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MIU404 第8話<君の笑顔>の感想とあらすじ

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毎週金曜夜10時からTBS系列で放送中のドラマ『MIU404』。8月14日に第8話が放送されました。

www.tbs.co.jp

 

前回第7話の感想はこちら。↓ 

 

 

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おもな登場人物

  • 伊吹藍:綾野剛さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は巡査部長。志摩とバディを組む。404号車。8年間奥多摩で交番勤務。第4機動捜査隊として警視庁に呼ばれる。奥多摩の前に勤務していた部署はどこの短期間で、当時の同僚からは「足が速い。」としかいいところがないと言われる。
  • 志摩一未:星野源さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は巡査部長。伊吹とバディを組む。404号車。以前捜査一課にいたことがあり、所轄から桔梗の運転手を経て、第4機動捜査隊に異動となる。捜査一課の優秀な捜査官だったが、バディだった相棒の不祥事を起こした後に死亡。救えなかったことが今もトラウマになっている。自分も他人も信用しない。
  • 陣馬耕平:橋本じゅんさん…第4機動捜査隊班長。階級は警部補。九重とバディを組む。401号車。第1機動捜査隊にいたが、桔梗と一緒に第4機動捜査隊に異動してきた。上から目線な九重を怒る事もなく、余裕ある態度で仕事を教える。ガサツだが熱い人。志摩とバディを組んでいたことがある。
  • 九重世人(九ちゃん):岡田健史さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は警部補。警察庁九重刑事局長の息子。キャリアで上から目線。陣馬とバディを組む。401号車。陣馬のやり方を冷めた目で見ていたが、現場で得た知識を吸収し、徐々に陣馬といいコンビになってきている。時々福岡なまりになる。
  • 桔梗ゆづる:麻生久美子さん…警視庁刑事部・第1機動捜査隊と第4機動捜査隊の隊長を兼任。階級は警視。機動捜査隊を四部制を立案し、刑事部長の我孫子豆治に訴えていたのが通った。志摩と捜査一課で一緒に働いたことがあり、信頼している。亡くなった夫との間に幼い息子がいる。自宅に捜査協力者だった羽野麦をかくまっている。第7話で自宅に盗聴器を仕掛けられていることに気づく。
  • 我孫子豆治(マメジ):生瀬勝久さん…警視庁刑事部・刑事部長。階級は警視監。桔梗にガンガン要求されるのを、気弱な態度で受け入れていると見せかけてしっかり条件をつけている。
  • 糸巻貴志:金井勇太さん…警視庁刑事部・第1機動捜査隊隊員。スパイダー班。階級は巡査部長。SNSのリアルタイム監視や、防犯カメラ映像の解析などを行っている。
  • 桔梗ゆたか:番家天嵩さん…桔梗の息子。
  • 羽野麦(ハムちゃん):黒川智花さん…桔梗が過去の暴力団が関わる事件で協力してもらった情報提供者。主犯のエトリが逮捕されず、裏切り者として今でも追われているため、桔梗の家で匿っている。普段はゆたかの世話をして暮らしている。
  • 成川岳:鈴鹿央士さん…第3話で登場したいたずら通報をした高校生。他の高校生は逮捕されたが、いまだに逃走中。
  • 久住:菅田将暉さん…第3話の最後に登場したドラッグの売人。

 

第8話のあらすじ

桔梗宅の給湯器に仕掛けられた盗聴器について警察の捜査が入った。

桔梗は給湯器が壊れてから修理に至るまでの経過を捜査員に話した。盗聴器は誰もが分かるようなものだったことから、桔梗が警察官だとは知らない者の犯行だと推測。

 かつて闇カジノを内部告発した羽野麦を狙ったものの犯行だと思われた。

伊吹の助言で羽野麦と、桔梗の息子・ゆたかを別の場所へ移すことになった。

2か月後。

新しい住まいに正式に引っ越して、ゆたかも新しい小学校に通うことになった。

しかし未だエトリに関する情報は得られず、修理の立ち合いの途中で電話で出た志摩と電話を掛けた伊吹それぞれが責任を感じ、パトロールの合間に麦とゆたかの住まいに顔を出し生活を見守っていた。

 

そんな時、八王子南署管内の山中で人の遺体が発見された。

初動捜査に駆けつけた志摩と伊吹。

死後1か月ほど経った20代~40代の男性の遺体が袋に入れられた遺体と対面。袋には縄がかけられ荷札のようなものをかかっていた。

遺体には胸に刺し傷5か所。両手の指が親指と小指が残されあとは切断され、首にはクリスチャンなのかロザリオがかかっていた。

遺体発見現場には、今や登録40万人超えの人気ナウチューバーとなったRECが雇ったカメラマンも数人撮影に来ていた。

そこへ捜査一課の刈谷(酒向芳さん)が現れ、捜査員全員に「本件はこれより捜査一課の担当になる!情報は全て機捜ではなく、直接俺に上げるように!」と宣言。

捜査一課は、この事件は単独ではなく未解決の連続猟奇殺人事件だとにらんでいたからだ。

捜査会議に参加した伊吹と志摩。

20年前、千葉の海であがった遺体。15年前、荒川区の自然公園で発見された遺体。どちらも胸をめった刺しの後、手の3本の指が切断されていた。同じ手口。

遺体にかけられていた荷札にはどちらも「兽」。中国語で獣を意味する漢字。さらに遺体の状況と荷札の漢字は公表されておらず、犯人でなければ知らない情報だった。

今回の被害者は堀内という41歳の男性で、前科2犯。2回服役していた人物。殺されて1か月だが、捜索願も出されていなかった。

志摩と伊吹は捜査一課の手伝いをさせられることになり、『UDIラボ』という不自然死究明研究所まで解剖結果を聞きに行くのについて行った。

が、研究所内には入れてもらえず外で待つことに。

伊吹は刈谷が車に置いて行った捜査資料を盗み見て、被害者の堀内を最初に逮捕した茨城県警の刑事が、伊吹が学生時代に世話になった恩人の蒲郡(小日向文世さん)だった。

 

伊吹と志摩は蒲郡の自宅へ向かい、堀内について話を聞いた。

蒲郡は、堀内のことを人懐っこい人物だと言い、取り調べの時は泣いて謝っていたのに、2年服役して出てきて今度は職場で窃盗。そのまま逃げて、逃げた先で傷害と強姦未遂。5年服役したという。

小心者なのにカッとなりやすい性格だと評した。

 

志摩が堀内の最後の職場が中野のパチンコ屋で、ここも職場で喧嘩となりクビになっていると説明。

蒲郡はギャンブルがらみで揉めたと聞いたと言ったが、その先が思い出せない様子だった。

志摩は蒲郡が認知症の人が使う薬を飲んでいることをチェックしていた。記憶が確かでないのもそのせいだと推測。蒲郡は半年前に奥さんが病気で他界。子供もいない。

志摩はこの先一人暮らしのままでは心配と言い、伊吹は何やら考えるのだった。

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解剖の結果、指の怪我に生体反応があり生きたまま指を切断されたことが判明。強い殺意を抱く者の犯行と思われた。

捜査一課の調べによると、容疑者は2人。

1人目は、職場を辞める原因となったパチンコ屋で喧嘩した相手・菅沼。1件目の遺体発見現場の千葉で、菅沼は当時35歳。同じ千葉に住んでいたことが分かっている。

2人目は、中古車販売業者の峰岸。店の車を堀内に貸したところ、勝手に売り飛ばして揉めていた。千葉の事件当時峰岸は14歳。仙台に住んでいたという。

捜査会議で手を挙げた伊吹は「被害者の堀内は小心者なのにカッとなりやすい性格だった。峰岸との間に何かあって車を売って怒らせた可能性がある。」と口をはさむ。

知らない情報を言い出した伊吹に刈谷が怒り、志摩が堀内をかつて逮捕した蒲郡からの情報だと明かしてその場をおさめた。

 

伊吹と志摩は、会議の帰りに麦とゆたかのいるマンションに立ち寄り、八王子のお土産を手渡す。

麦は桔梗とゆたかの生活を巻き込んでいることを負担に感じており「いつまで迷惑をかければいいの?」と伊吹に漏らした。

そんな麦に伊吹は唐突に「俺と住む?」と言う。伊吹は、蒲郡と麦と自分の一人者同士3人で暮らそうと提案。

少し認知があるが元刑事の蒲郡と、4日に1度は非番がある自分が一緒にいれば安心と明るく麦を誘うのだった。

 

『UDIラボ』の神倉所長(松重豊さん)から志摩に連絡があり、翌日伊吹と会いに行った。『UDIラボ』の解剖医・中堂と捜査一課の刈谷が揉めてしまったので、志摩に言ってきたのだ。

連続殺人と聞いた中堂が独自に過去2件に調べたところ、不自然なところが見つかったという。

前回の殺人での指の切断の仕方と、今回の事件の指の切断では向きが違うとのことだった。

堀内の場合、椅子に座らされた状態で手を固定され切断されているという。堀内には両腕の手首と肘の内側に表皮の剥離があった。

しかし過去の事件では、背中や手の甲側に擦り傷があり、仰向けにされた状態で切断されたとみられるのだ。

手口が同じようで違う。連続殺人事件ではないということだった。

志摩と伊吹はこのことを桔梗に報告。桔梗からマメジに進言しにいった。

 

話を聞いた九重は、中の指3本を切断するやり方が、長崎・雲仙でのキリシタンへの拷問のやり方の1つに似ていると言う。

俗説だが「この者は人間に非ず。獣である。」という意味があったという。

遺体にかけられていた荷札の文字も「兽」。けものの意味。

志摩は堀内の事件を単独の事件と考え、堀内に貸した車を勝手に売られた容疑者の中古車販売業の峰岸が何か関連あるのでは?と考えた。

 

連続殺人事件ではないと機捜が進言したと知った刈谷が、勝手なことはするなと志摩に釘を刺しにやって来た。

蒲郡にも話を聞きに行った刈谷は蒲郡の経歴を調べて、認知の症状が病気ではなく事故が起因の症状だと教えた。

志摩は事故について調べ、蒲郡が妻と共に交通事故に遭い、妻・麗子は内臓破裂で即死。蒲郡自身は外傷による高次脳機能障害を負っていたことを知る。

 

同じ頃一人で蒲郡を訪ねていた伊吹は、堀内のことについて重要なことを思い出していないか話を聞いていた。

思い出せない様子の蒲郡に、麦も一緒に3人で同居したいと申し出た伊吹。

今でも麗子の手押し車を置いたままで、麗子のことばかり話す蒲郡に「思い出は思い出として、大切これからは自分の人生もっと考えないと。」と涙ながらに訴える伊吹だった。

 

志摩は蒲郡夫妻が事故に遭った現場写真を見てあることに気づき、容疑者の1人・峰岸に会いに行った。

 

ーー峰岸が貸した車と、堀内が殺害されたことはどうつながっているのか?

志摩と伊吹が違う方向で事件の真相に近づいていくーーー!!!

 

 …というお話でした。

 

RECが儲かっていた

遺体発見現場にまたもや現れていたナウチューバーの人間たち。

これまでだったらREC本人が来ていましたが、ベトナム人実習生を装ったコンビニ強盗事件以来、登録者数を伸ばし、今やバイトを雇えるほど儲かっていました。

徐々に環境が変わっていってます!!

正義感に満ちて報道するのはいいですけど、核心を突き過ぎて怖い目に遭わなければいいですけど…。

今やカメラマンまで雇う立場になって、色んな人を既に巻き込んでますからね~~。

RECものちのち重要な人物になっていくんでしょうか?

警察も知らない情報を掴んで怖い目に遭いそうです……。

 

ハムちゃんに賞金がかかってた

前回桔梗の家で見つかった盗聴器。

よく警察官の家に仕掛けられるな~~と思っていたら、今回桔梗本人が自分が警察官と知っての犯行じゃないだろうと言っていました。

羽野麦狙いの犯行と推測してました。

 

あと、暴力団らしき人たちにドラッグを売りに来た成川くんが偶然ハムちゃんが映った画像を見つけ、「見たことがある。」と証言していました。

ハムちゃんには賞金1000万円がかかっているそうで、暴力団の人たちの中で情報が回ってるみたいです。

賞金1000万円って。びっくりしました。

どんな人なんでしょうか?エトリって。怖い人です。

 

成川くんも、コンビニでゆたかに飲み物を買ってあげてる時はまだ優しい少年だったのにーー!!

ハムちゃんのこと見たことがあるなんて、無邪気に教えてんじゃないよ!!

未だに自分がどんな怖い環境に置かれているか分かってない様子の成川くん。

またこの子のせいで誰かの人生が狂わされてしまうかもしれない!

ハムちゃんの人生まで変えて欲しくないです!!

 

UDIラボ登場!

『アンナチュラル』のUDIラボ。今回の事件の解剖をお願いする施設として登場していました。

井浦新さんが演じられていた中堂が、連続殺人事件を調べたということで名前だけ出ていました。

2つのドラマがつながってるのが面白いですね!!

しかも中堂が調べた内容が事件解決の糸口になっていくーー!!てのがまたよかったです。

 

事件の真相がエグくて引いた

今回の事件の真相は直視できない内容で、かなりビビりながら見ました。

いつも物語の最後に泣かせてもらって、いいドラマだなぁ~~なんて感動してたんですが、今回のはそりゃないよ!って感じでした。

 

 

今回の話は涙が出なかった…。恐ろしさが先に立ってしまいました。

ちょっと今回は犯人に感情移入は出来なかったです。

 

九ちゃんが言っていた雲仙のキリシタンの話と、今回の事件の発想がつながっていて怖かったです。

今回出番が少なかった九ちゃんでしたが、事件解決に一役買っていました。

もっと出て欲しかったな~。

 

次回は、桔梗の家の盗聴器と成川くんの逃走がつながっていくようです。

あと、予告の映像で関西出身の菅田将暉さんが発していた「道頓堀」のイントネーションが違うことが気になったのは私だけではないはずーーー!!!

 

色々楽しみにしながら次回の放送を待ちたいと思います。

 

以上、『MIU404』第8話を見た感想でした。

 

 

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全話の感想

全話の感想はこちら。↓

https://www.lovetv.site/entry/miu404-kansou1#全話の感想