毎週木曜夜9時、テレビ朝日系で放送中のドラマ『BG~身辺警護人~』。7月16日に第5話が放送されました。
第4話の感想はこちら。↓
おもな登場人物
<<島崎警備>>
- 島崎章:木村拓哉さん…優秀なボディーガード。第1シリーズでは『日ノ出警備保障』で身辺警護課にいた。第2シリーズでは『日ノ出警備保障』が『KICS CORP』に買収され『KICKS ガード』となり政財界のVIP限定の警備をするようになる。ある事件をきっかけに劉社長のやり方に反発して退職。単独で警備の仕事をすることにしたが、高梨が押し掛けてきた。離婚して息子の瞬を育てている。
- 高梨雅也:斎藤工さん…元自衛隊員。島崎と同じく『日ノ出警備保障』から一緒のボディーガード。島崎が退職した理由を尋ねに事務所に行ったところ、島崎と一緒に依頼人を護ることになった。それを理由に会社をクビになりそうになっている。島崎の事を"おっさん"と呼び反抗する態度を取りながらも、仕事の面では認めているところもある。。独立した島崎の事務所を訪ね、そのまま一緒に松野という依頼人のボディーガードをし、KICKSガードを辞めて島崎警備に押しかけるように入る。菅沼と付き合っていたが、島崎のもとへ行ったことで関係が壊れる。
<<KICKS ガード>>
- 菅沼まゆ:菜々緒さん…島崎と同じく『日ノ出警備保障』から一緒のボディーガード。『KICKS ガード』の劉社長に認められ、島崎退職後リーダーに抜擢される。島崎を手伝ったことでクビになった高梨と激怒している。劉社長から経営側にならないか?という誘いを受け、執行役員に。
- 沢口正太郎:間宮祥太朗さん…島崎と同じく『日ノ出警備保障』から一緒のボディーガード。『日ノ出…』では新人だったが、今では成長してチームを指揮できるほどになっている。ベテランの島崎と高梨の突然の退職に疑問を持っている。
- 小俣健三:勝村政信さん…『KICKS ガード』身辺警備課長。警視庁警護課出身。劉社長の経営方針に忠実に従っており、部下の行動に目を光らせている。
- 劉光明:仲村トオルさん…『日ノ出警備保障』を買収した『KICKS CORP』の社長。IT界の寵児。警備業界に参入し、通信を含めた新しい警備技術を開発するのが目的。利益重視で『KICKS ガード』をVIP限定の警備にする。島崎の腕を高く買っていたが、自分の考えに反抗して独立した島崎らを良く思っていない。5年前に恋人を銃撃された際、ボディーガードが体を張ってくれなかったが、責任を負わなくてもいいと知り、警備業界に興味を持つ。
<<その他>>
- 笠松多佳子:市川実日子さん…『白山総合病院』の整形外科医。『日ノ出警備保障』が『KICKS CORP』に買収される前からの契約医。警備で怪我をしたボディーガードを診ている。第3話で島崎から護ってもらった事で心動いてる?
- 島崎瞬:田中奏生さん…島崎の息子。中学3年生。思春期で少々反抗的。父の仕事を冷静に見ているが、危険な仕事の為辞めて欲しいと思っている。
- 中島小次郎:道枝駿佑さん…島崎が独立して構えた事務所のビルの1階にあるカフェ『ジャンクション』でアルバイトをする大学生。遠慮のない性格で、グイグイ話しかけてくる。
- 謎の男(加藤):中村織央さん…第1話の政治家・桑田のパーティーで襲撃しようとしていたところを島崎らに取り押さえられた。後日、桑田の秘書から金を受け取っているのを島崎に問い詰められ、雇われてやったことだと告白。そのまま逃げていた。島崎らが警護する場に度々現れる。
第5話のあらすじ
KICKS CORPで働く秘書チームの角田凪子(成海璃子さん)が、帰宅途中ひったくりに遭いスマホを盗まれ、怪我を負った。凪子は沢口の彼女。
沢口から連絡を受けた島崎は、白山総合病院の笠松先生に緊急処置をお願い。
凪子は幸い軽傷で済んだが、笠松から凪子が防犯ブザーをいくつも持っていると聞かされた島崎。
理由を聞くとストーカーに狙われているという。心配になった沢口は、島崎と高梨に警護を依頼した。
翌日。帰宅する凪子を警護する島崎と高梨は、ストーカーに怯えているはずの凪子が、周りを気にする態度でないことに違和感を覚え始める。
が、自宅マンションのエントランスに入った途端、奥でしゃがみこんでいた人物を見て悲鳴を上げる凪子。
作業着を着たその男を高梨が追いかけ捕まえてみると…なんとKICKSガードの元上司・小俣課長だった。
島崎警備の事務所で小俣に事情を聞く島崎。小俣はストーカーではないと言う。
一方、凪子には高梨が話を聞いていた。凪子は小俣が待ち伏せしていたことを沢口には黙っていて欲しいという。小俣が沢口の上司なので、感情的になってはいけないというのだ。
凪子の言うことに納得はしていなかったが、高梨は犯人を拘束出来なかったと嘘をついた。
凪子はこれ以上の警護はいいと、一方的に警護の終了を告げたのだった。
凪子の意向を受けて、小俣は解放。
島崎は凪子には何か知られたくないことがあるのだろうと納得するしかなかった。
翌日。島崎と高梨は出勤する凪子のもとを訪れ、任務は終わっていないと告げた。
凪子は、ストーカーは小俣ではなくまさかの人物だと告白。
以前、凪子が夜一人で残業をしている時に食事誘ってきたことがあったといい、その時は付き合ってる人がいるからと断ったのだという。
が、ロッカーのカギが勝手に開けられたり、自宅のPCに誰かがログインした痕跡があったこともあった。スマホを盗まれたのも、断った腹いせだろうと推測する凪子。
島崎は、何故沢口に黙っているのか?と凪子に尋ねる。
凪子は、その男に自宅に侵入され強引にキスまでされたこともあり、警察を呼ぶと言うと、沢口にバラすと脅されていたのだ。
沢口にキスだけで済んだのかと思われるのが怖かったという。
島崎は「我慢しててもストーカーは諦めません。」と言い、小俣が口封じに動いていたのとなると、組織としても許せない。しっかり闘いましょう。と説得。
島崎に背中を凪子は、その男を会社の会議室に呼び出した。
島崎と高梨に護られながら出勤した凪子。途中で菅沼とすれ違い「任務中。」と答える高梨。
男は小俣と共に、劉に対応の仕方を仰いでいた。
なかなか会議室に来ない男にしびれを切らした島崎は、凪子を会議室に残して男を迎えに行った。
島崎が向かったのは小俣がいる身辺警備課。小俣に取り次いで欲しいと迫った。
凪子は、島崎と高梨を伴って劉が待つ社長室に入った。
そして社長のボディーガードとして、菅沼と沢口も呼び出された。
窮地に立たされた男は、凪子のスマホを盗んだ理由を話し始めた。
ーー凪子へのストーカー事件には、ある秘密が隠されていた。
秘密を知った沢口はどう動くのか?
島崎は私情に流されずに仕事を全うする事が出来るのか?
というお話でした。
凪子がかわいそうすぎる
今回、警護対象者になった沢口の彼女の凪子さん。
めちゃくちゃひどい目に遭わされていて、見てて辛かったです。
会社にもちゃんとした扱いをされず、彼氏とも気まずくなって…。
全然スッキリ出来ず、消化不良でした。
劉はボディーガードを憎んでる
この第5話で、劉が警備業界に入ったきっかけをまた語っていました。
恋人の死とビジネスを分けて考えていると言いながら、やはり恋人を護ってくれなかったボディーガードを憎んでると認めていました。
「恨みと違って憎しみはモチベーションとなる。」と言ってたんですけど、分かるようで分からなかったです。
憎しみがあるからこそ、恋人を失った悲しみを二度と味わいたくない。と強く思える。
その力をビジネスに生かす。
けど、結局宣伝のためにボディーガードの命を軽く見たわけですよね?
恋人にされて悲しかったことを、ビジネスの為ならやってもいいって。どういう経路をたどったらそういう考えになるんだろうか…。
沢口も恋人を危険にさらされておきながら、まだ劉のところにいるみたいだし。
菅沼も役員になってKICKSに残ってるし。
よく理解できないまま話が進んでます。
笠松先生に夫?
前回、笠松先生を食事に誘って失敗していた島崎でしたが、今回は息子の瞬くんのアドバイスに背中を押されて食事にこじつけていました。
でもおしゃれなところじゃなくて、回転すし!!
第4話の最後に一人でラーメン屋さんに行き「男盛りラーメン」を食べていた笠松先生らしいお店のチョイス!
いいお年頃の二人の恋愛には、ほほえましいシチュエーションにニヤけました。
いい感じじゃないの~??と思っていたら、サラッと夫がいることを告白。
でも、今は独身。元夫さんは警察官だった人で、新婚3か月で亡くなってしまったという話でした。
悲しい過去を持っていた笠松先生。
でも本人は、いい時に置いて行かれて腹が立ったというのが本音で、島崎はそんな笠松先生の本音を引き出して、気持ちを楽にしてあげていました。
この二人、とっても合ってると思いました!
上手くいってほしいな~。
でも結婚は瞬くんが独立してからにしてあげて欲しい!
瞬くん、お母さんとお母さんの夫がイチャつくのが嫌で父のもとにきたと言ってたから、そこは待ってあげて欲しいなと思いました。
本筋のボディーガードの話を描きつつ、こういう島崎の家族の話とか恋愛の話を盛り込んでいるのがこのドラマの面白いところです!!
謎の男がまた出た!
今回こそ出ないだろうと思っていた中村織央さん演じる謎の男!
今回もまた最後に出てきて、今度は島崎と格闘してました。
その謎の男を見てしまった笠松先生が「どこかで見たことがある。」とひとこと。
もしかして亡くなった元夫に関係あるのかな??
ただの島崎への逆恨みだと思ってましたけど、警察にもお世話になるような人物なのかな?
それか、医者として診察したことある人物??
さすがに患者だったらしっかり覚えてるはずだから「見たことある。」という言い方はしないか…。
小俣があやしい
身辺警備課の小俣課長。
劉のやってることをどれだけ知ってるんだろうか?と思っていましたが、全部知ってるみたいです。
今回、最後に妙な動きをしていました。
第5話になって、劉に忠実に従ってると思っていた小俣が、前から菅沼を重用してきたことと、今回の事件の処理の仕方に不満を持っていたみたいです。
勝村政信さんのような名のある俳優さんが、これまで目立った動きをしてこないのは不思議といえば不思議でした。
はっきり言って、ノーマークでした。
ドラマの宣伝では劉と島崎の戦いにばかり注目していますが、KICKSの内部から崩壊しそうな感じ!!
菅沼と沢口の真意も今のところ分かっていません。
色々伏線が張り巡らされていますが、ドラマの終盤に向けてどんな風に回収していくのか楽しみです!!
私の望みとしては、元日ノ出警備の島崎、高梨、菅沼、沢口にまた一緒に「誤差なし!!」って言って仕事して欲しいです!
まさかここにきて小俣課長にまで動きが出てくるとは…!!
最後は納得のいく最後で結んで欲しいです。
以上、『BG~身辺警護人~』第5話を見た感想でした。
全話の感想
全話の感想はこちら。↓
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