新型コロナ感染拡大の影響で放送開始が遅れていた木村拓哉さん主演の木曜ドラマ『BG~身辺警護人~』が6月18日夜9時にようやく第1話が放送されました。
このドラマは、2018年に第1シリーズが放送されていて、2020年版の放送が始まるまで傑作選が放送されていました。
2018年の時は私は最初は見ていなかったのですが、途中の回から見始めたらとても面白く、ハマりました。
主演の木村拓哉さんもいいのですが、私は上司の上川隆也さんが好きだったのに前シリーズで亡くなられて、もう続編はないだろうと予測していました。
今年の続編、上川さんなしに面白くなるのか?と心配しながら第1話を見させていただきました。
おもな登場人物
- 島崎章:木村拓哉さん…優秀なボディーガード。第1シリーズでは『日ノ出警備保障』で身辺警護課にいた。第2シリーズでは『日ノ出警備保障』が『KICS CORP』に買収され『KICKS ガード』となり政財界のVIP限定の警備をするようになる。ある事件をきっかけに劉社長のやり方に反発して退職。単独で警備をすることになった。離婚して息子の瞬を育てている。
<<KICKS ガード>>
- 高梨雅也:斎藤工さん…元自衛隊員。島崎と同じく『日ノ出警備保障』から一緒のボディーガード。島崎が退職した理由を尋ねに事務所に行ったところ、島崎と一緒に依頼人を護ることになった。それを理由に会社をクビになりそうになっている。島崎の事を"おっさん"と呼び反抗する態度を取りながらも、仕事の面では認めているところもある。菅沼と付き合っている。
- 菅沼まゆ:菜々緒さん…島崎と同じく『日ノ出警備保障』から一緒のボディーガード。『KICKS ガード』の劉社長に認められ、島崎退職後リーダーに抜擢される。島崎を手伝ったことでクビになりそうなってる高梨を心配している。
- 沢口正太郎:間宮祥太朗さん…島崎と同じく『日ノ出警備保障』から一緒のボディーガード。『日ノ出…』では新人だったが、今では成長してチームを指揮できるほどになっている。
- 小俣健三:勝村政信さん…『KICKS ガード』身辺警備課長。警視庁警護課出身。劉社長の経営方針に従い、部下の行動に目を光らせている。
- 劉光明:仲村トオルさん…『日ノ出警備保障』を買収した『KICKS CORP』の社長。IT界の寵児。警備業界に参入し、通信を含めた新しい警備技術を開発するのが目的。利益重視で『KICKS ガード』をVIP限定の警備にする。島崎の腕を高く買っていたが、自分の考えに反抗して独立した島崎を良く思っていない。
<<その他>>
- 笠松多佳子:市川実日子さん…『白山総合病院』の整形外科医。『日ノ出警備保障』が『KICKS CORP』に買収される前からの契約医。警備で怪我をしたボディーガードを診ている。
- 島崎瞬:田中奏生さん…島崎の息子。中学3年生。思春期で少々反抗的。父の仕事を冷静に見ているが、危険な仕事の為辞めて欲しいと思っている。
- 中島小次郎:道枝駿佑さん…島崎が独立して構えた事務所のビルの1階にあるカフェ『ジャンクション』でアルバイトをする大学生。遠慮のない性格で、グイグイ話しかけてくる。
第1話のあらすじ
『日ノ出警備保障』が買収され、『KICKS ガード』となった現在。
依頼人を政財界のVIPに限定するという経営方針に変わったものの、島崎、高梨、菅沼、沢口はそのままボディーガードを続けていた。
ある日。政治家の桑田のパーティーを警護する事になり、いまや1人前のボディーガードとなった沢口の指揮のもとに、パーティー会場でそれぞれ配置につき警備を行っていた。
島崎が会場のスタッフに扮し紛れていたある男をいち早く見つけ、高梨らと共に排除。島崎が腕にけがを負いつつも桑田を護った。
このことはマスコミにも大きく取り上げられ、『KICKS ガード』の経営者・劉社長はマスコミのインタビューに答え、結果『KICKS ガード』を大々的に宣伝する事になった。
そんな島崎のもとに、刑務所で服役中の関東工科大学の元講師・松野信介(青木崇高さん)から、警護を依頼する手紙が届いた。
「犯罪者の警護などありえない!」という小俣身辺警備課課長の言葉に、従ったふりをする島崎。
後日。刑務所に出向き、詳細を聞きにいった。
松野は3年前、研究室で事故をを起こし、研究員の伊丹綾子(竹島由夏さん)を窒息死させてしまった容疑がかかり、業務上過失致死罪で服役していた。
出所後、事件現場となった研究室に行き、伊丹に手を合わせたいのと、迷惑をかけた坂上教授(神保悟志さん)に謝りたい。
事件後マスコミが事故ではなく計画的な殺人だったのでは?と報道し、顔も知られているので、出所後大学に行くまで警護をして欲しい。という依頼内容だった。
松野の話を聞いて心動かされた島崎だったが、今の会社の方針では依頼を受けられないと丁寧に断ったのだった。
しかし諦めきれない島崎は、劉社長に直接依頼を受けたいと訴えたが却下された。
劉社長に会った帰り、桑田のパーティーで取り押さえた男を発見した島崎は後を追い、桑田の秘書から現金を受け取ったのを目撃してしまう。
男を追及し、ある事実を聞かされた島崎は劉社長を問い詰めたが、劉は全く動じる様子を見せない。
島崎は「社長の考えでは、金は守れても命を護ることはできません。」と非難。
劉は考えに従わないなら辞めてもらってもいいと言い、ボディーガード全体を侮辱するような発言をした。
島崎はバッチを置いて会社を去って行った。
息子の瞬に事情を話し、独立して松野の警護を引き受けることにした島崎。
出所する松野を迎えに行き、行く先々でどこで知ったか松野の出所を知り追ってくる人たちから護っていった。
宿泊先にも情報が流れてると読んだ島崎は、新しく借りた事務所に松野を連れていく。
しかしそこにもなぜか事件の被害者の遺族が現れ、襲撃されそうになる。
そんな窮地に現れたのが高梨だった。
高梨は、島崎が急に退職したことを不審に思い、島崎の自宅にまで行って息子の瞬に居所を聞き出し、事務所まで来ていたのだ。
1人での警護に限界を感じていた島崎は、高梨の協力を得ることにした。
島崎と高梨は無事、松野を大学まで送り届けることが出来るのか??
また、松野が隠していた真意とはーーー??
というお話でした。
新たな敵は仲村トオルさん?
前の第1シリーズでは、ライバル的な存在は江口洋介さんが演じる警視庁のSPでした。
警視庁では逮捕権があるが、ボディーガードはあくまで警護するだけで逮捕権を持たない。というので、対立する立場として描かれていました。
が、今回はまさかの同じ業界でのライバル。というか雇い主が敵だとは…!!
初回からまさかの展開でグッと引き込まれました。
ビジネスとして警護を利用されて、仲間を危険にさらされ憤る島崎の姿は熱くなりました!
第1シリーズは分かりやすい対立でしたかど、仲村トオルさん演じる劉は頭のいい人で、これから頭を使った対立になるのかと思うと、心理戦が展開されていくのでは?と予想されます。
面白くなるのかな??
前は上川隆也さん演じる村田課長がいざとなると矢面に立ってくれて守ってくれて頼もしかったんですけど、今回はそんな存在がいません!!
どんな話になっていくのでしょうか??
いつの間にか高梨と菅沼が…
あと驚いたのが、高梨と菅沼が今シリーズで付き合っていること!!
二人で仲良くジムに行って体力づくりをしていました。
第1シリーズでそんな素振りありましたっけ??
私が見逃していただけでしょうか?
高梨は彼女である菅沼が止めるのも聞かず、島崎のもとへ行ってて、どうやら島崎と合流する様子。
なんだか、前の職場の人を一人一人引っ張ってくるあたり、昨年放送されていた木村拓哉さん主演ドラマ『グランメゾン東京』に展開が似てませんか??
最終的にみんな集合するんでしょうか?
私としては上川さんがいないから、つまらんのですけどね!!
勝村さんが最終的にこちらに寝返ってくれるとかないのかな?
今のところ堅物で、そんなことしそうにないですが…。
第1シリーズで早々に上川さんを失ったのは痛かったと思います。
まさかシリーズが続くと思わなかったのかな?
次回は?
次回第2話は、川栄李奈さん演じる盲目のピアニストを警護する。というお話らしいです。
島崎に加えて高梨も仲間に入って、あとは誰が入るのかも楽しみです。
一話完結の話なので、途中から見てもいつからでも入っていけるドラマです!!
まだ見たことない方は、試しにご覧になって見てください!
面白いですよ!
以上、『BG~身辺警護人~』第1話を見た感想でした。