日本テレビ系列で水曜夜10時からのドラマ『#リモラブ～普通の恋は邪道～』。
10月14日水曜に放送が始まりました。
おもな登場人物
- 大桜美々：波瑠さん…鐘木パルプコーポレーションの健康管理室勤務の産業医。忖度せず厳格でドS。「健康管理室の独裁者」と呼ばれる。学生時代に食べ物に例えられて振られた経験から、その後出会った男性たちを食べ物に例えて理想の男性じゃないと決めつけ振り続けて今に至る。八木原や青林のことを陰で回転寿司、とんかつに添えられたキャベツと例えて蔑んでいたが、二人とも彼女持ちと知って憤慨する。
<<健康管理室>>
- 富近ゆり：江口のりこさん…週2～3日勤務でアルバイトする精神科の嘱託医。大学病院で研究職だけでは生きて行けないと産業医もしている。
- 八木原大輝：高橋優斗さん(HiHiJets)…新人看護師。栞の彼氏。普通の若者。美々に陰で”回転寿司”と例えられてる。
- 深杉明彦：今井隆文さん…週2の嘱託医。内科医。美々から尊敬、信頼されている。美々の例えは”海苔の佃煮”。
- 駒寺夏樹：ついひじ杏奈さん…看護師。2次元オタク。
<<営業部>>
- 岬恒雄：渡辺大さん…出来る営業マン。独身で親きょうだいと同居中の大家族。美々としょっちゅうぶつかる。コロナでテレワークを命じられたが大家族の家では仕事が出来ないと勝手に出社し、美々に帰宅を命じられる。美々の例えは”豚骨ラーメン”。
- 我孫子沙織：川栄李奈さん…営業部社員。人事部の青林と付き合ってる。
<<人事部>>
- 青林風一：松下洸平さん…人事部主任。見た目はいいがセンスがない。田舎育ちで心優しく、人の悩みに寄り添いすぎるところがある。我孫子と付き合ってる。美々の例えは”とんかつに添えられてるきゃべつ”。
- 五文字順太郎：間宮祥太朗さん…人事部社員。地頭がよさを見抜いた青林から強く推され入社。コロナがきっかけで在宅勤務の楽しさに気づく。美々の例えは”ビーフジャーキー”。
- 朝鳴肇：及川光博さん…人事部部長。明るくラテンの昭和おじさん。美々の例えは”脂身の多いトンカツ”と。
ーー
- 朝鳴保：佐久間玲駆さん(ｼﾞｬﾆｰｽﾞJr.)…朝鳴の息子。小学5年生。
<<居酒屋 おと>>
- 乙牧栞：福地桃子さん…居酒屋 おとの一人娘。店を手伝っている。コロナの自粛宣言で経営不振。八木原とバカップル。
- 乙牧ひろ吉：西堀亮さん(ﾏｼﾝｶﾞﾝｽﾞ)…栞の父。居酒屋「おと」を経営。10年前に妻が亡くなり、栞と二人で店を切り盛りしている。コロナ感染予防で一時休業。経営が苦しくなってる。
主人公がめんどくさい女・美々
大きな企業の産業医である主人公・美々。波瑠さんが演じています。
これが学生時代に付き合ってた彼氏に”フランス料理”と例えられ、”お茶漬け”のような地味な女に乗り換えられてフラれた過去が…。
それから出会う男性全てを食べ物に例えてフりまくり、社会人になってもまともに恋愛をしてこなかった女。
プライドが高くて、元々融通が利かなくて産業医として社内で恐れらてきたが、コロナになって余計に正論を振りかざして社員たちを指導していく毎日。
1話の前半はそんなめんどくさい女・美々の仕事風景が延々流れていました。
話は今年の4月ごろからスタートしていて、緊急事態宣言が出る前からのこと。
世の中が一番ピリピリしていた頃の話で、美々もピリピリ。
使用済みマスクの捨て方、手の洗い方、ソーシャルディスタンスを取れ。コロナに対するデマの否定。ありとあらゆる指導を社員たちに口うるさく指導していました。
産業医の立場として当然のことをしているのですが、言い方がキツくて社員から煙たがられていました、
美々の場合、元々口うるさくしてたようで、コロナの流行でもっと恐れられてる。という状況。
ちょっと前の状況ですが、まだ感染予防の生活に慣れていない頃の窮屈な感じを思い出しました。
一番攻撃されてる岬さん
美々に一番注意されていたのが、渡辺大さん演じる営業部の岬さん。
朝の体温測定で37.5度と報告し、元気なのに出勤停止。美々に社内中追いかけまわされ、大事を取って帰宅するよう言われていました。
正しいんだけど…。
4月頃は、感染がどこで出た、感染者がどのルートで移動した、どう思って移動したと事細かに報道されて悪者扱いされていました。
実際、報道を見ていた自分も体温高いと自覚しててどうして休まなかった？とテレビを見てツッコんでいました。
これはドラマの中の話で、美々が一人いきり立って怒ってるように描かれてます。
けど、美々は世の中、自分自身を反映していると思うとなんだか自分を見てるようで見てられない気持ちになりました。
この営業の岬さんも体温が高いだけで調子も悪くないのに休まされて、気の毒でした。
彼女持ちの男たちにイライラする美々
とにかく男を見ると食べ物に例えて、下に見てる美々。
八木原と人事部の青林が彼女持ちと知るとイライラ。
会社がテレワークに入った時期。自粛しなくてはいけない時に命を守る行動より、大事なことがあると言い切る二人に感情が爆発。
でもプライドの高い美々がそれを表に出すことはなく、自分一人でそのイライラを抱えて帰宅。
自分は一人でも大丈夫と自分で自分を奮い立たせていました。
このあたりから視聴者の私のイライラもピークに差し掛かっていました。
美々がキャラ変
前半でめんどくさい女全開の美々でしたが、後半の10時40分過ぎごろから様子が一変し始めます。
同僚の嘱託医・富近(江口のりこさん)から招待を受けたオンラインゲームで出会ったアカウント名・檸檬さんとゲームを通じて知り合います。
美々のアカウント名は、いつも好きで食べている草モチ。
お互い食べ物をアカウント名にしていることから話が盛り上がり、楽しい時を過ごします。
最初は警戒する美々でしたが、気さくで陽気な感じの檸檬さんに次第に心を開いていくーーー。
夜、朝、お昼休みの時間など、5分ずつ文字のやりとりで会話をして癒されていきます。
それまでプライドの塊みたいだった美々が、スマホを持って檸檬さんのメッセージを心待ちするようになるのです。
このキャラ変が急激だったので驚きました。
前半30分過ぎまでずっと美々のプライド高いめんどくさい言い分を延々見させられて、見るのやめようかなと思ってたところ。
ここからやっと冒頭で八木原くんが言っていた『ラブストーリー』になってきました。
お！やっと話が動いてきたと、寝転がって見てた私も起き上がりました。
勘違い女に変身
檸檬さんとの会話に依存していたと気づいた美々は、我に返ります。
自粛期間が明けて、また元の日常生活が戻ってくるかもしれないからです。
習慣になっていた夜の檸檬さんとの文字の会話を「もういいです、けっこうです」「お世話になりました、ありがとう。お元気で、お疲れさまでした！」と急にバッサリと切ってしまいました。
戸惑う檸檬さんを置き去りにして、一人関係を遮断した草モチこと美々。
しかしすぐに後悔して、メッセージを送り返すも返事なし。
翌朝、出勤してお昼にようやく返信がきます。
そして送られてきた写真が美々が勤める屋上から撮られた写真。
同じ会社に檸檬さんがいる！と確信した美々は急いで屋上に駆けつけ、屋上にいたのが八木原でした。
八木原のお弁当箱には、彼女の栞が入れてくれたレモンの輪切りが残されていて、八木原こそが檸檬さんだと確信した美々。
そして「檸檬…檸檬」と連呼します。
「会いたくて。すっごく会いたくて。私が草モチです。初めまして檸檬さん。」と挨拶。
八木原が檸檬？？
「ちげえし！」という八木原の言葉で1話は終わってました。
前半の美々をずっと見てきたこっちとしては、この勘違い告白はイタかった…。
それにぶりっこして笑顔を作ってるのも変…。
八木原くんは彼女持ちだよ！！
何じゃこのドラマ！
タイトル『#リモラブ』ってことで、顔も見たことない人と文字だけのやり取りで恋愛に落ちる…という話は想像できてはいました。
番組の告知で、同じ会社の人間と知らずに…みたいなフレーズを聞いてはいました。
近くにいるのに気づかずすれ違い…みたいな話を想像してたけど、全然違う！！
何じゃこのドラマは！？
まさかやりとりしてる相手を勘違いしてぶりっこになるとは…！！！
あ、もうぶりっこって死語かな？
もし違ったらめっちゃくちゃ恥ずかしいのに、会社内ではそんなキャラじゃないのに、恥ずかしい一面さらしちゃっていいの？？
キッツい女をずっと見ていくのかと思いきや、最後に勘違いのイタイ女を見せつけられるとは思いもしませんでした！！！
波瑠さんがどこまでこの勘違い女になりきるか見ものですね！
いや～まさかの展開。
勘違いのきっかけが屋上からの写真ってだけで、社員だけが入れる屋上だとはいえ、同じ会社って断定できる材料になる？？
今のところ登場人物少ないですけど、誰かが檸檬さんってこと？
出入り業者さんってことはないのかな？
とりあえずキャラ変した波瑠さんが面白いので、見て行こうと思ってます！！
以上、『#リモラブ～普通の恋は邪道～』第1話を見た感想でした。
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