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MIU404 第9話<或る一人の死>の感想とネタバレあらすじ

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毎週金曜夜10時からTBS系列で放送中のドラマ『MIU404』。8月21日に第9話が放送されました。

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前回第8話の感想はこちら。↓ 

 

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おもな登場人物

  • 伊吹藍:綾野剛さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は巡査部長。志摩とバディを組む。404号車。8年間奥多摩で交番勤務。第4機動捜査隊として警視庁に呼ばれる。奥多摩の前に勤務していた部署はどこの短期間で、当時の同僚からは「足が速い。」としかいいところがないと言われる。恩人の蒲郡刑事の犯罪を未然に止められなかったのを後悔してる。
  • 志摩一未:星野源さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は巡査部長。伊吹とバディを組む。404号車。以前捜査一課にいたことがあり、所轄から桔梗の運転手を経て、第4機動捜査隊に異動となる。捜査一課の優秀な捜査官だったが、バディだった相棒が不祥事を起こした後に死亡。救えなかったことが今もトラウマになっている。自分も他人も信用しない。
  • 陣馬耕平:橋本じゅんさん…第4機動捜査隊班長。階級は警部補。九重とバディを組む。401号車。第1機動捜査隊にいたが、桔梗と一緒に第4機動捜査隊に異動してきた。上から目線な九重を怒る事もなく、余裕ある態度で仕事を教える。ガサツだが熱い人。志摩とバディを組んでいたことがある。
  • 九重世人(九ちゃん):岡田健史さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は警部補。警察庁九重刑事局長の息子。キャリアで上から目線。陣馬とバディを組む。401号車。陣馬のやり方を冷めた目で見ていたが、現場で得た知識を吸収し、徐々に陣馬といいコンビになってきている。時々福岡なまりになる。
  • 桔梗ゆづる:麻生久美子さん…警視庁刑事部・第1機動捜査隊と第4機動捜査隊の隊長を兼任。階級は警視。機動捜査隊を四部制を立案し、刑事部長の我孫子豆治に訴えていたのが通った。志摩と捜査一課で一緒に働いたことがあり、信頼している。亡くなった夫との間に幼い息子がいる。自宅に捜査協力者だった羽野麦をかくまっている。第7話で自宅に盗聴器を仕掛けられていることに気づく。
  • 我孫子豆治(マメジ):生瀬勝久さん…警視庁刑事部・刑事部長。階級は警視監。桔梗にガンガン要求されるのを、気弱な態度で受け入れていると見せかけてしっかり条件をつけている。
  • 糸巻貴志:金井勇太さん…警視庁刑事部・第1機動捜査隊隊員。スパイダー班。階級は巡査部長。SNSのリアルタイム監視や、防犯カメラ映像の解析などを行っている。
  • 桔梗ゆたか:番家天嵩さん…桔梗の息子。
  • 羽野麦(ハムちゃん):黒川智花さん…桔梗が過去の暴力団が関わる事件で協力してもらった情報提供者。主犯のエトリが逮捕されず、裏切り者として今でも追われているため、桔梗の家で匿っている。普段はゆたかの世話をして暮らしている。盗聴器が見つかり、ゆたかと住まいを別の場所に変える。
  • 成川岳:鈴鹿央士さん…第3話で登場したいたずら通報をした高校生。他の高校生は逮捕されたが、いまだに逃走中。久住に世話になりドラッグを売っている。
  • 久住:菅田将暉さん…第3話の最後に登場したドラッグの売人。
  • エトリ:水橋研二さん…闇カジノの真のオーナー。羽野麦を追っている。
  • 澤部:福山翔大さん…辰井組の組員。
  • 井ノ原:永岡佑さん…羽野麦を再事情聴取した組対の刑事。

 

第9話のあらすじ

伊吹は、恩人である蒲郡刑事が罪を犯したことを止めるのに間に合わなかった自分を責めていた。4機捜のみんなはそんな伊吹を気遣い、言葉を掛けられずにいた。

 

そんな時。桔梗宅に盗聴器を仕掛けられた件は、エトリとも関連がある辰井組によるものだったことが分かった。エトリは辰井組のスポンサー。

資金援助をする代わりに汚れ仕事を辰井組に依頼していたのだ。

組対四課が辰井組の事務所を調べていたところ、成川が出入りしていることが分かった。

近く虚偽通報の件で成川を取り逃がしたことを気にしていた九重が、成川の親への聞き込みを自らやりたいと志願したのだった。

 

桔梗はマメジに呼び出され、組対が羽野麦の事情聴取のやり直しがしたいと言われていた。

エトリを知ってて顔も知っているのは羽野麦だけ。エトリという存在そのものが疑われていた。

桔梗は芝浦署で聴取を受けさせる条件を付けて、羽野麦を呼び出した。

羽野麦は、週末だけのバイトで夜の世界に入りエトリに気に入られ、犯罪の方法を聞かされて、次第に脅しに変わっていったという。

エトリに気に入られればオモチャになるしかない。逆らえば寒くて暗くて狭いところに連れていかれ帰ってこられない。と聞かされた。

そこで警察に相談したが妄想だと一蹴され、桔梗だけが信じてくれた。と涙ながらに話した。

 

その頃成川は、RECにハムちゃんとゆたかの写真が辰井組で出回っていて、賞金1000万がかかっていると教える。

その際、羽野麦はエトリをだました詐欺師だと言われていて、成川は辰井組の澤部と先に見つけて山分けしようと話していたのだ。

話を聞いたRECは、色んなSNSで色んなアカウントを駆使しながら幅広く情報を求めた。

その成川の親に直接話を聞きに行った九重と陣馬。

成川の母親は、成川を捜そうともせず迷惑がっている様子だった。

陣馬が辰井組に出入りしてることを告げ、九重がこれ以上罪を重ねさせないために見つけたいと訴えると、ようやく一度だけ連絡がきたことを教えてくれた。

「久住って人によくしてもらってやっていけてるから心配しないで。」と言われたという。

 

その久住に、エトリ関連の仕事で500万入ると嬉し気に語る成川。羽野麦を久住はエトリのことを「俺らみんなのボス猿。」と例えていた。

 

一方、RECは集まってきた情報をもとに、ゆたかを直接確認。

そこへ羽野麦を送りに来ていた伊吹と志摩が到着。伊吹が撮影したカメラを取り上げ再生しようとしたところを志摩が止めた。

RECの本名は児島弓快(ゆかい)という名だった。厳重注意で解放した。

 

分駐所に戻ると、西武蔵野署の毛利(大倉孝二さん)と向島(吉田ウーロン太さん)が武蔵野うどんを差し入れに持って来ていた。

二人は、バシリカ高校でのドーナツEPの捜査が終了したことを報告。

九重が成川の母親から聞いた久住という名前を出すと、池袋のクラブの元常連で、ドーナツEPの出どころもその人物だと教えてくれた。

 

後日。事情聴取が終わって芝浦署にいた麦に成川が話しかけた。かつて顔を合わせたことがある成川に気を許し、連絡先を教えてしまう。

志摩と伊吹は成川の近くにいながら気付かず見逃してしまうのだった。

 

成川は澤部と共に直接エトリに会って、麦を見つけたと報告。エトリは呼び出すよう命令した。

が、夜だったため麦が拒否。

エトリの恐ろしさを聞かされていた成川は麦に連絡をするが、出てこなかった。

 

警視庁では、エトリのことはとりあえず置いておいて、今確かに分かっている辰井組のガサ入れを組対四課、1機捜、2機捜を含む所轄と合同で大掛かりにすることになった。

桔梗はその中に4機捜も応援に送り込み、4機捜だけはあくまでエトリの捜査をすると命令した。

 

ガサ入れ当日。

コワモテの陣馬と相棒の九重は事務所のガサ入れの先端に入れたが、伊吹と志摩は後方に配備された。

 

同じ頃。

成川は嘘をつき同情を買い、麦を呼び出すことに成功していた。

麦は何も知らず成川に怖い人から逃げている。そこで桔梗に会って一緒に戦ってくれていると話す。そして成川にもそんな人に会えると励ます。

「今は一人かもしれないけど、これからできる。」と励ます麦に、申し訳なさがこみあげてくる成川。

話しているうちに麦がエトリに捕まってしまった。

 

ガサ入れ途中で澤部の机を見る九重。近くに成川のサインが書かれた伝票を見つかった。

澤部と成川が関係あると見た九重は、PCのロックを解除して麦とゆたかの画像を見つけた。

陣馬は麦の居場所がバレたかもしれないと桔梗に報告。

その後入ってきた志摩に羽野麦がエトリに捕まったと連絡が来て、伊吹が逆上。

伊吹を何とか落ち着かせた志摩は、居場所を知っている澤部をまずさがすと諭す。

「間に合わせるぞ。」と言う志摩。

二人は逃げる澤部を追いかけた。

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澤部に、麦と成川の待ち合わせ場所を聞き出し向かったが、既にいなかった。

エトリは麦を連れてある店に入り、麦を責めていた。

金を受け取りその場を去ろうとした成川だったが、麦が本当に詐欺師なのか?と疑い引き返す。

そこへエトリに首を絞められている麦を見て久住に助けを求めたが、久住は成川を見捨てた。

 

エトリは辰井組にガサ入れが入ったとの連絡を受けその場を離れた。

 

麦と成川がどこにいるのか分からない状態で、4機捜が一丸となってさがす。

エトリは逆らった女を「暗くて寒くて狭いところ。」に連れて行くという。

志摩と桔梗はそのヒントに基づき、ある場所が思い当たる。

 

麦と成川は見つけられるのか?

間に合わせることが出来るのか?

 

 …というお話でした。

 

最後まで息が抜けなかった

今回は、盗聴器の犯人から始まり成川くんの話、ハムちゃんのことまで全部がつながって息つく暇のない展開でした。

エトリがハムちゃんの事を詐欺師だと言っていて、それで組員に追わせていたってのが腹立ちました。

どっちが悪いと思ってんの?って感じです。

 

成川くんも久住に飼い慣らされてお金の感覚がマヒして、賞金欲しさにハムちゃんの事を捜そうとしたりして、短絡的でした。

しかもハムちゃんの優しさに付け込んで、悩み相談する風に見せかけて呼び出しところは本当に腹が立ちました。

この子はどうしようもないな。と思ってたら、ハムちゃんの言うことの方を信じ始めて、心変わりしていくのは唯一救われました。

この子、今度は逃げなかったですね!!

ハムちゃんが首絞められたりとか、自分も殴られてめちゃくちゃ怖い状況なはずなのに、よく頑張りました!!

 

もしかしたら、虚偽通報の時もマネージャーが襲われてるって知ったら、他の仲間と同じように自分から捕まってたかもしれないです。

でも、逃げてしまったのが惜しいです!!

この子もドーナツEP飲んでましたけど、この先更生できるのかな?

 

九ちゃん大活躍!!

辰井組のガサ入れで九ちゃんが見つけた成川のサイン入り伝票を見つけたのもファインプレーですけど、澤部のPCのロック解除をしたのもファインプレーでしたね!!

よくありがちなパスワードの隠し場所ですけど、冷静に判断してよく解除しましたよ!!

九ちゃんのこの活躍がなかったら、麦ちゃんが拉致られてるのも分からなかったです。

成川を見つけたい!この気持ちが強かったからこそ、執念で見つけたんですね!

 

前は、未成年だろうと同じ罰を受けるべきだとか、突き放した意見を言っていた同じ人とは思えないです。

陣馬よりも先に動いていた場面は感動しました。

このドラマ、伊吹と志摩の友情物語もあるけど、九ちゃんの目覚ましい成長物語でもあります!!

前回の恐ろしい展開には泣くことも出来ませんでしたが、今回は「助かって!」って4機捜を心から応援しながら見ました。

 

やっぱりいいドラマです。

 

或る一人の死

今回のサブタイトルが"或る一人の死"で、前回がまさかの展開だったので、成川かハムちゃんのどっちかが死んでしまうのかと思ってました。

でもまさかの展開に唖然となりました。

この人死んだらどうなるの?

話がひっくり返された感じです。

 

菅田将暉思った以上にヤバい

ドラマにちょいちょい出てきてた菅田将暉さん演じる久住。

その上にいるのがエトリだということで、おとなしくしているもんだと思ってました。

けど、今回の最後の最後でやってくれました。

 

本当の黒幕は久住?

そもそもがエトリがボスだなんて、久住の口からしか聞いてないし。

本当は違うのかもしれないです。

 

それから、RECも色々知り過ぎてヤバいんじゃないですか?

犠牲者がこれ以上増えないことを祈ります。

 

以上、『MIU404』第9話を見た感想でした。

 

 

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全話の感想

全話の感想はこちら。↓

https://www.lovetv.site/entry/miu404-kansou1#全話の感想