7月24日(金)深夜0時12分から始まったテレビ東京のドラマ『40万キロかなたの恋』。
タイトルが『40万キロかなたの恋』で、主演が千葉雄大さんと聞けば、たぶん胸キュンなラブストーリーでも始まるんでしょ?と思ったあなた!!
全然違います!!!
コメディーです!
顔近づけてのラブシーンもありません!
密なし!濃厚接触なし!!
なんせ基本、画面ごしの会話ですからね。
え?何それ?そんなんでドラマになるん?思うでしょ?
なってるんですよ!
何やねん!早くどんなドラマか言えよ!思いました?
すみません。それでは説明始めます。
- 登場人物
- 吉岡里帆さんは声のみ出演
- 宇宙ぽくない
- 地球に帰りたくない!
- 宇宙生活を動画配信と元恋人との再会
- 『麒麟がくる』にも出演中の門脇麦さん
- 危機脱出できたのは?
- 密なしのドラマ
- 放送しているネット局
- 全話の感想
登場人物
- 高村宗一:千葉雄大さん…一人で宇宙船で一年宇宙にいる宇宙飛行士。嫌な人間関係がない宇宙での生活に満足し、予定の期間を超えて宇宙にいようとしている。
- 鮎原咲子:門脇麦さん…宗一の大学時代の元恋人で現在テレビプロデューサー。大学院まで進み、かつては宗一と同じ宇宙飛行士を目指していた。
- 人工知能・ユリ:吉岡里帆さん…宗一が滞在している宇宙船・かがやきに搭載されているAI。見た目は小型カメラ。1年近く宗一と一緒にいて人間ぽくなってきている。宗一の面倒くさい性格を熟知し、上手にサポートしている。
- 三好涼介:矢本悠馬さん…JAXISの管制官。地球から宇宙船を見守り、指示も出している。宗一の言うことに少しイラついている。
- 仁科香織:山田真歩さん…JAXISの広報官。宗一の宇宙生活を動画撮影し、配信して広く宇宙生活を知ってもらおうとしている。宗一の面倒くさい性格にうまく付き合えるのは咲子では?と思い、咲子を採用した。
- 鹿島達夫:小松利昌さん…JAXISの管制官。三好と同じく地球から宇宙船を見守る管制官。
吉岡里帆さんは声のみ出演
登場人物はこの6人のみ!
気になる吉岡里帆さんのAIですが、これは見た目は小型カメラ。期待する人型ロボットではありません!声のみの出演です。
普段は、ロボット特有のつなぎ合わせたようなとぎれとぎれの言葉ではなく、流暢に話します。
この声のみってのがなかなか色っぽくて、話し方がなめらかでちょっと返事するのに一呼吸おいてためたりするんです。
この声の人はどんな人なんだろう?と、もし吉岡里帆さんを知らなければ、思ったと思います。
宇宙ぽくない
主人公の宗一は宇宙飛行士。
宇宙船内でも快適な日常生活を送れるか?の生活実証実験をするために宇宙船に乗ってる設定です。
宇宙船の中は室温23℃。湿度35%。重力は地球と同じ重力を保っているので、宇宙にいる設定にありがちな宙に浮いたりしません。
普通に歩いたり座ったり普通に地球にいるのと同じように生活してます。
食べ物は飲み物は運ばれてくるし、VRで旅行体験もできる。
宗一にとっては宇宙生活は快適そのもの!!
全然宇宙っぽくない!!
宇宙船のセットがちゃっちくて、なんだこら?と思う見た目です。
ツッコみどころ満載の宇宙船生活を送っています。
地球に帰りたくない!
時々来る地球からの通信。めんどくさがりの宗一は無視しようとしたりします。
AIのユリにうまく乗せられて、仕方なく通信してみると、流星群の破片が船に衝突しようとしてる。という緊急事態を知らせるものだった。
宗一は高い操縦技術で危険を回避。
めんどくさい性格だけど、優秀な人物です。
地球から離れて11か月。実証実験の期間は1年。あと1か月で地球に帰還する予定です。
しかし宗一は、被験者が希望する場合は最大2年まで期間を延長する事が可能という規約に則って、帰らないと言い出していました。
帰りたくないなんて言う宇宙飛行士に驚いた鹿島は「来月には地球が恋しくなってるって。」とツッコみますが、宗一は「ありえません。」と一蹴。
夏は暑苦して冬は寒い。都市部や観光地は人が密集。どこに行くのにも行列。
船にいれば一日中快適な温度湿度で輸送機で何でも欲しいものが手に入る上、他人との煩わしい関りは一切なし!
と、宇宙にいた方がいいと言って呆れさせます。
言ってることが地球で家にいるのと同じで、ふてぶてしい!
でも設定は宇宙の中。ってのが面白いです!!
宗一役の千葉雄大さんの態度がまぁ、鼻について腹立たしい!!
なんだこいつ?って思うようなキャラクター!なんです。
こういう役やらせたら、千葉さん上手ですよね~!!見てて腹立ちます。
ドラマという名の長いコントを見ているようです。
宇宙生活を動画配信と元恋人との再会
ああ言えばこう言う宗一に呆れて物が言えない地上のスタッフたち。
そんな時広報の仁科が、宇宙生活を動画を通じて国民に分かりやすく伝えたいと言ってきました。
案の定、嫌がる宗一だったが、ユリがうまく乗せてくれて、どんな動画を見せれば人が喜ぶか?を宗一に語らせます。
「宇宙飛行士の生活のどういった点が異なって、どういった点が共通した生活か、ビジュアル面でもわかりやすく見せてあげる必要がある。」
というもの。
動画撮影のために連れてこられたのが、門脇麦さん演じるテレビプロデューサーの鮎原咲子!
仁科からプロデューサーを紹介され、出演拒否する宗一。
二人は3年前まで付き合っていた恋人同士だったのです。
宗一と咲子は、三好と仁科がいるにも関わらず、感情むき出しに喧嘩をしてしまいます。
宗一が咲子の痛いところをついたのです。
宇宙との交信は時間が短く、険悪な雰囲気のまま通信が終わってしまいました。
この咲子登場で、それまで冷静だった宗一が感情むき出しにするという今まで見せたことない顔を見せることになり、AIのユリは何も言えず黙り込んでしまいました。
どうもこのAIのユリ、宗一、咲子の三角関係の話にもなっていくみたいです!!
接触なしのAIに、宗一の感情が動かされるんでしょうか?
実際、JAXISの人の言うことは聞かないのに、ユリが言うことは素直に聞いて、優しい表情にもなる宗一です。
表情も見えないAIに対しての方が、人間優しくなれるのかなぁ?
『麒麟がくる』にも出演中の門脇麦さん
宗一の元恋人・咲子役が、大河ドラマ『麒麟がくる』で駒役で出演中の門脇麦さん!
大河ドラマつながりでいえば、三好役の矢本悠馬さんも『おんな城主 直虎』で中野直之役で出演されていました。
ついでにいうと、仁科役の山田真歩さんは、昨年のフジテレビのドラマ『シャーロック』で、佐々木蔵之介さんと一緒に刑事の役をされていました。
話戻って。
門脇麦さん演じる咲子がとても気の強い女性。宗一のわがままを早口でまくしたてるのが見ていて爽快です。
『麒麟がくる』の駒ちゃんとは違った感じの強いキャラクターで、ちょっと面喰いました。
でもちゃんと気の強い女性に見えるんだから、女優さんて役によって全然人が変わるから不思議!!
カッコいいな~と思います。
危機脱出できたのは?
第1話の最後は、最初にぶつかってきた流星群の小さな石のかけらが、エンジン系統を破壊し、船内のどこかが爆発。
船内の空気は薄くなり、Gがかかって動けず対処できなくなる宗一。ユリはアップデート中で何もできません。
意識が朦朧とする宗一が、地球を見て思い浮かべたのはーーー??
密なしのドラマ
宇宙に滞在する期間は1年。既に11か月過ぎていて、あと1か月。
ドラマは全4話で4週。同じ期間になるみたいです。
宇宙船の設定なので、それなりに危険なことは起こるみたいですけど、1か月後地球に戻ってくるまでの話と分かっていれば、見てるこっちも見やすいです。
今のところ、咲子も宗一もお互い未練がありそうな感じ。
AIのユリがどう絡んでくるのかが面白そうです。
話すのもモニター越し。ユリに至ってはロボットなんで、自分で動くことも出来ません。
地球にいる側の人たちも画面の前に並んで話すので、対面なし!
咲子と仁科がテーブルを囲んで話すのも正面には向き合ってなかったです!
登場人物が少ないので、一度に3人以上はいません。いても対面しません。
宇宙船との交信だから、みんな同じ画面を見て話しても不自然じゃありません!!
うまく人が入れ替わって、絶妙に密を避けています!!
面白いドラマを作りますね!テレビ東京。
全4話、見ていきたいと思います!!
放送しているネット局
このドラマは全国では放送していません。
放送しているのは、
- テレビ東京
- テレビ愛知
- テレビせとうち
- テレビ北海道
- TVQ九州放送
- テレビ大阪
テレビ大阪だけは翌週の0時12分の放送になります。
まだご覧になってらっしゃらないあなた、放送されていない地域のあなた!
Paraviでも見れるそうです。
肩の力を抜いて気楽見れる面白いドラマです!!
どうぞ、ご覧になってみてください!!!
以上、『ドラマ24特別編 40万キロかなたの恋』第1話を見た感想でした。
全話の感想