毎週金曜深夜0時12分から放送中のテレビ東京のドラマ『40万キロかなたの恋』。
ドラマ24の特別編で、全4回の放送です。
7月24日の第1話が放送されたのを見て、コントみたいで面白かったので以前このブログで感想を書かせていただきました。
ちなみに第1話の感想はこちら。↓
つづく7月31日金曜深夜に放送された第2話も見ましたので、感想を書いていきたいと思います。
登場人物
- 高村宗一:千葉雄大さん…一人で宇宙船で一年宇宙にいる宇宙飛行士。嫌な人間関係がない宇宙での生活に満足し、予定の期間を超えて宇宙にいようとしている。仁科から宇宙船での暮らしを動画撮影してくれと頼まれ、しかもプロデューサーが元恋人の咲子と知ってさらに嫌がり文句言いたい放題。しかしなんだかんだで協力している。
- 鮎原咲子:門脇麦さん…宗一の大学時代の元恋人で現在テレビプロデューサー。大学院まで進み、かつては高村と同じ宇宙飛行士を目指していた。宗一が乗る宇宙船の生活を国民に広く知ってもらうための動画作りを仁科から依頼を受け、モニター越しに宗一とやり取りするが、喧嘩ばかり。
- 人工知能・ユリ:吉岡里帆さん…宗一が滞在している宇宙船・かがやきに搭載されているAI。見た目は小型カメラ。1年近く宗一と一緒にいて人間ぽくなってきている。宗一の面倒くさい性格を熟知し、上手にサポートしている。宗一と咲子のやり取りに入っていけない自分を歯がゆく思っている??
- 三好涼介:矢本悠馬さん…JAXISの管制官。地球から宇宙船を見守り、指示も出している。宗一の言うことに少しイラついている。
- 仁科香織:山田真歩さん…JAXISの広報官。宗一の宇宙生活を動画撮影し、配信して広く宇宙生活を知ってもらおうとしている。宗一の面倒くさい性格にうまく付き合えるのは咲子では?と思い、咲子を採用した。
- 鹿島達夫:小松利昌さん…JAXISの管制官。三好と同じく地球から宇宙船を見守る管制官。
補修部品より映画
第2話のはじめは、前に流星群のかけらで破損した宇宙船の修理をするための物資が輸送機で送られてきた後のシーンから始まりました。
これが、宇宙空間での旅なんだから、その修理する物資の方を優先して地上の三好や鹿島と話をすると思うでしょう?
それが、この面倒くさい宇宙飛行士・宗一は違うんです!!
一緒に送ってきてもらった物資の中に、リクエストしておいた映画『元禄忠臣蔵』が入ってない!っていきなり三好を怒鳴りつけてました。
三好は別の『忠臣蔵』を送ってしまったようです。
違いが分からない三好にまた怒涛の勢いで説明!!
これを見てると、地上の家の中と外の人の会話にしか見えないーー!!
非日常な空間の設定なのに、普通過ぎる会話。
このアンバランスが今回も面白い出だしになってました。
地球と宇宙で花火鑑賞
第1話で出ていた、宇宙生活のモーニングルーティンの動画は再生回数70万回以上の人気動画となったようで、宗一は当たり前だと言わんばかりに、いや言ってたか…。大満足した様子。
次に咲子が提案したのは、地上での花火大会を宇宙にいる宗一も一緒に見ようという企画。
そもそも大気のない宇宙で花火が出来ない!と言って宗一が大激怒!!
咲子は地上での花火の映像を、宗一が映画を見るために持ち込んだ宇宙船内のスクリーンで映し出し、一緒に見ようという。
その話を聞いて、宗一は地上では本物の花火を見て、宇宙では映像だなんて!!とさらに激高。
またまた二人の話し合いは決裂してしまいます。
普通に話せばいいのに、宗一はなんでいつも咲子にだけはこんな激しい言い方しかできないんですかねぇ~~??
同じことを言うにしても、言い方を変えればまだ話し合いができるかもしれないのに…。
とまぁ、宇宙と地球との交信の時間は限られているのに、また喧嘩してしまって貴重な時間を無駄に使ってしまう宗一と咲子。
ユリに対して穏やかに話してる宗一なのに、咲子の前では瞬時に豹変するのが面白いです!!
二人の別れた理由
地上では、咲子が雑談の一部として宗一と別れた理由をみんなに話してました。
宗一と父親を会わせた時に、宇宙飛行士になりたいと咲子が言っていたと父親が話し、それを宗一が咲子には無理だという理由をダダダダダ…と並びたてて全否定した。
それに気を悪くした父親の様子、それに気づかない宗一を見て別れを決めたという話でした。
自分は好きで付き合ってるからいいけど、家族にまで同じようにやられたら嫌ですよね~。
そもそも二人ともどこに最初惹かれて付き合ったんだろう?
不思議に思う二人です。
でも2話の中盤で、宗一が咲子に別れた時の本音を吐露。
「君の父親の前で君が宇宙飛行士になれないって言ったのは悪口ではなくて、客観的事実を述べただけで悪意はなかった。それは理解してると思ってけどな。」ですって。
宗一は咲子に甘えてるんですよ!
分かってくれてると思ってる人が、分かってくれてないから怒る。
この花火鑑賞の提案も、分かってると思ってるのにとんでもない提案をしてくる!って思って、分かってると思ってる咲子だからこそ、怒ってるのかな?と思います。
でも、こんなけんか腰でまくし立てるように言われたら、理解したいって気持ちも薄れますよね~。
難しい人です。
三好が咲子を狙ってる
こんな言い合いをしてるのを見せられているのに、三好が咲子を花火大会に誘おうと思ってると鹿島に話してるシーンがありました。
宗一とは別れてるから関係ないって。
宗一は面倒くさいやつだけど、咲子もすぐに怒って言い合いになるから、咲子も大変そうだけどなぁ…。
お誘いはすぐに断られてましたけどね!
このちょっとした恋愛話を挟み込んでくるのも面白いです!!
第2話は宇宙服着てた
第1話の感想で、宇宙の生活なのに宇宙服着てないって書きましたけど、第2話では船外に出て船の補修をするシーンがあり、宇宙服着てました。
ちゃんとそういうシーンもあったのか…。と驚きました。
そりゃまぁ、ありますよね。
宇宙空間という設定のコントだと思い込んでました。すみません。ドラマでした。
地球から送られてきた断熱材と太陽光パネルの張替え作業。焦る様子もなく落ち着いて作業している姿は、やっぱり優秀な人ではあるようです。
こういうことも見せておかないと、ただただ宇宙空間で文句言ってる男ってことになります!
船外作業はうまくいったものの、船内に戻って作業の休憩中に原因不明の停電がーー!!
非常電源を作動させて薄暗い中、酸素濃度も低下し頭痛を感じながら原因を探る。
太陽光パネルも交換のため外しており、月の裏側に回り地球との通信も途絶える!!
1話より大変な状況に陥って、宗一が何かを思いつくーー!!
1話よりは深刻でハラハラしましたけど、このドラマはあくまでコメディー。
最後はロマンティックな展開になってました。
ユリが咲子に宣戦布告?
次回はユリが咲子にライバル心むき出しな発言をしているのが予告で流れていました。
AIが人間に宣戦布告!?
宗一を巡って、ユリと咲子と三角関係に発展していくようです!!
今回、三好が入り込もうとしてたのは無視なのね…。
全4話の話でどう展開していくのでしょうか??
AIが人間になったりとか?
でもカメラだし。予想つかないなぁ…。
次回も楽しみです!!
放送しているネット局
このドラマは全国では放送していません。
放送しているのは、
- テレビ東京
- テレビ愛知
- テレビせとうち
- テレビ北海道
- TVQ九州放送
- テレビ大阪
テレビ大阪だけは翌週の0時12分の放送になります。
まだご覧になってらっしゃらないあなた、放送されていない地域のあなた!
Paraviでも見れて、ひかりTVでも配信しているそうです。
肩の力を抜いて気楽見れる面白いドラマです!!
どうぞ、ご覧になってみてください!!!
以上、『ドラマ24特別編 40万キロかなたの恋』第2話を見た感想でした。
全話の感想