毎週金曜夜10時からTBS系列で放送中のドラマ『MIU404』。9月4日に第11話(最終回)
が放送されました。
前回第10話の感想はこちら。↓
おもな登場人物
- 伊吹藍:綾野剛さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は巡査部長。志摩とバディを組む。404号車。8年間奥多摩で交番勤務。第4機動捜査隊として警視庁に呼ばれる。奥多摩の前に勤務していた部署はどこの短期間で、当時の同僚からは「足が速い。」としかいいところがないと言われる。恩人の蒲郡刑事の犯罪を未然に止められなかったのを後悔してる。
- 志摩一未:星野源さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は巡査部長。伊吹とバディを組む。404号車。以前捜査一課にいたことがあり、所轄から桔梗の運転手を経て、第4機動捜査隊に異動となる。捜査一課の優秀な捜査官だったが、バディだった相棒が不祥事を起こした後に死亡。救えなかったことが今もトラウマになっている。自分も他人も信用しない。
- 陣馬耕平:橋本じゅんさん…第4機動捜査隊班長。階級は警部補。九重とバディを組む。401号車。第1機動捜査隊にいたが、桔梗と一緒に第4機動捜査隊に異動してきた。上から目線な九重を怒る事もなく、余裕ある態度で仕事を教える。ガサツだが熱い人。志摩とも桔梗ともバディを組んでいたことがある。
- 九重世人(九ちゃん):岡田健史さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は警部補。警察庁九重刑事局長の息子。キャリアで上から目線。陣馬とバディを組む。401号車。陣馬のやり方を冷めた目で見ていたが、現場で得た知識を吸収し、徐々に陣馬といいコンビになってきている。第3話で取り逃がしていた成川の事がずっと後悔していて、第9話でやっと見つけ出すことができた。時々福岡なまりになる。
- 桔梗ゆづる:麻生久美子さん…警視庁刑事部・第1機動捜査隊と第4機動捜査隊の隊長を兼任。階級は警視。機動捜査隊を四部制を立案し、刑事部長の我孫子豆治に訴えていたのが通った。志摩と捜査一課で一緒に働いたことがあり、信頼している。亡くなった夫との間に幼い息子がいる。自宅に捜査協力者だった羽野麦をかくまっている。第7話で自宅に盗聴器を仕掛けられていることに気づく。エトリに関係ある辰井組のガサ入れに4機捜を加えさせ、成川とエトリさがしの手がかりをさがさせた。久住の情報でRECが流した警察陰謀論で、ネットでバッシングを受ける。
- 我孫子豆治(マメジ):生瀬勝久さん…警視庁刑事部・刑事部長。階級は警視監。桔梗にガンガン要求されるのを、気弱な態度で受け入れていると見せかけてしっかり条件をつけている。
- 糸巻貴志:金井勇太さん…警視庁刑事部・第1機動捜査隊隊員。スパイダー班。階級は巡査部長。SNSのリアルタイム監視や、防犯カメラ映像の解析などを行っている。
- 桔梗ゆたか:番家天嵩さん…桔梗の息子。
- 羽野麦(ハムちゃん):黒川智花さん…桔梗が過去の暴力団が関わる事件で協力してもらった情報提供者。主犯のエトリが逮捕されず、裏切り者として今でも追われているため、桔梗の家で匿っている。普段はゆたかの世話をして暮らしている。盗聴器が見つかり、ゆたかと住まいを別の場所に変える。成川に嘘をつかれエトリに捕まり井戸に沈められたが、4機捜に救出された。
- 成川岳:鈴鹿央士さん…第3話で登場したいたずら通報をした高校生。他の高校生は逮捕されたが、いまだに逃走中。久住に世話になりドラッグを売っている。エトリが羽野麦に1000万の懸賞金をかけて探していると知り、羽野麦に接近。エトリのもとへ届けたが、金を受け取った後に疑問を感じ引き返したところ、麦と一緒に井戸に沈められた。4機捜に救出され罪を自白。逮捕された。
- 久住:菅田将暉さん…第3話の最後に登場したドラッグの売人。ドローン爆弾で警察に移送中のエトリを殺害した。MIU404の追跡から逃れるため、テロ事件の虚偽通報をして捜査を攪乱させた。
- エトリ:水橋研二さん…闇カジノの真のオーナー。羽野麦を捕らえて暗い井戸に沈め逃走していたところを逮捕される。移送中に久住が放ったドローン爆弾で亡くなった。
第11話(最終回)のあらすじ
久住が仕掛けた爆弾テロ事件は全て捏造で、警察への通報も全て虚偽通報だと分かった。
メロンパン号に乗る人物がテロ事件の犯人だとする情報も、これまでメロンパン号に乗った人たち助けられた人たちが情報を拡散してくれたため、ネット上で自浄された。
ドーナツEP製造工場から出てきたトラックに轢かれた陣馬は、虚偽通報で緊急車両の到着が遅れ、症状が悪化。10日間意識不明のままだった。
九重は相棒として一緒にいられずに助けられなかったと悔やみ、志摩は久住の確保より 病院に駆け付けたことで陣馬さんの搬送が遅れたのでは?と悔やんでいた。
志摩は通常のパトロールでも様子がおかしく、伊吹に心配をさせていた。
桔梗はRECが動画で流した警察陰謀論で、個人的にやり玉にあがり注目を受けたことで警察への信頼を失墜させたとして、責任を取って1機捜と4機捜の隊長を退いた。
RECはテロ事件を自作自演したとして逮捕されたが、志摩が久住との会話を録音していたため、自作自演の犯人ではないという証明となり、釈放された。
RECの自宅からはパソコン類が証拠品として全て押収されていた。
ネット上ではRECがテロを自作自演したRECへの誹謗中傷があふれており、自分じゃないのに!と憤慨する。
しかし志摩は、今まで自分が嘘の情報を流す方だったのでは?とRECにこれまでの反省を促し、自分への協力を要請する。
志摩は、警察のルールに則った捜査では久住を捕まえられないと考え、民間人であるRECの情報収集能力を利用する事を考えたのだ。
警察ではなく、志摩個人に協力するということで了承したRECは、さっそく久住が持っていたパパラッチ対策用のキラキラしたスマホケースの入手ルートの情報を集めることに。
その際に、成川の証言で書かれた久住の似顔絵をネットでさらすことを考えついた志摩。
そのまま載せると機密漏洩になるので、似顔絵を少し崩した絵をネットに上げた。
糸巻がすぐに見つけて伊吹に見せると、伊吹はすぐに志摩がやったと気づき志摩に迫ったが、はぐらかされた。
志摩が何かおかしいと思った伊吹は、糸巻に頼んで伊吹のカバンに盗聴器をつけ、動向をさぐる。
志摩は警察庁に異動になった九重に、RECが集めたスマホケースの入手先であるイギリスにICPOを通じて捜査依頼を頼んだ。
顧客リストの中に、名前ではなく東京湾マリーナの船の停泊場所の番号を指定しているものがあり、そこが怪しいと考えた九重は、そのまま志摩に伝えた。
単独行動をしている志摩に、伊吹に知らせないのか?と聞く九重。
伊吹は盗聴器越しに志摩が「相棒なんて一時的な仕事相手にすぎない。考え方も違うし、やることなすこと相談なんてやってられっかよ。」と伊吹に頼って判断を誤った自分に後悔していると聞き、ショックを受ける。
伊吹は途中で話を聞くのをやめ、東京湾マリーナに一人で向かった。そして郵便物を受け取りに来た久住と対面。
成川の供述から描かれた似顔絵で、久住の顔が分かっていた伊吹は「お前と1対1で話がしたい。」と言い、東京湾べりで二人で話すことに。
伊吹の追及を恐れる様子もなく淡々と答えていく久住。
自分が利用してきた人間を「みんな頭悪いんやな。頭悪い奴はみんな死んでもろたらええねん。」と当たり前のように言い放つ。
「全員死ねばええと思てるよ。汚ないもん見んようにして、自分だけはキレイやと思てる正しい人ら。みんな泥水に流されて、全部流してしまえばええねん。」と続ける。
そして隙を見てクルーザーに乗り込んだ久住。追う伊吹。
クルーザーには船を操縦できる別の人物がいて、新たなドラッグを製造していた。
伊吹は、久住ともう一人の男にドラッグを作っている途中の蒸気が漂う船内に閉じ込められてしまい、意識を失った。
そこへ志摩が到着し、意識を失った伊吹を船内から甲板へ引きずり出して助ける。
今度は志摩もドラッグ部屋に閉じ込められてしまうのだった。
志摩と伊吹それぞれが目を覚まし、倒れた相棒をどうすることも出来ずに久住と対峙する。
志摩と伊吹、それぞれが久住と話した内容とは?
同じ頃。病院で昏睡状態になっていた陣馬が目を覚ますーーー!!!
「何かのスイッチで進む道を間違える。その時が来るまで誰にも分からない。だけどさ、どうにかして止められるなら止めたいよな。」
4機捜は久住を止めることが出来たのかーーー??
…というお話でした。
陣馬さんショック
いいこともあった
志摩と伊吹のすれ違い
久住との決着
以上、『MIU404』第11話(最終回)を見た感想でした。
全話の感想
全話の感想はこちら。↓
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