毎週木曜夜9時、テレビ朝日系で放送中のドラマ『BG~身辺警護人~』。7月30日に第7話/最終回が放送されました。
第6話の感想はこちら。↓
おもな登場人物
<<島崎警備>>
- 島崎章:木村拓哉さん…優秀なボディーガード。第1シリーズでは『日ノ出警備保障』で身辺警護課にいた。第2シリーズでは『日ノ出警備保障』が『KICS CORP』に買収され『KICKS ガード』となり政財界のVIP限定の警備をするようになる。ある事件をきっかけに劉社長のやり方に反発して退職。単独で警備の仕事をすることにしたが、高梨が押し掛けてきた。離婚して息子の瞬を育てている。
- 高梨雅也:斎藤工さん…元自衛隊員。島崎と同じく『日ノ出警備保障』から一緒のボディーガード。島崎が退職した理由を尋ねに事務所に行ったところ、島崎と一緒に依頼人を護ることになった。それを理由に会社をクビになりそうになっている。島崎の事を"おっさん"と呼び反抗する態度を取りながらも、仕事の面では認めているところもある。。独立した島崎の事務所を訪ね、そのまま一緒に松野という依頼人のボディーガードをし、KICKSガードを辞めて島崎警備に押しかけるように入る。菅沼と付き合っていたが、島崎のもとへ行ったことで関係が壊れる。
<<KICKS ガード>>
- 菅沼まゆ:菜々緒さん…島崎と同じく『日ノ出警備保障』から一緒のボディーガード。『KICKS ガード』の劉社長に認められ、島崎退職後リーダーに抜擢される。島崎を手伝ったことでクビになった高梨と激怒している。劉社長から経営側にならないか?という誘いを受け、執行役員に。
- 沢口正太郎:間宮祥太朗さん…島崎と同じく『日ノ出警備保障』から一緒のボディーガード。『日ノ出…』では新人だったが、今では成長してチームを指揮できるほどになっている。ベテランの島崎と高梨の突然の退職に疑問を持っていたが、恋人の警護の件で島崎の退職の理由を知る。
- 小俣健三:勝村政信さん…『KICKS ガード』身辺警備課長。警視庁警護課出身。劉社長の経営方針に忠実に従っており、部下の行動に目を光らせている。劉のやり方に不満を持ち、政治家の桑田に接近する。
- 劉光明:仲村トオルさん…『日ノ出警備保障』を買収した『KICKS CORP』の社長。IT界の寵児。警備業界に参入し、通信を含めた新しい警備技術を開発するのが目的。利益重視で『KICKS ガード』をVIP限定の警備にする。島崎の腕を高く買っていたが、自分の考えに反抗して独立した島崎らを良く思っていない。5年前に恋人を銃撃された際、ボディーガードが体を張ってくれなかったが、責任を負わなくてもいいと知り、警備業界に興味を持つ。
<<その他>>
- 笠松多佳子:市川実日子さん…『白山総合病院』の整形外科医。『日ノ出警備保障』が『KICKS CORP』に買収される前からの契約医。警備で怪我をしたボディーガードを診ている。第3話で島崎から護ってもらった事で心動いてる?新婚3か月で警察官だった夫を失っていた。
- 島崎瞬:田中奏生さん…島崎の息子。中学3年生。思春期で少々反抗的。父の仕事を冷静に見ているが、危険な仕事の為辞めて欲しいと思っている。笠松先生と父の恋愛に協力的?
- 中島小次郎:道枝駿佑さん…島崎が独立して構えた事務所のビルの1階にあるカフェ『ジャンクション』でアルバイトをする大学生。遠慮のない性格で、グイグイ話しかけてくる。
- 謎の男(加藤):中村織央さん…第1話の政治家・桑田のパーティーで襲撃しようとしていたところを島崎らに取り押さえられた。後日、桑田の秘書から金を受け取っているのを島崎に問い詰められ、雇われてやったことだと告白。そのまま逃げていた。島崎らが警護する場に度々現れる。笠松がこの男に見覚えがあった。
第7話のあらすじ
桑田(小木茂光さん)を襲った謎の男が、菅沼に劉社長の指示でやったと証言したことから、劉社長が警察から追われる身となった。
劉社長から警護して欲しいと依頼が来て、意見が割れた島崎と高梨。
一人で待ち合わせの公園へ行った島崎は、劉社長を追っている警察に取り囲まれたが何とか逃げ切り、自宅へ戻った。
翌日。
息子の瞬の朝食の準備をして、暗に別れを匂わせた島崎は、劉社長が隠れている倉庫へ向かい、合流。
小型飛行機で海外に逃亡するという劉社長を、飛行場まで送り届ける警護を正式に引き受けることになった。
KICKSガードは社長逃亡で混乱していた。
昨晩の公園の捜索の際、近くの防犯カメラに島崎が映っていたことから、劉社長と島崎が一緒にいると警察から聞かされる。桑田から劉を見つけ出すよう厳命を受けていた小俣が一番動揺していた。
そこへ高梨が現れ、島崎と劉社長の警護の件で揉め、島崎警備を辞めてきたことを話す。劉社長をさがすと申し出てきた。
KICKSの最新の道具を手に入れた高梨は、一人でさがしにいくと宣言。混乱していた小俣は許してしまう。
一方で劉社長を箱に入れ、荷物に見せかけて車で飛行場に向かっていた島崎は、途中で検問を受ける。
笠松先生の協力も得て何とかその場を切り抜けたが、免許証を提示したことでじきに身元がバレてしまうだろうと判断した島崎。
車を捨て、人がいない山道を歩いて飛行場へ向かうことにした。
そこへ桑田から劉を消すよう依頼をされた謎の男・加藤が現れ、ナイフをふりかざし行く手を阻む。島崎は首筋を切られた。
この窮地に現れたのが高梨だった。高梨は加藤を捕らえ拘束。改めて劉社長に出頭して真実を話すようすすめた。
劉は島崎に、クライアントとして高梨を処理するよう命令する。
島崎も「こいつには消えてもらいましょう。」と言い、高梨を崖に投げ飛ばした。
一方KICKSでは高梨と連絡が取れなくなり、一人で行かせたことを小俣が後悔していた。
そこへ劉社長から密かに菅沼のパソコンに「高梨くんの命を奪った。」というメールが届く。
メールを見て慌てて動き出した菅沼の様子に気づいた小俣は、沢口に尾行を命じる。
事情が分からないまま、メールに記されていた位置情報をもとに山中に到着した菅沼と、追いかけてきた沢口。
付近を捜索していると、拘束を解いた後とみられる結束バンドが残されていた。
そして二人にゆっくりと近づいてくる人影がーーー!!!
島崎は一人で劉社長を護り切れるのか?
敵対している相手でさえもクライアントとして信じ抜く島崎に、徐々に劉も心を開いていくーーー!!!
…というお話でした。
上川隆也さんが映った!
第2シリーズが始まり、上川隆也さんが演じておられた村田課長が写真のみの出演で寂しいな~と思っていました。
当たり前ですけど、出演はなし!
けれど!最終回で村田課長の話が出てきたところで、江口洋介さんと一緒に映ってましたよ~~~!!
嬉しかったなぁーーー!!
上川さんファンを最後の最後で喜ばせてくれました!最高!
ありがとう!ありがとう!ありがとう!
一瞬でしたが嬉しかったです。島崎も村田さんと同じようになるかもしれないっていう高梨の忠告があっての回想。
島崎もそうなって欲しくない!っていう高梨の気持ちが、この回想シーンで言葉に深みが増しました。
瞬くんがカッコよかった!!
思春期真っ只中の島崎の息子・瞬くん。
父親の事を良く分かってて、朝ごはんの内容で父の仕事内容を察知していました。
最終回も、もちろん父が危険な仕事に出かけたと察知。
自分じゃ父子の照れで言えないから、笠松先生に頼んで止めてもらうよう頼んでました。
これが…もう素直に止めてっていえないもんだから、笠松先生と父のキューピッドをやってるんだよっていう言い方で頼むんです。
これが何とも微妙なお年頃の男同士の親子の関係を上手く表現していて、よかったです!
瞬くんカッコよかったです!!
謎の男と決着
ずっと初回から島崎を追いかけてきた謎の男・加藤!
警視庁の警護課でかつて、小俣と一緒に働いたことがあったのが最終回で分かりました。
どう分かったのか分かりませんが、島崎と劉社長が逃走している現場にも現れ、ナイフを持って襲ってきました。
なんとしつこい男…。
こんな執念深い男が実際にいたら、怖くて仕方ありません!!
今回話数が少なかったからか、警視庁での不祥事が何かも分からなかったし、なんでそこまで執拗に島崎を追いかけるのか?
最終回を終えてもイマイチ理解できませんでした。
でもま、初回から闘ってきた島崎の相手として、最後まで現れて決着をつけたのは、見ていてスッキリしました。
謎の男が強すぎて、結局島崎一人では太刀打ちできない相手で、そこは元警護課はやっぱりスゴイんだ…!と言う印象でした。
いつもこの人が出てきたら闘うばっかりだったので、この謎の男を演じた中村織央さん、大変だっただろうな~と勝手に心配してました。
欲を言えば、この謎の男のことはいつも誰かが調べた結果を聞くだけだったので、もうちょっと本人が自分の事を話す場面が見たかったです。
そういえば、なんで笠松先生の夫のお葬式にいたんだろう…。
その謎が解けてないような…。元同僚だからか。うーん。見直さないといけません!
小俣課長が最後の砦?
前々回あたりから、劉社長に愛想つかして桑田にすり寄っていた小俣課長。
どんな復讐を劉にするのか、怖がりながらも期待していました。
なんせ演じてるのが勝村政信さんですから!!
桑田も劉もぎゃふんと言わすくらいの最後の黒幕なんかな?と思ってました。
でも…そういう期待した方向とは違いましたが、やってくれてましたよ!!
なかなかいいところで出てきてました~~!!
仕事に対するプライドもちゃんと持ってたんだなって安心しました。
村田さん的な上司ではなかったですけど、上司は上司でした。
ちゃんと警護に誇り、持ってました!
なんだか終わってみれば、小俣課長にやられた!って感じです。
誤差なし!が見れた
6話までは、島崎と高梨がKICKSを辞めてしまったから、元日ノ出の島崎、高梨、菅沼、沢口4人の「誤差なし!」が全く見れてませんでした。
私は『グランメゾン東京』みたいに、1人ずつ集まって最後はみんな島崎警備に入るって思ってました。
けど、なかなかみんなで集まる場面がなく、ストレスがたまっていました。
しかし!!
最後の最後の最終回で見れました!!
4人の誤差なし!
これは嬉しかったです!!
これが見れた時は、「おお!やっと!」と前のめりになってしまいました。
でも最後の1回だけ!
番宣ではしつこいくらい「誤差なし!」ってやってたのに。
あれで我慢して!ってことだったのかな?
とにかく、4人の誤差なし!よかったです。
最後に
初回から対立していた劉社長と島崎の戦いも、桑田のパーティーでのやらせも、菅沼と高梨の恋も、笠松先生と島崎の恋も、一応の決着を見せてくれたので、納得です。
急ぎ足ではありましたけど、みんなキレイに回収してくれて、スッキリしました。
まだ続きそうな終わり方で、シリーズはまだ続きそうな感じです。
島崎はいつまでも現役でいて欲しいな~!
瞬くんの成長した姿も見たいし!
コロナの影響でロケが出来にくかったのか、第3話くらいから急激にアクションが減っていったんで、今度また落ち着いたらシリーズやって欲しいです。
第2シリーズは話数が少なかったので、もうちょっと島崎と高梨のバディが見たいです!
もう前と同じようなドラマは見られなくなるのかな?
次はもっと小俣課長も見せてください!!
以上、『BG~身辺警護人~』第7話・最終回を見た感想でした。
全話の感想
全話の感想はこちら。↓
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