ぴえーるのテレビブログ

ドラマ・旅番組・漫画の感想ほか色々書いてる雑記ブログ

MIU404 第2話<切なる願い>の感想とあらすじ

スポンサーリンク

スポンサーリンク

毎週金曜夜10時からTBS系列で放送中のドラマ『MIU404』。7月3日に第2話が放送されました。

www.tbs.co.jp

 

前回第1話の感想はこちら。↓

 

www.lovetv.site

 

 

おもな登場人物

  • 伊吹藍:綾野剛さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は巡査部長。志摩とバディを組む。404号車。8年間奥多摩で交番勤務。第4機動捜査隊として警視庁に呼ばれる。奥多摩の前に勤務していた部署はどこの短期間で、当時の同僚からは「足が速い。」としかいいところがないと言われる。
  • 志摩一未:星野源さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は巡査部長。伊吹とバディを組む。404号車。以前捜査一課にいたことがあり、所轄から桔梗の運転手を経て、第4機動捜査隊に異動となる。優秀な捜査官だったのに、どうして捜査一課を異動したかは謎。自分も他人も信用しない。
  • 陣馬耕平:橋本じゅんさん…第4機動捜査隊班長。階級は警部補。九重とバディを組む。401号車。第1機動捜査隊にいたが、桔梗と一緒に第4機動捜査隊に異動してきた。上から目線な九重を怒る事もなく、余裕ある態度で仕事を教える。ガサツだが熱い人。
  • 九重世人:岡田健史さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊。階級は警部補。警察庁九重刑事局長の息子。キャリアで上から目線。陣馬とバディを組む。401号車。陣馬のやり方を冷めた目で見ていたが、知識はあるが経験が浅く、事件現場に行くと慌ててしまうところがある。
  • 桔梗ゆづる:麻生久美子さん…警視庁刑事部・第1機動捜査隊と第4機動捜査隊の隊長を兼任。階級は警視。機動捜査隊を四部制を立案し、刑事部長の我孫子豆治に訴えていたのが通った。志摩と捜査一課で一緒に働いたことがあり、信頼している。MIUのことを発表する記者会見を映した動画がネットで流れ「美人過ぎる隊長」と騒がれても、顔で隊長になっていないと一蹴。
  • 我孫子豆治:生瀬勝久さん…警視庁刑事部・刑事部長。階級は警視監。桔梗にガンガン要求されるのを、気弱な態度で受け入れていると見せかけてしっかり条件をつけている。

 

第2話のあらすじ

4機捜の分駐所は、陣馬が窓からうどんのゆで汁を捨てたことが問題になって、分駐所が芝浦署の横の建物に移動になった。

伊吹は、前に容疑者確保の際に志摩から殴られたことをに根に持っており、志摩に謝って欲しいと迫るが、かわされていた。

二人は最初に担当した事件で使っていた車を廃車にしており、どこからも貸してもらえずメロンパン屋の塗装がされた大きな車でパトロールに行くことになった。

小回りがきかずスピードも出ない車に文句を言っていた伊吹。ゆっくり走っていると、隣の車両の後部座席に乗ってる女性が怯えたような様子だと気づく。

その時警視庁から殺人事件が起こり、その容疑者が逃走したとの連絡が入った。

容疑者の服装の色と、隣の車両の女性を後ろから抑えつけている何者かの服の色が同じであることから、容疑者が乗っているのでは?と考え桔梗にも許可を得て追尾を開始した。

一方で事件現場となったハウスクリーニングの会社で初動捜査に入っていた陣馬と九重は、第一発見者の証言から、逃走した容疑者は加々見崇(松下洸平さん)で、普段は真面目に働いている社員だと知る。

被害者はこの会社の専務で松村幸弘。

第一発見者の社員・仙田(谷田部俊さん)の証言から、凶器を持って逃走した加々見は車の免許を持っておらず、逃走する際に通りがかりの人を車ごと拉致した可能性が出てきた。

陣馬と九重は、現場に多数の血の付いた掌紋が残っているのに、逃走する際につくと思われるドアノブには、血痕がついていないことに気づく。

九重は陣馬からの「初動は大きく見ろ。」という教えに従い、加々見が犯人ではないかもしれない可能性もあると考えた。

次に桔梗の指示で、伊吹らが追尾してる車の持ち主の自宅へ急行する陣馬と九重。

家は留守。近所の人の話から田邊将司(鶴見辰吾さん)と早苗(池津祥子さん)の夫婦と、中学生の頃に自殺した秀則のという息子がいた家庭で、偶然にも命日だという。

 

一方、疑わしい車を追っていた伊吹と志摩は、疑っている車が検問している後ろについていた。田邊は同乗しているのは息子と証言したと検問した警官から聞いた。

検問をくぐりぬけた車は神奈川の川崎に入り、東京を出た。

信号待ちを狙い志摩が田邊の車に近づき、バックドアに物が挟まっていると嘘の指摘をした。そしてバックドアのカギを開けさせ、閉めるふりをしてボイスレコーダーを忍ばせ録音。ブルートゥースで飛ばして音声を聞くことにした。

 

f:id:lovetv:20190513135927j:plain

田邊の車内では、息子によく似た加々見に親近感を覚えた夫婦が、加々見に本当に殺したのか?と聞いていた。

加々見は殺していないと言う。

そして高校卒業後に支配的な父親から逃げるように上京し、偶然再会した地元の友達・岸(吉村卓也さん)と会い、岸が勤めていた現在の会社を紹介され、一緒に働いてきたのだと身の上話を始めた。

その岸が被害者の松村からパワハラを受け、殴ってしまい解雇されたのだ。

岸が松村を殺したのか?と尋ねる田邊に、加々見は岸が松村の事を「あいつは殺されても仕方のない人間だ。」と言っていたと話した。

 

一方で桔梗らは、被害者の職場での人間関係を調べていて、先週に岸拓哉(吉村卓也さん)という社員をクビにしていたことを掴んだ。

さらにその岸の名前で、被害者を誹謗中傷しているツイートも見つかった。

岸の実家は山梨。桔梗らは加々見の行き先が山梨だろうと推測。

 

加々見を乗せた車は、桔梗らの推測通り山梨に向かっていた。

加々見らの会話を聞いていた伊吹は、加々見に感情移入。無実を証明するための逃走と見る。

しかし志摩は、なぜ犯人じゃないなら逃走するのか?どこへ行こうとしてるのか?と言い、加々見の行動に疑問を持つのだった。

 

加々見の願いとは何か?

真犯人がいるのか?

田邊夫妻が起こした行動が捜査を混乱させていくーー?!

 

というお話でした。

 

見事に話がつながっていく

今回の話は、第1話で伊吹が志摩から殴られたことを根に持って、謝って欲しいと迫るところから始まりました。

そして殺人事件が起きて、どうも裏に被害者がパワハラ事件を起こして恨みを買っていたことが分かる。

ここで"謝る”とか”殴る”というキーワードが、伊吹と志摩の二人の中にもくすぶっていて、それらが今回の事件を絡み合って展開。

最後には見事に回収されていました。

 

事件も解決して納得したし、伊吹と志摩のバディの問題も解決。

一話完結のいいドラマだなと思いました。

 

九重が成長していってる

第1話ではただ上から目線で、初動捜査の場でも偉そうに言っていた九重さん。

今回は陣馬が「初動は大きく見ろ。」と言っていたことを思い出し、最初から逃げている人間が犯人と思いこまず、現場の痕跡を見て、あらゆる可能性を考えていました。

全く話を聞き入れない人のように思っていましたが、ちゃんと経験豊富な先輩の言葉を吸収して、次の仕事に生かしていました!!

思ってたより素直な人です!

 

頭はいいみたいなんで、これに経験が積み重なっていけば無敵になってくるのかもしれません。

相変わらず志摩の事は「優秀だった。」と過去形にして、見下している言い方をしていたのが引っ掛かりますが、ちょっとずつ成長している様子。

今後が楽しみです。

 

志摩の秘密が少し…

陣馬と一緒に捜査している時に、九重が第4機捜に入る前に情報収集したこととして、志摩が過去に相棒を殺したと聞いたと話していました。陣馬はこの話に肯定も否定もしていませんでした。

そして第2話の終わり。仲良くしようとしてくる伊吹に志摩が「お前は長生きしろよ。」と意味深な言葉を口にしていました。

 

これはかなり気になる!

九重が収集してきた情報に間違いはなさそうで、志摩の元相棒は死んじゃったんでしょうーー。

人も自分も信じない。と言ってることにも何か関係がありそうだし、志摩の秘密が何か気になります。

志摩はずっと顔色も悪いし、体調大丈夫かな~?と心配になります。

顔色悪そうにしているのも、神経質さを装う演技の一環かなのかな?とも感じます。

 

志摩の秘密はこれからもちょろちょろ小出しに出てくるのかな??

かなり焦らされそうです。

 

田邊夫妻の言葉に泣けた

松下洸平さん演じる逃亡犯に車を乗っ取られ、監禁状態にされた夫婦。

鶴見辰吾さんと池津祥子さんが演じられていましたが、亡くなった息子と逃走犯を重ね合わせ、最初は怯えていたのに、だんだん味方になっていく変化には驚かされました。

 

息子だと警察に嘘をついてしまい、息子にしてやれなかったことを代わりに果たそうとして、気持ちが変化していくのが切なかったです。

急なことで巻き込まれて何も悪くないのに、最後に何度も「ごめんね。」「ごめんね。」と謝ってる姿が泣けました。

 

逃亡犯に謝ってるのか、死んだ息子に謝ってるのか、ごっちゃになってるのか。

第1話のおばあさんもそうですけど、事件解決でこれで終わりって思ってる最後のところで油断している時に不意に再登場。

思ってもみない言葉を投げかけてきて、泣かされました。

 

本当、いい話に仕上げてきますよねぇ…。このドラマ。

第1話も第2話もコロッと泣かされてしまいました。

 

2組のコンビはいい感じ?

第4機捜で組まされてる2組。

志摩と伊吹は、なんだかんだでぶつかり合いながらも仲良くやっていきそうな感じです。

陣馬と九重の方は、九重は話し方にかわいげがありませんが、ちゃんと陣馬の話を聞いて吸収していこうとしてる部分が見えています。

でもいつか陣馬が九重を、しっかりお説教する場面が出てきそうな気がします。

でもお偉い方の息子だからそう簡単にはキレられないかなぁ??

 

足の速い伊吹が見たい

次回はいたずら通報の捜査をするみたいです。

遊びで通報をした人間を、足の速い伊吹が捕まえようとするとか。

第2話では伊吹が走る姿が見られなかったので、第3話では伊吹の走る姿がまた見れるかも??と期待しています!

  

以上、『MIU404』第2話を見た感想でした。

 

 

www.lovetv.site

 

全話の感想

全話の感想はこちら。↓

https://www.lovetv.site/entry/miu404-kansou1#全話の感想