

私にとって江守徹さんといえば、トーク番組で中尾彬さんといがみ合ってるイメージが強くありました。

けれど官兵衛役の江守さんが、天下を狙えと秀吉にささやく横顔のなんと美しかったことか!!!

めちゃくちゃビックリしました!

 

江守徹さんってかなりの美形だったんですね~!!

知らなかったです。

 

『麒麟がくる』では誰が官兵衛の役をするのかな?気になります!

秀吉もあんまり出てこないし、官兵衛が登場してくるかどうかもわかりません!

同じ美形の官兵衛というくくりで、岡田准一さんが再び官兵衛役をするってことはないのかな??

ひそかに期待を寄せております。

 

荒木村重役は『麒麟』では誰に?

その前に有岡城の荒木村重役も気になります!!

光秀の娘を村重の息子の嫁に出すんだから、官兵衛よりは出てくる可能性があるはずです!

これも『軍師官兵衛』で荒木村重役をしていた田中哲司さんがいいな~。

 

最後、光秀が山崎の戦いで落ち武者狩りに殺されるまでを描くのか?それともその先まで?主人公が光秀だから山崎の戦いまでだろうとは思いますが…。

どんな話になっていくんでしょう!?

 

早く『麒麟がくる』放送再開してほしいです!!

 

以上、『麒麟がくるまでお待ちください 戦国大河ドラマ名場面スペシャル 「国盗り物語」』を見た感想でした。

 

 『麒麟がくる』関連の番組を見た感想

『英雄の選択』で斎藤道三のことを取り上げていた時の感想です。↓

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 戦国大河ドラマスペシャルで『秀吉』が取り上げられた時の感想です。↓

www.lovetv.site

 

MIU404 第1話<激突>の感想とあらすじ

新型コロナ感染拡大の影響で放送が遅れていた金曜ドラマ『MIU404』。6月26日にやっと第1話が放送されました。

www.tbs.co.jp

おもな登場人物

  • 伊吹藍:綾野剛さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は巡査部長。志摩とバディを組み、使う車両は404号車。8年間奥多摩で交番勤務。第4機動捜査隊として警視庁に呼ばれる。奥多摩の前に勤務していた部署はどこの短期間で、当時の同僚からは「足が速い。」としかいいところがないと言われる。
  • 志摩一未:星野源さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は巡査部長。伊吹とバディを組み、使う車両は404号車。以前捜査一課にいたことがあり、所轄から桔梗の運転手を経て、第4機動捜査隊に異動となる。優秀な捜査官だったのに、どうして捜査一課を異動したかは謎。自分も他人も信用しない。
  • 陣馬耕平:橋本じゅんさん…第4機動捜査隊班長。階級は警部補。九重とバディを組み、使う車両は401号車。第1機動捜査隊にいたが、桔梗と一緒に第4機動捜査隊に異動してきた。上から目線な九重を怒る事もなく、余裕ある態度で仕事を教える。ガサツだが熱い人。
  • 九重世人:岡田健史さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊。階級は警部補。警察庁九重刑事局長の息子。キャリアで上から目線。陣馬とバディを組み、401号車。陣馬のやり方を冷めた目で見ていたが、知識はあるが経験が浅く、事件現場に行くと慌ててしまうところがある。
  • 桔梗ゆづる:麻生久美子さん…警視庁刑事部・第1機動捜査隊と第4機動捜査隊の隊長を兼任。階級は警視。機動捜査隊を四部制を立案し、刑事部長の我孫子豆治に訴えていたのが通った。志摩と捜査一課で一緒に働いたことがあり、信頼している。MIUのことを発表する記者会見を映した動画がネットで流れ「美人過ぎる隊長」と騒がれても、顔で隊長になっていないと一蹴。
  • 我孫子豆治:生瀬勝久さん…警視庁刑事部・刑事部長。階級は警視監。桔梗にガンガン要求されるのを、気弱な態度で受け入れていると見せかけてしっかり条件をつけている。

 

第1話のあらすじ

ー警視庁が働き方改革をする。

という名目のもとに、4月から機動捜査隊の全部隊を三部制から四部制に変更することになったと記者会見をした第1機動捜査隊隊長の桔梗ゆづる。

これまで3日に1度だった24時間当番勤務が、4日に1度になる。体制変更で機捜の隊員を増員。

機動隊ではなく、機捜。機動捜査隊=Mobile Investigative Unit 頭文字のM・I・Uを取ってミュウと呼ぶこともある。

所属は刑事部。警視庁管内には第1機捜から第3機捜まで約300名。各機捜の隊員は担当地域を24時間体制で密行。

事件発生時にいち早く現場に急行して初動捜査に当たる。

ーーという内容だ。

 

桔梗は各機捜を助ける臨時部隊の必要性を、刑事部長の我孫子に訴えていた。

桔梗は予算案も運用計画も全て提出しており、臨時部隊の隊長も第1機捜と兼任。集める人員の目途も付けて、承認待ちの状態だった。

我孫子は強く訴えてくる桔梗にタジタジになりながらも、許可は下りたことを告げる。

が、上が言ってきたこととして条件も付けられた。

それは経験皆無の警察庁刑事局長の息子である九重世人を臨時部隊の第4機捜に入れることだった。

 

芝浦署の署内に第4機捜の分駐所が用意された。

桔梗は、現在桔梗の運転手を務め、以前は捜査一課で一緒に働いていた志摩一未と共に芝浦署へ行き、待ち構えていた第4機捜の班長となる陣馬耕平と合流。

陣馬は志摩とバディを組むと思っていたが、桔梗から九重とバディを組むよう告げられ、「やりにくい!」と抗議をするも受け入れられなかった。

一方で、バディを組む人間がまだ決まっていないと聞いて焦る志摩。桔梗が候補段階で落とした、奥多摩の交番勤務の伊吹藍を呼ぶことにした。

伊吹藍がどういう人物か気になった志摩。

経歴を調べると奥多摩で8年勤務する前に、短期間で色々な部署を転々としている人物で、伊吹のかつての同僚に聞くと、いいところが出てこない。

ただ唯一出てきたのは、みな口を揃えて「足が速い。」だった。

 

着任初日の仕事は、1機捜のヘルプ。

志摩とバディを組むはずの伊吹は既に分駐所を出ていて、拳銃携帯をしていた。

志摩は急いで駆け付けたが、また先に出ていて捕まらず、駐車場でやっと伊吹と会えた。

伊吹は予想外にちゃんと挨拶ができる好青年でホッとする志摩。が、すぐに軽い感じの一面を見て戸惑う。

二人が担当する車両ナンバーは404号車。志摩の言うことを聞かず、自分が運転するという伊吹。

都心は8年ぶりに運転するという伊吹。車に乗り込み「エンジン音いいわ~。」と言い志摩は押され気味だった。

任務は24時間。明日の9時まで。404号車は出発した。

 

外に出て間もなく、404号車を後ろからあおってくる赤い車が現れた。

志摩は無視して道を譲るよう指示したが、伊吹は「こういうのはナメられちゃダメ。」と言って進路を塞ぎ道を譲らなかった。

するとクラクションを鳴らされ「道交法違反!」と言い警告して止めようとしたが、止まらない赤い車。交差点で立っていたおばあさんが驚いて転んでしまった。

転んだおばあさんを見て怒った伊吹は、荒っぽい運転をして無理やり赤い車の前に入り込み、強引に停止させ運転手に窓を開けろと迫った。

その間に転んだおばあさんに駆け寄った志摩。おばあさんは「ステッキ。おもちゃの…千砂ちゃんの。」と言い、転んだ拍子でなくしたおもちゃをなくしてしまっていた。

 

一方であおり運転の男と揉め始めた伊吹。ドライバー同士の喧嘩として次々に通報され、急行した陣馬らも所轄も駆けつけ大騒ぎになった。

あおり犯の水島は、伊吹が警官だと疑い、さらにあおり運転も常習じゃないと主張した。

しかし志摩が水島の車に取り付けてあるドライブレコーダーに目を付け、一緒に確認しようといったところでおとなしくなり、今回は逮捕せずナンバーを控え注意だけで解放した。

 

志摩は伊吹に危ない運転をしないよう注意するが「上には上がいると見せていくスタンス。」と言って聞かない。

転んだおばあちゃんは既にいなくなっていて、そばになくしたと思われていたおもちゃだけが残されていた。

志摩に言われ、伊吹が墨田署に落とし物として届けることになった。

 

いったん昼に分駐所に戻り、昼食を食べようとしていたが、すぐに男性が殴打される事件が起こり、4機捜全員で現場に急行。

陣馬と九重が先に着き、志摩と伊吹の404も遅れて現場に着いた。

被害者はカレー屋を出ていきなり殴られ、顔面血だらけ。話は聞けず犯人が知り合いではないことだけは反応で分かった。

4機捜で手分けして目撃者に聴取。

被害者は命に別状はないが頭部打撲で意識低下。話は聞けない。持ち物は小銭入れのみ。

目撃者の情報によるとカレー屋に入ってスマホで誰かから電話を受けて会話をしたあと食事。会計を済ませて店を出てすぐに何者かに殴られた。

その時にスマホで殴打を受けたためスマホは壊れていた。犯人は血だまりの上に膝をつき、被害者の胸のポケットから何かを取って握って走って行った。

犯人は紺のジャケットにグレーのパンツ姿で、走っていく後ろ姿しか見られておらず顔は分からない。

近くに殴打した時に使われたと思われる看板が落ちていた。

 

志摩は目撃情報から判断して、犯人は被害者の車を盗むか車の中の物が目的で車のキーを盗んだものと思われる。と言い、伊吹と一緒に近くにある駐車場を見に行った。

駐車場は立体駐車場。金網に強引に看板が外された跡を見つけた。

昼間伊吹らをあおってきた赤い車を発見。

鍵も開いていて、中を確認すると後部座席に膝でついたと思われる血痕が残っていた。

被害者は昼間のあおり運転の男・水島と推測。

ドライブレコーダーが外されていたことで確信に変わった。

 

駐車場の防犯カメラ、機捜404のドライブレコーダー、落ちていた看板…。

これらを組み合わせて、ある仮説を立てた志摩は、初動捜査の報告を所轄の刑事課に引き継いで機捜の初動捜査は任務終了。

張り合いがないとぼやく伊吹だった。

 

一方、千砂ちゃんという女の子が交番に来て「おばあちゃんがいなくなった。」と訴えてきていた。

 

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あおり運転をしてきた男が殴られた事件の犯人。

いなくなったおばあちゃん。

 

機捜が出来る範囲内で捜査を始めた4機捜。

規則の朝9時までにできたこととは?

そしていなくなったおばあちゃんは見つかるのか?

伊吹の速い足は役に立ったのか?

 

勘と記憶力で動く伊吹と、生真面目で優秀な志摩。

現場経験豊富で熱血派の陣馬と、知識はあるのに経験の浅く未熟な九重。

 

タイプが違う者同士組まされた4機捜。

決められた時間までに事件を解決する事が出来たのかーーー!!!??

 

というお話でした。

 

車のアクションが激しかった

最初の伊吹のあおり運転の車を止めるシーン。映画のように激しくて、目が離せずガツンと最初に掴まれました。

車の勢いにびっくりしておばあさんが倒れたときは、ドキッとしました。

怖かったです。

アニメのシティーハンターとかでしか最近、あういう車のアクション見てなかったんで、実物の車で見るとかなりの迫力で驚きました。

 

はじめに怖いアクションを見たのに、あとに今度は志摩がもっと激しいのをやっていて、もうこっちの方が何倍もハラハラしました。

実物の車だし、両方とも本人がやってるのかな??

見てる方はめちゃくちゃ怖かったです…。

 

でこぼこコンビ

綾野剛さん演じるヤンキー気質があり明るく感覚的な伊吹と、星野源さん演じる真面目で優秀で堅物な志摩。

職場でしか会えなさそうな、全く違うタイプの二人。

伊吹は、勘という簡単な言葉で表現してしまうけど、確かな記憶力に基づいた上での予測で、捜査につなげていました。

覚えているから、犯人だと分かる。

けれど、うまく説明はできない。

これから多分、伊吹派とか志摩派とかいう話がドラマファンで出てくると思うんですけど、私は伊吹派だなぁ…。

 

言葉ではうまく説明できないしこれと言った証拠も出せないけど、覚えてるんだから仕方がない。っていう伊吹の言い分が理解できて、味方になりたくなります。

伊吹は、一緒にいたら大変だと思うけど、言ってることは本当に理解できます。

 

初回から掴まれて、もっとずっと見ていたいって思うドラマだと思いました。

 

前段で伊吹を絶賛しましたけど、超感覚派で理解しがたい伊吹を信じて、規則の範囲内で捜査を一緒にしてくれた志摩の器も大きいなと思いました。

とてもいいコンビです!!

 

誰のせいにもしないおばあちゃん

最初のあおり運転でこけてしまったおばあちゃん。

私だったら、赤い車のやつが無茶するからコケたんだ!って直接言えないにしても、文句の1つでも周りの人に言うと思うのに、全然そんなことは言わず、孫にあげるおもちゃのことだけを気にしていたおばあちゃん。

わがまま言ってはぐれたお孫さんにも叱ることもせず、自分がおもちゃ買ってくるから待ってて。と言って、無理やり引っ張ることもなく、自分一人で歩いていただなんて。

こんなに誰のせいもしない人っているんでしょうか??

 

車のアクションもすごかったですけど、このおばあちゃんに全部持って行かれたと思います。

お孫さんに優しいおばあちゃんを見て、鼻水出るくらい泣きました。

いい話でした。

 

足の速い伊吹は次回も走る?

最初から伊吹の評判は「足が速い。」でしたけど、この伊吹の走りは今後も出てくるのでしょうか?

結構な距離走ってると思うのに、伊吹役の綾野剛さんが走りながら喋れてるのがスゴイと思いました。

いくら元陸上部だからって、そんな体力今もあるのがスゴイ!!

自粛生活下でも走ってるのかな??

 

次回の予告では、走ってるところは見られませんでしたが、期待しています!

走れる場所がないかな?

 

捜査をする係だから、ロケが中心になるドラマだとは思うけど、外で走るのは難しいかな?

 

次回のゲストは、朝ドラ『スカーレット』でヒロインの夫役を演じた松下洸平さんです。

しばらく見れてなかったので、今回出演されると聞いてまた松下さんが見れると思うと嬉しいです!!

次回を楽しみに待とうと思います!

 

以上、『MIU404』第1話を見た感想でした。

 

 

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全話の感想

  • 第1話<激突>の感想はこちら
  • 第2話<切なる願い>の感想はこちら
  • 第3話<分岐点>の感想はこちら
  • 第4話<ミリオンダラー・ガール>の感想はこちら
  • 第5話<夢の島>の感想はこちら
  • 第6話<リフレイン>の感想はこちら
  • 第7話<現在地>の感想はこちら
  • 第8話<君の笑顔>の感想はこちら
  • 第9話<或る一人の死>の感想はこちら
  • 第10話<Not found>の感想はこちら
  • 第11話(最終回)<ゼロ>の感想はこちら

 

木曜ドラマ BG~身辺警護人~第2話の感想とあらすじ

毎週木曜夜9時、テレビ朝日系で放送中のドラマ『BG~身辺警護人~』。6月25日に第2話が放送されました。

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このドラマは、2018年に第1シリーズが放送されていて、2020年版の放送が始まるまで傑作選が放送されていました。

2018年の時は私は最初は見ていなかったのですが、途中の回から見始めたらとても面白く、ハマりました。

主演の木村拓哉さんもいいのですが、私は上司の上川隆也さんが好きだったのに前シリーズで亡くなられて、もう続編はないだろうと予測していました。

しかし思いのほか第1話も面白く、最後までチャンネルを変えることなくしっかりと見ました。

 

 第1話の感想はこちら。↓

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つづく第2話。島崎警備に押し掛けるようにしてやってきた高梨と川栄李奈さん演じる目が不自由なピアニストの警護をするお話でした。

 

おもな登場人物

  • 島崎章:木村拓哉さん…優秀なボディーガード。第1シリーズでは『日ノ出警備保障』で身辺警護課にいた。第2シリーズでは『日ノ出警備保障』が『KICS CORP』に買収され『KICKS ガード』となり政財界のVIP限定の警備をするようになる。ある事件をきっかけに劉社長のやり方に反発して退職。単独で警備の仕事をすることにしたが、高梨が押し掛けてきた。離婚して息子の瞬を育てている。

 

<<KICKS ガード>> 

  • 高梨雅也:斎藤工さん…元自衛隊員。島崎と同じく『日ノ出警備保障』から一緒のボディーガード。島崎が退職した理由を尋ねに事務所に行ったところ、島崎と一緒に依頼人を護ることになった。それを理由に会社をクビになりそうになっている。島崎の事を"おっさん"と呼び反抗する態度を取りながらも、仕事の面では認めているところもある。。独立した島崎の事務所を訪ね、そのまま一緒に松野という依頼人のボディーガードをし、KICKSガードを辞めて島崎警備に押しかけるように入る。菅沼と付き合っていたが、島崎のもとへ行ったことで関係が壊れる。
  • 菅沼まゆ:菜々緒さん…島崎と同じく『日ノ出警備保障』から一緒のボディーガード。『KICKS ガード』の劉社長に認められ、島崎退職後リーダーに抜擢される。島崎を手伝ったことでクビになった高梨に激怒している。
  • 沢口正太郎:間宮祥太朗さん…島崎と同じく『日ノ出警備保障』から一緒のボディーガード。『日ノ出…』では新人だったが、今では成長してチームを指揮できるほどになっている。
  • 小俣健三:勝村政信さん…『KICKS ガード』身辺警備課長。警視庁警護課出身。劉社長の経営方針に忠実に従っており、部下の行動に目を光らせている。
  • 劉光明:仲村トオルさん…『日ノ出警備保障』を買収した『KICKS CORP』の社長。IT界の寵児。警備業界に参入し、通信を含めた新しい警備技術を開発するのが目的。利益重視で『KICKS ガード』をVIP限定の警備にする。島崎の腕を高く買っていたが、自分の考えに反抗して独立した島崎を良く思っていない。

 

<<その他>>

  • 笠松多佳子:市川実日子さん…『白山総合病院』の整形外科医。『日ノ出警備保障』が『KICKS CORP』に買収される前からの契約医。警備で怪我をしたボディーガードを診ている。
  • 島崎瞬:田中奏生さん…島崎の息子。中学3年生。思春期で少々反抗的。父の仕事を冷静に見ているが、危険な仕事の為辞めて欲しいと思っている。
  • 中島小次郎:道枝駿佑さん…島崎が独立して構えた事務所のビルの1階にあるカフェ『ジャンクション』でアルバイトをする大学生。遠慮のない性格で、グイグイ話しかけてくる。

 

  • 謎の男(加藤):中村織央さん…第1話の政治家・桑田のパーティーで襲撃しようとしていたところを島崎らに取り押さえられた。後日、桑田の秘書から金を受け取っているのを島崎に問い詰められ、雇われてやったことだと告白。そのまま逃げていた。

 

第2話のあらすじ

劉社長のやり方に反発し、『KICKS ガード』を退職した島崎は、独立して『島崎警備』を立ち上げた。

初の警護の仕事を手伝ってくれた高梨が『KICKS ガード』を辞めて『島崎警備』入るというのを、島崎は一時の感情で決めるのは良くないと諭した。

そんな島崎のもとに、沢口が警護の仕事を持ってきた。

警護する対象は全盲のピアニスト・守尾恵麻(川栄李奈さん)。ポーランドでの国際ピアノコンクールに出場し帰国するまでの間、警護して欲しいというのだ。

恵麻の警護は以前『KICKS ガード』で菅沼と沢口が担当していたが途中で降り、他の会社がどこも引き受けないので、課長の小俣の指示で島崎に話を持ってきた。

島崎は警護を降りた理由を沢口に尋ねたが、依頼人に直接聞いて欲しいというのだった。

 

守尾恵麻のマネジメントを担当する所属事務所は、恵麻の姉・守尾美和(谷村美月さん)が代表取締役をしていた。

事務所に行って依頼人である美和に話を聞きに行った島崎。そこへ『KICKS ガード』を本当に辞めてきた高梨も合流。二人で依頼内容を聞くことになった。

 

『KICKS ガード』に警備を降りられてから、他の警備会社もどこも引き受けてくれないという美和。

警備が必要な理由を聞き、誰かに狙われているのか?と聞く島崎。高梨は理由を明かしてくれないと護れないと迫った。

美和は言うには、恵麻自身が自分から走っているトラックの前に飛び出すなどの行為をし、危険と判断されどこも引き受けてくれなくなったとのこと。

 

仕事を引き受けることにした島崎。恵麻本人と話をするも、反抗的な態度を取られる。

高梨が渋々依頼を受けたことも、恵麻に感じ取られていた。

 

警護が始まった当日。自宅に恵麻を迎えに行く島崎と高梨。

最初の予定である、大学でのコンクールのリハーサルに向かった。

そこへ話しかけてきたのが、恵麻の元の指導者・桜井。

桜井に突然肩をたたかれ、払いのける恵麻。その様子を見た島崎は一瞬警戒した顔をした。

 

桜井の先導で演奏する場所へ案内された恵麻、島崎と高梨。

リハーサルをする部屋には、現在指導する先生が待っていて、優しく言葉をかけてきた。

恵麻はその言葉に答えず、ピアノに向かい蓋を開けると「何様?実力もないくせに。」と書かれた紙が鍵盤上に置かれていた。

桜井が何事もなかったかのように紙を取りピアノを弾くように促したが、「今の紙なんですか?」と聞く恵麻。

雰囲気で「どうせハンディキャップだから得してるとでも書いてあるんでしょ?」と内容を感じ取っていた恵麻は、リハーサルを投げ出し会場から出て行った。

 

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恵麻は渋谷に行くと言い出し、買い物。次はステーキが食べたいと言って次々と動き回り、ついていく島崎と高梨。

 

ステーキを食べに立ち寄った店の外で警備していた高梨に、菅沼から電話が来た。

前に警護していた菅沼から見て、恵麻の反抗的な態度は、姉の美和との関係が原因だと教える。

途中で仕事を降りることに納得していなかった菅沼は、小俣課長と劉社長から話を聞いて、島崎と高梨が危ない仕事を任されたことを知っていた。

ポーランドにも一緒に行って警護をしたかったと考えていた菅沼は、高梨に情報を差し出したのだった。

 

一方、店の中から外を見て警護していた島崎は、桑田のパーティーで取り押さえた男が店の前を通っていったのを見ていた。

 

食事を終え、車に戻るため階段を下りていた恵麻を狙って、何者かがパチンコ玉を撃ち込んできた。

恵麻には当たらず、近くの壁を貫通。急いで物陰に恵麻を隠す島崎。

車の近くで待っていた高梨が、ゴムパチンコで恵麻に向かって玉を撃つサングラスにマスク姿の男を確認。

高梨は車に乗せてあった防弾カバンを持って、島崎と恵麻のもとへ駆け付けようとするが、男はなおも襲撃してくる。

玉は植木鉢に当たり、その破片が恵麻と島崎にの頭上をかすめる。恵麻を抱きしめて護る島崎。

防弾カバンを持って玉を受けながら、階段を上ってくる高梨。そのカバンを島崎の近くに置き、自分は身一つで男に向かっていった。

その隙に島崎は恵麻を抱えて階段を下りようとしたが、恵麻が足を滑らせる。島崎は恵麻を抱きかかえたまま背中を下にして、階段を滑り落ちていった。

 

一方、階段の途中で襲撃犯と格闘する高梨。激しい抵抗を受けながらも制圧。

島崎は恵麻を無事車に乗せ、その場から逃げることが出来た。

 

"クライアント自身が敵"という状態から、突如別の人物から襲われることになった案件。

 

恵麻を襲ったのは誰?

島崎と高梨は無事恵麻をコンクールへ送り出すことが出来るのか?

恵麻が姉・美和へ抱いている思いとはーー??

 

というお話でした。

 

新選組…

今回の見どころは何といっても、島崎の恵麻を抱えたままの階段落ちでしょう!!

背中に打撲を負った島崎を診療した医者の笠松先生が「新撰組」と呼んでいました。

新撰組って…。鎌田行進曲ですね?

 

階段落ちのシーンは、本家の映画ではなく、私はウッチャンナンチャンの番組のコントで『蒲田行進曲』のパロディーをやってて、初めて知りました。

階段落ちのシーンばっかりやるコントだったと記憶してます。

 

でもそれにしても、実際あんな高い階段を背中で降りていって、すぐに立ち上がるなんてことできるのかな??

しかもそのあと車運転してましたよ島崎。ありえへん!!

 

あとで手当てするだけで済むような話じゃないですよ!びっくりしました。

カッコよかったですけどね!

 

劉社長ますますあやしい

第1話で島崎をクビにしていた仲村トオルさん演じる劉社長。

島崎が抜けたあと、菅沼をリーダー・班長にしていましたが、第2話ではバーらしきところに呼び出して、一対一で話をしていました。

菅沼を現場の警護に当たらせるのではなく、経営側にしたいとのこと。

菅沼は会社を辞めないにしても、劉に反抗的な態度を見せていて、そう気に入られるようなことはしていなかったはずなんですが…。

 

でもどうも『日ノ出』出身のボディーガードが、自分に反抗的なのが気に入らない様子なのに、なぜ菅沼?女だから取り込めると思ってる?なめてる?

 

あやしいです。

 

あと、沢口くんが劉社長をあやしんで、劉社長の過去を調べて「やべえ。」と言っていました。

劉社長、何やらボディーガートとか警備という世界事態に恨みを持ってるのかな?

どういう闇が潜んでるのか分かりませんが、思ってる以上に深い話がありそうです。

第1話でも、怒りを抑えて拳を震わせてる島崎に「結局ボディーガードというのは、暴力で解決する事を考えるんですね。」と言ってたし。

沢口くんが調べていた劉の過去も暴力に関係あるし、どうも暴力を毛嫌いしている様子。

警備に参入して、警備の世界に復讐したいと思ってるのかな?

暴力以外で人を護ろうとしてるとか?

護るならまだいいけど、別の目的があったらーー?!

 

純粋にボディーガードの熱い話を期待してたんですが、どうも闇の話になっていきそうです。

仲村トオルさん最近悪役多くなってきてません??

 

一話完結のボディーガードの話の裏で、劉の謎が進行していくようです。

 

高梨が正式に島崎警備に

第2話が始まって高梨が『島崎警備』に入るのをずっと島崎が拒んでいました。

でも、やっぱり第2話でも1人が手に負えなくなって、襲撃犯の確保を高梨に頼んでいました。

お互い認め合ってる感じがいいですね!

 

あとはどうなるのかな?

『グランメゾン東京』みたいに1人ずつ増えていくのかと思ってましたけど、そんな感じでもなさそう…。

二人で警護の仕事をずっとやっていくつもりなんでしょうか?

 

あと、菅沼が劉社長の話に乗るか乗らないかも気になります!!

 

謎の男がまた現れた!!

第1話で、襲撃犯として島崎に取り押さえれていた中村織央さん演じる謎の男。字幕付きで見ると加藤って役名があるみたいです…。

中村織央さんといえば、2017年の大河ドラマ『おんな城主 直虎』で、徳川家康の家臣・石川数正を演じておられました。

その時に家康の正室・瀬名を守る役で、その瀬名役が菜々緒さんでした!!

 

菜々緒さんとまた共演されてるんですね~!!

『BG』ではまだ菜々緒さんと一緒のシーンはありませんが…。

 

俳優さんて、役によって全然顔が違いますね!

最初は全然気づきませんでした。

 

この男が現れたので、第2話の襲撃犯もこの人だと思いましたよ!

高梨が捕まえてる様子を物陰から見てたし、実行犯じゃないけど襲撃に何らかの形で関わってるんでしょう!!

 

第1話だけで出演が終わりかと思いきや、第2話でも登場。

この先も汚れ役をやっていくのでしょうか?

 

第2話もチラチラと謎を残してくれました。

 

次回は? 

次回は豊原功補さん演じる実業家の警護を任される話です。

いつも診療してくれる医者の笠松先生からの依頼です。

 

高梨と2人で始まった島崎警備は、順調に仕事をしていけるのでしょうか??

引き続き見ていきたいと思います。

 

以上、『BG~身辺警護人~』第2話を見た感想でした。

 

 

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全話の感想

全話の感想はこちら。↓

https://www.lovetv.site/entry/bg-kansou1#全話の感想

 

木曜ドラマ BG~身辺警護人~第1話の感想とあらすじ

新型コロナ感染拡大の影響で放送開始が遅れていた木村拓哉さん主演の木曜ドラマ『BG~身辺警護人~』が6月18日夜9時にようやく第1話が放送されました。

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このドラマは、2018年に第1シリーズが放送されていて、2020年版の放送が始まるまで傑作選が放送されていました。

2018年の時は私は最初は見ていなかったのですが、途中の回から見始めたらとても面白く、ハマりました。

主演の木村拓哉さんもいいのですが、私は上司の上川隆也さんが好きだったのに前シリーズで亡くなられて、もう続編はないだろうと予測していました。

今年の続編、上川さんなしに面白くなるのか?と心配しながら第1話を見させていただきました。

 

おもな登場人物

  • 島崎章:木村拓哉さん…優秀なボディーガード。第1シリーズでは『日ノ出警備保障』で身辺警護課にいた。第2シリーズでは『日ノ出警備保障』が『KICS CORP』に買収され『KICKS ガード』となり政財界のVIP限定の警備をするようになる。ある事件をきっかけに劉社長のやり方に反発して退職。単独で警備をすることになった。離婚して息子の瞬を育てている。

 

<<KICKS ガード>> 

  • 高梨雅也:斎藤工さん…元自衛隊員。島崎と同じく『日ノ出警備保障』から一緒のボディーガード。島崎が退職した理由を尋ねに事務所に行ったところ、島崎と一緒に依頼人を護ることになった。それを理由に会社をクビになりそうになっている。島崎の事を"おっさん"と呼び反抗する態度を取りながらも、仕事の面では認めているところもある。菅沼と付き合っている。
  • 菅沼まゆ:菜々緒さん…島崎と同じく『日ノ出警備保障』から一緒のボディーガード。『KICKS ガード』の劉社長に認められ、島崎退職後リーダーに抜擢される。島崎を手伝ったことでクビになりそうなってる高梨を心配している。
  • 沢口正太郎:間宮祥太朗さん…島崎と同じく『日ノ出警備保障』から一緒のボディーガード。『日ノ出…』では新人だったが、今では成長してチームを指揮できるほどになっている。
  • 小俣健三:勝村政信さん…『KICKS ガード』身辺警備課長。警視庁警護課出身。劉社長の経営方針に従い、部下の行動に目を光らせている。
  • 劉光明:仲村トオルさん…『日ノ出警備保障』を買収した『KICKS CORP』の社長。IT界の寵児。警備業界に参入し、通信を含めた新しい警備技術を開発するのが目的。利益重視で『KICKS ガード』をVIP限定の警備にする。島崎の腕を高く買っていたが、自分の考えに反抗して独立した島崎を良く思っていない。

 

<<その他>>

  • 笠松多佳子:市川実日子さん…『白山総合病院』の整形外科医。『日ノ出警備保障』が『KICKS CORP』に買収される前からの契約医。警備で怪我をしたボディーガードを診ている。
  • 島崎瞬:田中奏生さん…島崎の息子。中学3年生。思春期で少々反抗的。父の仕事を冷静に見ているが、危険な仕事の為辞めて欲しいと思っている。
  • 中島小次郎:道枝駿佑さん…島崎が独立して構えた事務所のビルの1階にあるカフェ『ジャンクション』でアルバイトをする大学生。遠慮のない性格で、グイグイ話しかけてくる。

 

第1話のあらすじ

『日ノ出警備保障』が買収され、『KICKS ガード』となった現在。

依頼人を政財界のVIPに限定するという経営方針に変わったものの、島崎、高梨、菅沼、沢口はそのままボディーガードを続けていた。

ある日。政治家の桑田のパーティーを警護する事になり、いまや1人前のボディーガードとなった沢口の指揮のもとに、パーティー会場でそれぞれ配置につき警備を行っていた。

島崎が会場のスタッフに扮し紛れていたある男をいち早く見つけ、高梨らと共に排除。島崎が腕にけがを負いつつも桑田を護った。

このことはマスコミにも大きく取り上げられ、『KICKS ガード』の経営者・劉社長はマスコミのインタビューに答え、結果『KICKS ガード』を大々的に宣伝する事になった。

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そんな島崎のもとに、刑務所で服役中の関東工科大学の元講師・松野信介(青木崇高さん)から、警護を依頼する手紙が届いた。

「犯罪者の警護などありえない!」という小俣身辺警備課課長の言葉に、従ったふりをする島崎。

後日。刑務所に出向き、詳細を聞きにいった。

松野は3年前、研究室で事故をを起こし、研究員の伊丹綾子(竹島由夏さん)を窒息死させてしまった容疑がかかり、業務上過失致死罪で服役していた。

出所後、事件現場となった研究室に行き、伊丹に手を合わせたいのと、迷惑をかけた坂上教授(神保悟志さん)に謝りたい。

事件後マスコミが事故ではなく計画的な殺人だったのでは?と報道し、顔も知られているので、出所後大学に行くまで警護をして欲しい。という依頼内容だった。

松野の話を聞いて心動かされた島崎だったが、今の会社の方針では依頼を受けられないと丁寧に断ったのだった。

しかし諦めきれない島崎は、劉社長に直接依頼を受けたいと訴えたが却下された。

劉社長に会った帰り、桑田のパーティーで取り押さえた男を発見した島崎は後を追い、桑田の秘書から現金を受け取ったのを目撃してしまう。

男を追及し、ある事実を聞かされた島崎は劉社長を問い詰めたが、劉は全く動じる様子を見せない。

島崎は「社長の考えでは、金は守れても命を護ることはできません。」と非難。

劉は考えに従わないなら辞めてもらってもいいと言い、ボディーガード全体を侮辱するような発言をした。

島崎はバッチを置いて会社を去って行った。

 

息子の瞬に事情を話し、独立して松野の警護を引き受けることにした島崎。

出所する松野を迎えに行き、行く先々でどこで知ったか松野の出所を知り追ってくる人たちから護っていった。

宿泊先にも情報が流れてると読んだ島崎は、新しく借りた事務所に松野を連れていく。

しかしそこにもなぜか事件の被害者の遺族が現れ、襲撃されそうになる。

そんな窮地に現れたのが高梨だった。

高梨は、島崎が急に退職したことを不審に思い、島崎の自宅にまで行って息子の瞬に居所を聞き出し、事務所まで来ていたのだ。

1人での警護に限界を感じていた島崎は、高梨の協力を得ることにした。

 

島崎と高梨は無事、松野を大学まで送り届けることが出来るのか??

また、松野が隠していた真意とはーーー??

 

というお話でした。

 

新たな敵は仲村トオルさん?

前の第1シリーズでは、ライバル的な存在は江口洋介さんが演じる警視庁のSPでした。

警視庁では逮捕権があるが、ボディーガードはあくまで警護するだけで逮捕権を持たない。というので、対立する立場として描かれていました。

が、今回はまさかの同じ業界でのライバル。というか雇い主が敵だとは…!!

 

初回からまさかの展開でグッと引き込まれました。

ビジネスとして警護を利用されて、仲間を危険にさらされ憤る島崎の姿は熱くなりました!

 

第1シリーズは分かりやすい対立でしたかど、仲村トオルさん演じる劉は頭のいい人で、これから頭を使った対立になるのかと思うと、心理戦が展開されていくのでは?と予想されます。

面白くなるのかな??

 

前は上川隆也さん演じる村田課長がいざとなると矢面に立ってくれて守ってくれて頼もしかったんですけど、今回はそんな存在がいません!!

どんな話になっていくのでしょうか??

 

いつの間にか高梨と菅沼が…

あと驚いたのが、高梨と菅沼が今シリーズで付き合っていること!!

二人で仲良くジムに行って体力づくりをしていました。

第1シリーズでそんな素振りありましたっけ??

私が見逃していただけでしょうか?

 

高梨は彼女である菅沼が止めるのも聞かず、島崎のもとへ行ってて、どうやら島崎と合流する様子。

なんだか、前の職場の人を一人一人引っ張ってくるあたり、昨年放送されていた木村拓哉さん主演ドラマ『グランメゾン東京』に展開が似てませんか??

最終的にみんな集合するんでしょうか?

 

私としては上川さんがいないから、つまらんのですけどね!!

勝村さんが最終的にこちらに寝返ってくれるとかないのかな?

今のところ堅物で、そんなことしそうにないですが…。

 

第1シリーズで早々に上川さんを失ったのは痛かったと思います。

まさかシリーズが続くと思わなかったのかな?

 

次回は?

次回第2話は、川栄李奈さん演じる盲目のピアニストを警護する。というお話らしいです。

島崎に加えて高梨も仲間に入って、あとは誰が入るのかも楽しみです。

 

一話完結の話なので、途中から見てもいつからでも入っていけるドラマです!!

まだ見たことない方は、試しにご覧になって見てください!

面白いですよ!

 

以上、『BG~身辺警護人~』第1話を見た感想でした。

 

 

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全話の感想

大河ドラマ 麒麟がくる 第21回「決戦!桶狭間」を観た感想とネタバレあらすじ

毎週日曜夜8時からNHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。6月7日に第21回が放送されました。

 

 

第20回の感想はこちら。↓

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おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん…美濃の国境にある明智家に生まれる。鉄砲を知り、堺で松永久秀の計らいで鉄砲を入手した。京で出会った三淵藤英・細川藤孝兄弟と誼を通じる。道三から家督を譲り受けた高政に同調する態度を取っていたが、高政が正室の子である弟の孫四郎と喜平次を殺害。十兵衛と光安は長良川の対決で道三側についたが、道三は討死。明智城で光安に家督と明智家の旗印を託され、左馬助、牧、煕子とともに落ち延びる。伊呂波大夫の導きで越前の朝倉義景に謁見。越前で匿ってもらっている。義景の使いで京の義輝に謁見。将軍の頼りなさを目の当たりにし、道三に買われていた信長という人物に徐々に引かれていく。今川義元が尾張侵攻の先鋒に松平元康を据えると知り、左馬助を通じて、帰蝶に元康の母・於大の方と伯父の水野を使って戦をやめさせる作戦を伝えた。そして自らも左馬助と急ぎ尾張へ向かった。

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。

  • 明智左馬助(秀満)間宮祥太朗さん…光安の息子。第12回から登場父と一緒に道三に味方するために鶴山へ行ったが、父とともに敗走。明智城に戻り父の遺志を継ぎ十兵衛らと共に落ち延び越前へ。

  • 煕子:木村文乃さん…光秀の正室。
  • 常:生越千晴さん…明智家の侍女。
  • 木助:水野智則さん…明智家の家来。

 

  • 明智光安:西村まさ彦さん…光秀の叔父。故人。

 

越前

  • 朝倉義景:ユースケ・サンタマリアさん…越前の領主。伊呂波大夫から十兵衛らを匿うように頼まれる。争いに巻き込まれるのが嫌い。

  • 宇野市兵:剣持直明さん…朝倉家の家臣。

 

美濃

  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣。もとは百姓。明智の荘に留まることになった。

  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん…美濃三人衆の一人。道三の家臣になったが、道三に心から従っておらず、高政に道三を倒させるよう仕向けた。

 <<斎藤家>>

  • 斎藤道三:本木雅弘さん…美濃の守護代だった。家督を譲った嫡男・高政との戦いに敗れ討死。

  • 斎藤義龍(高政):伊藤英明さん…道三の長男。父・道三との戦いに勝ったが、その後病死。

 

<その他>

  • 菊丸:岡村隆史さん…三河出身の農民。明智荘に侵入してきた野盗から売り飛ばされるところを、光秀に解放してもらう。一度三河に帰った後、お礼の品を持って美濃に戻って来た。竹千代の母・於大の方に竹千代を守るよう頼まれていた忍びだった事が第9話で分かる。普段は市で味噌を売る穏やかな青年。現在は駿河の薬屋で"春次"として働いていたところ駒と再会する十兵衛を心配した駒に請われ、駿河から美濃へ。十兵衛と会ってすぐに駿河に戻った。今川の先鋒で出陣した元康に於大の方の文を届ける。

  • 伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。東は常陸、西は薩摩へと芸を披露しながら旅して回り、京へ5年ぶりに戻って来た。松永久秀から十兵衛の話を聞いたり、尾張の信秀からは東庵に双六で勝ったとことを聞いたりしていて顔が広い。駒が武家の人に火事から救われ、母である先代の伊呂波太夫のもとへ連れられてきた時のことを覚えていた。織田信秀とも生前関わりがあり、尾張に弔い興行で滞在。帰蝶から金を積まれ傭兵を世話した。帰蝶から頼まれ、道三のために越前までの逃げ道を用意したが断られた。帰蝶の命令で明智家を越前へ連れて行き、朝倉義景に匿って欲しいと頼んでくれた。義景との会話から、近衛家の血縁の者らしい。

 

尾張

<<織田家>>

  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。尾張に戦をしかけようとしていた三河の松平広忠を山中で暗殺。両親特に母からあまり好かれていないことに気づいていて、寂しさを抱えていたが、帰蝶から父・信秀の真意を聞いて笑顔を取り戻す。聖徳寺の会見で道三に気に入られ、良好な関係。道三の援軍を受け、今川軍を村木砦の戦いで破る。帰蝶の働きで、守護の斯波義統を殺した織田彦五郎を叔父の信光に殺させるよう仕向け、頼ってきた斯波義銀を擁して清須城に入り、さらに周辺の城も従わせる。信長の勢いは各地に伝わる。道三が高政と戦うと知り援軍に駆けつけたが、高政軍に阻まれ尾張へ帰る。信勝の重臣・柴田勝家から信勝の謀反の兆しを告げられ帰蝶の助言で直接会う。が、信勝が毒入りの水を自分に飲ませようとした事を知り激高。信勝に飲むよう迫り、結果殺すことになった。上洛して将軍・義輝に謁見し、尾張平定を報告。今川の尾張侵攻を阻止して欲しいと義輝に頼んだが、官位を授けるぐらいで何もしてくれない義輝にがっかりする。今川の尾張侵攻を阻止するため、帰蝶の作戦に乗り於大の方を使って松平元康を寝返らせるよう工作する。

  • 帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。信長の正室。以前十兵衛が好きだった。信長を裏でプロデュースしている。守護・斯波氏を殺した織田彦五郎を叔父・信光に殺させるよう誘導した。一方で信長との盟約を切ろうとしている兄・高政を下ろし、弟・孫四郎に家督を継いで欲しいと考え、明智家に協力してもらうよう遠隔で孫四郎にけしかけていた。道三が高政の戦いで父が討死すると、伊呂波大夫に頼んで明智家を逃がすよう命じた。その後信長が義弟・信勝を討つよう仕向けた。十兵衛から今川の尾張侵攻阻止の策を聞き、信長の名で熱田に於大の方と水野を呼び出す。
  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。かわいがっていた信勝を殺した信長を恨む。
  • 奇妙丸(信忠):加藤矢紘さん…側室吉乃が産んだ信長の嫡男。桶狭間に向かう信長が突然帰蝶に預けた。
  • 柴田勝家:安藤政信さん…信勝の重臣だが、美濃の高政、駿河の今川義元と通じる信勝が信長へ謀反の兆しがあるのを見逃せず、信長に報告する。
  • 前田利家:入江甚儀さん…信長の家臣。
  • 佐々成政:菅裕輔さん…信長の家臣。
  • 佐久間右衛門尉信盛:金子ノブアキさん…織田家の家臣。第21回から登場。
  • 毛利長秀:竹井亮介さん…織田家の家臣。
  • 中条家忠:野添義弘さん…織田家の家臣。
  • 簗田政綱:内田健司さん…織田家の家臣。
  • 毛利新介:今井翼さん…織田家の家臣。
  • 服部小平太:池田努さん…織田家の家臣。
  • 佐々隼人正:内浦純一さん…織田家の家臣。

 

  • 藤吉郎(のち秀吉):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。第13回から登場。三河と遠江の国境で文字を学びながら足止めをされていたところ、東庵と駒に会う。駿河で駒と再会し、字を習いたいと懇願。信長の噂を聞いて今川に仕官するのをやめて尾張へ行くと決める。

 ーーー

  • 織田信秀:高橋克典さん…信長の父。故人

  • 織田信勝:木村了さん…信長の弟。信長を殺そうとしたが逆に自ら持参した毒入り水を飲み死亡。

 

駿河

  • 今川義元:片岡愛之助さん…東海最強の戦国大名。三河から織田勢を追い出そうとしている。竹千代を信広を人質交換。竹千代を駿河にこさせた。三河を守る戦をすると竹千代に宣言。尾張侵攻の為自ら出陣する事にした。

  • 朝比奈親徳:山口馬木也さん…今川の家臣。
  • 鵜殿長照:佐藤誓さん…今川の家臣。大高城にいて元康を迎える。

 

  • 源応尼:真野響子さん…松平元康の祖母。元康と共に人質として駿河にいる。
  • 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。光秀に連れられ道三の妻・小見の方を診るため美濃に入る。尾張の織田信秀とも通じている。小見の方の症状が落ち着き、駒と共に帰京。その後、織田信秀に呼び出され尾張へ向かったが、死に目に間に合わなかった。今は駿河で太原雪斎を診ていた。雪斎が他界したことで情報を伏せるために臨済寺に軟禁されそのまま駿河に滞在。元康が駿河に戻ったら将棋をやろうと約束している。
  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ、家が火事となる。が、大きな手の武家の人に助け出され麒麟の話を聞く。東庵と一緒に美濃に入り、かつて火事から助けてくれたお武家様が美濃の人だとわかる。帰京している時に、京で負傷した十兵衛を手当てするために再び美濃へ行ったが、失恋を悟り帰京。伊呂波太夫の証言により、自分を火事から助けてくれたのが明智の家紋の布を持っていたと知る。東庵と駿河に入る。が、十兵衛が戦に巻き込まれてると知り、菊丸に三河と美濃の国境まで連れて行ってほしいと頼み美濃へ。越前までの逃亡に同行する途中、自分を助けた人が十兵衛の父と知る。越前に着くと安心して伊呂波大夫と駿河に戻る。今川義元の尾張侵攻に先鋒として行くことになった松平元康にお守り代わりの薬を渡し、生きて戻ると約束してもらう。

  • 芳仁:ベンガルさん…駒からお灸の治療を受ける患者。体に何でも効く丸薬を作っていて、それを戦場に持って行くと不思議と無事に戻って帰ってくるという。

 

  • 松永久秀:吉田鋼太郎さん…三好長慶の家臣。堺の辻屋で十兵衛と会い、一緒に酒を飲む。商人には凄んだ物言いをするが、十兵衛には穏やかに話をしてくれた。十兵衛が鉄砲を手に入れられるよう計らった。伊平次を探しに来た十兵衛と三淵を通じて再会。三好長慶を襲撃する計画を知った十兵衛、藤孝、藤英に主君ともども救われる。十兵衛に救われたお礼の手紙を利政に送っていた。 現在は京で将軍よりも力を持っている。義景の使いで上洛した十兵衛と再会し、道三が信長に目をかけていたことを聞かされる。直接信長と会ってつかみきれない人柄に引かれていく。
  • 三好長慶:山路和弘さん…細川晴元の家臣で下剋上した。松永久秀の主君。襲撃されたところを十兵衛と藤孝・藤英兄弟に救われる。細川晴元との内紛に勝ち、京を支配する立場にまで上り詰め、将軍・義輝を近江に追いやる。将軍・義輝と和睦して5年ぶりに京に戻した。

 

 <<足利将軍家>>

  • 足利義輝:向井理さん…第13代将軍。将軍の力を取り戻し、強い征夷大将軍になり、麒麟がくる平和な世をつくりたいと思っていた。三好と和睦して5年ぶりに京に戻ったが、実質権力がなくなっている。

  • 三淵藤英:谷原章介さん…将軍奉公衆。一度堺で十兵衛と会う。三好長慶襲撃計画を聞いた十兵衛から救出要請を受け、最初は拒否。話を聞いた義輝から救出命令が出て、弟・藤孝と共に救出へ向かった。

  • 細川藤孝:眞島秀和さん…将軍奉公衆。三淵藤英の弟。本能寺前で警固している時に鉄砲を背負った十兵衛を不審に思い刀を抜く。兄の知り合いと分かり、鉄砲は持ち歩かないよう十兵衛にアドバイスした。三好長慶襲撃計画を聞いた十兵衛を追いかけ、兄・藤英と共に三好、松永を救出した。近江・坂本の宿で十兵衛と再会。織田と今川の和睦の仲介を将軍に頼みたいと考えていた十兵衛の手助けをする。越前に落ち延びた十兵衛らを預かって欲しいと義景に文を送ってくれていた。

 

三河

<<徳川家>>

  • 徳川家康(竹千代/松平元信/松平元康):風間俊介さん…のちに徳川幕府を開く。以前、人質として尾張の熱田に幽閉されていた。自分を生んですぐ母・於大の方を離縁して刈屋に戻した父・広忠のことを嫌っていた。信長に自ら駿河へ人質に行くと申し出て、信長の兄・信広と人質交換された。雪斎がいた臨済寺で書物を読む毎日。今川義元のもとで元服。初陣も果たしていた。尾張侵攻の先鋒として出陣。母・於大の方からの文を受け取り涙する。

 

  • 松平広忠:浅利陽介さん…家康の父。信長に暗殺される。

 

  • 於大の方:松本若菜さん…家康の母。家康を生んですぐ実家が織田へ味方したために、離縁され、刈屋へ戻されていた。家康と会っていない。信長の要請により元康に戦をやめるよう願う文を菊丸を通じて出す。
  • 水野信元:横田栄司さん…於大の方の兄。織田家に味方している。

 

第21回のあらすじ

今川義元は元康が丸根砦と鷲津砦を落としたあと、大高城に入り大軍で清須城にいる信長を攻める作戦を立てていた。

一方大高城に着いた元康は、母・於大の方の文を受け取り涙したものの、今川の大軍に織田が勝てるとは思えず、母の意に添わず離反しないと決めていた。

 

永禄3年5月19日午前4時。

元康は織田方の丸根砦を襲う。

午前6時。清須城に知らせが届き、水野の説得が上手くいかなかったことを知った信長。待機していた家老達には籠城すると伝える。

策を練る信長は、かつて父・信秀が、今川義元は用心深いので駿河に兵を残して東からの攻撃に備えている。と言っていたことを思い出す。

今川の兵の数は2万と言われるが、鳴海城へ3000鷲津に2000大高城へは2000を振り分けていて、本軍の数は13000と減っているはず。

信長は自ら善照寺砦に出陣すると決め、今川が駿河に残してきた兵の数を急ぎ調べるよう家臣に命じ、善照寺で落ち合ってその数を聞くと言った。

信長は城の中にいる今川の間者に籠城すると思わせ、前線で今川と戦っている兵たちを善照寺に集めて一戦交えるつもりなのだ。

無謀な作戦を危うんだ帰蝶は信長を止めたが、死を覚悟ながらも一戦交えると決意した信長は突然、側室・吉乃の産んでくれた嫡男・奇妙丸を帰蝶に預けた。

「わしはこの10年そなたを頼りに思うてきた。今もそうじゃ。尾張の行く末をそなたに任せた。」と言い、自分にもしものことがあったら奇妙丸を育ててくれ。と言って出陣していった。

 

午前8時。元康は鷲津砦も落とし、大高城へ戻ろうとしていた。

今川義元は沓掛城を出て大高城へ目指し進軍していた。

 

午前9時30分。

奇妙丸を抱く帰蝶のもとへ十兵衛と左馬助が到着。帰蝶から話を聞き、信長の役に立ちたいと善照寺砦へすぐに出発した。

 

午前10時。

善照寺砦に到着した信長。丸根・鷲津砦から2500ほどの兵を引き揚げさせてきたとの報告を受ける。それに途中で集めた兵500を合わせて3000となった。

今川の兵の数は7000~8000。桶狭間の山まで進軍してきて、清須へ向かっているという。まだ織田の倍もの数が残っていた。

 

午前10時30分。

大高城に戻って来た元康ら三河衆は、大高城にいた鵜殿から、朝廷より三河守に任じられたと教えられる。元康は名実ともに三河の主となっていたのだ。

戦ってきたあとで休みたいと考えていたところに、今川からさらに鳴海城へ援軍に向かえと指示が出て、その扱いの悪さに腹を立てていた。

 

午前11時。

桶狭間で休憩を取っていた今川本軍。義元は織田軍が攻めてきていると知り、鷲津砦にいる兵たちに織田を攻めさせようとしたが、勝ちをいいことに乱取りをしていると聞き、その者たちを始末させるよう指示した。

午後0時。

中嶋砦付近に来ていた織田の佐々隼人正の兵300を迎え撃つために、今川は1000以上の兵を本軍から出してきた。

これで今川本軍に残った兵は5000あまり。

信長はその数なら…と「狙うは今川義元ただ一人。」と言い出陣した。

 

午後1時。

雨が降ってきた。桶狭間にいた今川軍は雨宿りの場所を求めて右往左往。

大高城にいた元康にも、桶狭間に行って信長を背後から攻めるよう指示が出たが、今川のひどい扱いに腹を立てていた三河衆は大高から一歩も動かなかった。

 

午後2時。

雨が止んできて霧が出てきた桶狭間の今川本軍に、信長の兵が一斉に矢を放った。

なだれ込む織田軍に次々に討たれる今川軍。

あっという間に輿に乗っていた義元のもとへも織田軍がやってきて攻めかかる。

毛利新介は輿を見つけて今川義元が近くにいると確信。今川軍はどんどん討たれていく。

義元本人も刀を持って織田軍の攻撃を受けて地面に倒れこんだところ、毛利新介が飛び掛かってきた。

「毛利新介。今川義元討ち取ったり!!」

戦場に毛利新介の声が鳴り響いた。

織田勢はその声に一斉に声を上げた。信長の目に涙が浮かんでいた。

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凱旋する信長の軍を、道で待ち構えていた十兵衛。信長の所望され水を差し出した。

「おめでとうございます。お見事でございました。誰もが褒めそやしましょう。海道一の弓取り・今川義元を討ち果たされたのです。」

信長は褒めてくれる十兵衛の言葉を喜び、かつて裏切り者を討ったのに父・信秀には余計なことをしたと叱られ褒めてくれなかったと話した。

子供の頃から両親にも兄弟にも褒められなかったという。

「帰蝶は何をしても褒める。いつも褒める。あれは母親じゃ。また会おう。」と言うと去っていく。

十兵衛は去っていく信長を呼び止め、今川を倒した次は何をするか?と聞く。

「美濃の国を取る。美濃は帰蝶の里じゃ。美濃を取って帰蝶を喜ばせてやる。」

道三が言っていた誰も手出しできない大きな国づくり。

信長とならやれるかもしれないと感じていた十兵衛だったが、信長は何も答えずただ笑うだけだった。

 

駿府にいた東庵と駒は、義元が討たれたと知り京へ帰ると決めていた。

駒は京へ発つ前に芳仁に鍼を打ちに行き、何にでも効く丸薬の作り方を書いた紙を譲り受けたのだった。

 

…というお話でした。

 

突然の嫡男披露

死を覚悟しながら桶狭間へ向かおうとする信長をなんとか止めようとする帰蝶。

このタイミングでいきなり別の女性に産んでもらった嫡男を披露されていました。

これにはビックリしました!

でも夫が死ぬかもしれない。置いて行かれるかもしれない。とビビッてる時に子供の存在を明かすなんてグッドタイミングですよね!

 許すしかないじゃないですか!!

自分じゃ産めなかった信長の子が目の前にいる。

腹立つよりも、もしかしたら嬉しいと思うかもしれない。

信長出陣の後で十兵衛がやって来て子供のことを聞かれたときに「天から降ってきた。」と表現していたことで帰蝶の気持ちが分かります。

子供を産んだ女性に直接会ってないし、まずかわいい子供に会わせてもらってるから、子供の可愛さの方が先に立って、怒りは湧いてこないかもしれないです。

なんとも上手いカミングアウト。

参りました!!

 

冷静な判断する信長

生前は全く褒めてくれなかった父・信秀。今川は大軍で攻めてくるという最大のピンチの時にその父の言葉が役に立ちました。

今川は用心深いから、駿河に兵を残している。

ちゃんと覚えていたところがスゴイです!!

恨み言を言っていても、信長はやっぱり父のことが大好きだったからこそちゃんと覚えてたんですよね!!きっと。

その父の言葉が、尾張の信長の最大のピンチを救いましたね!!

 

2万の兵という噂だけを信じず、実際にはどれだけの兵がいるのかを逐一家臣に調べさせて報告させる冷静さ。

噂ばっかり気にしていた高政とは大違いですよね!

今さら高政と比較しても仕方ないんですけど、十兵衛が高政をフッて美濃を出てきたことに納得できます。

 

ピンチの時に本性が分かりますよね。

今回の信長はカッコよかった!!

十兵衛が駆けつけようと頑張って尾張に来てましたが、全くもって必要なかったですね!

信長は自力でピンチを切り抜けました!!

本当にカッコよかったです!!

 

三河衆の結束の強さ

お母さんからの手紙にも動じなかった元康。

今川のために忠義を尽くして戦いましたが、労われる間もなく次の戦場に駆り出されそうになって怒りを抑えきれない様子がとても分かりやすく表現されていました。

休ませて欲しいと言ってるのに、全く聞いてもらえない。

でも、朝廷から三河守に任ぜられたと聞いて、名実ともに三河の主になったのが強みになりましたよね。

俺だって官位もらってるんだぞ!!って。

今川の家臣同志の間柄ではなくなったんだぞって強気になったんでしょう…。

 

あと、一緒になって怒りの表現をしてくれた三河衆の存在も心強かったですよね!!

一歩も動かない!って宣言した時に、みんなで床をたたいて抗議する様子が、三河の結束の強さが分かりました。

 

幼い時の自分に背中押される元康

「今川は敵です。いずれ討つべきと思うております。」幼い頃の自分の言葉に背中を押されていた元康さん。

前回の感想で、自ら今川を裏切ると判断する方が自然だと偉そうなことを書かせてもらいましたけど、やっぱりそうなりましたね。

幼い竹千代くんの方が三河の領主としての言葉を言っていたと思ってました。

けど子供の時とは違って今は妻子も駿河にいるし、簡単に裏切れない事情が出来てしまってるんですもんね。仕方がないです。

あの頃の未来にぼくらは立っているのかな…って『夜空ノムコウ』じゃないですけど、竹千代くんが描いた未来の姿には立ってないです、元康さん。

 

 幼い竹千代くんが今川義元への思いを語っていた回の感想はこちら。↓ www.lovetv.site

 

桶狭間は今川対織田の戦いだけじゃなく、徳川も葛藤の中決断してたんだというのが分かりました。

 

藤吉郎は??

今までの秀吉のドラマでは、桶狭間の戦いの兵の中に秀吉がいたって描かれてるのが多かったんですけど、今回は藤吉郎が出てませんでした。

まだ信長の家臣になってないんでしょうか?

佐々木蔵之介さんの藤吉郎をしばらく見てません!

 

駒ちゃんに尾張に行くという宣言をしたっきり登場なしです。

今はどこにいるんでしょうか?

 

今回で放送が中断になりますけど、これからの予告でキレイな格好をした藤吉郎がチラッと出てきてました。

光秀が主人公の話だから、あんまり出てこないのかなぁ…??

でも信長の家臣団の中ではライバルになるんですよね?

どうなるんでしょう…??

 

今川大軍であるがゆえの弱み

藤吉郎のことなど気になったところはありましたが、桶狭間の戦いは細かいところまでやってくれて、とても見ごたえがありました。

時系列で何が起こっていたか、織田の立場、今川の立場、元康の立場。三方向から見れて面白かったです。

けれど義元の家臣が元康を雑に扱ったり、勝ち戦に乗じて下品な乱取りをしてしまったり、大人数だからこそ統制の取れなくなっていたのが仇となった感じがします。

一人一人細かく指導できませんからね~。

大軍であるがゆえの弱みってところでしょう!

織田軍は少ないからこそ、信長本人の命令が下の方まで行き渡ってて、一丸となって義元を討つことが出来ました。

 

桶狭間の戦い。見応えがあって面白かったです。

 

佐久間が気になった

あと、やたらと金子ノブアキさん演じる佐久間のアップが気になりました。

佐久間信盛は今回初登場でしたけど、台詞がなく顔のアップばっかりで何か言いたそうにしてるのがとても気になりました。

毛利新介が義元を討ったときもアップになってましたよね?

あんまり何回もアップするから今川の間者かと思いました。

でも義元は討たれたし、間者ではなかったのかな?

 

どういう意図で何回も佐久間のアップがあったのかも気になりました。

演じてるのが金子ノブアキさんというのも気になる要素の一つで、凡人の役ではこの方を起用しないだろうと思うのもあります。

金子ノブアキさん版の佐久間信盛の今後の動きに期待します!!

 

次回からしばらく休止

コロナでとうとう放送休止となってしまいました。

休止前の最後に桶狭間の戦いで盛り上がりました!

 

これからの『麒麟がくる』も少し予告が流れてましたけど、佐々木蔵之介さんの藤吉郎。滝藤賢一さんの足利義昭。がチラリ。

あんだけ仲良くしていた吉田鋼太郎さん版松永久秀に、十兵衛が怒りをぶつける場面もありました。

 

絶対面白いじゃないですか~!!

早く放送再開してほしいです!!

 

来週からは、今までの大河ドラマのことをやるとのこと。

ひかりTVのNHKオンデマンドで『国盗り物語』の総集編の前編を見ましたけど、高橋英樹さん版の信長も面白かったです!!

松坂慶子さんの帰蝶が美しすぎてびっくりしました。

近藤正臣さんの十兵衛は、今の近藤さんのイメージと違ってシュっとし過ぎてて男前でなんだかソワソワしました。

火野正平さんの秀吉は、あまり出てこなくて残念でした。

ちょっと古すぎて映像が悪いのが気になりました。俳優さんも分からない人が多かったです。

 NHKさん、『国盗り物語』もちろんやってくれるんですよねぇ~??

『麒麟がくる』と時代合ってるし。

 

早く『麒麟がくる』の続きが見たいですけど、これまでも大河を振り返るのも興味があります!!

NHKの豊富な在庫からたくさん見せてくれると嬉しいな!

楽しみにしています!

 

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以上、『麒麟がくる』第21回を観た感想でした。

 

 

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各話の感想

各話の感想の一覧はこちら。↓

https://www.lovetv.site/entry/kirikuru-kansou1#各話の感想

 

 

大河ドラマ 麒麟がくる 第20回「家康への文」を観た感想とネタバレあらすじ

毎週日曜夜8時からNHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。5月31日に第20回が放送されました。

 

 

第19回の感想はこちら。↓

 www.lovetv.site

 

おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん…美濃の国境にある明智家に生まれる。鉄砲を知り、堺で松永久秀の計らいで鉄砲を入手した。京で出会った三淵藤英・細川藤孝兄弟と誼を通じる。道三から家督を譲り受けた高政に同調する態度を取っていたが、高政が正室の子である弟の孫四郎と喜平次を殺害。十兵衛と光安は長良川の対決で道三側についたが、道三は討死。明智城で光安に家督と明智家の旗印を託され、左馬助、牧、煕子とともに落ち延びる。伊呂波大夫の導きで越前の朝倉義景に謁見。越前で匿ってもらっている。義景の使いで京の義輝に謁見。将軍の頼りなさを目の当たりにし、道三に買われていた信長という人物に徐々に引かれていく。

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。

  • 明智左馬助(秀満)間宮祥太朗さん…光安の息子。第12回から登場父と一緒に道三に味方するために鶴山へ行ったが、父とともに敗走。明智城に戻り父の遺志を継ぎ十兵衛らと共に落ち延び越前へ。

  • 煕子:木村文乃さん…光秀の正室。
  • 常:生越千晴さん…明智家の侍女。一緒に落ち延びる。
  • 木助:水野智則さん…明智家の家来。一緒に落ち延びる。

 

  • 明智光安:西村まさ彦さん…光秀の叔父。明智城に留まり十兵衛ら明智家の人間を逃がした。故人。

 

越前

  • 朝倉義景:ユースケ・サンタマリアさん…越前の領主。伊呂波大夫から十兵衛らを匿うように頼まれる。争いに巻き込まれるのが嫌い。

  • 宇野市兵:剣持直明さん…朝倉家の家臣。

 

美濃

  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣。もとは百姓。明智の荘に留まることになった。

  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん…美濃三人衆の一人。道三の家臣になったが、道三に心から従っておらず、高政に道三を倒させるよう仕向けた。

 <<斎藤家>>

  • 斎藤道三:本木雅弘さん…美濃の守護代だった。家督を譲った嫡男・高政との戦いに敗れ討死。

  • 斎藤義龍(高政):伊藤英明さん…道三の長男。父・道三との戦いに勝ったが、その後病死する。

 

<その他>

  • 菊丸:岡村隆史さん…三河出身の農民。明智荘に侵入してきた野盗から売り飛ばされるところを、光秀に解放してもらう。一度三河に帰った後、お礼の品を持って美濃に戻って来た。竹千代の母・於大の方に竹千代を守るよう頼まれていた忍びだった事が第9話で分かる。普段は市で味噌を売る穏やかな青年。現在は駿河の薬屋で"春次"として働いていたところ駒と再会する十兵衛を心配した駒に請われ、駿河から美濃へ。十兵衛と会ってすぐに駿河に戻った。

  • 伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。東は常陸、西は薩摩へと芸を披露しながら旅して回り、京へ5年ぶりに戻って来た。松永久秀から十兵衛の話を聞いたり、尾張の信秀からは東庵に双六で勝ったとことを聞いたりしていて顔が広い。駒が武家の人に火事から救われ、母である先代の伊呂波太夫のもとへ連れられてきた時のことを覚えていた。織田信秀とも生前関わりがあり、尾張に弔い興行で滞在。帰蝶から金を積まれ傭兵を世話した。帰蝶から頼まれ、道三のために越前までの逃げ道を用意したが断られた。帰蝶の命令で明智家を越前へ連れて行き、朝倉義景に匿って欲しいと頼んでくれた。義景との会話から、近衛家の血縁の者らしい。

 

尾張

<<織田家>>

  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。尾張に戦をしかけようとしていた三河の松平広忠を山中で暗殺。両親特に母からあまり好かれていないことに気づいていて、寂しさを抱えていたが、帰蝶から父・信秀の真意を聞いて笑顔を取り戻す。聖徳寺の会見で道三に気に入られ、良好な関係。道三の援軍を受け、今川軍を村木砦の戦いで破る。帰蝶の働きで、守護の斯波義統を殺した織田彦五郎を叔父の信光に殺させるよう仕向け、頼ってきた斯波義銀を擁して清須城に入り、さらに周辺の城も従わせる。信長の勢いは各地に伝わる。道三が高政と戦うと知り援軍に駆けつけたが、高政軍に阻まれ尾張へ帰る。信勝の重臣・柴田勝家から信勝の謀反の兆しを告げられ帰蝶の助言で直接会う。が、信勝が毒入りの水を自分に飲ませようとした事を知り激高。信勝に飲むよう迫り、結果殺すことになった。上洛して将軍・義輝に謁見し、尾張平定を報告。今川の尾張侵攻を阻止して欲しいと義輝に頼んだが、官位を授けるぐらいで何もしてくれない義輝にがっかりする。

  • 帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。信長の正室。以前十兵衛が好きだった。信長を裏でプロデュースしている。守護・斯波氏を殺した織田彦五郎を叔父・信光に殺させるよう誘導した。一方で信長との盟約を切ろうとしている兄・高政を下ろし、弟・孫四郎に家督を継いで欲しいと考え、明智家に協力してもらうよう遠隔で孫四郎にけしかけていた。道三が高政と戦をすることを知り、伊呂波大夫に頼んで道三を逃がすよう手配するが、道三に断られたと知り静観する立場を取る。道三の死を知り今度は伊呂波大夫に頼んで明智家を逃がすよう命じた。無益な戦を繰り返す信勝を討つかどうか決めるために、信長に信勝と会うことを提案する。
  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。かわいがっていた信勝を殺した信長を恨む。
  • 柴田勝家:安藤政信さん…信勝の重臣だが、美濃の高政、駿河の今川義元と通じる信勝が信長へ謀反の兆しがあるのを見逃せず、信長に報告する。
  • 前田利家:入江甚儀さん…信長の家臣。
  • 佐々成政:菅裕輔さん…信長の家臣。
  • 毛利長秀:竹井亮介さん…織田家の家臣。
  • 中条家忠:野添義弘さん…織田家の家臣。
  • 簗田政綱:内田健司さん…織田家の家臣。

 

  • 藤吉郎(のち秀吉):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。第13回から登場。三河と遠江の国境で文字を学びながら足止めをされていたところ、東庵と駒に会う。駿河で駒と再会し、字を習いたいと懇願。信長の噂を聞いて今川に仕官するのをやめて尾張へ行くと決める。

 ーーー

  • 織田信秀:高橋克典さん…信長の父。故人

  • 織田信勝:木村了さん…信長の弟。信長を殺そうとしたが気づかれ自ら毒入りの水を飲んで亡くなる。

 

駿河

  • 今川義元:片岡愛之助さん…東海最強の戦国大名。三河から織田勢を追い出そうとしている。竹千代を信広を人質交換。竹千代を駿河にこさせた。三河を守る戦をすると竹千代に宣言。

  • 朝比奈親徳:山口馬木也さん…今川の家臣。

 

  • 源応尼:真野響子さん…松平元康の祖母。元康と共に人質として駿河にいる。
  • 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。光秀に連れられ道三の妻・小見の方を診るため美濃に入る。尾張の織田信秀とも通じている。小見の方の症状が落ち着き、駒と共に帰京。その後、織田信秀に呼び出され尾張へ向かったが、死に目に間に合わなかった。今は駿河で太原雪斎を診ていた。雪斎が他界したことで情報を伏せるために臨済寺に軟禁されそのまま駿河に滞在。
  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ、家が火事となる。が、大きな手の武家の人に助け出され麒麟の話を聞く。東庵と一緒に美濃に入り、かつて火事から助けてくれたお武家様が美濃の人だとわかる。帰京している時に、京で負傷した十兵衛を手当てするために再び美濃へ行ったが、失恋を悟り帰京。伊呂波太夫の証言により、自分を火事から助けてくれたのが明智の家紋の布を持っていたと知る。東庵と駿河に入る。が、十兵衛が戦に巻き込まれてると知り、菊丸に三河と美濃の国境まで連れて行ってほしいと頼み美濃へ。越前までの逃亡に同行する途中、自分を助けた人が十兵衛の父と知る。越前に着くと安心して伊呂波大夫と駿河に戻る。

  • 芳仁:ベンガルさん…駒からお灸の治療を受ける患者。体に何でも効く丸薬を作っていて、それを戦場に持って行くと不思議と無事に戻って帰ってくるという。

 

  • 松永久秀:吉田鋼太郎さん…三好長慶の家臣。堺の辻屋で十兵衛と会い、一緒に酒を飲む。商人には凄んだ物言いをするが、十兵衛には穏やかに話をしてくれた。十兵衛が鉄砲を手に入れられるよう計らった。伊平次を探しに来た十兵衛と三淵を通じて再会。三好長慶を襲撃する計画を知った十兵衛、藤孝、藤英に主君ともども救われる。十兵衛に救われたお礼の手紙を利政に送っていた。 現在は京で将軍よりも力を持っている。義景の使いで上洛した十兵衛と再会し、道三が信長に目をかけていたことを聞かされる。直接信長と会ってつかみきれない人柄に引かれていく。
  • 三好長慶:山路和弘さん…細川晴元の家臣で下剋上した。松永久秀の主君。襲撃されたところを十兵衛と藤孝・藤英兄弟に救われる。細川晴元との内紛に勝ち、京を支配する立場にまで上り詰め、将軍・義輝を近江に追いやる。将軍・義輝と和睦して5年ぶりに京に戻した。

 

 <<足利将軍家>>

  • 足利義輝:向井理さん…第13代将軍。将軍の力を取り戻し、強い征夷大将軍になり、麒麟がくる平和な世をつくりたいと思っていた。三好と和睦して5年ぶりに京に戻ったが、実質権力がなくなっている。

  • 三淵藤英:谷原章介さん…将軍奉公衆。一度堺で十兵衛と会う。三好長慶襲撃計画を聞いた十兵衛から救出要請を受け、最初は拒否。話を聞いた義輝から救出命令が出て、弟・藤孝と共に救出へ向かった。

  • 細川藤孝:眞島秀和さん…将軍奉公衆。三淵藤英の弟。本能寺前で警固している時に鉄砲を背負った十兵衛を不審に思い刀を抜く。兄の知り合いと分かり、鉄砲は持ち歩かないよう十兵衛にアドバイスした。三好長慶襲撃計画を聞いた十兵衛を追いかけ、兄・藤英と共に三好、松永を救出した。近江・坂本の宿で十兵衛と再会。織田と今川の和睦の仲介を将軍に頼みたいと考えていた十兵衛の手助けをする。越前に落ち延びた十兵衛らを預かって欲しいと義景に文を送ってくれていた。

 

三河

<<徳川家>>

  • 徳川家康(竹千代/松平元信/松平元康):風間俊介さん…のちに徳川幕府を開く。以前、人質として尾張の熱田に幽閉されていた。自分を生んですぐ母・於大の方を離縁して刈屋に戻した父・広忠のことを嫌っていた。信長に自ら駿河へ人質に行くと申し出て、信長の兄・信広と人質交換された。雪斎がいた臨済寺で書物を読む毎日。今川義元のもとで元服。初陣も果たしていた。

 

  • 松平広忠:浅利陽介さん…家康の父。信長に暗殺される。

 

  • 於大の方:松本若菜さん…家康の母。家康を生んですぐ実家が尾張へ味方したために、離縁され、刈屋へ戻されていた。家康と会っていない。
  • 水野信元:横田栄司さん…於大の方の兄。織田家に味方している。

 

第20回のあらすじ

永禄3年(1560年)。

駿河の今川義元が三河を支配下に置き、さらなる尾張侵攻を狙っていた。駿河にいた駒はこれから始まる戦に心痛めていた。

越前の十兵衛は、尾張の帰蝶に会いに行っていた左馬助から、今川義元が尾張と三河の国境の、大高城や鳴海城といった城が今川方に取り込まれているという現状を聞いていた。

今川義元は、遠江・三河を押さえ、さらに尾張へ進出しようとしていた。

中でも大高城が気になった十兵衛だったが、大高城は三河の兵が守っているという。

今川は尾張と戦うときは必ず三河の兵を先鋒にすると読んだ十兵衛は、今川義元に近い武将がかつて織田の人質だった松平元康と知り、今川と織田が五分に戦える策を思いつく。

そして再び左馬助を帰蝶のもとへ送り、その策を伝えるのだった。

 

駿河の今川の館では、義元と家臣たちが尾張侵攻の軍議を行っており、義元自身も出陣することになった。

そしてその先鋒は十兵衛の読み通り、三河の武将である松平元康に決まった。

 

元康は尾張へ戦に行く前に駒と話をしていた。

元康は、父は亡くなり、母・於大の方は織田方の実家に帰り、自分と祖母・源応尼は今川から三河を返してもらうまで駿河に人質にいることを嘆いていた。

仕方がないと少し投げやりな気持ちになっていた。

駒は、自分が診ている患者・芳仁が作っているなんにでも効く丸薬を戦へのお守り代わりとして手渡す。

元康は「必ず生きて戻って参る。」と言い、受け取っていた。

 

一方で東庵は、義元に肩こりを治して欲しいと呼び出されていた。

義元は、元康を三河の棟梁としてふさわしい人物であると高く評価し、大事に育ててきたという。

しかし最近、同じく三河の人質として駿河にいる源応尼と度々会っていると聞いて、もし尾張へ先鋒として送り出した時に裏切られれば負けることになる。と警戒していた。

そして東庵に、元康が裏切る人物かどうか?信じていい人物なのか?と聞く。

「元康様は、裏表のない方。殿がご案じになるようなお方ではないと存じます。」と答え、義元を安心させた。

 

一方、尾張では今川との戦を控え、地図を広げながら軍議を開くものの、家臣が言い争って意見が全くまとまらない。

そんな軍議に嫌気がさしていた信長。

今川の先鋒として来る松平元康の母と伯父の水野が、熱田に来ているので会いに行くという帰蝶の話を聞き、二人を通じて元康をこちらにつかせる策だと気づく。

それまでの表情を一変させ、十兵衛の策と察し喜んだ信長は、帰蝶と一緒に熱田へ会いに行った。

 

緒川城主の水野は、信長に呼び出された意味を察していた。

母の於大の方は、離縁されて水野に戻って16年も経っており顔を忘れた自分が元康に母と言えるか、と思い悩んでいた。

しかし信長が「わしが元康殿なら、16年会わずとも20年会わずとも名を聞けば胸を刺される。母は母じゃ。」と言うと、於大の方は織田方へ寝返るよう、元康に親子の情を訴えかけた文を書いてきたことを明かす。

 

水野は、信長に三河の者を三河に戻し、尾張は三河に侵攻しないという条件を出し、信長もこれを飲んだ。

これによって元康が丸根砦に攻めてきても、織田方はまともに戦わず砦に火を放つと水野に約束した信長だった。

そして今川義元の本陣が通るルートを確認。桶狭間の名前があった。

 

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於大の方の文は、菊丸の手で大高城に入った元康の手に渡った。母の書いた文字に涙する元康。

菊丸は「三河の者すべての願いでございまする。今川の利する戦にお味方なされますな。今川ある限り三河は百代の後も陽が当たりませぬ。私はこの日のために殿にお仕えしてまいりました。何卒今川をお討ち下さい!織田に付き今川勢を退け、三河を三河の者に戻していただきとうございます。」と訴えた。

 

一方、越前に居続けるつもりがないと思い始めていた十兵衛は、左馬助の共に闇に紛れて尾張への道を急いでいた。

 

…というお話でした。

 

戦といってもまだ平和

美濃に行って十兵衛たちを助けて駿河に戻った駒ちゃん。

雪斎が亡くなってお寺に閉じ込められて嫌がってたのに、意外に長く残ってましたね!

雪斎の死を伏せるために一緒に軟禁されていた元康と仲良くなって、居心地が良くなってきたのかな?と第20回の放送を見て思いました。

駿府の町中も戦の準備を始めてるといっても、家は破壊されてないし、兵が武装して歩いているくらいで、物資は不足してるみたいですが京に比べれば安定した町の風景でした。

 

越前なんて領主が蹴鞠して遊んでますからね…。

戦場になってるところとそうじゃないところの落差が分かりやすく表現されてるな~と思いました。

十兵衛は蹴鞠なんてして遊んで…!!って朝倉義景にイラついてましたけど、それだけ平和でいられるのはいい領主ってことじゃないの??と思いました。

 

生きて戻ってくるって言ったのに…!

なんにでも効く丸薬をくれた駒ちゃんに「必ず生きて戻って参る。」と言っていた元康さん。

でも桶狭間の戦いで岡崎に戻ってからはしばらく駿府へはいけませんよね~。

いつか駒ちゃんと再会する日が来るってことでしょうか??

それは駿河?京?

桶狭間の戦いの前にはもう家康は瀬名と結婚して、信康という子供までいたはずだから既婚者ですよね~?

でも全くそんな素振りは見せてませんでしたね。信長と同盟組むんだったら、瀬名と信康の話は絶対出てくると思うんですが、どうなんでしょう?!

駒ちゃんといい雰囲気に見えましたが、駒ちゃんは藤吉郎にも好かれてたし、菊丸はずっと駒ちゃんの事気になってたみたいだし。モテモテです。

駒ちゃんがどうなっていくのかも楽しみなところです。

 

菊丸が本心を明かす!

織田に味方するよう元康に書いた於大の方の文を送り届けた菊丸が、元康に仕えてきた理由をはじめて明かしていました。

第10回でも菊丸は、十兵衛に、今川でも織田でもどっちの人質になっていても、いずれは三河に戻ってどこからも指図されない立派な国を作ってくれればいいと明かしていました。

 

いつか三河を率いて欲しいとずっと思って仕えてきた。

BGMもどんどん盛り上がっていくような曲で、ようやく菊丸の思いが成就しようとしてる。その興奮が伝わる演出でした。

菊丸の存在の意味が明かされた瞬間でもありました!

お母さんからの手紙でも心が動いていましたが、菊丸の言葉でも元康の心が動いたのではないでしょうか??

これで思いが成就したから、菊丸はしばらく出演がなくなるってことになるのかな?

 

そしてそして…!

初出演でいきなりこんな重要な場面を演じなければいけなかった風間俊介さん。

気持ちを作るのが大変だったのでは?

第20回の初めはもう今川に従うしかないし。みたいな諦めの顔をしていたのに、お母さんからの手紙を受け取ってからじわじわと変わっていっていました。

 

これ、正直どうなんでしょうか?

小さい時に駿府に連れてこられて、仇の家とはいえ今川に大切に育てられて、恩や愛着を感じてないわけないと思います。

お母さんへの愛情もあふれてきて泣いたとは思いますが、これまでそばにいた駿府の人たちへの思いも出てきてたのではないでしょうか??

多感なときに過ごした場所ってのは、故郷への執着とはまた違った愛着がわくもんですから。

私は、駿府への未練もあったと思います!

 

まぁ、家康さんがどう思ったかなんて他人がどうこう言ったってただの想像でしかないし、もう聞けないし。

でも相当な覚悟で今川を裏切ったと考えるのが自然なのでは?と思いました。

 

『おんな城主 直虎』では、桶狭間で今川義元が討たれて運よく帰れてしまった。って描き方でした。

『麒麟がくる』の家康は、岡崎に帰ったら感動して涙するのでは?と予想します。

 

十兵衛の策を帰蝶が信長に伝える

今回、元康が織田に寝返るよう裏で策を練ったのが十兵衛。という流れでした。

けど、越前にいて帰蝶と連絡取りあって作戦伝えられます??

本当にそんな行き来できたのかな?

 

蚊帳の外の桶狭間の戦いに、越前の十兵衛をどう絡ませるんだろう?と楽しみにしてましたけど、帰蝶に元康を裏切らせるよう作戦を伝えるって…。

ちょっと無理やりな感じがしました。

小さい時の竹千代くんが自分から仇を知るために今川に行った。という流れからすると、元康自身の考えで今川軍から離脱して岡崎に帰るっていう方が一貫してたと思います。

 

『真田丸』みたいに主人公が関わる以外の戦いはナレーションで…というのもあり得ると思ってました。が、桶狭間の戦い。しっかり描いてくれるみたいです。

 

十兵衛は左馬助と共に尾張へ走ってましたから、桶狭間の戦いを見学するものと思われます。

 

次回でしばらく放送休止になってしまう『麒麟がくる』。

桶狭間の戦いという区切りのいいところで休むみたいでよかったです。

 

以上、『麒麟がくる』第20回を観た感想でした。

 

 

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各話の感想

各話の感想の一覧はこちら。↓

https://www.lovetv.site/entry/kirikuru-kansou1#各話の感想

 

 

大河ドラマ 麒麟がくる 第19回「信長を暗殺せよ」を観た感想とネタバレあらすじ

毎週日曜夜8時からNHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。5月24日に第19回が放送されました。

 

 

第18回の感想はこちら↓

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おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん…美濃の国境にある明智家に生まれる。鉄砲を知り、堺で松永久秀の計らいで鉄砲を入手した。京で出会った三淵藤英・細川藤孝兄弟と誼を通じる。道三から家督を譲り受けた高政に同調する態度を取っていたが、高政が正室の子である弟の孫四郎と喜平次を殺害。十兵衛と光安は長良川の対決で道三側についたが、道三は討死。明智城で光安に家督と明智家の旗印を託され、左馬助、牧、煕子とともに落ち延びる。伊呂波大夫の導きで越前の朝倉義景に謁見。越前で匿ってもらうことになった。

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。

  • 明智左馬助(秀満)間宮祥太朗さん…光安の息子。第12回から登場父と一緒に道三に味方するために鶴山へ行ったが、父とともに敗走。明智城に戻り父の遺志を継ぎ十兵衛らと共に落ち延び越前へ。

  • 煕子:木村文乃さん…光秀の正室。

  • 常:生越千晴さん…明智家の侍女。一緒に落ち延びる。

  • 木助:水野智則さん…明智家の家来。一緒に落ち延びる。

 

  • 明智光安:西村まさ彦さん…光秀の叔父。明智城に留まり十兵衛、左馬助を逃がした。故人。

 

越前

  • 朝倉義景:ユースケ・サンタマリアさん…越前の領主。伊呂波大夫から十兵衛らを匿うように頼まれる。争いに巻き込まれるのが嫌い。

 

美濃

  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣。もとは百姓。明智の荘に留まることになった。

<<斎藤家>>

  • 斎藤義龍(高政):伊藤英明さん…道三の長男。光秀とは幼い頃一緒に学んだ仲。嫡男だが、道三の側室・深芳野の子であることに引け目を感じている。利政が土岐頼芸を美濃から押し出したことを激しく非難。母・深芳野の自害が自分に家督を譲らないからだと利政に迫り、家督を譲らせる。しかし帰蝶や孫四郎が家督を脅かそうとしていると知り、自分の座を脅かされることを恐れ、孫四郎と喜平次を殺害。そのことで怒った父・道三が大桑城にこもり一触即発の状態になる。父が出陣したと知らせを受け、長良川で待ち受け父を倒し、親殺しをすることになった。

  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん美濃三人衆の一人。道三の家臣になったが、道三に心から従っておらず、高政に道三を倒させるよう仕向けた。

 

  • 斎藤道三:本木雅弘さん…美濃の守護代だった。家督を譲った嫡男・高政との戦いに敗れ討死。

 

<その他>

  • 菊丸:岡村隆史さん…三河出身の農民。明智荘に侵入してきた野盗から売り飛ばされるところを、光秀に解放してもらう。一度三河に帰った後、お礼の品を持って美濃に戻って来た。竹千代の母・於大の方に竹千代を守るよう頼まれていた忍びだった事が第9話で分かる。普段は市で味噌を売る穏やかな青年。現在は駿河の薬屋で"春次"として働いていたところ駒と再会する十兵衛を心配した駒に請われ、駿河から美濃へ。十兵衛と会ってすぐに駿河に戻った。

  • 伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。東は常陸、西は薩摩へと芸を披露しながら旅して回り、京へ5年ぶりに戻って来た。松永久秀から十兵衛の話を聞いたり、尾張の信秀からは東庵に双六で勝ったとことを聞いたりしていて顔が広い。駒が武家の人に火事から救われ、母である先代の伊呂波太夫のもとへ連れられてきた時のことを覚えていた。織田信秀とも生前関わりがあり、尾張に弔い興行で滞在。帰蝶から金を積まれ傭兵を世話した。帰蝶から頼まれ、道三のために越前までの逃げ道を用意したが断られた。帰蝶の命令で明智家を越前へ連れて行き、朝倉義景に匿って欲しいと頼んでくれた。義景との会話から、近衛家の血縁の者らしい。

 

尾張

<<織田家>>

  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。尾張に戦をしかけようとしていた三河の松平広忠を山中で暗殺。両親特に母からあまり好かれていないことに気づいていて、寂しさを抱えていたが、帰蝶から父・信秀の真意を聞いて笑顔を取り戻す。聖徳寺の会見で道三に気に入られ、良好な関係。道三の援軍を受け、今川軍を村木砦の戦いで破る。帰蝶の働きで、守護の斯波義統を殺した織田彦五郎を叔父の信光に殺させるよう仕向け、頼ってきた斯波義銀を擁して清須城に入り、さらに周辺の城も従わせる。信長の勢いは各地に伝わる。道三が高政と戦うと知り援軍に駆けつけたが、高政軍に阻まれ尾張へ帰る。信勝の重臣・柴田勝家から信勝の謀反の兆しを告げられ帰蝶の助言で直接会う。が、信勝が毒入りの水を自分に飲ませようとした事を知り激高。信勝に飲むよう迫り、結果殺すことになった。

  • 帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。信長の正室。以前十兵衛が好きだった。信長を裏でプロデュースしている。守護・斯波氏を殺した織田彦五郎を叔父・信光に殺させるよう誘導した。一方で信長との盟約を切ろうとしている兄・高政を下ろし、弟・孫四郎に家督を継いで欲しいと考え、明智家に協力してもらうよう遠隔で孫四郎にけしかけていた。道三が高政と戦をすることを知り、伊呂波大夫に頼んで道三を逃がすよう手配するが、道三に断られたと知り静観する立場を取る。道三の死を知り今度は伊呂波大夫に頼んで明智家を逃がすよう命じた。無益な戦を繰り返す信勝を討つかどうか決めるために、信長に信勝と会うことを提案する。

  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。かわいがっていた信勝を殺した信長を恨む。

  • 柴田勝家:安藤政信さん…信勝の重臣だが、美濃の高政、駿河の今川義元と通じる信勝が信長へ謀反の兆しがあるのを見逃せず、信長に報告する。

  • 前田利家:入江甚儀さん…信長の家臣。

  • 佐々成政:菅裕輔さん…信長の家臣。

 

  • 藤吉郎(のち秀吉):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。第13回から登場。三河と遠江の国境で文字を学びながら足止めをされていたところ、東庵と駒に会う。駿河で駒と再会し、字を習いたいと懇願。信長の噂を聞いて今川に仕官するのをやめて尾張へ行くと決める。

 ーーー

  • 織田信秀:高橋克典さん…信長の父。故人

  • 織田信勝:木村了さん…信長の弟。信長を殺そうとしたが気づかれ自ら毒入りの水を飲んで亡くなる。

 

駿河

  • 今川義元:片岡愛之助さん…東海最強の戦国大名。三河から織田勢を追い出そうとしている。竹千代を信広を人質交換。竹千代を駿河にこさせた。三河を守る戦をすると竹千代に宣言。

 

  • 徳川家康(竹千代/松平元信):風間俊介さん…のちに徳川幕府を開く。現在は少年期(池田優斗くん)。松平元信。人質として尾張の熱田に幽閉されていた。自分を生んですぐ母・於大の方を離縁して刈屋に戻した父・広忠のことを嫌っていた。信長に自ら駿河へ人質に行くと申し出て、信長の兄・信広と人質交換された。雪斎がいた臨済寺で書物を読む毎日。

 

  • 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。光秀に連れられ道三の妻・小見の方を診るため美濃に入る。尾張の織田信秀とも通じている。小見の方の症状が落ち着き、駒と共に帰京。その後、織田信秀に呼び出され尾張へ向かったが、死に目に間に合わなかった。今は駿河で太原雪斎を診ていた。雪斎が他界したことで情報を伏せるために臨済寺に軟禁される。

  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ、家が火事となる。が、大きな手の武家の人に助け出され麒麟の話を聞く。東庵と一緒に美濃に入り、かつて火事から助けてくれたお武家様が美濃の人だとわかる。帰京している時に、京で負傷した十兵衛を手当てするために再び美濃へ行ったが、失恋を悟り帰京。伊呂波太夫の証言により、自分を火事から助けてくれたのが明智の家紋の布を持っていたと知る。東庵と駿河に入る。が、十兵衛が戦に巻き込まれてると知り、菊丸に三河と美濃の国境まで連れて行ってほしいと頼み美濃へ。越前までの逃亡に同行する途中、自分を助けた人が十兵衛の父と知る。越前に着くと安心して伊呂波大夫と帰っていった。

 

  • 松永久秀:吉田鋼太郎さん…三好長慶の家臣。堺の辻屋で十兵衛と会い、一緒に酒を飲む。商人には凄んだ物言いをするが、十兵衛には穏やかに話をしてくれた。十兵衛が鉄砲を手に入れられるよう計らった。伊平次を探しに来た十兵衛と三淵を通じて再会。三好長慶を襲撃する計画を知った十兵衛、藤孝、藤英に主君ともども救われる。十兵衛に救われたお礼の手紙を利政に送っていた。 現在は京で将軍よりも力を持っている。
  • 三好長慶:山路和弘さん…細川晴元の家臣で下剋上した。松永久秀の主君。襲撃されたところを十兵衛と藤孝・藤英兄弟に救われる。細川晴元との内紛に勝ち、京を支配する立場にまで上り詰め、将軍・義輝を近江に追いやる。将軍・義輝と和睦して5年ぶりに京に戻した。

 

 <<足利将軍家>>

  • 足利義輝:向井理さん…第13代将軍。将軍の力を取り戻し、強い征夷大将軍になり、麒麟がくる平和な世をつくりたいと思っていた。三好と和睦して5年ぶりに京に戻ったが、実質権力がなくなっている。

  • 三淵藤英:谷原章介さん…将軍奉公衆。一度堺で十兵衛と会う。三好長慶襲撃計画を聞いた十兵衛から救出要請を受け、最初は拒否。話を聞いた義輝から救出命令が出て、弟・藤孝と共に救出へ向かった。

  • 細川藤孝:眞島秀和さん…将軍奉公衆。三淵藤英の弟。本能寺前で警固している時に鉄砲を背負った十兵衛を不審に思い刀を抜く。兄の知り合いと分かり、鉄砲は持ち歩かないよう十兵衛にアドバイスした。三好長慶襲撃計画を聞いた十兵衛を追いかけ、兄・藤英と共に三好、松永を救出した。近江・坂本の宿で十兵衛と再会。織田と今川の和睦の仲介を将軍に頼みたいと考えていた十兵衛の手助けをする。越前に落ち延びた十兵衛らを預かって欲しいと義景に文を送ってくれていた。

 

第19回のあらすじ

信長は帰蝶の助言で弟・信勝と対面。信勝が毒入りの水を持ってきていたことを知り激高した信長は自分で飲むよう迫り、結果殺してしまった。

信勝を殺したことで、元々離れていた母の心がより一層離れていった。

信長は帰蝶に「終わった。わしは帰蝶も弟も母も失った。」と言うのだった。

 

永禄元年(1558年)。

三好長慶と和睦した将軍・足利義輝が京に戻ったが、実権は三好長慶にあり、将軍の力はますます弱まっていた。

一方越前にいた十兵衛は、朝倉義景から禄をもらわず、子供たちに読み書きを教えながら穏やかな日々を送っていた。

そこへ朝倉義景から呼び出しがかかり朝倉館へ向かった十兵衛は、将軍の上洛要請が来たと聞かされる。

京では争いが絶えず巻き込まれたくない義景は、鷹好きの義輝に自身が大事に育ててきた鷹を献上し、様子を見るという。十兵衛に鷹を京まで運ぶよう命じた。

 

十兵衛は将軍が戻ったことで京は落ち着いているだろうと期待。

将軍とまた会えることを喜んで煕子に報告すると、煕子も十兵衛に懐妊したと告げ、二重の喜びに包まれた。

 

上洛し真っ先に細川藤孝と三淵に会った十兵衛。義景に文を書いてくれたことの礼を言うと、藤孝も十兵衛の無事を喜んでくれた。

そして二人と一緒に将軍・義輝のお供で二条家の能の催しについて行った十兵衛は、今は義龍と名乗る高政と廊下で出くわす。

義龍は髭をたくわえ、勇ましい風貌に変わっていた。

「次会うた時はそなたの首をはねる。」と言われていた十兵衛に緊張が走ったが、睨まれただけで何もされなかった。

 

能が終わり十兵衛は、藤孝から、上洛する尾張の信長を義龍が暗殺しようとしてるという噂を聞かされる。

なんとか阻止したい十兵衛は、藤孝のアドバイスで現在京で一番力を持っている松永久秀に頼るため、松永の宿所に行った。

松永は三好長慶が襲撃されたところを十兵衛らが救って以来11年ぶりの再会に喜んだ。

十兵衛はその借りを返して欲しいと、義龍の信長暗殺を阻止して欲しいと頼んだ。

 

松永という実力者を使って暗殺計画を潰された義龍は、十兵衛を呼び出しいずれまた信長を討つと宣言。

再び十兵衛に自分につくように言ってきたが、十兵衛はまたもこれを拒否。

義龍は弟と父を殺したことで美濃の国衆らに恐れられ、表面上従わせているが、腹の内は分からないと弱音を吐く。

十兵衛は、道三から「大きな国を作るのじゃ。誰も手出しの出来ぬ大きな国を。」と言われたことを話す。

義龍は父の言葉を聞いて、美濃よりも大きな国を作るという十兵衛の目的を知り諦め「分かった行け。さらばだ。もう会うこともあるまい。」と言って別れた。

義龍はこの2年後病死した。

 

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3日後上洛した信長は義輝に謁見。尾張を平定したことを報告した。

そして何かして欲しいことは?という義輝に、今川が尾張に侵攻するのを止めて欲しいと頼んだ。

だが、義輝は今川義元の官職・治部大輔より上の左京大夫を授け、それでもだめなら将軍相伴衆にすると言って、場を白けさせた。義輝は場の空気を感じたのか、自分の無力さを嘆くのだった。

 

信長は義輝の態度に失望し、急いで尾張へ帰って行った。

帰る前、松永と会った信長は、尾張と摂津を替えて欲しいと突拍子もないことを言い出し、松永は信長という男がどういう男か測りかねていた。

十兵衛と信長について話す松永は楽しげだった。

一方で十兵衛は、将軍・義輝に疑問を抱き始めたのだった。

 

…というお話でした。

 

土田御前がおかしい

前回、弟の信勝を殺してしまった信長。

今回母の土田御前がむごいとか非難してましたけど、ええ~??むごい?

信勝の方が殺そうとして毒を持って来たんじゃなかったでしたっけ?

自分も一緒に毒を持ってきたくせに!!信長を責めるってどういうこと?

ひどいのは母親の方じゃないですか?

信勝には何をやっても許せって?おかしくないですか?

信長は魚を釣ってきても何をしても許せないって。公平じゃないですね~。

こんな感情的に育てられたら、そりゃ信長も感情的な人間になりますよ!

自分だって殺されかけたんですよ?笑って許せます?

まぁでも、それも許して数少ない身内を味方に出来れば一番よかったんですが…。

命狙われちゃ、今度またいつ狙われて本当に殺されるかいつも警戒してないといけなくなるし、仕方なかったんだと思います。

母親が弟に味方するし、キツ過ぎ!

 

帰蝶だけが唯一心許せる存在になっていってて、信長がこれからもっと帰蝶を大事にしていくんだろうな…と想像できます。

帰蝶も父親が死んでもう尾張しかないですから、この二人はお互いに生き残るためになくてはならない存在なっていったのでは??

ものすごい強力な結びつきを感じます。

 

義輝さんが元気ない

今回はちょっと将軍・義輝さんが勢いなくてショックでした。

今川と織田の仲裁をお願いしに行った時は、まだ力がある頃だったみたいですけど、この落差はキツかったです。

藤孝さんも三淵さんも前ほどギラギラしてなくて、将軍を守るんだ!!っていう迫力がなくなってました…。

三淵さんなんて、前は十兵衛が義輝に近づくのでさえ嫌がってたのに、今回は自分から将軍についてこいとか言い出して、びっくりしました。

 

義輝自身もどっか投げやりになっていて、信長が助けを求めてるのに官職を与えるだけ。実力がないのがまるわかりでした。

前から言葉少なく、はかない感じが出てましたけど、まだ強い将軍を目指すと言ってて覇気がありました。

今回の義輝は、もう現実に押しつぶされて諦めモード。

官職を与える話をした時の、部下たちの白けムードが強烈でした。

こんな将軍じゃ、三淵も藤孝も守り甲斐がないですよ~!!

どんどん人が離れていく前兆って感じで、いや~な空気でした。

十兵衛もそのことに気づき出してます。

室町幕府が衰退していってるのが体感で分かるような描き方でした。

 

義龍と最後の会話

長良川の対決でもう義龍とはおさらばだと思っていたんですが、京でまさかの再会を果たしていました。

ビクビクしていた頃と違って、髭の伸びて色も黒くなって、風格が出てて見違えました。

弟とお父さんを殺して、嫌っていたお父さんと同じく力で国衆を従わせるやり方をそのまま引き継いでしまってるのは皮肉でした。

人の言葉に振り回されてやってきた義龍の悲哀が見えて切なかったです。

 

長良川の対決の時の義龍を見て、もうおさらばでいいよ。と思ってましたが、今回登場して、自分のしたことを悔いてるという言葉が聞けて良かったです。

あのままだと、ひどい奴だっていうので終わってました!

 

あと、やっと道三のこと「父上」って言ってましたね!!

十兵衛の前でだけ本音が言えたんだな、と思いました。長良川の対決の時は他の部下もたくさんいたし、本音なんて言えなかったんでしょう…。

『麒麟がくる』の登場人物の中で一番嫌いな人物でしたけど、最後が悲しく描かれていてそうでもなかったのかな?と思い直しました。

 

信長に心惹かれる十兵衛と松永

室町幕府が衰退していくにしたがって、将軍が武士の棟梁だって言ってたのに、義輝を見て心が離れていき、十兵衛がどんどん信長に引かれていってました!!

気持ちって変わっていくんですね…。

国を追われて、何もかも失った浪人生活が考えを変えさせたのでしょうか?

 

松永もすっかり信長のことを好きになってるみたいだし、十兵衛も摂津と尾張を替えるという話に吹き出していて、もう好きになっていってます。

 

後に謀反を起こしますけど、好きすぎて謀反ってことになるのかな??

大好きな信長が変わっていくのが許せない!!という感情の流れかな?

 

と、まだまだ先の本能寺の変への気持ちの移り変わりまで予測してみました。

 

次回は松平元康登場!

次回はいよいよ、風間俊介さんが松平元康役で初登場するようです!!

予告では何やら駒ちゃんと親密な感じのシーンもあって、気になります!!

駒ちゃんって十兵衛に藤吉郎、次に家康?って重要人物全員と面識がある役なんですね!!

それから菊丸も忍びとして働いている様子が映ってたし、次回は駿河の動きがたくさん見られるみたいです。

それに越前にいる十兵衛がどう絡んでいくのかな??

 

次回は色々話が動いて面白そう!!!

愛之助さんの今川義元を久しぶりに見れるみたいだし!

放送休止も近づいてきてるので、どこで話が止まるのかも気になるところ。

今から来週の放送が楽しみです!

 

以上、『麒麟がくる』第19回を観た感想でした。

 

 

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各話の感想

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大河ドラマ 麒麟がくる 第18回「越前へ」を観た感想とネタバレあらすじ

毎週日曜夜8時からNHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。5月17日に第18回が放送されました。

 

 

第17回の感想はこちら↓

 

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おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん…美濃の国境にある明智家に生まれる。鉄砲を知り、堺で松永久秀の計らいで鉄砲を入手した。京で出会った三淵藤英・細川藤孝兄弟と誼を通じる。道三から家督を譲り受けた高政に同調する態度を取っていたが、高政が正室の子である弟の孫四郎と喜平次を殺害。高政が明智の土地を領地替えしたうえ、明智家は十兵衛が継ぐように条件を出し来たことで、叔父の光安は道三に味方すると決意。大桑城にいる道三が高政に勝負を挑むのを阻止しようと駆け付けたが、家督を譲る相手を間違えたのでそれを正しに行くと言う道三を止めきることが出来なかった。館に帰り光安と左馬助が道三のもとへ行ったと知り叔父を追いかけると決意。戦場にいくも劣勢で、道三は既に敗れていた。明智城を攻めるという高政に言われ急いで明智城に戻る。光安に家督と明智家の旗印を託され、左馬助とともに落ち延びるよう命じられる。明智の荘にいた牧、煕子とともに逃げることになった。

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。十兵衛と共落ち延びることに。

  • 明智光安:西村まさ彦さん…光秀の叔父。利政に反抗的な態度を取る十兵衛にひやひやしている。利政に従順。道三と高政の対立でどちらにつくべきか迷っていたが、高政が明智の土地を取り上げ別の地へ移す上に十兵衛に家督を譲ると聞いて、道三に味方する事を決断。息子の左馬助を連れて道三がいる鶴山に駆けつけようと出ていった。しかし道三を助けることが出来ずに明智城に敗走。十兵衛に家督を譲り、明智家の旗印を託し、逃げ延びるよう命じ、自身は明智城に残った。

  • 明智左馬助(秀満)間宮祥太朗さん…光安の息子。第12回から登場父と一緒に道三に味方するために鶴山へ行ったが、父とともに敗走。明智城に戻り父の遺志を継ぎ十兵衛らと共に落ち延びることになった。

  • 煕子:木村文乃さん…光秀の正室。十兵衛と共に落ち延びることに。

  • 常:生越千晴さん…明智家の侍女。一緒に落ち延びる。

  • 木助:水野智則さん…明智家の家来。一緒に落ち延びる。

 

越前

  • 朝倉義景:ユースケ・サンタマリアさん…越前の領主。伊呂波大夫から十兵衛らを匿うように頼まれる。

 

美濃

  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣。もとは百姓。明智の荘に留まることになった。

<<斎藤家>>

  • 斎藤義龍(高政):伊藤英明さん…道三の長男。光秀とは幼い頃一緒に学んだ仲。嫡男だが、道三の側室・深芳野の子であることに引け目を感じている。利政が土岐頼芸を美濃から押し出したことを激しく非難。母・深芳野の自害が自分に家督を譲らないからだと利政に迫り、家督を譲らせる。しかし帰蝶や孫四郎が家督を脅かそうとしていると知り、自分の座を脅かされることを恐れ、孫四郎と喜平次を殺害。そのことで怒った父・道三が大桑城にこもり一触即発の状態になる。父が出陣したと知らせを受け、長良川で待ち受け父を倒し、親殺しをすることになった。

  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん美濃三人衆の一人。道三の家臣になったが、道三に心から従っておらず、高政に道三を倒させるよう仕向けた。

 

  • 斎藤道三:本木雅弘さん…美濃の守護代だった。家督を譲った嫡男・高政との戦いに敗れ討死した。

 

<その他>

  • 菊丸:岡村隆史さん…三河出身の農民。明智荘に侵入してきた野盗から売り飛ばされるところを、光秀に解放してもらう。一度三河に帰った後、お礼の品を持って美濃に戻って来た。竹千代の母・於大の方に竹千代を守るよう頼まれていた忍びだった事が第9話で分かる。普段は市で味噌を売る穏やかな青年。現在は駿河の薬屋で"春次"として働いていたところ駒と再会する十兵衛を心配した駒に請われ、駿河から美濃に連れていくことになった。

  • 伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。東は常陸、西は薩摩へと芸を披露しながら旅して回り、京へ5年ぶりに戻って来た。松永久秀から十兵衛の話を聞いたり、尾張の信秀からは東庵に双六で勝ったとことを聞いたりしていて顔が広い。駒が武家の人に火事から救われ、母である先代の伊呂波太夫のもとへ連れられてきた時のことを覚えていた。織田信秀とも生前関わりがあり、尾張に弔い興行で滞在。帰蝶から金を積まれ傭兵を世話した。帰蝶から頼まれ、道三のために越前までの逃げ道を用意したが断られた。道三が討ち死にし、次に十兵衛らを越前に連れていくよう帰蝶に命じられる。

 

尾張

<<織田家>>

  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。尾張に戦をしかけようとしていた三河の松平広忠を山中で暗殺。両親特に母からあまり好かれていないことに気づいていて、寂しさを抱えていたが、帰蝶から父・信秀の真意を聞いて笑顔を取り戻す。聖徳寺の会見で道三に気に入られ、良好な関係。道三の援軍を受け、今川軍を村木砦の戦いで破る。帰蝶の働きで、守護の斯波義統を殺した織田彦五郎を叔父の信光に殺させるよう仕向け、頼ってきた斯波義銀を擁して清須城に入り、さらに周辺の城も従わせる。信長の勢いは各地に伝わる。道三と高政の戦は道三が不利とみている。が、道三が高政と戦うと知り、援軍に駆けつけたが、高政軍に阻まれ尾張へ帰る。

  • 帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。信長の正室。以前十兵衛が好きだった。信長を裏でプロデュースしている。守護・斯波氏を殺した織田彦五郎を叔父・信光に殺させるよう誘導した。一方で信長との盟約を切ろうとしている兄・高政を下ろし、弟・孫四郎に家督を継いで欲しいと考え、明智家に協力してもらうよう遠隔で孫四郎にけしかけていた。道三が高政と戦をすることを知り、伊呂波大夫に頼んで道三を逃がすよう手配するが、道三に断られたと知り静観する立場を取る。父の死を知り、今度は十兵衛を逃がすよう伊呂波太夫に命じる。

  • 織田信勝:木村了さん…信長の弟。

  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。

  • 柴田勝家:安藤政信さん…信勝の重臣だが、美濃の高政、駿河の今川義元と通じる信勝が信長へ謀反の兆しがあるのを見逃せず、信長に報告する。

  • 前田利家:入江甚儀さん…信長の家臣。

  • 佐々成政:菅裕輔さん…信長の家臣。

 

  • 藤吉郎(のち秀吉):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。第13回から登場。三河と遠江の国境で文字を学びながら足止めをされていたところ、東庵と駒に会う。駿河で駒と再会し、字を習いたいと懇願。信長の噂を聞いて今川に仕官するのをやめて尾張へ行くと決める。

 ーーー

  • 織田信秀:高橋克典さん…信長の父。故人。

 

駿河

  • 今川義元:片岡愛之助さん…東海最強の戦国大名。三河から織田勢を追い出そうとしている。竹千代を信広を人質交換。竹千代を駿河にこさせた。三河を守る戦をすると竹千代に宣言。

 

  • 徳川家康(竹千代/松平元信):風間俊介さん…のちに徳川幕府を開く。現在は少年期(池田優斗くん)。松平元信。人質として尾張の熱田に幽閉されていた。自分を生んですぐ母・於大の方を離縁して刈屋に戻した父・広忠のことを嫌っていた。信長に自ら駿河へ人質に行くと申し出て、信長の兄・信広と人質交換された。雪斎がいた臨済寺で書物を読む毎日。

 

  • 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。光秀に連れられ道三の妻・小見の方を診るため美濃に入る。尾張の織田信秀とも通じている。小見の方の症状が落ち着き、駒と共に帰京。その後、織田信秀に呼び出され尾張へ向かったが、死に目に間に合わなかった。今は駿河で太原雪斎を診ていた。雪斎が他界したことで情報を伏せるために臨済寺に軟禁される。

  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ、家が火事となる。が、大きな手の武家の人に助け出され麒麟の話を聞く。東庵と一緒に美濃に入り、かつて火事から助けてくれたお武家様が美濃の人だとわかる。帰京している時に、京で負傷した十兵衛を手当てするために再び美濃へ行ったが、失恋を悟り帰京。伊呂波太夫の証言により、自分を火事から助けてくれたのが明智の家紋の布を持っていたと知る。東庵と駿河に入る。が、十兵衛が戦に巻き込まれてると知り、菊丸に三河と美濃の国境まで連れて行ってほしいと頼み美濃へ急ぐ。

 

<<足利将軍家>>

  • 足利義輝:向井理さん…第13代将軍。将軍の力を取り戻し、強い征夷大将軍になり、麒麟がくる平和な世をつくりたいと思っている。

  • 三淵藤英:谷原章介さん…将軍奉公衆。一度堺で十兵衛と会う。三好長慶襲撃計画を聞いた十兵衛から救出要請を受け、最初は拒否。話を聞いた義輝から救出命令が出て、弟・藤孝と共に救出へ向かった。

  • 細川藤孝:眞島秀和さん…将軍奉公衆。三淵藤英の弟。本能寺前で警固している時に鉄砲を背負った十兵衛を不審に思い刀を抜く。兄の知り合いと分かり、鉄砲は持ち歩かないよう十兵衛にアドバイスした。三好長慶襲撃計画を聞いた十兵衛を追いかけ、兄・藤英と共に三好、松永を救出した。近江・坂本の宿で十兵衛と再会。織田と今川の和睦の仲介を将軍に頼みたいと考えていた十兵衛の手助けをする。越前に落ち延びた十兵衛らを預かって欲しいと義景に文を送ってくれていた。

 

第18回のあらすじ

弘治2年(1556年)。

高政勢から逃れ、美濃から尾張へ落ち延びようとした十兵衛ら明智家の前に、駿河から駆け付けた駒と菊丸が現れた。

駒は、尾張までの道には高政が関所をたくさん作っていて危ない。北へ逃げるようすすめてきた。

十兵衛らは駒の言葉に従い、大勢の敵から逃れながら山道を歩いていた。

そこへ僧兵が二人立ちふさがる。そして帰蝶から命を受けた伊呂波大夫が現れて、越前への抜け道へ案内すると言ってきた。

警戒する十兵衛に、駒が自分と親しい方だと言い安心させ、ついていくことになった。

山の中の小屋で夜を明かし、翌日越前に入ると告げる伊呂波大夫。食料を探しに出てくれ、左馬助がお供した。

道中で怪我をしていたことに気づいた煕子を、菊丸が持ってきた薬草を使って駒が手当てをした。

煕子が駒に、助けてくれる理由を尋ねると、以前美濃で明智家の人たちに浴してもらった事と、3歳の時に京で家が火事になった時に明智家の武家の人に助けてもらったからだと言う。

そしてそのお武家様から「麒麟がくる」という話を聞いたことを話す駒に、牧が驚いて駆け寄ってきた。牧の夫・光綱の言葉だったのだ。

思わぬところで亡き夫・光綱の話が聞けて泣いて喜ぶ牧。夫が助けてずっと気にかけていた少女に会えて嬉しいと言い、駒は助けてくれた人が既に亡くなっていることを残念に思うのだった。

 

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そんななか、駒を十兵衛のもとへ無事に送り届けた菊丸が「どこまでもついていきたかった。」という駒への言づてを十兵衛に託し、駿河に戻って行った。

 

翌日越前の一乗谷へ到着した十兵衛たち。

越前は栄えていて、市にはカニや色とりどりの扇が並び、とても華やいだ素敵な町だった。

 

伊呂波大夫の仲介で朝倉館に入った十兵衛は、朝倉義景に拝謁する。

伊呂波大夫は、義景の妻の近衛家の姫の縁者で、近衛家から家出をしてきた娘で、義景は伊呂波大夫が近衛家の命令で探りに来たのか?と聞いていた。

が、伊呂波はすぐに否定。十兵衛らを越前で匿って欲しいと頼んだ。

義景は今日の細川藤孝から、明智という者が落ち延びてきたらよしなに頼むという文を受け取っており、余計な争いに巻き込まれたくないと躊躇する。

伊呂波は、十兵衛は尾張の帰蝶の血縁者なので、匿えば美濃がもし攻めてきても尾張が後方から刺してくれると口添えする。

しかし十兵衛本人は、尾張を動かせる力はないと正直に打ち明けた。

思案したのち義景は、渋々越前に置いてくれることに。生活に困るだろうとお金もくれるというが、十兵衛は断った。お金を受け取れば、帰蝶にも藤孝にも迷惑がかかると思ったからだ。

 

十兵衛ら明智家に与えられたのは、ボロボロの空き家。

駒は質屋に行くことを提案。十兵衛が父の形見の数珠を質に入れると駒に手渡すと、煕子が自分も一緒に行くと言い出す。

煕子は数珠を質に入れず、自分の帯を質に入れた。そんな煕子を見て、駒は安心して伊呂波大夫と帰って行った。

 

一方、尾張は争いが激化。

信勝の重臣の柴田勝家がひそかに信長と会い、信勝が美濃の高政と駿河の今川義元と通じて信長を討つ謀反の兆しがあると報告。

信長は帰蝶の助言に従い、信勝と直接会うことにした。

兄弟はこれまでお互いに思っていた気持ちを正直に打ち明け、お互いがお互いの事をうらやみ、妬ましく思っていたことを知る。

そんな信勝の本音を知り、涙を流した信長はある決断を下した。

 

…というお話でした。

 

駒ちゃんを助けたのはやっぱり

今回、初回からずっと引っ張ってきた駒ちゃんを幼い時に火事から助けてくれた人が、十兵衛のお父さんだと分かりました。

やっぱりね~。そうだと思ってましたよ!明かされるのが遅かったくらいでした。

数週に渡り、十兵衛と明智家の人たちへの思いを語っていたお駒ちゃんだったので、もうちょっと長く居座って、なんなら一緒に暮らすのかと予想してたんですけど、意外にあっさりと帰って行ってました。

越前からの暮らしにもっと関わって、一緒に京に行くのかな?と思ってました。

予想が外れました…。

 

前と違って十兵衛には煕子という立派な奥さんもいるし、ずっとはいられないですね。

これからもこうやって助けに現れてくれるのでしょうか??

頼りになります!

 

菊丸と伊呂波は知り合い?

夜を明かすために入った小屋で、菊丸を見た伊呂波大夫がびっくりした顔をしていました。

伊呂波はどこかで菊丸に会ったことがあるんでしょうね…。

結構な驚きようだったので、もしかしたら敵として伊呂波と菊丸が会ったことがあるのかも?

 

この二人が知り合いかもしれないというのが、これからの話にどう関わってくるのか楽しみです!!

 

朝倉義景初登場!

越前の大大名・朝倉義景が初登場しました!

演じるのはユースケ・サンタマリアさんです。期待した通り、軽い物言いをするのに何か腹に考えてるのでは?と思わせる感じの人で、ゾクゾクっとしました。

しかし!

道三とは違ってケチではなくて、会ったばかりの十兵衛にお金をくれると言ってくれました

お金には不自由していないんですね~。

お金を渡したところで痛くもかゆくもないって感じの余裕が感じられました。

どんな人なのか、まだまだ今回の登場だけでは読み取れませんでした。

十兵衛が去った後の床を、家来にしっかり掃除させていたのが面白かったです。

十兵衛の第一印象が良くなかったのかな??

 

どんなことを言い出す人なのか、もっと話を聞いてみたい!と思いました。

 

伊呂波大夫が近衛家の人?

今回、朝倉義景に十兵衛を匿って欲しいと頼んでいた伊呂波大夫ですが、近衛家の家出娘。というのがチラッと話に出てきてました。

公家の出なんですね~。伊呂波大夫。

帰蝶と向かい合った時のキッとした目線の強さに、プライドの強さを感じていましたけど、身分の高い人だったんですね。

でも今は旅一座の女座長。

ああ、お母さんは女座長だから、お父さんが近衛家の人で、差別されていたのかも?

伊呂波の秘密もこれから明かされていくんでしょうか?

チラチラと登場人物の裏側も見れて本筋の話に加えて、話が広がって面白いですね!!

菊丸の秘密も知ってそうだし、どんどん話が広がっていくような感じです。

 

柴田勝家も初登場

 今回、朝倉義景の他に柴田勝家も初登場していました。

演じるのは安藤政信さん。

これまでの柴田勝家のイメージと違って、線が細くてイケメン!!

今までは中尾彬さんとか松平健さんとか、ゴッツい人が演じられた役のイメージで、こんなにきれいな人が演じられていることにびっくりしました。

秀吉役の佐々木蔵之介さんよりだいぶ年下ですよね??

どんな関係になっていくんでしょうか?全く想像できません!!

 

色々と今後が気になる第18回でした!!

 

以上、『麒麟がくる』第18回を観た感想でした。

 

 

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各話の感想

各話の感想の一覧はこちら。↓

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大河ドラマ 麒麟がくる 第17回「長良川の対決」を観た感想とネタバレあらすじ

毎週日曜夜8時からNHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。5月10日に第17回が放送されました。

 

 

第16回の感想はこちら↓

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おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん…美濃の国境にある明智家に生まれる。鉄砲を知り、堺で松永久秀の計らいで鉄砲を入手した。京で出会った三淵藤英・細川藤孝兄弟と誼を通じる。道三から家督を譲り受けた高政に同調する態度を取っていたが、高政が正室の子である弟の孫四郎と喜平次を殺害。高政が明智の土地を領地替えしたうえ、明智家は十兵衛が継ぐように条件を出し来たことで、叔父の光安は道三に味方すると決意。大桑城にいる道三が高政に勝負を挑むのを阻止しようと駆け付けたが、家督を譲る相手を間違えたのでそれを正しに行くと言う道三を止めきることが出来なかった。館に帰り光安と左馬助が道三のもとへ行ったと知り叔父を追いかけると決意した。

美濃

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。
  • 明智光安:西村まさ彦さん…光秀の叔父。利政に反抗的な態度を取る十兵衛にひやひやしている。利政に従順。道三と高政の対立でどちらにつくべきか迷っていたが、高政が明智の土地を取り上げ別の地へ移す上に十兵衛に家督を譲ると聞いて、道三に味方する事を決断。息子の左馬助を連れて道三がいる鶴山に駆けつけようと出ていった。
  • 明智左馬助(秀満)間宮祥太朗さん…光安の息子。第12回から登場。父と一緒に道三に味方するために鶴山へ行った。
  • 妻木煕子:木村文乃さん…光秀の正室。
  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣。もとは百姓。
  • 与八:鈴木信二さん…十兵衛の家臣。
  • 佐助:植木祥平さん…十兵衛の家臣。

<<斎藤家>>

  • 斎藤道三:本木雅弘さん…美濃の守護代。周りの領主を力で押さえているだけだと思われていたが、国を豊かにしたいという思いを十兵衛に明かす。十兵衛への無茶ぶりが多い。信長と会見して気に入り、嫡子の高政に信長を甘く見るなと忠告。高政に家督を譲ったが、次男孫四郎、三男喜平次を高政に殺される。大桑城に入り高政と対立姿勢を取る。そして高政に家督を譲った自らの誤りを正すために高政と戦をする決断をし、十兵衛が止めるのを振り切って大桑城を出て鶴山に陣を張った。
  • 斎藤義龍(高政):伊藤英明さん…道三の長男。光秀とは幼い頃一緒に学んだ仲。嫡男だが、道三の側室・深芳野の子であることに引け目を感じている。利政が土岐頼芸を美濃から押し出したことを激しく非難。母・深芳野の自害が自分に家督を譲らないからだと利政に迫り、家督を譲らせる。しかし帰蝶や孫四郎が家督を脅かそうとしていると知り、自分の座を脅かされることを恐れ、孫四郎と喜平次を殺害。そのことで怒った父・道三が大桑城にこもり一触即発の状態になる。父が出陣したと知らせを受け、長良川で待ち受ける。

 

<その他>

  • 菊丸:岡村隆史さん…三河出身の農民。明智荘に侵入してきた野盗から売り飛ばされるところを、光秀に解放してもらう。一度三河に帰った後、お礼の品を持って美濃に戻って来た。竹千代の母・於大の方に竹千代を守るよう頼まれていた忍びだった事が第9話で分かる。普段は市で味噌を売る穏やかな青年。第11・12・13回と登場せず。現在は駿河の薬屋で"春次"として働いていたところ駒と再会する。十兵衛を心配した駒に請われ、三河と美濃の国境まで駒を連れていくと約束する。
  • 伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。東は常陸、西は薩摩へと芸を披露しながら旅して回り、京へ5年ぶりに戻って来た。松永久秀から十兵衛の話を聞いたり、尾張の信秀からは東庵に双六で勝ったとことを聞いたりしていて顔が広い。駒が武家の人に火事から救われ、母である先代の伊呂波太夫のもとへ連れられてきた時のことを覚えていた。織田信秀とも生前関わりがあり、尾張に弔い興行で滞在。帰蝶から金を積まれ傭兵を世話した。帰蝶から頼まれ、道三のために越前までの逃げ道を用意したが断られた。

 

<<土岐家>>

  • 土岐頼芸:尾美としのりさん…美濃の守護。道三の操り人形になることを知って守護を引き受けるが、高政を利用して利政の力をそごうと考えている。かわいがっていた鷹を皆利政に殺され、命を危険を感じ美濃から逃げた。
  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん…美濃三人衆の一人。土岐頼芸の家臣だったが、道三の家臣になったが、道三に心から従っていない。高政を利用している。

 

尾張

<<織田家>>

  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。尾張に戦をしかけようとしていた三河の松平広忠を山中で暗殺。両親特に母からあまり好かれていないことに気づいていて、寂しさを抱えていたが、帰蝶から父・信秀の真意を聞いて笑顔を取り戻す。聖徳寺の会見で道三に気に入られ、良好な関係。道三の援軍を受け、今川軍を村木砦の戦いで破る。帰蝶の働きで、守護の斯波義統を殺した織田彦五郎を叔父の信光に殺させるよう仕向け、頼ってきた斯波義銀を擁して清須城に入り、さらに周辺の城も従わせる。信長の勢いは各地に伝わる。道三と高政の戦は道三が不利とみている。が、道三が高政と戦うと知り、援軍に駆けつけようとする。
  • 帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。信長の正室。以前十兵衛が好きだった。信長を裏でプロデュースしている。守護・斯波氏を殺した織田彦五郎を叔父・信光に殺させるよう誘導した。一方で信長との盟約を切ろうとしている兄・高政に下ろし、弟・孫四郎に家督を継いで欲しいと考え、明智家に協力してもらうよう遠隔で孫四郎にけしかけていた。道三が高政と戦をすることを知り、伊呂波大夫に頼んで道三を逃がすよう手配するが、道三に断られたと知り静観する立場を取る。
  • 織田信勝:木村了さん…信長の弟
  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。
  • 前田利家:入江甚儀さん…信長の家臣。
  • 佐々成政:菅裕輔さん…信長の家臣。
  • 藤吉郎(のち秀吉):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。第13回から登場。三河と遠江の国境で文字を学びながら足止めをされていたところ、東庵と駒に会う。駿河で駒と再会し、字を習いたいと懇願。信長の噂を聞いて今川に仕官するのをやめて尾張へ行くと決める。

 ーーー

  • 織田信秀:高橋克典さん…信長の父。故人。

 

駿河

  • 今川義元:片岡愛之助さん…東海最強の戦国大名。三河から織田勢を追い出そうとしている。竹千代を信広を人質交換。竹千代を駿河にこさせた。三河を守る戦をすると竹千代に宣言。将軍・足利義輝の和睦の仲介により織田と和睦を結ぶ。
  • 太原雪斎:伊吹吾郎さん…今川義元の軍師。世間の噂とは違い、尾張の信長に恐れを抱いており、織田を潰すのは自分の課せられた仕事と言っていたが、亡くなった。

 

  • 徳川家康(竹千代/松平元信):風間俊介さん…のちに徳川幕府を開く。現在は少年期(池田優斗くん)。松平元信。人質として尾張の熱田に幽閉されていた。自分を生んですぐ母・於大の方を離縁して刈屋に戻した父・広忠のことを嫌っていた。信長に自ら駿河へ人質に行くと申し出て、信長の兄・信広と人質交換された。雪斎がいた臨済寺で書物を読む毎日。

 

  • 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。光秀に連れられ道三の妻・小見の方を診るため美濃に入る。尾張の織田信秀とも通じている。小見の方の症状が落ち着き、駒と共に帰京。その後、織田信秀に呼び出され尾張へ向かったが、死に目に間に合わなかった。今は駿河で太原雪斎を診ている。雪斎が他界したことで情報を伏せるために臨済寺に軟禁される。
  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ、家が火事となる。が、大きな手の武家の人に助け出され麒麟の話を聞く。東庵と一緒に美濃に入り、かつて火事から助けてくれたお武家様が美濃の人だとわかる。帰京している時に、京で負傷した十兵衛を手当てするために再び美濃へ行ったが、失恋を悟り帰京。伊呂波太夫の証言により、自分を火事から助けてくれたのが明智の家紋の布を持っていたと知る。東庵と駿河に入る。が、十兵衛が戦に巻き込まれてると知り、菊丸に三河と美濃の国境まで連れて行ってほしいと頼む。

 

第17回のあらすじ

弘治2年(1556年)春。

大桑城を出た道三は、高政と戦うために鶴山に向かった。

光安といとこの左馬助が道三に従い鶴山に駆けつけたと知った十兵衛は、伝吾らと光安の後を追いかけた。

一方戦を知った尾張では、道三に越前への逃亡を助けようとして断られた帰蝶が静観する立場を取っていたが、夫の信長は義父の道三に戦の借りがあると言って、援軍に出ていった。

 

長良川をはさんで、北岸に陣を構えていた道三の兵たち。南岸に高政の軍が陣を構えていた。道三の兵は2000。高政は1万2000を超える兵だった。

高政軍は竹腰道鎮が600の兵で先陣を切ることになり、高政はその次に出ることにした。自分が出れば昨日まで仲間だった道三の兵も引いていき、早々に決着すると読んだから。

高政は道三を生け捕りにするよう指示を出す。その指示を聞いた稲葉は「親殺しは外聞が悪うございますからな。」とつぶやく。

戦が始まる段階になっても明智が参陣しない。高政は道三に寝返ったと憤るのだった。

 

戦は両者が長良川を渡り早朝に始まった。

十兵衛は長良川上流にいた光安のもとに駆け付けた。しかし敵が多すぎて歯が立たず、光安は足を負傷。

十兵衛は伝吾らに後を託し、光安の指示で手薄になっている道三のいる川下へ向かった。

 

戦いは一進一退の攻防を繰り返していたが、高政自らが大軍で出てきたことで勝敗が明らかになった。

道三は退陣をすすめる家臣の申し出を断り、槍を持って自ら馬に乗り高政の目の前に現れ「高政!一騎討ちじゃ!」と言うと高政は「負けと分かった悪あがきか!」と返す。

「手出し無用!」と受けて立つことになった。

 

両者馬から降り槍1本で一騎打ちが始まった。道三の攻撃に防戦一方の高政。

「負けを認めよ!命までは取らぬ!我が軍門に下れ。」と言う高政。

「己を偽り人を欺く者の軍門には下らぬ。」と返す道三。

しかし高政は欺いているとは認めない。道三は「父の名を申せ。」と迫る。

道三の言葉を無視し高政は「黙れ!油売りの子!成り上がり者!蝮の道三!」と罵り続ける。道三も「父の名を申せ!」と言い続ける。

高政は自身を土岐頼芸の子と言い、土岐源氏の棟梁だと言う。道三はそんな息子に「この期に及んでまだ己を飾ろうとするか。」と言い、人々を欺いて美濃をかすめ取ろうとしていると責め立て「そなたの父は、この斎藤道三じゃ!成り上がりの道三じゃ。」と言い切った。

高政は道三の言葉に耐え切れず、家臣に「討て!この者を討て!」と命じてしまう。

道三は高政に駆け寄っていく前に両側から槍で突かれた。ふらつきながらも高政のもとへたどりつき抱きつく。表情を変えない高政。

そして「我が子、高政。愚か者。勝ったのは道三じゃ。」と言い残し、その場に倒れこんで息絶えた。

 

そこへ駆け付けた十兵衛は、高政から裏切りを責められたものの、また政を助けてくれたら忘れると条件を出される。

が、土岐頼芸の子と偽り続け、自身に誇りがない高政に「そなたにはくみしない。」と宣言。高政は明智城を落とすと言って帰した。

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急いで明智城に戻った十兵衛は、光安に家督を譲ると言われる。

明智の300の兵で3000の高政の兵とは戦にならない。皆討死になる。という光安。自分たちが死ねば明智家が途絶えてしまうのだ。

光安は亡くなった兄である十兵衛の父に「明智家の血は絶やさぬと約束した。」と言い、明智家の旗印を十兵衛に渡した。

城が滅ぶのは辛いし、兄に申し開きも出来ない。だが、明智家が滅びるのは座視できない。避けねばならない。と切々と語る光安。

「これはそなたの父上の声と思うて聞け。一旦城を離れ逃げよ。逃げて逃げて生き延び、明智家の主として再び城を持つ身になってもらいたい。」

そしてそこへ左馬助も加えて欲しいと言い、左馬助も頭を下げて父の願いを聞いてほしいと言う。

光安は自分の力のなさを詫び、伝吾ら元々百姓だった者たちには、落ち延びるよう指示したという。さすがに農民に戻った者たちまで高政は手にかけないだろうと読んだのだ。

高政の兵が迫ってきて、十兵衛と左馬助に一刻も早く脱出するように急かす光安。

「わしも後から行く。案ずるな。早う行け!」と涙をこらえて十兵衛を行かせようとする光安に「叔父上!」と抱きついて泣く十兵衛。

動こうとしない十兵衛に「わしはこの城の最期をしかと見届け後を追う!」と力強く言う光安。

十兵衛は牧と煕子のいる明智の荘へ向かった。

牧と煕子は籠城の準備をしていたが、十兵衛から光安の逃げよという指示を聞いて驚く。

そこへ留まることになった伝吾ら村の者たちが別れの挨拶に駆けつけた。

涙ながらにお別れを言う伝吾らに、十兵衛もお礼を言い、守れなかったことを詫びる。そんな村の者たちを見て牧が自分も残ると言い出した。

牧が逃げないなら自分も逃げないと十兵衛が言うと、煕子も残ると言い出し、他の者たちも残ると言い出した。

伝吾がこの先10年20年この地を守っていく。また戻って来た時も変わらずここにあるから「今日は旅に出てくださいませ。」と説得。何とか逃げてくれることに同意してくれた。

高政の兵が火矢を放って攻めてきた。

牧と煕子を逃がし、外に出て明智城を見上げた十兵衛。

明智城は炎上していた。

 

一方、尾張の帰蝶は、信長が美濃の入口で追い返されたが無事戻ってくると聞き、安堵していた。

そして再び伊呂波大夫を呼び出し、あることをして欲しいと頼むのだった。

 

…というお話でした。

 

道三の最期

NHKは3週間前ぐらいから、今回の道三の最期に並々ならぬ宣伝をしていました。

私は自宅のブルーレイレコーダーに『麒麟がくる』の番組名録画設定をしています。

すると『さよなら 道三編』という10分の宣伝番組が日に何回も繰り返し放送されて、それを全部録画するもんですから、立て続けに4回ぐらい録画されてて、ハードディスクが道三だらけになっていました。

 

私の個人的な意見では、前回の「大きな国」が道三の一番のピークだったと思います。

十兵衛に信長となら大きな国を造れる。自分は出来なかったが、信長とならできるかもしれぬ。という遺言を残していたのが一番のピークでした。

 

今回は道三が高政に戦いを挑んで負けるという話。

いつも人任せにしていた高政に、自分を殺させて自らの手を汚す責任みたいなのを教える最後の教育だったのでは?と思います。

高政も、ずっと道三に冷遇されてきて、本当にこの人の息子なのか?と自信を失っていたから、最後の最後になって何回も我が子だと言われて、本当は嬉しかったでは?

涙をこらえてたし。

まぁ、今更なんですけど…。

 

親が死ぬ段階になってやっと抱きしめてくれて、我が子だと言ってくれた。

道三の血を受け継いでいるのすら嫌なぐらい嫌ってたけど、最後の最後にちょっとぐらいは愛を感じたのでは??

そう信じたいです。

 

でもまぁ、ずっと道三が高政の言うことをバカにしていたし、こんなにこじれる前からもうちょっと何とかならなかったのか?と思います。

後半の光安と十兵衛の別れがあまりに良すぎたから、本当の親子がどうしてこんなに憎みあわないといけないのだろう?と悔しく思ってしまいます。

 

最後まで道三の子だと認めない高政

それから、最後の最後まで高政は自分が道三の息子だと認めませんでしたね。

あと、自分の意思でに家臣に道三を「討て。」と命じたくせに、十兵衛には「蝮の罠にはめられた。殺せば親殺しの汚名が先々につきとまう蝮の狙い通りだ。」って。

この期に及んでまた人のせいにしよる。こいつは!!と腹が立ちました。

 

十兵衛に裏切られて、その場で斬り捨てればいいのに、家臣に明智城を攻めさせるし。自分の手は汚したくない高政。

道三は自ら毒を盛った茶を点てて婿を殺していたぞ!!

少なくとも逃げずに自分でやってたぞ!

 

本当、最後の最後までいいところなかったです。高政さん。

これで美濃編が終わるし、高政とはこれでさよならかな?

 

 ---

第17回「長良川の対決」は、道三と光安との別れの2本立てでした。光安の言葉が今後の光秀の人生に大きな影響を及ぼすんでしょう…。

前回の道三の、信長とならやれる。と言う言葉と、「逃げて逃げて生き延び、明智家の主として再び城を持つ身になってもらいたい。」という言葉。

この2つの言葉がこれからのカギになっていくんでしょう…。

どこまで描かれるのか分かりませんが、これからの光秀が楽しみになってきました。

 

光安が泣けた

先週から切ない感じを出していた光安さん。

自分の力のなさを詫びて十兵衛に逃げよと命じる姿は泣けました。

命の危険を感じるなら、とりあえずその場から逃げて生き延びる方が大事だという考えはもっともだと思います。

でも光安自身はこの場から離れない。足も怪我してたし、逃げ切れないと思ったんでしょうか?

十兵衛を結婚させる時から、十兵衛に家督を譲るつもりだと牧さんに話してたし、光安さんとしては予定より長く明智家の家督にいたって感じだったのかもしれないです。

恩を感じていた道三を助けることも出来なかったし、家督は十兵衛に譲ったし、もう役割を果たしたと思っての最後だったんでしょう…。

 

明智家のみんなは自分を恥じることなく、偽ることなく、人をだますこともせず、正直に生きている人ばかり。

でも若い者たちを生かすため最後だけ嘘をついて…。

光安の最期はカッコよかったです!

 

そんな光安の思いを受けて、十兵衛が「叔父上!」って言って泣く姿にグッときました。

光安にここまですがりつく十兵衛の姿を見たことがなかったので、これで最後のお別れだと絶対に分かってたに違いありません。

 

伝吾らも含めた明智家の人たちに後半は泣かされっぱなしでした。

 

結束の固い明智家

1996年の大河ドラマ『秀吉』を見てた時は、村上弘明さん演じる明智光秀はいつも野際陽子さん演じる母と、有森也実さん演じる妻と3人でいるイメージが強かったので、今回牧さんが明智に残るって言いだした時、あれ?お母さん置いてくのか?と戸惑いました。

伝吾が説得してくれて、やっと逃げる決心がついた牧さんを見てホッとしました。

 

『秀吉』で光秀が本当にお母さんを大事にしていて、お嫁さんを含む3人がとっても結束が固いのが少し不思議に見えてましたけど、この『麒麟がくる』を見て納得しました。

本当なら美濃にいたかったお母さんを一緒に連れて出てきて、なんとかして城持ち大名に上りつめたいという強い思いがあったんですね。

これからきっと知らない人だらけの土地で、苦難を乗り越えていくんでしょう…。

『麒麟がくる』では、いとこの左馬助も一緒。身内が一人でも多くいてくれるのは心強いと思います。

 

越前へ

次回からは越前での生活が始まるようです。

帰蝶から依頼を受けた伊呂波大夫が、越前へ逃がしてくれる模様…。

予告を見てると、そこに駿河から来た駒ちゃんと菊丸も合流するみたいで、登場人物が一堂に会するみたいです。

駒ちゃんも綱渡りが出来るくらい身軽だし、治療だけじゃなくて色々出来る人かもしれないですね!!

越前編から駒ちゃんの存在が大きくなっていくのかも??!

 

今回は美濃のクライマックスで涙涙でしたが、これから激動の時代になっていくかと思うと、楽しみでなりません。

しかし!

コロナのせいで撮影がストップ。6月の頭までで放送も止まるらしく、悔しい限りです。

もっと先まで見たかった。

 

とは言いつつ、まだ在庫のある次回からの越前編は朝倉義景役でユースケ・サンタマリアさんが初登場!で、どんな人なのか?と早くも気持ちを切り替え、今から楽しみにしています。

ユースケさんは、昨年のドラマ『わたし、定時で帰ります』で、吉高由里子さんの上司役をされていました。

部下を上手に操って働かせまくり、退職にまで追い込むブラック上司役だったイメージからすると、得体の知れないブラックな朝倉義景を想像してしまいます!!

さぁ、どうなるんでしょうか???

 

ユースケさんに期待しています!!

 

以上、『麒麟がくる』第17回を観た感想でした。

 

 

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各話の感想

各話の感想の一覧はこちら。↓

https://www.lovetv.site/entry/kirikuru-kansou1#各話の感想

 

 

大河ドラマ 麒麟がくる 第16回「大きな国」を観た感想とネタバレあらすじ

毎週日曜夜8時からNHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。5月3日に第16回が放送されました。

 

 

前回・第15回では、利政は出家して道三と名を改め、嫡男・高政に家督を譲ったことを国衆らに宣言した。

十兵衛は帰蝶が孫四郎にけしかけて、高政と敵対しようとしている現状を道三に報告。代替わりの時に子供らに道筋を示さなかったからだと責めた。

しかし道三は自分自身が自分の力でのし上がってきたので、子どもらにも自分の力でやっていくしかないと突き放した事を言い、孫四郎にはきつく叱っておくから、十兵衛には高政とうまくやるよう指示した。

そんな時尾張の信長が清須城に入り、周辺の城も信長についたとの知らせが来る。

信長を高く評していた道三が勢いを持ち、自分を下ろし、正室の子に家督を継がせようと動くかもしれないと恐れた高政。正室の子で次男の孫四郎、三男の喜平次を暗殺した。

道三は2人を殺した高政を激しく非難。稲葉山城を抜け出し大桑城に入った。

 

…というところで終わりました。

 

第15回の感想はこちら↓

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おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん美濃の国境にある明智家に生まれる。鉄砲を知り、堺で松永久秀の計らいで鉄砲を入手した。京で出会った三淵藤英・細川藤孝兄弟と誼を通じる。利政に代わって家督を継いだ高政についている姿勢を見せているが、信長との盟約を見直したいと考えている高政の考えには賛同できずにいる。

美濃

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。
  • 明智光安:西村まさ彦さん…光秀の叔父。利政に反抗的な態度を取る十兵衛にひやひやしている。利政に従順。道三と高政の対立で、どちらにつくべきか迷っている。
  • 明智左馬助(秀満):間宮祥太朗さん…光安の息子。第12回から登場。
  • 妻木煕子:木村文乃さん…光秀の正室。
  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣。
  • 与八:鈴木信二さん…十兵衛の家臣。
  • 佐助:植木祥平さん…十兵衛の家臣。

<<斎藤家>>

  • 斎藤道三(利政):本木雅弘さん…美濃の守護代。周りの領主を力で押さえているだけだと思われていたが、国を豊かにしたいという思いを十兵衛に明かす。十兵衛への無茶ぶりが多い。信長と会見して気に入り、嫡子の高政に信長を甘く見るなと忠告。高政に家督を譲ったが、次男孫四郎、三男喜平次を高政に殺される。大桑城に入り高政と対立姿勢を取る。
  • 斎藤義龍(高政):伊藤英明さん…道三の長男。光秀とは幼い頃一緒に学んだ仲。嫡男だが、道三の側室・深芳野の子であることに引け目を感じている。利政が土岐頼芸を美濃から押し出したことを激しく非難。母・深芳野の自害が自分に家督を譲らないからだと利政に迫り、家督を譲らせる。しかし帰蝶や孫四郎が家督を脅かそうとしていると知り、自分の座を脅かされることを恐れ、孫四郎と喜平次を殺す。そのことで怒った父・道三が大桑城にこもり一触即発の状態になっている。

 

<その他>

  • 菊丸:岡村隆史さん…三河出身の農民。明智荘に侵入してきた野盗から売り飛ばされるところを、光秀に解放してもらう。一度三河に帰った後、お礼の品を持って美濃に戻って来た。竹千代の母・於大の方に竹千代を守るよう頼まれていた忍びだった事が第9話で分かる。普段は市で味噌を売る穏やかな青年。第11・12・13回と登場せず。現在は駿河の薬屋で"春次"として働いていたところ駒と再会する。
  • 伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。東は常陸、西は薩摩へと芸を披露しながら旅して回り、京へ5年ぶりに戻って来た。松永久秀から十兵衛の話を聞いたり、尾張の信秀からは東庵に双六で勝ったとことを聞いたりしていて顔が広い。駒が武家の人に火事から救われ、母である先代の伊呂波太夫のもとへ連れられてきた時のことを覚えていた。織田信秀とも生前関わりがあり、尾張に弔い興行で滞在。帰蝶から金を積まれ傭兵を世話した。

 

<<土岐家>>

  • 土岐頼芸:尾美としのりさん…美濃の守護。道三の操り人形になることを知って守護を引き受けるが、高政を利用して利政の力をそごうと考えている。かわいがっていた鷹を皆利政に殺され、命を危険を感じ美濃から逃げた。
  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん…美濃三人衆の一人。土岐頼芸の家臣だったが、道三の家臣になったが、道三に心から従っていない。高政を利用している。

 

尾張

<<織田家>>

  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。尾張に戦をしかけようとしていた三河の松平広忠を山中で暗殺。両親特に母からあまり好かれていないことに気づいていて、寂しさを抱えていたが、帰蝶から父・信秀の真意を聞いて笑顔を取り戻す。聖徳寺の会見で道三に気に入られ、良好な関係。道三の援軍を受け、今川軍を村木砦の戦いで破る。帰蝶の働きで、守護の斯波義統を殺した織田彦五郎を叔父の信光に殺させるよう仕向け、頼ってきた斯波義銀を擁して清須城に入り、さらに周辺の城も従わせる。信長の勢いは各地に伝わる。
  • 帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。信長の正室。以前十兵衛が好きだった。信長を裏でプロデュースしている。守護・斯波氏を殺した織田彦五郎を叔父・信光に殺させるよう誘導した。一方で信長との盟約を切ろうとしている兄・高政に下ろし、弟・孫四郎に家督を継いで欲しいと考え、明智家に協力してもらうよう遠隔で孫四郎にけしかけていた。
  • 織田信勝:木村了さん…信長の弟
  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。
  • 前田利家:入江甚儀さん…信長の家臣。
  • 佐々成政:菅裕輔さん…信長の家臣。
  • 藤吉郎(のち秀吉):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。第13回から登場。三河と遠江の国境で文字を学びながら足止めをされていたところ、東庵と駒に会う。駿河で駒と再会し、字を習いたいと懇願。信長の噂を聞いて今川に仕官するのをやめて尾張へ行くと決める。

 ーーー

  • 織田信秀:高橋克典さん…信長の父。故人。

 

駿河

  • 今川義元:片岡愛之助さん…東海最強の戦国大名。三河から織田勢を追い出そうとしている。竹千代を信広を人質交換。竹千代を駿河にこさせた。三河を守る戦をすると竹千代に宣言。将軍・足利義輝の和睦の仲介により織田と和睦を結ぶ。
  • 太原雪斎:伊吹吾郎さん…今川義元の軍師。世間の噂とは違い、尾張の信長に恐れを抱いており、織田を潰すのは自分の課せられた仕事と思っている。

 

  • 徳川家康(竹千代/松平元信):風間俊介さん…のちに徳川幕府を開く。現在は少年期(池田優斗くん)。竹千代。人質として尾張の熱田に幽閉されている。時々末盛城へ連れて行かれて、信勝とつまらない将棋を指したりしている。自分を生んですぐ母・於大の方を離縁して刈屋に戻した父・広忠のことを嫌っている。信長に自ら駿河へ人質に行くと申し出て、信長の兄・信広と人質交換された。雪斎がいた臨済寺で書物を読む毎日。

 

  • 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。光秀に連れられ道三の妻・小見の方を診るため美濃に入る。尾張の織田信秀とも通じている。小見の方の症状が落ち着き、駒と共に帰京。その後、織田信秀に呼び出され尾張へ向かったが、死に目に間に合わなかった。今は駿河で太原雪斎を診ている。
  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ、家が火事となる。が、大きな手の武家の人に助け出され麒麟の話を聞く。東庵と一緒に美濃に入り、かつて火事から助けてくれたお武家様が美濃の人だとわかる。帰京している時に、京で負傷した十兵衛を手当てするために再び美濃へ行ったが、失恋を悟り帰京。伊呂波太夫の証言により、自分を火事から助けてくれたのが明智の家紋の布を持っていたと知る。東庵と駿河に入る。

 

第16回のあらすじ

弘治元年(1555年)秋。

道三が城を出て大桑城に入ったことで、光安は道三につくか高政につくか迷っていた。

十兵衛は、道三と高政が戦って美濃が二分されることを恐れ、尾張にいる帰蝶が戦をするかしないかのキーパーソンと考え、会いに行った。

帰蝶は弟たちを殺した高政が憎いと言い、兄とも思わないという。

そんな帰蝶に十兵衛は、高政を追い込んだのは孫四郎に指示を出して家督の座を脅かした帰蝶にあると指摘。道三に高政と戦させようとして、外から美濃に手出ししないで欲しいと頼む。

帰蝶はいずれ高政が信長と敵対すると考えており、拒否。十兵衛は高政が盟約を切らないようにするからと約束をしたが、弟たちに協力せず結果死なせてしまった十兵衛の言葉を信じられないというのだった。

 

十兵衛が帰り、2人の話を聞いていた信長は、今道三が高政と戦をしても兵が2000~3000ほどしか集められず、負けると帰蝶に言う。

納得出来ない様子の帰蝶だったが、侍女に伊呂波大夫を探すよう指示を出した。

 

美濃に帰った十兵衛は、稲葉山城で高政の前で踊りを披露し精一杯ご機嫌を取ってる叔父・光安の姿を目撃する。

十兵衛が帰蝶に会いに行ったと知る高政は、何を話したか?を聞いてきた。

十兵衛は正直に信長は道三にすぐには加勢しない様子だと伝えると、安堵した高政。

高政は、新しく美濃を治めるために明智家に領地替えをして、光安に代わり十兵衛に後を継いでくれと言ってきた。

家に帰った十兵衛は、何の落ち度もなく領地替えをしなければいけないことに戸惑い、妻の煕子だけには複雑な胸の内を明かすのだった。

戦だけは避けたいと願っていた十兵衛だったが、左馬助から道三が高政と戦すると決めたと知らされる。

領地替えを伝えられていた光安は、兄から預かった土地を守れず十兵衛と牧に申し訳なく思っており、「わしは大桑城に行く。道三様の為なら心置きなく一踊りできる。」と十兵衛に宣言。

光安が大桑城に向かおうとするのを十兵衛が2日待ってくれと頼む。

そして戦にならないよう道三を説得しに大桑城へ行った。

 

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大桑城にいた道三は、帰蝶が伊呂波大夫を通じて、越前に逃げられるよう手配してくれていることを十兵衛に明かしたが、鎧を脱ぐ気はないと追い返したという。

十兵衛は戦をすると国衆が二分し、殺し合いになってしまうと説得。

道三は、高政は自分は道三の子ではなく、土岐頼芸の子だと言いふらしているが、自分が道三の子だと分かっていて人をだましている。自らを飾ろうとしている。

人の上に立つものは正直者でないといけない。嘘をつく人間は必ず人を欺き国を欺く。決して国は穏やかにならない。

道三自身はケチだということを隠したことはない。

道三は、自身の衰えを感じ家督を譲ったが譲る相手を間違えた。その誤りを正しに行くと言って鎧を着て待っていた家臣たちを呼び集めた。

必死に出陣を止めようと説得する十兵衛。

しかし兵の士気は上がっており、陣を置く鶴山に行ってしまった。

 

道三は、山城で油売りをして美濃に居つき大を成した父の言葉を十兵衛に託す。

美濃も尾張もない。皆一つになればよい。近江も大和も。そうすれば豊かな大きな国になり、誰も手出しできない。

道三の父は自分一代ではできず、道三にそのバトンを渡したが、道三も美濃一国のみで果たせなかった。

「しかしあの信長という男は面白いぞ。あの男から目を離すな。信長となら、そなたやれるやもしれぬ。大きな国を作るのじゃ。誰も手出しのできぬ大きな国を。さらばじゃ。」

道三はそう言い残し出陣していった。

 

明智へ戻った十兵衛は、伝吾から光安と左馬助が道三のいる鶴山へ出陣したと聞かされる。武士の意地だと。

十兵衛は道三にも高政にもどちらにも出陣しないと言って奥に引っ込んだが、煕子は「十兵衛様のお心のままに。」とそっと背中を押す。

 

十兵衛は道三と高政、それぞれが自分に言ってきた言葉を思い出し、家臣を呼んで自分の決断を告げたのだった…。

 

…というお話でした。

 

信長が安定してきた

お父さんの信秀がいる時は、ずっと不安定だった信長。

道三に気に入られ、城の留守を任せるほど甘えられる存在を得たことで信長が安定してきたように思います。

今回の高政と道三の戦の分析も冷静で、道三が不利である事を帰蝶に説明していました。

帰蝶も、その信長の話にイラつきながらもちゃんと受け止めて、道三の命が助かるよう伊呂波大夫に頼んでました。

信長は、謎なキャラが先に出ていてどんな風になっていくのだろう?と思っていましたが、しっかりした上に立つ人物にもうなって来たんじゃないですか?

噂は各地に広がって、駿河にいた藤吉郎の耳にも信長が誰でもチャンスをくれるいい上司だというのが知られていました。

道三の後押しを受けて、飛躍的に成長を遂げた感じがします!!!

道三と出会えてよかったですね!!

でも帰蝶にはちょっと遠慮してる感じもあって、そのアンバランスさが面白いです!

 

菊丸と元信が出会っていた

駿河の雪斎さんが亡くなり、秘密が漏れるのを防ぐため臨済寺から出られなくなってしまった東庵先生と駒ちゃん。

駿河にはいい印象を持っていなかった駒ちゃんは、軟禁状態にブーブー文句を言っていました。

そこに現れたのが、竹千代君が成長して松平元信と名前が変わったのちの徳川家康。池田優斗さんという子役さんが演じていました。

 

軟禁された東庵先生に薬を運ぶ役目として寺の中に入ってきたのが菊丸こと春次。

東庵に先に元信に挨拶していました。

元信と菊丸はすでに薬草を館に届けるときに顔見知りになっていた様子。

元信が菊丸が間者と知ってるのかどうか、今回見ただけでは分かりませんでした。

東庵先生も菊丸と元信の雰囲気に違和感を感じてる様子がなく、何か知ってるのかな?と勘ぐってしまいます。

前回も雪斎が政治的な話をしそうになる前に駒ちゃんを外に買い物に行かせたりして、秘密を駒に知られないよう計らっていました。

なにか重要なことを知ってるのかもしれません。

 

短い時間でしたが、駿河の様子をわざわざ話に食い込ませてくるってことは、あとあと何か関わってい来るのだろうとは予測するんですけど…。

それが現時点では何かは分かりません!

 

菊丸と駒ちゃんの駆け落ち??

菊丸から美濃が二分された状態になっていると聞かされた駒ちゃん。

前回の終わりで、今回の第16回の予告。駒ちゃんが「ここから連れ出してください!」って頼んでるシーンは、駒ちゃんが菊丸と駆け落ちするのか?と楽しみにしてんですが、全然違いました。

美濃が分裂して大変なことになってる菊丸から聞いた駒ちゃんが、十兵衛を心配して美濃に行くために軟禁されている臨済寺から自分を出して欲しい。というだけのことでした。

菊丸も困ってましたが、駒ちゃんにまっすぐ見つめられて「分かりました。」と返事していて、次回は駿河から2人で抜け出すみたいです。

 

ーー菊丸も元信から離れていいのかな?

ーー忍者の仲間たちでもいるのかな??

 

色々気になりますが、次回のお楽しみとなりました。

 

光安が切ない

道三が大桑城へ行ってしまい、なんとか領地を守るために高政の機嫌を取っていた光安さん。

他の国衆もみんながいる前でピエロになって踊ってる姿はなんだか切なかったです。

そこまでして頑張ってたのに、領地替えだなんて…!!

こんなことを言う人のために誰が働くか!!って感じです。

光安の決断はすごく当たり前のことだと思いました。

何とかして戦を避けたいと願っていた十兵衛ですけど、叔父さんの思いは止められませんでした。

 

美濃から出ていく原因が分かった

今までどうして美濃にいた明智家が各地を転々とすることになるのだろう?と不思議に思っていました。

この美濃を二分する戦いで道三が負けるから、味方した明智家が土地を追われるんですね…。

次回で道三が負けて、明智家も美濃から出ていくことになるのでしょう…。

 

光秀はのちも生きてることが分かってるので安心なんですけど、光安さんは道三を追って死んじゃうのかなぁ??

光安は道三を思って涙まで浮かべてましたもんね。今回。

ただのイエスマンで情けない感じに見えてましたけど、道三への忠誠心は本物だったんですね…。

十兵衛も正直者でしたけど、光安も正直者だったわけだ…。

 

今回ほど正直という言葉が染みたことはないです。

 

道三と高政との戦いは次回へーーー!!!

見逃せません!!

 

以上、『麒麟がくる』第16回を観た感想でした。

 

 

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各話の感想

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大河ドラマ 麒麟がくる 第15回「道三、わが父に非(あら)ず」を観た感想とネタバレあらすじ

毎週日曜夜8時からNHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。4月26日に第15回が放送されました。

 

前回・第14回は、尾張との盟約を継続させるかどうか迷っていた利政は、婿の信長と尾張の聖徳寺で会見。無垢で野心家である信長を見て、若き日の自分と似てると感じ、気に入る。

その後信長から、今川軍と村木砦で戦する間、留守になる那古野城に援軍を出して欲しいと言われた利政。嫡男・高政と稲葉が猛反対を受けたが、援軍を出した。

実子の自分より一度会っただけの婿の信長を高く買い「信長を甘く見るとそなたも稲葉も皆信長にひれ伏すときが来るぞ。」と言う父に美濃は任せていられないと、自分が家督を継ぐと強く決意する高政。十兵衛も高政が継ぐと思っていたと同調した。

村木砦の戦いに援軍を出して帰ってきた利政に、悲しい知らせが待っていた。利政の側室・深芳野が我が子である高政が利政から家督を譲ってもらえないと思い込み、自害したのだ。

母の死を父のせいだと非難した高政は、深芳野を死に追いやったと罪悪感を持つ利政に家督を譲るよう迫り、利政も承知した。

 

…というところで終わりました。

 

第14回の感想はこちら↓

  

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おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん美濃の国境にある明智家に生まれる。鉄砲を知り、堺で松永久秀の計らいで鉄砲を入手した。京で出会った三淵藤英・細川藤孝兄弟と誼を通じる。高政が利政に代わって家督と継ぐ決意をしたことに同調する。

美濃

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。
  • 明智光安:西村まさ彦さん…光秀の叔父。利政に反抗的な態度を取る十兵衛にひやひやしている。利政に従順。
  • 明智左馬助(秀満):間宮祥太朗さん…光安の息子。第12回から登場。
  • 妻木煕子:木村文乃さん…光秀の正室。
  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣。
  • 与八:鈴木信二さん…十兵衛の家臣。
  • 佐助:植木祥平さん…十兵衛の家臣。

<<斎藤家>>

  • 斎藤道三(利政):本木雅弘さん…美濃の守護代。周りの領主を力で押さえているだけだと思われていたが、国を豊かにしたいという思いを十兵衛に明かす。十兵衛への無茶ぶりが多い。信長と会見して気に入り、嫡子の高政に信長を甘く見るなと忠告。
  • 斎藤義龍(高政):伊藤英明さん…道三の長男。光秀とは幼い頃一緒に学んだ仲。嫡男だが、道三の側室・深芳野の子であることに引け目を感じている。母が土岐頼芸の元愛妾だったこともあり、自分を頼芸の子だと思っている。利政が土岐頼芸を美濃から押し出したことを激しく非難。さらに父親ではないと面と向かって言い放つ。母・深芳野の自害が自分に家督を譲らないからだと利政に迫り、家督を譲らせる。しかし帰蝶や孫四郎が家督を脅かそうとしていると知り、変わっていく。
  • 斎藤孫四郎:長谷川純さん…道三の二男。
  • 斎藤喜平次:犬飼直紀さん…道三の三男。
  • 日根野備中守:山本浩貴さん…高政の意を汲み、孫四郎、喜平次を暗殺。

 ーーー

  • 小見の方:片岡京子さん…光秀の叔母。道三の正室。故人。
  • 深芳野:南果歩さん…道三の側室。元は美濃の守護・土岐頼芸の愛妾だった。土岐頼芸を美濃から追い出した利政を非難した息子・高政が家督を譲ってもらえないと落胆し自害する。

<その他>

  • 菊丸:岡村隆史さん…三河出身の農民。明智荘に侵入してきた野盗から売り飛ばされるところを、光秀に解放してもらう。一度三河に帰った後、お礼の品を持って美濃に戻って来た。竹千代の母・於大の方に竹千代を守るよう頼まれていた忍びだった事が第9話で分かる。普段は市で味噌を売る穏やかな青年。第11・12・13回と登場せず。現在は駿河の薬屋で"春次"として働いていたところ駒と再会する。

 

<<土岐家>>

  • 土岐頼芸:尾美としのりさん…美濃の守護。道三の操り人形になることを知って守護を引き受けるが、高政を利用して利政の力をそごうと考えている。かわいがっていた鷹を皆利政に殺され、命を危険を感じ美濃から逃げた。
  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん…美濃三人衆の一人。土岐頼芸の家臣だったが、道三の家臣になったが、道三に心から従っていない。高政を利用している。

 

尾張

<<織田家>>

  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。尾張に戦をしかけようとしていた三河の松平広忠を山中で暗殺。両親特に母からあまり好かれていないことに気づいていて、寂しさを抱えていたが、帰蝶から父・信秀の真意を聞いて笑顔を取り戻す。聖徳寺の会見で道三に気に入られ、良好な関係。今川軍を村木砦の戦いで破った。
  • 帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。信長の正室。以前十兵衛が好きだった。信長を裏でプロデュースしている。
  • 織田信勝:木村了さん…信長の弟
  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。
  • 前田利家:入江甚儀さん…信長の家臣。
  • 佐々成政:菅裕輔さん…信長の家臣。
  • 藤吉郎(のち秀吉):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。第13回から登場。これからは今川の世の中になると読み、駿河のもとへ行こうと三河と遠江の国境で文字を学びながら足止めをされていたところ、同じく駿河に向かっていた東庵と駒に会う。駿河で駒と再会。

 ーーー

  • 織田信秀:高橋克典さん…信長の父。故人。
  • 平手政秀:上杉祥三さん…織田家の家臣。故人。

 ーーー

  • 斯波義統:有馬自由さん…尾張の守護。織田彦五郎の家老に暗殺される。
  • 斯波義銀:松田周さん…義統の息子。父が暗殺され、信長を頼る。
  • 織田彦五郎:梅垣義明さん…清須城主。守護代。守護の斯波氏を家老に討たせた。
  • 織田信光:木下ほうかさん…守山城主。信秀の弟。信長の叔父。帰蝶に誘導され、彦五郎を討つ。

 

駿河

  • 今川義元:片岡愛之助さん…東海最強の戦国大名。三河から織田勢を追い出そうとしている。竹千代を信広を人質交換。竹千代を駿河にこさせた。三河を守る戦をすると竹千代に宣言。将軍・足利義輝の和睦の仲介により織田と和睦を結ぶ。
  • 太原雪斎:伊吹吾郎さん…今川義元の軍師。世間の噂とは違い、尾張の信長に恐れを抱いており、織田を潰すのは自分の課せられた仕事と思っている。

 

  • 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。光秀に連れられ道三の妻・小見の方を診るため美濃に入る。尾張の織田信秀とも通じている。小見の方の症状が落ち着き、駒と共に帰京。その後、織田信秀に呼び出され尾張へ向かったが、死に目に間に合わなかった。今は駿河で太原雪斎を診ている。
  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ、家が火事となる。が、大きな手の武家の人に助け出され麒麟の話を聞く。東庵と一緒に美濃に入り、かつて火事から助けてくれたお武家様が美濃の人だとわかる。帰京している時に、京で負傷した十兵衛を手当てするために再び美濃へ行ったが、失恋を悟り帰京。伊呂波太夫の証言により、自分を火事から助けてくれたのが明智の家紋の布を持っていたと知る。東庵と駿河に入る。

 

第15回のあらすじ

天文23年(1554年)。

利政は出家し道三と名を改め、家督を嫡男の高政に譲ったことを美濃の国衆らを集めて宣言。これ以降は高政に政を委ねた。

二か月後。

夜更けに突然、光安に呼び出された十兵衛は、光安の館に来ていた道三の二男・孫四郎(長谷川純さん)と対面する。

孫四郎は、高政が家督を継いだことを不満に思っており、尾張に嫁いだ姉・帰蝶も同じ。

帰蝶から使いが来て、家督を継いだ高政が美濃を率いるようになれば、尾張の信長と敵対し、大きな争いを引き起こす。明智家に相談するようにと伝言が来たという。

孫四郎は、同じ考え国衆を集めて高政に退いてもらうように明智家に先陣を切って欲しいと言ってきた。

しかし十兵衛は高政と幼い時から一緒に学んできた仲。軽くあしらって帰した。

 

後日。高政に呼び出された十兵衛。孫四郎や帰蝶の動きは全て筒抜けで、尾張に行って帰蝶に釘を刺してもらいたいと言われた。

高政は、今川と通じている尾張の織田彦五郎と接触しており、信長との盟約を見直さなければいけないと考えていた。

尾張に行き帰蝶にあったとしても丸く収められないと考えた十兵衛は、道三に会い、全て道三が斎藤家の後々の事を決めずに高政に家督を譲ったためだと訴えた。

しかし道三は、自分自身も正しいことをやって来たとは思っておらず、無我夢中で来ただけ。高政もそうやるしかない。もし力がなければそれまで。

信長との盟約をどうするか?もし信長が彦五郎に負ければ身一つで美濃に帰ってこい。高政が食いぶちぐらいは用意してくれるだろうと伝えてあるという。

しかし道三は、信長がやすやすと彦五郎に負けるとは思っていなかった。

そして十兵衛には、孫四郎にはきつく叱っておくから、高政とうまくやるよう指示するのだった。

 

尾張の清須城で、守護の斯波義統が守護代の織田彦五郎の家老・坂井大膳に暗殺され、義統の息子・義銀が信長を頼って那古野城へ逃げてきた。

信長は彦五郎を討ち、清須城を取り返すことを約束。

義銀を失った彦五郎は、守山城主であり信秀の弟・織田信光を仲間に引き入れようと清須城に招待したが、信長に疑われることを恐れた信光は帰蝶に相談。

帰蝶は言葉巧みに信光を誘導し、清須城に招かれた信光に彦五郎を討たせた。

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城主を失った清須方は崩壊。信長は斯波義銀を擁して清須城に入った。周辺の城は皆信長に支配下に入った。

信長の噂は、美濃でも稲葉から高政に耳に入り、道三が見込み通りだったと大喜びしていると吹き込む。

さらに正室の子の孫四郎と喜平次が、高政が家督を継いでいることに不満を漏らしており、何人かの国衆は高政が側室の子だと正当性を認めない者まで出てきていると煽った。

事実、道三は孫四郎と喜平次をかわいがっており、孫四郎の高政に対する態度は挑戦的だった。

そこで高政は病に伏せった芝居をして、孫四郎と喜平次を呼び出しまとめて誅殺。

孫四郎と喜平次の遺体を見た道三は高政の暴挙に涙し、稲葉山城を抜け出し大桑城へ入ったのだった。

 

…というお話でした。

 

高政が道三の血を覚醒させていく…

道三が高政に家督を譲ったことで、斎藤家の子供たちに大波乱を巻き起こしてました。

これまで高政が側室の子だと気にしていて、びくびくしている姿ばかりが描かれてきてたので、高政の思い込みだと思ってました。

しかし!

今回は正室の子・孫四郎が急に不満を言い出して、帰蝶も尾張から遠隔でどうにかしろと指示してきてて、思い込みじゃないのが分かりました。

 

それもこれも道三が、尾張の信秀のように相続の件をはっきり示さなかったから!!

(信秀は遺言で、道三は生きてるという違いはありますが…。)

十兵衛がそこのところを道三にしっかり追及してましたけど、道三は自分自身が己の力でのし上がってきた人物だから、子供たちにも当然自分でなんとかせえ!という教育方針。

高政は邪魔な弟たちを排除するという方法を取ってしまいました。

 

高政さん、十兵衛に平穏にやっていきたいって言ってたのに!!!

 

彦五郎は挨拶に来てくれたから話を聞く。とか。

家督を継いだ自分に信長と帰蝶は文も一つよこさない。とか。

家督を継いだのもお母さんが望んだから。とか。

可愛がってくれない父親が悪いから、父を父と思わない。とか。

自分からは動かず、相手がどうだからという話ばかり。

 

国衆が陰で色々言ってるから、とうとう弟たちまで殺しちゃいましたよ。

本人は道三の子じゃないって言い続けてますけど、誅殺するとか、思いっきり道三のやり方を受け継いでますよね??

間違いなく道三の子じゃないか!!

 

今まではイジけてるキャラでかわいそうと思って見てましたが、こんだけこじれまくったら、同情も出来ませんよ!

前から、こんな道三の子供たちって仲悪かったですか?

帰蝶が美濃にいる時からいがみ合ってました?

全然分かりませんでした。

 

帰蝶はチラチラと見せてましたけど、今回は高政が道三の血を覚醒させてましたね!!

母親がいなくなって、抑える人がいなくなったから余計です。

まぁ、いてても勝手な言動してましたけど。

 

とにかく、今回の高政はひどかったです。

 

帰蝶も必死

帰蝶も道三に突き放されて、尾張で生きていくために頑張ってました!

叔父さんの信光をうまく誘導して、彦五郎を討たせていました。

美濃には帰りたくない!兄の世話になりたくない!という感じでしょうか?

尾張は豊かでお金持ちだし。居心地がいいのかもしれないですね。

高政も怖かったですが、帰蝶も怖かったです。

 

有名な俳優さんが短い出演

今まで信秀の代の時からずっと名前が出てきていた彦五郎。

名前だけの出演でこれまで姿が出てきたことはなかったんですが、彦五郎の梅垣義明さん。やっと出てきたと思ったら、すぐに討たれてました。

信光役もあの嫌味な役が似合う木下ほうかさんで、こんな名のある俳優さんたちがこれだけの出演??とびっくりしました。

いや、木下ほうかさんはまだ生きてるからまた出てくるかもしれませんが…。

 

あと、守護の斯波義統役の有馬自由さんも、2007年の大河ドラマ『風林火山』にも主人公山本勘助と家族のように一緒にいた太吉役でずっと出演されていた方で、今回の短い出演にびっくりしました。

ナレーションだけで終わりそうなエピソードを、ちゃんと俳優さんを立てて丁寧に描いているな~と思いました。

 

藤吉郎は尾張へ

太原雪斎を診るために駿河に滞在していた東庵先生と駒ちゃん。

雪斎は、彦五郎が討たれ信長が清須城に入ったと聞いて、このまま勢いで三河にやってくるかもしれない。と危機感を募らせてました。

毎日雪斎がいる臨済寺に通ってることを知られた駒ちゃんは、字を習いたい藤吉郎に待ち伏せされて困ってました。

そして菊丸がいる薬種問屋まで追いかけられた駒ちゃん。

 

藤吉郎は実は駿河で今川義元のもとで侍になりたいと思っていたが、尾張の織田信長がいろんな人にチャンスを与えてる知り、字を覚えて尾張に行くと明かしていました。

ただ女好きで駒ちゃんを追いかけているのだと思いきや、純粋に字を習いたい気持ちで駒ちゃんを追いかけてたんです。

ーーー尾張に行けばもう会えない。

字が読めねば出世が出来ん。あと2日。寺の片隅でよい。頼むから教えてくれ。」と真剣に頼み込む目力がグッときました。

駒ちゃんも心揺れた様子で、菊丸がちょっと悔しそうにしてました。

 

この駒ちゃんをめぐる三角関係に期待してましたけど、やっぱり秀吉はこれからグングン出世していく身。

これで三角関係も終わる様子。残念!

 

強引な態度ばかりが目立っていた藤吉郎ですが、目の前の人の心を掴む魅力の片鱗が見え始めてきましたね!!

 

駒ちゃんもしかして藤吉郎の事好きになった…??

と思ったんですが、次回の予告で駒ちゃんが菊丸に「私をここから連れ出してください!」って頼んで菊丸が「分かりました。」って言ってて、これまたどういう展開になるのか読めなくなりました。

連れ出してもらって、どこへ行くつもり?駒ちゃん!!

菊丸は駿河を離れられないだろうに、どこへ連れて行くんだろう?

 

さぁ、ここも分からなくなってきました!!

 

菊丸の出世が謎

あと、菊丸がちょっと薬屋さんで偉くなって、下の人に指示してました。

出世したのか?店を乗っ取ったのか?上司の人がいなくなってました。

ここんとこの謎も気になるところです。

 

道三が感情を表すようになっていた

前回は深芳野が死に、今回は孫四郎と喜平次が亡くなって涙を流していた道三。

これまではひょうひょうとしてあんまり家族に対して感情を表してなかったように思っていたので、この姿には驚きました。

家族に対して突き放したことを言っているのに、亡くなったときは深く悲しんでいる。

深芳野と孫四郎、喜平次だったからこんなに悲しんだのでしょうか?

 

これまで見せてこなかった道三の顔が第15回でいっぱい見れました。

道三が感情豊かになって、家督を継いだ高政が感情を抑えるようになった。

道三と高政の立場が逆転しましたね。

力を失った道三はどんな最期を迎えるのか??

 

そして十兵衛は前に言ってた通り、叔父さんの光安と敵味方に分かれてしまうのか?

しっかりと見届けたいと思います。

 

以上、『麒麟がくる』第15回を観た感想でした。

 

 

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各話の感想

各話の感想の一覧はこちら。↓

https://www.lovetv.site/entry/kirikuru-kansou1#各話の感想

 

大河ドラマ 麒麟がくる 第14回「聖徳寺の会見」を観た感想とあらすじ

毎週日曜夜8時からNHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。4月19日に第14回が放送されました。

 

 

前回・第13回の感想はこちら↓

  

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おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん美濃の国境にある明智家に生まれる。

美濃

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。
  • 明智光安:西村まさ彦さん…光秀の叔父。
  • 明智左馬助(秀満):間宮祥太朗さん…光安の息子。第12回から登場。
  • 妻木煕子:木村文乃さん…第12回で十兵衛と結婚した。
  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣。
  • 与八:鈴木信二さん…十兵衛の家臣。
  • 佐助:植木祥平さん…十兵衛の家臣。

<<斎藤家>>

  • 斎藤道三(利政):本木雅弘さん…美濃の守護代。
  • 深芳野:南果歩さん…道三の側室。
  • 斎藤義龍(高政):伊藤英明さん…道三の長男。

 

  • 小見の方:片岡京子さん…光秀の叔母。道三の正室。故人。

<その他>

  • 菊丸:岡村隆史さん…三河出身の農民。竹千代の母・於大の方に仕える忍者。
  • 伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。

 

<<土岐家>>

  • 土岐頼芸:尾美としのりさん…美濃の守護。
  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん…美濃三人衆の一人。

 

  • 土岐頼純:矢野聖人さん…帰蝶の最初の夫。

尾張

<<織田家>>

  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。帰蝶の夫。
  • 帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。信長の正室。
  • 織田信勝:木村了さん…信長の弟。
  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。
  • 前田利家:入江甚儀さん…信長の家臣。
  • 佐々成政:菅裕輔さん…信長の家臣。
  • 藤吉郎(のち秀吉):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。

 

  • 織田信秀:高橋克典さん…織田家の当主。道三のライバル。故人。
  • 平手政秀:上杉祥三さん…織田家の家臣。故人。

 

駿河

  • 今川義元:片岡愛之助さん…東海最強の戦国大名。
  • 太原雪斎:伊吹吾郎さん…義元の軍師。

 

  • 望月東庵:堺正章さん…医者。
  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。

 

  • 松永久秀:吉田鋼太郎さん…三好長慶の家臣。
  • 三好長慶:山路和弘さん…細川晴元の家臣。
  • 細川晴元:国広富之さん…室町幕府管領。

 

<<足利将軍家>>

  • 足利義輝:向井理さん…第13代将軍。
  • 三淵藤英:谷原章介さん…将軍奉公衆。
  • 細川藤孝:眞島秀和さん…将軍奉公衆。

 

大和

  • 足利義昭:滝藤賢一さん…室町幕府最後の将軍となる。

 

三河

<<徳川家>>

  • 徳川家康(竹千代):風間俊介さん…のちに徳川幕府を開く。現在は幼少期(岩田琉聖くん)。竹千代。
  • 松平広忠:浅利陽介さん…家康の父。信長に暗殺される。

 

第14回のあらすじ

天文22年(1553年)4月。

娘婿・信長と尾張・富田の聖徳寺で会見する事になった利政は、信長と対面する前にその姿を見るべく、道中にある小屋の中に潜んでいた。

つまらない奴と思えば寺に遅れて入り、連れてきた800の兵に寺を囲ませて信長を討つかどうかを決めるつもりでいた。

しかし信長は300はくだらない鉄砲を持った兵を引き連れ、本人も奇抜な格好でやって来た。

一目見ただけでは見極めが出来なかった利政は、急いで寺に行き待ったが、信長はなかなか会見の間に姿を現さない。

しびれを切らしかけた頃に、鮮やかな黄色の正装で身を固めた信長が、たった一人で現れた。

信長は利政に着替えに手間取ったことを謝り、傭兵も衣装も全て帰蝶の言うとおりにしてきたと正直に明かし、自身を「帰蝶の手の上で踊る尾張一のたわけ。」だと言って笑う。

利政が「たわけなら重臣たちに守ってもらわねば。」と重臣たちを同席させていないことを指摘すると、信長は独自で集めた自身の家臣・前田利家と佐々成政を部屋に入れ、挨拶をさせる。

そして彼らが尾張の土豪の三男、四男であり家を継ぐ立場にない食いはぐれの者たちだと紹介。

「されど戦となれば無類の働きをいたし、一騎当千のつわものでござります。食いはぐれ者は失うものがござりませぬ。戦うて家を造り国をつくり新しき世を作る。その気構えだけで戦いまする。」と、それまでの和やかな雰囲気とは違い、強い目で話す信長。

信長は織田家の家柄は良い家柄とは言えず、成り上がって来たと言い、父の信秀は美濃にも同じような家の男がいて、手ごわいと話していたと暗に利政のことを牽制する。

利政は「帰蝶はわしを見て育った。わしと同じと思うておるのであろうな。信長殿を。信長殿はたわけじゃが、見事なたわけじゃ。」と信長を絶賛。

利政は婿である信長を気に入ったのだった。

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今川の軍師・太原雪斎は、織田を潰すのは自分の課せられた仕事だと意気込んでおり、診察に来た東庵に「そなたの力であと二年、生かして欲しい。」と話していた。

天文22年。

今川軍は、知多半島にある織田の緒川城を攻めるための村木砦を築き、周辺の城を今川方につかせ、緒川城を孤立させていた。

その緒川城から信長に助けを求めたものの、信長は身内に攻められていたため那古野城から出れずにいた。

しかし信長は村木砦を攻めると決断。留守となる那古野城を守って欲しいと利政に援軍を要請してきた。

利政は光安に清州の織田彦五郎の動きを見て、事と次第によっては背後をつくよう指示。十兵衛には、村木砦を攻撃する信長の戦のやり方を見てくるよう指示した。

勝手に援軍を送ると決めた利政に、高政と稲葉が「今川と戦うつもりか。」と抗議。

信長と一度も会ったこともない高政が、ただうつけと噂で聞いているだけでうつけと決めつけていることにため息をつく利政。

「口惜しいが、信長を甘く見るとそなたも稲葉も皆信長にひれ伏すときが来るぞ。」と言い、さらに信長にしたたかで無垢で底知れぬ野心が見える。と昔の自分を見るようだと言うのだった。

 

実の息子の自分よりも婿の信長を気に入った様子の父にショックを受ける高政。

十兵衛に織田へ援軍を送る危うさを説かせ、利政を追い詰めようとしたが、利政は高政の話を聞かず、援軍を送った。

 

天文23年1月。

信長が鉄砲を使った軍を編成。多くの犠牲者を出したが、村木砦から今川軍を追い出し、戦に勝った。

 

一方美濃では、深芳野が人知れずある行動に出た。

 

…というお話でした。

 

いびつ親子関係

今回は利政と信長が会見して、これからの信長の時代に明るい光明が差す…!!みたいな話になると思って楽しみにしてたんですが、同時に、利政の嫡男・高政との仲がもっと悪化していくという話になってしまいました。

利政が、高政のことを認めていない態度を取っていたのが悪いと思うし、高政も自分を土岐氏の息子だと思い込んでいるというのも悪いし。

元々どうしようもない仲の悪さではありました。

 

信長に会ったことで、自分の息子・高政より優秀だと見抜いてしまう。

それを黙っててりゃいいのに、正直に話してしまうのが性格悪いですよね~。

信長を甘く見るなってことだけを言えばよかったのに、ひれ伏すことになるとまでは言わなくてもよかったですよね~。

でもまぁ、甘く見るなと釘を刺して高政を守ろうと忠告してあげたのかな?

 

高政の事を考えたらかわいそうで、会見後の利政と信長の関係を楽しく見れなかったです。

 

でも高政って人も、稲葉やら十兵衛やら人の意見ばっかり聞いて、家督を継ぎたいというのもどこまで責任を負おうとしてるのか分からないですよね。

人が推してくれるなら家督を継ぐとか、頼りなさすぎる!

利政の感じたことも、高政の悲しさもどっちも分かって辛い回でした。

 

菊丸再登場!

駒ちゃんと東庵先生は無事駿河で商人の家に着いたけれど、息子の病気はすでに治っていたようです。

100貫もらえると聞いて出向いたのに、息子ではなく母親を診て20貫。今川の家老を診て10貫。という報酬に怒りを露にする駒ちゃん。

東庵先生は太原雪斎を診れば15貫は見込めるし、もうちょっと駿河にいて稼ごうとなだめていました。

今川が治めていた駿河の街の雰囲気は良くいい町っぽいのに、ケチな人に会ってしまったからか早く帰りたがっている駒ちゃん。

東庵先生の指示で薬屋に寄って、そこで働いていた菊丸と再会してました。

 

久しぶりに菊丸さんが登場しました!

本当は竹千代様が駿河に移されたから一緒に来たんでしょうけど、駒には「味噌が儲からないから、駒に習った薬草の商いをしに駿河に来た。」ってことにしてました。

当時の人はこうやって各地に流れて商売するのが普通だったんでしょうか?菊丸は商売の場所も名前も変えていました…。

 

竹千代くんを見守るとか裏の事情はあるんでしょうけど、私としては3話振りに菊丸さんが見れて嬉しかったです!

駒ちゃんとのやり取りが心安らぎます。

『麒麟がくる』は、こういう当時の農民とか商人の空気感が知れて面白いです。

 

藤吉郎も登場

菊丸に続けて現れたのが藤吉郎!

草履の商いをしようとして輩に暴力を振るわれて場所代を請求されていました。

相変わらず駒ちゃんにしか目に入らないみたいで、菊丸が距離感の近い藤吉郎を駒ちゃんから遠ざけようと間に入るも無視されていました。

けれど、出世への野心はむき出しで、勢いがありました。

 

こうやってちょろちょろっと重要人物が出てきて、十兵衛の立場だけでなく、色々な角度から物語を見ることが出来て面白いです。

今回は菊丸が駒ちゃんにまた再会できて「不思議なご縁ですね」と口説いている時に藤吉郎が現れて、ケガを駒ちゃんに優しく看護してもらってました。

菊丸と駒ちゃん、藤吉郎というちょっとした三角関係も垣間見れて面白い!

藤吉郎は出世していけば駒ちゃんから離れていくだろうし、そこまでの小競り合いが面白そうです!!

こういう遊びがあるのはいいですね!

 

高政の代へ

とうとう次回は利政が高政へ家督を譲り、出家し道三と名前を変えるみたいです。

グラグラの高政。守護代という責任ある立場になればしっかりしてくるんでしょうか?

 

明智家はどうなっていくのしょうか?

色々動き出しそうです。

 

以上、『麒麟がくる』第14回を観た感想でした。

 

 

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各話の感想

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大河ドラマ 麒麟がくる 第13回「帰蝶のはかりごと」を観た感想とあらすじ

毎週日曜夜8時からNHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。4月12日に第13回が放送されました。

 

 

前回の第12回「十兵衛の嫁」は、利政が美濃の国衆たちに土岐につくか、利政につくかの決断を迫る。表面上は皆利政につくと見せていたが、高政が土岐を守るため利政と戦うと十兵衛に密かに明かし、協力を頼んできた。

 

 …というところで終わりました。

 

第12回の感想はこちら↓

 

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おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん美濃の国境にある明智家に生まれる。野盗との戦いで鉄砲を知り、堺で松永久秀の計らいで鉄砲を入手した。鉄砲を研究するために再び上京し、刀鍛冶の伊平次から三好長慶襲撃計画を聞き、藤英・藤孝兄弟と共に救出。利政が織田信秀から大柿城を奪回したと聞き美濃に戻る。美濃と尾張の盟約のために、尾張まで行って信長の姿を確認。帰蝶に信長の結婚をすすめた。天文19年夏に、信長・帰蝶夫婦に頼まれ、土岐頼芸に文を書いてもらい、京から近江へ落ち延びていた将軍・足利義輝のもとへ行き、織田と今川の和睦の仲介をしてもらう。天文20年妻木煕子と結婚。

美濃

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。光秀に、明智家は土岐源氏の血筋と教える。怪我を負った十兵衛を手当てしてくれた駒に、夫の形見の桔梗紋が入った扇を贈っていた。
  • 明智光安:西村まさ彦さん…光秀の叔父。利政に反抗的な態度を取る十兵衛にひやひやしている。利政に従順。十兵衛と煕子の結婚を牧と一緒に涙を流して喜んだ。
  • 明智左馬助(秀満):間宮祥太朗さん…光安の息子。第12回から登場。
  • 妻木煕子:木村文乃さん…幼い頃に十兵衛からプロポーズされており、のち鷹狩りで妻木に来た十兵衛から正式にプロポーズを受け、第12回で結婚した。
  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣。関の刀鍛冶と親しい。以前近くに住んでいた伊平次が、関の鍛冶屋から近江の国友村へ移り、鉄砲の修理をしていると十兵衛に伝える。
  • 与八:鈴木信二さん…十兵衛の家臣。
  • 佐助:植木祥平さん…十兵衛の家臣。

<<斎藤家>>

  • 斎藤道三(利政):本木雅弘さん…美濃の守護代。損得勘定で物を見るところがあり、ケチだと光秀に思われている。守護の土岐家と未だ折り合いが良くない。織田信秀から和睦として、信秀の嫡男・信長と帰蝶との結婚を申し出された。十兵衛に、結婚を嫌がる帰蝶の説得を命令する。周りの領主を力で押さえているだけだと思われていたが、国を豊かにしたいという思いを十兵衛に明かす。十兵衛への無茶ぶりが多い。織田信秀が亡くなったことで美濃にも今川の手が伸びてくると考え、美濃の国衆の前で危機感をあおるために、土岐頼芸に命を狙われたという芝居をしかけた。信秀の次に家督を継いだ信長に会いたいと考えている。
  • 深芳野:南果歩さん…道三の側室。元は美濃の守護・土岐頼芸の愛妾だった。頼芸の子と信じる息子・高政を度々叱るが抑えきれていない。
  • 斎藤義龍(高政):伊藤英明さん…道三の長男。光秀とは幼い頃一緒に学んだ仲。嫡男だが、道三の側室・深芳野の子であることに引け目を感じている。母が土岐頼芸の元愛妾だったこともあり、自分を頼芸の子だと思っている。近い将来父に代わって美濃を治めたいと考えており、十兵衛に協力をお願いした。土岐頼芸と国衆たちの支持を受けようとし、父が推し進める尾張の織田信秀との和睦を潰したいと考えたが、十兵衛が帰蝶を説得したことにより失敗した。今川と織田の和議を将軍家へ仲介をお願いする文を土岐頼芸に書いてもらうよう、十兵衛に仲立ちを頼まれる。逆に頼芸からあることを突き付けられる。利政が土岐頼芸と戦をすると宣言したことで、十兵衛に頼芸を守るから協力して欲しいと頼む。稲葉らとともに利政と戦する為、鷺山に陣を構えると頼芸に報告したが…。

 

<その他>

  • 菊丸:岡村隆史さん…三河出身の農民。竹千代の母・於大の方に竹千代を守るよう頼まれていた忍びだった。第11・12・13回と登場しない。
  • 伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。東は常陸、西は薩摩へと芸を披露しながら旅して回り、京へ5年ぶりに戻って来た。松永久秀から十兵衛の話を聞いたり、尾張の信秀からは東庵に双六で勝ったとことを聞いたりしていて顔が広い。駒が武家の人に火事から救われ、母である先代の伊呂波太夫のもとへ連れられてきた時のことを覚えていた。駒のことを妹としてかわいがっていた。尾張の織田信秀とも生前関わりがあり、傭兵を世話する事もあった。弔い興行をするために尾張に滞在中、帰蝶に呼び出される。

 

<<土岐家>>

  • 土岐頼芸:尾美としのりさん…美濃の守護。道三の操り人形になることを知って守護を引き受けるが、高政を利用して利政の力をそごうと考えている。かわいがっていた鷹を皆利政に殺され、命を危険を感じ美濃から逃げた。
  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん…美濃三人衆の一人。土岐頼芸の家臣だったが、のちに道三の家臣となる。

 

尾張

<<織田家>>

  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。うつけという噂があり、帰蝶が嫁ぐのをためらっていたが、嫁いだ後、実際に会ってみて好印象を抱く。今川義元にけしかけられ、尾張に戦をしかけようとしていた三河の松平広忠を山中で暗殺する。両親特に母からあまり好かれていないことに気づいていて、寂しさを抱えている。父・信秀が信勝に末盛城を任せると言ったことで、信勝を推す母・土田御前のいいなりだと失望したが、帰蝶から信秀の真意を聞かされ笑顔を取り戻す。
  • 帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。元夫の頼純を父・利政に毒殺された過去から、尾張の信長との結婚を嫌がっていた。十兵衛に尾張まで信長を見に行ってもらい、尾張行きをすすめられ嫁いだ。祝言の日に信長にすっぽかされたが、信長の人柄に惹かれている様子。父・利政が今川に攻められている織田に援軍を送ってこないことに危機を感じていたが、十兵衛が動いてくれたことで解決。京にいる東庵を呼び出すことを条件に、信秀の遺言で失望した信長に代わり、信秀の真意を聞き出した。
  • 織田信勝:木村了さん…信長の弟。母・土田御前に似て色白で心広い。母から信長より織田を継ぐのにふさわしいと思われている。しかし竹千代からは将棋が弱いと思われ、手加減されていることに気づいていない。父・信秀亡き後の末盛城を引き継ぐ。
  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。信勝の方に愛情がある様子。
  • 藤吉郎(のち秀吉):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。第13回から登場。これからは今川の世の中になると読み、駿河のもとへ行こうと三河と遠江の国境で文字を学びながら足止めをされていたところ、同じく駿河に向かっていた東庵と駒に会う。

 

  • 織田信秀:高橋克典さん…織田家の当主。道三のライバル。今川との戦いで肩を負傷。治りが悪いことを東庵に見抜かれる。美濃の利政、駿河の今川義元、身内の清須城の織田彦五郎そして自身の体調といくつかの不安を抱えている。利政との和睦の条件として、嫡男・信長と利政の娘・帰蝶の結婚を申し出、帰蝶を大歓迎。いつ利政から同盟を破られるかハラハラしている。自身の命が長くないと悟り、自身が守る末盛城を信勝に譲り、信頼する家臣・佐久間、柴田をつける。信長には尾張の守護・斯波氏に近い那古野城をそのまま治めるよう言い渡し、信長を失望させる。最後に東庵と双六がしたいと言い出す。帰蝶に信長への気持ちを告白する代わりに東庵を尾張に呼んでもらったが、東庵が到着した日に亡くなった。
  • 平手政秀:上杉祥三さん…織田家の家臣。信長に抵抗する清須の織田彦三郎を説得するために自らの腹を斬り自害した。

 

駿河

  • 今川義元:片岡愛之助さん…東海最強の戦国大名。三河から織田勢を追い出そうとしている。竹千代を信広を人質交換。竹千代を駿河にこさせた。三河を守る戦をすると竹千代に宣言。将軍・足利義輝の和睦の仲介により織田と和睦を結ぶ。
  • 太原雪斎:伊吹吾郎さん…義元の軍師。

 

  • 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。光秀に連れられ道三の妻・小見の方を診るため美濃に入る。尾張の織田信秀とも通じている。小見の方の症状が落ち着き、駒と共に帰京。その後、織田信秀に呼び出され尾張へ向かったが、死に目に間に合わなかった。次に伊呂波太夫から紹介を受けた駿河の商人の息子を診るために、駒と向かっている。
  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ、家が火事となる。が、大きな手の武家の人に助け出され麒麟の話を聞く。東庵と一緒に美濃に入り、かつて火事から助けてくれたお武家様が美濃の人だとわかる。帰京している時に、京で負傷した十兵衛を手当てするために再び美濃へ行ったが、失恋を悟り帰京。伊呂波太夫の証言により、自分を火事から助けてくれたのが明智の家紋の布を持っていたと知り、確かめるために美濃へ行こうとしたが十兵衛が結婚したと聞いてやめる。駿河に行くことになった東庵についていく。

 

第13回のあらすじ

天文21年(1552年)。

十兵衛は父や叔父の代から恩のある利政と、土岐を守るために利政と戦うと言う高政の間で揺れ動き悩んでいることを誰にも言えず、結婚したばかりの妻・煕子を心配させていた。

悩んだ末、鉄砲のことで話があると嘘をつき利政への謁見を取り付け、土岐家と何故戦うのか?国衆が美濃を二分して戦うことになる。同じ美濃の中で敵味方に分かれて戦いたくないと訴えた。

利政は、頼芸が自分の命を狙ってきたというのは、実は美濃の国衆に、いつまでも守護に頼っている時ではないと分からせるために打った芝居と明かす。そして本当は戦をするつもりでない。頼芸に穏やかに美濃を去ってもらうつもりだと言う。

利政は、逆に十兵衛の様子から高政が土岐に味方すると知り、そして既に手は打ってあると言うのだった。

 

後日。頼芸が鷹狩りの準備をしていると、頼芸がかわいがっていた鷹が皆殺されているのが発見される。

畏れおののいていたところに、高政が稲葉らと共に利政と戦する為に頼芸がいる鷺山に陣を構えると報告。このことがより恐怖をあおり、頼芸は近江の六角氏を頼り、美濃を出て行った。

激高した高政は利政に食って掛かり、そんな高政の様子に呆れた利政は家督を譲るのはまだだと言った。

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一方、織田信秀を亡くした信長が、身内から戦をしかけられ戦っていた。

 

利政は、織田彦五郎にまた同盟を組んで信長を討つよう誘われており、信秀との同盟を続けるかどうかは、信長に会ってから。と考え、尾張の帰蝶宛てに信長に会いたいと文を出す。

信長は命の危険を感じて会見を嫌がった。が、帰蝶は同盟が続かなかれば美濃に帰らなければいけないと信長に迫る。

そして帰蝶は、信秀の弔い興行にきていた伊呂波太夫の存在にあることを思いつき、動き出した。

 

…というお話でした。

 

煕子さん存在薄い

前回、十兵衛と結婚した煕子さん。

もうちょっと大きく取り上げるのかと期待してたんですけど、祝言の様子もまさかの光安の話にかぶせての回想シーンで終わってしまったし、今回も二人が仲良く話様子もなく、ただただ十兵衛を見守ってるだけ。

これから存在感を増してくるのかな?

せっかく木村文乃さんがもったいない気がします。

信長の家臣になるまでの光秀をゆっくり描いている割には、こういう夫婦の話が今のところ出てこない。

煕子さんの登場を期待していたので、拍子抜けです。

 

頼芸が気の毒

前回、土岐頼芸が鷹を使って利政を殺そうとしてきた。と危機感をあおって終わってました。

が、美濃の国衆に危険が迫ってるのを分からせるために芝居していたと利政が明かしていました。

え?じゃあ頼芸は鷹を使って利政を殺そうとしてなかったってことですか??

そういえば、前回鷹を運んできた鷹匠を生かしていたし、全部芝居だったってこと?

でも、若い家臣は本当に亡くなってましたよね??

 

今回は頼芸が飼っていた鷹たちが皆殺されていて、吊り下げられていた描写が怖かったです。

美濃から出て行かせるためには、心の底から利政を怖がらせないといけないから、なんでしょうが、それにしても怖すぎました。

 

土岐頼芸はこのままもう登場しないのでしょうか?

尾美としのりさんが好きで、登場を楽しみにしてたんで残念です…。

 

帰蝶の存在が大きくなってきた

『麒麟がくる』のヒロインは帰蝶。って聞いてて、なんで奥さんでもないのにヒロイン?と謎に思ってました。

前回は、信秀の本音を聞き出して信長に伝える。今回は自分自身の生き残りもかけて父の利政に戦をしかける。

と、本来なら信長とか利政といった男だけが物語を動かしているということになるはずが、裏で帰蝶が男たちの関係が上手くいくよう動かしている。

そう来たか!帰蝶が全て関わってるという話にするのか~!!と、帰蝶がヒロインという謎の意味が分かってきました。

 

だから帰蝶役がこんだけ話題になったのか!と今さらながら納得した私です。

伊呂波太夫に対しての偉そうな態度がよかったですね~!!

沢尻エリカさんも同じ演技したのかなぁ?と、どうしても思ってしまいます!

尾張ってそんなにお金持ちなの??ってビックリしました。

 

前回辺りから、帰蝶の存在が大きくなってきました!

十兵衛に将軍のところへ行かせるよう迫ったり、信秀に東庵を呼ぶのを交換条件にして信長への本音を聞き出したり、利政が喜ぶって言って、自分の言いなりに信長を動かそうとしたり…。

男たちをみんな思うまま転がしてます。

 

これは美貌を持った人じゃないと似合わない役だな。

 

尾野真千子さんの表情がよかった!

帰蝶だけじゃなくて、今回は伊呂波太夫もよかったです。

帰蝶に嫌な態度取られてる伊呂波太夫。尾野真千子さんの表情がよかったです!

 

何回も断ってるのに、有無も言わせない帰蝶の高慢な態度に、何も言い返せない伊呂波太夫。

従うしかない。負けの表情が何とも言えず素晴らしかったです!!

 

この伊呂波太夫の表情が、より帰蝶の高慢さを引き立たせてましたよね~。

女同士のバチバチの駆け引きのシーン。たまらなかったです!!

 

尾野真千子さんって、本当に演技が上手ですよね!!

今回のを見て、前から好きでしたけどもっと好きになりました。

 

秀吉初登場!

尾張を出て駿河に向かった東庵先生と駒ちゃんが、三河と遠江の国境で待ってる時に、同じように尾張から今川領に入ろうとしていた藤吉郎、のちの秀吉と遭遇していました。

出世欲が強く、商売の傍ら文字を読もうと勉強している。

自分のところの領主の信長のことは頼りないと言って、今川につこうとしてました。

この秀吉がどう気が変わって信長につこうとするのかが気になります。

 

藤吉郎役はあのイケメンの佐々木蔵之介さん。

佐々木蔵之介さんじゃちょっと男前過ぎて、私には違和感がありました。

光秀役の長谷川博己さんのライバルとしてはまぁ、佐々木さんでちょうどいいのかもしれないですが…。

佐々木さんは『風林火山』では真田幸隆役でしたよ!そんな人が秀吉か…。

どんな感じの秀吉になっていくのか、今回の初登場ではかなりの違和感でしたけど、この違和感がなくなっていくのかなぁ…??

 

しっかりと見ていきたいと思います!!

 

信長と利政の会見は次回へ

楽しみにしていた信長と利政の会見は次回になりました。

帰蝶の計画は上手くいくのか??

早く見たいです!

 

あと、第11,12,13回と登場がなかった菊丸が駒ちゃんと会ってるシーンが予告にありました。

駒ちゃんは駿河に行こうとしてたし、やっぱり再会の場所は竹千代がいる駿河だと思われます。

 

次回は第14回「聖徳寺の会見」。

信長・利政の会見と、菊丸と駒ちゃんの再会があります!

2つとも楽しみです!!

 

以上、『麒麟がくる』第13回を観た感想でした。

 

 

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各話の感想

各話の感想の一覧はこちら。↓

https://www.lovetv.site/entry/kirikuru-kansou1#各話の感想

 

大河ドラマ 麒麟がくる 第12回「十兵衛の嫁」を観た感想とネタバレあらすじ

毎週日曜夜8時からNHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。4月5日に第12回が放送されました。

 

 

前回の第11回「将軍の涙」では、駿河の今川義元が三河と尾張の国境近くまで進軍。知多半島の城を次々と落とされる。

利政は援軍を送るよう織田から要請されたが、国衆の反対にあい断念。そのこと伝える使者として十兵衛を尾張に送る。

信長が今川に刈屋城を譲るという和睦を思いつくが、仲立ちしてくれる人物がわからない。十兵衛が過去に美濃の守護・土岐家の内紛を将軍家が仲立ちしてくれて解決したことを思い出し、信長・帰蝶夫妻におされ、将軍家のおそばに仕える人への縁を頼りに将軍家に頼みに行く事に。

高政に頼んで土岐頼芸に会い、将軍家へ仲立ちをお願いする文と金を用立ててもらうよう頼みこみ、京から近江に落ち延びていた将軍・足利義輝に会いに行った。

途中で偶然、細川藤孝と宿で再会した十兵衛は一緒に義輝がいる朽木へ。

義輝が自身の力のなさに涙しながらも、今川と織田の両者に使者を送ってくれると約束してくれた。

 

 …というところで終わりました。

 

第11回の感想はこちら↓

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おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん美濃の国境にある明智家に生まれる。野盗との戦いで鉄砲を知り、堺で松永久秀の計らいで鉄砲を入手した。鉄砲を研究するために再び上京し、刀鍛冶の伊平次から三好長慶襲撃計画を聞き、藤英・藤孝兄弟と共に救出。利政が織田信秀から大柿城を奪回したと聞き美濃に戻る。美濃と尾張の盟約のために、尾張まで行って信長の姿を確認。帰蝶に信長の結婚をすすめた。妻木城でのちの妻となる煕子と出会う。天文19年夏に、今川に攻め込まれた尾張から援軍要請を断る使者として尾張へ。信長・帰蝶夫婦に頼まれ、土岐頼芸に和睦の仲立ちをお願いする文を書いてもらい、京から近江へ落ち延びていた将軍・足利義輝のもとへ行った。仲介をしてもらう約束を取り付けて美濃に戻った。

美濃

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。光秀に、明智家は土岐源氏の血筋と教える。怪我を負った十兵衛を手当てしてくれた駒に、夫の形見の桔梗紋が入った扇を贈っていた。
  • 明智光安:西村まさ彦さん…光秀の叔父。利政に反抗的な態度を取る十兵衛にひやひやしている。利政に従順。密かに十兵衛と妻木家の煕子を結婚させようと動いている。
  • 明智左馬助(秀満):間宮祥太朗さん…光安の息子。第12回から登場。
  • 妻木煕子:木村文乃さん…のちに光秀の正室となる人物。幼い頃に十兵衛からプロポーズされていた。
  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣。関の刀鍛冶と親しい。以前近くに住んでいた伊平次が、関の鍛冶屋から近江の国友村へ移り、鉄砲の修理をしていると十兵衛に伝える。
  • 与八:鈴木信二さん…十兵衛の家臣。
  • 佐助:植木祥平さん…十兵衛の家臣。

<<斎藤家>>

  • 斎藤道三(利政):本木雅弘さん…美濃の守護代。損得勘定で物を見るところがあり、ケチだと光秀に思われている。守護の土岐家と未だ折り合いが良くない。織田信秀から和睦として、信秀の嫡男・信長と帰蝶との結婚を申し出された。十兵衛に、結婚を嫌がる帰蝶の説得を命令する。周りの領主を力で押さえているだけだと思われていたが、国を豊かにしたいという思いを十兵衛に明かす。十兵衛への無茶ぶりが多い。
  • 深芳野:南果歩さん…道三の側室。元は美濃の守護・土岐頼芸の愛妾だった。
  • 小見の方:片岡京子さん…光秀の叔母。道三の正室。体の具合が悪く寝込んでいたが、東庵の治療で起き上がれるほどに回復。帰蝶と信長の婚姻を喜んでいたが、天文19年に亡くなった。
  • 斎藤義龍(高政):伊藤英明さん…道三の長男。光秀とは幼い頃一緒に学んだ仲。嫡男だが、道三の側室・深芳野の子であることに引け目を感じている。母が土岐頼芸の元愛妾だったこともあり、自分を頼芸の子だと思っている。近い将来父に代わって美濃を治めたいと考えており、十兵衛に協力をお願いした。土岐頼芸と国衆たちの支持を受けようとし、父が推し進める尾張の織田信秀との和睦を潰したいと考えたが、十兵衛が帰蝶を説得したことにより失敗した。今川と織田の和議を将軍家へ仲介をお願いする文を土岐頼芸に書いてもらうよう、十兵衛に仲立ちを頼まれる。逆に頼芸からあることを突き付けられる。

 

<その他>

  • 菊丸:岡村隆史さん…三河出身の農民。明智荘に侵入してきた野盗から売り飛ばされるところを、光秀に解放してもらう。一度三河に帰った後、お礼の品を持って美濃に戻って来た。竹千代の母・於大の方に竹千代を守るよう頼まれていた忍びだった事が第9話で分かる。松平広忠の死を於大の方に知らせた。人質交換の話をする信長と竹千代の会話もこっそり聞いていた。普段は熱田の市で味噌を売る穏やかな青年。第11・12回と登場しない。
  • 伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。東は常陸、西は薩摩へと芸を披露しながら旅して回り、京へ5年ぶりに戻って来た。松永久秀から十兵衛の話を聞いたり、尾張の信秀からは東庵に双六で勝ったとことを聞いたりしていて顔が広い。駒が武家の人に火事から救われ、母である先代の伊呂波太夫のもとへ連れられてきた時のことを覚えていた。駒のことを妹としてかわいがっていた。

 

<<土岐家>>

  • 土岐頼芸:尾美としのりさん…美濃の守護。道三の操り人形になることを知って守護を引き受けるが、高政を利用して利政の力をそごうと考えている。
  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん…美濃三人衆の一人。土岐頼芸の家臣だったが、のちに道三の家臣となる。

 

  • 土岐頼純:矢野聖人さん…帰蝶の最初の夫。頼芸を守護に押し上げ、父・頼武を引きずり下ろし土岐家を二分させた道三を恨み、織田信秀に密書を送り道三を討つよう指示した。そのことが道三に知られ、毒殺される。(一度だけの出演)

尾張

<<織田家>>

  • 織田信秀:高橋克典さん…織田家の当主。道三のライバル。今川との戦いで肩を負傷。治りが悪いことを東庵に見抜かれる。美濃の利政、駿河の今川義元、身内の清洲城の織田彦五郎そして自身の体調といくつかの不安を抱えている。利政との和睦の条件として、嫡男・信長と利政の娘・帰蝶の結婚を申し出る。帰蝶を大歓迎したが、いつ利政から同盟を破られるかハラハラしている。自身の命が長くないと悟り、自身が守る末盛城を信勝に譲り、信頼する家臣・佐久間、柴田をつける。信長には尾張の守護・斯波氏に近い那古野城をそのまま治めるよう言い渡し、信長を失望させる。最後に東庵と双六がしたいと言い出す。
  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。うつけという噂があり、帰蝶が嫁ぐのをためらっていたが、嫁いだ後、実際に会ってみて好印象を抱く。今川義元にけしかけられ、尾張に戦をしかけようとしていた三河の松平広忠を山中で暗殺する。両親特に母からあまり好かれていないことに気づいていて、寂しさを抱えている。父・信秀が信勝に末盛城を任せると言ったことで、信勝を推す母・土田御前のいいなりだと失望する。
  • 帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。元夫の頼純を父・利政に毒殺された過去から、尾張の信長との結婚を嫌がっていた。十兵衛に尾張まで信長を見に行ってもらい、尾張行きをすすめられ嫁いだ。祝言の日に信長にすっぽかされたが、信長の人柄に惹かれている様子。父・利政が今川に攻められている織田に援軍を送ってこないことに危機を感じていたが、十兵衛が動いてくれたことで解決。信秀の遺言で失望した信長に代わり、信秀の真意を聞きに行った。
  • 織田信勝:木村了さん…信長の弟。母・土田御前に似て色白で心広い。母から信長より織田を継ぐのにふさわしいと思われている。しかし竹千代からは将棋が弱いと思われ、手加減されていることに気づいていない。
  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。信勝の方に愛情がある様子。
  • 平手政秀:上杉祥三さん…織田家の家臣。
  • 藤吉郎(のち秀吉):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。

 

駿河

  • 今川義元:片岡愛之助さん…東海最強の戦国大名。三河から織田勢を追い出そうとしている。竹千代を信広を人質交換。竹千代を駿河にこさせた。三河を守る戦をすると竹千代に宣言。
  • 太原雪斎:伊吹吾郎さん…義元の軍師。

 

  • 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。光秀に連れられ道三の妻・小見の方を診るため美濃に入る。尾張の織田信秀とも通じている。小見の方の症状が落ち着き、駒と共に帰京。
  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ、家が火事となる。が、大きな手の武家の人に助け出され、麒麟の話を聞く。東庵と一緒に美濃に入り、かつて火事から助けてくれたお武家様が美濃の人だとわかる。十兵衛と離れがたく思うも、東庵と帰京。京で負傷した十兵衛を手当てするために再び美濃へ行ったが、失恋を悟り帰京。呆然とした日々を送っていたが、伊呂波太夫の証言により、自分を火事から助けてくれたのが明智の家紋の布を持っていたと知る。

 

  • 松永久秀:吉田鋼太郎さん…三好長慶の家臣。堺の辻屋で十兵衛と会い、一緒に酒を飲む。商人には凄んだ物言いをするが、十兵衛には穏やかに話をしてくれた。十兵衛が鉄砲を手に入れられるよう計らった。伊平次を探しに来た十兵衛と三淵を通じて再会。三好長慶を襲撃する計画を知った十兵衛、藤孝、藤英に主君ともども救われる。十兵衛に救われたお礼の手紙を利政に送っていた。
  • 三好長慶:山路和弘さん…細川晴元の家臣。松永久秀の主君。襲撃されたところを十兵衛と藤孝・藤英兄弟に救われる。細川晴元との内紛に勝ち、京を支配する立場にまで上り詰め、将軍・義輝を近江に追いやる。
  • 細川晴元:国広富之さん…室町幕府管領。

 

<<足利将軍家>>

  • 足利義輝:向井理さん…第13代将軍。鉄砲が戦で使えるかどうかを知りたい様子。本能寺から出てきた時に十兵衛と藤孝が対面しているのに出くわす。三好長慶襲撃計画を聞きつけ救出を願い出てきた十兵衛の言葉に心打たれ、三淵に救出を命令する。十兵衛が今川と織田の和睦の仲介をするよう頼みに来た時も、かつての十兵衛の言葉に力づけられたと言って、快諾してくれた。将軍の力を取り戻し、強い征夷大将軍になり、麒麟がくる平和な世をつくりたいと思っている。
  • 三淵藤英:谷原章介さん…将軍奉公衆。将軍家の命で、堺に鉄砲の買い付けに来る。十兵衛の前で鉄砲を試し撃ちし、使い勝手が悪く戦に向かないと酷評。義輝に同行して本能寺から出てきたところを十兵衛と再会。三好長慶襲撃計画を聞いた十兵衛から救出要請を受け、最初は拒否。話を聞いた義輝から救出命令が出て、弟・藤孝と共に救出へ向かった。
  • 細川藤孝:眞島秀和さん…将軍奉公衆。三淵藤英の弟。本能寺前で警固している時に鉄砲を背負った十兵衛を不審に思い刀を抜く。兄の知り合いと分かり、鉄砲は持ち歩かないよう十兵衛にアドバイスした。三好長慶襲撃計画を聞いた十兵衛を追いかけ、兄・藤英と共に三好、松永を救出した。近江・坂本の宿で十兵衛と再会。織田と今川の和睦の仲介を将軍に頼みたいと考えていた十兵衛の手助けをする。

 

大和

  • 足利義昭:滝藤賢一さん…室町幕府最後の将軍となる。

 

三河

<<徳川家>>

  • 徳川家康(竹千代):風間俊介さん…のちに徳川幕府を開く。現在は幼少期(岩田琉聖くん)。竹千代。人質として尾張の熱田に幽閉されている。時々末盛城へ連れて行かれて、信勝とつまらない将棋を指したりしている。自分を生んですぐ母・於大の方を離縁して刈屋に戻した父・広忠のことを嫌っている。信長に自ら駿河へ人質に行くと申し出て、信長の兄・信広と人質交換された。
  • 松平広忠:浅利陽介さん…家康の父。信長に暗殺される。

 

第12回のあらすじ

天文20年(1551年)。

近江から戻ってからの十兵衛は、館へ引きこもったままでいた。そんな十兵衛を心配した光安は、伝吾と鷹狩りに出るという息子・左馬助に十兵衛を一緒に連れ出すよう頼む。

鷹狩りへ出かけた十兵衛は、妻木で一人はぐれてしまい、妻木の娘・煕子と再会する。

煕子と会話して癒された十兵衛は、幼い頃にプロポーズしたことをお互い覚えていたことを持ち出し改めて「十兵衛の嫁になりませぬか?」とプロポーズしたのだった。

 

一方、足利義輝の仲立ちで和睦した織田と今川。今川は尾張に接した重要な拠点を手に入れ、駿河に戻っていった。

尾張・末盛城では織田信秀の体調がますます悪化。

信秀は信長と信秀を呼び出し、自分の死後末盛城を信勝に与え、重臣佐久間盛重と柴田勝家を後見人としてつけることとし、信長には引き続き平手と那古野城を任せると言い渡した。

信長は、末盛城は三河に近く今川をにらみ据える城だが、那古野城は清洲に近いだけで主軸の城ではない。と猛反論。

信秀は、守護の斯波氏のおられる清須城に近い那古野城こそ我が家の要。だからこそ、家督を譲る信長に大事な那古野城を譲ったのだと説明。

しかし信長は納得できないと席を立ってしまった。

 

別室で待っていた帰蝶に、信長は父は大事な城も家臣も全て信勝に与える。母が信勝に家督を譲らせたいと思っているから、父は母の言いなりになっていると涙する。

松平広忠を討ったのも、今川との人質交換を平手にさせたのも皆、父が喜ぶと思ってやったのに、褒められる事もなく、ただ"たわけ"と言われるだけ。

全て母が不服を言ったに違いないと大泣きするのだった。

信長の話を聞いた帰蝶は、何も言わず部屋を出る。そして土田御前とすれ違った時に信長に帰る時は父に挨拶して帰るように。と伝えるように言われる。

そして信秀が京の医師・望月東庵と双六がしたいと言ってるので、呼び寄せてくれないか?と話をされた。

快く受けようとした帰蝶だったが「無理であろうな。無理じゃ無理じゃ。」と言われ、ムッとする。

が、気を取り直し信秀のもとへ。

信秀が調子の悪い時に押しかけるようなことをして恐縮しながらも、信長への胸の内を聞かせて欲しいとお願いする。

嫌がる仕草をする信秀に「お教え下されば、東庵先生を京から呼んで差し上げます。」と必死に頼み込んだ。

そして何とか信秀の真意を聞き出し、信長に伝えたあと、京へ早馬を出し、東庵を呼び出す手配をするのだった。

 

京では、三好長慶の戦に巻き込まれ怪我をした町衆の手当てに追われていた駒が若い医師の指示の下働いていた。

治療費を患者に請求できない東庵は、賭け事をしてお金を稼ごうとして失敗。逆に借金を背負ってしまい、明日までに金が必要になった。

そこへ帰蝶からの文。報酬がもらえるとあって心動く東庵。駒も美濃に行きたいのでついていくという。

伊呂波太夫が駿河の豪商友野氏の息子を治療すれば100貫もらえるという話も持っていて、40貫も肩代わりしてくれるという。

急ぎ尾張へ向かった東庵と駒だった。

 

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その間美濃では、十兵衛と煕子が結婚。牧と光安は涙を流して喜んだが、利政から急ぎ登城するようにとの狼煙が上がる。

夜、利政は稲葉山城へ集まった家臣たちと高政にある出来事を話し、家臣たちの気持ちを探る。

その後、高政に頼まれごとをされた十兵衛は、困惑の表情を見せるのだった。

 

…というお話でした。

 

信秀の真意

夫・信長のために立ち上がり、義父・信秀に信長のことをどう思ってるか?聞きに行った帰蝶さん。

大きな声が出ない信秀に、耳を近づけて話を聞いて涙を流していました。

ーー信長は自分の若い時に似てる。いい所も悪い所も。だからかわいい。尾張は任せる。強くなれ

ということなんですけど、そんなにたくさん話してました??

 

中川家の漫才じゃないですけど、寸法が合わへんやないか!?

口数と言葉の長さ、合ってなかったですよね??

ホンマに言った?

帰蝶が信長を喜ばせるために言ったんじゃないの??

でも、話し出しは確かに「信長は…」って言ってたし、本当にこんな優しい言葉だったのかもしれませんね!!

 

お父さんに褒めてもらいたいと泣いていた信長がとても切なく、かわいそうだったので、本音聞けて良かったですね!

信長が泣き顔から笑顔になっていくのがかわいかったです!!

よかったね!!

 

十兵衛もプロポーズ覚えてたらしい

今回のサブタイトルで、本当ならメインのはずの十兵衛の結婚。

冒頭にサラっとプロポーズが終わってしまい、祝言のシーンもまさかの光安の言葉のうしろで流れるだけでした。

 

十兵衛は幼い頃、煕子にプロポーズしたことをちゃんと覚えていたらしいです。

--第9回に妻木の家で会った時に煕子さんからプロポーズの話をされて、覚えてたなんて一個も言わなかったですよねぇ??

帰蝶に行って欲しくなかったと思ってたことといい、十兵衛さんの気持ちが全然分かりません!!

煕子さんと会った時、惚れてたってことですよね?

あっという間に二人が結婚してビックリ!!

祝言のシーンまでカットされてたらもっとショックでしたけど、まだ出てたからマシですね。

 

これから嫁としての煕子さんが家族に加わって、どうなっていくか楽しみです!!

牧さんが光安に「母親にも話せぬ事も、嫁には漏らすということもございます。」と言われてて、理解できない!ってやりとりがありましたし、牧さんが今後煕子に嫉妬しなければいいですが…。

牧さんは夫を亡くしてるし、母子家庭は距離近いですからね~。なんて妄想を膨らませて見てました。

 

そういえば、信長も母の土田御前には言えないことも、嫁の帰蝶にはバンバン話してますよね??

男性はそういうもんなんでしょうか??

娘は母にめっちゃ話しますが…。

 

大河ドラマで遠い昔の話のようですけど、こういう話が出てくるとグッと身近に感じます。

 

菊丸登場なし

前回に引き続き、菊丸の登場がありませんでした。

菊丸が熱田にいたのも、竹千代を守るためだったので、今は駿河にいるんでしょう!きっと。

伊呂波太夫が東庵に駿河に行くよう頼んでましたから、駿河で菊丸に会いそうですね!

その時は駒ちゃんもついていくのかな??

 

約束が重く肩にのしかかる

第11回で、将軍・義輝に文を書いてもらうために土岐頼芸に取り次いでもらうよう高政に頼んでいた十兵衛。

高政は言うことを何でも聞くという十兵衛の言葉を信じて、頼芸に会わせてました。

これが重く十兵衛にのしかかりそうです。

高政は十兵衛にしんどいことを持ちかけていました。

次回、十兵衛がどう動くのか?予告では、十兵衛が涙を流して何か訴える様子が映っていました。

そして!!

佐々木蔵之介さん演じる後の秀吉が初登場するみたいです!!

あと、利政と信長の対面もあるみたいで、次回は盛りだくさんな内容になりそうです。

 

見ごたえのある回になりそう!!

今から楽しみです。

 

以上、『麒麟がくる』第12回を観た感想でした。

 

 

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斎藤道三のことを掘り下げた『英雄たちの選択斎藤道三はふたりいた!?~下克上の真実~』を見た感想はこちら。↓

 

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各話の感想

各話の感想の一覧はこちら。↓

https://www.lovetv.site/entry/kirikuru-kansou1#各話の感想

 

速水もこみち主演ドラマ『この男は人生最大の過ちです』 第10話(最終回)の感想

変わったドラマをご紹介しました、ABC朝日放送制作のドラマ。

速水もこみちさん主演『この男は人生最大の過ちです』。第10話(最終回)も観ました。

 

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第8話/9話の感想はこちら。↓

 

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放送時間・曜日

放送時間と曜日は地域によってまちまちですが、テレビ朝日系列のチャンネルで、深夜帯に放送。

  • ABC朝日テレビ(関西)日曜夜11時35分から。(1月19日初回放送)
  • 朝日放送(関東)土曜深夜2時30分から。(1月18日深夜初回放送)
  • 北陸朝日放送日曜深夜1時24分から。(1月26日深夜初回放送)
  • 名古屋テレビ月曜深夜0時24分から。(1月27日深夜初回放送)
  • 九州朝日放送月曜深夜1時25分から。(1月25日土曜深夜初回放送)
  • 鹿児島朝日放送土曜深夜1時5分から。(1月25日土曜深夜初回放送)

 

<初回放送日未定>

  • 秋田朝日放送月曜深夜0時50分から。
  • 山形テレビ金曜深夜0時50分から。
  • 琉球朝日放送金曜深夜2時から。

 

放送曜日、時間は地域によって違います。1話30分のドラマです。

 

おもな登場人物

  • 天城恭一:速水もこみちさん世界が注目する天才研究者で天城製薬社長。履歴書を一度見ただけで何万人の履歴が頭に入るほど頭がいいが、ドMキャラ。バーで出会った唯に生まれて邪険に扱われ、翌日社長室に呼び出し「僕を奴隷にしてください。これから僕を佐藤さんの犬にしていただきたい。」と、唯に奴隷志願をする。
  • 佐藤唯:松井愛莉さん…天城製薬の派遣社員。怒るとドSキャラになる。バーで愛犬の死を悲しみ、愛犬ショコラの病気を治せなかった製薬会社の悪口を言っていたところ、偶然居合わせた男・天城恭一に酷い言葉を投げかけられ激怒。足を引っかけて転ばせる。何故か気に入られ付きまとう天城に困っている。恭一を気持ち悪いと思いつつも、開発者としては尊敬している。少しずつ惹かれ始めていることに気づいていない。
  • 石川麻美:片山萌美さん…唯の先輩。
  • 名取蒼:入江甚儀さん…天城社長の秘書。距離感が近い。唯を追いかけて会社関係の人付き合いをしない恭一に困ってる。唯に引き下がって欲しいと思ってる。
  • 藍田航之郎:平岡祐太さん…恭一の大学の同期。心臓血管外科医師で医学博士。手術の成功率100%。神の手を持つスーパードクター。
  • 三島冴:田中道子さん…恭一の大学の同期。多能性細胞研究でノーベル賞有力候補。東都大研究所所長。美人。「天は二物も三物も与える。」と唯が感想を漏らした。

第10話(最終回)の感想

前回は、藍田がアメリカに行くのでついてきて欲しいと唯にプロポーズ。その後、冴の遊び相手に恭一が刺された!ってところで終わりました。

ええ~?恭一が死ぬの??って思って最終回見てみたら…。

なんてことない。

唯を隠し撮りした大量の写真をカードサイズにして胸ポケットにしまっていたため、無傷!!

はぁ~!?

 

まぁ、恭一らしいっちゃ恭一らしかったです。

でも死んだぶりした恭一の前で、「好きだったのかも…。」と泣く唯。

 

これが恭一を調子乗らせ、唯を経理から社長室へ異動させ、怒った唯が会社を辞めてました。

 

藍田先生のプロポーズは断り、唯は恭一が名取を通じて無理矢理押し付けてきた退職金を持ってある行動に出る。

 

最終回に来て、おふざけが凄かったです。

結局、恭一と唯の関係はどうなったのか?よく分かりませんでした。

 

観る人によっては、ちゃんとした結論を出したように見えるのかも…。

でも、私には拍子抜けな終わり方でした。

 

恭一の気持ち悪さは最終回まで一貫してて、普通の恋愛ドラマに変わるかも??と思ってたんですけど、変わらなかったです。

こんな人、本当にいたら気持ち悪いですよね~。

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と、最後までよく分からないドラマでした。

音楽はカッコよかったです。

 

ネット配信あり

このドラマは地上波放送が終わった後に、TverとGYAO!で見逃し配信をしているそうです。

そのほか、U-NEXT、Hulu、dTVで配信も行っているとのことです。

 

本ページの情報は2020年3月時点のものです。

最新の配信状況はU-NEXT、Amazon、hulu各サイトにてご確認ください。

 

30分番組ってのが、短くて一気に見れてちょうどいいです!

 

以上、『この男は人生最大の過ちです』最終回を観た感想でした。