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MIU404 第5話<夢の島>の感想とあらすじ

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毎週金曜夜10時からTBS系列で放送中のドラマ『MIU404』。7月24日に第5話が放送されました。

www.tbs.co.jp

 

前回第4話の感想はこちら。↓

 

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おもな登場人物

  • 伊吹藍:綾野剛さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は巡査部長。志摩とバディを組む。404号車。8年間奥多摩で交番勤務。第4機動捜査隊として警視庁に呼ばれる。奥多摩の前に勤務していた部署はどこの短期間で、当時の同僚からは「足が速い。」としかいいところがないと言われる。
  • 志摩一未:星野源さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は巡査部長。伊吹とバディを組む。404号車。以前捜査一課にいたことがあり、所轄から桔梗の運転手を経て、第4機動捜査隊に異動となる。優秀な捜査官だったのに、どうして捜査一課を異動したかは謎。自分も他人も信用しない。
  • 陣馬耕平:橋本じゅんさん…第4機動捜査隊班長。階級は警部補。九重とバディを組む。401号車。第1機動捜査隊にいたが、桔梗と一緒に第4機動捜査隊に異動してきた。上から目線な九重を怒る事もなく、余裕ある態度で仕事を教える。ガサツだが熱い人。
  • 九重世人:岡田健史さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は警部補。警察庁九重刑事局長の息子。キャリアで上から目線。陣馬とバディを組む。401号車。陣馬のやり方を冷めた目で見ていたが、知識はあるが経験が浅く、事件現場に行くと慌ててしまうところがある。
  • 桔梗ゆづる:麻生久美子さん…警視庁刑事部・第1機動捜査隊と第4機動捜査隊の隊長を兼任。階級は警視。機動捜査隊を四部制を立案し、刑事部長の我孫子豆治に訴えていたのが通った。志摩と捜査一課で一緒に働いたことがあり、信頼している。MIUのことを発表する記者会見を映した動画がネットで流れ「美人過ぎる隊長」と騒がれても、顔で隊長になっていないと一蹴。幼い息子がいる。
  • 我孫子豆治:生瀬勝久さん…警視庁刑事部・刑事部長。階級は警視監。桔梗にガンガン要求されるのを、気弱な態度で受け入れていると見せかけてしっかり条件をつけている。
  • 糸巻貴志:金井勇太さん…警視庁刑事部・第1機動捜査隊隊員。スパイダー班。階級は巡査部長。SNSのリアルタイム監視や、防犯カメラ映像の解析などを行っている。

 

第5話のあらすじ

日本人従業員がいるコンビニを狙った強盗事件が順番に起きていた。

コンビニ店員として張り込みをしていた伊吹と志摩。店の外には陣馬と九重が控えていた。

張り込み中、周辺の店で同時に強盗が入ってきた。引き揚げて強盗が来た店に行こうとしていた時、伊吹らのいる店にも2人組の強盗が入ってきた。

4機捜全員で強盗を現行犯逮捕し、本練馬署に連行すると、捕まった犯人は19人。8割がベトナム。他ネパール、カンボジアからの元技能実習生だった。

ベトナム語によるSNSで呼びかけられており、それに集まった外国人が一斉に強盗を行っていたのだ。

唯一、伊吹と志摩が張り込みをしていた店の系列店に入った犯人1人だけが捕まらず、逃走していた。

その店にはベトナム人留学生・マイ(フォンチーさん)が働いており、防犯カメラを見るとマイが犯人に何か話しかけているのが映っていた。

しかも他の店ではレジのお金だけが盗まれていたが、その店ではバックヤードにあった3店舗の売上分200万円までが盗まれており、マイの共犯が疑われた。

伊吹はマイに好意を寄せていたが「好きな男がいる。」と断られた。

 

マイが犯人と接触する可能性があるため、マイの行動を監視することになった伊吹と志摩。

自宅まで送り届けたが、同じアパートに住み同じ日本語学校に通うナムという男が浮上した。

日本語学校に行き、マイとナムのことを調べることになった404。

学校の事務員・水森(渡辺大知さん)から、二人とも欠席はなく、真面目な生徒だという話を聞く。

そして、留学生の大半がお金に困っており、8割は留学生という名の出稼ぎで日本に来ている偽装留学生。国も学校も出稼ぎと分かって留学生を受け入れている。

日本で20万稼げば、自分の国の半年分。借金してまで日本に来る。ジャパニーズドリームだというのだ。

 

マイを追跡していたところ、マイはコンビニの他に飲食店、夜は運送会社で朝まで仕分け。と3つのバイトをかけもちしていた。

生活費と学費に加えて、日本に来るためにした借金を返すには、コンビニだけの稼ぎでは全く足りないのだ。

4機捜では、マイと運送会社で一緒に働いていた外国人を調べることにしたが、伊吹はナムもその人たちも犯人とは違う、マイが好きな男ではない気がする。と言うのだった。

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そんな時、伊吹は師匠と呼ぶ元刑事の蒲郡:ガマさん(小日向文世さん)と居酒屋で会った。

居酒屋では外国人が働いており、そんな外国人は日本語が話せるエリート。その他は工場などの見えない場所で働かされていると教えてくれるガマさん。

ガマさんは退職後に市営の外国人支援センターに勤めており、バディシステムに登録。外国人1人につき、退職者1人がついて、孤立せずに働けるよう相談役をしていた。

伊吹はガマさんから、日本で働く外国人の現実を教えられたのだった。

 

翌日。糸巻が強盗を呼び掛けたSNSの最初の投稿を調べていた。

最初の投稿は削除されたが糸巻がキャッシュを見つけて、アカウントはまだ生きており、名前はファン・クアン。ホーチミン出身となっていた。

呼びかけに使われたベトナム語は、自動翻訳ではうまく訳せないものだった。

そこで伊吹が文章を送り、ガマさんの相棒のベトナム人に訳してもらった。

「理不尽には理不尽で返せ。俺達には金を奪う権利がある。」

と書かれていた。

しかし投稿された文章は単語が少し変だといい、この文章を書いたのは日本人だろうということだった。

 

一方、マイは働いていたコンビニの店長から疑われ、解雇されたことに憤っていた。

そして、コンビニに大金が置いてあることを教えた人物がいたことを思い出していた。

 

外国人を装って強盗を呼び掛けた人物とは――――?

 

というお話でした。

 

技能実習生失踪

日本は、外国人労働者は受け入れないのに実習生という名前でたくさんの外国人に働いてもらっている。

お店に出ているの日本語が話せる人で、他の人は見えない工場などでたくさん働いてもらっている。

でも日本人と同等の給料を払っておらず、過酷な労働を強いた結果、失踪している人がたくさんいる。

目を背けていた現実をこうしてドラマとして描かれたことに衝撃を受けました。

コンビニなどで見かけている人たちは、日本語が使えるエリート。と区分されている人たち。

私も、10年以上前に住んでいたところの近くにスポーツ系の専門学校があって、そこに多くの外国人が通っているのを見かけていました。

今回のドラマを見て、そういうことだったのかと今更ながら実情を知りました。

あの時、学校に通っていた外国人の人たちは正当に雇われていたのかな?

 

今回の話は、身近なのに知ろうとしなかったことに気づかされる話でした。

第5話のサブタイトルの「夢の島」というのが、言葉の美しさに反して厳しい現実が隠されていて、嫌な言葉に感じました。

 

マイちゃんの涙

犯人が誰か分かってしまったマイちゃん。

最後確保されるところを見て、助けようとしていました。

 

毎回犯人確保の時に泣かされていましたが、今回の確保のシーンは泣くより、後味の悪い嫌な気持ちになりました。

別の形で会っていれば、マイちゃんも好きな人とうまくいったかもしれないのに…。とやるせない気持ちになりました。

 

志摩の記憶

マイちゃんの話を伊吹と志摩が聞きに行った時に、ふとした音から、志摩の記憶が現れるシーンがありました。

志摩の記憶の中ではランプと、誰かが倒れた足が映っていて、亡くなった志摩の元相棒との一場面では?と思われます。

志摩は思い出して過呼吸になるほどでした。

 

今まで淡々と伊吹に指示したり、桔梗のことをいじられて感情を露にしたりすることもありましたけど、こんな倒れこむぐらい動揺している志摩は初めてでした。

 

あと、伊吹が師匠と呼ぶガマさんが、他人を信用できないのは分かるけど、「自分を信じられないとなると、そいつの軸はどこだ?」「大丈夫なのか、そいつは?」と伊吹に聞いている場面が印象に残りました。

油の上をゴム底なしの靴で歩くようなものだって。

伊吹は前回、犯人が持つ拳銃の銃口を、自分の額に押し当てていた志摩を思い出していました。

 

これはいつ倒れたり、死んだりしてもおかしくないって話かな?

志摩の過去は思った以上に大変な話なのかもしれないです。

人一人亡くなってますしね。

なかなか現場に戻れないぐらいの衝撃の過去があるってことですよね?

次回の予告で、村上虹郎さんが演じる志摩の元相棒が映っていました。

若い相棒です。次回でやっと志摩の過去が分かるみたいです。

でも。まだ全容解明にはならないんだろうなぁ…。

 

伊吹がそれにどう反応するか?伊吹は誰のことも信じられる人だから、志摩の事も信じて救ってくれるはずーーー!!

と言っても、どんな過去なのか何もわかってない段階で何も確信はありませんが…。

 

失踪高校生がSOS!!

今までも度々事件現場に現れて、4機捜のことを撮影して動画を配信していたRECと名乗る若者。渡邊圭祐さんが演じておられます。

今回も犯人確保を撮影して配信し、フォロワーを得ていました。

Recはテレビ局に勤める先輩にネタを売り込むなど、社会問題に切り込む鋭い目を持ってるのは確かみたいですが、なんだか危険な感じがします。

いつか事件に巻き込まれるのでは?と思っていたら、第3話のいたずら通報をしていた高校生の一人で、逃走したままになっていた成川岳がRecに助けを求めていました。

 

この高校生、菅田将暉さん演じるドラッグの売人と最後に会っていて、その後どうなるのか描かれていくのだろうと思っていました。

しかし前回は全く触れず、今回の第5話になって再び出てきました。

この子は、先輩がドラッグを売ってるのは関与してなかったですけど、売人に知り合っちゃったら、今は仲間に加えられてるのかもしれません。

ちょっとした分岐点で、悪い人に会ってしまい、悪い道へ行ってしまったというところを描きたいのでしょうか?このドラマ。

 

4機捜は、この高校生を救うことはできるんでしょうか?

成川を確保しようと追いかけていたのは九重でしたけど、九重がマネージャーを一緒に助けようと言っていればなぁ…と思います。

ドラマの中の話ではありますが、入り込んで観てしまいました。

他のリレーのメンバーは、マネージャーが拉致されたのを志摩や伊吹に教えてもらってましたからね。

犯罪を犯してしまったとはいえ、心に訴えかけるような言葉を警察が言えてたら…。

 

ただ犯人を捕まえるだけじゃなく、犯罪を犯してしまった人のその後まで考えるドラマになっています。

 

このドラマの第3話の感想はこちら。↓ 

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次回も成川くんのことやってくれるのかな?

予告では志摩の過去の事をやるみたいです。志摩の過去も気になるけど!

 

どちらも同時に話は進むのかな??

どちらも気になる話で、次回が待ち遠しいです。

 

以上、『MIU404』第5話を見た感想でした。

 

 

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全話の感想

全話の感想はこちら。↓

https://www.lovetv.site/entry/miu404-kansou1#全話の感想