毎週火曜夜10時から放送中のドラマ『私の家政夫ナギサさん』。8月18日に第7話の放送されました。
前回第6話の感想はこちら。↓
おもな登場人物
- 相原メイ:多部未華子さん…天保山製薬横浜支店のMR。優秀な社員で仕事が良くできる。28歳の誕生日に支店長の古藤にチームリーダーを任される。仕事は出来るが家は散らかり放題。妹の唯が勝手に頼んだおじさん家政夫・ナギサさんを最初は受け入れられずにいたが、正式に雇うことに。週3で来てもらってる。
- 鴫野ナギサ:大森南朋さん…NTSクリーンハウス所属。唯の同僚。新規予約が取れない大人気家政夫。メイの状況を唯に報告している。5年前に脱サラ。それからは家政夫に。メイの父の還暦祝いに、メイの家族全員が揃うよう手伝い、唯と母の仲直りを成功させる。
<<天保山製薬>>
- 瀬川遙人:眞栄田郷敦さん…天保山製薬の新人MR。本社からMRの基礎を学ぶために横浜支店に来た。メイが教育係をしている。営業先で知り合った田所に心酔している。
- 陶山薫:高橋メアリージュンさん…天保山製薬で学術担当。MRではないが、循環器系のスペシャリスト。メイの同僚。婚活に励んでいる。田所を気に入り合コンにこぎつけたが、失敗。メイから田所の連絡先を教えてもらい二人きりのデート中に田所にプロポーズしたが、メイの事ばかり話す田所を見て諦める。
- 松平慎也:平山祐介さん…天保山製薬のMR。副支店長。福岡支店の支店長の話を受けたが、後輩たちを残しておくのに不安を感じていたが、メイを中心にチーム一丸となる様子を見て安心し福岡に行った。
- 馬場穣二:水澤紳吾さん…天保山製薬のメイの先輩。MR。口数が少ないが、状況はちゃんと見ていて、ここぞというときに発言をする。薫に結婚していることを気づかれた。子供が生まれることになり、エリアの先生たちを調べたデータをメイに託し育休に入った。
- 堀江耕介:岡部大さん(ハナコ)…天保山製薬のメイの同僚。場を和ましてくれるが、チームリーダーを任されたメイにひそかに焦りを感じてる。
- 天馬あかり:若月佑美さん…天保山製薬のメイの後輩。MR。イマドキ女子。先輩にツッコみを入れたりする。新薬のプロジェクトで薬の勉強の面白さに気づく。
- 古藤深雪:富田靖子さん…天保山製薬横浜支店の支店長。着任早々メイにチームリーダーを任せ、新人の瀬川の教育係も任せ、期待を寄せている。
<<卸業者>>
- 駒木坂春夫:飯尾和樹さん(ずん)…医薬品卸会社しろくまメディカル営業課長。病院の情報や、他の製薬会社の情報をメイに教えてくれる。
<<ライバル?>>
- 田所優太:瀬戸康史さん…アーノルド製薬のMR。仕事が出来て、人の懐に入るのが上手。メイが一方的にライバル視している。薫からプロポーズを受けたが、結婚後の生活が想像できない。何やら家に秘密がある様子…??メイの事が気になっている。
<<営業先の病院>>
- 肥後菊之助:宮尾俊太郎さん…肥後すこやかクリニックの2代目若先生。マッチングアプリでメイに「ライク」ボタンを押され、メイに好意を持つように。懇親会という名目で瀬川とメイと3人でデート。他のエリアの病院に移ることを機にメイにプロポーズして返事待ち。
<<その他>>
- 吉川かりん:夏子さん…居酒屋『万薬の長』の店員。
<<メイの家族>>
- 相原美登里:草刈民代さん…メイの母。自分自身が結婚して専業主婦になったことで、仕事が思うように出来なかったことを悔いており、娘に男性に負けない仕事のできる女性になって欲しいと願っていた。メイが自分に似て家事ができないことを知り、ナギサさんの後押しもあってメイに今は仕事を頑張れと言った。夫のの還暦祝いの席で唯と仲直りを果たし、孫を夫ともにかわいがっている。
- 福田唯:趣里さん…メイの妹。学生時代にデキ婚をし大学中退。会社員の夫と3歳の娘がいる。母の期待を一身に受けて頑張ってる姉のメイを心配し、同僚の大人気で予約がなかなか取れない家政夫ナギサさんを4日間お試し派遣。正式に契約させることになった。父の還暦祝いをきっかけに母と仲直りする。
- 相原茂:光石研さん…メイの父。今年還暦になるお祝いのパーティーで、ナギサさんのおかげで家族全員を集めることに成功。孫と会えるようになった。
第7話のあらすじ
メイはナギサさんに資料が入ったタブレットを自宅に取りにいってもらい、説明会に臨んだが、答えられない質問があった。
宿題にさせてもらい後日回答することになり、想定Q&Aを任せてくれたオンコロジーチームの垣内(内村遥さん)からもお叱りを受けた。
天馬は会社に戻って答えられなかった質問について垣内と検討を行い、瀬川に手伝ってもらってその日のうちに資料を作り上げた。
帰宅したメイを、ナギサさんは食事を作って待っていてくれたが、土鍋のご飯は焦げていて、明らかに病院で箸尾(松本若菜さん)を見かけてから動揺していた。
メイが問いかけたものの、ナギサさんは昔の知り合いに会ったのだと答えただけだった。
翌日出社すると、堀江が新設病院の人事を握っていると噂される天明大学のジャギ先生こと阪本先生と会えるかもしれないと知らせてきた。
堀江とメイは天明大学病院で行われた講演会に参加し、講演会終わりの阪本先生(高木渉さん)を直撃した。
講演会の内容から話し始め、それとなく新設病院について堀江が話を持って行こうとしたもののかわされた。
が、講演会を教えてくれた森山先生とのゴルフについて話を持ち掛けると、途端に饒舌になった阪本先生。
阪本先生はちょうどコンペを開こうとしており、メイと堀江もゴルフをすることから、メンバーとして誘われたのだった。
思わぬチャンスに喜んでいたところ、同じく講演会に参加していた肥後先生に話しかけられたメイ。
プロポーズの返事を急かされたが、新しいプロジェクトが落ち着いたら返事すると答え、また返事を先延ばしにしたのだった。
唯からナギサさんの休みを告げられたメイは、早退してナギサさんの家に押し掛けた。
元気がないと聞いたメイは、精の付くウナギをフライにしてナギサさんに振舞う。
が、やはり味はイマイチ。
メイは自分は下着とか家族の問題とかを全部ナギサさんに知られていて、さらに心配だと言って必要以上に首を突っ込んでくるのに、ナギサさんは休んで逃げるのは不公平。
病院で見かけた女性と、ナギサさんの家で見かけたかわいい手帳に何か関係があるのでは?と迫る。
メイの迫力に押され、ナギサさんは話し始めた。
ーーナギサさんのお母さんはがんだった。
ナギサさんは何か役に立つ知識が得られればという理由で製薬会社のMRに転職した。
お母さんのために転職したはずなのに、仕事が忙しくなりお母さんのお見舞いの回数も減っていた。
そんな時中途採用で入社してきたのが、病院で見かけた箸尾さんという女性。
他業界からの中途入社で素晴らしい成績を上げているナギサさんの噂を耳にして、話を聞きに来たのだ。
箸尾さんは責任感の強い頑張り屋さん。
ナギサさんの話をいつも楽しそうにメモを取っていて、ナギサさんも気にかけていた。
しかし箸尾さんは忙しい仕事に徐々についていけなくなる。しかも夜は炭水化物を取らないという決まりごとを作っていて、残業中もろくに食事をとっていない様子だった。
そんな時ナギサさんのお母さんが亡くなり、ナギサさんは休みを取ることになり、箸尾さんの仕事の負担も増えていった。
一度電話をもらい仕事の悩みを明かそうとした箸尾さんだったが、別の電話が入り話は中断。「大丈夫です。」と言って箸尾さんも電話を切った。
しかしナギサさんが仕事に復帰した頃には、箸尾さんは「もう無理です。もう笑って答えられない。」と自分を追い込んでしまっていた。
箸尾さんは当時付き合っていた彼に病院に連れて行ってもらい、心療内科で診断書が出てすぐ退職。その時に、いつもメモっていた手帳だけが残された。
ーーー
メイは、箸尾さんのことがあったからいつも必要以上に心配していくれていたのだと分かる。
ナギサさんが持っていたのは、箸尾さんが退職する時に会社に置き忘れた手帳。
ナギサさんは、お母さんの容体が悪化していたことと、箸尾さんの状態に気づけなかった自分への戒めとして持っているのだと話した。
話だけ聞いたメイは、すぐにナギサさんの家をあとにする。
後日。
説明会で宿題となっていた答えを持って質問をしてきた先生のもとへ向かった。
質問への回答を済ませたメイ。質問してきた先生はさらに他のことも質問してきた。
また同じように答えに詰まるメイだったが、天馬が素早く調べてくれ、その場で回答できたのだった。
一仕事終えたメイは、瀬川にもお願いして箸尾さんが来ていないか病院内を探してもらったが、見つからなかった。
翌日の土曜日。田所に誘われ、ゴルフの打ちっぱなしの練習場へ行ったメイ。
田所は唐突にメイに告白。返事を聞くのが怖いので運命にゆだねると言って「グリーンに一発で乗せられたらその、俺と付き合ってください。」と言う。
突然の出来事に慌てるメイ。
しかし田所がボールを打ったと同時に、瀬川から例の病院で箸尾さんを見つけたと連絡がきた。
メイは「相原さんにとって、きっとすごく大事なことなんですよね?」と言う瀬川にお礼を言って捕まえておいてもらえるよう頼んだ。
一人練習場に残された田所は複雑な表情を浮かべていた。
夜。ナギサさんの家を訪ねたメイ。箸尾さんを連れてきていたーーー。
箸尾さんは今どうなってるのか?
恋心を募らせた田所が目撃したこととは?
…というお話でした。
ナギサさんの謎が解ける
ナギサさんが、なぜこれまで仕事熱心なメイにおせっかいともいえるほどの心配をしてくれていたのか?
箸尾さんとの再会で分かりました。
お母さんの病気がきっかけでMRになっていたこと。
MRになったことで箸尾さんに会っていたこと。
箸尾さんが、ろくに食事もとらずに仕事熱心だったところがメイと重なっていた。
最初メイは箸尾さんがナギサさんの元カノだとにらんでましたが、それは違ってました。
結婚を考えた人が別にいたってことでしょうか?
それはそれでまた違う話になるのかもしれません!
ナギサさんはメイのこと箸尾さんと同じだと思ったみたいですが、少なくともメイの場合は気づいてくれる同僚も、サポートしてくれる後輩もいます!
責任感が強くて追い込むところは似てるけど、仲間がガッチリ周りを固めてくれてるところは箸尾さんとは全然違うと思います!!
ナギサさんこそ心配
ナギサさんはかなりメイの事を心配してましたけど、お母さんの看病+仕事+後輩の状態、全部自分が気づいていればーー!!て5年も思い込んでたなんて、ナギサさんの方が心配になりました。
抱え込み過ぎ!!
いくらなんでも全部をいっぺんに見ることなんて無理!
いつかメイのお母さんにナギサさんが「出来るとこだけじゃなくて、出来ないこところも見てあげてください。」って言ってあげてましたが、まさにその言葉の通り!
ナギサさんも出来ることばかりじゃなくて、出来ない自分も受け入れてあげないと!
自分に厳しすぎますよ、ナギサさん!
しかし、前の職をやめてMRになってすぐにいい成績を残すって、もともとできる男なんでしょうね、ナギサさんは。
仕事をしながら自分のお弁当も作ってたみたいですし、やればできる人だから、どれも全部できるって思ってしまうのでしょう!
不器用な私には分からない世界だーー。
ナギサさんの過去を知って、さらにスゴイ人だと分かりました。
肥後先生また保留
肥後先生と講演会でばったり。メイはまたもプロポーズの返事を保留してました。
かわいそうな肥後先生…。
せっかくエリアも変わって堂々と会えるようになったのに!!
肥後先生がプロポーズしてきた時は、まさかの恋の相手だと思って面白かったんですが、メイの恋の相手の中に、完全に肥後先生はいないようです。
考えるのもめんどくさい感じで、失礼な話だなぁと思いました。
薫も真剣に向かい合わないと!って言ってくれてましたね!
薫は自分から気づいて身を引きましたけど、肥後先生もそうなるのかな?
はっきりとした答えを出さないで相手に察するように仕向けるなんて、ずるいやり方ですね!誠実さが見られない。
営業の人って契約取るまでは頻繁に連絡してくるけど、終われば音沙汰なし。なんて人いますよね?
メイにそんな人になって欲しくないな~~。
先生がクリニックにもし戻ったら、もう契約してくれないぞ!!
田所が告白
薫から話を聞いてから、田所と何となくギクシャクしてるメイ。
ゴルフ練習場でいきなり告白を受けていました!!
最初はライバルだったのが、いつしか恋人にーー!って展開だと思っていたら、告白してきた田所を置いて、ナギサさんに関係ある箸尾さんのもとへーー!
肥後先生の時のように仕事だからということでもなく、全くプライベートで田所くんは天秤にかけられたわけです。
今回の話を見てると、やっぱりメイはナギサさんが好きなんでしょうね。
田所くんも頑張って告白したのに、かわいそうでした。
これからメイの恋はどうなっていくんでしょう?
ナギサさんはメイの事そんな恋の相手と見てる感じはないし、田所くんの方がはっきり好きと言ってくれていいんだけどな~。
次回は、とうとうナギサさんの正体を田所くんに明かすようです。
田所くんはどんな反応を示すのかな?
田所くんの家も玄関でゴルフバッグが倒れてきてたし、自分の秘密も明かすのかな?
次回が楽しみです!!
以上、『私の家政夫ナギサさん』第7話を見た感想でした。
各話の感想
各話の感想はこちら。↓
https://www.lovetv.site/entry/nagisasan-kansou1#%E5%90%84%E8%A9%B1%E3%81%AE%E6%84%9F%E6%83%B3