毎週金曜夜10時からTBS系列で放送中のドラマ『MIU404』。8月7日に第7話が放送されました。
前回第6話の感想はこちら。↓
- おもな登場人物
- 第7話のあらすじ
- 陣馬がカッコよかった
- 伊吹と志摩がカッコよかった!
- りょうさんもカッコよかった
- 九ちゃんの父初登場!
- 桔梗が盗聴に気づく
- 成川くんがRECに接触
- 7話は登場人物過多
- 全話の感想
おもな登場人物
- 伊吹藍:綾野剛さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は巡査部長。志摩とバディを組む。404号車。8年間奥多摩で交番勤務。第4機動捜査隊として警視庁に呼ばれる。奥多摩の前に勤務していた部署はどこの短期間で、当時の同僚からは「足が速い。」としかいいところがないと言われる。
- 志摩一未:星野源さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は巡査部長。伊吹とバディを組む。404号車。以前捜査一課にいたことがあり、所轄から桔梗の運転手を経て、第4機動捜査隊に異動となる。捜査一課の優秀な捜査官だったが、バディだった相棒の不祥事を起こした後に死亡したことで異動していた。救えなかったことが今もトラウマになっている。自分も他人も信用しない。
- 陣馬耕平:橋本じゅんさん…第4機動捜査隊班長。階級は警部補。九重とバディを組む。401号車。第1機動捜査隊にいたが、桔梗と一緒に第4機動捜査隊に異動してきた。上から目線な九重を怒る事もなく、余裕ある態度で仕事を教える。ガサツだが熱い人。志摩とバディを組んでいたことがある。
- 九重世人(九ちゃん):岡田健史さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は警部補。警察庁九重刑事局長の息子。キャリアで上から目線。陣馬とバディを組む。401号車。陣馬のやり方を冷めた目で見ていたが、現場で得た知識を吸収し、徐々に陣馬といいコンビになってきている。時々福岡なまりになる。
- 桔梗ゆづる:麻生久美子さん…警視庁刑事部・第1機動捜査隊と第4機動捜査隊の隊長を兼任。階級は警視。機動捜査隊を四部制を立案し、刑事部長の我孫子豆治に訴えていたのが通った。志摩と捜査一課で一緒に働いたことがあり、信頼している。亡くなった夫との間に幼い息子がいる。自宅に捜査協力者だった羽野麦をかくまっている。
- 我孫子豆治(マメジ):生瀬勝久さん…警視庁刑事部・刑事部長。階級は警視監。桔梗にガンガン要求されるのを、気弱な態度で受け入れていると見せかけてしっかり条件をつけている。
- 糸巻貴志:金井勇太さん…警視庁刑事部・第1機動捜査隊隊員。スパイダー班。階級は巡査部長。SNSのリアルタイム監視や、防犯カメラ映像の解析などを行っている。
- 桔梗ゆたか:番家天嵩さん…桔梗の息子。
- 羽野麦(ハムちゃん):黒川智花さん…桔梗が過去の暴力団が関わる事件で協力してもらった情報提供者。主犯のエトリが逮捕されず、裏切り者として今でも追われているため、桔梗の家で匿っている。普段はゆたかの世話をして暮らしている。
- 成川岳:鈴鹿央士さん…第3話で登場したいたずら通報をした高校生。他の高校生は逮捕されたが、いまだに逃走中。
- 久住:菅田将暉さん…第3話の最後に登場したドラッグの売人。
第7話のあらすじ
トランクルームで男性の遺体が見つかったとの通報で駆け付けた志摩と伊吹。
男性は首をひもでつって猫砂をかけられた状態で亡くなっており、一緒に初動捜査に当たった所轄は自殺とみていた。
しかし、志摩と伊吹は男性が発見されたトランク内の様子を見て遺体の男性はここで違法に生活していたと推測。自殺ではないのでは?と感じていた。
管理者から提示された契約者の免許証の写真と遺体の顔は一致せず。別人だった。
所轄は契約者に話を聞きに行き、伊吹と志摩の二人は他のトランクルーム利用者のジュリ(りょうさん)と、家出少女のスゥ(原菜乃華さん)モア(長見玲亜さん)の話を聞くことに。ジュリはコスプレイヤーでイベントに行くために衣装を取りに来ていた。
スゥとモアは夜に遺体が発見された7番のトランクルーム前で幽霊を見たと言う。
伊吹は、7番の隣の8番のトランクルームに何かあると感じ開けてみると、8番も生活しているような気配があり、隠れていた倉田(塚本晋也さん)を発見。
倉田は3月に退職し、退職金をだまし取られたことを妻に責められ家出していた人物だった。
倉田は、7番のトランクルームにいた遺体の男性は健と名乗る人物だと証言。猫を拾って"きんぴら"と名付け、一緒に生活していたという。
ジュリは朝、7番の前にいるきんぴらを見かけて倉田の猫だと思って保護していた。
倉田とジュリは、きんぴらが病気になった時に助けてもらった事があったが、それだけでの関係性で、深い知り合いでもなかった。
健さんは倉田に、自分の存在は誰にも言うなと口止めしていて、健さんがどういういきさつでクランクルームで生活していたかは倉田も聞いていなかった。
ただずっと前からトランクルーム生活を送っていたことを知っていただけ。
健が亡くなったのはおととい夜と聞いた倉田は、きんぴらが威嚇する声を聞いたのを思い出した。
きんぴらの爪には血がついていて、健を殺した犯人をひっかいたものでは?と推測され鑑識に回された。
7番の契約者は12年くらい前に銀行口座を売っていて、自分名義でトランクルームが借りられていたことも、健さんのことも知らなかった。
志摩は、健さんを「自分でトランクルームを借りられない犯罪者」だと推測。
それを聞いた伊吹は、健さんが奥多摩の交番時代に見ていた指名手配犯の写真の顔だと思い出した。
一方で息子の結婚の両家顔合わせのため休んでいた陣馬。
顔合わせの店に向かう途中の車内で、前を走るタクシーに乗った男が指名手配犯では?と疑い、追跡。同じく休みを取って、父と我孫子とゴルフをしていた九重に連絡して、指名手配犯について調べるよう頼んだ。
すると、追跡していた男が強盗致傷事件の犯人として指名手配されている大熊(三元雅芸さん)だと判明。
妻と娘を車から降ろし、そのまま指名手配犯を追跡しようとしたが、逆に車から降ろされた。仕方なく自力で走って追いかけた。
途中、タクシーを拾って追いかけたが、警察手帳も携帯も持っておらず運転手に疑われ、商店街で無理やり降りたところで無賃乗車として通報された。
ジンバと名乗る男が指名手配犯を追ってるという通報内容を聞いた志摩と伊吹は、指名手配犯二人という状況に疑問を感じる。
陣馬が追っている犯人は糸巻が調べていて、平成21年(2009年)に発生した杉並区の強盗致傷事件の犯人で未だ逮捕されていない2人組のうちの1人だったことが分かる。
大熊は、強盗の現場で魚肉ソーセージを食べてDNAを残していた。
もう1人の犯人は梨本健。遺体で発見された健さんだった。
志摩は、モアとスゥが見た幽霊が、健さんを殺害した後の大熊だと推測。
急いで7番と同じ名義で借りられていた48番のトランクルームを捜索。健と同じようにトランク内で生活していた形跡が残されていた。
事件発生した2009年から10年。大熊はこのトランクルームで、誰にも気づかれず生活していたのだ。
隠れていた指名手配犯2人に一体何があったのか?
4機捜が協力して指名手配犯を追い込んでいくーーー!!!
…というお話でした。
陣馬がカッコよかった
今回のみどころは勤続35年の陣馬が丸腰で犯人に何度も向かっていくところでした!
最初は理髪店ではさみを持って死に物狂いで向かってくる犯人に、力で勝負してたのがスゴかったです。
家族に車を取られてヘトヘトになりながらも、理髪店の店主がはさみを突き立てられているところへ突入。
取っ組み合いになって、足をかけて倒すところは見てて爽快でした!!!
でも隙を見て逃げられてしまったのは惜しかった。
いつも熱い陣馬さん。強くてびっくりしましたよ~~。
警察官とはいえ、鍛えているとはいえ一人で向かっていくなんてスゴ過ぎます!
でもここでは隙を見て逃げられてしまって、一人の限界が見えました。
伊吹と志摩がカッコよかった!
次のみどころは伊吹と志摩と陣馬の3人で犯人を確保したシーンでした。
特に伊吹と志摩が警棒をシャッと出して構えるシーン。カッコよかったです!
おぉ!と期待が高まりました。
そこから陣馬が体当たりして動きを止め、志摩と伊吹が次々にかかっていくーー!!
伊吹が電灯の支柱を駆け上って、勢いをつけて犯人にかかっていくシーンがカッコよかった!!!
そのあと間を置かず志摩も思いっきり勢いをつけてかかっていってて、これもまたカッコよかったです!!
志摩もこれだけ動けたんだな~と失礼ながら思ってしまいました。
武器を使ったアクション、迫力があってよかったです!!
二人ともカッコよかったな!!
二人とも相棒として信頼して動いてました!!
そしてこの犯人の役の人も、同時に3人にかかってこられてるのに全然倒れない!!
この大熊役をされていた三元雅芸さんは殺陣師の方らしく、強いのも納得しました。
りょうさんもカッコよかった
トランクルームの利用者で、コスプレイヤーの弁護士・ジュリこと清瀬十三さん。
りょうさんがその役を演じられてたんですが、じゅうぞうってことは男性?
最初は女性の格好をしてて、途中でスーツに着替えてました。
コスプレもスーツ姿もどっちも似合ってて、カッコよかったです!
最初は奇抜な格好で登場して驚きましたが、実は弁護士。
ネットカフェで暮らしてる家出少女に公共の相談窓口を教えたりして、優しく諭す姿がカッコよかったです。
「悪い大人もいるけど、ちゃんとした大人もいる。まずは福祉や公共に頼る。君たちは一人じゃない。」って言葉。素敵でした。
こうやって教えてもらわなければ、知らないことも多いですよね。
簡単に家に泊めてくれる知らない男を頼ってしまう。その方が早いし。
変に大人が知られて、親の元に返される方が怖いですから。
でも公共とか福祉ってハードル高そう…。
ジュリさんはちゃんと公共の相談窓口だけじゃなくて、自分の名刺を渡してるのが子供にとって心強いと思いました。
九ちゃんの父初登場!
ずーっと最初から名前だけは出ていた九重刑事局長。九ちゃんのお父さんです。
九ちゃんがお父さんの名前を出されることを嫌がってたので、親子仲が悪いのかと思っていたら、今回マメジも交えて一緒にゴルフしてました。
矢島健一さんがお父さん役だったんですけど、とても気さくな人で、全然威圧的じゃなかったです。
周りの人間が変に九ちゃんにチヤホヤするから、お父さんは怖い人なんかと思ってました。
周りが勝手に気を遣ってるだけなんだと分かりました。
機捜に息子を入れたのも、2世は変に周りに気を遣われて自分を見失ってしまうから。自分とは全然違うところで息子を働かせたいという親心だったことが分かりました。
なんかもっと深い裏側があるのかと思いきや、全然違ったので拍子抜けしました。
いい人でよかった!!
桔梗が盗聴に気づく
前回、桔梗の家の給湯器の修理の際に業者の人間が盗聴器を仕掛けていました。
警察官の家に随分大胆なことするなぁと思ってましたが、今回伊吹からハムちゃんへのテレビ電話の画像が乱れるのを見て、桔梗が気付いていました。
そりゃ、分かりますよね~~警察官なめんなって感じです。しかも隊長…。
やっぱりエトリの手の者でしょうか?
ハムちゃんが怯えてる顔は見たくないです。
家にはゆたかくんもいるし、怖すぎます!!
桔梗はハムちゃんをこれからも自宅で匿っていけるんでしょうか?
危険すぎ!男の人もいないし不安すぎます。
ハムちゃんのことが一番気になります!!
無事でいて欲しい!
成川くんがRECに接触
第3話のいたずら通報の犯人の一人で、逃走を続けていた成川がRECという動画配信をしてる男に接触してました。
自分はいたずら通報もしておらず、警察にはめられたと嘘をついていました。
これには腹が立ちました。
そもそもこの子が主導でいたずら通報してたんじゃなかったっけ?
それを他の子だけ捕まって自分は逃げて、挙句の果てには自分はやってないって。
RECに代わりに世間に言ってもらうつもりでしょうか??
自分のせいでマネージャーの子も襲われたし、他の子も家裁に送られた。
責任は感じてないのかな?
と思ってたら、あの菅田将暉さん演じるドラッグの売人がRECに言うよう指示していました。
そのドラッグの売人、今回で「久住」という名前だということも分かったんですが、その久住は成川にシェアハウスを提供。
なにやら仕事も与えて何万もギャラもたくさん払っていました。
家出した少年が悪い大人と出会ってしまって、ドラッグまで飲まされて、もう落ちるとこまで落ちています。
まぁ、いたずら通報をしてる時点でもう悪い道に片足は突っ込んでましたが、変に逃げ切れたことがダメでしたね。
あそこでまだ捕まえておけばよかった。
陸上でいい成績も残していたのにもったいないです。
学校でドラッグの問題が起こった時は無関係だったのに…。
7話は登場人物過多
第7話は登場人物が多すぎて、1回見ただけでは理解しきれない部分が多かったです。
トランクルーム殺人の関係者、陣馬の家族と息子の結婚相手の家族、成川くんとREC、久住までーーー!!
話が入り組んでややこしく、分かりにくかったです。
それから、ハムちゃんを追いかけてる男と久住は関係あるのかな?
RECはただ正義感で事件追ってるだけ?何か関わりがあったりしないのかな?
謎が多すぎ!!どれから解決していくの??
成川くんは自分から逃げたから仕方ないところはあるけど、ハムちゃんは警察に協力して追われる身になったのだから、ハムちゃんには絶対助かって欲しいです。
怖い展開になって欲しくない!!
以上、『MIU404』第7話を見た感想でした。
全話の感想
全話の感想はこちら。↓
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