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MIU404 第1話<激突>の感想とあらすじ

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新型コロナ感染拡大の影響で放送が遅れていた金曜ドラマ『MIU404』。6月26日にやっと第1話が放送されました。

www.tbs.co.jp

おもな登場人物

  • 伊吹藍:綾野剛さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は巡査部長。志摩とバディを組み、使う車両は404号車。8年間奥多摩で交番勤務。第4機動捜査隊として警視庁に呼ばれる。奥多摩の前に勤務していた部署はどこの短期間で、当時の同僚からは「足が速い。」としかいいところがないと言われる。
  • 志摩一未:星野源さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊隊員。階級は巡査部長。伊吹とバディを組み、使う車両は404号車。以前捜査一課にいたことがあり、所轄から桔梗の運転手を経て、第4機動捜査隊に異動となる。優秀な捜査官だったのに、どうして捜査一課を異動したかは謎。自分も他人も信用しない。
  • 陣馬耕平:橋本じゅんさん…第4機動捜査隊班長。階級は警部補。九重とバディを組み、使う車両は401号車。第1機動捜査隊にいたが、桔梗と一緒に第4機動捜査隊に異動してきた。上から目線な九重を怒る事もなく、余裕ある態度で仕事を教える。ガサツだが熱い人。
  • 九重世人:岡田健史さん…警視庁刑事部・第4機動捜査隊。階級は警部補。警察庁九重刑事局長の息子。キャリアで上から目線。陣馬とバディを組み、401号車。陣馬のやり方を冷めた目で見ていたが、知識はあるが経験が浅く、事件現場に行くと慌ててしまうところがある。
  • 桔梗ゆづる:麻生久美子さん…警視庁刑事部・第1機動捜査隊と第4機動捜査隊の隊長を兼任。階級は警視。機動捜査隊を四部制を立案し、刑事部長の我孫子豆治に訴えていたのが通った。志摩と捜査一課で一緒に働いたことがあり、信頼している。MIUのことを発表する記者会見を映した動画がネットで流れ「美人過ぎる隊長」と騒がれても、顔で隊長になっていないと一蹴。
  • 我孫子豆治:生瀬勝久さん…警視庁刑事部・刑事部長。階級は警視監。桔梗にガンガン要求されるのを、気弱な態度で受け入れていると見せかけてしっかり条件をつけている。

 

第1話のあらすじ

ー警視庁が働き方改革をする。

という名目のもとに、4月から機動捜査隊の全部隊を三部制から四部制に変更することになったと記者会見をした第1機動捜査隊隊長の桔梗ゆづる。

これまで3日に1度だった24時間当番勤務が、4日に1度になる。体制変更で機捜の隊員を増員。

機動隊ではなく、機捜。機動捜査隊=Mobile Investigative Unit 頭文字のM・I・Uを取ってミュウと呼ぶこともある。

所属は刑事部。警視庁管内には第1機捜から第3機捜まで約300名。各機捜の隊員は担当地域を24時間体制で密行。

事件発生時にいち早く現場に急行して初動捜査に当たる。

ーーという内容だ。

 

桔梗は各機捜を助ける臨時部隊の必要性を、刑事部長の我孫子に訴えていた。

桔梗は予算案も運用計画も全て提出しており、臨時部隊の隊長も第1機捜と兼任。集める人員の目途も付けて、承認待ちの状態だった。

我孫子は強く訴えてくる桔梗にタジタジになりながらも、許可は下りたことを告げる。

が、上が言ってきたこととして条件も付けられた。

それは経験皆無の警察庁刑事局長の息子である九重世人を臨時部隊の第4機捜に入れることだった。

 

芝浦署の署内に第4機捜の分駐所が用意された。

桔梗は、現在桔梗の運転手を務め、以前は捜査一課で一緒に働いていた志摩一未と共に芝浦署へ行き、待ち構えていた第4機捜の班長となる陣馬耕平と合流。

陣馬は志摩とバディを組むと思っていたが、桔梗から九重とバディを組むよう告げられ、「やりにくい!」と抗議をするも受け入れられなかった。

一方で、バディを組む人間がまだ決まっていないと聞いて焦る志摩。桔梗が候補段階で落とした、奥多摩の交番勤務の伊吹藍を呼ぶことにした。

伊吹藍がどういう人物か気になった志摩。

経歴を調べると奥多摩で8年勤務する前に、短期間で色々な部署を転々としている人物で、伊吹のかつての同僚に聞くと、いいところが出てこない。

ただ唯一出てきたのは、みな口を揃えて「足が速い。」だった。

 

着任初日の仕事は、1機捜のヘルプ。

志摩とバディを組むはずの伊吹は既に分駐所を出ていて、拳銃携帯をしていた。

志摩は急いで駆け付けたが、また先に出ていて捕まらず、駐車場でやっと伊吹と会えた。

伊吹は予想外にちゃんと挨拶ができる好青年でホッとする志摩。が、すぐに軽い感じの一面を見て戸惑う。

二人が担当する車両ナンバーは404号車。志摩の言うことを聞かず、自分が運転するという伊吹。

都心は8年ぶりに運転するという伊吹。車に乗り込み「エンジン音いいわ~。」と言い志摩は押され気味だった。

任務は24時間。明日の9時まで。404号車は出発した。

 

外に出て間もなく、404号車を後ろからあおってくる赤い車が現れた。

志摩は無視して道を譲るよう指示したが、伊吹は「こういうのはナメられちゃダメ。」と言って進路を塞ぎ道を譲らなかった。

するとクラクションを鳴らされ「道交法違反!」と言い警告して止めようとしたが、止まらない赤い車。交差点で立っていたおばあさんが驚いて転んでしまった。

転んだおばあさんを見て怒った伊吹は、荒っぽい運転をして無理やり赤い車の前に入り込み、強引に停止させ運転手に窓を開けろと迫った。

その間に転んだおばあさんに駆け寄った志摩。おばあさんは「ステッキ。おもちゃの…千砂ちゃんの。」と言い、転んだ拍子でなくしたおもちゃをなくしてしまっていた。

 

一方であおり運転の男と揉め始めた伊吹。ドライバー同士の喧嘩として次々に通報され、急行した陣馬らも所轄も駆けつけ大騒ぎになった。

あおり犯の水島は、伊吹が警官だと疑い、さらにあおり運転も常習じゃないと主張した。

しかし志摩が水島の車に取り付けてあるドライブレコーダーに目を付け、一緒に確認しようといったところでおとなしくなり、今回は逮捕せずナンバーを控え注意だけで解放した。

 

志摩は伊吹に危ない運転をしないよう注意するが「上には上がいると見せていくスタンス。」と言って聞かない。

転んだおばあちゃんは既にいなくなっていて、そばになくしたと思われていたおもちゃだけが残されていた。

志摩に言われ、伊吹が墨田署に落とし物として届けることになった。

 

いったん昼に分駐所に戻り、昼食を食べようとしていたが、すぐに男性が殴打される事件が起こり、4機捜全員で現場に急行。

陣馬と九重が先に着き、志摩と伊吹の404も遅れて現場に着いた。

被害者はカレー屋を出ていきなり殴られ、顔面血だらけ。話は聞けず犯人が知り合いではないことだけは反応で分かった。

4機捜で手分けして目撃者に聴取。

被害者は命に別状はないが頭部打撲で意識低下。話は聞けない。持ち物は小銭入れのみ。

目撃者の情報によるとカレー屋に入ってスマホで誰かから電話を受けて会話をしたあと食事。会計を済ませて店を出てすぐに何者かに殴られた。

その時にスマホで殴打を受けたためスマホは壊れていた。犯人は血だまりの上に膝をつき、被害者の胸のポケットから何かを取って握って走って行った。

犯人は紺のジャケットにグレーのパンツ姿で、走っていく後ろ姿しか見られておらず顔は分からない。

近くに殴打した時に使われたと思われる看板が落ちていた。

 

志摩は目撃情報から判断して、犯人は被害者の車を盗むか車の中の物が目的で車のキーを盗んだものと思われる。と言い、伊吹と一緒に近くにある駐車場を見に行った。

駐車場は立体駐車場。金網に強引に看板が外された跡を見つけた。

昼間伊吹らをあおってきた赤い車を発見。

鍵も開いていて、中を確認すると後部座席に膝でついたと思われる血痕が残っていた。

被害者は昼間のあおり運転の男・水島と推測。

ドライブレコーダーが外されていたことで確信に変わった。

 

駐車場の防犯カメラ、機捜404のドライブレコーダー、落ちていた看板…。

これらを組み合わせて、ある仮説を立てた志摩は、初動捜査の報告を所轄の刑事課に引き継いで機捜の初動捜査は任務終了。

張り合いがないとぼやく伊吹だった。

 

一方、千砂ちゃんという女の子が交番に来て「おばあちゃんがいなくなった。」と訴えてきていた。

 

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あおり運転をしてきた男が殴られた事件の犯人。

いなくなったおばあちゃん。

 

機捜が出来る範囲内で捜査を始めた4機捜。

規則の朝9時までにできたこととは?

そしていなくなったおばあちゃんは見つかるのか?

伊吹の速い足は役に立ったのか?

 

勘と記憶力で動く伊吹と、生真面目で優秀な志摩。

現場経験豊富で熱血派の陣馬と、知識はあるのに経験の浅く未熟な九重。

 

タイプが違う者同士組まされた4機捜。

決められた時間までに事件を解決する事が出来たのかーーー!!!??

 

というお話でした。

 

車のアクションが激しかった

最初の伊吹のあおり運転の車を止めるシーン。映画のように激しくて、目が離せずガツンと最初に掴まれました。

車の勢いにびっくりしておばあさんが倒れたときは、ドキッとしました。

怖かったです。

アニメのシティーハンターとかでしか最近、あういう車のアクション見てなかったんで、実物の車で見るとかなりの迫力で驚きました。

 

はじめに怖いアクションを見たのに、あとに今度は志摩がもっと激しいのをやっていて、もうこっちの方が何倍もハラハラしました。

実物の車だし、両方とも本人がやってるのかな??

見てる方はめちゃくちゃ怖かったです…。

 

でこぼこコンビ

綾野剛さん演じるヤンキー気質があり明るく感覚的な伊吹と、星野源さん演じる真面目で優秀で堅物な志摩。

職場でしか会えなさそうな、全く違うタイプの二人。

伊吹は、勘という簡単な言葉で表現してしまうけど、確かな記憶力に基づいた上での予測で、捜査につなげていました。

覚えているから、犯人だと分かる。

けれど、うまく説明はできない。

これから多分、伊吹派とか志摩派とかいう話がドラマファンで出てくると思うんですけど、私は伊吹派だなぁ…。

 

言葉ではうまく説明できないしこれと言った証拠も出せないけど、覚えてるんだから仕方がない。っていう伊吹の言い分が理解できて、味方になりたくなります。

伊吹は、一緒にいたら大変だと思うけど、言ってることは本当に理解できます。

 

初回から掴まれて、もっとずっと見ていたいって思うドラマだと思いました。

 

前段で伊吹を絶賛しましたけど、超感覚派で理解しがたい伊吹を信じて、規則の範囲内で捜査を一緒にしてくれた志摩の器も大きいなと思いました。

とてもいいコンビです!!

 

誰のせいにもしないおばあちゃん

最初のあおり運転でこけてしまったおばあちゃん。

私だったら、赤い車のやつが無茶するからコケたんだ!って直接言えないにしても、文句の1つでも周りの人に言うと思うのに、全然そんなことは言わず、孫にあげるおもちゃのことだけを気にしていたおばあちゃん。

わがまま言ってはぐれたお孫さんにも叱ることもせず、自分がおもちゃ買ってくるから待ってて。と言って、無理やり引っ張ることもなく、自分一人で歩いていただなんて。

こんなに誰のせいもしない人っているんでしょうか??

 

車のアクションもすごかったですけど、このおばあちゃんに全部持って行かれたと思います。

お孫さんに優しいおばあちゃんを見て、鼻水出るくらい泣きました。

いい話でした。

 

足の速い伊吹は次回も走る?

最初から伊吹の評判は「足が速い。」でしたけど、この伊吹の走りは今後も出てくるのでしょうか?

結構な距離走ってると思うのに、伊吹役の綾野剛さんが走りながら喋れてるのがスゴイと思いました。

いくら元陸上部だからって、そんな体力今もあるのがスゴイ!!

自粛生活下でも走ってるのかな??

 

次回の予告では、走ってるところは見られませんでしたが、期待しています!

走れる場所がないかな?

 

捜査をする係だから、ロケが中心になるドラマだとは思うけど、外で走るのは難しいかな?

 

次回のゲストは、朝ドラ『スカーレット』でヒロインの夫役を演じた松下洸平さんです。

しばらく見れてなかったので、今回出演されると聞いてまた松下さんが見れると思うと嬉しいです!!

次回を楽しみに待とうと思います!

 

以上、『MIU404』第1話を見た感想でした。

 

 

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全話の感想

  • 第1話<激突>の感想はこちら
  • 第2話<切なる願い>の感想はこちら
  • 第3話<分岐点>の感想はこちら
  • 第4話<ミリオンダラー・ガール>の感想はこちら
  • 第5話<夢の島>の感想はこちら
  • 第6話<リフレイン>の感想はこちら
  • 第7話<現在地>の感想はこちら
  • 第8話<君の笑顔>の感想はこちら
  • 第9話<或る一人の死>の感想はこちら
  • 第10話<Not found>の感想はこちら
  • 第11話(最終回)<ゼロ>の感想はこちら