ぴえーるのテレビブログ

ドラマ・旅番組・漫画の感想ほか色々書いてる雑記ブログ

7/12放送・戦国大河ドラマ名場面スペシャル『秀吉』の感想

スポンサーリンク

6月7日の第21回「決戦!桶狭間」の放送を最後に、大河ドラマ『麒麟がくる』が放送休止となりました。

その次の週から始まった『麒麟がくるまでお待ちください 戦国大河ドラマ名場面スペシャル』。

お笑い芸人"麒麟"の川島明さん、松村邦洋さん、そして俳優の高橋英樹さんが毎回出演。

高橋英樹さんは演じる側からの立場で感想をおっしゃるし、大河ドラマ好きの松村邦洋さんは、抜群の記憶力から名シーンをものまねで再現され、一方向だけではない感想が面白かったです。

先週は東京都知事の選挙の開票速報でお休みしていました。

 

7月12日は『秀吉』の名場面が放送されていました。

ゲストに『秀吉』で豊臣秀吉を演じられた竹中直人さんが出演。明智光秀を演じた村上弘明さんはVTRでのご出演でした。

私はこの『秀吉』の明智光秀が一番記憶に残っていて、光秀のイメージはこの時の村上弘明さんの光秀なのです。

なので、『秀吉』の時の明智光秀が見られると知り、放送までめちゃくちゃ楽しみにしていました。

 

竹中直人さんにとっての大河ドラマ『秀吉』

スタジオ出演されていた主役・豊臣秀吉を演じられた竹中直人さん。

竹中さんにとって『秀吉』とは?の問いに「楽しかったですね。もうテンションを落とさないっていうか…。朝から夜中までずっとテンション上げっぱなしの日々でしたね。所作とか全て取っ払ってデタラメな大河にしましょうっていうのが最初のお約束。」と答えてらっしゃいました。

竹中さんの言葉を受け、高橋英樹さんが「演者によってそのドラマの特徴というか、全てが変わってきて新しい解釈でなんか一つの人物を見ることが出来るっていうのがこれがまた大河の楽しさの一つ。」とおっしゃっていました。

松村邦洋さんは「竹中さんの秀吉が走り回るのは、本当に秀吉ってこんなんだったのかなってちょっと思ってしまうくらい入り込んでしまいますよね。」とおっしゃっていました。

 

ーーこれはもう本当にその通りで、私もリアルタイムで見ていましたが、竹中直人さんの秀吉がもう私の中での秀吉です。

あとの人でいうと香川照之さんが近いなと思う人ですけど。竹中直人さんの秀吉のイメージが強すぎて、あとの人がずっとかすんでいます。

『麒麟がくる』の佐々木蔵之介さんがどうもまだしっくりきていません。

まだ少ししか登場してないし、どうなるかはこれからのお楽しみです…。

 

信長との出会い

番組ではまず『秀吉』での、秀吉と渡哲也さん演じる信長との出会いのシーンが紹介されていました。

秀吉がまだ日吉という名で放浪の旅を出ていた時に、ある屋敷の納屋で昼寝していたところ、信長の長男・奇妙丸から「猿」と言ってからかわれます。

そこは信長の側室の屋敷だったのです。

奇妙丸が日吉を「猿退治じゃ。」と言いながら扇子で叩いて遊んでいたのを見つけて、奇妙丸を投げ飛ばし「猿ではない。人じゃ。」と言って叱ったのがはじまり。

日吉は「猿ではなく人。」と言ってくれた言葉に感動し、信長に惚れこみます。

そこから勝手に屋敷に出入りして雑用をし、信長の家来になる為、なりふり構わないアピールをしていっていました。

有名な草履を温めておくエピソードも紹介。最初は尻に敷いていたと誤解していた信長に、胸に抱いていたとアピール。

いきなり小者頭に任命され家臣となったのでした。

 

おねにも猛アピール

信長との出会いの次は、沢口靖子さん演じるおねへのアピールも紹介。

武士の娘で、身分違いだったおねに一目惚れ。おねが信長へと作ったおにぎりを勝手に横取り。

「俺の嫁になってくだされ。」と信長や他の家臣の人や民衆がいる前で堂々プロポーズしていました。それを目撃した人々は大笑い。

養父にまで求婚してくる藤吉郎に大激怒のおね。

猿と呼ばれている人に好かれていることを恥ずかしく思ったおねは、泣いてしまうのでした。

 

けれど、心のどこかで秀吉のことを思っていることに気づいたおねは、蛍が舞う祭の夜に、秀吉との結婚を受け入れたのでした。

 

この祭りの夜のホタルのシーン。めちゃくちゃキレイでした!!

月明りか、ちょうちんの光か、蛍の光か、ボーっと沢口靖子さん演じるおねの顔を照らしていて、幻想的で素敵なシーンでした。

 

ーー番組では紹介されてなかったですけど、最初おねは、利家の事が好きで利家と結婚したいと思っていたという設定でした。

それなのに秀吉に好かれて付きまとわれて、利家に誤解されるのも嫌だし、とても迷惑がっていました。

でも利家が知らない間にまつと結婚すると聞いて失恋。猛アピールしてくる秀吉を次第に好きになり結婚した。という話でした。

おねの母には反対されて、かけおち同然の結婚というドラマティックな結婚でした。

 

今もキレイですけど、この頃の沢口靖子さんが顔がちっちゃくて本当にキレイで、当時竹中直人さんの妻役~??とかなり驚いたのを覚えています。

松村邦洋さんが「美女と野獣」って言ってましたけど、リアルタイムで見ていた当時、私もそう思っていました。

 

花嫁衣裳を着たおねなんて、もうテレビの前で見惚れましたよ!!

そのおねを一目見たいと、市原悦子さん演じる秀吉の母・なかが、そーっと見に来るんです。

そのなかが、おねを見て見惚れた表情が、こっちまで泣けてくるほどいい表情をしていました。

侍になった息子の祝言に、百姓の母の自分が会いに行けないって遠慮してるんですよ~~!!!

そして祝いのわらじをそっと置いて帰るんですが、このシーンが切なかったです!!

 

番組ではここのところまでは紹介してなかったですけど、この祝言を見に来るお母さんのシーンも素敵だったんですよ~!!!

 

心配御無用!

当時流行語にもなった「心配御無用!」

脚本に書かれていたこのセリフを、そのままじゃつまらないので、その場で手の振りをつけてやったのが始まりだそうです。

それが定番になって流行語にまでなったとのこと。

番組では、大河ウォッチャーの松村邦洋さんが、放送当時の1996年。アトランタオリンピックで放送がお休みになる回を前に「頑張れニッポン!心配御無用!」と言っていたと証言していたんです。

竹中直人さんは「よく覚えてるな~。」と驚かれていました。

番組では実際、その時に流れた予告を放送していたんですけど、松村さんが言ったセリフ、そのままでびっくりしました。

驚異の記憶力です!!

 

私もこの『秀吉』がきっかけで大河を好きになり見るようになりましたが、こんな予告のところまで正確に覚えているなんて、本当によく見てるんだな~と感心しました。

おそるべし!松村邦洋!!

 

脇役がスゴイ

秀吉では、脇を固める俳優さんたちも豪華でした。

 

  • 千利休仲代達矢さん
  • 徳川家康西村雅彦さん
  • がんまく(石川五右衛門)赤井英和さん
  • 蜂須賀小六大仁田厚さん
  • 石田三成小栗旬さん

 

この5人を紹介されていましたけど、私は石田三成が子役の小栗旬さんだったとは覚えていませんでしたね~。GTOの時の小栗さんは覚えてますけど。

大人になった石田三成が、真田広之さんだったのはしっかり覚えてました!松たか子さん演じる茶々に、ちょっと誘惑されてるような感じもあったんですよね~。

 

仲代達矢さんの千利休も強烈でした!よく覚えています。

私の中で千利休は仲代達矢さんですよ!!!

秀吉と価値観がだんだん合わなくなり、庭の花を全部利休が摘み取ってしまって、庭中に花びらが散乱するシーンなんて、とても印象的でした。

 

光秀との出会い

やはり忘れてはならないのが、明智光秀を演じられた村上弘明さん!!

番組では秀吉と光秀の名シーンを紹介していました。

 

2人の出会いはまだ信長に仕える前。

農民として田んぼでドジョウをとっていた秀吉に、「ドジョウをとって欲しい。」と光秀が頼んだのがきっかけでした。

当時光秀は病気の妻を抱えて放浪している途中。そんな病人の姿を見かけた秀吉は川に入って、コイを手づかみでとってくれたのでした。

『秀吉』での村上さんの光秀も、背中に鉄砲を背負っていて、今の『麒麟がくる』に通じるなぁと思いました。

秀吉に鉄砲を撃ってみせていたシーンも出ていました。

 

村上弘明さんがVTR出演をして、当時の番組プロデューサーに「光秀の"逆賊"というイメージを払拭したい。」と言われていたと明かされていました。

「昔の風習を大事にする。秩序だった平和な世の中を作る。」という思いがあったんじゃないか?とお話されていました。

 

『秀吉』放送当時の村上さんの光秀もカッコよかったですが、現在の村上さんもカッコイイ!!

イメージが崩れないまま今に至ってます!すばらしい!

 

秀吉と光秀ライバル対決

十数年後秀吉と光秀は再会。

秀吉は着実に信長の家臣として実績をあげていくなか、光秀は玉置浩二さん演じる足利義昭に仕え、信長と仲介役をしていました。

光秀は義昭に代わり、義昭を奉じて上洛せよとの命令を伝えます。

そして光秀を気に入った信長に、将軍との関係はそのままに4000貫で家臣にしたいと言われます。

あまりの高待遇に驚く光秀。この時2500貫だった秀吉から、激しくライバル心を燃やされます。

 

信長が反抗的な態度を取る堺の商人から、矢銭(軍資金)2万貫を取り立てるように光秀に命令。

しかし、光秀よりリードしたい秀吉が、堺から矢銭を取る信長の狙いを説き、見事光秀からその役目を横取りします。

そして1年かけて本当に取ってきて、信長からの信頼を得たのでした。

 

これはなりふり構わない態度ですね~。

光秀も断って抵抗してましたけど、信長の狙いをズバリと言い当てて、手柄をさらっていくあたりが、元々の武士だったら恥だと思ってできないことだと思います。

 

こんなにむき出しにライバル関係が描かれていた『秀吉』!!

今見ても面白いです!!

 

撮影裏でもライバルの秀吉と光秀

村上弘明さんは、撮影の裏話を明かしてくれていました。

ある軍議のシーンの合間。

信長役の渡さんがタバコを吸っていたそう。村上さんも吸わないのか?と問われ、やめたと答えると「そんなつまんない。1本どうよ。」とすすめられたといいます。

そこで「御屋形様が言うんで。」と吸っていたら、竹中氏がじとーっと見ていたとのこと。

「羨ましいそうに見ている。それを見た時、このトライアングル。役が成立している気がしました。」と笑って明かしてくれていました。

 

これは面白いエピソードだと思いました!!!

本当に竹中さんは御屋形様の愛が欲しくて、村上さんの光秀と張り合ってる。

ほほえましいエピソードと思うのと同時に、だからこそあのドラマは面白かったんだ!と改めて思いました。

 

延暦寺焼き討ちでの秀吉と光秀

次に、比叡山延暦寺焼き討ちせよとの信長との命令。

光秀は昔からの仏教を説き、焼き討ちをすれば信長が悪逆の人だと思うと真っ向から反抗。

しかし秀吉は最初は光秀と同じ考えだと言いますが、信長が自分の命令に従わないことに激高。すると秀吉は「御屋形様が神。」と言って反抗しないと言い切る。

御屋形様に食べさせてもらって命をつないでいる身だから、比叡山を全て焼き尽くす。と考えを変えるのでした。

 

このシーンが、秀吉と光秀の考え方の違いがよくわかるシーンとして紹介されていました。

 

このシーンを振り返り村上さんは、即座にハイとは言わない。秀吉とか他の家臣だったら、「はい。かしこまりました。」って言うんでしょうけど、なまじ知識教養があるだけに、「もしこれを行ったら…。」と先の事を考えるわけですよね。そこまでの返事をするまでの間。それが信長の光秀に対する気に入らない部分でもあったんだと思う。

と信長と光秀の関係を分析しておっしゃっていました。

これは納得ですよね~。

高橋英樹さんはそんな村上さんに対して「非常によく分析して光秀を演じてらっしゃる。」と評していました。

 

光秀と秀吉の嫉妬合戦

そのあと、光秀は先に坂本城。2年後に秀吉が長浜城を持つ城持ち大名に。

ある日。長浜城で信長が来るのを待っていた秀吉だったが、信長は光秀の坂本城へ行ってしまいます。

「わしよりも明智殿の方が好きなんじゃ!」と暴れまくる秀吉。

坂本城へ乗り込み、信長の前で百姓の「田植え歌」を母・なかと一緒に踊って、笑いをさらっていました。

 

大笑いする信長に泣いて喜ぶ秀吉。秀吉をねぎらう信長を、何とも言えない表情で見つめる光秀のシーンが紹介されていました。

その時を振り返り村上さんは「ああできない光秀がいる。武将として出来ること出来ないこと。表に出せるか出せないか。それを自由闊達に出している秀吉に非常に羨ましさを感じていたんじゃないでしょうか?」とおっしゃっていました。

 

竹中直人さんも「常に愛されたいっていう気持ち。上司に。僕にとっては渡さんに愛されたい。っていうそれだけに向かってたっていうだけですけどね。その本能が自分を動かしてきた。」とおっしゃていました。

 

松村邦洋さんは「お互いが競ってるから織田家が大きくなるし。この2人って最高だと思うんですよね。」と光秀と秀吉の関係について語っていました。

 

二人とも、きっと信長が一番で信長の事ばかり見たかったんでしょうけど、それにはチラチラと邪魔なヤツがいたってことなんでしょう…。光秀には秀吉。秀吉には光秀。

どちらも無視できない。力もきっと認め合ってる。

いいライバルですよね。ライバルがいたからこそ、本来の自分の力以上の力が出ていたのかなぁ?

 

このぶつかり合いが撮影の裏でも繰り広げられていたと今知って、得した気持ちになれました。

 

本能寺の変への悲劇

次に『秀吉』での、本能寺の変につながる事件を紹介していました。

それは丹波の波多野秀治の攻略を信長から命じられていた光秀。

争いを避けたかった光秀は和平交渉をし、野際陽子さん演じる母・美を人質に差し出しました。

しかし、許しも得ず勝手に和平交渉をしたと激怒した信長が、波多野秀治を斬ったことで交渉決裂。信長から波多野家の皆殺しを命じられます。

急いで母のもとに駆け付けた光秀。

磔にされていた母に、約定が守られなかったことを謝ります。

母は「鬼の世は長くは続かぬ。鬼はきっと誰かに退治される。天下を…!」と言い残し処刑されていきました。

 

このことがきっかけで本能寺の変が起こり、光秀自身も秀吉が来る前に野盗に襲われました。

やってきた石川五右衛門に「この度の戦、人間の器量の違いにて、この光秀負け申した。」と言い残し亡くなりました。

 

こうやって自分の事まで冷静に分析するところが、何とも光秀らしい。と思いました。

この辺りはリアルタイムで見ていたんですが、ちゃんと覚えていなかったです。

母が強い人で、光秀にいつ動くべきか?とか嫁の煕子さんに厳しく言ったりとか、そういうやり取りは覚えてたんですけど、本能寺の変のきっかけになっていたとは、覚えていませんでした。

f:id:lovetv:20200714164425j:plain

この光秀の母の役を『麒麟がくる』では、石川さゆりさんです。

このシーンが描かれるのでしょうか?

光秀は辛いことばかり信長に強いられてるような気がします。

 

『麒麟がくる』の本能寺の変予想

最後に本能寺の変のシーンも紹介されていて、番組は終わりました。

 

この番組では紹介されていませんでしたけど、『秀吉』では濃姫・帰蝶さんじゃなく、斉藤慶子さん演じる吉乃がメインで出ていました。

吉乃の死が信長をどんどんおかしな方向に向かわせていった。という描き方もしていたように思います。

なので、本能寺でも濃姫は出てこなかったです。

 

ーー『麒麟がくる』ではどういう本能寺の変になるんでしょうか?

『麒麟がくる』では帰蝶が一緒に戦う!という『国盗り物語』と同じようなシーンになるのでは??

その前にまずは足利義昭と信長を会わせる場面に行かないと!!

 

でもまぁ、放送休止してくれたおかげで村上弘明さんと竹中直人さんの当時の撮影の裏話が聞けたし、自分としては大変満足しました!!

当時も『秀吉』好きでしたけど、今回のスペシャルを見てやっぱり好きだなぁ~と思いました。

秀吉と光秀のライバル対決があったからこそ、信長がより魅力的に見えていたんだなと思いました。

『麒麟がくる』の佐々木蔵之介さんの秀吉と、長谷川博己さんの光秀もライバル対決するのかな?

 

早く『麒麟がくる』再開してほしいです!!

 

以上、戦国大河ドラマ名場面スペシャル『秀吉』を見た感想でした。

 

『麒麟がくる』関連の番組を見た感想

 『国盗り物語』の時の感想です。↓

www.lovetv.site

『英雄たちの選択』で、斎藤道三のことを取り上げられていた回の感想です。↓

www.lovetv.site