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木曜ドラマ 七人の秘書 第1話の感想とあらすじ

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テレビ朝日系列の木曜ドラマ『七人の秘書』。10月22日から放送が始まりました。

www.tv-asahi.co.jp

おもな登場人物

  • 望月千代:木村文乃さん…東都銀行の常務秘書。兄が営むラーメン屋で働きながら、銀座のホステスとして働きナンバーワンになる。しかし不景気でラーメン店が潰れ、兄は失踪。兄の親友だった司法書士・萬と再会。萬が買い戻した兄のラーメン屋の2階で暮らす。
  • 萬敬太郎:江口洋介さん…ラーメン屋「萬」の店主。兼業で司法書士。わずかな報酬で、5人の秘書と五月と一緒に、人助けをする影の秘書軍団の元締め。政治家の秘書だった過去がある。
  • 鰐淵五月:室井滋さん…家政婦。元政治家の秘書。
  • 照井七菜:広瀬アリスさん…東都銀行頭取秘書。東都銀行の正社員。秘書になりたくてなったわけではなく、怒られてばかりいる。頭取に気に入られ、スイートルームで二人きりで会っていた時に頭取が急死。秘書軍団と初めて会う。
  • 朴四朗(パクサラン):シム・ウンギョンさん…慶西大学病院病院長秘書。母が韓国人、父が日本人。秘書たちの後方支援をする。
  • 長谷不二子:菜々緒さん…警視庁警務部長秘書。
  • 風間三和:大島優子さん…東京都知事秘書。ホテルオーナーの令嬢で語学堪能。

 

  • 粟田口十三:岸辺一徳さん…財務大臣。萬となにやら因縁がありそう…。
  • 千代の兄:マキタスポーツさん
  • 黒木瞬介:坂口拓さん

 

第1話のあらすじ

東都銀行の頭取・一原福造(橋爪功さん)は、秘書の照井七菜に作ってもらった煮物をホテルのスイートルームで食べ、食後はトランプで遊び、楽しいひとときを過ごしていた。

しかし突然苦しみだした福造は、ラーメン屋「萬」の萬店長に電話をかける。

萬は「引き取らせていただきます。」と返事し、店でラーメンを食べていた東都銀行常務秘書の望月千代に目配せした。

千代は、同じく店で食べていた鰐淵、警視庁警務部長秘書・長谷不二子と慶西大学院長秘書・パクサランと共に、福造と七菜がいるスイートルームに到着。

 

ホテルのフロントでは、ホテルオーナーの令嬢であり東京都知事秘書の風間三和が、スイートルームがある23階を封鎖するよう指示していた。

サランがAEDを使って蘇生措置を施したものの、福造は亡くなった。

秘書たちは素早く福造の持ち物を処理し、福造の遺体を袋に詰める。

千代は、突然のことに呆然となっていた七菜に「ここで見たこと聞いたこと言ったことは墓場まで持って行く」という文書にサインをさせた。

三和がホテルの裏動線を確保すると、4人は素早く遺体を運び出した。

 

萬が福造の自宅を訪れ、妻・弓恵(朝加真由美さん)に遺体を引き渡した。

福造は萬の店の常連で、兼業で司法書士もやっている萬に「心臓病でいつ何が起こるか分からない。どこで倒れても、自宅で奥様に看取られたことにして欲しい。」という依頼をしていた。

弓恵は、福造が誰といたかまでは聞かず、遺言書を受け取った。

 

頭取の急死を受け、東都銀行では新頭取を決める臨時役員会議が開かれた。

銀行では巨額の赤字を抱えており、銀行の立て直しが急務だった。役員の中では、副頭取の霧島(小林隆さん)を押さえ、常務の安田(藤本隆宏さん)が新頭取となるだろうとささやかれていた。

 

後日。

教会で福造のお別れ会が開かれた。

受付には東都銀行常務秘書の望月千代がいて、参列者に献花用の花を渡していた。

警視庁警務部長・北島剛次(木下ほうかさん)の後ろには警務部長秘書の長谷不二子。

東京都知事・南勝子(萬田久子さん)の後ろには東京都知事秘書の風間三和。

慶西大学病院院長・西尾忠彦(大和田伸也さん)の後ろには、院長秘書のパクサラン。

それぞれ千代と目を合わすこともなく、献花を済ませた。

福造と一緒にいた頭取秘書の照井七菜は、教会の入り口まで来たが中に入れずに泣いて千代に電話をかける。

そんな七菜に千代は「仕事に私情を持ち込むなんて秘書失格です。愛人としても失格。全て失格。」と叱り飛ばす。が、七菜は逃げていくのだった。

最後に財務大臣の粟田口十三が来て手を合わし、妻の弓恵に声をかけた。

帰ろうする粟田口を引き留め、挨拶をする東都銀行の安田常務。粟田口は安田を新頭取候補だと持ち上げた。

 

そんな安田に、千代田支店長の守谷(山崎樹範さん)が千代田支店に金融庁検査が入ると言って泣きついてきた。しかし安田は助けもせず守谷を切り捨てた。

守谷が、電車の踏切に侵入して自殺を図ろうとしたところを千代が止めた。

 

守谷は千代に連れられ、ラーメン屋「萬」へ。

千代に促されるがままラーメンを食べた守谷は、安田常務に逆らえず、ある町工場の決裁書を改ざん。不正融資をした数億を常務に還流していたと話す。

常務の命令で、本来なら融資を受けられない町工場を利用してしまった。しかし金融庁検査がかわせそうになく、自殺しようとしたのだという。

守谷は内部告発もしたが握りつぶされ、自分で罪をかぶるしかないと思い詰めていた。

別の席でラーメンを食べていた三和が「あんた一人消えたって、そんなリーダーがいる限り、犠牲者が増えるだけじゃん。」と話に入ってくる。

さらに不二子が「そんな奴のさばらせたら、もっと大勢が犠牲になる。」と言う。

そしてサランも「懲らしめてやりましょう。」と重ねる。

気づけば、萬、鰐淵、千代、サラン、三和、不二子と影の秘書軍団全員が「萬」に集まっていた。

守谷が誰?と聞いても皆「名乗るほどの者ではございません。」と言うのみ。

全員分の飲食代を守谷が支払った。

最後に萬が「死ぬのは10日ばかり待ってみませんか?ここからは引き取らせてもらうから。」と言うのだった。

 

安田をどう懲らしめるのか?秘書軍団が動き出すーーー。

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東都銀行では安田常務が新頭取に決まり、各方面から祝いの花が届き、就任式に向けての準備が進められていた。

 

東都銀行内では千代が。安田の妻がプチ整形に訪れた慶西大学病院ではサランが。

安田宅の家政婦が辞めたばかりと聞いて、鰐淵が安田宅の家政婦として入った。

皆それぞれの持ち場で、新頭取就任式までに安田の不正の証拠を見つけ出すために動いた。

しかし式直前になっても不正の証拠は見つからない。

千代はある人物に目をつけるーーー!!!

影の秘書軍団は、どうやって安田を懲らしめるのか??

 

 

…というお話でした。

 

ターゲットがそこまで悪に見えなかった

このドラマが始まる前に、七人の秘書が影で悪を懲らしめるーーなんて話で、とても期待して初回放送を待っていました。

しかし!!

初回の懲らしめる相手が銀行の新頭取候補。

最近まで『半沢直樹』で銀行の濃密なドラマを見ていたので、内容がとても薄く感じてしまいました。

どうして副頭取よりも、懲らしめられる常務の方が新頭取にふさわしいと周りから思われていたのか?

なんで優秀だと思われているのかが全く分からず、悪を倒すスカッと感もありませんでした。

 

冒頭の、頭取の遺体を運ぶシーンはテキパキしてて面白かったんですが、本編の悪を懲らしめる話が面白くなかったです。

 

『DIVER』と比べてしまった

鰐淵が、安田の自宅書斎で不正の証拠をさがすシーン。

安田が書斎に入ってきて、慌てて鰐淵がソファーの下に隠れて、千代が安田を呼びに来てバレずに済んだんですが、これがもう丸見え!!

見てるこっちが恥ずかしくなるくらいバレバレで、ほんとに隠れてるつもり??ってツッコみたくなりました。

 

この”ソファーの下に潜り込んで、そのソファーに座られてしまう”というシーン。

最近まで放送されていたフジテレビ系ドラマ『DIVER』でも、4話で似たシーンがありました。

ターゲットの社長室に、福士蒼汰さんと野村周平さんが忍び込み、途中で女性が入ってきて、野村周平さんがソファーの下に隠れます。

しかしソファーと床の間が狭く、野村さんが入ったことでソファーが持ち上がった状態。

女性がソファーに寝転がって目を閉じているのを見計らって、福士蒼汰さんが近づき、セロハンテープをソファーの足にかませて何とか切り抜けたんです。

この切り抜け方は『DIVER』の方が面白かった!!

 

 

『七人の秘書』の場合、男性が上でしかも藤本隆宏さんという大柄な男性。

下にいるのが女性の室井滋さんだったから、力で支えるってのが難しかったのでしょう!!

 直近で似たような設定のシーンを見ると、どうしても比べてしまいます。

 

不二子と安田の映像は要らなかった

秘書軍団が、安田に関する映像を頭取就任式で流してました。

その中で、不二子が厳しくスピーチの指導をしている映像を、SMプレイのように仕立てて流してたのが要らなかったと思います。

面白くしようとしたんでしょうけど、別の映像だけで十分だったんじゃないかな?と思いました。

 

秘書軍団は萬に借金をしてる?

どうしてそれぞれ立派な職場で秘書をしている人たちが、悪を懲らしめる影の秘書軍団に入っているのか?

どうも三和以外は、萬に借金を返すために働いているようです。

秘書軍団の報酬で借金を返そうとしてる様子。

それぞれどんな弱みがあるのか?

これから徐々に明らかになっていくと思われます。

 

悪を懲らしめながら、それぞれ個人の問題も解決していくドラマになっていくのでしょうか?

初回では、木村文乃さん演じる千代の兄が、借金を苦にして自殺しようとしたのを千代が止めた過去があるようです。

話にだけ出てくるので、千代の兄は現在は一緒にいないみたいです。

その他の秘書たちにも、裏に色々ありそうな感じです!!

 

次回以降に期待!

 

悪を懲らしめるという設定は面白いのに、初回の懲らしめ方が面白くなかったな~と思います。

初回はいまひとつな内容でしたけど、他の話なら面白くなるのでは?と思いました。

次回以降に期待したいと思います!!

 

以上、『七人の秘書』第1話を見た感想でした。

 

 

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