ぴえーるのテレビブログ

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ルパンの娘(第2シリーズ) 第3話の感想とあらすじ 華の娘・杏誕生!独身を装う和馬に近づく美雲

毎週木曜夜10時からフジテレビ系列で放送中のドラマ『ルパンの娘』。

10月29日に第3話が放送されました。

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前回の第2話の感想はこちら。↓

 

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おもな登場人物

  • 三雲華:深田恭子さん…Lの一族の娘。Lの一族が指名手配の上、全員死亡したと思われている。代々警察官の家柄である和馬と恋に落ち、数々の苦難の末結ばれた。和馬にもう泥棒はしないと約束したが、捕らえれた和馬を救うため、再びLの一族として動いた。和馬と一緒にいると和馬を不幸にすると、別れを決断。妊娠した子供をひとりで育てると決めた。しかし悪を凝らしてる途中で破水。古い小屋の中で家族と助産師の佐知、そして和馬に見守られながら出産した。
  • 桜庭和馬:瀬戸康史さん…代々警察間の家庭で育つ警察官。華が泥棒の”Lの一族”と知っても愛を貫く。”Lの一族”の娘と知らずに交際していた。華と暮らすため、警察をやめることを決意したのを黙ってた。突然の華の失踪に戸惑う。尊から華の気持ちを聞き、警察を辞めないと決める。
  • 三雲杏:小畑乃々さん…華と和馬の娘。自分がLの一族と知らない。
  • 三雲尊:渡部篤郎さん…華の父。”Lの一族”である誇りが高く、能力も高い。「盗んだ。」と言わず「いただいてきた。」という。
  • 三雲悦子:小沢真珠さん…華の母。夫・尊が盗んでくるありとあらゆるアンチエイジングの品で若い。秘宝好き。
  • 三雲渉:栗原類さん…華の兄。引きこもり。メカに強く、さまざまな小道具を作ってLの一族の活動を後方で支える。Lの一族が盗む物は、渉が情報収集してきた物がほとんど。
  • 三雲マツ:どんぐりさん…華の祖母。若い頃、和馬の祖父・和一と恋に落ち、結ばれなかった因縁の過去がある。
  • 三雲巌:麿赤兒さん…華の祖父。Ⅼの一族の娘だったマツへの愛を貫き、マツと一緒になるために泥棒になった。北条宗真が亡くなった時、京都にいた。

 

  • 桜庭和一:藤岡弘、さん…和馬の祖父。華の祖母と恋愛した過去がある。元警察官で、隠居した今も武道の稽古を欠かさない。
  • 桜庭典和:信太昌之さん…和馬の父。警察官。華に和馬と別れてくれと頼んだが、杏が生まれ受け入れた。
  • 桜庭美佐子:マルシアさん…和馬の母。警察で鑑識をしている。夫と共に華に和馬と別れてくれと頼んだが、杏が生まれ受け入れた。

 

  • 円城寺輝:大貫勇輔さん…華に片思いしてプロポーズをしたこともある。海外で活躍する泥棒。ミュージカルで愛を表現。華とは歌で会話する。
  • 蒲谷隆太:松尾諭さん…和馬の上司。
  • 北条美雲:橋本環奈さん…探偵である祖父の跡を継いで探偵になろうとしてる。祖父の死にLの一族が関わっていると見ている。Lの一族と婚約していた和馬をさぐるために、大学卒業後警察官となる。
  • 山本猿彦:我修院達也さん…北条家の執事。
  • 北条宗真:伊吹吾郎さん…三雲の祖父。探偵。Lの一族について調べた資料を美雲に託して亡くなる。

第3話のあらすじ

華が娘の杏を出産。

和馬が公安に目を付けられて独身を装っているため、杏は三雲杏として育つ。

孫の誕生により、華との結婚に反対していた和馬も、土日だけは華の家族に会うことを許す。

杏(小畑乃々さん)は、泥棒一家と警察一家の愛を受け育って8年。小学3年生になっていた。

和馬は、手柄を上げ続け警部にまでのし上がっていた。

その和馬がいる狛江署に有名大学を出て配属されたのが、探偵一家の娘・北条美雲。

美雲は早速自慢の推理力で、和馬のカッターシャツの襟元を見て妻の存在を見抜き、和馬を焦らせる。

そんな和馬たちが担当してているのは、寸借詐欺の事件。

病気の娘の治療代を貸してほしいと高齢者を騙し、そのまま返さないという手口だ。

容疑者の御子柴(コウメ太夫さん)の張り込みをすることになった和馬と美雲。

美雲は和馬がかつてLの一族の娘と婚約していたことを掴んでおり、Lとのつながりがあるとみた和馬に近づくために、警察官になっていた。

張り込み中、和馬の隙を見てはL殿様つながりの証拠を見つけようと、チャンスを伺う美雲。

そんなこととは知らない和馬は、御子柴のマンションのベランダに、尊、悦子、マツが侵入するのを目撃。

美雲に気づかれないよう慌てて隠す。

Lの一族は、御子柴が持っているアンモナイトの中でも珍しい、化石宝石のアンモライトを盗みに来ていた。

Lの一族としては、ただ盗むだけではなく、持ち主の御子柴の悪行を暴きたい。

御子柴を眠らせている間に、御子柴の詐欺の証拠を見つけ出そうとする。

しかし、マツが途中でぎっくり腰を起こし、続けられず引き上げた。

 

自宅に戻ったLの一族は、華に証拠集めを手伝わせようとするが、拒否される。

御子柴は、被害者に娘が病気だと信じこませるために、偽の闘病日記をネットに上げていた。

そのブログに上がっていた偽の娘の写真が、何故か杏の写真!

杏の同級生の親が、ネットに上げていた写真を御子柴が勝手に使っていたのだ。

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同じ頃、美雲も御子柴の写真が偽の娘の写真と推理。

写真の情報から撮影場所を割り出し、写っている子に御子柴が父でないと証言させようと言い出す。

娘がいることを隠している和馬は華に連絡。

美雲が杏がいる小学校に着く前に、御子柴を自首させてほしいとお願いする。

勝手に娘の写真を使われた華は怒り心頭!

華が夫と娘の危機に動くのか―――??!



一方で美雲は、高校生の頃に監禁された事件で助けてくれた刑事が誰かを知る。

 

華と和馬に美雲が迫る―――??!

 

…というお話でした。

 

孫生まれて激変

ずっと華とのことを反対してた和馬の両親。

杏が生まれたことで態度を一変させて溺愛する姿が面白かったです!

この杏ちゃん役の女の子、かわいかったですしね!

Lの一族と警察で、杏をどっちにさせるかの両家の攻防が笑えました。

 

ミュージカルで豹変する桜庭家

円城寺が登場して、杏が成長する様子をダイジェストにしたミュージカルをやってました。

いつもなら堅い桜庭家が一緒に歌ってて、違和感もあるんですけど、楽しそうで見ててほっこりしました。

特にミュージカル女優もされてるマルシアさんの表情が生き生きしてて、美佐子のキャラとギャップがすごいです!

前回のシリーズでは、広いエレベーターホールで、ダンスつきで円城寺さんと歌ってた美佐子。

それよりは規模が小さかったですが、十分楽しそうで、見てるこっちも楽しめました。

また美佐子が歌ってるシーンが見たいです!

 

刑事になって現れた美雲

探偵一家の娘なのに、警察に入ってきた美雲。

探偵がどうやって泥棒を捕まえるのかな?と思ってたんで納得です。

同じ職場に和馬がいて、和馬が独身だと言ってるから、これからアプローチかけてくるのかもしれません!

独身と言ってる手前、相手がいるからと断れもしないだろうし、和馬に迫ってくるんだろうな!

華とは、おじいちゃんの仇でもあるし、恋敵にもなっちゃうんですね!

二重に三重に因縁が絡んで、面白くなりそうです。

 

和一が久しぶりに登場

久しぶりに和馬のおじいちゃん、和一が登場!

いきなり和馬と、刀のを使った立ち回りはカッコよかったです!

藤岡弘、さんがアクション上手なのは分かりますが、瀬戸康史さんのアクションもカッコよかったです!

 

今シリーズでは、華のアクションもカレイでカッコいいし、見ごたえがあります。

 

泥棒と警察の子育て、美雲との攻防。

みどころがたくさんあって、どうなるか予測不能!

めちゃくちゃ楽しんで見ています。

 

以上、『ルパンの娘』第3話を見た感想でした。

 

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#リモラブ~普通の恋は邪道~ 第3話のネタバレあり感想 やっと面白くなってきた!

毎週水曜夜10時から日本テレビ系列で放送中のドラマ『#リモラブ~普通の恋は邪道~』。

10月28日に第3話が放送されました。

www.ntv.co.jp

第2話の感想はこちら。↓

 

 

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おもな登場人物

  • 大桜美々:波瑠さん…鐘木パルプコーポレーションの健康管理室勤務の産業医。忖度せず厳格でドS。「健康管理室の独裁者」と呼ばれる。学生時代に食べ物に例えられて振られた経験から、その後出会った男性たちを食べ物に例えて理想の男性じゃないと決めつけ振り続けて今に至る。八木原や青林のことを陰で回転寿司、とんかつに添えられたキャベツと例えて蔑んでいたが、二人とも彼女持ちと知って憤慨する。自粛期間中にオンラインゲームで知り合った、アカウント名「檸檬」さんに会いたいと思い、勝手に色々推測。八木原を檸檬さんだと勘違いする。

<<健康管理室>>

  • 富近ゆり:江口のりこさん…週2~3日勤務でアルバイトする精神科の嘱託医。大学病院で研究職だけでは生きて行けないと産業医もしている。
  • 八木原大輝:高橋優斗さん(HiHiJets)…新人看護師。栞の彼氏。普通の若者。美々に陰で”回転寿司”と例えられてる。
  • 深杉明彦:今井隆文さん…週2の嘱託医。内科医。美々から尊敬、信頼されている。美々の例えは”海苔の佃煮”。
  • 駒寺夏樹:ついひじ杏奈さん…看護師。2次元オタク。

<<営業部>>

  • 岬恒雄:渡辺大さん…出来る営業マン。独身で親きょうだいと同居中の大家族。美々としょっちゅうぶつかる。コロナでテレワークを命じられたが大家族の家では仕事が出来ないと勝手に出社し、美々に帰宅を命じられる。美々の例えは”豚骨ラーメン”。
  • 我孫子沙織:川栄李奈さん…営業部社員。人事部の青林と付き合ってる。

<<人事部>>

  • 青林風一:松下洸平さん…人事部主任。見た目はいいがセンスがない。田舎育ちで心優しく、人の悩みに寄り添いすぎるところがある。我孫子と付き合ってる。美々の例えは”とんかつに添えられてるきゃべつ”。
  • 五文字順太郎:間宮祥太朗さん…人事部社員。地頭がよさを見抜いた青林から強く推され入社。コロナがきっかけで在宅勤務の楽しさに気づく。美々の例えは”ビーフジャーキー”。
  • 朝鳴肇:及川光博さん…人事部部長。明るくラテンの昭和おじさん。美々の例えは”脂身の多いトンカツ”。

ーー

  • 朝鳴保:佐久間玲駆さん(ジャニーズJr.)…朝鳴の息子。小学5年生。

<<居酒屋 おと>>

  • 乙牧栞:福地桃子さん…居酒屋 おとの一人娘。店を手伝っている。コロナの自粛宣言で経営不振。八木原とバカップル。
  • 乙牧ひろ吉:西堀亮さん(マシンガンズ)…栞の父。居酒屋「おと」を経営。10年前に妻が亡くなり、栞と二人で店を切り盛りしている。コロナ感染予防で一時休業。経営が苦しくなってる。美々の例えは"コンニャクの甘辛煮"。

 

2連続、檸檬の空振り

2話の終わりに、草もちの葉っぱを食べるというだけの手掛かりで人事部の朝鳴部長を檸檬だと思い込んだ美々。

またまた見当違いで大恥をかいてました。

八木原くんを勘違いした時はまだ、八木原くん一人が受け止めてましたけど、朝鳴部長の時は居酒屋「おと」で、栞とお父さん、八木原くん、朝鳴の息子の保くんまで美々の失態を目撃されるという事態に陥ってました。

さすがに2回連続の空振りとなると、美々もだいぶ恥ずかしかったらしく、栞が気を遣ってビールのお酌をしようしたり、料理を出そうとするのを、ソーシャルディスタンスを理由に断って、席を離れて手酌で飲んでいました。

子供を含めたみんなに「かわいそう」と思われる美々の姿が痛々しかったです。

でも哀れとまでは思えず、笑えるのがこのドラマの不思議!

皆黙り込んだりしてシーンとしないからかな?

空振りしても、淡々と話が進んだからかもしれません。

 

五文字くんが檸檬と名乗り出る

栞が「檸檬は五文字さんでは?」と推測したのを利用して、まんまと自分が檸檬だと名乗り出た五文字くん。

周りにいた皆に押され、五文字くんの告白を受け入れた美々。

そんな嘘すぐにバレるぞ!と思いながら見たんですが、五文字くんがうまいこと話を合わせて、連絡先を交換したり、会社で会ってデートの約束をしたり、嘘がバレずに事が進んでいました。

嘘をついてるって後ろめたさもなく、上手にやってる五文字くんに大物感を感じました。

なかなか度胸がある人です!!

 

電話で話す喜びを知る

五文字くんと付き合い出して、今まで文字だけで夜や朝の挨拶をしていたのが、電話で直接「おやすみなさい。」「星がきれい。」と話すようになった美々。

直接話せる喜びをかみしめていました。

 

翌日から、社員が密になっているのを注意するのも穏やかになり、富近先生や朝鳴部長、八木原を気味悪がらせてました。

これがもう、全然違うぶりっ子な笑顔!

あ、またぶりっ子なんて古い言葉を出してしまった…。

 

イジられキャラ美々

人事部とか営業部の人とかには、恐れられている美々ですが、同じ健康管理室の富近先生と看護師の八木原くんには陰でイジられてました。

五文字くんが美々に会いに健康管理室に来て、テラスで二人で話をしたあと、美々がはしゃいでムーンウォークをしているのを、後ろから富近先生と八木原がブラインド越しにのぞき見。

そのあとで自分たちもムーンウォークをして遊んでました。

ーーこの場面がホント、美々のつたないムーンウォークより下手くそ!

私、このドラマを見始めて一番笑いました!

美々が部屋に戻って来たら、二人とも何事もなく席に戻って仕事を再開。

 

いや~、コワくて直接は言えないけど、本人のいないところで面白おかしくイジる!

職場あるあるですね!!

最初、堅すぎる美々が全然面白くなくて、このドラマ正直面白くないなって思ってたんですけど、やっと面白くなってきました。

 

富近先生と朝鳴部長は知り合い

3話では、富近先生と朝鳴部長が「ゆりっぺ」「はじめちゃん」と呼び合うほどの知り合いだということが分かりました。

朝鳴部長の奥さんと富近先生が高校の友達で、朝鳴部長の奥さんは一級建築士でカッコいい奥さんとのこと。

でも離婚したことは富近先生は聞かされてなかったみたいで「浮気か?」と責め立ててました。

 

二人が仲良く話す場面が出るようになって、このドラマ自体に丸みが出てきたような気がします!

演じてるのが江口のりこさんとミッチーですから。

とっても自然で和みました。

 

実際の恋愛はめんどくさい?

檸檬と会えて、付き合い出して楽しいはずの美々なんですが、デートの場所や着ていく服を選ぶのもめんどくさいと感じてしまう。

せっかく五文字くんとデートしても、楽しみにしていた動画の生配信の時間には家に帰ったりする始末。

実際会って話す恋愛に疲れを感じ、SNSでやり取りしていた時の方が楽だったと思い出します。

 

まぁ、実際に会うと時間は拘束されるし身だしなみを整えないといけないし、やること多くて大変ですよね。

栞が「めんどくさいのが恋愛」と言ってたのが見事だと思いました。

でも、めんどくさいって言葉に出せるのがスゴイ!

そんなこと思う余裕がないくらい、恋愛の最初はのめり込むもんだと思うんですが…。

最初からめんどくさいと気づいているところがスゴイと思いました。

 

 

保くん鋭い!

朝鳴部長を檸檬と勘違いした現場に居合わせた朝鳴部長の小5の息子・保くん。

この子がなかなか鋭い子でした。

夏休みの自由研究で、『デジタル社会がもたらす心の闇』という題材で優秀賞をもらったとか。

生まれた時からケータイがあったデジタルネイティブ世代から見て、「バズる」ことや「いいね」に翻弄されてる大人たちに警鐘を鳴らすという内容。

その保くんが、美々に「SNSでの出会いはきっかけにすぎないから、現実の世界でちゃんと向き合わないと愛は育たない。」と朝鳴部長に伝言を頼んでました。

保くん大人!!

 

本当、片時もスマホを手放せない人って多いと思います。

ドラマの中で美々は、保くんが危惧しているスマホ依存に陥っていると気づき、しばらくスマホを見ないでおく時間を作ってました。

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話はそれますが…。

私はもう携帯を持ち始めて20年近くになりますけど、ほとんど送信メインで、受信することをあんまり考えていないから、連絡に気づかないことが多いです。

特に眠い時に連絡をもらった時は、記憶に残ってません。

学生時代に家の電話に電話がかかってきて、家族に取り次いでもらって電話に出たのに、翌日誰からかかって来たのかも忘れている時がありました。

SNSに張り付いてちゃんとチェックしている人は、依存症というか、きっと真面目で誠実な人なんだろうなと思います。

 

彼女にセフレがいた青林

本物の檸檬の青林くん。

我孫子さんというかわいい彼女がいて、その彼女に草モチとのつながりを断てと言われていたんですが、その我孫子さんにセフレがいたことが分かりました。

しかも、青林よりもずっと前からの付き合いだとのこと。

ショックを受ける青林くん。

この我孫子という女、自分はしっかりセフレまでいるのに、彼氏には文字しかやりとりしていない存在がいることを受け入れないって、なんて勝手なんでしょう?

しかも全く悪びれず、普通だと言い切ってました。

 

彼女持ちが本物の檸檬だと分かって、もし青林くんが檸檬だと分かっても、青林とは恋愛にならないと思ってましたが、我孫子にセフレがいるなら話は別。

別れる方向に行くようです。

 

ショックを受けた青林くんは思わず草モチに連絡。

草モチこと美々は、五文字がいるそばで檸檬からのメッセージを受け取り困惑!

あんた、誰?

ってなってましたー!

 

面白くなってきた!やっと面白くなってきた!!

次回は、青林くんも我孫子と別れるみたいだし、美々も檸檬が青林と気づくようです。

 

面白くなってきたぞーー!

五文字の立場はどうなるわけ??

いろいろ気になる!

次回の放送は見逃せません!!!

 

以上、『#リモラブ~普通の恋は邪道~』第3話を見た感想でした。

 

 

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この恋あたためますか 第2話の感想とネタバレあらすじ 北川さんと浅羽が似合い過ぎ!

TBS系列で毎週火曜夜10時から放送中のドラマ『この恋あたためますか』。

10月27日に第2話が放送されました。

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前回、第1話の感想はこちら。↓

 

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おもな登場人物

  • 井上樹木:森七菜さん…コンビニ「ココエブリィ」上目黒店のアルバイト店員。元地下アイドルの21歳。夢を追いかけられない現状に悩む。偶然「ココエブリィ」の浅羽社長と出会ったことで、コンビニスイーツ開発を手掛けることになる。
  • 浅羽拓実:中村倫也さん…ネット通販会社「エクサゾン」から出向でコンビニチェーン「ココエブリィ」社長となる。有能であるがゆえ敵を作りやすい。偶然出会った樹木の能力を買い、コンビニスイーツ開発に誘う。早く結果を出して元の会社に戻りたいと思っいたが、都築部長の真意を知って対等の関係になるため、エクサゾンに退職願を提出。ココエブリィに身を捧げると宣言した。
  • 新谷誠:仲野太賀さん…「ココエブリィ」のスイーツ専門会社「DolceKitchen」所属。スイーツのレシピを作るパティシエ。拓実とは中学高校で同じ部だった仲。
  • 北川里保:石橋静河さん…「ココエブリィ」商品部スイーツ課所属。一岡に認められてスイーツ開発をしたいと思っている。樹木のシュークリームで火がつき、自らのアイデアを提出。商品化をめぐって樹木・新谷と争うことになった。浅羽と昔付き合っていた?
  • 上杉和也:飯塚悟志(東京03)…「ココエブリィ」上目黒店店長。本部と現場の間に挟まれ、文句言いながらもやる頼れる店長。
  • 李思涵(リ・スーハン):古川琴音さん…「ココエブリィ」上目黒店店員。樹木のルームシェアしている。中国出身。日本の漫画に感化され、日本語を学んでから来日して5年。漫画家になるため投稿を続けている。
  • 碓井陸斗:一ノ瀬颯さん…「ココエブリィ」上目黒店アルバイト。
  • 神子亮:山本耕史さん…「ココエブリィ」専務。外部から社長になった拓実を敵視。現場からのたたき上げで、コンビニ愛にあふれている。店員からの信頼も厚い。商品部一岡智子の元恋人。社長室に異動になった一岡に、浅羽の裏をさぐらせようとする。
  • 一岡智子:市川実日子さん…「ココエブリィ」商品部スイーツ課課長。シュークリームの開発を押し付ける拓実の命令を無視し解任され、社長室に異動となる。
  • 藤野恵:中田クルミさん…「ココエブリィ」商品部スイーツ課社員。カフェスイーツ担当。
  • 土屋弘志:長村航希さん…「ココエブリィ」商品部スイーツ課社員。催事スイーツ担当。
  • 三田村敦史:佐藤貴史さん…「ココエブリィ」商品部スイーツ課社員。一岡の横にいて中間管理職的な存在。一岡の異動後、課長となる。
  • 都築誠一郎:利重剛さん…「ココエブリィ」が戦略的業務提携を結ぶ、ネット通販会社「エクサゾン」部長。浅羽の上司。浅羽の能力を買っており、仕事をする上でのアドバイスも送るが実は…??

 

第2話のあらすじ

浅羽はエクサゾンに辞表を出して退路を断ち、ココエブリィに身を捧げると宣言。

樹木と新谷が作り上げたシュークリームのアイデアを採用した。

しかし樹木が作ったシュークリームに触発されたスイーツ課の北川が、新しいシュークリームの案を提出。商品化をめぐって争うことになった。

浅羽は、この勝負に勝ったら社員にすると樹木に約束をする。居場所を求めていた樹木は、浅羽の言葉に喜び、この勝負を受けることにした。

 

審査会は2週間後。スイーツ課の人たちに挨拶をする樹木。

三田村課長や北川は、樹木のシュークリームの味を褒めたが、藤野と土屋は自分たちの分野に何も知らずにやって来た樹木に不快感を露にする。

樹木が考えたシュークリームは、予算関係なく作ったもので、商品化することになると1個230円を超えてしまう。

コンビニスイーツにお客さんが出せる金額が160円。

スイーツ課が売値に見合った原材料を探し出し、樹木には、売値の範囲内で味を再現することが求められた。

 

『DolceKitchen』の工房で、隣り合わせで作業する事になった北川と樹木。

樹木はライバル心をむき出しにするが、樹木が作業中ケガをすると、北川が手当てをしてくれた。

ライバルなのに優しい北川の態度にイライラする樹木。

家に帰ってからも愚痴をこぼし、スーに呆れられる。が、スーのおばあちゃんのベトナム土産のチョコレートを食べ、機嫌を直した。

 

翌日。

朝礼後に出勤してきた樹木に、売値に見合う原材料の表を渡す土屋。

表を見て味が下がると言う樹木に「それを下げないように工夫するのがお前さんの仕事だろ。」と突き放す。

樹木は、昨晩スーからもらったベトナムのチョコレートを配り、このカカオを使いたいと申し出る。

しかし土屋は「遠足に持って行くお菓子を決めてんじゃねえの。全国3千店に置かれるシュークリームの原材料を決めてんだよ。」と、どこのものかも分からないものを調査もせずに使えないとバッサリ。

さらに、畑1年分2年分という契約で動いていると藤野に教えられ、コンビニスイーツ制作の現実を知る樹木。

そして工房に作業に行こうとするが、そこでも藤野から、連絡ボードに直帰するかどうかを書いておけと細かい指導を受けた。

土屋と藤野は、組織の一員としての振舞いを一から樹木に教えないといけないとイライラするのだった。

 

リサーチの為、スイーツ店に出かけた北川は浅羽と鉢合わせした。一緒にスイーツを食べることになった二人。

北川と浅羽は、北川から別れを告げた元恋人同士だった。

「甘いの平気になったの?」と聞く北川に、審査をする立場としてスイーツの味のトレンドを知っておくために食べていると答える浅羽。

一岡課長を異動させた理由を尋ねる北川に、「一人カリスマがいると、周りはみんなその人に判断を委ねる。顔色を伺う。結果地盤沈下を起こす。風向きが変わったの感じてるだろ?」と答える浅羽だった。

 

夜。

浅羽が新谷を食事に誘い、新谷が樹木を連れていくと北川もいた。気を遣う新谷。

新谷が樹木に話を振るが、場が盛り上がらない。

浅羽と北川と一緒にワインを飲んだ樹木は、一人で立てないほど酔っぱらってしまう。

新谷が、樹木を自宅アパートまで送り届けると、迎えてくれたのはバイト仲間の陸斗と店長、スーの3人だった。

陸斗と店長は、スーと樹木のアパートが店から近いため「シフトが入っていない日は、よく鍋パーティーをしている。」と説明してくれた。

眠り込んでしまった樹木の横で、鍋をごちそうになる新谷。

3人から、樹木がアイドルをやめて、未練タラタラの日々を送っていたことを聞かされた。

 

一方で浅羽は、付き合っていた頃に飲んだワインの銘柄を覚えていた北川と二人きりになって、突然手を握られ戸惑っていた。

しかしすぐに北川から「もう何も感じないね。」と言われショックを受けていたのだった。

 

翌日。

樹木は深々と頭を下げて、新谷に昨夜のことを詫びた。

 

新谷は、北川も企画が通ったのは初めてなのだと樹木に教える。これまでは鬼の一岡課長に厳しく指導され、アシスタントに回っていたというのだ。

それを聞いた樹木は「余計負けらんないじゃん。」とさらに闘志を燃やす。

そんな樹木に新谷は「俺の経験上、誰かに食べてもらいたい。喜ばせたい。そういう思いで作った方がうまくいく。」とアドバイス。

勝ちにこだわって固くなっていた樹木の気持ちをほぐしてくれた。

 

樹木と新谷は、毎日カカオの配合、産地、焼く温度などを変えて、ありとあらゆる生地を焼き続け、試し続けたが、なかなかいいのが見つからない。

 

ある晩。

スイーツ課の連絡板を見て、樹木の名札がひっくり返されておらず、帰宅していないことに気づいたスイーツ課の先輩3人が、工房まで見に来てくれた。

早く帰れという土屋に、まだ全然出来ていないと返す樹木。

「負けたくない。今度こそ選ばれたい。」「社長が美味しいと言った味を再現できるまで何時間だって何度だってやります!だからお願いします。」と頭を下げるのだった。

 

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翌朝。

三田村課長から、土屋と藤野が朝一番で原材料部にかけ合って、樹木が使いたいと言ってたベトナムのチョコレートを買い付けに行ったと、教えてもらった樹木。

そして二人が「おねだり通りあのカカオを使わせてやるから、納得のいくシュークリームを完成させろ。」と伝言を残してくれたとも教えてくれた。

 

土屋と藤野のおかげで、ベトナムのカカオを使えるようになった樹木と新谷。味は格段に良くなっていった。

輸送に耐えられるかたさの生地が出来上がり、次はサクサク感をさぐる。

一方で北川の試作も順調に進んでいた。

 

 

審査会が明日と迫った夜。

樹木と新谷は、仕上げ作業で残っていた。

しかし連日の徹夜で疲れた樹木が作業台に座って寝てしまう。

そこに、差し入れの牛丼を持ってきた浅羽が現れ、ジャケットを樹木にかけてあげるのだった。

 

審査会当日。

浅羽は一岡にも審査をお願いした。

 

樹木か北川、満場一致で勝ったのはーーー??

 

…というお話でした。

 

北川さん色気あり過ぎ!

2話でいきなり、スイーツ課の北川さんと浅羽が昔付き合ってたと分かってびっくり。

1話でそんな素振りありましたっけ??

 

浅羽がスイーツ課に新しいシュークリームのアイデアを出せと言った時に、チラッと北川さんに話しかけるシーンはありましたが…。

あの時も北川さんに「君は?うちのスイーツ面白い?」とか聞いてましたけど、その「」って言い方が恋人を呼ぶ親密な呼び方だなんて、気づきもしませんでした!!!

しかも!

北川さんが"”って呼ばれ方を嫌がって「”北川さん”でしょ?」って言い直させるのがまぁ、色気があること!!

北川さんと浅羽が並んで歩く姿が、そりゃあもう似合い過ぎて、しっくりき過ぎて、樹木の入る隙なんて全くありません!!!

なーんで、1話で気づかなかったんだろう…?

 

それからそれから!!

食事のあと、浅羽と二人きりになった北川さんが、そっと浅羽の手を握って「もう何も感じないね。」なんて、いやいや参りましたよ。

何を言ってんすか?姉さん!

浅羽は未練ありそうですけど、あなたもあるんじゃないの?

1話を見た時点では、夢破れた元アイドルの女の子が、居場所を見つけて奮闘する物語だと思ってて、おまけで恋愛が来るのかぐらいに思ってました。

ところが、2話が始まっていきなり恋愛モード突入!

参りました!!

 

いきなり面白くなってきましたよ!

1話での北川さんが抑え気味のキャラだったんで、2話からの大人な彼女に釘付けです!

樹木のうるさいキャラが余計に彼女を引き立たせますね~~!!

 

面白い!!

 

新谷くんがんばれ

恋愛モードに入ったといえば、新谷くんもそうでしょう。

1話で樹木のことがいいなと思ってるフシはありましたけど、彼氏の話を聞いて撃沈。

2話で樹木のバイト仲間から彼氏と別れたと聞いて、喜んでました。

1話では、新谷くんが樹木のことどこまで気に入ってるか分かりませんでしたが、2話で本当に好きになってきたって感じです!!!

 

北川さんとは仕事の同志って感じですけど、樹木には気を遣ったりドキッとしてたり、分かりやすく気持ちが態度に出てます。

 

これまた面白くなってきました。

 

一岡を異動させたわけ

1話で浅羽が自分の意見に従わないスイーツ課の一岡課長を解任した時は、なんてやつだ!って思ってましたけど、一岡が異動する事でスイーツ課の人たちが意見を言いやすくなってました。

浅羽の狙いはそこ!

みんな一岡に頼り過ぎて、自分で考えなくなってしまってたのが問題だったと分かりました。

浅羽のわがままのように見えて、実はよく考えられた人事だったわけです。

 

それまでアイデアを採用されなかった北川さんが、アイデア出せるようになったし。

もしかして浅羽は、北川さんの為にスイーツ課を変えたいと思ったのかな??

いやいや、エクサゾンの都築部長にはココエブリィを利用する。とか言ってたし、そんな個人的な感情で会社の人事を動かすような人ではないですよね?

もっと冷静な判断をする人物のはず!

エクサゾンに辞表も出してたし、何やら裏があるのは間違いない!!

神子専務もどこまで探りを入れてくるのか?

会社内の争いも面白くなりそう!!

一岡さんはいち早く自分を異動させた浅羽の狙いを知って、浅羽派になりそうだし。

話がどんどん大きくなっていきそうで楽しみです!!

 

勝負のゆくえ

樹木と北川さんのシュークリーム対決。

1話から制作の苦労をたっぷりと見せて引っ張っておいて、そりゃあないでしょ?

でもま、樹木がスイーツづくりを続けられそうでよかったです。

 

見応えがあった第2話

2話は1話以上に見応えがあって、グッと物語に引き込まれました。

いきなり北川さんの色気にやられたし!

最初は樹木をうっとうしく思っていたスイーツ課の人たちも、樹木の熱い思いを知って協力してくれて感動させられて。

樹木がライバルに嫉妬の炎を燃やすのも面白かった。

最後は勝負の行方に翻弄されて…。

 

感情が振り回されるとっっても面白い回でした!!!

 

以上、『この恋あたためますか』第2話の感想でした。

 

 

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木曜ドラマ 七人の秘書 第1話の感想とあらすじ

テレビ朝日系列の木曜ドラマ『七人の秘書』。10月22日から放送が始まりました。

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おもな登場人物

  • 望月千代:木村文乃さん…東都銀行の常務秘書。兄が営むラーメン屋で働きながら、銀座のホステスとして働きナンバーワンになる。しかし不景気でラーメン店が潰れ、兄は失踪。兄の親友だった司法書士・萬と再会。萬が買い戻した兄のラーメン屋の2階で暮らす。
  • 萬敬太郎:江口洋介さん…ラーメン屋「萬」の店主。兼業で司法書士。わずかな報酬で、5人の秘書と五月と一緒に、人助けをする影の秘書軍団の元締め。政治家の秘書だった過去がある。
  • 鰐淵五月:室井滋さん…家政婦。元政治家の秘書。
  • 照井七菜:広瀬アリスさん…東都銀行頭取秘書。東都銀行の正社員。秘書になりたくてなったわけではなく、怒られてばかりいる。頭取に気に入られ、スイートルームで二人きりで会っていた時に頭取が急死。秘書軍団と初めて会う。
  • 朴四朗(パクサラン):シム・ウンギョンさん…慶西大学病院病院長秘書。母が韓国人、父が日本人。秘書たちの後方支援をする。
  • 長谷不二子:菜々緒さん…警視庁警務部長秘書。
  • 風間三和:大島優子さん…東京都知事秘書。ホテルオーナーの令嬢で語学堪能。

 

  • 粟田口十三:岸辺一徳さん…財務大臣。萬となにやら因縁がありそう…。
  • 千代の兄:マキタスポーツさん
  • 黒木瞬介:坂口拓さん

 

第1話のあらすじ

東都銀行の頭取・一原福造(橋爪功さん)は、秘書の照井七菜に作ってもらった煮物をホテルのスイートルームで食べ、食後はトランプで遊び、楽しいひとときを過ごしていた。

しかし突然苦しみだした福造は、ラーメン屋「萬」の萬店長に電話をかける。

萬は「引き取らせていただきます。」と返事し、店でラーメンを食べていた東都銀行常務秘書の望月千代に目配せした。

千代は、同じく店で食べていた鰐淵、警視庁警務部長秘書・長谷不二子と慶西大学院長秘書・パクサランと共に、福造と七菜がいるスイートルームに到着。

 

ホテルのフロントでは、ホテルオーナーの令嬢であり東京都知事秘書の風間三和が、スイートルームがある23階を封鎖するよう指示していた。

サランがAEDを使って蘇生措置を施したものの、福造は亡くなった。

秘書たちは素早く福造の持ち物を処理し、福造の遺体を袋に詰める。

千代は、突然のことに呆然となっていた七菜に「ここで見たこと聞いたこと言ったことは墓場まで持って行く」という文書にサインをさせた。

三和がホテルの裏動線を確保すると、4人は素早く遺体を運び出した。

 

萬が福造の自宅を訪れ、妻・弓恵(朝加真由美さん)に遺体を引き渡した。

福造は萬の店の常連で、兼業で司法書士もやっている萬に「心臓病でいつ何が起こるか分からない。どこで倒れても、自宅で奥様に看取られたことにして欲しい。」という依頼をしていた。

弓恵は、福造が誰といたかまでは聞かず、遺言書を受け取った。

 

頭取の急死を受け、東都銀行では新頭取を決める臨時役員会議が開かれた。

銀行では巨額の赤字を抱えており、銀行の立て直しが急務だった。役員の中では、副頭取の霧島(小林隆さん)を押さえ、常務の安田(藤本隆宏さん)が新頭取となるだろうとささやかれていた。

 

後日。

教会で福造のお別れ会が開かれた。

受付には東都銀行常務秘書の望月千代がいて、参列者に献花用の花を渡していた。

警視庁警務部長・北島剛次(木下ほうかさん)の後ろには警務部長秘書の長谷不二子。

東京都知事・南勝子(萬田久子さん)の後ろには東京都知事秘書の風間三和。

慶西大学病院院長・西尾忠彦(大和田伸也さん)の後ろには、院長秘書のパクサラン。

それぞれ千代と目を合わすこともなく、献花を済ませた。

福造と一緒にいた頭取秘書の照井七菜は、教会の入り口まで来たが中に入れずに泣いて千代に電話をかける。

そんな七菜に千代は「仕事に私情を持ち込むなんて秘書失格です。愛人としても失格。全て失格。」と叱り飛ばす。が、七菜は逃げていくのだった。

最後に財務大臣の粟田口十三が来て手を合わし、妻の弓恵に声をかけた。

帰ろうする粟田口を引き留め、挨拶をする東都銀行の安田常務。粟田口は安田を新頭取候補だと持ち上げた。

 

そんな安田に、千代田支店長の守谷(山崎樹範さん)が千代田支店に金融庁検査が入ると言って泣きついてきた。しかし安田は助けもせず守谷を切り捨てた。

守谷が、電車の踏切に侵入して自殺を図ろうとしたところを千代が止めた。

 

守谷は千代に連れられ、ラーメン屋「萬」へ。

千代に促されるがままラーメンを食べた守谷は、安田常務に逆らえず、ある町工場の決裁書を改ざん。不正融資をした数億を常務に還流していたと話す。

常務の命令で、本来なら融資を受けられない町工場を利用してしまった。しかし金融庁検査がかわせそうになく、自殺しようとしたのだという。

守谷は内部告発もしたが握りつぶされ、自分で罪をかぶるしかないと思い詰めていた。

別の席でラーメンを食べていた三和が「あんた一人消えたって、そんなリーダーがいる限り、犠牲者が増えるだけじゃん。」と話に入ってくる。

さらに不二子が「そんな奴のさばらせたら、もっと大勢が犠牲になる。」と言う。

そしてサランも「懲らしめてやりましょう。」と重ねる。

気づけば、萬、鰐淵、千代、サラン、三和、不二子と影の秘書軍団全員が「萬」に集まっていた。

守谷が誰?と聞いても皆「名乗るほどの者ではございません。」と言うのみ。

全員分の飲食代を守谷が支払った。

最後に萬が「死ぬのは10日ばかり待ってみませんか?ここからは引き取らせてもらうから。」と言うのだった。

 

安田をどう懲らしめるのか?秘書軍団が動き出すーーー。

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東都銀行では安田常務が新頭取に決まり、各方面から祝いの花が届き、就任式に向けての準備が進められていた。

 

東都銀行内では千代が。安田の妻がプチ整形に訪れた慶西大学病院ではサランが。

安田宅の家政婦が辞めたばかりと聞いて、鰐淵が安田宅の家政婦として入った。

皆それぞれの持ち場で、新頭取就任式までに安田の不正の証拠を見つけ出すために動いた。

しかし式直前になっても不正の証拠は見つからない。

千代はある人物に目をつけるーーー!!!

影の秘書軍団は、どうやって安田を懲らしめるのか??

 

 

…というお話でした。

 

ターゲットがそこまで悪に見えなかった

このドラマが始まる前に、七人の秘書が影で悪を懲らしめるーーなんて話で、とても期待して初回放送を待っていました。

しかし!!

初回の懲らしめる相手が銀行の新頭取候補。

最近まで『半沢直樹』で銀行の濃密なドラマを見ていたので、内容がとても薄く感じてしまいました。

どうして副頭取よりも、懲らしめられる常務の方が新頭取にふさわしいと周りから思われていたのか?

なんで優秀だと思われているのかが全く分からず、悪を倒すスカッと感もありませんでした。

 

冒頭の、頭取の遺体を運ぶシーンはテキパキしてて面白かったんですが、本編の悪を懲らしめる話が面白くなかったです。

 

『DIVER』と比べてしまった

鰐淵が、安田の自宅書斎で不正の証拠をさがすシーン。

安田が書斎に入ってきて、慌てて鰐淵がソファーの下に隠れて、千代が安田を呼びに来てバレずに済んだんですが、これがもう丸見え!!

見てるこっちが恥ずかしくなるくらいバレバレで、ほんとに隠れてるつもり??ってツッコみたくなりました。

 

この”ソファーの下に潜り込んで、そのソファーに座られてしまう”というシーン。

最近まで放送されていたフジテレビ系ドラマ『DIVER』でも、4話で似たシーンがありました。

ターゲットの社長室に、福士蒼汰さんと野村周平さんが忍び込み、途中で女性が入ってきて、野村周平さんがソファーの下に隠れます。

しかしソファーと床の間が狭く、野村さんが入ったことでソファーが持ち上がった状態。

女性がソファーに寝転がって目を閉じているのを見計らって、福士蒼汰さんが近づき、セロハンテープをソファーの足にかませて何とか切り抜けたんです。

この切り抜け方は『DIVER』の方が面白かった!!

 

 

『七人の秘書』の場合、男性が上でしかも藤本隆宏さんという大柄な男性。

下にいるのが女性の室井滋さんだったから、力で支えるってのが難しかったのでしょう!!

 直近で似たような設定のシーンを見ると、どうしても比べてしまいます。

 

不二子と安田の映像は要らなかった

秘書軍団が、安田に関する映像を頭取就任式で流してました。

その中で、不二子が厳しくスピーチの指導をしている映像を、SMプレイのように仕立てて流してたのが要らなかったと思います。

面白くしようとしたんでしょうけど、別の映像だけで十分だったんじゃないかな?と思いました。

 

秘書軍団は萬に借金をしてる?

どうしてそれぞれ立派な職場で秘書をしている人たちが、悪を懲らしめる影の秘書軍団に入っているのか?

どうも三和以外は、萬に借金を返すために働いているようです。

秘書軍団の報酬で借金を返そうとしてる様子。

それぞれどんな弱みがあるのか?

これから徐々に明らかになっていくと思われます。

 

悪を懲らしめながら、それぞれ個人の問題も解決していくドラマになっていくのでしょうか?

初回では、木村文乃さん演じる千代の兄が、借金を苦にして自殺しようとしたのを千代が止めた過去があるようです。

話にだけ出てくるので、千代の兄は現在は一緒にいないみたいです。

その他の秘書たちにも、裏に色々ありそうな感じです!!

 

次回以降に期待!

 

悪を懲らしめるという設定は面白いのに、初回の懲らしめ方が面白くなかったな~と思います。

初回はいまひとつな内容でしたけど、他の話なら面白くなるのでは?と思いました。

次回以降に期待したいと思います!!

 

以上、『七人の秘書』第1話を見た感想でした。

 

 

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玉木宏主演ドラマ 極主夫道 第3話の感想とあらすじ

毎週日曜夜10時30分からの読売テレビ・日本テレビ系列のドラマ『極主夫道』。

10月25日に第3話が放送されました。

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第2話の感想はこちら。↓

 

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おもな登場人物

龍:玉木宏さん…元極道で今は美久と結婚し、専業主夫。言動や行動が極道時代のものが抜けず、周りを怖がらせているが自覚なし。関西弁。「主夫なんか。」という言葉に敏感に反応。「主夫ナメたらあかんで!」と言い放つ。

美久:川口春奈さん…龍の妻。デザイナーのキャリアウーマン。家事が苦手で龍に任せきり。

向日葵:白鳥玉季さん…龍と美久の娘。小学生。母の美久よりしっかり者。龍の実の子ではない。

…ネコ。

 

大前ゆかり:玉城ティナさん…大学生。喫茶店のアルバイト店員。龍に普通に接する。龍のインスタのフォロワーだが、龍だと気づいていない。

遠野誠:水橋研二さん…ゆかりがアルバイトする喫茶店の店長。龍を怖がっている。

三宅亮:本田力さん…龍行きつけのスーパーブンタの店長。龍を怖がってる。

 

<<天雀会>>

江口菊次郎:竹中直人さん…龍の元上司。天雀会会長。雲雀に頭が上がらない。龍に戻ってきて欲しいと思ってる。

江口雲雀:稲森いずみさん…菊次郎の妻で天雀会の姉御。

雅:志尊淳さん…天雀会の組員。足を洗った龍を慕い追いかけている。ゆかりに一目ぼれした。

 

<<隣町>>

虎二郎:滝藤賢一さん…元極道である事件を起こし服役後、露店のクレープ屋を営んでいる。広島弁。「剛拳の虎」と呼ばれていた。

 

<<警察>>

酒井タツキ:古川雄大さん…交番勤務の警官。龍の動きに目を光らせている。

佐渡島幸平:安井順平さん…交番勤務の警官。酒井の先輩。

 

<<婦人会>>

田中和子:MEGUMIさん…火竜町の婦人会会長。

太田佳世:田中道子さん…火竜町の婦人会会員。

 

<<大城山組>>

大城山國光:橋本じゅんさん…大城山組の組長。天雀会と敵対関係。

井田昇:中川大輔さん…大城山組の組員。切り込み隊長。

岡野純:片岡久迪さん…大城山組の組員。龍や虎二郎がコワイ。

 

第3話のあらすじ

龍は、毎日仕事を頑張る美久のために、クエン酸とはちみつを混ぜた栄養ドリンクや薬膳料理、デザートにモンブランを作ったり、足つぼマットやホットアイマスクを用意して、家でくつろげる心遣いをする。

そんな龍を手伝おうとお米を研ごうとするが、釜の周りに水を跳ねさせ、かえって龍の家事を増やしていた。

 

そんな時、令和のグッドファーザーとして、向日葵のクラスメートの父親・千金楽寿喜(鈴木浩介さん)がテレビで取り上げられているを見た龍。

千金楽は医者をやりながらPTA会長もしている。仕事、家事、PTAとこなす千金楽。

千金楽はイクメンだと褒められ、家事をする写真をSNSで上げて「いいね」をもらえることに喜びを感じてた。

千金楽が「テレビの前の親御さん。特にお父さん!PTAは子供たちに学校生活をよりよくするための大切な組織です。積極的に参加してください!」と言っているのに感激した龍。

ハロウィーンのお楽しみ会のことで話し合いをしていたPTAの会議に乗りこんで「俺もこの一門に加えていただけませんか?」とPTA入会を希望。

年度中の人事は変えられないと言って断られ、それならと、龍はお茶で千金楽と義兄弟の契りをかわした。

 

千金楽と義兄弟になった龍は、ハロウィーンの会の協力を申し出る。そして雅をいつもの喫茶店に呼び出し、ハロウィーンが何なのか?と質問。

雅もよく分かっておらず、喫茶店の店員ゆかりが代わりに「まずは仮装。」と答える。

仮装のための買い出しに、ゆかりについてきてもらった龍。ゆかりに一目惚れしていた雅と3人で100均に向かった。

買い物を終えた龍は、美久と向日葵相手に"重症のヤクザ"というテーマの仮装を披露して血のりを吐き、美久にこっぴどく怒られた。

夕食の時に、ハロウィーンのお楽しみ会の話をする龍。向日葵は「お楽しみ会なんか行きたくない。」と嫌がり、夕食も残して席を立った。

 

翌日の下校時。

交通整理をしていた龍は、向日葵が一人で帰っていることに気づく。そして雅に協力を呼びかけ、ひそかにある計画を進める準備を開始。ミシンで何やら縫い始めた。

龍は婦人会の田中会長と太田さんにも協力を頼み、田中は貸しだと言って引き受けてくれた。

そして作業の邪魔をしてきた大城山組の組員たちも脅して、協力をさせることになった。

 

一方交番では、酒井と佐渡島が、隣町で宝石店を襲った強盗犯が、明日襲ってくるかもしれないと警戒していた。

龍は明日のお楽しみ会に向けて、お菓子作りに没頭するのだった。

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翌日。ハロウィーンのお楽しみ会当日。

千金楽親子は、アメリカの保安官の仮装で皆他の親子たちの視線を浴びて喜んでいた。

そこへ龍も手作りのお菓子を持って来て参加。子供たちは大人たちからお菓子をもらって大喜び。

龍は、子どもたちに「こいつはどえらいもん配合しとるからな。一度食うたらやめられへんで。」と意味深な言葉で気味悪がらせ、美久に怒られた。

続けて丁半をはじめて子供たちを凍り付かせ、またまた美久に怒られた。

 

千金楽が会の終わりの挨拶をしていると、龍が「余興を用意した。」と言って、桃太郎の劇を始めた。桃太郎役は龍。

 

ーー同じ頃、雲雀がパートをしていたスーパーに強盗が押し入った。

雲雀と、パートのことで店長にクレームを言いに来ていた江口が、二人で強盗を撃退。強盗は逃走した。

強盗を追いかける雲雀と江口。通りがかった警官の酒井が一緒に後を追いかける。強盗は小学校へ入っていった。

 

一方、桃太郎の劇は婦人会の田中や太田も参加して、ヤクザ流の言葉で子供たちを戸惑わせながらも順調に進んでいた。

大城山組の組員たちが扮する犬、猿。キジの家来を引き連れ、鬼ヶ島へカチコミに行く場面で鬼役の雅がトイレに行って出てこない。

しかし劇を見ていた子どもたちの後ろで、全身タイツの鬼の格好をした男が三角座りをして一緒に見ているのを発見した龍。

「おったでー!そこや。」と言って鬼に近づく。拳銃を構える鬼。

龍は銃口を自分の額に当て「ここで俺を撃って後悔せえへんか?」と言う。鬼は銃を下に落とした。

龍は鬼に理解を示し「ホンマは人を傷つけるつもりはなかったんやろ。相手の立場に立てば分かり合えることもある。」と説得。仲直りの印にきび団子を渡した。

皆さんも誰かとすれ違うこともあるんとちゃいますか?そんな時は素直に謝って、このきび団子で仲直りしましょうや。

龍が言ったのを合図に、劇のキャスト達が子供たちにきび団子を配る。

劇は感動のうちに幕を閉じたーーー。

が、雅がひょっこり現れ、鬼が偽物だと分かる。鬼は雅の衣装を勝手に着て紛れていた強盗犯だったのだ。

警官の酒井が来て強盗犯を追い込む。

千金楽が突き出した拳に、龍がおもちゃを投げて転がせた強盗犯が突っ込んでいき倒れた。

「兄さんさすがですわ!」と龍が言うと、酒井も含め他のみんなも揃って千金楽を褒めたたえた。

ハロウィーンのお楽しみ会は、千金楽が見事強盗犯を捕まえたところで幕を閉じたのだった。

 

龍からきび団子を受け取っていた向日葵は、友達のユキちゃんに謝り、ひどいことを言ったことを謝った。ユキちゃんも向日葵に謝ってきび団子を交換。

仲良くきび団子を食べて仲直りした。

 

そしてその晩の夕食を元気に食べた向日葵だった。

 

…というお話でした。

 

”ない時ある時”をやってた

龍と雅とゆかりが仮装の買い出しで100均に行ったとき、100均をバカにする雅に、フルーツ絞りの道具とランチピックを見せて、『551蓬莱』のCMの真似をやってました。

551は「ある時ない時」ですけど、龍は「ない時ある時」と逆転させてそれぞれのバージョンでやってました。

龍の、ある時バージョンの喜んでるバーションの顔が面白かったです。

関西しか流れていない551蓬莱のCMのパロディーをやるなんて、全国の皆さんに伝わったんでしょうか??


【関西人が好きな関西ローカルCM】関西で知らない人はいない?「551蓬莱」 551の豚まん ある時ない時リビング篇・アイスキャンデー 夏祭り篇

 

さすがに「ある時ない時」をまんま真似するのははばかられたみたいで、”ない時”を先にやってました。

こんな関西の内輪だけウケるようなことやってて、笑いが伝わる?

と勝手に心配になりました。

 

千金楽さん面白い

医者をやりながら家事もこなして、PTA会長までしている鈴木浩介さん演じる千金楽さん。

本業のお医者さんのお仕事は守秘義務とかあるから、SNSで情報を出せないけど、家事をこなす姿をSNSで上げて、”いいね”をもらうことに快感を得てました。

この自分に酔う姿が面白かったです。

いきなり登場した濃いキャラの龍に戸惑う姿も面白かったし、龍に慕われてるのを嫌々ながらも受け入れてるのがかわいかったです。

 

いいキャラが出てきましたね~!

今回だけのゲストかな?

今回だけにするにはもったいない気がしました!!

 

いちいち極道に絡む

冒頭で疲れた美久に、クエン酸入りの飲み物を龍が出してあげてたんですが、そのクエン酸を小袋に入れて、怪しげに見せるがいちいちヤクザっぽい。

ハロウィーンで子供たちにお菓子を配る時にも「こいつはどえらいもん配合しとるからな。一度食うたらやめられへんで。」とか言うてみたり。

極めつけは、桃太郎が鬼ヶ島に鬼退治しにいくのを「鬼ヶ島にカチコミ」って!!

 

いやぁ、くだらないですね~~!!

桃太郎の劇の途中はツッコめませんでしたけど、一回一回美久が龍をとっ捕まえて怒るのも面白かったです。

 

江口夫婦活躍!

これまでもヤクザの江口夫婦が話の合間合間に出てきて、あんまり面白くもないから要らないなーと思ってました。

けど、今回はスーパーに入ってきた強盗犯を追い払うという大役を果たしていました!

これは江口夫婦じゃないと追い払えない!

店長だけでは成立しない話でした。

 

江口夫妻がやっと大活躍するシーンが見れました!!

面白くないって言ってごめんなさい!!って思いました。

 

虎が出なかった

前回登場した滝藤賢一さん演じる虎が、オープニングには登場するものの、本編には出ず。

今回は学校のPTAの話なんで仕方がなかったんですが、滝藤さんが登場しないのは寂しかったです!!

龍とのいがみ合いがまた見たい!!

次回の予告を見る限り、来週は登場するみたいなんで楽しみです。

 

美久の両親がお父さん役が正名僕蔵さんで、お母さん役がYOUさん。

これまた面白い夫婦が見れそうで楽しみです!

 

以上、『極主夫道』第3話を見た感想でした。

 

 

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大河ドラマ 麒麟がくる 第29回「摂津晴門の計略」の感想とネタバレあらすじ

NHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。10月25日に第29回が放送されました。

 

 第28回の感想はこちら。↓

  

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 おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん…美濃の国境にある明智家に生まれる。鉄砲を知り、堺で松永久秀の計らいで鉄砲を入手した。京で出会った三淵藤英・細川藤孝兄弟と誼を通じる。道三から家督を譲り受けた高政に同調する態度を取っていたが、高政が正室の子である弟の孫四郎と喜平次を殺害。十兵衛と光安は長良川の対決で道三側についたが、道三は討死。明智城で光安に家督と明智家の旗印を託され、左馬助、牧、煕子とともに落ち延びる。伊呂波太夫の導きで越前の朝倉義景に謁見。越前で匿ってもらった。義景の使いで京の義輝に謁見。将軍の頼りなさを目の当たりにし、道三に買われていた信長という人物に徐々に引かれていく。今川義元が尾張侵攻の先鋒に松平元康を据えると知り、左馬助を通じて、帰蝶に元康の母・於大の方と伯父の水野を使って戦をやめさせる作戦を伝えた。桶狭間の戦い直後の信長に会い、大きな可能性を感じる。越前に藤孝が来て将軍・義輝に会って欲しいと頼んできて京へ行ったが、力になれず越前に戻る。義輝討死の知らせを受け大和にいた久秀を責めた。細川と三淵から次の将軍と推されている覚慶を、将軍の器でないと判断。義景に報告。国の中がまとまっていない義景に見切りをつけて、信長に義昭を奉じて上洛するよう説得。応じた信長と武装なしで義昭を上洛させた。15代将軍となった義昭につき、幕臣となる。

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。家族より先に美濃に戻った。

  • 明智左馬助(秀満)間宮祥太朗さん…光安の息子。第12回から登場父と一緒に道三に味方するために鶴山へ行ったが、父とともに敗走。明智城に戻り父の遺志を継ぎ十兵衛らと共に落ち延び越前へ。今は美濃に家族とも戻っている。

  • 岸:白鳥玉季さん…光秀の長女。
  • たま志水心音さん…光秀の二女。
  • 煕子:木村文乃さん…光秀の正室。十兵衛のやることに全て付いてきてくれる。いい嫁御寮。
  • 常:生越千晴さん…明智家の侍女。
  • 木助:水野智則さん…明智家の家来。

 

越前

  • 朝倉義景:ユースケ・サンタマリアさん…越前の領主。伊呂波大夫から十兵衛らを匿うように頼まれる。争いに巻き込まれるのが嫌い。十兵衛の京行きを情報を逐一知らせることを条件に許可した。越前に帰ってきた十兵衛に、野心を持たぬよう諭す。義昭の烏帽子親となり、上洛相としたが嫡男の阿君丸が暗殺され断念した。三好、六角と組み、織田を討とうとしている。

  • 山崎吉家:榎木孝明さん朝倉家の家臣。
  • 阿君丸:森優理斗さん…義景の嫡男。義景から溺愛されていていたが、何者かに暗殺された。
  • 朝倉景鏡:手塚とおるさん…朝倉一門。義景のいとこ。義景の上洛に反対。三淵に協力する。

 

<その他>

  • 伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。東は常陸、西は薩摩へと芸を披露しながら旅して回り、京へ5年ぶりに戻って来た。松永久秀から十兵衛の話を聞いたり、尾張の信秀からは東庵に双六で勝ったとことを聞いたりしていて顔が広い。駒が武家の人に火事から救われ、母である先代の伊呂波太夫のもとへ連れられてきた時のことを覚えていた。織田信秀とも生前関わりがあり、尾張に弔い興行で滞在。帰蝶から金を積まれ傭兵を世話した。帰蝶から頼まれ、道三のために越前までの逃げ道を用意したが断られた。帰蝶の命令で明智家を越前へ連れて行き、朝倉義景に匿って欲しいと頼んでくれた。義景との会話から、近衛家の血縁の者で、関白の近衛前久とはおむつの世話をしていたこともあり仲が良い。有力な大名から公家まで顔が広く、お金次第で人と人とを結びつける役をしている。

 

美濃

  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣だった。十兵衛らが越前に逃れる前、美濃に留まるという牧を説得。明智の里を守ってくれていた。
  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん…美濃三人衆の一人。高政の死後息子の龍興に見切りをつけ、信長に従っている。

尾張

<<織田家>>

  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。尾張に戦をしかけようとしていた三河の松平広忠を山中で暗殺。両親特に母からあまり好かれていないことに気づいていて、寂しさを抱えていたが、帰蝶から父・信秀の真意を聞いて笑顔を取り戻す。聖徳寺の会見で道三に気に入られ、良好な関係。道三の援軍を受け、今川軍を村木砦の戦いで破る。帰蝶の働きで、守護の斯波義統を殺した織田彦五郎を叔父の信光に殺させるよう仕向け、頼ってきた斯波義銀を擁して清須城に入り、さらに周辺の城も従わせる。信長の勢いは各地に伝わる。道三が高政と戦うと知り援軍に駆けつけたが、高政軍に阻まれ尾張へ帰る。信勝の重臣・柴田勝家から信勝の謀反の兆しを告げられ帰蝶の助言で直接会う。が、信勝が毒入りの水を自分に飲ませようとした事を知り激高。信勝に飲むよう迫り、結果殺すことになった。上洛して将軍・義輝に謁見し、尾張平定を報告。今川の尾張侵攻を阻止して欲しいと義輝に頼んだが、官位を授けるぐらいで何もしてくれない義輝にがっかりする。桶狭間で今川義元を討つ。後ろ盾になって上洛して欲しいという義輝の願いを聞き入れなかった。美濃から斎藤龍興を追い出し稲葉山城に入り岐阜城と名前を改めた。十兵衛の話に乗り義昭を奉じて上洛することにし、美濃へ招き入れる。義昭の頼りなさに不安を覚えたものの、十兵衛の言う通りに義昭を奉じて上洛を果たす。二条城普請で将軍の力を実感する。

  • 帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。信長の正室。以前十兵衛が好きだった。信長を裏でプロデュースしている。守護・斯波氏を殺した織田彦五郎を叔父・信光に殺させるよう誘導した。一方で信長との盟約を切ろうとしている兄・高政を下ろし、弟・孫四郎に家督を継いで欲しいと考え、明智家に協力してもらうよう遠隔で孫四郎にけしかけていた。道三が高政の戦いで父が討死すると、伊呂波大夫に頼んで明智家を逃がすよう命じた。その後信長が義弟・信勝を討つよう仕向けた。十兵衛から今川の尾張侵攻阻止の策を聞き、信長の名で熱田に於大の方と水野を呼び出し工作をする。信長の子を育てるため清須にいる。
  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。かわいがっていた信勝を殺した信長を恨む。
  • 奇妙丸(信忠):加藤矢紘さん…側室吉乃が産んだ信長の嫡男。桶狭間に向かう信長が突然帰蝶に預けた。
  • 柴田権六勝家:安藤政信さん…信勝の重臣だが、美濃の高政、駿河の今川義元と通じる信勝が信長へ謀反の兆しがあるのを見逃せず、信長に報告する。
  • 前田利家:入江甚儀さん…信長の家臣。
  • 佐々成政:菅裕輔さん…信長の家臣。
  • 佐久間右衛門尉信盛:金子ノブアキさん…織田家の家臣。第21回から登場。
  • 木下藤吉郎(のち秀吉):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。第13回から登場。三河と遠江の国境で文字を学びながら足止めをされていたところ、東庵と駒に会う。駿河で駒と再会し字を習いたいと懇願。信長の噂を聞いて今川に仕官するのをやめて尾張へ行った。信長の家臣となり、いまや百人組の頭。信長の命に従い京で三好勢に情報で混乱させる。

 

  • 松永久秀:吉田鋼太郎さん…三好長慶の家臣。堺の辻屋で十兵衛と会い、一緒に酒を飲む。商人には凄んだ物言いをするが、十兵衛には穏やかに話をしてくれた。十兵衛が鉄砲を手に入れられるよう計らった。伊平次を探しに来た十兵衛と三淵を通じて再会。三好長慶を襲撃する計画を知った十兵衛、藤孝、藤英に主君ともども救われる。十兵衛に救われたお礼の手紙を利政に送っていた。 現在は京で将軍よりも力を持っている。義景の使いで上洛した十兵衛と再会し、道三が信長に目をかけていたことを聞かされる。直接信長と会ってつかみきれない人柄に引かれていく。京を治めていた三好長慶に大和を任されていた。息子と三好義継が義輝を討つのを止められなかった。覚慶が大和から脱出する手助けをする。三好の息子らと大和でぶつかったことが認められ、信長に受け入れられた
  • 三好義継:黒部弘康さん…三好長慶の息子。久秀の息子と将軍・義輝を討ち、義栄を将軍に据えた。
  • 三好長逸:宮原奨伍さん…三好三人衆の一人。
  • 三好宗渭:岡けんじさん…三好三人衆の一人。
  • 岩成友通:高野弘樹さん…三好三人衆の一人。

 

  • 足利義栄:一ノ瀬颯さん…三好勢に次の将軍にと推され、足利幕府14代将軍となる。病気で摂津から出られない。のち摂津で病死。

 

  • 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。光秀に連れられ道三の妻・小見の方を診るため美濃に入る。尾張の織田信秀とも通じている。小見の方の症状が落ち着き、駒と共に帰京。その後、織田信秀に呼び出され尾張へ向かったが、死に目に間に合わなかった。今は駿河で太原雪斎を診ていた。雪斎が他界したことで情報を伏せるために臨済寺に軟禁されそのまま駿河に滞在。元康が駿河に戻ったら将棋をやろうと約束したがかなわなかった。現在は京に戻っている。伊呂波太夫に銭を見せられ、駒が作る丸薬の商売を了承する。
  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ、家が火事となる。が、大きな手の武家の人に助け出され麒麟の話を聞く。東庵と一緒に美濃に入り、かつて火事から助けてくれたお武家様が美濃の人だとわかる。帰京している時に、京で負傷した十兵衛を手当てするために再び美濃へ行ったが、失恋を悟り帰京。伊呂波太夫の証言により、自分を火事から助けてくれたのが明智の家紋の布を持っていたと知る。東庵と駿河に入る。が、十兵衛が戦に巻き込まれてると知り、菊丸に三河と美濃の国境まで連れて行ってほしいと頼み美濃へ。越前までの逃亡に同行する途中、自分を助けた人が十兵衛の父と知る。越前に着くと安心して伊呂波太夫と駿河に戻る。今川義元の尾張侵攻に先鋒として行くことになった松平元康にお守り代わりの薬を渡し、生きて戻ると約束してもらったが叶わなかった。現在は東庵と共に京におり、かつて駿河の芳仁(ベンガルさん)に教えてもらった丸薬を作っている。伊呂波大夫について行った大和で覚慶(のちの足利義昭)を目撃する。伊呂波大夫の仲介で、寺に丸薬を売ることになった。丸薬を売りたいと言ってきた今井宗久に、三好勢への手助けをしないことと、義昭と信長に武装させずに上洛させることを条件に取引を迫った。

<<朝廷>>

  • 正親町天皇:坂東玉三郎さん…第106代天皇。
  • 近衛前久:本郷奏多さん…関白。近衛家で一緒に暮らしたことのある伊呂波大夫と仲が良い。義栄を将軍に推挙したことで追われる身に。
  • 二条晴良:小藪千豊さん…二条家の当主。

 

 <<足利将軍家>>

  • 足利義昭(覚慶):滝藤賢一さん…室町幕府最後の将軍となる。興福寺の僧で、時々町に出ては民衆に食べ物を配って声をかけている。町の人気者。兄の将軍・義輝が三好一派に討たれ、命を狙われる立場になり、藤孝らに連れられて大和から逃れる。甲賀に身を置いたのち、越前敦賀で朝倉義景に半年待ち、一乗谷で朝倉の義景を烏帽子親に元服。美濃に移動し信長と一緒に上洛。15代将軍となる。信長に絶大な信頼を置いている。
  • 三淵藤英:谷原章介さん…将軍奉公衆。義輝亡き後覚慶を次期将軍として推し、一緒に甲賀へ逃れる。その後義還俗した義昭と共に敦賀へ。一乗谷で義景を烏帽子親とし義昭を元服させ、信長と上洛を果たすため美濃に入る。義昭と一緒に上洛。幕府側の人間として織田に意見を出す。

  • 細川藤孝:眞島秀和さん…将軍奉公衆。三淵藤英の弟。義輝亡き後、次期将軍として覚慶を支え甲賀に逃れる。その後還俗した覚慶こと義昭と共に敦賀へ。三淵と共に義昭を護り、美濃に入る。義昭と共に上洛し、幕臣として十兵衛と一緒に働く。

  • 一色藤長:上杉柊平さん…義輝のお側衆だったが、藤孝と一緒に次の将軍と見据えられた義昭の警護にあたる。義昭と一緒の上洛し、幕臣として働く。
  • 細川藤賢:島英臣さん…十兵衛と義昭の警護に当たる。
  • 摂津晴門:片岡鶴太郎さん…義輝の代から幕府の政所頭人を務め、義昭のもとでも引き続き働く。みんなの前で恥をかかせた信長に何やら企んでいる様子。

  • 今井宗久:陣内孝則さん…堺の商人。駒の要求に応じ、信長に武装せずに上洛する事を条件を出し、三好から手を引いた。

 

第29回のあらすじ

摂津晴門から、本国寺の事変の知らせが遅かったことに激怒した信長は、将軍御座所として新たに二条城を強引に建てることにした。

信長自身が陣頭指揮をし、東山慈照寺からは庭石を出させ、桜の木が欲しいとなるとどこから名木を持ってこさせるのだった。

 

摂津と義昭のもとには、寺社から調度品を返納して欲しいとの訴えが寄せられており、その際に賄賂の金も渡されていた。

義昭の手前、訴えを退ける姿勢を見せる摂津だったが、金を密かに懐に隠していた。

摂津は「このままでは都中の寺社が織田様を恨み、ひいては城の主たる公方様に恨みの矢を向けましょう。」と義昭に伝える。

義昭は上洛を助けてくれた信長に何も言えないというが、信長がいずれ岐阜へ戻ったら、各寺の品々を少しずつ返していく。というのだった。

義昭は苦情を処理を摂津に任せた。

 

駒が義昭に会いに本国寺にやって来た。

義昭は駒に、貧しい人々を救うための施設を造る計画を話す。

しかし施設を建てて、医者や働く人たちを集めるのにはお金がないのが悩み。

駒は、最初から全部造らず、貧しい人たちに食べ物を与える悲田処だけでも造ってみては?と提案。

それだけでも1千貫は要る。

駒は東庵の館に帰って、これまで貯めてきたお金を確認。2百貫貯まっていた。

そしてもっと広いところに移り、丸薬をたくさん売って1千貫貯める決意をするのだった。

 

二条城普請をしていた十兵衛が、伊呂波太夫から「会わせたい方がいる。」と呼び出された。会わせたい相手は近衛前久。

前久は三好とのつながりを疑われ、義昭の上洛以来都を追われていたが、ひそかに帰ってきていた。

前久は十兵衛に「三好たちと組んで足利義輝暗殺に関わったと疑われ、摂津に追われてる。」と明かす。近衛家を毛嫌いする二条晴良が言いふらしたからだという。

晴良は義昭が将軍になったことで、摂津と幕府を味方に付けて、前久を都から追い出したのだ。

晴良と摂津の狙いは、近衛家の領地を手にし自分たちのものにすること。

前久は、親交のある上杉輝虎の言葉を借りて「今の幕府は己の利しか頭にない。天下をにらみ、天下の為に働く者がおらぬ。それゆえいつまでも世は収まらぬ。」と言ってきた。

そして「収められるのは織田信長だと思っている。」「幕府を変えられるのは信長。」だと伝えてきた。

前久は、十兵衛が「将軍の側にいて、かつ、信長にも物が言える。そして摂津を嫌っている」人物と聞いて、話してきたのだという。

前久はそれだけ伝えて席を立った。

続けて伊呂波太夫が、困窮している帝の窮状を話し、それを幕府が助けもせず見て見ぬふりをした。と話す。

そして御所を見て、帝の窮状を知って欲しいと言うのだった。

 

翌日。

信長に会いに来た十兵衛は、藤吉郎から「公家は必ずどこかの寺や大名とつながってる。油断すれば足をすくわれる。」と忠告される。

藤吉郎は、近衛前久と会っていたことも知っていて、不快に感じた十兵衛は、信長にそのことを訴えた。

しかし信長は笑い飛ばし、上手に使って幕府の役に立てて欲しいと返す。

幕府の腐りきった現状を信長は知っており、既に方々からなんとかして欲しいと言われていた。信長は将軍ではないから、口を出さないという。

十兵衛は、岐阜に帰る前に、幕府の役人を入れ替えてから帰るべきだと進言。

しかし信長は「それは将軍のお側にいるそなたの役目であろう。」とバッサリ。

信長は、三好が朝倉と信長のいない美濃を攻めようと企てているとの知らせが入ったと明かす。

美濃を失えば京も危ないので、帰って戦支度を始めるという。

信長は、権六(柴田勝家)、藤吉郎、十兵衛を京の奉行にするよう幕府に飲ませたのは戦の為。やり方は任せるという。

そして昔、父の信秀に「一番偉いのはお日様。その次に偉いのは天子・帝。そしてその次が帝を守る将軍。」と言われたことを明かす信長。

「将軍は帝の門番か。」と思ったと笑う。自分たちは、その門番の城を造っている。

信秀は昔、将軍がその役目を忘れているので、代わりに御所の塀を直すために4千貫もの大金を贈った。しかし信長はその塀を見たことがない。

その塀が気になると笑う信長だった。

 

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3日後。

細川藤孝が、十兵衛が東寺八幡宮の土地を押領したと訴えられていると伝えてきた。

その土地は義昭から妻子を呼び寄せるために頂いた土地だった。

八幡宮の土地を押領した土地とは義昭も知らなかった。

十兵衛は、「八幡宮の領地を押領し、義昭から十兵衛に授けるように仕向けたのは、摂津ではないか?誰が押領して、どのようにして摂津が手に入れたか?を教えて欲しい。」と問い詰める。

日々多くの訴えが来て、いちいちどの土地か覚えていないと答える摂津。訴えを5年10年と時間をかけて吟味しているという。

十兵衛は「そうやって帝の丹波の土地も、お仲間の武家に与えられたのか?」と聞く。

摂津は、寺や天皇家の土地も武士が長年守って来てやったものだから、その謝礼代わり押領するのは当たり前だと居直る。

十兵衛は、どういう経緯で押領したのかを明らかにし、幕府内に不正があるならそれを正すのが自分の務めだと宣言。

すぐに八幡宮からの訴えを詮議し、その内容の詳細を報告すれば土地を返そうと言い、訴えを見逃すわけにはいかないと、強く摂津に言うのだった。

摂津は長い詮議になると挑戦的に返事。東寺八幡宮からの訴えが書かれた文を破り捨てるのだった。

 

怒りが収まらない十兵衛は、伊呂波太夫に御所を案内してもらい、塀を見にいった。

崩れて誰でも御所内に入れる状態の塀を見た十兵衛は、帝の現状を知るのだった。

 

信長が総力を挙げた二条城が、約束通り2か月で完成。

義昭は信長に礼を言い、摂津をはじめ幕府の人間も信長に頭を下げた。

 

二条城完成披露の合間に、信長は自分に続いて十兵衛にも美濃へ来るよう申し渡す。

越前の朝倉義景の件で話を聞きたいとのことだった。

 

信長は完成した二条城を見届け、すぐに岐阜へ戻っていった。

完成した二条城の塀を眺めながら、御所の塀を思う十兵衛だった。

 

…というお話でした。

 

話が難しかった!!

29回のお話は難しかったです。

摂津が十兵衛を仲間に引き入れるために、押領した土地を与えて黙らせようとしたってことでしょうか??

そんなに不快なら返して。という言葉も言ってたし。

それが信長を追い詰めることになるんですか?

信長のやり方には屈しない。これまで通り、やりたい放題やっていくという意思表示??

武力ではない力で、信長に勝とうとしてるんでしょうか?

義昭が言いなりだから、余計やりたい放題ですね!!

十兵衛は腐り切った幕府を一新する事は出来るんでしょうか?

細川藤孝は助けてくれるの?

腐敗した幕府を描いたドラマを初めて見たので、どんなことになっていくのか全く分からず、先が不安です。

 

義昭がどんな将軍になるのか楽しみにしてたんですけど、急に出てきた摂津晴門という人物に振り回され過ぎてて、話がよく分かりません!!

スッキリしなさ具合が気持ち悪いです。

何者なんですか?摂津晴門!!

とにかく難しい回でした。

 

藤吉郎があやしい

大河ドラマ『秀吉』では、明智光秀が芸事や和歌の知識があり、秀吉に京での立ち振る舞いを教える、って場面がありました。

しかし『麒麟がくる』では、藤吉郎の方が、公家との付き合いを十兵衛に教えてました。

主人公が変われば描き方も変わりますね!!

『麒麟がくる』の藤吉郎は、生まれながらの武士である十兵衛を立てながら、十兵衛の抜けたところビシッと指摘して、どこか裏がありそうな人物に描かれています。

十兵衛の行動を監視して、公家が裏切らないように見張ってるだなんて驚きです。

明るいイメージあった秀吉が、陰なイメージに描かれてて戸惑いました。

それから、十兵衛に藤吉郎がまとわりつくように情報網を張ってて、のちに本能寺の変もすぐに秀吉が知ったという伏線が張られているように思いました。

 

藤吉郎を敵に回したらコワイのだと思い知らされるシーンでした。

 

帝が美化され過ぎでは?

伊呂波太夫が近衛家から尼寺にやられそうになったエピソード。

御所で泣いていたら、方仁親王に慰められ、美しいと思った。それで尼寺に行きたくなくて近衛家から逃げて、今の旅一座に行った。

帝は領地を取られて困窮してても、幕府が助けてもくれない。

塀が壊れても直してもくれない。

帝はやってもらうことばかり、守ってもらってばかりだな。と感じてしまいました。

帝は美しい。守るべきものって、ちょっと美化しすぎでは?と思いました。

尼寺にやられそうになった伊呂波太夫にとっては、帝は癒してもらった大切な存在かもしれないけど、守られるべき。と当然のように思ってるのはどうかな?と思いました。

 

十兵衛は将軍と帝、どっちを守る?

摂津は、寺社や帝を守ってやってるのだから、領地を取っても当たり前と思ってる。

十兵衛は、武士の棟梁として将軍を守りたいと思ってたましたが、帝というまた違う守らないといけない存在を知って、どういう考えになっていくのでしょうか?

将軍が一番偉いと思ってた価値観が変わっていきそうです。

 

幕臣になるのが夢だった十兵衛にとって、あこがれ続けた幕府の腐敗に、考えが打ち砕かれていく音が聞こえるようでした。

御所の塀を見た時、摂津とやり合ってため息をついた時の十兵衛の後ろ姿が切なかったです。

 

次回、朝倉義景との戦に向けて動く様子を描くみたいですが、こんな幕府で朝倉に太刀打ちできるの?

幕府側から見ると、この戦いがどんな風に映るのか?

しっかりと見届けたいと思います。

 

 

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以上、『麒麟がくる』第29回を観た感想でした。

 

 

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各話の感想

各話の感想の一覧はこちら。↓

https://www.lovetv.site/entry/kirikuru-kansou1#各話の感想

 

 

危険なビーナス 第3話の感想とあらすじ

毎週日曜夜9時から放送中のTBS系列のドラマ『危険なビーナス』。

10月25日に第3話が放送されました。

www.tbs.co.jp

前回、第2話の感想はこちら。↓

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おもな登場人物

  • 手島伯朗:妻夫木聡さん…池田動物病院院長代理の獣医。5歳の時に父が死去後、母・禎子が八神康治と再婚。連れ子として八神家で肩身の狭い思いをして育つ。八神家から出て縁を切る選択をする。母の再婚相手で義父の康治を父と呼ばず康治氏と呼ぶ。
  • 矢神楓:吉高由里子さん…伯朗の異父弟・明人の妻と名乗る。未入籍なので正確には古澤楓。元CA。明人の失踪後、伯朗に一緒にさがして欲しいと持ち掛ける。

<<八神家>>

  • 八神禎子:斉藤由貴さん…伯朗の母で、康治と再婚後明人を産む。16年前に実家の浴槽で事故死。
  • 矢神勇磨:ディーンフジオカさん…康之介の養子。レストランオーナー。連れ子の伯朗に嫌味な態度を取る。実は愛人が産んだ康之介の実子。楓の正体を知るために、伯朗にスマホを盗むよう仕向けたが失敗する。伯朗と楓の様子に、明人が失踪していると勘づいた様子。
  • 八神佐代:麻生祐未さん…勇磨と同じく康之介の養女。銀座のクラブのママ。
  • 矢神明人:染谷将太さん…伯郎の異父弟。楓の夫。行方不明。
  • 八神康治:栗原英雄さん…八神家の現当主。伯郎の母の再婚相手。康之介の先妻の子で長男。八神総合病院院長。末期がんで寝たきり状態。
  • 八神波恵:戸田恵子さん…康之介の先妻の子で長女。独身。八神邸と遺産を管理。寝たきりの兄・康治を世話している。
  • 八神牧雄:池内万作さん…康之介の後妻の子で次男。医師。何者かに突き落とされ意識不明。
  • 八神康之介:栗田芳宏さん…16年前に死去した八神家の前当主。
  • 支倉百合華:堀田真由さん…明人の従妹で明人が好き。楓を怪しんでいる。
  • 支倉祥子:安蘭けいさん…康之介の後妻の子で次女。百合華の母。八神家を出た身でありながら遺産相続にうるさく口を出す。
  • 支倉隆司:田口浩正さん…祥子の夫。介護施設「八神園」を康之介から引き継ぎ立て直す。介護施設グループの経営者。八神家の人間に頭が上がらない。

 

  • 君津光:結木滉星さん…八神家使用人。執事。
  • 永峰杏梨:福田麻貴さん(3時のヒロイン)…康治の専属看護師。

 

<<池田動物病院>>

  • 蔭山元美:中村アンさん…動物看護師。
  • 池田幸義:…池田動物病院院長。伯朗を信頼している。

 

<<兼岩家>>

  • 兼岩順子:坂井真紀さん…伯朗の母・禎子の妹。叔母。憲三の妻。
  • 兼岩憲三:小日向文世さん…順子の夫。伯朗の義理の叔父。数学者。33年前に死去した伯朗の父・手島一清とは飲み友達だった。

 

ーーー

  • 手島一清:R-指定さん(Creepy Nuts)…33年前に死去した伯朗の父。画家。

 

第3話のあらすじ

楓が階段から何者かに突き落とされた。

蔭山から連絡を受けた伯朗が、救急病院に駆け付けたものの、帰宅した後だった。

楓を心配して家に押し掛けた伯朗。楓は誰かに背中を押されたと告白。「矢神家は階段落としが得意技なんですかね?」とおどける。

警察に通報しようとする伯朗に「矢神家に嫌われたくない。」と拒否した楓は、犯人からいい匂いがしたので、女性だと推測。

矢神家で女性は、波恵、祥子、百合華に佐代。

4人の匂いを確かめれば、明人の行方を掴めるという。伯朗は1人で動かず必ず自分を呼ぶよう約束させ、帰っていった。

翌日。

動物病院に出勤した伯朗に何も言わず、康治氏を見舞うと言って一人で矢神家を訪問した楓。

波恵、祥子に次々ハグして匂いを確かめた後、康治の看病をしている看護師の杏梨の匂いまで確認。杏梨の匂いと犯人の匂いが同じだと分かる。

しかし昨晩は、子のダンス教室に同行しており、教室にも確認してアリバイは確認。犯人でないことも分かった。

そして杏梨の匂いのもとである安い市販品のシャンプーの銘柄を聞き、いつも香水のキツイ佐代は違うと確信。シャンプーを買って伯朗のもとにやって来た。

楓は、救急病院に担ぎ込まれたことを伯朗に知らせてくれた蔭山に、スカーフをプレゼントして匂いをかぎ、犯人でないことも確認していた。

楓の行動の素早さに呆れながらも、楓に言われるがまま、残る百合華と接触をはかる伯朗。百合華に仕事の話があると言って呼び出すことになった。

 

自宅に戻ろうとした楓を、勇磨が待ち伏せしていた。

楓を送った伯朗が、勇磨が楓を突き落とした犯人だと疑い問いただす。しかし勇磨は何も知らない様子。楓を食事に誘ってきた。

3人は一緒に中華料理を食べる事になった。

勇磨は、百合華が楓を襲ったのでは?と推測。

百合華は以前から明人を思っていた。突然妻だと言って現れた楓に嫉妬して突き落としてもおかしくないというのだ。

明人を奪われたくないという百合華の気持ちに理解を示す楓。

そんな楓を、明人の嫁だと信じていないと正直に話す勇磨は、これからも楓をさぐるため、口説くため誘うと宣言。

楓は「私が愛しているのは明人君だけです。」と改めて言い、伯朗に複雑な思いを抱かせる。

しかし勇磨は、こういう腹の探り合いが面白いと楽しむ。そして楓に近づきたいと言って、白川春乃(大和田南那さん)という百合華と明人の共通の友人を紹介してくれた。

 

後日。

明人のマンションに、春乃と金森絵麻(中村里帆さん)を、結婚の報告を兼ねて食事に誘った楓。伯朗も同席した。

楓が席を外したタイミングで、伯朗は、楓が本当に明人の婚約者だと思うか?正直な感想を聞かせて欲しいと聞く。

二人とも表向きは楓を明人の結婚を祝っていたが、楓は明人の好みではない。百合華と結婚するのだと思っていたと、正直な思いを打ち明けてくれた。

女性の二面性にショックを受ける伯朗。楓は、二人を見送る時に、二人の髪の匂いを確認する事を怠らなかった。

楓は二人の話を聞いたあと、自分を突き落としたのは百合華で、明人監禁してるのも百合華では?全ての事件の原因は遺産ではなく、女の嫉妬だったのでは?と推測するのだった。

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次に伯朗が、一人で百合華と会った。

百合華は歩道橋の件は何も知らず、親族会の時に地下室に閉じ込めたのが自分で、さらに牧雄さんが疑われるように、使用人の君津に嘘の証言をさせたとも告白した。

百合華は明人が好きで、明人も自分を好きでいてくれていると思っていたという。

しかし突然妻だと言って楓が現れ、明人のことを何も分かってなかったと悔しくなり、楓を呼び出し地下室に閉じ込めたのだった。

真相が分かった伯朗は、楓を突き落とした犯人の匂いだと言ってシャンプーを見せる。

百合華は、春乃が使っているものだと証言。さらに、春乃がもう一度楓に会うと約束していると聞いたと話す。

伯朗は楓を突き落とした犯人が春乃と疑い、楓に電話をするもつながらず。同時に百合華が春乃に電話するもつながらず。

伯朗と百合華は、急いで明人のマンションに向かった。

百合華と伯朗は、百合華が明人から預かっていた合鍵で部屋に入る。春乃は、楓に刃物を突き付けていた。

伯朗は「楓さんは僕の大切な義妹なんだ。もう離してくれ。彼女を守るって言っちゃったんだよ。これ以上楓さんに何かあったら、明人に合わせる顔がない。」と言って春乃に近づき、刃物を手放させた。

 

春乃も明人が好きだった。

しかし楓が明人ではない男性・伯朗とハグしているところを目撃して許せなくなり、階段から突き落とした。というのが真相だった。

警察に通報するという伯朗を楓が止める。

楓は「こんなことがあったって知ったら、明人君が悲しみます。彼を傷つけたくありません。」と言う。

伯朗は、楓が明人の妻なのだと実感。通報するのをやめた。

春乃と百合華は楓に心から謝罪した。

 

百合華は、明人から預かっていた合鍵を楓に渡した。百合華の悲しそうな顔を見て、楓は「ごめんね。」と謝るのだった。

そして伯朗に心配かけた事を謝り、守ってくれたことにお礼を言った。

 

後日。

百合華が伯朗を訪ねてきて、改めて謝罪した。

そして”しばらく出かけます 祥子”というメモを見せてきて「母が行方不明なんです。」と相談してきたのだった。

 

…というお話でした。

 

自作自演じゃなかった

私は、過去2話で楓が突き落とされたり閉じ込められたりしているのを見て、自作自演だと思ってました。

いつも同じ手口だし、伯朗を信用させて味方に引き込むためにあえて怪我して見せてるのかと思ってました。

でも、地下室の件も歩道橋の件も、ちゃんとそれぞれ犯人が出てきました。

今まで疑ってごめんなさい!楓さん!!

 

まぁ確かに、伯朗から疑われないようにするだけなら、一回で十分ですもんね。

二回も自作自演する必要はないです。

いっつも同じ右額に傷を負ってるし、うまいこと大怪我にならないようにいつもなってるし。怪しいと思ってしまいました。

ドラマを作ってる人も、あんまり同じ手口でやるのが怪しまれると思ったのか、楓に「神家は階段落としが得意技なんですかね?」と言わせてました。

でも、同じ手口になったのはただの偶然でした。

 

楓は明人の妻

遺産とは関係なく、嫉妬されて落とされたとのこと。

明人の嫁だと疑われてるのに、突き落とされてるってことは認められてるってことですね…。

あと、明人と百合華の共通の友人たちが、明人のマンションで何回も会っていたと話してました。

ということは、その明人のマンションで暮らせてる楓は、やっぱり明人の妻だということがはっきりしました。

本当に楓は明人の妻みたいです。

それじゃ何であんなに勇磨が楓を疑うのでしょうか?

明人が監禁されてるのを知らないから??

 

私は勇磨と同じで、明人が出てきて楓を妻と認めるまではまだ疑います。

明人が出て来てませんからね~。

けど、次回の予告で明人が、椅子に縛られてるのを楓が救出してました。

明人は何と言うんでしょうか?

次回で楓の謎が解けそう!面白そう!楽しみ!!

 

3話は、楓を突き落とした犯人をまとめて明らかにする回でした。

ただただ女の嫉妬。

遺産とは全く関係なし!!

 

もう楓を疑うなって回だったのでしょう!!

 

静かに火花散る!

蔭山さんが伯朗のことが好きみたいです。

だから伯朗を振り回す楓が嫌い。

蔭山が一方的に楓に敵意を向けてる感じかと思いましたが、そうでもない。

楓は伯朗が自分に気があると分かってる様子。

まぁ、明人が見つかればすぐに相手にしなくなりそうですが…。

静かに火花散らしてるのが面白いです。

 

筆跡が似てる

新たに百合華の母・祥子が失踪!!

明人がいなくなったのと同じ置手紙を残してーーー!!

似たような筆圧の薄い細い字の置手紙!

明人の字と、祥子の字が似てると思ったのは私だけ??

 

今回楓が伯朗に書いたメッセージカードの字も似てると思ったんですけど…。

 

楓を疑ってごめんなさいと言っておきながら、また楓を疑う私です。

ただ似てるだけ?

 

筆圧が濃いとか字が大きいとか、もっと違う字になりません??

似てるって思うから似てるように見えるだけ??

 

こんだけ楓ばっかり疑ったら、楓役の吉高由里子さんファンに嫌われそうです…。

 

早く続きが見たい!

 

以上、『危険なビーナス』第3話を見た感想でした。

 

 

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柴咲コウ主演 35歳の少女 第3話のネタバレあり感想

毎週土曜夜10時から放送中の柴崎コウさん主演ドラマ『35歳の少女』。

10月24日に第3話が放送されました。

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第2話の感想はこちら。↓

 

 

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おもな登場人物

時岡望美:柴咲コウさん…1995年。10歳当時の夢はアナウンサー。自転車の事故で意識不明となり25年後35歳で目覚めた。心は10歳のままで、35歳の自分を悪夢だと思う。初恋の相手・結人がすっかりやさぐれたおじさんになってるのを目の当たりにしショックで大泣きする。

時岡多恵:鈴木保奈美さん…望美の母。望美が目覚めると信じ、手足のリハビリを欠かさずやってきた。望美が意識不明となった5年後に夫・今村信次と離婚。30歳となった望美の妹の愛美と別に暮らしている。

時岡愛美:橋本愛さん…望美の妹。意識不明となった姉のにつきっきりで看病をする母に相手にされず寂しく育った。同じ職場の同僚・相沢を部下の林田に取られ失恋。

今村信次:田中哲司さん…望美の父。離婚して今は昔からの知り合いだった加奈と再婚。引きこもってる加奈の息子・達也との関係に悩んでる。

今村加奈:富田靖子さん…信次の現在の妻。嫉妬深い。引きこもりの息子・達也にビクビクする毎日。

今村達也:竜星涼さん信次の義理の息子。引きこもり。

広瀬結人:坂口健太郎さん…望美の初恋の相手。望美に『モモ』を貸していた。望美に勉強を教え「教え方が上手。先生になったら?」と言われ、一度は教師になるものの今は辞め、代行業をやっている。再会した望美が10歳の少女のままで戸惑う。

相沢秀男:細田善彦さん…愛美の同僚。元彼。

林田藤子:大友花恋さん…愛美の部下。

 

お母さんは過保護?

前回の2話で「成長する」と言ってた希美。

食器を洗ったり、子供に混じって勉強頑張ったりしていました。

そこへ立ちふさがったのがお母さん。

誰よりも希美が目覚めると信じて頑張ってきて、目覚めた35歳の希美をまだまだ子供扱いして、家に縛り付けようとします。

実際希美は子供っぽいものを食べたがるし、子供っぽい遊びをするし。

ハラハラするのは分かるんですけど、危ない目にも遭わないと、危機感ないからな〜。

もうちょっと放っておいてあげないと…。

柴咲コウさんが演じてるから大人の体だし、余計に思ってしまいます。

でも実際誘拐とかあるしな…なんとも言えない気持ちになりました。

 

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愛美がオモロイ

3話の愛美さんは、元カレの自宅下まで行って、大声で叫ぶという迷惑行為までするようになってました。

せっかく、新しい彼がいると嘘ついてカッコつけたのに台無しです。

けど、いつも結人くんに付いてきてもらう気の弱さがあるのが憎めない!

今週は何をしでかすんだろうと、毎週面白がってみてます。

 

お父さんの葛藤

お父さんはお母さんと離婚して、子連れの人と再婚したんですが、その子供とうまくいってません!

引きこもりをしてる子供さんです。

お父さんがなんとか外に出そうとして頑張るんですけど、100万円くれたら出ていく。とか無理難題を吹っ掛けられてました。

お父さんは、今の家庭でうまくいってないから、希美に会いに来てるのでは?とお母さんに痛いとこ突かれてました。

お母さんも、心えぐるようなことよく言いますよね。

離婚するのも無理ない気がしました。

このお母さんともうまくいかなくて離婚して、新しい家庭でもうまくいってないと、自分に問題あるのかな?と思ってしまいますよね。

お父さんの葛藤が見えて、辛そうでした。

 

こもる側の気持ち

息子さんが引きこもってるのは、息子さんの問題で、息子さん自身が動こうと思わないと動けないですよね。

自分の問題なのに、周りが先にギャーギャー騒ぎ出すと覚めるというか、自分がダメなんだと決定付けられたようで、よけいに落ち込みそう…。

もともと明るい子供だったんなら、なおさら思うのかも。

気が済むまで悩んだら、自分で出てくるような気がしますが、周りは焦るんだろうな…。

 

私もひどく落ち込んだ時に周りでごちゃごちゃ言ってくるのが、ただただありがた迷惑でした。

言ってきてくれた人の気持ちも考えろって、言ってきたのは勝手に好きで言ってきたんだろうが、勝手に言ってきて、勝手に傷つくな。と思ってました。

 

意外にこもってる人間は冷静だと思うんですけど。

こればっかりは人それぞれだし、答えはないか…。

 

この息子もほっといてほしいなら、部屋から出て来て、家族を脅すようなこともすんなって思います!

自分が構ってほしい態度取っといて、話しかけられたらキレるとか、やることが中途半端。

この息子さんがどうなるか、今後が気になります。

次回予告で希美がこの息子になんか言うみたいなんで、何を言うのか楽しみです。

 

お母さんと仲直り

今回、希美が行動を制限してくるお母さんに「大好きなママじゃない!」と言って喧嘩みたいになってしまいます。

 

でも最後で、25年ずっと頑張ってくれたお母さんにお礼を言ってなかったことに気づき、気持ちを手紙に書いて読んで伝えます。

お礼だけ言うのかな?と思ってたんですけど「大好き。」という言葉も付け加えていて、不意を突かれて感動しました。

「ありがとう」だけじゃなくて、「大好き」とも言うなんて!

いい娘だな〜と思いました。

お母さんも、口には出さないけど自分の態度振り返って反省してたし。

こうやって気持ちを伝えるのは大事だと思いました。

 

3話は、望美が結人くんと代行業やってみたり、マナちゃんが暴れるのが見れたり…。

面白いのも見れて、最後にバチっと感動もさせられて、いい回でした。

 

以上、『35歳の少女』第3話の感想でした。

 

 

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ルパンの娘(第2シリーズ) 第2話の感想とあらすじ 華の妊娠で和馬が決意?美雲が東京にやって来る!

毎週木曜夜10時からフジテレビ系列で放送中のドラマ『ルパンの娘』。

10月22日に第2話が放送されました。

www.fujitv.co.jp

前回の第1話の感想はこちら。↓

 

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おもな登場人物

  • 三雲華:深田恭子さん…Lの一族の娘。Lの一族が指名手配の上、全員死亡したと思われている。代々警察官の家柄である和馬と恋に落ち、数々の苦難の末結ばれた。和馬にもう泥棒はしないと約束したが、捕らえれた和馬を救うため、再びLの一族として動いた。和馬と一緒にいると和馬を不幸にすると、別れを決断。妊娠した子供をひとりで育てると決めた。
  • 桜庭和馬:瀬戸康史さん…代々警察間の家庭で育つ警察官。華が泥棒の”Lの一族”と知っても愛を貫く。”Lの一族”の娘と知らずに交際していた。華と暮らすため、警察をやめることを決意したのを黙ってた。突然の華の失踪に戸惑う。
  • 三雲尊:渡部篤郎さん…華の父。”Lの一族”である誇りが高く、能力も高い。「盗んだ。」と言わず「いただいてきた。」という。
  • 三雲悦子:小沢真珠さん…華の母。夫・尊が盗んでくるありとあらゆるアンチエイジングの品で若い。秘宝好き。
  • 三雲渉:栗原類さん…華の兄。引きこもり。メカに強く、さまざまな小道具を作ってLの一族の活動を後方で支える。Lの一族が盗む物は、渉が情報収集してきた物がほとんど。
  • 三雲マツ:どんぐりさん…華の祖母。若い頃、和馬の祖父・和一と恋に落ち、結ばれなかった因縁の過去がある。
  • 三雲巌:麿赤兒さん…華の祖父。Ⅼの一族の娘だったマツへの愛を貫き、マツと一緒になるために泥棒になった。北条宗真が亡くなった時、京都にいた。

 

  • 桜庭和一:藤岡弘、さん…和馬の祖父。華の祖母と恋愛した過去がある。元警察官で、隠居した今も武道の稽古を欠かさない。
  • 桜庭典和:信太昌之さん…和馬の父。警察官。華に和馬と別れてくれと頼んだ。
  • 桜庭美佐子:マルシアさん…和馬の母。警察で鑑識をしている。夫と共に華に和馬と別れてくれと頼んだ。

 

  • 円城寺輝:大貫勇輔さん…華に片思いしてプロポーズをしたこともある。海外で活躍する泥棒。ミュージカルで愛を表現。華とは歌で会話する。
  • 蒲谷隆太:松尾諭さん…和馬の上司。
  • 北条美雲:橋本環奈さん…探偵である祖父の跡を継いで探偵になろうとしてる。祖父の死にLの一族が関わっていると見ている。
  • 山本猿彦:我修院達也さん…北条家の執事。
  • 北条宗真:伊吹吾郎さん…三雲の祖父。探偵。Lの一族について調べた資料を美雲に託して亡くなる。

第2話のあらすじ

和馬と別れ、一人で子供を産んで育てることにした華。

尊は、華が図書館で働いていたときのお金で赤ちゃんグッズを揃え、さらに悪徳産婦人科から頂いてきたエコーでお腹の子の成長を見守った。

一方で和馬は、華を諦めきれず尊たちの部屋のポストに華への思いを書き綴った手紙を投函し続けるのだった。

 

順調に育ち妊娠10ヶ月に差し掛かった頃。渉がお宝を見つけてきた。

その名もジャンヌダルクのマント。

 

尊はマントの持ち主の小鳥遊(新納慎也さん)のSNSをチェックしたところ、奥さんが妊娠10ヶ月だと分かる。しかも同じ港区民。

華が通う両親学級に、尊と悦子もついていった。

華は何も知らず自分を心配して、両親がついてきたのだと思い喜ぶ。

しかし悦子は、小鳥遊を見つけてんとう虫3号を設置する目的で来ていた。

 

華は、両親学級で沐浴の指導をしていた薄井佐知(遠野なぎこさん)と再会。

佐知はかつて、華たちLの一族が追われているときに、何も聞かず自分が経営するスナックで雇ってくれた恩人だ。

華たちは死んだと思っていた佐知は大喜び。

二人はお互いの現状を伝え合う。

佐知は不景気でお店が危うくなり、持っていた助産師の資格を生かし、働きに出ていた。

 

同じ頃。和馬は若い女性ばかりが連続で失踪する事件を追っていた。

その失踪した女子高生が通っていた高校に板のが、京都からLの一族を追うため、執事の猿彦と東京に来ていた美雲。

美雲は、和馬が学校に捜査しにきたことで事件を知り、独自で捜査を始めた。

そしてわかったのが、失踪した女性たちはお金に困っており、マッチングアプリで支援を呼び掛けていたということだった。

 

尊たちは、小鳥遊につけたてんとう虫3号の映像から、小鳥遊が若い女性たちをアジトで監禁していることを知る。

女性たちは、お金を貸してもらう見返りに、小鳥遊に監禁され暴行を受けていた。

女の子たちを救い、マントも盗み出すのがLの一族の今度の目的になった。

 

警察としての仕事を続けながら、和馬は華を追い続けていた。

そんな一馬を見かねて尊が声をかける。

華の思いを知った和馬は、自分の行いを反省し、華への手紙を送るのだった。

 

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一方で自分がおとりとなり、小鳥遊に接近した美雲。

女性たちの監禁場所を割り出し、猿彦に連絡しようとしたが、捕まってしまった。

慌てて警察に通報した猿彦は、美雲の音声だけを聞かせる。

美雲は手足を縛られ話せない状態。

履いていた靴のかかとでモールス信号を送り、場所を伝えた。

監禁場所に先に到着した和馬は、女性たちを解放したが、小鳥遊に見つかり捕まってしまう。

渉が外出先から戻らず、出動出来ずにいたLの一族は、和馬に加え、年を偽って借金を申し込んでいた佐知まで捕まったことを知る。

華に、渉の代わりの後方支援をさせ、出動することに。

しかし、車がガス欠を起こし立ち往生。到着が遅れる。

しびれを切らした華が身重の体をおして現場に到着。小鳥遊から和馬と佐知を救った。

 

警察が迫るなか、華は破水してしまう。

大嵐の中で、小屋を見つけたLの一族と佐知は、華に出産させようとする―――!

 

子どもは無事生まれたのか?

そのとき和馬は――???

 

…というお話でした。

 

美雲が面白い

京都の探偵・美雲が東京にやって来たんですが、おじいちゃんがいなくなったため、お金がなくボロアパート。

貧乏暮らしに苛立つ三雲が「落ちぶれても、元上流階級!」って言ってて私は大爆笑しました。

この言葉はかつてコロコロコミックに連載され、アニメ化もされた小林よしのりさんの漫画『おぼっちゃまくん』のキャラクター、びんぼっちゃまが悔しいときによく言ってたセリフなんです!!

久しぶりに聞けて嬉しかったです。

橋本環奈さん『おぼっちゃまくん』知ってるのかな?

このドラマ作ってる人きっと同世代だろうなぁ!

面白かったです。

 

 

赤ちゃん回転

エコーを盗んできて、自宅で赤ちゃんの様子をチェックしていたLの一族。

悦子たちがお宝の話をしてる時だけ赤ちゃんが反応。

しかもエコーで見たら喜んで回転してました!!

 

いや〜ふざけてますねぇ。

赤ちゃんって、こんな素早く回転出来るのかな?

生まれてくる前からお宝好き。

将来が楽しみです!

 

 

佐知の再登場

華の両親学級で再会したスナックのママの佐知さん。

元は『アウト・デラックス』のオーディションで勝ち取ったキャラクターでしたよね?

遠野なぎこさんの演技の迫力が強くて、また出て欲しいなーと思ってました。

でも何で再登場?と思ってたら、華の出産には欠かせない存在だったんですね!

 

エコー盗んできて、妊娠の経過は分かるけど、どうやって産むつもりなんだろう?と思ってたんです。

ここで助産師の佐知が必要だったわけだ!納得。

助産院で出産する方、いらっしゃいますし。

久しぶりの再会も嬉しかったし、無理のないいい流れでした!!

 

美雲が割り込んできそう

前回の感想で書いた通り、やっぱり美雲が和馬に惚れそうです。

監禁場所から和馬が救出にきた姿を、意識朦朧とした常態で見た美雲が、好印象を持ったようでした!

 

面白くなりそうです!

 

2話も面白かった!

第2話も笑わせてもらいました。

あっという間に出産でびっくり!

和馬の迷いも吹っ切れたようでよかった、よかった!

 

次回からは子供も加わって、久しぶりに和馬のおじいちゃんも登場で面白そうです!

楽しみ!

 

以上、『ルパンの娘』第2話を見た感想でした。

 

 

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#リモラブ~普通の恋は邪道~ 第2話のネタバレあり感想

毎週水曜夜10時から日本テレビ系列で放送中のドラマ『#リモラブ~普通の恋は邪道~』。

10月21日水曜に第2話が放送されました。

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第1話の感想はこちら。↓

 

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おもな登場人物

  • 大桜美々:波瑠さん…鐘木パルプコーポレーションの健康管理室勤務の産業医。忖度せず厳格でドS。「健康管理室の独裁者」と呼ばれる。学生時代に食べ物に例えられて振られた経験から、その後出会った男性たちを食べ物に例えて理想の男性じゃないと決めつけ振り続けて今に至る。八木原や青林のことを陰で回転寿司、とんかつに添えられたキャベツと例えて蔑んでいたが、二人とも彼女持ちと知って憤慨する。自粛期間中にオンラインゲームで知り合った、アカウント名「檸檬」さんに会いたいと思い、勝手に色々推測。八木原を檸檬さんだと勘違いする。

<<健康管理室>>

  • 富近ゆり:江口のりこさん…週2~3日勤務でアルバイトする精神科の嘱託医。大学病院で研究職だけでは生きて行けないと産業医もしている。
  • 八木原大輝:高橋優斗さん(HiHiJets)…新人看護師。栞の彼氏。普通の若者。美々に陰で”回転寿司”と例えられてる。
  • 深杉明彦:今井隆文さん…週2の嘱託医。内科医。美々から尊敬、信頼されている。美々の例えは”海苔の佃煮”。
  • 駒寺夏樹:ついひじ杏奈さん…看護師。2次元オタク。

<<営業部>>

  • 岬恒雄:渡辺大さん…出来る営業マン。独身で親きょうだいと同居中の大家族。美々としょっちゅうぶつかる。コロナでテレワークを命じられたが大家族の家では仕事が出来ないと勝手に出社し、美々に帰宅を命じられる。美々の例えは”豚骨ラーメン”。
  • 我孫子沙織:川栄李奈さん…営業部社員。人事部の青林と付き合ってる。

<<人事部>>

  • 青林風一:松下洸平さん…人事部主任。見た目はいいがセンスがない。田舎育ちで心優しく、人の悩みに寄り添いすぎるところがある。我孫子と付き合ってる。美々の例えは”とんかつに添えられてるきゃべつ”。
  • 五文字順太郎:間宮祥太朗さん…人事部社員。地頭がよさを見抜いた青林から強く推され入社。コロナがきっかけで在宅勤務の楽しさに気づく。美々の例えは”ビーフジャーキー”。
  • 朝鳴肇:及川光博さん…人事部部長。明るくラテンの昭和おじさん。美々の例えは”脂身の多いトンカツ”。

ーー

  • 朝鳴保:佐久間玲駆さん(ジャニーズJr.)…朝鳴の息子。小学5年生。

<<居酒屋 おと>>

  • 乙牧栞:福地桃子さん…居酒屋 おとの一人娘。店を手伝っている。コロナの自粛宣言で経営不振。八木原とバカップル。
  • 乙牧ひろ吉:西堀亮さん(マシンガンズ)…栞の父。居酒屋「おと」を経営。10年前に妻が亡くなり、栞と二人で店を切り盛りしている。コロナ感染予防で一時休業。経営が苦しくなってる。

 

めんどくさすぎる美々

1話の最後で八木原くんを檸檬さんと間違えて「会いたくて。」とか言ってしまった美々さん。

案の定、あのあとで髪を振り乱しながら激しく後悔してました。

八木原くんを睨みつけて険悪な空気になったのを、ゲームを紹介してくれた富近先生が、間に立ってくれて、話を整理してくれてました。

自分一人で暴走したくせにめんどくさすぎる!!!

 

さらに「会いたくなった?」富近先生に聞かれて、なんでか否定する美々。

今は2次元の相手に本気で恋する時代なんだから。顔も名前も分からない相手に恋したっていいじゃない。

とか何とか言って、自分は最先端の恋をしているとでも言いたげな口ぶり。

誰か分からないからいいんだと言い切ってました。

何を言ってるんだ?この人は。あれだけ推測して探し回ってたくせに!!

会いたがってたくせに!!

 

富近先生に「相手は2次元じゃない。人間だ。人間は厄介だからね。分からないままじゃいられないと思う。続かないと思うよ。その恋は。いつか終わる恋だよ。」と冷静にツッコまれてました。

当然や!!

恋をしてちょっと柔らかくなるのかと思いきや、ますますめんどくささが増してる!

2話開始3分以内でイライラが溜まりました。

 

青林から食事のお誘い

時は流れ2020年10月。

檸檬さんとのやり取りは、写真を送り合ったりして続いてました。

顔が見えないからいい!とか言ってたのに、タメ口にしただけで喜んだり、ハートのスタンプを送っただけで大はしゃぎしてました。

しかしハートのスタンプを送って以降、連絡が途絶えてしまい焦る美々。

そんな中、急に人事部の青林から居酒屋「おと」に行こうというお食事のお誘い。

またまた青林が檸檬さんでは?と心ときめかせます。

 

これは実は五文字が、リモートで診察してくれる美々に好意を持ち、自分でよう誘わないから、代わりに青林が誘った。というのが真相なんです。

けど、今度は青林が檸檬さんでは?と期待する美々。

 

しかしその疑いはすぐに打ち消されます。

青林と彼女の我孫子がイチャついているのを目撃したから。

青林のことは元からタイプじゃなかったし、青林で会ってほしくないと願ったからちょうどよかったみたいです。

青林には年齢だけ聞かれて、食事の話はなくなり、五文字くんが美々と近づくチャンスもなくなりました。

 

五文字くんは27。美々は28で1歳差だと分かりました。

 

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美々の感情の浮き沈みが激し過ぎて、これまで全く感情移入出来ずに見ています。

年齢聞かれて、五文字くんの名前まで出したら、何か代わりに聞かれてるのかな?とか思わないのかな?と不思議に思いました。

 

産業医の権限を利用する

檸檬さんからやっと返事が来て、やはりハートのスタンプに驚いて返信できなかったと言われます。

そこで、「逢いましょう。」と言われた美々。

そこから美々は、これまでやり取りを見直し、檸檬さんが尿酸値5.29と送って来ていたことを思い出します。

 

そこからが問題!!

社員の健康診断の記録を全部プリントアウトして、尿酸値5.29の人を割り出します。

檸檬さんに会いたいと言えないから、八木原くんには特別健康面談を行うためにさがしてるということにして、八木原くんもさがすのを手伝ってくれてました。

 

産業医の立場を利用して、よくこんなことするなぁ…と見てて呆れました。

ちょっとこれは笑えない。

結局尿酸値5.29の人は4人いて、同じ健康管理室の深杉先生、人事部の朝鳴部長に五文字くん。営業の岬さんが美々に呼び出されていました。

 

五文字くんは美々が好きだから喜んで面談に参加してましたけど、このあたりからもう私、あくびが出て止まらなかったです。

しょーもない!!

こんな話がずっと続くのかな?

ここでもう限界が来て、一回『水曜日のダウンタウン』にチャンネルを変えてしまいました。

 

結局檸檬さんは…

特別健康面談では、檸檬さんにつながるこれといった確証も得られず。

また今回も檸檬さんは分からずじまいか?と思ってたら、最後の最後に青林が我孫子に、草モチと5ヶ月もやり取りしてたことを責められてました!

なんと!まさかの青林が檸檬!

 

レモンが苦手だったけど、彼女のおかげでレモンが好きになってたというオチ。

なんじゃそら?

 

当の本人の草モチ・美々は、今度は朝鳴部長を檸檬と思い込み、草モチと名乗ってました…。

 

え〜?

彼女持ちの人が檸檬だったとは思いませんでした。

しかも付き合いたてのいい感じの人が檸檬?!

2話はホントにつまらなくて何回か寝かけましたが、最後で起きました。

寝ぼけてて何が起こったか分からんかったです。

 

富近先生が続かないって言ってましたが、続くどころか始まりもしない?

なんだなんだこのドラマ!

よくわからん展開です。

 

次回は?

次回は、五文字くんとやっと食事行くみたいです。

檸檬のことは置いといて、デートすることにしたのかな?

次回も見たいと思います。

 

 

以上、『#リモラブ~普通の恋は邪道~』第2話を見た感想でした。

 

 

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この恋あたためますか 第1話の感想とネタバレあらすじ

TBS系列で放送が始まったドラマ『この恋あたためますか』。10月20日に第1話が放送されました。

www.tbs.co.jp

おもな登場人物

  • 井上樹木:森七菜さん…コンビニ「ココエブリィ」上目黒店のアルバイト店員。元地下アイドルの21歳。夢を追いかけられない現状に悩む。偶然「ココエブリィ」の浅羽社長と出会ったことで、コンビニスイーツ開発を手掛けることになる。
  • 浅羽拓実:中村倫也さん…ネット通販会社「エクサゾン」から出向でコンビニチェーン「ココエブリィ」社長となる。有能であるがゆえ敵を作りやすい。偶然出会った樹木の能力を買い、コンビニスイーツ開発に誘う。早く結果を出して元の会社に戻りたいと思ってる。
  • 新谷誠:仲野太賀さん…「ココエブリィ」のスイーツ専門会社「DolceKitchen」所属。スイーツのレシピを作るパティシエ。拓実とは中学高校で同じ部だった仲。
  • 北川里保:石橋静河さん…「ココエブリィ」商品部スイーツ課所属。一岡に認められてスイーツ開発をしたいと思っている。
  • 上杉和也:飯塚悟志(東京03)…「ココエブリィ」上目黒店店長。本部と現場の間に挟まれ、文句言いながらもやる頼れる店長。
  • 李思涵(リ・スーハン):古川琴音さん…「ココエブリィ」上目黒店店員。樹木のルームシェアしている。中国出身。日本の漫画に感化され、日本語を学んでから来日して5年。漫画家になるため投稿を続けている。
  • 碓井陸斗:一ノ瀬颯さん…「ココエブリィ」上目黒店アルバイト。
  • 神子亮:山本耕史さん…「ココエブリィ」専務。外部から社長になった拓実を敵視。現場からのたたき上げで、コンビニ愛にあふれている。店員からの信頼も厚い。商品部一岡智子の元恋人。
  • 一岡智子:市川実日子さん…「ココエブリィ」商品部スイーツ課課長。シュークリームの開発を押し付ける拓実の命令を無視し解任された。
  • 藤野恵:中田クルミさん…「ココエブリィ」商品部スイーツ課社員。カフェスイーツ担当。
  • 土屋弘志:長村航希さん…「ココエブリィ」商品部スイーツ課社員。催事スイーツ担当。
  • 三田村敦史:佐藤貴史さん…「ココエブリィ」商品部スイーツ課社員。一岡の横にいて中間管理職的な存在。
  • 都築誠一郎:利重剛さん…「ココエブリィ」が戦略的業務提携を結ぶ、ネット通販会社「エクサゾン」部長。浅羽の上司。浅羽の能力を買っており、仕事をする上でのアドバイスも送るが実は…??

 

第1話のあらすじ

元地下アイドルの樹木は、「キキかじり」の名で、コンビニスイーツの感想をインスタに上げていた。

ある日。ライブ配信をしていた時に、偶然近くいて映り込んでしまった浅羽に「プライバシーの侵害だ。」と削除するよう迫られる。

言い争っているうちにお互いのスマホが入れ替わる。

浅羽が取り戻しにいった樹木のバイト先が、偶然浅羽が社長を務めるコンビニ「ココエブリィ」だった。

他のコンビニのスイーツを、ライブ配信で宣伝していた樹木に浅羽は激怒。

浅羽が自分がバイトする「ココエブリィ」の社長と知らない樹木は、浅羽をただ「ムカつくおっさん」としか見ていなかった。

 

浅羽は、ネット通販会社「エクサゾン」から出向してきた社長。

業界の売り上げが落ちている「ココエブリィ」の売り上げを伸ばそうと「エクサゾン」から送り込まれてきた社長だった。

浅羽は、他のコンビニと差をつけ、同じ「ココエブリィ」の看板でも、それぞれの店舗で店構えも品揃えも、サービスも違う個性のあるコンビニを目指すと宣言。

しかし「ココエブリィ」の役員たちは、ネット通販会社で実販売の経験がない浅羽の案など聞く耳を持たない。

専務の神子たちは、真っ向から浅羽のやることに反発をしてきた。

 

浅羽は、新しい「ココエブリィ」を世間に印象付けるために、スイーツの一新を提案。

まずは定番のシュークリームを作り変えることだと言い、新しいシュークリームのアイデアを募集する事にした。

そこで初めにスイーツ課に行き、これまでのスイーツは印象に残らない。魅力がないと言い放ち、新しいシュークリームの開発を言い渡す。

そんな浅羽の言い草に、一岡課長をはじめとするスイーツ課の人間から反発を受ける。

しかし、自分のスイーツを作る夢を持っている北川だけが、浅羽の言葉に揺れていたのだった。

 

浅羽は、スイーツ課で抜き打ち検査されていた商品の問題点が、樹木のインスタ「キキかじり」に上げられた内容そのままだったことに興味を持つ。

樹木が働く店舗に出向き、店舗の売り上げが、スイーツだけいいことを指摘。

店長の上杉から、何故そんな事を知っているのか?と聞かれてはじめて、自分が社長だと教えた浅羽。

樹木が「キキかじり」だと確認すると、スイーツの開発に協力させるために店長の許可を取って連れ出した。

 

浅羽は、1時間は待たないといけないスイーツの専門店へ樹木を連れて行った。

待っている間に「君がこれだと思うシュークリームを考えてくれればいい。」と誘う浅羽。

断ろうとする樹木に「人一倍知識と興味があるのはすごいことだ。」と畳みかける。

今の商品部が、毎週の新商品を間に合わせるだけがプロの仕事だと思ってると批判し、「君が必要だ。」と言うのだった。

 

締め切りは来週水曜正午。

樹木が所属していた地下アイドルグループが、若いメンバーを入れたことでメジャーデビューし、ドームでライブするまでに駆け上がっていた。

樹木は「君は噛み続けたガムなの。もう21じゃ味しないでしょ?」と運営側に言われて卒業させられ、夢を見失ったままバイトを続けていた。

彼氏の裕太に就職をすすめられても、のらりくらりとかわす。

バイト仲間でルームシェアをしているスーが、漫画家になろうと頑張っているのも、ただ羨ましがっているだけで何もしない。

シュークリームのアイデア募集は、そんな樹木に舞い込んできたチャンスだった。

 

締め切りが迫るなか、樹木はアイデアを出せないでいた。

締め切り当日。

いつまでもグズグズと何もしない樹木に、スーが「チャンスは逃すともう来ない」という言葉を投げかけてきた。

 

一方。浅羽は、会社で樹木のアイデアを待っていた。

締め切りの正午過ぎて、会社にやって来た樹木。アイデアは持って来ていなかった。

しかし頭の中にアイデアがある。

「私にもう一度チャンスをください。」とお願いしてきた。

 

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浅羽は「ココエブリィ」のスイーツを専門に作ってる「Dolce Kitcen」に樹木を連れて行き、そこで働く新谷誠を紹介した。

新谷は、浅羽の中高の部活が一緒だった親しい仲で、浅羽の数少ない理解者。

新谷は、前から「キキかじり」のスイーツ評価を気にして参考にしていた。

樹木が「キキかじり」の人だと知って、驚きはしたが、すぐに新しいシュークリームの開発を一緒にする事になった。

社運をかけた特別なシュークリーム。

予算はいくらかかっても構わないという浅羽だった。

 

 

連日、新谷と樹木はたくさんのクリームを食べ比べ、いいと思ったクリームを選出。

次に、クリームと合う生地を食べ比べる作業が続いた。

 

一方で浅羽はスイーツ課に乗り込み、企画部からシュークリームの案が出されなかったことを責め、一岡の課長職を解任。

解任された挨拶に「DolceKitchen」を訪れた一岡と、付き添いで来た北川は、新谷と樹木が二人で開発している様子を複雑な表情で見つめていた。

 

樹木と新谷が開発をしている間、浅羽はマスコミの取材を受け、新しいコンビニに生まれ変わるのだと大々的に宣伝。

世間から注目されるよう仕向けた。

 

樹木と新谷はクリームと生地の試作を繰り返し、これぞというものを作り上げた。

しかし浅羽は食べもせず「見た目もおいしくなければ意味がない。」やり直せと言ってきた。

 

樹木は怒って投げ出そうとする。

しかし新谷は「君はただの遊びでも、俺これ仕事だから。言い方はあれだけど、社長が間違ってるとは思わない。」と言う。

他の物を買いに来た人がスイーツの前に来て思わず買ってくれたら嬉しい。と言うのだ。

樹木は反省し、続けることにした。

 

その日から、スイーツ店やパン屋に寄って、見た目の美しいものを見て研究するようになった樹木。

家に帰ってもシュークリームの事を考えた。

そして飼っていたペットの見た目であることを思いつくーーー!!!

 

浅羽が納得するシュークリームとは?

新スイーツ開発で改革は進むのかーーー!!?

 

…というお話でした。

 

 

知らぬ間にカメラに写る

樹木が撮影していたスマホにカメラに、浅羽が映されていたことから偶然出会う話でした。

これ、まだ静止画とかだったらブレたりしてはっきりしなこともあるでしょうが、動画は嫌ですねーーー!

動きが入ると特定されやすいと思います。

 

私も前に町を歩いていて、すれ違う人がブツブツ言いながら歩いてる人に出くわしたことがあったんですが、棒の先にカメラつけて解説しながら歩いてたみたいで、気分悪かったです。

撮影してる人自身は映らないんですよね。

別に撮影されてやましいことがないにしても、知らない間に映ってるのは、浅羽じゃなくても削除させたいと思うと思います。

何も気にせず撮影してる樹木にドラマの中とは言え、腹立ちました。

 

SNSきっかけではじまる

アイドルの夢に破れ、偶然の出会いからコンビニスイーツ開発に携わっていくーー!!

そのきっかけがインスタでスイーツの評価をしていた。

ーーーなんて、なんでも好きなことを発信しておくべきですよね!

何がきっかけで始まるか分からない。

夢のある話だなと思いました。

 

コンビニスイーツが食べたくなる

劇中でたくさんのコンビニスイーツが出てきます。

普段そんなにコンビニスイーツを買わないのですが、ドラマを見てるうちに食べたくなって困ります!

毎週色んなスイーツを見ることになるんだろうな…。

 

恋の相手はどっち?

最初、主人公の樹木には彼氏がいました。

どうも中村倫也さん演じる社長とくっつく話っぽかったのに、彼氏がいるなんて面白くない。

恋愛には発展しないのか?と思ってたら、途中で彼氏が他の女がいることが分かりました。

 

一緒にスイーツ開発する仲野太賀さん演じる新谷が恋人候補かな?

初回からちょっとドキッとするような場面もあったし。

 

コンビニスイーツ開発に誘った浅羽も候補に入る?

最初からいっぱい出てましたしね。

どっちかとくっつくのかな?

 

樹木と浅羽は気が強い者同士でケンカも多そう!

ロマンティックな場面もあんまり期待できないな…。

 

スイーツ課の変化が楽しみ

浅羽にコケにされたスイーツ課の巻き返しも始まりそうです。

下でくすぶってる北川さんが、どう化けるのかが気になります。

今まで上から抑えつけてきた一岡課長がいなくなったことで、スイーツ課全体が変わっていきそうーーー!!

 

コンビニ改革の話も面白そうだし、ルームシェアとか地下アイドルとか、大企業の権力争いの話まで出てきて、話が色々ごちゃごちゃして面白そうです!!

 

アイドルの夢を失った主人公が、コンビニスイーツ開発で人生が変わるのか??

樹木を軸に、周りの人間模様もしっかりと見ていきたいと思います!

 

以上、『この恋あたためますか』第1話の感想でした。

 

 

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危険なビーナス 第2話の感想とあらすじ 楓を疑う心を勇磨が揺さぶる!2組の推理がぶつかる第2話

毎週日曜夜9時から放送中のTBS系列のドラマ『危険なビーナス』。

10月18日に第2話が放送されました。

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前回、第1話の感想はこちら。↓

 

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おもな登場人物

  • 手島伯朗:妻夫木聡さん…池田動物病院院長代理の獣医。5歳の時に父が死去後、母・禎子が矢神康治と再婚。連れ子として矢神家で肩身の狭い思いをして育つ。矢神家から出て縁を切る選択をする。母の再婚相手で義父の康治を父と呼ばず康治氏と呼ぶ。
  • 矢神楓:吉高由里子さん…伯朗の異父弟・明人の妻と名乗る。未入籍なので正確には古澤楓。元CA。明人の失踪後、伯朗に一緒にさがして欲しいと持ち掛ける。

<<矢神家>>

  • 矢神禎子:斉藤由貴さん…伯朗の母で、康治と再婚後明人を産む。16年前に実家の浴槽で事故死。
  • 矢神勇磨:ディーンフジオカさん…康之介の養子。レストランオーナー。連れ子の伯朗に嫌味な態度を取る。実は愛人が産んだ康之介の実子。楓の正体を知るために、伯朗にスマホを盗むよう仕向けたが失敗する。伯朗と楓の様子に、明人が失踪していると勘づいた様子。
  • 矢神佐代:麻生祐未さん…勇磨と同じく康之介の養女。康之介の愛人で勇磨の母。銀座のクラブのママ。
  • 矢神明人:染谷将太さん…伯郎の異父弟。楓の夫。行方不明。
  • 矢神康治:栗原英雄さん…矢神家の現当主。伯郎の母の再婚相手。康之介の先妻の子で長男。矢神総合病院院長。末期がんで寝たきり状態。
  • 矢神波恵:戸田恵子さん…康之介の先妻の子で長女。独身。矢神邸と遺産を管理。寝たきりの兄・康治を世話している。
  • 矢神牧雄:池内万作さん…康之介の後妻の子で次男。医師。何者かに突き落とされ意識不明。
  • 矢神康之介:栗田芳宏さん…16年前に死去した矢神家の前当主。
  • 支倉百合華:堀田真由さん…明人の従妹で明人が好き。楓を怪しんでいる。
  • 支倉祥子:安蘭けいさん…康之介の後妻の子で次女。百合華の母。矢神家を出た身でありながら遺産相続にうるさく口を出す。
  • 支倉隆司:田口浩正さん…祥子の夫。介護施設「矢神園」を康之介から引き継ぎ立て直す。介護施設グループの経営者。矢神家の人間に頭が上がらない。

 

  • 君津光:結木滉星さん…矢神家使用人。執事。
  • 永峰杏梨:福田麻貴さん(3時のヒロイン)…康治の専属看護師。隆司の愛人。

 

<<池田動物病院>>

  • 蔭山元美:中村アンさん…動物看護師。
  • 池田幸義:辻萬長さん…池田動物病院院長。伯朗を信頼し、養子にして動物病院を継がせようとしてる。

 

<<兼岩家>>

  • 兼岩順子:坂井真紀さん…伯朗の母・禎子の妹。叔母。憲三の妻。
  • 兼岩憲三:小日向文世さん…順子の夫。伯朗の義理の叔父。数学者。33年前に死去した伯朗の父・手島一清とは飲み友達だった。

 

ーーー

  • 手島一清:R-指定さん(Creepy Nuts)…33年前に死去した伯朗の父。画家。

 

第2話のあらすじ

楓と会うはずだった牧雄が、エスカレーターの上から何者かに突き落とされた。

伯朗が驚くなか、楓は急いで矢神家に帰ろうと言う。

 

牧雄は価値のある遺産というのが何なのか知っていた。

それを自分たちに知られたくなかった人物が、口封じに牧雄を突き落としたのでは?と推測する楓。

矢神家に戻ってすぐ楓は、駐車している車を発見。素早くボンネットに手を当て、まだあたたかいから今戻ってきた人物の者だろうという。

伯朗は、楓の冷静な行動に不信感を抱きながらも楓についていく。

使用人の君津が扉を開けた途端、強引に中に入っていく楓。波恵と祥子がいた部屋に入りずっと在宅だったか?と確認。

車は君津が買い物に行って少し前に帰って来たからだと説明し、君津もそうだと答えた。

次に康治の部屋に行き、隆司と看護師の永峰が康治のベット脇に立っているのを目撃。

隆司は、波恵や祥子と遺産の話をしたあと康治を診察していたと言い、永峰はずっと康治に付き添っていたと答えた。

楓は隆司の娘の由利華の所在まで確認。隆司はコンパに行くと言っていたと答えた。

楓は強引に康治の手を握り「明人君の妻の楓です。またお伺いしますね。」と言って部屋を出て行った。

 

楓は、ここにいない勇磨と佐代だけがアリバイがないと言う。

伯朗は「君はたまに違う顔を見せる時があるような気がして…。」と黙り込んでしまう。

楓は「ただ必死なだけです。」と、牧雄を狙った犯人を見つければ明人にたどり着けると言うのだった。

 

矢神家に、牧雄がけがを負い病院に運ばれたと警察から連絡が入る。

矢神家の人たちと一緒に、楓と伯朗も病院について行った。病院には波恵から連絡を受けた勇磨と佐代も到着していた。

警察が事件の可能性を匂わせるが、黙り込む矢神家。

伯朗が「遺産争いが関係してるんじゃないですか?」と言い、警察が興味を持つ。

しかし波恵が警察の上層部と知り合いだと言って圧力をかけ、それ以上の詮索を聞かず帰ろうとする。

警察は、牧雄が発見される1時間前に携帯にある番号から着信があったことを報告。

楓が自ら名乗り出て、警察に連れていかれた。

 

伯朗は、矢神家の人たちに楓が牧雄に電話した経緯を話し、会いに行く直前に牧雄が転落したことも説明した。

話を聞いた矢神家の人たちはますます楓を疑う。伯朗は一人で楓をかばった。

 

帰ろうとした伯朗を、勇磨が「いい情報を教えてやる。」と言って誘い出す。

二人は勇磨が経営するフランス料理店へ。

 

 

勇磨は楓を疑っており、伯朗に牧雄が転落した現場でずっと一緒だったのか?と聞いてきた。

伯朗は、楓が見回りで離れた時間があったことを思い出し、一緒にいたと答えられなかった。

勇磨は「楓が自分が犯人じゃないと思わせないために、あえて伯朗と一緒にいたのかも?」と言い、矢神家に急行したのも「自分が犯人じゃないと思わせる演出では?」と畳みかけてきた。

さらに勇磨は、楓が本当に明人の嫁なのか?と疑い、明人はどこかに監禁されてるか、既に殺されてるのでは?と推測。その犯人が楓なのでは?と言うのだ。

そして伯朗に楓のスマホを盗んでくるように言ってきた。

嫌がる伯朗に「自分でやれないなら店に連れて来い。俺がやる。」とさらに追い込んできた。

 

翌日。

伯朗が勤める動物病院に、警察から解放された楓が訪ねてきた。

警察は楓の言い分を一応信じてくれたという。楓は牧雄が運ばれた病院にも寄っていて、まだ意識不明の状態だと報告してきた。

牧雄を狙ったのは、アリバイのはっきりしない勇磨と佐代だという楓に、とりあえず同調する伯朗。

伯朗は、矢神家にいた時に散々勇磨からいじめられて未だ怖いという思いが強く、負け犬根性が消えていないと正直に話す。

勇磨だけに限らず矢神家全員に劣等感があるのだ。

 

伯朗が勇磨を疑う理由として、勇磨は康之介に次の当主として約束されていたのに、明人が誕生したことで、全ての遺産が明人に渡ることに。

だから明人を監禁して遺産を奪い取ろうとしてる。というのが伯朗の見立てだ。

しかし、牧雄を狙った理由にこれといったはっきりとしたものがない。

楓は勇磨に会いに行くと言い出した。

伯朗は、勇磨が楓のスマホを盗もうとしていることを知っているので、一緒に行くことにした。

 

夜。

勇磨の店で料理を堪能する楓。

勇磨は言葉巧みに矢神家と楓のパイプ役になると申し出て、楓も話に乗るような素振りを見せる。

勇磨は楓を厨房見学に行かせ、部屋に残ったスマホを盗み出そうとし、伯朗がそれを止めた。

そんな伯朗に対して、楓がCAをやっていたという会社の人間に聞いたが、古澤楓という人物に心当たりはないと言われたと言って揺さぶって来たが、伯朗は揺らがなかった。

 

勇磨の店を出た伯朗と楓。

楓は勇磨の車にGPSを仕掛けようと言ってきた。

勇磨の動きを知って、明人の監禁場所を知ろうというのだ。

戸惑う伯朗だったが、楓に言われるがままにGPSを勇磨の車に貼りつけたのだった。

 

帰りに兼岩家に寄って飲みなおした楓と伯朗。

勇磨に自分自身も疑っていたことを指摘されて動揺していた伯朗だったが、楽しいおしゃべりに興じる楓を見て、伯朗は楓がだましているとは思えない。と思い直した。

 

翌日。

動物看護師の蔭山と、ようやく二人でうどん屋でランチができた伯朗。楓が来てからこれまでに起こったことを話した。

楓のことは信じてるが、勇磨の言ってることも分かる。と悩んでいることを打ち明けた。

蔭山は「副院長は考え過ぎると空回りするタイプだと思います。その場その場の直感で進んでいく方がお似合いかと。」とアドバイス。

蔭山に話を聞いてもらい、心が軽くなる伯朗だった。

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お昼から帰ると、矢神家の二女・祥子の娘・支倉百合華が動物病院に来ていた。

百合華は「明くんはいつ戻ってくるんですか?」と質問してきた。楓に聞いた方がいいのでは?という伯朗に「あの人とは話したありません。」と答える百合華。

百合華は楓を明人の嫁ではないと断言。百合華は明人のことが好きな様子。

伯朗が楓の味方をしていると知ると、すぐに帰っていった。

 

そこへ楓から、勇磨の車に仕掛けていたGPSで怪しい場所があると連絡がきた。

江戸川区の古びた団地。楓はそこが明人の監禁場所では?と睨む。

伯朗と楓は勇磨の車を追ってみることになった。

 

怪しい団地の真相とはーーーー!!?

 

…というお話でした。

 

楓と勇磨の推理対決

初回から伯朗がずっと疑っていた勇磨ですが、勇磨も明人は監禁されているか?殺されてるか?と楓と同じような推理を立てて伯朗にさぐりを入れてきていました。

やっぱり勇磨は監禁の犯人ではないようです。

 

伯朗は個人的に勇磨にコンプレックスを抱いていて、対決しようとしてますが、どうも楓と勇磨の頭脳対決っぽくなってきました。

 

勇磨は勇磨で、伯朗と楓の動きで明人がいないということに気づき、何か企んでいました。

主人公の伯朗・楓コンビが明人監禁の謎を追うだけでなく、勇磨と佐代も動いている。

ドラマを見ている視聴者は、どっちの推理も聞けるという面白い展開になってきました。

 

いつも怪我する楓

初回に矢神家の地下室に何者かに閉じ込められていた楓さん。

2話では、歩道橋の階段の上から突き落とされて怪我をしていました。

それも決まって右の額。

よくも突き落とされて大怪我にならずに済んでるよな…。

次週予告では、額にガーゼを当てて立っているシーンがあったので、また大丈夫なようです。

突き落とされた現場が途中で踊り場のある階段だったので、衝撃が少なくて済んだのかもしれないです。

牧雄さんなんてまっすぐで長いエスカレーターで突き落とされたから、大けがで意識不明ですよ…。

 

牧雄さんの犯人はまだ分かりませんが、楓を突き落としたのは百合華でしょう!

明人のことが好きな様子だったし、楓のこと気に食わないみたいだったので。

百合華の場合は、単純に明人絡みの嫉妬で動いただけと思うので、本筋の遺産相続問題からの明人の監禁とは関係ないと思います。

 

私はまだまだ楓が怪しいと思ってます。

GPSを勇磨につけるのも自分でやってなかったし。

楓のスマホを誰もまだ確認してないし。

伯朗がスマホを見ようとしないってことも計算してますよね?楓は。

 

まだまだ疑い目を向けてますよ!私は。

 

勇磨の有能ぶり

今回、勇磨は養子となってるが、本当は康之介の実子だと分かりました。

初回で、なんで同じ養子の立場で伯朗をいじめるのかな?と思ってました。

自分は矢神家の血のつながりがあると勇磨は分かってたんですね!!

 

矢神家の他の人たちは、勇磨が康之介の実子と分かってるのかな?

どう見ても本流の子供達より、勇磨の方が頭がよさそうです。

 

そんな頭のいい勇磨が、自分の車にGPSを仕掛けられているのに気づかないわけないと思ってたら、やっぱり気づいてました。

でも伯朗を甘く見過ぎてたのは、抜けてましたね!!

楓も頭よさそうなのに、テープでベタっと貼り付けるだけのGPSって…。なんだかこれまでの推理の緻密さに合ってない気がしました。

 

楓も勇磨も、どこまで細かいとこまで推理できる人なのか謎です。

頭よく色々計算できるのに、楓も簡単に突き落とされたり、勇磨も伯朗にしてやられたり。

完璧じゃない。どこか抜けてる感じがするのが気になります。

ーーー実は楓と勇磨がつながってるとか?

それはないか…。

 

あやしい人物続々!

牧雄が意識が戻らないと聞いて、冷静に相続者リストから牧雄の名前を消す波恵。

看護師の永峰とあやしい素振りを見せる祥子の夫・隆司。

妙な動きをしてる人物は他にもいます!!!

 

楓が最初に疑ったように、もしかしたらお母さんの妹夫婦が明人監禁に関わってるかもしれない…!

 

 登場人物も多いし、色々推理して楽しみたいと思います!!

 

以上、『危険なビーナス』第2話を見た感想でした。

 

 

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大河ドラマ 麒麟がくる 第28回「新しき幕府」の感想とネタバレあらすじ

NHK総合で放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。10月18日に第28回が放送されました。

 

 

第27回の感想はこちら。↓

 

 

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おもな登場人物

  • 明智光秀(十兵衛):長谷川博己さん…美濃の国境にある明智家に生まれる。鉄砲を知り、堺で松永久秀の計らいで鉄砲を入手した。京で出会った三淵藤英・細川藤孝兄弟と誼を通じる。道三から家督を譲り受けた高政に同調する態度を取っていたが、高政が正室の子である弟の孫四郎と喜平次を殺害。十兵衛と光安は長良川の対決で道三側についたが、道三は討死。明智城で光安に家督と明智家の旗印を託され、左馬助、牧、煕子とともに落ち延びる。伊呂波太夫の導きで越前の朝倉義景に謁見。越前で匿ってもらった。義景の使いで京の義輝に謁見。将軍の頼りなさを目の当たりにし、道三に買われていた信長という人物に徐々に引かれていく。今川義元が尾張侵攻の先鋒に松平元康を据えると知り、左馬助を通じて、帰蝶に元康の母・於大の方と伯父の水野を使って戦をやめさせる作戦を伝えた。桶狭間の戦い直後の信長に会い、大きな可能性を感じる。越前に藤孝が来て将軍・義輝に会って欲しいと頼んできて京へ行ったが、力になれず越前に戻る。義輝討死の知らせを受け大和にいた久秀を責めた。細川と三淵から次の将軍と推されている覚慶を、将軍の器でないと判断。義景に報告。国の中がまとまっていない義景に見切りをつけて、信長に義昭を奉じて上洛するよう説得。応じた信長と武装なしで義昭を上洛させた。

<<明智家>>

  • 牧:石川さゆりさん…光秀の母。家族より先に美濃に戻った。

  • 明智左馬助(秀満)間宮祥太朗さん…光安の息子。第12回から登場父と一緒に道三に味方するために鶴山へ行ったが、父とともに敗走。明智城に戻り父の遺志を継ぎ十兵衛らと共に落ち延び越前へ。今は美濃に家族とも戻っている。

  • 岸:白鳥玉季さん…光秀の長女。
  • たま志水心音さん…光秀の二女。
  • 煕子:木村文乃さん…光秀の正室。十兵衛のやることに全て付いてきてくれる。いい嫁御寮。
  • 常:生越千晴さん…明智家の侍女。
  • 木助:水野智則さん…明智家の家来。

 

越前

  • 朝倉義景:ユースケ・サンタマリアさん…越前の領主。伊呂波大夫から十兵衛らを匿うように頼まれる。争いに巻き込まれるのが嫌い。十兵衛の京行きを情報を逐一知らせることを条件に許可した。越前に帰ってきた十兵衛に、野心を持たぬよう諭す。義昭の烏帽子親となり、上洛相としたが嫡男の阿君丸が暗殺され断念した。

  • 山崎吉家:榎木孝明さん朝倉家の家臣。
  • 阿君丸:森優理斗さん…義景の嫡男。義景から溺愛されていていたが、何者かに暗殺された。
  • 朝倉景鏡:手塚とおるさん…朝倉一門。義景のいとこ。義景の上洛に反対。三淵に協力する。

 

<その他>

  • 伊呂波太夫:尾野真千子さん…旅芸人一座の女座長。東は常陸、西は薩摩へと芸を披露しながら旅して回り、京へ5年ぶりに戻って来た。松永久秀から十兵衛の話を聞いたり、尾張の信秀からは東庵に双六で勝ったとことを聞いたりしていて顔が広い。駒が武家の人に火事から救われ、母である先代の伊呂波太夫のもとへ連れられてきた時のことを覚えていた。織田信秀とも生前関わりがあり、尾張に弔い興行で滞在。帰蝶から金を積まれ傭兵を世話した。帰蝶から頼まれ、道三のために越前までの逃げ道を用意したが断られた。帰蝶の命令で明智家を越前へ連れて行き、朝倉義景に匿って欲しいと頼んでくれた。義景との会話から、近衛家の血縁の者で、関白の近衛前久とはおむつの世話をしていたこともあり仲が良い。有力な大名から公家まで顔が広く、お金次第で人と人とを結びつける役をしている。

 

美濃

  • 藤田伝吾:徳重聡さん…明智家の家臣だった。十兵衛らが越前に逃れる前、美濃に留まるという牧を説得。明智の里を守ってくれていた。
  • 稲葉良通(一鉄):村田雄浩さん…美濃三人衆の一人。高政の死後息子の龍興に見切りをつけ、信長に従っている。

尾張

<<織田家>>

  • 織田信長:染谷将太さん…信秀の嫡男。尾張に戦をしかけようとしていた三河の松平広忠を山中で暗殺。両親特に母からあまり好かれていないことに気づいていて、寂しさを抱えていたが、帰蝶から父・信秀の真意を聞いて笑顔を取り戻す。聖徳寺の会見で道三に気に入られ、良好な関係。道三の援軍を受け、今川軍を村木砦の戦いで破る。帰蝶の働きで、守護の斯波義統を殺した織田彦五郎を叔父の信光に殺させるよう仕向け、頼ってきた斯波義銀を擁して清須城に入り、さらに周辺の城も従わせる。信長の勢いは各地に伝わる。道三が高政と戦うと知り援軍に駆けつけたが、高政軍に阻まれ尾張へ帰る。信勝の重臣・柴田勝家から信勝の謀反の兆しを告げられ帰蝶の助言で直接会う。が、信勝が毒入りの水を自分に飲ませようとした事を知り激高。信勝に飲むよう迫り、結果殺すことになった。上洛して将軍・義輝に謁見し、尾張平定を報告。今川の尾張侵攻を阻止して欲しいと義輝に頼んだが、官位を授けるぐらいで何もしてくれない義輝にがっかりする。桶狭間で今川義元を討つ。後ろ盾になって上洛して欲しいという義輝の願いを聞き入れなかった。美濃から斎藤龍興を追い出し稲葉山城に入り岐阜城と名前を改めた。十兵衛の話に乗り義昭を奉じて上洛することにし、美濃へ招き入れる。義昭の頼りなさに不安を覚えたものの、十兵衛の言う通りに義昭を奉じて上洛を果たす。二条城普請で将軍の力を実感する。

  • 帰蝶(濃姫):川口春奈さん…道三の娘。光秀のいとこ。信長の正室。以前十兵衛が好きだった。信長を裏でプロデュースしている。守護・斯波氏を殺した織田彦五郎を叔父・信光に殺させるよう誘導した。一方で信長との盟約を切ろうとしている兄・高政を下ろし、弟・孫四郎に家督を継いで欲しいと考え、明智家に協力してもらうよう遠隔で孫四郎にけしかけていた。道三が高政の戦いで父が討死すると、伊呂波大夫に頼んで明智家を逃がすよう命じた。その後信長が義弟・信勝を討つよう仕向けた。十兵衛から今川の尾張侵攻阻止の策を聞き、信長の名で熱田に於大の方と水野を呼び出し工作をする。信長の子を育てるため清須にいる。
  • 土田御前:檀れいさん…信長、信勝の母。かわいがっていた信勝を殺した信長を恨む。
  • 奇妙丸(信忠):加藤矢紘さん…側室吉乃が産んだ信長の嫡男。桶狭間に向かう信長が突然帰蝶に預けた。
  • 柴田権六勝家:安藤政信さん…信勝の重臣だが、美濃の高政、駿河の今川義元と通じる信勝が信長へ謀反の兆しがあるのを見逃せず、信長に報告する。
  • 前田利家:入江甚儀さん…信長の家臣。
  • 佐々成政:菅裕輔さん…信長の家臣。
  • 佐久間右衛門尉信盛:金子ノブアキさん…織田家の家臣。第21回から登場。
  • 木下藤吉郎(のち秀吉):佐々木蔵之介さん…尾張の最下層農民。第13回から登場。三河と遠江の国境で文字を学びながら足止めをされていたところ、東庵と駒に会う。駿河で駒と再会し字を習いたいと懇願。信長の噂を聞いて今川に仕官するのをやめて尾張へ行った。信長の家臣となり、いまや百人組の頭。信長の命に従い京で三好勢に情報で混乱させる。

 

  • 松永久秀:吉田鋼太郎さん…三好長慶の家臣。堺の辻屋で十兵衛と会い、一緒に酒を飲む。商人には凄んだ物言いをするが、十兵衛には穏やかに話をしてくれた。十兵衛が鉄砲を手に入れられるよう計らった。伊平次を探しに来た十兵衛と三淵を通じて再会。三好長慶を襲撃する計画を知った十兵衛、藤孝、藤英に主君ともども救われる。十兵衛に救われたお礼の手紙を利政に送っていた。 現在は京で将軍よりも力を持っている。義景の使いで上洛した十兵衛と再会し、道三が信長に目をかけていたことを聞かされる。直接信長と会ってつかみきれない人柄に引かれていく。京を治めていた三好長慶に大和を任されていた。息子と三好義継が義輝を討つのを止められなかった。覚慶が大和から脱出する手助けをする。三好の息子らと大和でぶつかったことが認められ、信長に受け入れられた
  • 三好義継:黒部弘康さん…三好長慶の息子。久秀の息子と将軍・義輝を討ち、義栄を将軍に据えた。
  • 三好長逸:宮原奨伍さん…三好三人衆の一人。
  • 三好宗渭:岡けんじさん…三好三人衆の一人。
  • 岩成友通:高野弘樹さん…三好三人衆の一人。

 

  • 足利義栄:一ノ瀬颯さん…三好勢に次の将軍にと推され、足利幕府14代将軍となる。病気で摂津から出られない。のち摂津で病死。

 

  • 望月東庵:堺正章さん…医者。かつて名医と呼ばれ、大名家にも駆けつけていた。光秀に連れられ道三の妻・小見の方を診るため美濃に入る。尾張の織田信秀とも通じている。小見の方の症状が落ち着き、駒と共に帰京。その後、織田信秀に呼び出され尾張へ向かったが、死に目に間に合わなかった。今は駿河で太原雪斎を診ていた。雪斎が他界したことで情報を伏せるために臨済寺に軟禁されそのまま駿河に滞在。元康が駿河に戻ったら将棋をやろうと約束したがかなわなかった。現在は京に戻っている。伊呂波太夫に銭を見せられ、駒が作る丸薬の商売を了承する。
  • 駒:門脇麦さん…望月東庵の助手。3歳の時に戦に巻き込まれ、家が火事となる。が、大きな手の武家の人に助け出され麒麟の話を聞く。東庵と一緒に美濃に入り、かつて火事から助けてくれたお武家様が美濃の人だとわかる。帰京している時に、京で負傷した十兵衛を手当てするために再び美濃へ行ったが、失恋を悟り帰京。伊呂波太夫の証言により、自分を火事から助けてくれたのが明智の家紋の布を持っていたと知る。東庵と駿河に入る。が、十兵衛が戦に巻き込まれてると知り、菊丸に三河と美濃の国境まで連れて行ってほしいと頼み美濃へ。越前までの逃亡に同行する途中、自分を助けた人が十兵衛の父と知る。越前に着くと安心して伊呂波太夫と駿河に戻る。今川義元の尾張侵攻に先鋒として行くことになった松平元康にお守り代わりの薬を渡し、生きて戻ると約束してもらったが叶わなかった。現在は東庵と共に京におり、かつて駿河の芳仁(ベンガルさん)に教えてもらった丸薬を作っている。伊呂波大夫について行った大和で覚慶(のちの足利義昭)を目撃する。伊呂波大夫の仲介で、寺に丸薬を売ることになった。丸薬を売りたいと言ってきた今井宗久に、三好勢への手助けをしないことと、義昭と信長に武装させずに上洛させることを条件に取引を迫った。

<<朝廷>>

  • 正親町天皇:坂東玉三郎さん…第106代天皇。
  • 近衛前久:本郷奏多さん…関白。近衛家で一緒に暮らしたことのある伊呂波大夫と仲が良い。義栄を将軍に推挙したことで追われる身に。
  • 二条晴良:小藪千豊さん…二条家の当主。

 

 <<足利将軍家>>

  • 足利義昭(覚慶):滝藤賢一さん…室町幕府最後の将軍となる。興福寺の僧で、時々町に出ては民衆に食べ物を配って声をかけている。町の人気者。兄の将軍・義輝が三好一派に討たれ、命を狙われる立場になり、藤孝らに連れられて大和から逃れる。甲賀に身を置いたのち、越前敦賀で朝倉義景に半年待ち、一乗谷で朝倉の義景を烏帽子親に元服。美濃に移動し信長と一緒に上洛。15代将軍となる。
  • 三淵藤英:谷原章介さん…将軍奉公衆。義輝亡き後覚慶を次期将軍として推し、一緒に甲賀へ逃れる。その後義還俗した義昭と共に敦賀へ。一乗谷で義景を烏帽子親とし義昭を元服させ、信長と上洛を果たすため美濃に入る。義昭と一緒に上洛。幕府側の人間として織田に意見を出す。

  • 細川藤孝:眞島秀和さん…将軍奉公衆。三淵藤英の弟。義輝亡き後、次期将軍として覚慶を支え甲賀に逃れる。その後還俗した覚慶こと義昭と共に敦賀へ。三淵と共に義昭を護り、美濃に入る。義昭と共に上洛し、幕臣として十兵衛と一緒に働く。

  • 一色藤長:上杉柊平さん…義輝のお側衆だったが、藤孝と一緒に次の将軍と見据えられた義昭の警護にあたる。義昭と一緒の上洛し、幕臣として働く。
  • 細川藤賢:島英臣さん…十兵衛と義昭の警護に当たる。
  • 摂津晴門:片岡鶴太郎さん…義輝の代から幕府の政所頭人を務め、義昭のもとでも引き続き働く。

  • 今井宗久:陣内孝則さん…堺の商人。駒の要求に応じ、信長に武装せずに上洛する事を条件を出し、三好から手を引いた。

 

第28回のあらすじ

永禄11年(1568年)。

その年の9月。織田は近江の六角承禎を攻めた。

六角と三好の軍勢は散り散りとなり、織田勢は勝った。

そして9月の末。

宗久との約束通り、義昭を擁した織田一行は、鎧兜をつけず上洛。三好勢は既に京から去っていて、京の町が戦に巻き込まれることはなかった。

三好勢は織田軍の勢いの押され、摂津や大和へ退却。摂津富田にいた14代将軍・足利義栄が病死した。

信長は、三好の拠点である摂津になだれ込み勝利。芥川城を入る。

こうして、権力者として認められた義昭や信長に、献上品を持った武将たちが集まってきた。

そのなかには松永久秀もおり、幕臣となる十兵衛をたたえた。

久秀は信長に味方し、大和にいた三好と戦ったのだ。

信長は、家臣たちと三好に味方した者たちを詮議していた。

久秀も、義輝を闇討ちした三好一党の黒幕であると目されるとして、三淵ら幕府の者たちが安易に受け入れてもいいのか?と主張し、柴田勝家ら織田の家臣らと揉めていた。

議論が尽くされたところで義昭が「信長のおかげで上洛が果たせて、三好の根城の芥川城も押さえられた。」と信長に感謝の言葉を述べた。

そして、「その信長が久秀を受け入れようと言っている。色々思う所があるが、再び幕府の力を取り戻すために久秀を受け入れてはどうか?」と幕府側に者たちを説得した。

三淵たちは義昭の言葉を受け入れた。

義昭は、久秀を受け入れる代わりに、義輝の代から政所頭人をしていた摂津晴門を、引き続き幕府の政所を任せるよう言い、信長は受け入れた。

 

詮議のあと、十兵衛は、山城国の勝龍寺城主となる藤孝と話をした。

藤孝は、義輝を守れなかった摂津晴門に引き続き幕府の執務を任せる事に不安を感じていた。

十兵衛も当分は仕方ないが、いずれ一新せねばと考えてると明かした。

 

久秀は無事信長と会うことが出来て、さらに九十九茄子の茶入れを献上し、喜ばれたと十兵衛に話した。

そして越前の朝倉義景が、三好・六角と手を結び、織田を狙っている動きがあることも話す。

皆成り上がりの織田には従えないと考えているとのことだった。

久秀は大和の筒井順慶と一戦交えると言って戻っていった。

 

同9月。

足利義昭は、正式に15代将軍の地位を与えられた。

信長は義昭が将軍になったのを見届けると、一部の家臣を残し岐阜に戻っていった。

 

永禄12年(1569年)正月。

将軍の御座所である本国寺を突如三好の軍勢が襲ってきた。

藤孝は勝龍寺城へ行ったまま。十兵衛と細川藤賢らで守りを固めた。

さらに、細川藤孝ら足利方の軍が、畿内各地から京へ向かっていると知らせが入り、2日間で三好勢は退却した。

戦が終わったと聞いた駒と東庵は、本国寺へ戦傷者の手当てに駆けつけた。

そこで駒は、侍女と一緒になってお湯を運ぶ覚慶こと義昭と再会。

戦の混乱が収まったら使いをよこすと言われ、遊びに来いと誘われた。

話を聞いた伊呂波太夫は大喜び。駒に、公方様・義昭と引き合わせて欲しいと頼む。

将軍推挙の件で追い込まれ、あちこち隠れて暮らしている関白・近衛前久のことで頼みたいことがあるのだという。

一緒に話を聞いていた東庵が、いきなり公方様に言うより、今、公方のそばで力を持っている明智に話を通すのがいいのでは?とアドバイスするのだった。

 

その十兵衛のもとには、藤孝が来て、三好勢が近くにくるまで幕府の人間が誰も気づかなかったことが疑問だと話していた。

十兵衛はある書類を藤孝に差し出す。

その書類には、幕府の役人たちが、寺や公家たちの領地を不正に横取りしていると訴えたもの。

その訴えは長年にわたるものだった。

三好の者たちも同様に訴えられていた。

幕府内に人間とつながり、横領をしてきたのではないか?と疑う十兵衛。

藤孝は話を聞いて、幕府の中に三好に戻って来てもらいたい者がいるのでは?と推測するのだった。

 

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本国寺の事変から数日後。

信長が、数名の家臣を連れて岐阜から駆け付けた。

 

信長は、知らせが遅かったことで摂津を叱りつけた。

摂津は藤孝や池田が駆けつけたと聞いて油断したと言い訳をした。

自分より細川に先に連絡したと知り、信長はますます激怒。

信長は、摂津たちだけでは公方様が守れないこと。本国寺を御座所として安心していた自分が愚かだったこと。

この2つの事を学んだという。

信長は自分が信用するものを名代として置き、新たな城を作って新たな将軍御座所として将軍に移ってもらうと宣言。

そして摂津に、ふたつきで築城するよう命じた。

ふたつきで城は造れないと拒否する摂津。

しかし信長は「幕府の命で近隣諸国の大工たち、材木、石を駆り集め、その方達も汗水垂らして釘を打て。さすればやれる!!」と怒鳴りつけるのだった。

 

新たな将軍の御座所・二条城の普請が始まった。

木材、大工や鍛冶職人たちが集められ、十兵衛も普請場で働いた。

集められた中には、石仏も交じっており十兵衛は驚いていた。

普請場には信長もやって来て、直接指示を飛ばす。

信長は、将軍の力あればこそ、このような大きなことが出来ることを実感していた。

大きな世を作るには、将軍は欠かせない存在だと十兵衛に語る。

そして摂津達のような将軍を操ろうとしている人間を警戒。

十兵衛は自分と藤孝で守ると約束するのだった。

 

久秀から、朝倉が三好とつながって織田を攻めてくると聞いた信長。

先手を打ち、朝倉を討つと宣言。

一方で、信長に恥をかかされた摂津も、三好らの噂を聞いて動き始めようとしていた。

 

…というお話でした。

 

信長怒る!

義昭が上洛して、ずっと義昭のいうことに反対せず穏やかに話を聞いている信長。

どう変わっていくのだろう…と思っていたら、摂津晴門に怒ってました!!

将軍に権威があるのは認めるけど、家臣の摂津には容赦しない!

摂津が幕府の役人でいれるのは自分が許可してやったおかげじゃないか!ってところでしょうか?

家臣たちの中でどっちが身分が高いとか、どっちが偉いとか代々続く家柄とか、そんなの全く関係ないんでしょう!信長は。

今誰が将軍に頼りにされてるか?自分じゃないか!

摂津に怒鳴り散らしてる信長を見て、おお!本領発揮!と思いました。

 

自分たちで守れると思ってるの?誰が将軍を守って京まで上がってこれたと思ってる?と言いたいんだろうな~~。

家柄だけよくても、誰も上洛に手を挙げなかったじゃないか?って言いたい?

 

これまで静かだっただけに、信長の怒鳴りは迫力がありました。

なんかスカッとしました!!

 

石仏を城づくりに

二条城を作るためになんでも石を持って来いと言われて、運ばれていた石仏。

何も台詞はありませんでしたが、十兵衛が嫌な顔をしていました。

信長が、小さい時に石仏を壊して罰が当たるとお母さんに言われたというエピソードを披露。

仏の罰とはどんなものか興味があり、何日もその罰を待った。何も起こらなかった。

と話す姿が、狂気じみてる感じの演出でしたけど、のちに光秀自身も石仏とか墓石を城の石垣に使ってますよね?

前に福知山城を紹介するテレビ番組で見た記憶があります。

 

自分だって使うくせに、どんな目で信長を見てるんだ?と思いました。

今じゃ考えられないですが、当時急いで城を作らないといけないとなったら、既にキレイに加工してある石を持ってきた方が早い!ということだったはず…。

と言いつつ、怖いのは怖いですよね?

ちゃんと供養してから持ってきたのかな?

今墓を移動する際も法要してから布で包んで引っ越したりしますけど、今回はむき出しの石仏のままでした。

顔もそのままゴロゴロしてて、当時の人はどんな気持ちでやってたんだろう…と思いました。

 

藤孝も義輝を守れなかったのに

今回、摂津晴門が義輝の代から引き続き幕府の政務についたことを、細川藤孝が不安に思ってる場面がありました。

義輝も守れなかったのに、このまま同じ人に幕府を任せてもいいのか?という話になってましたが、藤孝も義輝を置いて大和に行ってませんでしたっけ?

藤孝の立場と摂津の立場は違うかもしれませんけど、自分だって守れなかったのに何を言ってるんだ?と思いました。

十兵衛はそこんとこツッコんでませんでした。

大和の久秀の城で藤孝が出てきた時は、ショック受けてた感じだったのに…。

 

城づくりのこともそうですけど、自分だってやってるやん!とツッコみを入れたくなるシーンが何度か見られる回でした。

 

関係良好な信長と義昭

信長のおかげで上洛出来て、将軍にもなれた足利義昭。

これから信長包囲網って本当に敷いて行くのでしょうか?

この『麒麟がくる』を見ていると、全部家臣から操られてやっていたのでは?と思うようになってきました。

ずっとこんな感じでいい人の義昭で進んでいくのでしょうか?

 

信長は義昭を追放するというより、義昭を取り囲む人たちを追い出したかったのかな?

駒ちゃんも久しぶりに義昭と会って、優しくていい人って言ってたし。

このドラマで足利義昭に対するイメージが変わってきました。

こういう人だったかもしれないですよね、本来は。

 

義昭がどんな風に変わっていくのか?

それとも本人は何も変わらず操られていくだけなのか?

今後の展開が楽しみです。

 

摂津晴門を初めて知った

次回は、何やら企んでいた摂津晴門が動き出すようです。

正直、摂津晴門という武将の名前は初めて聞きました。

そんなあまり出てこない名前の人が一体何をしようとしてるのか?

全く分かりません!!!

 

[2020.11.25追記]

このブログによくコメントをくださる鷲谷さんのブログに、摂津晴門について詳しく書かれていたので紹介します!↓↓↓

washiya.sapolog.com

 

[追記おわり]

 

十兵衛は幕府の膿を出せるのでしょうか??

信長がますます怒り出しそうで怖いです…。

 

 

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以上、『麒麟がくる』第28回を観た感想でした。

 

 

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各話の感想

各話の感想の一覧はこちら。↓

https://www.lovetv.site/entry/kirikuru-kansou1#各話の感想

 

 

玉木宏主演ドラマ 極主夫道 第2話の感想とあらすじ

毎週日曜夜10時30分からの読売テレビ・日本テレビ系列のドラマ『極主夫道』。

10月18日に第2話が放送されました。

www.ytv.co.jp

第1話の感想はこちら。↓

 

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おもな登場人物

龍:玉木宏さん…元極道で今は美久と結婚し、専業主夫。言動や行動が極道時代のものが抜けず、周りを怖がらせているが自覚なし。関西弁。「主夫なんか。」という言葉に敏感に反応。「主夫ナメたらあかんで!」と言い放つ。

美久:川口春奈さん…龍の妻。デザイナーのキャリアウーマン。家事が苦手で龍に任せきり。

向日葵:白鳥玉季さん…龍と美久の娘。小学生。母の美久よりしっかり者。龍の実の子ではない。

…ネコ。

 

大前ゆかり:玉城ティナさん…大学生。喫茶店のアルバイト店員。龍に普通に接する。龍のインスタのフォロワーだが、龍だと気づいていない。

遠野誠:水橋研二さん…ゆかりがアルバイトする喫茶店の店長。龍を怖がっている。

三宅亮:本田力さん…龍行きつけのスーパーブンタの店長。龍を怖がってる。

 

<<天雀会>>

江口菊次郎:竹中直人さん…龍の元上司。天雀会会長。雲雀に頭が上がらない。龍に戻ってきて欲しいと思ってる。

江口雲雀:稲森いずみさん…菊次郎の妻で天雀会の姉御。

雅:志尊淳さん…天雀会の組員。足を洗った龍を慕い、追いかけている。

 

<<隣町>>

虎二郎:滝藤賢一さん…元極道である事件を起こし服役後、露店のクレープ屋を営んでいる。「剛拳の虎」と呼ばれていた。

 

<<警察>>

酒井タツキ:古川雄大さん…交番勤務の警官。龍の動きに目を光らせている。

佐渡島幸平:安井順平さん…交番勤務の警官。酒井の先輩。

 

<<婦人会>>

田中和子:MEGUMIさん…火竜町の婦人会会長。

太田佳世:田中道子さん…火竜町の婦人会会員。

 

<<大城山組>>

大城山國光:橋本じゅんさん…大城山組の組長。天雀会と敵対関係。

井田昇:中川大輔さん…大城山組の組員。切り込み隊長。

岡野純:片岡久迪さん…大城山組の組員。龍や虎二郎がコワイ。

 

第2話のあらすじ

龍のライバル「剛拳の虎」こと虎二郎が出所してきてクレープ屋を営んでいた。

久しぶりに再会した龍と虎は店の前でにらみ合いを始め、龍はパフェ、虎はクレープというスイーツ対決をする。

出来上がったスイーツをスマホで撮影しまくった直後、仲裁しようとした雅が2つとも倒してしまう。

二人は写真をインスタに上げ”いいね”の数で勝負!お互い散々な結果で勝負は終わった。

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一方、公務執行妨害で逮捕された江口たち天雀会は、事をうやむやにする代わりに組を解散する事になり、稼ぎがなくなった江口は家に置いてあったものを売りに出したが、大したお金にならなかった。

江口の妻・雲雀はスーパーのパートの仕事を強引に得たが、長年姐御としてやってきた癖が抜けず、失敗をして落ち込んでいた。

 

そんななか、美久から太ってきたと指摘された龍は、婦人会の会長・田中の紹介でフィットネスクラブに体験入会する。

ヨガコースで虎と鉢合わせした龍は、ポーズの名付け対決で再び虎と争い、田中らを呆れさせた。

フィットネスクラブでは、田中の婦人会仲間である隣町水竜町の婦人会会長・山本(映美くららさん)と知り合い、帰りに喫茶店でお茶をした。

そこで出てきた話が食のイベント参加するという話。

龍が所属する火竜町の婦人会は今川焼、山本が所属する水竜町の婦人会はたい焼きを出すというのが毎年の恒例だと聞く。

龍も火竜町婦人会として、今川焼き作りに協力して欲しいと言われ快く受ける。

最初は仲良く話していた田中と山本だったが、山本が田中に店の場所を交換して欲しいと言ったことでバトルが勃発。ケンカ別れになってしまった。

その後、他の婦人会会員も巻き込んでの全面戦争に。

お互いの婦人会が、相手に必要な材料を買い占められたと考え、対立は激化。

新たに材料を買うために、雲雀がパートをするスーパーで鉢合わせた火竜町と水竜町の婦人会。

お互いセール品の材料を求めてバトルとなる。

 

雲雀は火竜町と水竜町のバトルを治めようとして一度は失敗したが、両者を喫茶店に呼び出して喧嘩祭をしようと提案。両者この祭での戦いに同意した。

 

喧嘩祭当日。

ある神社に両者を呼び出し、家事対決を始めた。

まずは龍が出て「乱れる刃」と題するタマネギのみじん切り対決。龍が割り箸を口に挟むという裏技を駆使し、勝利した。

次の勝負は「血の選択」と題するケチャップがついた衣類の洗濯対決。火竜町の代表の田中に代わり美久が参加。惨敗した。

最後の対決は水竜町の婦人会に、専業主夫じゃない虎二郎も参加。

 

専業主婦同士の喧嘩祭の勝負のゆくえはーー??

龍が争いを見つめる視線に気づき、主婦の仕事とは何かを説いていくーーー!!!

 

…というお話でした。

 

虎の登場!!

第1話の最後に登場した、滝藤賢一さん演じる虎二郎。

広島ヤクザで、平成27年に横浜で50人と大乱闘して関東ヤクザの網野組を葬った人物らしいです。

龍と双璧を成す「剛拳の虎」。刑務所から出てきたら既に組がなくなっていて、刑務所時代に炊事場係をした経験を活かし、クレープの露天商を始めたとのこと。

 

前回なんで龍だけ関西弁?と思ってたんですけど、ここで広島弁の元極道の登場です。

龍だけが言葉違ってて、浮いてるように思ってましが、虎の登場で色んな言葉が聞けそうで楽しみです。

龍と同じように、背中に大きな入れ墨が入った後ろ姿がカッコよかったです。

 

 滝藤さんもコワモテでどんなコワイ元ヤクザが出てくるんだろうと思ってましたが、スイーツ対決で安心しました。

 

滝藤さん、『麒麟がくる』ではとても人のいい将軍様をやってるのに、『極主夫道』ではガラの悪い元ヤクザ。

全然見た目も話し方も違って面白いです!!

同じ人じゃないみたいです!

 

ヨガのポーズ対決

龍と虎の対決はスイーツ対決だけじゃなく、ヨガでも繰り広げられてました。

鋤のポーズを龍は「組長に木刀でどつかれた時のポーズ」といい、虎は「組長にゴルフクラブでどつかれた時のポーズ」と名付けてました。

なんでどっちも組長にどつかれてんの??

インストラクターの人に「はーい、鋤のポーズですよ。」と冷静にツッコまれてるのが面白かったです。

 

安楽座のポーズは、龍が「ヘタこいて指詰める覚悟決めた時のポーズ。」と言って虎を黙らせてました。

半魚王のポーズは、虎が「運転席から「ワレェこの車山捨てて来い」ってカギを渡すポーズ。」と答えて龍を黙らせてました。

お互いそれ以上にぴったりくる答えがなかったってこと??

全然分からんのんですけど…。

最後の仰向けの英雄のポーズでは、

龍が「頭に弾が綺麗に入った時のポーズ。」虎が「腹に綺麗にドスが刺さった時のポーズ。」と答えてて、

MEGUMIさん演じる田中が「しょうもない!!」と吐き捨てるようにツッコんでました。

だんだんこの勝負がオモロないと視聴者が思い始めると読んだんでしょう!

田中さんがツッコんでくれて終わってよかったです!

MEGUMIさんがだんだん二人に呆れてくる顔も面白かった!!

 

これからこの二人の小競り合いが続くのかな?

関西弁と広島弁だったら、お好み焼きの対決もやってくれたら面白いな。

どっちも譲らなさそう!

 

稲森いずみさんキレイすぎる

オモシロ姐御をやろうとしてる稲森いずみさんが、もうひとつ面白くなりきってないですね~~。

キレイすぎるのかな?

まずヤクザの妻として怖くもないんですよね…。

誰にも話聞いてもらえなくて落ち込んでるところはかわいかったんですけど…。

なんかまだなりきってないって言うか…。

見る側の問題かな?

 

 

次回は?

次回は龍がPTAに入る話みたいです!!

どんな話になるんでしょうか?

初回も子供の帰り道を見守る活動はしてましたが、あれは自治会の仕事だったのかな?

 

ハロウィーンでひと騒動あるみたいです。

 

 

以上、『極主夫道』第2話を見た感想でした。

 

 

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柴咲コウ主演 35歳の少女 第2話のネタバレあり感想 大人になるのは成長したあと?

毎週土曜夜10時から放送中の柴崎コウさん主演ドラマ『35歳の少女』。

10月17日に第2話が放送されました。

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第1話の感想はこちら。↓

 

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おもな登場人物

時岡望美:柴咲コウさん…1995年。10歳当時の夢はアナウンサー。自転車の事故で意識不明となり25年後35歳で目覚めた。心は10歳のままで、35歳の自分を悪夢だと思う。初恋の相手・結人がすっかりやさぐれたおじさんになってるのを目の当たりにしショックで大泣きする。

時岡多恵:鈴木保奈美さん…望美の母。望美が目覚めると信じ、手足のリハビリを欠かさずやってきた。望美が意識不明となった5年後に夫・今村信次と離婚。30歳となった望美の妹の愛美と別に暮らしている。

時岡愛美:橋本愛さん…望美の妹。意識不明となった姉のにつきっきりで看病をする母に相手にされず寂しく育った。同じ職場の同僚・相沢を部下の林田に取られ失恋。

今村信次:田中哲司さん…望美の父。離婚して今は昔からの知り合いだった加奈と再婚。引きこもってる加奈の息子・達也との関係に悩んでる。

今村加奈:富田靖子さん…信次の現在の妻。嫉妬深い。引きこもりの息子・達也にビクビクする毎日。

今村達也:竜星涼さん信次の義理の息子。引きこもり。

広瀬結人:坂口健太郎さん…望美の初恋の相手。望美に『モモ』を貸していた。望美に勉強を教え「教え方が上手。先生になったら?」と言われ、一度は教師になるものの今は辞め、代行業をやっている。再会した望美が10歳の少女のままで戸惑う。

相沢秀男:細田善彦さん…愛美の同僚。元彼。

林田藤子:大友花恋さん…愛美の部下。

 

お父さんも頑張ってた

前回の第1話で両親が離婚してるのを見て、私は勝手に頑張るお母さんを見捨ててお父さんは逃げたんだと思ってました。

でも、今回の第2話で望美とお父さんが二人で会って離婚した当時の話をしているのを見て、勘違いしていたのが分かりました。

お父さんも望美が事故に遭ってすぐに目覚めると信じて、毎日お母さんと望美のリハビリを頑張ってたとのこと。

でも4年経って、望美が肺炎になり人工呼吸器をつけることになった時に、医者から「目覚める可能性はほとんどない。」と言われ、もう望美を楽にさせてあげたいと言ってしまったお父さん。

お母さんが看病で疲れて果てているのも見ていて、その方がいいと判断。

でもお母さんは「それでも父親か?」と怒鳴って、それからは毎日ケンカ。

挙句の果てに「私はあなたのように弱い人間じゃない。って言われ、心が折れてしまったということでした。

 

お父さんも一緒になって努力してたんですね。

それでも続かなかった。

お父さんは逃げたんだって、今の目覚めたという結果を見てるからそう思うけど、その間にはこんな葛藤があっただなんて。

お父さんだって、簡単にあきらめたわけじゃなかった。

第1話だけ見て判断して申し訳なかったな。と思いました。

 

愛美がお母さんそっくり

妹の愛美は、望美につきっきりで看病するお母さんに相手にされなかったと言って、未だにお母さんに対する態度が悪い。

第1話の中で、同僚で元カレの相沢と部下の林田が付き合ってるのが分かってフラれたことが確定していました。

2話では相沢の携帯を勝手に見て、二人がデートするレストランを知り、結人に彼氏のフリをしてもらう代行をやってもらって、デート現場に現れていました。

そして、相沢たちがいなくなった後。

相沢と付き合ってる時にしょっちゅう連絡を取り、ちょっとでも返信が遅れたらどうしたのか?問い詰めていたら「重い」と言ってフラれたと話してました。

 

このしょっちゅう連絡を取るという行為が、お母さんが望美にやってるのと同じ。

望美が携帯に出なかったら、お母さんは立て続けに電話して来てました。

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愛美とお母さんの愛情表現がそっくり!

相手をまくし立てるような話し方も、自分がやってることは正しいと押し付けているところも、お母さんと愛美はおんなじ。

愛美はお母さんが全力でお姉ちゃんを看病するという愛情表現を間近でずっと見てきたんだろうし、反発しててもお母さんがやってることは正しいって思ってるのかな?

本当は自分にその愛情を向けて欲しかったんだろうけど、お姉ちゃんにだけ向かって怒ってるだけなんだな。と思いました。

 

元カレにストーカーしてるのはキショイけど、かわいい人ですね!

 

同級生がひどい

望美の初恋の人である結人くんが、2話では、望美の親友だった沙織ちゃんと由紀ちゃんを呼び出してあげてました。

保育園の先生になりたいと言ってた由紀ちゃんは、会計事務所に勤めていて、ケーキ屋さんになりたいと言ってた沙織ちゃんは、専業主婦で3児の母になってました。

二人とも小学生時代に何になりたいと言ってたかも覚えておらず、望美は結人くんに会った時と同じようにショックを受けてました。

しかもあとでインスタに悪口まで書かれていて、現実を突きつけられていました。

 

この同級生2人なんですけど、小学校の時に一緒で、しかも事故にまで遭った同級生に対してインスタで悪口なんて言いますかね?

ネットで全て変わったとかって結人くんは言ってましたけど、25年で友達だった子にそこまでひどくなれますかね?

25年で人は変わるっていうことはよく分かりますけど、この描き方はヒドイなと思いました。

 

そんなジロジロ見る?

あと、落ち込んだ望美を励まして、結人くんが町を一緒に歩いてくれるんですけど、その時に子供っぽいおばさんである望美を周りの人がジロジロ見るんです。

こんなジロジロ見ますかね?

最近色んな格好してる人や、大騒ぎしてご飯食べる大人なんてたくさんいるけど、あんなジロジロ見たりしませんよ。

 

まぁ、確かにこのドラマの望美はレストランで口の周りを汚しながら食べるし、ショッピングモールのトランポリンで子供に混じって跳ねたりしてます。

もし10歳でも幼い方だと思います。

 

35歳の少女を変だと思わせようとしてるが見えて、嫌でした。

 

結人くんがいい人

第1話では望美に「ずっと寝たまんまの方がよかった。」とか言ってヒドイ人だった結人くん。

2話では「無理に大人になる必要なんてねえんだよ。」「外見なんて気にするな。お前の好きなようにやればいい。大人になるのはそれからだ。

大きな勇気を持って色んなものをいっぱい見て聞いて考えるんだ。成長しろ。

 

 と望美に言ってあげていました。

さすが!元先生!!いいこと言います!

代行業という仕事が時間に余裕があるのかもしれないですけど、望美に付き合ってくれてます。

優しい人だなと思いました。

今お気に入りのキャラクターです!!

 

家族の心を癒す

望美の事故の件では、愛美が自分が豆腐を買いに行かなかったから。お母さんは自分が豆腐を買い忘れたから。お父さんは自転車のブレーキを直さなかったら。とそれぞれ自分が悪いと自分を責めてました。

でも、望美自身が自転車に乗り始めたばかりで嬉しくて、スピードを出したくて通らなくてもいい坂道に行ったと話し、みんな悪くないと言っていました。

 

お父さん、人工呼吸器をつけないといけないと言われた時に楽にさせなくてよかった!

望美も目覚めて、苦しんでた家族にちゃんと理由が言えてよかった!!

お母さん、信じてきてよかった!!

マナちゃんお使い行かなかったのが悪かったわけじゃなくてよかった!!

 

このシーンは感動しました。

一番口悪いマナちゃんが25年豆腐が食べられなくなっていたことも分かりました。

本当は一番お姉ちゃんのこと心配してたのかな?と思います。

子供だからお母さんと一緒にリハビリの手伝いをすることも出来ないし。

本当は一緒にやりたかったのかも。

お母さんが愛美をもっとリハビリに巻き込んだらよかったのかもしれない。

そうしたら、愛美もお母さんが大変なことしてると知って、優しくなったのかもしれない。

こんなことできないとかケンカしてたらもっと納得してたのかも。

色々考えてしまいました。

 

1話はしんどいなぁと思いましたけど、2話は笑える部分が出てきて面白かったです。

 

3話はどんな話になるのかな??

 

以上、『35歳の少女』第2話の感想でした。

 

 

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