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さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~第6楽章(6話)のあらすじと感想 さよならコンサートに向け明かされる過去!音楽は人の心を救う?

2024年2月18日日曜から、TBS系列でドラマ『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』第6楽章(6話)が放送されました。

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前回、第5楽章(第5話)の感想はこちら。↓

 

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おもな登場人物

  • 夏目俊平(西島秀俊)…20代の頃から海外のオーケストラで活躍してきた元指揮者。大好きな音楽に対して、アパッシオナート(情熱的)だが、音楽以外はポンコツ。5年前のできごとをきっかけに家族の前から姿を消し、音楽の世界からも離れる。が、数十年ぶりに帰国。晴見フィルハーモニーで指揮をすることになる。
  • (芦田愛菜)…俊平と志帆の娘。晴見市役所の総務課で働く実家暮らしの20歳。5年前の出来事で父親と決別。父と違い音楽を嫌い音楽のない人生を送る。突然の父の帰国で、気まずさを抱えながら同居することに。職場では、総務課から応援で文化振興課に異動。晴見フィルの活動拠点のあおぞらホールで、廃団が決まった晴見フィルの後片付けを命じられる。
  • 志帆(石田ゆり子)…響と海の母。率直な物言いをする性格。俊平と結婚後は画家になる夢を捨てポンコツな俊平の世話をしていたが、5年前のできごとをきっかけに子どもたちを連れて夫の元を去る。実家の晴見市で暮らし俊平と連絡を断っていたが、晴見フィルハーモニーの指揮者として、団長の古谷に俊平を推薦。自分がいなくなることで俊平と響が交わることを期待し、フランスまで仕事に行くと嘘をついて俊平を帰国させ、強引に子供たちと同居するように持って行く。本当は日本にいて、古谷だけが居場所を知ってる。ということだったが…。
  • (大西利空)…俊平と志帆の息子。フランスからの帰国子女で高校2年生。コミュニケーション能力が高く、父と姉のあいだに立ってフォローする役割をしてくれる。フランスに行ったはずの母らしき人物を近所のスーパーで目撃する。

<<晴見フィルハーモニー>>

  • 古谷悟史(玉山鉄二)…晴見市役所観光課職員。晴見フィルハーモニーの団長。ファゴット担当。誠実で心優しい。楽団の廃団を阻止するために俊平を指揮者として迎えようと奮闘。志帆がフランスに行かず日本にいることを俊平に秘密にしている。
  • 森大輝(宮沢氷魚)…晴見市役所観光課職員。晴見フィルハーモニーではトラペットを担当。小学生の時から吹奏楽をやり、持ち前のポジティブさで人一倍練習熱心。だが、感情が表に出てしまい音程が安定せず。同僚の響とは職場仲間で、次第に関係を深める。
  • 近藤益夫(津田寛治)…建設会社社長。晴見フィルハーモニーコンサートマスター。バイオリオン担当。クラシックが大好きで、指揮者になるのが夢。楽団ではボスだが、家族には相手にされていない。
  • 谷崎天音(當真あみ)…高校2年生。クラシックに憧れ、音楽経験ゼロで晴見フィルハーモニーに入団。楽天的で楽器演奏を甘く見ているところがある。しかし明るさの裏に秘密あり。
  • 内村菜々(久間田琳加)…大学生。プレッシャーに弱いティンパニー担当。真面目で練習熱心。高校時代にトラウマがあり、自信が持てていない。欠員が出ているチェリストに、自信が推している羽野蓮を俊平に紹介する。
  • 羽野蓮(佐藤緋美)…工場勤務をする寡黙でクールな青年。幼い頃からの才能に恵まれていたチェリスト。かつてCDデビューまでして活躍していたが、儲け重視でやりたい音楽ができなくなったことと、自分が音楽をやることで父の会社のお金を母が使い込み、不仲になったこともきっかけで音楽活動を辞めていた。俊平と出会い、晴見フィルハーモニーに誘われる。
  • 倉科瑠李(新木優子)…プロのオーケストラを渡り歩いてきたフルート奏者。恋愛絡みで問題を起こし、数々のオケをクビになって来た過去がある。狙った獲物は逃がさない"カルメン"。晴見フィルからの誘いを何度も断っている。が、また恋愛沙で問題を起こし、所属していた楽団を試用期間のあいだに解雇されてしまう。古谷のスカウトで、廃団が決まった晴見フィルに次の楽団が決まるまでと決め入団する。次は俊平を狙っている。

<<その他>>

  • 白石一生(淵上泰史)…晴見市長。前市長が建てた晴見市あおぞら文化ホールをお荷物だと考えており、音楽もお金にならないものだと言い、晴見フィルハーモニーの俊平と対立する。市議会で晴見フィルの助成金をの打ち切りと廃団が決議されたことで、晴見フィルへの圧力を強める。
  • 鏑木晃一(満島真之介)…謎の男。5年前の俊平の事件を知っている様子で晴見フィルハーモニーへ近づく。この男の存在が楽団に波紋を呼ぶ。俊平の元マネージャーということが分かる。
  • 小村二朗(西田敏行)…大輝の祖父。「うたカフェ二朗」と店主。晴見フィルハーモニーの最古参で、ほとんどすべての楽器を演奏した経験がある音楽好き。俊平の過去を知っているらしく、俊平の良き相談相手。

 

第6楽章(6話)のあらすじ

久しぶりに家族4人で食事をした俊平(西島秀俊)たち。

志帆(石田ゆり子)は、響(芦田愛菜)と海(大西利空)が眠ったのを確認してアトリエに戻っていった。

翌朝。

子どもたちの弁当を準備し、送り出した俊平。

「なーに張り切ってんだか。」と言いつつ、ちゃんとお弁当を持って行く響はどこか嬉しそう。

そんな素直じゃない響。家出のあいだ世話になっていた大輝(宮沢氷魚)に軽くあしらわれ面白くない様子。

 

毎年あおぞらホールでやっている梅まつりは、今年は2月24日に開催。

閉館が決まっているので今年が最後か?と大輝は寂しそうに言う。

3月末に廃団が決まっている晴見フィルは、ずっとあおぞらホールを無償の練習場として使っていたが、3月末を待たずに2月いっぱいで追い出されてしまう。

しかし大輝は、追い出された後も違う形で晴見フィルの活動を続けられないか?と言い始める。

せめてさよならコンサートをしたいと言う二朗(西田敏行)。

古谷(玉山鉄二)よると、あおぞらホールで新規イベントを申請しても白石市長(淵上泰史)の方針で許可してくれないという。

そこで二朗は、梅まつりを乗っ取ろうと提案。

俊平を助けたいという鏑木(満島真之介)と、大輝、楽団員の蓮(佐藤緋美)、内村(久間田琳加)は、晴海フィルの名前を変え、申請者の名前をコンマスの近藤(津田寛治)としてシレっと申請。

おかしな名前に気付いた響を、大輝が必死に説得。

晴見フィルとは気づかれず、なんとか使用許可は下りた。

名前が使われたコンマスの近藤は、1984年の晴見フィル結成の時からのメンバー。

当時の晴見フィルはプロオケだったので、ステージには立てない高校生楽団員。

ヴァイオリン初心者で下手だったが、めげずにコツコツ練習して現在コンマスにまで上り詰めた。

しぶとく粘り強い近藤。いつも楽器の搬入を手伝ってくれ、出張コンサートの時は会社のトラックを出してくれた。

俊平は、晴見フィルが最初に演奏した曲・ビゼーカルメン組曲』をさよならコンサートでもやろうと提案。

二朗は、うたカフェで瑠李(新木優子)が歌ったことがある「ハバネラ」は演奏して欲しいとリクエストした。

会場を押さえ、最後のコンサートがやれると決まった晴見フィル。

いつも強気で男の人を誘惑するカルメンだと言われている瑠李は、幼い頃からフルートの発表会の場所は、いつもあおぞらホールだったと俊平の思い出を語る。

両親が離婚した瑠李にとってフルートの発表会は、別れた両親が揃って見に来てくれ家族3人に戻れる大切な場所だった。

そのことが、フルートを頑張るようになったきっかけなのだという。

両親との思い出を語る瑠李を見て、瑠李が悪女を演じてきたのでは?と感じるのだった。

さよならコンサートに向け、俊平は古谷と一緒に志帆を訪問。

志帆にチラシの絵を頼むのと同時に、来てほしいともお願いし、了承してもらった。

コンマスの近藤も、最後だからと妻子に来てほしいとお願いした。

あおぞらホールを使っていたのは、晴見フィルだけではない。

いつもあおぞらホールのオーディオルームを借りにくる女性・富子(白石加代子)も、二朗から、梅まつりで晴見フィルのさよならコンサートがあることを聞かされていた。

富子は、亡くなった夫との思い出の曲がなんという曲か分からないので、さよならコンサートでリクエストできないと響に打ち明けていた。

富子の鼻歌から、「ハバネラ」だろうと推測する響だが、違う曲らしい。

曲名が分からず寂しそうにする富子を見て、なんとか曲名を知りたいと躍起になる響。

歌詞に「カズオさん」と出てくることから、昭和歌謡を片っ端から聞いて、探すのだった。

 

梅まつり・さよならコンサート前日。

いつものように椅子をセッティングする近藤は、一人感傷にふけっていた。

夢だった指揮台に立ったところで、俊平登場。

 

2月24日。梅まつり当日。

近藤の家族、志帆は聞きに来てくれるのか?

 

晴見フィルさよならコンサートがはじまるーーーー!!!

 

…というお話でした。

 

瑠李さんが切なかった!

俊平を誘惑していて、ちょーっと空気が読めていなかったカルメン・瑠李さん!

フルートを頑張るきっかけになったのが、離婚したご両親と家族に戻れる時間がほしいから。というものでした。

それぞれ再婚して、家庭を持っているご両親とは今は一緒に暮らしていない様子。

そんな話が潜んでいたとは!

これまで迷惑な人だな~と思っていたのが、見る目が変わりました。

志帆と復縁したい俊平にとっては、すり寄って来る瑠李がうっとうしいと思うと思うのに、俊平は、瑠李がカルメンという悪女を演じてるのでは?と見抜いたのが素晴らしかったです。

私なら、面倒くさい相手のことを考える余裕なんてないと思うのに、俊平は優しいですね。

瑠李さんも、俊平に恋愛相手のとして見られなかったのは寂しいと感じたでしょうが、心の内の優しさを引き出してくれたことは、嬉しかったんじゃないかなぁ?

でも、こんなことされたら、俊平のこともっと好きになってしまいそう!

これが志帆が言っていた、無自覚の優しさかな?

志帆は本当に俊平のこと、よく分かってますね!

瑠李さんのことで感想を書こうと思ったのに、結局志帆のこと書いてしまいました。

 

響が変わってきている

いやぁ本当に私は、芦田愛菜さんが演じている響のキャラが嫌いでした。

でも!

6話の響は、毛嫌いしていた音楽に富子さんのために真剣に向き合ってちゃんと富子さんの思い出の曲を見つけていました。

音楽が嫌だと逃げていた響が、大輝に言われて俊平に富子がさがしてる曲が何か?を聞こうとしたり。CDを聴きまくっていました。

これまでは落語ばっかりだったのに、変わってきましたね!!!

大輝が前に俊平から聞いた言葉。

「音楽は人の心を救うことができる。」

その言葉通りに、響は音楽で富子さんの心を救った。

金井克子さんの『他人の関係』って曲でしたね!

鼻歌と全然違う!ハバネラじゃない。面白かったです。

 

音楽って、クラシックだけじゃないし。

もしかしたら、ヴァイオリンでポップミュージック演奏するかも?

大輝と『他人の関係』を聴いて笑い合ってる表情を見て、初めて響がかわいいと思いました。

 

津田寛治さんよかった

晴見フィルのコンマス津田寛治さん演じる近藤益夫。

正直、合ってないな~と思ってました。

でも!

高校生の時から指揮者に憧れて晴見フィルに入ったといういきさつを知って、見る目が変わりました。

指揮者を目指してヴァイオリンをするって、まんま天音ちゃんですね!!

さよならコンサートで、指揮棒を情熱的に振っている姿に感動しました。

いい話を見せてもらった。

 

実は海ってスゴイ?

前回、市長の娘と分かった天音ちゃん。

お父さんに隠れてやりたいことをやれている今、一生懸命ヴァイオリンを練習しています。

それを聞いているのが、俊平の息子の海!!

海はピアノも弾けて、天音がヴァイオリンを弾けるよう編曲までこなしています。

初心者でヴァイオリンを弾けるようになってきた天音ちゃんもすごいけど、サラッと編曲できる海もスゴイ!!!

ヴァイオリンをずっと続けてきた響よりも、もしかして海の方が音楽の才あり?

 

コンマスさんの情熱。

瑠李さんの優しさ。

天音ちゃんの一途さ。

そして、海の音楽の才能。

 

6話にして一気に情報が溢れすぎて頭がついて行かない!

 

鏑木の暗躍

あと!

鏑木が勝手に俊平の就職先の交渉をしようとしてるのが気になる。

「さよならマエストロ」のタイトルは、廃団寸前のオケを立て直したマエストロが本来いるべき場所に帰るから「さよなら」?

病気で亡くなるかも?と思っていたけど、そういう線もあるのか?と思い始めました。

 

うーん、先が気になる!

 

以上、『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』第6楽章(6話)のあらすじと感想でした。

 

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春になったら 5話のあらすじと感想 雅彦の覚悟についていけない周りの人たち

2024年2月12日月曜夜10時からフジテレビ系列でドラマ『春になったら』5話が放送されました。

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前回、4話の感想はこちら。↓↓↓

 

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おもな登場人物

  • 椎名瞳(奈緒)…28歳。助産師。一馬と春、誕生日に結婚の予定。6歳で母を亡くし、父娘ふたりで暮らしてきた。売れない芸人で10歳年上の一馬との結婚を父・雅彦に反対される。治療を拒否する雅彦に治療を受けてほしいと思い、わざと結婚話で心配させるが、全部見抜かれていた。
  • 椎名雅彦(木梨憲武)…瞳の父。62歳。実演販売士。すい臓がんで余命3ヶ月。春までに死ぬという。治療だけに専念して普通の生活が出来なくなることを嫌がり、治療を拒否。緩和ケアしてもらって生きていくことを選ぶ。
  • 川上一馬(濱田岳)…お笑い芸人。瞳の婚約者。芸名は、カズマルくん。瞳とは10歳年上。バツイチで子どもがいる。
  • 川上龍之介(石塚陸翔)…一馬の息子。
  • 神尾まき(筒井真理子)…雅彦の姉。瞳の伯母。花屋。
  • 椎名佳乃(森カンナ)…瞳の死別した母。
  • 岸圭吾(深澤辰哉)…瞳の学生時代からの友人。葬儀屋。学生時代から瞳が好き。
  • 大里美奈子(見上愛)…瞳の学生時代からの友人。OL。岸が好きな様子。
  • 阿波野弘(光石研)…桜鈴会病院の緩和ケアの医師。
  • 杉村節子(小林聡美)…杉村助産院の院長。瞳の上司。
  • 斎藤愛里(影山優佳)…杉村助産院の助産師。瞳の同僚。
  • 矢萩亜弥(杏花)…20歳の妊婦。妊娠をきっかけにショップ店員を辞めた。
  • 矢萩祐作(金子隼也)…亜弥の夫。亜弥の妊娠を知り、専門学校を辞めて働く。
  • 中井義広(矢柴俊博)…実演販売会社『ヨッシーコーポレーション』の社長。
  • 加賀屋吾郎(葵揚)…『ヨッシーコーポレーション』勤務の実演販売士の見習い。
  • 森野舞衣(橋本マナミ)…ブライダル会社Lily Braidal。黒沢の先輩。
  • 黒沢健(西垣匠)…Lily Braidalの社員。瞳、一馬の結婚式を担当する。

 

5話のあらすじ

2024年2月8日。

雅彦(木梨憲武)は、瞳(奈緒)の大学時代の友達・岸(深澤辰哉)を呼び出す。

岸が葬儀屋さんの仕事をしているので、自分の葬式をどうしてほしいのか?具体的な希望を明るく話す。

「お父さんのお葬式の話とか想像したくない。」

と嫌がる瞳に、雅彦は

「現実から目をそらしちゃダメダメ。」と譲らなかった。

雅彦の横で思い悩む瞳を見た岸は、美奈子(見上愛)に会って、2人が結婚しなければいいのにとグチる。

学習塾の正社員に採用された一馬(濱田岳)が、結婚式を急ごうとしているのを知った瞳は、ますます追い込まれていく。

一馬は事務所をクビになり、本当に芸人を辞めてしまったことに戸惑う瞳。

さらに、ブライダル会社の黒沢(西垣匠)から電話が瞳にかかって来て、どんどん追い込まれていく瞳。

式はやらないかもしれない。と謝るのだった。

 

同じ頃。

雅彦は、主治医の阿波野医師(光石研)から「人生ノート」なるものをつけるようすすめれられる。

「人生ノート」とは、周りの人に自分の大切な思いを伝え、自分の人生を振り返るというもの。

家に帰って瞳の前で楽しそうに書く雅彦。

カズマルにお笑いでもやってもらおうかと雅彦がふざけると、瞳は寂しそうに一馬が芸人を辞めたことを伝える。

自分が経済力を持てと言ったから、一馬が塾の正社員になったと聞いた雅彦は

「その程度の覚悟だったの?」

「人から言われてさ、そんな辞めちゃうとかありえないだろ。」

 

と呆れ、一馬をかばう瞳にもそれでいいのか?と問う。

瞳は、一馬を理解するよう雅彦にお願いするが、以前のように結婚への強い意思がない今は、自分で自分の気持ちが分からなくなってくるのだった。

 

そんな時。

瞳の勤務先の杉村助産院で、産後1か月のシングルマザー白井(東野絢香)が子どもとどう接してたらいいか悩んでいることを、瞳より先に杉村院長(小林聡美)が見抜く。

優しく白井に寄り添う杉村に、気付いてあげられなかったと反省する瞳。

杉村は、瞳と同僚の愛里(影山優佳)に

「私たちの継続的なかかわりが大事。」

「関心を向けて見守ってあげること。心寄せてあげることが私たちの仕事。」

 

と諭す。

仕事中も落ち込む瞳に、何かあったのか?と寄り添う杉村。

瞳は、父ががんだと打ち明け、残された人生を好きなように生きたいと言い、今までと何も変わらない父と違い、自分の方が受け入れられないと話す。

「自分一人で抱え込まなくてもいい。」

「誰かに自分の気持ちを打ち明けて、話をきいてもらうことも大事なんだから。」

 

杉村はそう言って、瞳を抱きしめるのだった。

一方。

コンビニで偶然一馬を見かけた岸。一馬に言いたいことがあるといきなり話しかける。

瞳が雅彦と一馬との間で板挟みになって悩んでいると伝える。

瞳が悩んでいることを知りつつ、それでも結婚しようとしている一馬に

「あなたの良識を疑います。」

「お笑い芸人やってる人は普通じゃない。」

「そんな人と結婚したって瞳は幸せなんかなれない。」

 

とまで言ってのけ、自分は常識も良識もある普通の人だから瞳の悩みも理解でき、大学時代から一緒にいたと言って、今度は、瞳との歴史の長さを語ってマウントをかける。

最後に

「瞳にあなたはふさわしくない。」

とまで言って去っていった。

 

正社員になって忙しくなった一馬は、息子の龍之介(石塚陸翔)を自宅に一人残し、外出することが多くなった。

自分のことは自分でできるうえ、父の一馬の世話までやるしっかり者の8歳の龍之介。

雅彦は、経済力をつけた一馬よりも、瞳が8歳の子供の母親になれるか?の問題があるために、あくまで一馬との結婚を認めないつもり。

そんな雅彦に、姉・まき(筒井真理子)は、

「体がしんどいんだったらさ、もう自分のことだけ心配してればいいじゃない。」

と諭すが、親だから言いたいことを言うと譲らない雅彦。

死んだら何も言えなくなると言う雅彦に、弟の死を実感したまきは泣くのだった。

 

後日。

龍之介が突然家出した。

瞳が久々に一馬の家を訪ねてきた日で、一馬が知り合いに連絡をしているあいだに近くを捜しまわる瞳。

龍之介を見つけたのは、散歩に出ていた雅彦だった。

 

龍之介が家出をした理由とはーーー?

 

…というお話でした。

 

一馬どうした??

ずっと自分に自信がなく、瞳との交際も遠慮がちだった一馬。

それが芸人やめて、塾の講師の職を得てからどうした??

急に結婚に強引になってきましたね!

結婚を待ってほしいと言ってきた瞳が急に惜しくなった?

「ドンマイドンマイ!僕は好きだよ。」の遠慮がちなカズマルくんの顔はどこいった??

瞳が戸惑うのも分かります。

すがる男の怖さが出てきて、ちょっと気持ち悪くなってきました。

 

岸もこじらせている

瞳の片思いする岸君も、瞳の結婚を阻止しようと一馬に直接言いたいことを言うという暴挙に出てきました。

良識を疑う、とか普通じゃない芸人と結婚したって、瞳が幸せになんかなれない。って。

そこまで言い過ぎなんじゃないの??

もう、岸君は最初からウジウジと瞳への思いをこじらせていて、気分悪いキャラでしたけど、ここに来て、自分に瞳を幸せにする権利があるかのように動き出しましたね。

瞳なんて、全く岸君の思いに気付いてなかったのに!

5話にして、瞳を思う男たちがどんどん気持ち悪くなっていって、見ていてゾーッとします。

 

杉村先生のやさしさ

雅彦の病気を受け入れられず、一人で抱えていた瞳。

話を聞いて抱きしめてくれたのは、助産院の院長・杉村先生でした。

「自分一人で抱え込まなくてもいい。」

「誰かに自分の気持ちを打ち明けて、話をきいてもらうことも大事なんだから。」

いい言葉ですね。

泣いてしまいました。

 

杉村先生は、シングルマザーの不安も気づいてあげていて本当に天使みたいな人!

なんで分かるのかな?

仕事としてやってる使命感から?

慈愛の精神がないとできない仕事ですよね。

いい職場に勤めてますよ、瞳は。

羨ましくなっちゃった。

 

龍之介と瞳の本音

父親の一馬が結婚するには、自分が邪魔になると思って家出をした龍之介。

お笑い芸人やめて欲しくなかった。と父親への本音をぶつけていました。

一馬って、大事なところで人に相談しない、結構勝手な人ですよね。

子供としては、相談してほしかったと思う。

芸人になりたくて東大やめた。までの決断は、自分だけに降りかかることだからよかったけど、芸人辞める。は、家族の問題でもあったと思うのに。

ネタは人を気遣う優しいネタを作るのに、本人は結構勝手だなんて、意外過ぎてビックリ。

D1で優勝して、雅彦に認めてもらおうとした時の覚悟はどこいった??

雅彦の余命が焦らせたか。

 

龍之介の家出をきっかけに、瞳の本音も一馬に芸人を辞めて欲しくなかったのでは?と鋭くツッコむ雅彦。

瞳は、自分との結婚を考えて一馬が芸人を辞めたことを分かってたから、言えなかった。

でも、そのことが龍之介まで巻き込んでしまった。

瞳は、一馬に強く言えないから、無責任に経済力をつけろと言った父親の方を責めていました。

が、雅彦に一馬に遠慮してる、と痛いところを突かれて

「かず君に芸人やめて欲しくなかった。夢を諦めて欲しくなかった。」

と泣いて本音をさらけ出していました。

 

雅彦だけがいつもどおり

お父さんの病気で、自分の結婚のことなんて考えられなくなった瞳。

「俺のこと心配しなくていいから。」

と言う雅彦は、瞳に今まで通りを望む。

でも、できませんよね!

雅彦は当事者だから、痛みがひどくなってきて命の限界を悟って、後輩への引き継ぎを急ごうとか調整が出来るんだけど。

瞳には、雅彦の痛みまで共有できないし感じられないから。

変わってあげられるなら感じられるけど、変われないし。。

本当のところで理解できないですよ。

辛いなぁ。

もう既にお母さんがいないのだから、人がいなくなる怖さをもう分かってるはず。

だからこそ、お父さんに代わる存在を見つけておかないと!!

もちろん、誰にも代えられない存在だけど。

 

雅彦は、結婚したい瞳を認めない!をやっていたいだけなのに。

雅彦だけが普通なんですよね。

ついていけない。

元気な人間同士だって、同じ気持ちを共有するのは難しいのに。

周りは普通にできないですよ。置いて行かれる方は。

 

瞳は結婚を諦めてしまった。

あーあ。

 

もうどうなるんだろう。

先が不安だな~~。

 

以上、『春になったら』5話のあらすじと感想でした。

 

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さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~5話のあらすじと感想 響がこじらせている理由は?

2024年2月11日日曜から、TBS系列でドラマ『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』5話が放送されました。

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前回、第4話の感想はこちら。↓

 

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おもな登場人物

  • 夏目俊平(西島秀俊)…20代の頃から海外のオーケストラで活躍してきた元指揮者。大好きな音楽に対して、アパッシオナート(情熱的)だが、音楽以外はポンコツ。5年前のできごとをきっかけに家族の前から姿を消し、音楽の世界からも離れる。が、数十年ぶりに帰国。晴見フィルハーモニーで指揮をすることになる。
  • (芦田愛菜)…俊平と志帆の娘。晴見市役所の総務課で働く実家暮らしの20歳。5年前の出来事で父親と決別。父と違い音楽を嫌い音楽のない人生を送る。突然の父の帰国で、気まずさを抱えながら同居することに。職場では、総務課から応援で文化振興課に異動。晴見フィルの活動拠点のあおぞらホールで、廃団が決まった晴見フィルの後片付けを命じられる。
  • 志帆(石田ゆり子)…響と海の母。率直な物言いをする性格。俊平と結婚後は画家になる夢を捨てポンコツな俊平の世話をしていたが、5年前のできごとをきっかけに子どもたちを連れて夫の元を去る。実家の晴見市で暮らし俊平と連絡を断っていたが、晴見フィルハーモニーの指揮者として、団長の古谷に俊平を推薦。自分がいなくなることで俊平と響が交わることを期待し、フランスまで仕事に行くと嘘をついて俊平を帰国させ、強引に子供たちと同居するように持って行く。本当は日本にいて、古谷だけが居場所を知ってる。ということだったが…。
  • (大西利空)…俊平と志帆の息子。フランスからの帰国子女で高校2年生。コミュニケーション能力が高く、父と姉のあいだに立ってフォローする役割をしてくれる。フランスに行ったはずの母らしき人物を近所のスーパーで目撃する。

<<晴見フィルハーモニー>>

  • 古谷悟史(玉山鉄二)…晴見市役所観光課職員。晴見フィルハーモニーの団長。ファゴット担当。誠実で心優しい。楽団の廃団を阻止するために俊平を指揮者として迎えようと奮闘。志帆がフランスに行かず日本にいることを俊平に秘密にしている。
  • 森大輝(宮沢氷魚)…晴見市役所観光課職員。晴見フィルハーモニーではトラペットを担当。小学生の時から吹奏楽をやり、持ち前のポジティブさで人一倍練習熱心。だが、感情が表に出てしまい音程が安定せず。同僚の響とは職場仲間で、次第に関係を深める。
  • 近藤益夫(津田寛治)…建設会社社長。晴見フィルハーモニーコンサートマスター。バイオリオン担当。クラシックが大好きで、指揮者になるのが夢。楽団ではボスだが、家族には相手にされていない。
  • 谷崎天音(當真あみ)…高校2年生。クラシックに憧れ、音楽経験ゼロで晴見フィルハーモニーに入団。楽天的で楽器演奏を甘く見ているところがある。しかし明るさの裏に秘密あり。
  • 内村菜々(久間田琳加)…大学生。プレッシャーに弱いティンパニー担当。真面目で練習熱心。高校時代にトラウマがあり、自信が持てていない。欠員が出ているチェリストに、自信が推している羽野蓮を俊平に紹介する。
  • 羽野蓮(佐藤緋美)…工場勤務をする寡黙でクールな青年。幼い頃からの才能に恵まれていたチェリスト。かつてCDデビューまでして活躍していたが、儲け重視でやりたい音楽ができなくなったことと、自分が音楽をやることで父の会社のお金を母が使い込み、不仲になったこともきっかけで音楽活動を辞めていた。俊平と出会い、晴見フィルハーモニーに誘われる。
  • 倉科瑠李(新木優子)…プロのオーケストラを渡り歩いてきたフルート奏者。恋愛絡みで問題を起こし、数々のオケをクビになって来た過去がある。狙った獲物は逃がさない"カルメン"。晴見フィルからの誘いを何度も断っている。が、また恋愛沙で問題を起こし、所属していた楽団を試用期間のあいだに解雇されてしまう。古谷のスカウトで、廃団が決まった晴見フィルに次の楽団が決まるまでと決め入団する。次は俊平を狙っている。

<<その他>>

  • 白石一生(淵上泰史)…晴見市長。前市長が建てた晴見市あおぞら文化ホールをお荷物だと考えており、音楽もお金にならないものだと言い、晴見フィルハーモニーの俊平と対立する。市議会で晴見フィルの助成金をの打ち切りと廃団が決議されたことで、晴見フィルへの圧力を強める。
  • 鏑木晃一(満島真之介)…謎の男。5年前の俊平の事件を知っている様子で晴見フィルハーモニーへ近づく。この男の存在が楽団に波紋を呼ぶ。
  • 小村二朗(西田敏行)…大輝の祖父。「うたカフェ二朗」と店主。晴見フィルハーモニーの最古参で、ほとんどすべての楽器を演奏した経験がある音楽好き。俊平の過去を知っているらしく、俊平の良き相談相手。

 

5話のあらすじ

レストランの出張コンサートを終えた晴見フィルに、俊平(西島秀俊)の元マネージャー・鏑木(満島真之介)が駆け寄る。

世界的に活躍する指揮者である俊平の復帰を喜ぶ鏑木だったが、その復帰が日本の小さなアマオケであることに不満を隠さない。

鏑木の失礼な物言いに腹を立てる晴見フィルの面々。

演奏を間違え、志帆(石田ゆり子)にプロポーズした男とバレてしまった古谷(玉山鉄二)はそのあとの打ち上げに参加せず帰って行った。

その夜。

両親の離婚話に無関心を装う響(芦田愛菜)だったが、志帆が誰かにプロポーズされていたことに少なからずショックを受けていた。

さらに翌日。

今度は、父・俊平(西島秀俊)が、フルートの瑠李(新木優子)と晴見フィルの練習室でキスしていたと誤解し、家出した響。

「瑠李と俊平がキス」の現場は、響のほかに大輝(宮沢氷魚)と古谷も見ていた。

古谷は、志帆にプロポーズしたことを隠していたのに、怒りに任せて

「やっぱり志帆さんを渡せません。」

と宣言してしまう。

 

志帆のアトリエに捜しに来た俊平だったが、響は現れず。

志帆に、帰国前よりこじれている娘の関係に呆れられてしまう俊平だった。

響は、ホテル代がもったいないと、あおぞらホールの倉庫で寝ていたところを、大輝に見つかる。

友達もいない響を見かねた大輝は、自分の家に来るよう誘う。

大輝は、自宅の納屋を響に貸してくれたのだ。

志帆には、男友達の家に世話になっていることを伝えたが、俊平の電話には出ない響。俊平に心配させる。

 

大輝は、両親のほか、父方の祖父母と、母方の祖父である二朗(西田敏行)と同居。響を歓迎してくれた。

二朗は、大輝と響が仲が良いことをからかうのだった。

そんななか。

自宅では、俊平がゲーム配信をして寝オチしていた海(大西利空)のパソコンを触ってしまい、海の顔をさらしてしまい、海は大激怒。

これをきっかけに海は、これまで家族の調整役をした結果が両親の離婚となったことに、怒りを爆発させる。

「もう解散しよう!解散!」

 

と言い放ち、家出してしまった。

うたカフェ二朗に駆け込んだ俊平は、二朗から、響は大輝の部屋にいると伝えられる。

大輝と響はデキでいるという二朗の言葉に、大慌てで阻止しようとする俊平。

「人の恋路を邪魔するもんじゃない。」

「二十歳の娘さんに、父親にしてやれることなんてそうないのよ。」

二朗に諭された。

響をかくまっている大輝は、響の父親への態度についてチェリストの羽野蓮(佐藤緋美)に相談。

羽野は、5年前のウィーンで、響がコンクールのセミファイナルで、メンデルスゾーンの「ヴァイオリン・コンチェルト」を弾いているのを見たと話す。

第二楽章の演奏が素晴らしく、皆優勝すると思っていたが、なぜか決勝を棄権。

そのコンクールを最後に響はヴァイオリンを辞めたのだろうと想像。

上手なのにもったいないとつぶやく大輝。

だが羽野は

「10代でとてつもない緊張感にいて、10代で空っぽになって。」

「そのあとそれ以上の興奮も喜びも見つけられないだとしたら。」

「ファーストキャリアがピークで人生が終わる。」

「なのに父親は現役で音楽の世界にいる。しんどいんじゃない?」

と、外野の人間には分からない本人の辛さがあるのだろうと推測するのだった。

一方。

響は、泊めてもらう代わりに大輝の家の農業を手伝うことになったが、虫が出ただけで大騒ぎ。

 

海は、ゲーム配信の顔バレで学校で噂される存在になりイライラしていたところ、一人ヴァイオリンの練習をする天音(當真あみ)と遭遇。

お互い、親との関係の悩みを打ち明け合う。

しかし、俊平を好きなのは海でなく響の方。

響は、幼い頃から俊平と離れず。

小さい時はヴァイオリンのコンクールで簡単に勝てていたのが、成長するにつれ勝てなくなっていった。

レベルが違うバケモノの演奏者がいたのだ。

ーーーそのバケモノはどういう人か?

「何かを表現するために生きてる人っているんだよ。」

「その人の中にいくらでも湧き出る泉がある。」

「それを外に出す方法をさがして、勝手に疑問を持って勝手に研究して。とことんのめりこむ。」

「知識もテクニックの表現力も、どんどん吸収して化け物になる。」

 

しかし、5年前の響の泉はカラッカラ。

表現したいことなどないのに、ただ勝ちたい一心でコンクールに挑み、セミファイナルで最高の演奏を見せ、心が折れた。

俊平の指揮で『ヴァイオリン協奏曲』を奏でるのが夢だった響。

志帆は練習に打ち込んでおかしくなっていく響に気付いていたが、俊平は全く気付ていなかったのだ。

 

俊平は、町で落語家の柳亭小痴楽と遭遇。娘がファンだと言い、サインをもらう。

柳亭小痴楽 - 協会員プロフィール|落語芸術協会

一方で、農作業の合間に小痴楽の落語を聞いていた響に、大輝が話しかける。

小痴楽は二朗と仲が良く、近くで独演会があると寄ってくれるのだと言う。

いったん家に帰って着替え、うたカフェに急行する響。

大輝たちが演奏するジャズ風にアレンジした出囃子で小痴楽が登場。

落語が終わったあとには、握手をしてもらった。

 

憧れの人との出会いに酔いしれる響。

小痴楽は、あっという間に帰って行ってしまった。

その後、ジャズの曲『Look for the Silver Lining』を演奏し、歌う大輝の姿に釘付けになる響。

音楽を楽しむ人たちを見て、心が和んでいくのだった。

 

小痴楽のサインを手に入れた俊平は、響と仲直りできるのか?

言い過ぎてしまったと反省する海は?

バラバラになった家族のゆくえはーー?

 

…というお話でした。

 

響の反抗理由

初回から引っ張ってきた、芦田愛菜さん演じる響の父・俊平への反抗の理由。

「10代でとてつもない緊張感にいて、10代で空っぽになって。」

「ファーストキャリアがピークで人生が終わる。」

という羽野さんの言葉。

トップの演奏者の人たちの気持ちなんて、分かりません!

ただ、それって別に俊平のせいじゃないと思うんだが。

響が、自分から俊平がいる音楽の世界に飛び込んで行っといて、それでもうだめだと分かったら、今も現役でいる父親を逆恨みって。

怖すぎるんですけど!

ファーストキャリアで人生のピークが終わって、ショックを受けるところまでは感情移入できる話でした。

が!

そのイライラを父親にぶつけるのは違うんじゃないか?

まぁ、父親から離れるのも手段の一つだけど、響の場合は、それも敏感な母親が気を回して切り離してくれて、自分で決めて父親から離れたわけじゃないですからね。

なんでも人のせいにしていれる立場にいるわけだ!

甘えとるな~~。

全く共感できん!!

海自身も言ってたけど、弟の海が一番大人だ。

 

志帆も俊平が好きだと思う

響が俊平のこと大好きなのはわかったけど、志帆も俊平のこと好きですよね。

古谷からプロポーズ受けても揺らがないし。

瑠李とのキス事件も、俊平に気持ちがないことを見抜いていたし。

古谷は怒ってたけど、志帆はハナから俊平からキスしたと信じていなかった。

 

なんだかんだで、俊平のことが大好きで尽くしていて。

俊平さえちゃんと妻の変化に気付いていければ、また夫婦に戻れると思うんだが。

古谷さんはかわいそうだけど!

 

なーんだ、結局平和か!

と拍子抜けした5話でした。

 

意外な事実が判明

あと!

天音ちゃんが白石市長(淵上泰史)の娘と判明。

どういうこと?

 

以上、『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』5話のあらすじと感想でした。

 

 

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厨房のありす 4話のあらすじと感想 ありすの母が誰か分かった4話!誠士の怪しい動きが気になる

2024年2月11日夜10時30分から、日本テレビ系列でドラマ『厨房のありす』4話が放送されました。

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前回、3話の感想はこちら。↓↓↓

 

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おもな登場人物

  • 八重森ありす(門脇麦)…28歳。料理店「ありすのお勝手」の店長。自閉スペクトラム症(ASD)でコミュニケーションが苦手。正直すぎる言葉を言ってしまうため接客が出来ず、親友の和紗に接客をやってもらっている。3歳の頃から父・心護と二人で暮らす。有機化学者の心護の影響で化学が好きで、科学に関しては驚異的な記憶力がある。子供の頃から大学生の問題を解けるほど。化学式と化学変化で料理を理解し「料理は化学です。」と言うのが口癖。店にメニューはなく、お客さんの体調に合わせた料理を作って出す天才料理人。父・心護からは母は死んだと聞かされており、育ててくれる恩があるので信じているふりをしている。住み込みでホールのバイトに来た倖生に徐々に心を開き始めている。
  • 三ッ沢和紗(前田敦子)…28歳。ありすの親友。『三ッ沢工務店』の娘で元ヤン。幼い頃からありすを守ってきた。2人の息子がおり、3人目の出産に合わせ、『ありすのお勝手』で自分に代わる接客担当のバイトを募集。新人の倖生にありすとの付き合い方を教える。
  • 酒江倖生(永瀬廉)…24歳。『ありすのお勝手』に住み込み希望で接客バイトに応募してくる。1年ほどネットカフェで生活していて住所不定。不審者扱いされるが、ありすに気に入られ『ありすのお勝手』でバイトすることに。一方で、夜間に心護が勤める東名大学の清掃のバイトも掛け持ちしている。徐々にありすの信頼を得ていくことになるが、実は店に来た目的があるよう…。こだわりが多いありすに振り回されながらも、優しく寄り添う。思いを言葉にしないため、周りに誤解されることが多い。大学の研究室の心護に会いに来た誠士を見て、複雑な表情を見せる。
  • 八重森心護(大森南朋)…51歳。ありすを男手ひとつで育てる未婚の父。東名大学で有機化学の教授。ゲイであることを公言し、同じくゲイの教え子の恋愛相談に乗る。娘のありすを愛情深く育て、心配し過ぎる部分がある。ありすには母は死んだと言っているが…。蒔子からの再三の電話も出ず。誠士から五條製薬に戻って欲しいという蒔子の気持ちを伝えられても断った。

<三ッ沢工務店>

  • 三ッ沢定一郎(皆川猿時)…55歳。和紗の父で、『三ッ沢工務店』の社長。一流の大工で一本気。娘の和紗にありすを守ってやるよう言い聞かせる。孫に好かれたいゆえに甘やかせ、和紗に叱られている。最近腰痛がでてきた。
  • 三ッ沢明希子(阿南敦子)…53歳。和紗の母。『三ッ沢工務店』専務。世話好きで、昔からありすたちを支えてきた。
  • 三ッ沢金之助(大東駿介)….34歳。和紗の夫。愛妻家で子煩悩。義父・定一郎の工務店で働く腕のいい大工。腰痛の定一郎に代わって棟梁を務める。単純な性格で思ったことをすぐに口に出す性格。
  • 三ッ沢虎之助(三浦綺羅)和紗の長男。冷静。
  • 三ッ沢銀之助(湯本晴)和紗の二男。野菜嫌い。

<東名大学>

  • 山口礼央(橘優輝)…22歳。心護の研究室にする学生。恋人栄太と同じゲイの心護に恋愛相談をする。
  • 野村栄太(堀野内智)…22歳。心護の研究室の学生。マッチングアプリで知り合ったのが、同じ大学で専攻も同じだった。やきもち焼き。
  • 松浦百花(大友花恋)…25歳。東名大学に出入りする稲城化成の営業担当。倖生の高校の時の同級生。清掃のバイトで大学にいた倖生と偶然会う。倖生に片思いしていたらしい。倖生が住み込みバイト先のありすと近づいていることに不満。誠士と倖生の関係を知っている様子。

<ありすのお勝手>

  • 柴埼明里(金澤美穂)…『ありすのお勝手』の常連客になる近所の会社員。メニューがなく、あっかんべーをさせる店に最初は不審がるが、自分の体に合った料理を出してもらい驚く。
  • 白石雅美(伊藤麻実子)…『ありすのお勝手』の常連客。近所の歯科の歯科衛生士。
  • 柏原優奈(新井郁)和紗のママ友。息子のお受験で神経をすり減らしている。

 

  • 三國谷優作(前原瑞樹)…28歳。『ありすのお勝手』に食材を納入する『スーパー三國谷』の店長。今は真面目に働いているが、昔はありすをイジメており、それをよく覚えているありすから嫌がられている。

<五條製薬>

  • 五條蒔子(木村多江)…51歳。五條製薬のCEOの娘。研究開発担当取締役。新薬を作り出す創薬化学者。夫・誠士が次のCDOとなる予定。
  • 五條道隆(北大路欣也)…74歳。五條製薬のCEO。蒔子の父。娘婿の誠士にCEOを譲って快調になる予定。ありすを孫と認めたくない様子。
  • 五條誠士(萩原聖人)…52歳。蒔子の夫。もともとは蒔子と心護と同じ五條製薬の研究者だったが、蒔子の夫となってからは経営に携わっている。

 

4話のあらすじ

突然ありす(門脇麦)の前に現れた五條蒔子(木村多江)。

心護(大森南朋)に五條製薬に戻ってほしいと話そうとするが、新護は強い口調で追い返す。

前にも何度か蒔子が会いに来ており、その度にお金の話をして心護とケンカをしていたと記憶していたありす。

倖生(永瀬廉)に、母がお金を払って自分を捨てたのだと言う。

ありすは、母の写真を見せてもらったことも自分が引き取られる前の話も心護から全く聞かされていない。隠されている。

倖生は、お金で揉めていたというだけで、ありすが捨てられたのかどうかはわからないと返す。

父と母の喧嘩を見て心細くなったありすに、そっと寄り添ってあげる倖生だった。

 

翌日。

出勤してきた和紗は、出産1か月前を控え、倖生に接客を叩きこむと言う。

倖生の無愛想な対応を改めよと言い、ありすが同意。

ありすは、倖生に前髪をあげることを提案。常連さんの雅美(伊藤麻実子)たちに早速好意的に受け入れられる。

が、職場の同僚・大塚(渡辺大知)に片思いしている明里(金澤美穂)は、倖生のイケメンぶりが上がっていても興味なし。和紗に恋の相談をする。

恋愛経験が少なく自信がない朱里の落ち込みように困った和紗は、ありすの話を振ると

「私には恋愛はわかりません。そんなことする資格がないので。」

「私には愛される資格も愛する資格もないんです。」

 

と言うありす。

周りに迷惑をかける自分は、恋愛をしてもそのうち愛想を尽かされ捨てられると断言。

ありすの話を聞いて、無理に頑張って傷つくことないと納得しようとする明里。

和沙は

「それで納得して死ねる?本当に好きなら勇気を持って踏み込んで行かなきゃ。」

「今行動しないと、一生後悔するよ。」

 

とアドバイス

和紗の話に心動かされたのは明里だけではなく、倖生も行動しようと、ありすを外で話をしようと誘う。

閉店後。

家族に、倖生がありすをデートに誘ったと嬉しそうに報告する和紗

これから娘が生まれるかもしれない夫の金之助(大東駿介)は、もう既に我が娘を手放す日を想像して複雑な気持ちになる。

和紗は、ありすが恋愛でもして、もうちょっと前向きになってくれたら。と言い、三ツ沢の家族は全員で二人のデートを想像してはしゃぐのだった。

 

しかし倖生がありすを連れ出したのは、デートではなく五條製薬だった。

蒔子(木村多江)とありすを直接会わせて、話をさせようと思ったのだ。

怒る心護や、捨てたと思っている母を見て愛される資格がないと嘆くありすに、倖生は

「決めつけて後ろ向きになるくらいなら、ちゃんと知った方がいい。」

と背中を押す。

しかし役員である蒔子にアポなしで会うのは難しく、会社のエントランスで大騒ぎとなり、警備員が出てくる事態に。

ありすは、自分の携帯番号が書かれた紙を受付の女性に託し、

「八重森ありすが来たと伝えてください。」

と言って去って行った。

その後、騒ぎに気付いた誠士(萩原聖人)が携帯番号のメモを受付から受け取り、蒔子に渡すことなく捨ててしまった。

 

母から連絡がないと、ますます落ち込むありす。

余計なことをしたと反省する倖生は、

「諦めないでよ。」

と励まし、次は心護に直接話を聞こうとするが、何も聞けないありす。

倖生とありすが自分に隠れてコソコソ話をしているのに気付いた心護は、翌日出勤前に和紗に探りを入れる。

何も答えられない和紗の代わりに金之助が、前日和紗が話していた、倖生とありすがデートして付き合うかも!の話を、心護に言ってしまう。

大学に清掃のバイトで来ていた倖生が、学生たちからありすとの関係を聞かれ、否定するのを聞いた心護。

だが、本当のところは何も聞けずじまいだった。

倖生が好きな人がいないかどうか、倖生の高校時代の同級生で大学を出入りしている松浦百花(大友花恋)も気になっていた。

好きな人はいない。自分にはそんな資格はないという倖生。

 

倖生には犯罪を犯した父がおり、幼い頃から周りから犯罪者の息子と色眼鏡で見られ、嫌な思いをしていた。

高校を出て働いていた職場で、同僚の財布がなくなり同僚から疑われ、疑ってきた同僚を殴り逮捕。不起訴となった過去があった。

和紗は、何度もありすのために五條製薬に乗り込んで話をしようと動く倖生に、ありすのことが好きなんだろうと思っていた。

しかし、自分には人を好きになる資格がないと和紗に言う倖生。

和紗は、ありすに「諦めないでよ。」と言っておきながら、自分は人を好きになることを諦めている倖生を一喝。

倖生は、自分ではできないことをありすにやらせ、自分は安全なところでありすに気持ちを託していたことに気付く。

帰宅後。

和紗のアドバイスで行動し、恋が実った明里に協力したいと、バレンタインのチョコレートの研究をするありすを見て、落ち込む倖生だった。

 

ありすと倖生が五條製薬に行ったことが、誠士から心護に伝わっていた。

ありすは、心護が母が事故で死んだと言うが、何の事故かも教えてくれず。母の写真も見せないのは変だと主張。

心護は

「お父さんがいるだけじゃ幸せじゃないのか?今の生活に不満があるのか?」

とありすを怒る。

「お母さんが生きているのなら、私はお母さんに会いたいです。」

「ちゃんとお母さんと話したいです。」

とありすが返す。

話は平行線で、心護からは何も聞けないままだった。

 

倖生は、ありすにお弁当を作ってもらったことで、五條製薬に行った時にお弁当屋さんがすんなり受付の人に通してもらっていたことを思い出す。

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倖生が思いついた策とは?

ありすと母は会えるのかーーーー?

 

…というお話でした。

 

誠士は倖生の父じゃなかった

前回、誠士を見た倖生が複雑な顔をしていたので、てっきり誠士が倖生の父だと思って3話の感想にも堂々と書いていました。

しかーし!

今回、倖生の父親のことが語られ、別人でした。

倖生の父親は過去に犯罪を犯したらしく、倖生は犯罪者の息子と蔑まれ、嫌な目に遭ってきたようです。

私の予想、大ハズレ!!!

だったら、なんで倖生は誠士を見て複雑な表情を見せたのかな?

あれ?

もしかして、普通に見たのを視聴者の私が勝手に深読みしただけ??

大変失礼しました。

訂正してお詫び申し上げます。

 

蒔子はありすの母じゃなかった!

4話で驚いたのは、蒔子さんはありすの母じゃありませんでした。

ありすは、前に何度か蒔子さんが会いに来たのを和紗に話していて、和紗から「お母さんだよ!」と言われたのを信じて、蒔子さんをお母さんと信じてきたらしいです。


なんちゅーオチ!!!

 

じゃあ誰が母かというと、蒔子さんの妹・未知子さんが母親。

1話でありすが燃え上がった火を恐れていましたが、お母さんは五條製薬の研究所の火事で亡くなったというのが真相でした。

 

ありすの母役に国仲涼子さん

その母親役を演じていたのが、国仲涼子さん。

国仲涼子さん、初めて出てきてもうお亡くなりに…。

大河ドラマ『光る君へ』ででも、吉高由里子さん演じる主人公まひろの母親・ちやは役を演じられていて、初回で刺殺される役でした。

国仲さんが死ぬ役を連続して見てショックを受けました。

でも!

国仲さん、若いお母さん役にぴったりですね!

久しぶりに国仲さんを見たような気がしますが、全く老けてない。

亡くなるショックもあるが、その事にもビックリ。

美しい人は美しい!!!

 

そんな血筋にこだわる?

4話で、萩原聖人さん演じる蒔子の夫・誠士が一番、ありすが五條製薬に関わることを嫌がってるのが分かりました。

北大路欣也さん演じる蒔子の父・道隆は、ありすを役に立たない人間と見て、孫娘と認めてない様子。

誠士は、五條製薬を継ぎたいけど、自分たち夫婦には子供がいないし、唯一の孫であるありすが邪魔みたいです。

心護にありすを押し付けて、外に出してくれたことによかったと思っていそう。

 

うーん。

そんな血筋って重要?

優秀なら蒔子の夫の誠士が次のCEOになるって話、とても自然な流れだと思うけど。

ありすは食堂やってるし、全く五條製薬とは関係ない暮らししてるし。

何をそこまで恐れる必要があるのか?とても不思議。

会社の後継者は血筋より、能力でしょ?

 

日本って、昔から家を保つために自分の子どもに能力なかったら、別の家から優秀な人を養子にして家業を継がせるってことしてきたと思うけど。

なにをそんなにこだわるのか?

よく分からん話になっていきそうだな~~。

 

築いた財産を人に手渡したくないってことか。

道隆は、ありすを能力ない人とみなして、誠士を後継者にしたんだから、安心していいと思うが!!

せっかくのほのぼの食堂の話が、会社の後継者争いの話になっていきそう。

面白かったらいいけど!

ありすなんて、後継者争いの話から一番遠いところにいそうだけど!!

 

火事の原因を知ってる誠士?

前々から、蒔子の優しい夫を演じながらも妙な表情を浮かべ続けてきた萩原聖人さん演じる誠士。

今回は、蒔子に渡して欲しいありすの電話番号は捨てるし。

ありすが来たことを蒔子に言わないし。

 

最後は、ありすの母が亡くなる原因になった火事の真相を、心護に問い詰められていました。

誠士よ!

未知子さんとありす2人を焼き殺そうとしたのか?

もうめちゃくちゃ。

ほのぼの食堂話だけでいいよ!!!

 

以上、『厨房のありす』4話を見たあらすじと感想でした。

 

 

春になったら 4話のあらすじと感想 48年振りに親友と会って謝りたいこと親友が謝ってきたこと!感動の4話

2024年2月5日月曜夜10時からフジテレビ系列でドラマ『春になったら』4話が放送されました。

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前回、3話の感想はこちら。↓↓↓

 

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おもな登場人物

  • 椎名瞳(奈緒)…28歳。助産師。一馬と春、誕生日に結婚の予定。6歳で母を亡くし、父娘ふたりで暮らしてきた。売れない芸人で10歳年上の一馬との結婚を父・雅彦に反対される。治療を拒否する雅彦に治療を受けてほしいと思い、わざと結婚話で心配させるが、全部見抜かれていた。
  • 椎名雅彦(木梨憲武)…瞳の父。62歳。実演販売士。すい臓がんで余命3ヶ月。春までに死ぬという。治療だけに専念して普通の生活が出来なくなることを嫌がり、治療を拒否。緩和ケアしてもらって生きていくことを選ぶ。
  • 川上一馬(濱田岳)…お笑い芸人。瞳の婚約者。芸名は、カズマルくん。瞳とは10歳年上。バツイチで子どもがいる。
  • 川上龍之介(石塚陸翔)…一馬の息子。
  • 神尾まき(筒井真理子)…雅彦の姉。瞳の伯母。花屋。
  • 椎名佳乃(森カンナ)…瞳の死別した母。
  • 岸圭吾(深澤辰哉)…瞳の学生時代からの友人。葬儀屋。学生時代から瞳が好き。
  • 大里美奈子(見上愛)…瞳の学生時代からの友人。OL。岸が好きな様子。
  • 阿波野弘(光石研)…桜鈴会病院の緩和ケアの医師。
  • 杉村節子(小林聡美)…杉村助産院の院長。瞳の上司。
  • 斎藤愛里(影山優佳)…杉村助産院の助産師。瞳の同僚。
  • 矢萩亜弥(杏花)…20歳の妊婦。妊娠をきっかけにショップ店員を辞めた。
  • 矢萩祐作(金子隼也)…亜弥の夫。亜弥の妊娠を知り、専門学校を辞めて働く。
  • 中井義広(矢柴俊博)…実演販売会社『ヨッシーコーポレーション』の社長。
  • 加賀屋吾郎(葵揚)…『ヨッシーコーポレーション』勤務の実演販売士の見習い。
  • 森野舞衣(橋本マナミ)…ブライダル会社Lily Braidal。黒沢の先輩。
  • 黒沢健(西垣匠)…Lily Braidalの社員。瞳、一馬の結婚式を担当する。

 

4話のあらすじ

2024年2月1日。

瞳(奈緒)が結婚話を保留したことに、ショックを受ける一馬(濱田岳)と雅彦(木梨憲武)。

雅彦は、職場で後輩実演販売員・加賀屋吾郎(葵揚)の教育を熱心に育て、人知れず後進に技術を伝える作業に入る。

一馬は、雅彦に瞳との結婚を認めてもらえるよう芸人を辞め、塾講師に。

さらに一馬は、瞳に黙って一人でウェディングプランナー・黒沢健(西垣匠)に結婚式の打ち合わせを続ける。

そして、まきおばさん(筒井真理子)にもお花の件で話をするが、まきは一馬が芸人を辞めたことを疑問に感じた様子。

まきは、雅彦がD1グランプリの準々決勝で、カズマルに1票を入れたことを聞いており、一馬が芸人を辞めたら、雅彦が残念がるだろう。と伝えた。

一馬が芸人を辞めたことを、息子の龍之介(石塚陸翔)は冷静に見つめる。

必死に芸人への未練を断ち切ろうとする一馬。

しかし授業中に生徒に「ドンマイドンマイ!僕は好きだよ。」と言ってしまったことで、カズマルだとバレてしまい、子供たちに騒がれてしまうのだった。



一方。

雅彦の病気のことで頭がいっぱいの瞳。

雅彦の主治医・阿波野医師(光石研)に、雅彦の死ぬまでにやりたいことリストがカウントダウンをしているみたいだと複雑な気持ちを告白。

自らの結婚話まで延期しようとしている瞳に、阿波野医師は、雅彦に寄り添いたい瞳の気持ちに理解を示しながらも

「誰もがいつかは亡くなるんです。」

「だからこそ、今を生きるんです。」

「どうか瞳さん、ご自分の幸せも考えてください。」

 

と言うのだった。

 

阿波野医師に言葉をかけられたところで、一馬との結婚にすぐ前向きになる気持ちになれない瞳。

 

雅彦が死ぬまでにやりたいことリスト

  • 伊豆に行く
  • 神(じん)に謝る
  • 遊園地ではしゃぎまくる
  • 友だち呼んでホームパーティー
  • タイムカプセルを開ける
  • 英語をマスターする
  • カズマルを瞳から追い払う

 

の、神に謝るを実行しようと雅彦を誘う。

神とは、雅彦の中学生時代の親友で、小川久美ちゃんという女の子のことで謝りたいが、今どこにいるかもわからないと言うのだ。

中2の時。

神君が好きだった久美ちゃんに神君の代わりに気持ちを伝えたら、久美ちゃんに告白され、神君に黙って付き合い親友を裏切ったことをずっと謝りたいと思っていたそう。

瞳がネットで神くんの名前で検索すると、神君がSNSをやっていたことですぐに居場所が判明。

神君がやっている喫茶店に会いに行くことになった。

神健一郎(中井貴一)は、雅彦が来てもすぐに誰だか分からず。

雅彦が名前を名乗ると、微妙な表情を浮かべる。

中学時代の話をして謝った雅彦だったが、神君は逆に

「謝らなきゃいけないのは僕のほう。」

「マイタのこと。」

高校の時のことだと言う。

しかし雅彦は全く思い出せない。

申し訳なさそうにしている神君からは、それ以上何も聞き出せず。

帰宅してからも、ずっと思い出そうとする雅彦だがどうしても思い出せない。

後日。

瞳が自宅に呼んで一緒に食事をすることになった学生時代の友達・美奈子(見上愛)、岸(深澤辰哉)にも一緒に考えてもらったが、分からない。

娘の友達をもてなし、はしゃぐ雅彦だった。

 

瞳は、雅彦が通っていた高校に行ってみようと提案。

校舎を眺めたが、「マイタ」が何か?思い出せない。

次に通学路をたどっていた途中で、やっと思い出した雅彦。

 

神君が雅彦に謝りたかったこととは?

48年ぶりに再会した親友との友情は復活するのか?

 

…というお話でした。

 

自分の幸せも考える

雅彦の死ぬまでにやりたいことリストを叶えていくことで、カウントダウンして行っているように感じる瞳。

自分の結婚は待って、まずはお父さんに寄り添おうとする気持ち。

分かります!

でも、阿波野先生の

「誰もがいつかは亡くなるんです。」

「だからこそ、今を生きるんです。」

「どうか瞳さん、ご自分の幸せも考えてください。」

は、沁みました。

家族のことが大好きだからこそ、もしかしていなくなってしまった時に、自分が壊れてしまわないよう。

自分の幸せもちゃんと確保しとかないと!という考えもよく分かります。

瞳は、雅彦が全く自分を頼って来てくれないのも寂しいのだと思います。

依存されるのもしんどいけど、何も頼ってくれないのもまた、寂しい。

私も結婚で家を出る時に、母と弟を残すのがとても心配でしたけど、出ておかないと、もし二人ともいなくなったら、今度は自分が一人になってしまう。

そっちの方が怖い。と思って、非情ではありますが、出て行きました。

阿波野先生の言葉に「その通り!」と心から思いました。

瞳ちゃん!

ちゃんと我を通して頑張って!

お父さんが反対するからって、負けないでほしい。

お父さん、自分を残していってしまうんだから。

無責任に反対だけしていくんじゃないよ!と思ってしまいます。

 

なーんて、冷たいな~と自分でも思います。

 

神君の謝りたいこと

中井貴一さんが演じていた、雅彦の中高の同級生・神君。

高校時代に、神君が先輩に逆らえずにたばこを吸って。

パン屋に見つかって逃げたら、何も知らずに通りかかった雅彦が捕まって、学校に突き出された。

当時野球部で、喫煙がバレると甲子園に行くことができない。

雅彦が黙っていてくれたが、そのことで志望大学の推薦が受けられず。

罪悪感を感じながらも謝れずにそのまま大学に進学して、バラバラになってしまった。

 

うーん。

高校野球が、部員の喫煙で大会に出場できなくなる話、よくありましたね。

今も連帯責任で出場できなくなること、あるのでしょうか?

昔はしょっちゅう、喫煙で出場停止の話を聞いたような気がします。

 

でも!

雅彦は全くそのことを覚えていなかった。

自分の成績が悪かったから推薦を受けられなかったと言って、そんなことよりも、神君と親友に戻れない事の方がツラい。

なーんていい人なんでしょう!雅彦さん。

もし私が雅彦の立場なら、恨んでるかもしれない。

 

一方で、神君の申し訳ない気持ちも分かります。

中井貴一さんの、申し訳なさそうにしている表情がたまりませんでした。

年齢を経て、ずっと胸につかえてきた思いを吐き出す。

自分が勝手にやっただけ、という雅彦の気持ちも。

申し訳なかったと思い続けた神君の気持ちも。

どっちの気持ちも伝わってきて、じーんとなりました。

 

オチも良かった!

オチとして、雅彦がずっと心に引っかかっていた小川久美ちゃんが、現在の神君の妻っていうのもよかった。

雅彦がフラれたあとに、神君と付き合っていたこと。

ちょっと間があいて再会してまた付き合って、結婚。

高校時代は、神君と久美ちゃんは会ってなかったのかも。

 

あるある話だし、ベタな話だし、先が見えてた話の展開ではありましたけど。

雅彦が「なんだよー!」と言って悔しがって、絡んでいくシーンが、高校時代の二人に戻ってて、不覚にも感動してしまった。

二人の笑顔がよかった。

年齢を経ている二人だからこそできる、いい雰囲気。

自分にも、こういう思い出がなかったのか、考える時間にもなりました。

 

いい話を見せてもらいました!!!

 

あ、瞳の結婚話どうなった??

雅彦は、岸君が気に入ったみたいだけど??

 

以上、『春になったら』4話のあらすじと感想でした。

 

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さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~4話のあらすじと感想 古谷のプロポーズで志帆が俊平と復縁拒否!?

2024年2月4日日曜から、TBS系列でドラマ『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』4話が放送されました。

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前回、第3話の感想はこちら。↓

 

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おもな登場人物

  • 夏目俊平(西島秀俊)…20代の頃から海外のオーケストラで活躍してきた元指揮者。大好きな音楽に対して、アパッシオナート(情熱的)だが、音楽以外はポンコツ。5年前のできごとをきっかけに家族の前から姿を消し、音楽の世界からも離れる。が、数十年ぶりに帰国。晴見フィルハーモニーで指揮をすることになる。
  • (芦田愛菜)…俊平と志帆の娘。晴見市役所の総務課で働く実家暮らしの20歳。5年前の出来事で父親と決別。父と違い音楽を嫌い音楽のない人生を送る。突然の父の帰国で、気まずさを抱えながら同居することに。職場では、総務課から応援で文化振興課に異動。晴見フィルの活動拠点のあおぞらホールで、廃団が決まった晴見フィルの後片付けを命じられる。
  • 志帆(石田ゆり子)…響と海の母。率直な物言いをする性格。俊平と結婚後は画家になる夢を捨てポンコツな俊平の世話をしていたが、5年前のできごとをきっかけに子どもたちを連れて夫の元を去る。実家の晴見市で暮らし俊平と連絡を断っていたが、晴見フィルハーモニーの指揮者として、団長の古谷に俊平を推薦。自分がいなくなることで俊平と響が交わることを期待し、フランスまで仕事に行くと嘘をついて俊平を帰国させ、強引に子供たちと同居するように持って行く。本当は日本にいて、古谷だけが居場所を知ってる。ということだったが…。
  • (大西利空)…俊平と志帆の息子。フランスからの帰国子女で高校2年生。コミュニケーション能力が高く、父と姉のあいだに立ってフォローする役割をしてくれる。フランスに行ったはずの母らしき人物を近所のスーパーで目撃する。

<<晴見フィルハーモニー>>

  • 古谷悟史(玉山鉄二)…晴見市役所観光課職員。晴見フィルハーモニーの団長。ファゴット担当。誠実で心優しい。楽団の廃団を阻止するために俊平を指揮者として迎えようと奮闘。志帆がフランスに行かず日本にいることを俊平に秘密にしている。
  • 森大輝(宮沢氷魚)…晴見市役所観光課職員。晴見フィルハーモニーではトラペットを担当。小学生の時から吹奏楽をやり、持ち前のポジティブさで人一倍練習熱心。だが、感情が表に出てしまい音程が安定せず。同僚の響とは職場仲間で、次第に関係を深める。
  • 近藤益夫(津田寛治)…建設会社社長。晴見フィルハーモニーコンサートマスター。バイオリオン担当。クラシックが大好きで、指揮者になるのが夢。楽団ではボスだが、家族には相手にされていない。
  • 谷崎天音(當真あみ)…高校2年生。クラシックに憧れ、音楽経験ゼロで晴見フィルハーモニーに入団。楽天的で楽器演奏を甘く見ているところがある。しかし明るさの裏に秘密あり。
  • 内村菜々(久間田琳加)…大学生。プレッシャーに弱いティンパニー担当。真面目で練習熱心。高校時代にトラウマがあり、自信が持てていない。欠員が出ているチェリストに、自信が推している羽野蓮を俊平に紹介する。
  • 羽野蓮(佐藤緋美)…工場勤務をする寡黙でクールな青年。幼い頃からの才能に恵まれていたチェリスト。かつてCDデビューまでして活躍していたが、儲け重視でやりたい音楽ができなくなったことと、自分が音楽をやることで父の会社のお金を母が使い込み、不仲になったこともきっかけで音楽活動を辞めていた。俊平と出会い、晴見フィルハーモニーに誘われる。
  • 倉科瑠李(新木優子)…プロのオーケストラを渡り歩いてきたフルート奏者。恋愛絡みで問題を起こし、数々のオケをクビになって来た過去がある。狙った獲物は逃がさない"カルメン"。晴見フィルからの誘いを何度も断っている。が、また恋愛沙で問題を起こし、所属していた楽団を試用期間のあいだに解雇されてしまう。古谷のスカウトで、廃団が決まった晴見フィルに次の楽団が決まるまでと決め入団する。次は俊平を狙っている。

<<その他>>

  • 白石一生(淵上泰史)…晴見市長。前市長が建てた晴見市あおぞら文化ホールをお荷物だと考えており、音楽もお金にならないものだと言い、晴見フィルハーモニーの俊平と対立する。市議会で晴見フィルの助成金をの打ち切りと廃団が決議されたことで、晴見フィルへの圧力を強める。
  • 鏑木晃一(満島真之介)…謎の男。5年前の俊平の事件を知っている様子で晴見フィルハーモニーへ近づく。この男の存在が楽団に波紋を呼ぶ。
  • 小村二朗(西田敏行)…大輝の祖父。「うたカフェ二朗」と店主。晴見フィルハーモニーの最古参で、ほとんどすべての楽器を演奏した経験がある音楽好き。俊平の過去を知っているらしく、俊平の良き相談相手。

 

4話のあらすじ

あおぞらホールの練習室で、天音(當真あみ)が置きっぱなしにしていたバイオリンを一人弾いていた響(芦田愛菜)。

その様子を見たのが大輝(宮沢氷魚)と羽野蓮(佐藤緋美)と天音。

大輝は、響きが晴見フィルに加わって、マエストロ・俊平(西島秀俊)と親子競演して欲しいと熱望するが、記憶から消して欲しい。と頼む響。

さらに、俊平には絶対言わないようにと言う。

羽野と大輝は響の押しの強さに押されOKするが、天音は黙っているかわりにバイオリンのコーチをして欲しいと頼む。

弱みを握られた響は、嫌々天音のコーチを引き受けることになる。

 

家にいた俊平は、道の駅出張コンサートで見た志帆(石田ゆり子)の姿に戸惑っていた。

志帆に何度連絡をしてもつながらず、古谷(玉山鉄二)に相談。

何も答えられずに立ち去る古谷。

古谷は、志帆が国内にいることを知っている上、1年前に画家として絵画教室のモデルを晴見フィルが務めた時、絵の先生をしていた志帆に一目ぼれ。

大輝から、志帆が「バツイチ独身」と聞かされていたため、一気に恋に落ちた古谷は、プロポーズまでしていた。

既婚者だと明かされた志帆にフラれ現在に至るのだが、志帆のことが好きなのは今も変わらず。

俊平のことも好きになった古谷は、自分の気持ちと志帆の居場所、どちらも隠し通さないといけない。

そして、俊平目当てに晴見フィルに入って来たフルートの瑠李(新木優子)も、俊平に熱視線を送っていた。

俊平・志帆夫婦に、それぞれ思いを寄せる人物がいるのだ。

晴見フィルの明るいニュースとしては、道の駅コンサートの動画がネットで拡散される。

世間から、晴見フィルを残して欲しいと言われたら困ると考えた白石市長(淵上泰史)。

市長の意を察した、響の直接の上司・滝田課長(山本圭祐)は、お金、家庭女性と、町にいられなくなる身辺情報を集め、俊平を追い出そうと画策するのだった。

 

そんななか、突然志帆が俊平の前に現れ、最初からパリに行っておらず日本にいたことを告白。

響と俊平の仲がよくなるように、フランスに行ってるフリをしていると響が知ったら、へそ曲げて修復不可能になる。と、響にはバレないようにと釘をさす志帆。

今は町はずれのアトリエにいて、個展をやるための作品を描いていると明かす。

帰ってくればいい。と促す俊平に

「帰らない。あなたがいる間は。」

と拒否する志帆。そんな夫婦の姿を、響が見てしまっていた。

 

後日。

俊平は、二朗(西田敏行)に連れられ、『フィガロ』という理髪店を営む古谷の父・太郎(不破万作)を訪ねる。

太郎から、古谷に1年前にプロポーズした女性がいることを聞いた俊平は、志帆とのことを相談。

太郎と二朗に励まされた俊平は、志帆に正直な気持ちを伝える勇気をもらう。



俊平は、志帆とレストランで待ち合わせ。

店の前で、偶然居合わせた海(大西利空)と天音は、夫婦を追って店に入り、俊平を尾行していた響も、俊平たちに気付かれないよう夫婦が座る席の近くを陣取る。

「もう一度やり直したい。家族を。」

言う俊平。

しかし志帆は、画家になるためにフランスに行ったのに、俊平と出会って2人子供が生まれ、家族の世話に追われ、全く絵を描けなかった不満を一気に吐き出す。

「あなたって人はね、周りの人をマネージャーにするのよ。」

「あなたの本質には、自分の芸術のためなら他を犠牲にしても構わないっていうカチカチの傲慢さがある。」

「あなたが音楽を愛しているのと同じぐらい、私だって絵を愛していたのに。あなたはそのことについて、あまりにも無関心だった。」

「あながが指揮棒振ってたあいだに、私は人生を棒に振っていたんだから。」

 

と断じた。

5年前の響の一件で落ち込む俊平を見て、これ以上世話をするのが嫌になり、子供たちは自分が守って、人生を取り戻す決心して家を出た志帆。

3月に終わる晴見フィルと時期を合わせて、離婚をしようと言う。

それでもすがる俊平に、ダメ押しで「プロポーズされた」と明かした志帆だった。

 

志帆にプロポーズしたことを隠したいが、志帆への思いは本物だと葛藤する古谷。

ストレスで腹痛を起こした俊平を狙って、志帆を敵視する瑠李。

音が間違えた人が、志帆にプロポーズした人間だと俊平にアドバイスした二朗は、志帆を、晴見フィル出張演奏するレストランに呼び出す。。

レストランには、俊平のスキャンダルを狙う市長も、俊平を調べている謎の男・鏑木(満満島真之介)も来ていた。

 

緊張が走るレストランで、晴見フィルによるロッシーニ作曲のオペラ『セヴィリアの理髪師』序曲の演奏がはじまるーーー。

 

…というお話でした。

 

俊平の傲慢さ

これまで志帆は、響と俊平を仲良くさせようと、フランスに行ったフリをしていた思われていました。

家族を支えてくれていた志帆。

子どもたちがいい年して家事を手伝おうとしない。と、古谷にグチをこぼしているのはこれまで放送されていて、子供たちへの不満があるのはわかっていました。

が、一番不満を持っていたのは、俊平に対してだったと4話で分かりました。

「あなたの本質には、自分の芸術のためなら他を犠牲にしても構わないっていうカチカチの傲慢さがある。」

この言葉が一番強烈でした!

「君は何にも変わらないね、じゃないの。私は変わったの。」

 

先週の、響にも

「こっちに帰ってきたおかげで出会えたのもたくさんあるし、私は前に進んでる!」

と言われいたし、俊平は自分の基準でしか人を見れない傾向があるんでしょうー!

 

志帆が言う通り

傲慢さがある。かもしれない。

 

俊平の自覚のなさは置いといて。

先週の響の涙ながらの訴えは、若者が自分でも整理できないイライラを親にぶつけている未熟さを感じて感情移入できませんでした。

が、今週の志帆の言葉は面白かった!

石田ゆり子さんがいいのかな?

怒りの演技に引き込まれました。

「おー!言ったれー!」と応援したくなる気持ちになりました。

そういうことだったのか!とめちゃくちゃ納得。

俊平が、自分のことちゃんとできる人間にならないと、元のさやに戻ることはないと思います。

 

101回目のプロポーズ』の時の石田ゆり子さんは、棒読みでただかわいいだけで石田ひかりさんのお姉さんってだけで、そう引き込まれるような感じもなかったですが。

今は、本当にこういう女性がいて、その人が言ってるように見える。

 

古谷が志帆にプロポーズまでしてた!

今回驚いたのは、古谷が志帆にプロポーズまでしていたこと!

古谷が志帆に片思いしているのは分かっていましたが、フワッとした気持ちじゃなくて、結婚したいとまで思っていたとは!

でも夫の俊平とも仲良くなって、葛藤する古谷。

志帆は、古谷のこと全く恋愛感情持ってないみたいだし。

かわいそうな位置になってきました。

プロポーズされたのは嬉しい。とかなんとか、サラッという志帆も悪魔ですね。

古谷が諦めようとしてても、こんなこと言われたら、期待を持ってしまうのでは?

 

あと、瑠李が志帆を敵視し始めました。

瑠李が本気で俊平を狙っていたのは驚き!

 

俊平・志帆夫婦が本当に離婚するのか?

志帆の主張を見ていたらーーすると思うけど。

離婚したらしたで、色々絡まって複雑になりそうーーー。

面白くなってきました!!

 

俊平の体調

予告で倒れていた俊平。

ドラマのタイトルに「さよなら」が入っているので、もしや重病かも?と心配していましたが、少し休んだら回復していました。

安心。

瑠李が俊平を介抱することで、恋の四角関係に参加するきっかけになったし、ちょっとお腹が痛んだだけ。だと信じたいです。

怖い方向への伏線になりませんように!

 

響はまだこじらせたまま

両親が会っているのを発見して、2人で自分のことを心配してくれてると思って呆れていた響。

しかし実際は、両親が自分のことをきっかけに離婚に向かってることにショックを受けていました。

弟の海に「思春期」「いい加減疲れる。」と言われても、ピンと来ていない響。

 

うーん。

3話の終わりでバイオリンを弾き出したので、やっと逃げている自分の気持ちに気付いて向き合うのかと思っていたのに。

偶然演奏を聴いてしまった人たちに口止めして、まだまだこじらせキャラを邁進中。

いつになったらキャラ変するんでしょう?

このドラマ、タイトルに「父と私の」って入ってるから、西島さんと芦田さんのドラマなんですよね?

娘の方の感情移入ができないな~~。

海君じゃなくても疲れる。

何がそんなに不満か分からないから、かなりイライラします。

 

次回には、響の思いが明かされるのかな?

 

以上、『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』4話のあらすじと感想でした。

 

 

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厨房のありす 3話のあらすじと感想 謎が深まる五條製薬との関係!倖生も関わりアリ?

2024年2月4日夜10時30分から、日本テレビ系列でドラマ『厨房のありす』3話が放送されました。

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前回、2話の感想はこちら。↓↓↓

 

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おもな登場人物

  • 八重森ありす(門脇麦)…28歳。料理店「ありすのお勝手」の店長。自閉スペクトラム症(ASD)でコミュニケーションが苦手。正直すぎる言葉を言ってしまうため接客が出来ず、親友の和紗に接客をやってもらっている。3歳の頃から父・心護と二人で暮らす。有機化学者の心護の影響で化学が好きで、科学に関しては驚異的な記憶力がある。子供の頃から大学生の問題を解けるほど。化学式と化学変化で料理を理解し「料理は化学です。」と言うのが口癖。店にメニューはなく、お客さんの体調に合わせた料理を作って出す天才料理人。
  • 三ッ沢和紗(前田敦子)…28歳。ありすの親友。『三ッ沢工務店』の娘で元ヤン。幼い頃からありすを守ってきた。2人の息子がおり、3人目の出産に合わせ、『ありすのお勝手』で自分に代わる接客担当のバイトを募集。新人の倖生にありすとの付き合い方を教える。
  • 酒江倖生(永瀬廉)…24歳。『ありすのお勝手』に住み込み希望で接客バイトに応募してくる。1年ほどネットカフェで生活していて住所不定。不審者扱いされるが、ありすに気に入られ『ありすのお勝手』でバイトすることに。一方で、夜間に心護が勤める東名大学の清掃のバイトも掛け持ちしている。徐々にアリスの信頼を得ていくことになるが、実は店に来た目的があるよう…。
  • 八重森心護(大森南朋)…51歳。ありすを男手ひとつで育てる未婚の父。東名大学で有機化学の教授。ゲイであることを公言し、同じくゲイの教え子の恋愛相談に乗る。娘のありすを愛情深く育て、心配し過ぎる部分がある。ありすには母は死んだと言っているが…。

<三ッ沢工務店>

  • 三ッ沢定一郎(皆川猿時)…55歳。和紗の父で、『三ッ沢工務店』の社長。一流の大工で一本気。娘の和紗にありすを守ってやるよう言い聞かせる。孫に好かれたいゆえに甘やかせ、和紗に叱られている。最近腰痛がでてきた。
  • 三ッ沢明希子(阿南敦子)…53歳。和紗の母。『三ッ沢工務店』専務。世話好きで、昔からありすたちを支えてきた。
  • 三ッ沢金之助(大東駿介)….34歳。和紗の夫。愛妻家で子煩悩。義父・定一郎の工務店で働く腕のいい大工。腰痛の定一郎に代わって棟梁を務める。単純な性格で思ったことをすぐに口に出す性格。
  • 三ッ沢虎之助(三浦綺羅)和紗の長男。冷静。
  • 三ッ沢銀之助(湯本晴)和紗の二男。野菜嫌い。

<東名大学>

  • 山口礼央(橘優輝)…22歳。心護の研究室にする学生。恋人栄太と同じゲイの心護に恋愛相談をする。
  • 野村栄太(堀野内智)…22歳。心護の研究室の学生。マッチングアプリで知り合ったのが、同じ大学で専攻も同じだった。やきもち焼き。
  • 松浦百花(大友花恋)…25歳。東名大学に出入りする稲城化成の営業担当。倖生の高校の時の同級生。清掃のバイトで大学にいた倖生と偶然会う。倖生に片思いしていた。

<ありすのお勝手>

  • 柴埼明里(金澤美穂)…『ありすのお勝手』の常連客になる近所の会社員。メニューがなく、あっかんべーをさせる店に最初は不審がるが、自分の体に合った料理を出してもらい驚く。
  • 白石雅美(伊藤麻実子)…『ありすのお勝手』の常連客。近所の歯科の歯科衛生士。
  • 柏原優奈(新井郁)和紗のママ友。息子のお受験で神経をすり減らしている。

 

  • 三國谷優作(前原瑞樹)…28歳。『ありすのお勝手』に食材を納入する『スーパー三國谷』の店長。今は真面目に働いているが、昔はありすをイジメており、それをよく覚えているありすから嫌がられている。

<五條製薬>

  • 五條蒔子(木村多江)…51歳。五條製薬のCEOの娘。研究開発担当取締役。新薬を作り出す創薬化学者。夫・誠士が次のCDOとなる予定。
  • 五條道隆(北大路欣也)…74歳。五條製薬のCEO。蒔子の父。娘婿の誠士にCEOを譲って快調になる予定。ありすを孫と認めたくない様子。
  • 五條誠士(萩原聖人)…52歳。蒔子の夫。もともとは蒔子と心護と同じ五條製薬の研究者だったが、蒔子の夫となってからは経営に携わっている。

 

3話のあらすじ

和紗(前田敦子)が、夫・金之助(大東駿介)の母が入院し、数日間『ありすのお勝手』を休むことになった。

ひとりでホール係をやると宣言した酒江倖生(永瀬廉)。

ありす(門脇麦)と買い出しに行った際、『スーパー三國谷』の店長・優作(前原瑞樹)から、愛想は悪いし『ありすのお勝手』で"足手まといだ”と言われたことで「役に立つところを見せたい。」と奮起したのだ。

開店直後から混雑する「ありすのお勝手」。

常連客が次々来店。いつもなら和紗が聞く話を聞きつつ、新規のお客さんには店のルールを説明。

頭がいっぱいになりながら、なんとか回せた倖生。

2時前。店が落ち着いたところで、和紗のママ友で常連客の柏原優奈(新井郁)が来店。

『スーパー三國谷』に買い出しに行った時に、姑・陽子(円城寺あや)と息子・空(石塚錬)と一緒に来ていて、その時ありすに「今日2時に行きます。」と言っていたのだ。

空のお受験を控えて姑にプレッシャーをかけられている優奈は、明らかに体調が悪そうだった。

ありすは、時間に合わせてアルギニン配合ニンニクたっぷり担々麵を用意。

優奈は、和紗不在で一人でホールを回した倖生の話を聞き、自分も頑張らないとと自分を奮い立たせる。

「ここで私が折れて、空がお受験失敗したら私なんて親として何の価値もないですもんね。」

と言う優奈に、親の価値は子供で決まるのか?と疑問を持つありすだった。

 

一方。

ありすの母・五條蒔子(木村多江)の代わりに、心護に「五條製薬に戻って欲しい。」と、心護の勤務先の大学まで訪ねてきた。蒔子の夫・誠士(萩原聖人)。

「今さらうちに戻って来たって、お前が居づらいだろうし。」

「自由にやれてるなら、それ手放さない方がいい気もするし。」

 

と言う。心護は、

「もうあんたたちと関わるつもりはない。」

「安心してくれてていいよ。」

 

と言って断った。

あっさり引き下がっていく誠士の姿を見て、清掃のバイトで来ていた倖生の表情が曇る。

倖生の高校時代の同級生で、大学に仕事で出入りしている百花(大友花恋)は、何やら事情を知っている感じで倖生を見たが、すぐに話題を転換。

誠士よりも、心護の家で倖生と同居するありすが気になっている様子。

倖生は、ありすのことを

「あの子は信用できる気がする。信用しても大丈夫な感じ。」

「だから俺もその分頑張って応えないとと思ってる。」

 

と、こともなげに答えた。

 

清掃のバイトが終わり、店に帰って来た倖生。

優作が『スーパー三國谷』への先月分の支払いを催促してきたことで、前日に和沙から振り込むよう頼まれていたことを思い出す。

レジ下の引き出しに置いていた店の通帳を取り出そうとしたところ、亡くなっていることに気付く。

前日、倖生が通帳を取り出す時に優奈が来たので、とっさにズボンのポケットに入れてしまっていたのだ。

しかし倖生は忙しくてその事すら思い出せず、焦ってさがすが見つからない。

優作が体調が悪そうな優奈の話をすると、ありすが、

「精力完全回復アンコウ鍋。」

「東京近郊では大洗で水揚げされる。」

 

と早口で体力回復メニューを口にするのだった。

水揚げされたアンコウのフリー素材 https://www.pakutaso.com/20230339088post-45969.html



翌日。

和紗の長男・虎之助(三浦綺羅)から、次に生まれてくる赤ちゃんの名前を考えるように頼まれていたありす。

名前は、親が子供にどう育ってほしいか?という思いがこもってると聞き、女の子の名前候補をたくさん考えて紙に書き、心護に発表。

たくさん書かれた「あ」からはじまる名前1つ1つの意味を語り出すありすに、ストップをかける心護。

ありすは、自分の「ありす」という名前に、お母さんが込めた思いを聞く。

「アリス・ボールっていう化学者がいてね。」

ハンセン病に有効な治療法を開発した化学者でハワイ大学アフリカ系アメリカ人でかつ女性の教授になった人。」

「お母さんはアリスボールみたいに、逆境に負けない強くて立派な女性になって欲しいと思って、「ありす」って名前を付けたんだよ。」

 

と教えてくれた。

話の途中で、和紗の父・定一郎(皆川猿時)が道でフラついていた優奈を連れてやってきた。

倒れ込んだ優奈を気遣う定一郎と心護。

しかし優奈は、海外赴任中の夫にも頼れず、一人でお受験を控える空の世話と家事を抱え込んで、同居する義母にも頼らずやろうと自分で自分を追い詰めていた。

そんな優奈に心護は、一人でASDのありすを育てた大変さを語り、周りに

「「助けて!」って言っていいんだよ。」

人に頼ることを教えるのだった。

 

その後。

空が騒動を起こす。

優奈は「助けて。」と言えるのかーーー?

 

…というお話でした。

 

謎が深まる五條製薬との関係

木村多江さん演じる五條蒔子さんが、ありすの母親だというのはわかっていました。

その蒔子さんが、ありすを育てる心護を五條製薬に戻したいと言い出す。

心護は、ありすに母である蒔子は死んだと伝え、蒔子からの電話も無視。

蒔子の夫・誠士が直接、心護に会いに来ていました。

 

誠士は、心護に五條製薬に帰って来てほしくないみたいです。

なんで??

心護は自分から辞めたみたいですが、誠士が周りの人に知られてほしくない秘密でも握ってるんでしょうか?

それとも。

戻って来られてたら、自分自身の地位を脅かされるほど心護が優秀とか?

蒔子は、ASDの人に向けての薬の開発もしてるみたいで、そのために心護が必要なのだと予想されます。

ずっとありすを育ててきて、参考になる部分があるのかも?

 

なんで蒔子さんはありすを手放しているのか?も疑問。

前に、蒔子の父・北大路欣也さん演じるCEO・五條道隆(北大路欣也)は、ありすのことを「役に立たない。」なんてヒドイことを言っていました。

この父親がありすと蒔子を引き離したと考えるのが自然かな?と思ってます。

 

北大路欣也さん、木村多江さん、萩原聖人さん…。大森南朋さんも!

みんなコワイ俳優さんばっかりで、何かあるのだろうと初回から身構えて見てしまってます。

 

誠士と倖生の関係は?

心護に会いに大学に来ていた誠士。

その誠士を、清掃のバイトで来ていた倖生が見ていました。

倖生の同級生の百花が、倖生のお父さんが…と言いかかけてたので、誠士は倖生のお父さんだと思われます。

ーー知らんけど!

[2月12日追記]

誠士は倖生の父親じゃありませんでした。

この感想を読んで、誠士が倖生の父と思う人がいたらダメなので、ここで訂正して予想が多いの外れたことをお詫びします。

詳しくは4話の感想にて!!

 

ありすの父親は?

誠士は蒔子の夫で、ありすは蒔子の子。

ありすの父が誠士だったら、ありすと倖生はきょうだいになりますね!

でも、どうも誠士を見てて蒔子のほどありすに対する情が感じられないので、誠士の子どもではないんでしょう…。

では、ありすは誰の子?

 

放送が進めば謎が解明されると思ったのに、ますます謎が深まっていくばかりです。

 

姑さんいい人だった

1話から、常連客の優奈さんが、姑から息子の受験でプレッシャーかけられている。と聞かされていました。

今回初めて円城寺あやさん演じる、姑さんの陽子さんが登場。

円城寺あやさんは、反町隆史さん主演のドラマ『GTO』(古!!笑)で口うるさい同僚教師役で出演されていました。

そのイメージで、円城寺さんが出てきたところで「おーこれは怖そう!」と思いましたが、優奈さんが「助けて!」と言ってからは態度を軟化。

孫と嫁を守るような姿勢を見せてくれていました。

なーんだ、結果いい人だったじゃないか。と拍子抜け。

優奈さんが思ってるほど、プレッシャーをかけてるつもりがなかったのかもしれない。

3話は、話さないと分からないよ!という話でした。

 

倖生の口ベタは困るタイプ

話さないと分からないよ!は、倖生もでした。

まず、店の通帳をさがしてるならすぐに心護に言うべきだったと思う。

倖生も優奈さんと一緒で、和紗がいなくても自分一人で!と頑張っちゃたんでしょう!

次は、理由も告げずに家に帰ってこなかったこと!

優奈さんに食べさせるための精力完全回復アンコウ鍋のアンコウを、大洗まで買いに行っていました。

もう、これもちゃんと説明してから行かないと!

家出したのかと思いましたよ~。

分かってくれない。とか諦める前に、ちゃんと言わないと!!!

テレビに向かってツッコんでしまいました。

 

ありすの倖生への気持ち

愛想も態度も悪いから、倖生を辞めさせた方がいいという優作に対し、ありすが

「倖生さんは、誰よりも頑張ってます。」

「怒られても1人で足手まといならないよう頑張ってます。」

「そんな倖生さんを私は信じてます。」

言ってたのを見て、感動しました。

倖生もありすを

「あの子は信用できる気がする。信用しても大丈夫な感じ。」

と言っていましたから。

お互いに信じられる関係になっているふたり。

 

さらに

「倖生さんと一緒に働けて私は幸せです。」

「これからも私はずっとずっと倖生さんに幸せにしてもらいます。」

 

みんながプロポーズだと言ってはやし立ててましたが、ありすはただ、倖生の名前に込められた

「人を幸せにして生きていって欲しい。」

という思いを言っただけ。

心護は一人慌てて、面白かったです。

 

蒔子さん現る!

3話の最後に、蒔子さんがありすに会いに来ていました。

今まで会っていなかったのにどうして??

もしかして心護が知らないだけで、ありすは蒔子さんにこれまでも会っていたのかも??

心護がありすに嘘をついているのは、蒔子さん知ってるのかな?

次回、明らかになるのか??

 

気になる終わり方!

また次回も見ないといけません。

 

以上、『厨房のありす』3話を見たあらすじと感想でした。

 

 

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春になったら 3話のあらすじと感想 カズマル、大会に挑む!一馬親子の人柄を知った雅彦は?

2024年1月29日月曜夜10時からフジテレビ系列でドラマ『春になったら』3話が放送されました。

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前回、2話の感想はこちら。↓↓↓

 

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おもな登場人物

  • 椎名瞳(奈緒)…28歳。助産師。一馬と春、誕生日に結婚の予定。6歳で母を亡くし、父娘ふたりで暮らしてきた。売れない芸人で10歳年上の一馬との結婚を父・雅彦に反対される。治療を拒否する雅彦に治療を受けてほしいと思い、わざと結婚話で心配させるが、全部見抜かれていた。
  • 椎名雅彦(木梨憲武)…瞳の父。62歳。実演販売士。すい臓がんで余命3ヶ月。春までに死ぬという。治療だけに専念して普通の生活が出来なくなることを嫌がり、治療を拒否。緩和ケアしてもらって生きていくことを選ぶ。
  • 川上一馬(濱田岳)…お笑い芸人。瞳の婚約者。芸名は、カズマルくん。瞳とは10歳年上。バツイチで子どもがいる。
  • 川上龍之介(石塚陸翔)…一馬の息子。
  • 神尾まき(筒井真理子)…雅彦の姉。瞳の伯母。花屋。
  • 椎名佳乃(森カンナ)…瞳の死別した母。
  • 岸圭吾(深澤辰哉)…瞳の学生時代からの友人。葬儀屋。学生時代から瞳が好き。
  • 大里美奈子(見上愛)…瞳の学生時代からの友人。OL。岸が好きな様子。
  • 阿波野弘(光石研)…桜鈴会病院の緩和ケアの医師。
  • 杉村節子(小林聡美)…杉村助産院の院長。瞳の上司。
  • 斎藤愛里(影山優佳)…杉村助産院の助産師。瞳の同僚。
  • 矢萩亜弥(杏花)…20歳の妊婦。妊娠をきっかけにショップ店員を辞めた。
  • 矢萩祐作(金子隼也)…亜弥の夫。亜弥の妊娠を知り、専門学校を辞めて働く。
  • 中井義広(矢柴俊博)…実演販売会社『ヨッシーコーポレーション』の社長。
  • 加賀屋吾郎(葵揚)…『ヨッシーコーポレーション』勤務の実演販売士の見習い。
  • 森野舞衣(橋本マナミ)…ブライダル会社Lily Braidal。黒沢の先輩。
  • 黒沢健(西垣匠)…Lily Braidalの社員。瞳、一馬の結婚式を担当する。

 

3話のあらすじ

2024年1月23日。

伊豆の海で、妻・佳乃(森カンナ)との出会いと結婚に至るまでの話をした父・雅彦(木梨憲武)は、娘の瞳(奈緒)と海を背に写真を撮っている途中で痛みが出て倒れてしまう。

医療用麻薬ですぐに症状は治まり、また元気になった雅彦だったが、目の前で倒れられた

瞳は、結婚までにやりたいことリストの見直しをする。

 

  • 一人暮らしをする → お父さんとこれからも一緒に暮らす
  • 美奈子と二人で旅行に行く → お父さんともう一度旅行に行く。
  • エステに行く → 削除
  • 料理教室に通う →  食事療法を勉強する
  • お父さんにかず君との結婚を認めてもらう → ・・・?

 

一馬(濱田岳)は、去年一昨年と予選で落ちたD1(出て来いお笑いニュースター)というお笑いの大会に出場することを瞳に伝え、今年こそ予選を通過すると言う。

瞳は、決勝に進出してテレビに出て、優勝して。そうすればお父さんが安心する。とお願い。

雅彦に心配させて長生きしてもらう作戦は変更。

かず君が売れて、お父さんに結婚を認めてもらう。」ことに。

息子の龍之介(石塚陸翔)と瞳の二人がカズマルくんのネタをチェック。予選に通過できるようなネタを選んだ。

 

一方。

雅彦は、緩和ケアの医師・阿波野(光石研)がいる病院に受診。薬の量を増やしてもらう。

阿波野に瞳の結婚相手への不満を聞いてもらい、阿波野からは

「3ヶ月を上手に生きて。」

と告げられるのだった。

 

雅彦が死ぬまでにやりたいことリスト

  • 伊豆に行く
  • 神(じん)に謝る
  • 遊園地ではしゃぎまくる
  • 友だち呼んでホームパーティー
  • タイムカプセルを開ける
  • 英語をマスターする
  • カズマルを瞳から追い払う

に入っていた、遊園地に行こう!と瞳を誘う雅彦。瞳は快諾。

遊園地に遊びに行く当日。

弁当持参で遊園地に着くと、一馬と龍之介親子も来ていた。

雅彦がまた倒れたら怖い、と瞳が一馬に来てもらうように頼んでいたのだ。

次々と遊具に乗って楽しむ4人。瞳はその都度写真を撮る。

食事の時間。

瞳が作ってきた食事療法の料理のお弁当をみんなで食べた。

雅彦と一馬が二人きりになる時間があり、雅彦は龍之介と瞳の仲の良さについて疑問を一馬にぶつける。

瞳の方から声をかけて始まった交際だったが、バツイチで結婚はこりごりと思いた一馬。

瞳には自分とはもう終わった方がいいと思い、デートに龍之介を連れて行ったとか。

ところが、瞳はすぐに龍之介と仲良くなり、あっさりと不安がくつがえされた。

そんな瞳を見ていて、一馬の方が瞳を好きなこと自覚したという。

一馬は

「僕は瞳さんのことが好きです。」

「自分のことよりも他人のことを心配できる優しさもしっかりと芯が通っているところも。」

 

さらにD1グランプリに出場する事を伝え

「もし優勝したら、瞳さんとの結婚を許していただけますか?」

「全力で頑張ります。全力で瞳さんを幸せにします。」

 

と宣言。

予選が通ったら、準々決勝、準決勝はネットで配信されるので見てほしいと言う。

そして龍之介も、2歳で別れた実の母ではなく瞳をママだと慕っており、雅彦を"おじいちゃん"と呼ぶ。

自分の父を芸人として

「芸人は、いつ花開くか分からないでしょ?」

「いきなり時代とマッチする時がくるかもしれないの?僕は信じてるよ。」

 

大人顔負けの龍之介の言葉に、圧倒される雅彦だった。

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瞳の職場の助産院では、美咲(佐津川愛美)という妊婦が出産を控えていた。

美咲には、既に長女の凛ちゃん(泉谷星奈)がいる。

夫(町田悠宇)と凛と共に検診に来て、予定日より出産が早まることが院長の杉村(小林聡美)から告げられる。

凛ちゃんは、きょうだいに夢中な両親を見て寂しそうな様子。

美咲が助産院を選んだのは、夫と凛ちゃんにお産を見せ、一緒に赤ちゃんを迎えたいから。

美咲の思いは凛ちゃんに伝わるのか?

 

一方。

一馬のD1予選。瞳と龍之介がネタを見てくれた甲斐もあり、見事通過!

1000組の仲の50組に選ばれて、準々決勝に進むことに。

準々決勝がネットで生配信される日と同じ日に、美咲の出産が重なり、瞳は会場まで見に行くことができない。

一馬のことが気になりながら、美咲の分娩介助に向かう瞳。

凛と夫も立ち会っていたが、母の苦しそうな表情に耐えられない凛は、父を連れて出て行ってしまう。

しかし瞳が、凛の寂しさと優しさを見抜き、また母の思いを伝え説得をすると、凛もきょうだいの出産の場に戻ることが出来た。

家族が見守るなかでの出産。赤ちゃんは女の子だった。

妹の誕生を喜ぶ凛ちゃんだった。

 

同じ頃。

一馬はD1準々決勝でネタを披露していた。

笑いがおき、今までになく手ごたえを感じていたが、準決勝には進めなかった。

仕事帰りに、一馬から結果を聞かされた瞳。

一馬の思いは

「でも僕は、瞳ちゃんと結婚したい。お父さんにも祝ってもらいたい。」

一馬の思いを受けながらも、父雅彦がやりたいことリストを全部達成してしまったら死んでしまうのでは?と考える瞳。

新しい家族を迎えた出産シーンを見たばかりで、自分も幸せな気持ちになったが

「私が一番考えたいのは、お父さんのことなの。」

「だからかず君。結婚のことは一旦待ってほしい。」

 

と告げ、何度も謝るのだった。

 

帰宅後。

カズマルくんの結果を知っていた雅彦が、瞳を気遣う。

雅彦がネット配信を見ていたことに驚く瞳。

雅彦は、まあまあ面白かったと慰めネタの詳しい感想まで口にし、1票入れていたことも判明する。

ネタに一馬の人柄出てると理解を示した雅彦だが、結婚の話は別。

瞳は

「分かってる、結婚の話はさ、忘れて。今は。」

と冷静に返す。

瞳の態度の急変に戸惑う雅彦だったーーーーー。

 

…というお話でした。

 

カズマルくんの芸がウケ始めてきた

ライブ会場でも全然ウケてなかった一馬が、コンテストに出て優勝する?

ありえない目標を掲げたな~と思ったら、準々決勝では意外にウケていました。

私も、ネタを見てオモロイやん!と思いました。

準決勝行ってもいいのに!と思いましたが、木梨憲武さん演じる雅彦が言っていたように、1発目のネタでもっと観客を引き付けていかないとダメなんでしょうね!

 

木梨憲武として見てしまう

これはドラマの話で、木梨さんは雅彦という人なんだと思って見てるんですけど、前回2話のみかんを手に乗せて逆の手でたたいて口に放り込む。

これ、私も真似したな~と思いながら見てしまいます。

とんねるずの番組でよく見たな~。

マシュマロでしたっけ?

私も小さい時に、みかんを口に放り込むやつ、よくやってました。

 

木梨さん演じる雅彦がお笑いを論ずるのを見て、木梨さん自体はあまり芸を審査する人じゃないけれど、こういうことを考えてお笑いやってるんだろうな。と思う。

あと、遊園地でゴーカートに乗るシーン。

とんねるずってゴーカートに乗るコーナーやってなかったけ?あれは石橋貴明さんの方か。とか思って見てしまう。

 

ーーーどうしても、とんねるず木梨憲武として見てしまうのは私だけ??

 

せっかく仲良くなってきたのに

一馬と龍之介と話して人柄や想いを知って、態度を軟化してきた雅彦さん。

結婚への道が近くなってきた。と思ったのに、まさかの瞳からの待ったがかかりました。

リストが全部叶ったら、お父さんが死ぬ?

せっかく結婚への熱が高まって来たのに?

 

どうなる?

瞳役の奈緒さんが、ずっと泣きそうな顔をしてるからテレビの前で見てる私にまで気持ちが伝染して、こっちも泣きたくなる。

めちゃくちゃ引き込まれて見てます。

 

あー、この楽しく会話している父娘の時間がもっともっと続いて欲しい!!

 

「神」が中井貴一さん!

次回予告では、雅彦の友達役として、中井貴一さんが登場。

死ぬまでにやりたいことリストのなかで、出てきた"神(ジン)”が中井貴一さんのようです。

どんな話が潜んでいるんでしょうか?

 

次回も見逃せません!!

 

以上、『春になったら』3話のあらすじと感想でした。

 

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さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~ 3話のあらすじと感想 こじらせキャラ芦田愛菜・響がやっとカッコいい部分を見せる?!

2024年1月28日日曜から、TBS系列でドラマ『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』3話が放送されました。

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前回、第2話の感想はこちら。↓

 

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おもな登場人物

  • 夏目俊平(西島秀俊)…20代の頃から海外のオーケストラで活躍してきた元指揮者。大好きな音楽に対して、アパッシオナート(情熱的)だが、音楽以外はポンコツ。5年前のできごとをきっかけに家族の前から姿を消し、音楽の世界からも離れる。が、数十年ぶりに帰国。晴見フィルハーモニーで指揮をすることになる。
  • (芦田愛菜)…俊平と志帆の娘。晴見市役所の総務課で働く実家暮らしの20歳。5年前の出来事で父親と決別。父と違い音楽を嫌い音楽のない人生を送る。突然の父の帰国で、気まずさを抱えながら同居することに。職場では、総務課から応援で文化振興課に異動。晴見フィルの活動拠点のあおぞらホールで、廃団が決まった晴見フィルの後片付けを命じられる。
  • 志帆(石田ゆり子)…響と海の母。率直な物言いをする性格。俊平と結婚後は画家になる夢を捨てポンコツな俊平の世話をしていたが、5年前のできごとをきっかけに子どもたちを連れて夫の元を去る。実家の晴見市で暮らし俊平と連絡を断っていたが、晴見フィルハーモニーの指揮者として、団長の古谷に俊平を推薦。自分がいなくなることで俊平と響が交わることを期待し、フランスまで仕事に行くと嘘をついて俊平を帰国させ、強引に子供たちと同居するように持って行く。本当は日本にいて、古谷だけが居場所を知ってる。ということだったが…。
  • (大西利空)…俊平と志帆の息子。フランスからの帰国子女で高校2年生。コミュニケーション能力が高く、父と姉のあいだに立ってフォローする役割をしてくれる。フランスに行ったはずの母らしき人物を近所のスーパーで目撃する。

<<晴見フィルハーモニー>>

  • 古谷悟史(玉山鉄二)…晴見市役所観光課職員。晴見フィルハーモニーの団長。ファゴット担当。誠実で心優しい。楽団の廃団を阻止するために俊平を指揮者として迎えようと奮闘。志帆がフランスに行かず日本にいることを俊平に秘密にしている。
  • 森大輝(宮沢氷魚)…晴見市役所観光課職員。晴見フィルハーモニーではトラペットを担当。小学生の時から吹奏楽をやり、持ち前のポジティブさで人一倍練習熱心。だが、感情が表に出てしまい音程が安定せず。同僚の響とは職場仲間で、次第に関係を深める。
  • 近藤益夫(津田寛治)…建設会社社長。晴見フィルハーモニーコンサートマスター。バイオリオン担当。クラシックが大好きで、指揮者になるのが夢。楽団ではボスだが、家族には相手にされていない。
  • 谷崎天音(當真あみ)…高校2年生。クラシックに憧れ、音楽経験ゼロで晴見フィルハーモニーに入団。楽天的で楽器演奏を甘く見ているところがある。しかし明るさの裏に秘密あり。
  • 内村菜々(久間田琳加)…大学生。プレッシャーに弱いティンパニー担当。真面目で練習熱心。高校時代にトラウマがあり、自信が持てていない。欠員が出ているチェリストに、自信が推している羽野蓮を俊平に紹介する。
  • 羽野蓮(佐藤緋美)…工場勤務をする寡黙でクールな青年。幼い頃からの才能に恵まれていたチェリスト。かつてCDデビューまでして活躍していたが、儲け重視でやりたい音楽ができなくなったことと、自分が音楽をやることで父の会社のお金を母が使い込み、不仲になったこともきっかけで音楽活動を辞めていた。俊平と出会い、晴見フィルハーモニーに誘われる。
  • 倉科瑠李(新木優子)…プロのオーケストラを渡り歩いてきたフルート奏者。恋愛絡みで問題を起こし、数々のオケをクビになって来た過去がある。狙った獲物は逃がさない"カルメン"。晴見フィルからの誘いを何度も断っている。が、また恋愛沙で問題を起こし、所属していた楽団を試用期間のあいだに解雇されてしまう。古谷のスカウトで、廃団が決まった晴見フィルに次の楽団が決まるまでと決め入団する。次は俊平を狙っている。

<<その他>>

  • 白石一生(淵上泰史)…晴見市長。前市長が建てた晴見市あおぞら文化ホールをお荷物だと考えており、音楽もお金にならないものだと言い、晴見フィルハーモニーの俊平と対立する。市議会で晴見フィルの助成金をの打ち切りと廃団が決議されたことで、晴見フィルへの圧力を強める。
  • 鏑木晃一(満島真之介)…謎の男。5年前の俊平の事件を知っている様子で晴見フィルハーモニーへ近づく。この男の存在が楽団に波紋を呼ぶ。
  • 小村二朗(西田敏行)…大輝の祖父。「うたカフェ二朗」と店主。晴見フィルハーモニーの最古参で、ほとんどすべての楽器を演奏した経験がある音楽好き。俊平の過去を知っているらしく、俊平の良き相談相手。

 

3話のあらすじ

街、母・志帆(石田ゆり子)を見つけた息子の海(大西利空)は、母が日本にいることを知る。

そして母が父・俊平(西島秀俊)と姉・響(芦田愛菜)を向き合わせようとしている意を汲み取り、協力することにする。

一方。

指揮者志望の高校生の天音(當真あみ)は、夏目俊平(西島秀俊)の宿題で演奏したい楽器でヴァイオリンを選んでいた。

学校帰りに「うたカフェ二朗」に寄り、二朗(西田敏行)がかつて手を出しては手放した楽器たちから、ヴァイオリンを借りる。

早速演奏しようとするが、全く弾けない。



あおぞらホールでは、新しく楽団員になったチェリストの羽野蓮(佐藤緋美)が、練習場の担当の響を見て、5年前にウィーンでヴァイオリンを弾いているのを見たことがある。と話しかけた。

が、それに関しては何も答えず、事務的に対応する響だった。

 

晴見フィルの練習日。

コンサートで演奏するベートーベン先生の『田園交響曲』を練習する楽団員たち。

俊平は、市民に間近に音楽を楽しんでもらうコンサートにするため、いつもの練習場でコンサートを開きたいと考える。

楽団員たちは、家族や知り合いに来てもらうように広く宣伝しようと盛り上がる。

練習が終わると、かつてプロで演奏していた羽野蓮が、トランペットの大輝(宮沢氷魚)とティンパニの内村菜々(久保田琳加)、コンマスの近藤(津田寛治)の演奏ミスを指摘。

「ピッチが悪い。」

と羽野に指摘されても、自分ではよく分からない大輝。

早速、新メンバーとの不協和音に気付くフルートの倉科瑠李(新木優子)に、「面白い音。」と笑顔の俊平だった。

 

次の練習日。

大輝と内村は、羽野から指摘された箇所を修正できず。

大輝は、羽野に練習不足を指摘され、ふてくされて練習場を出て行ってしまう。

オーケストラではうまく音を合わせられない大輝だが、「うたカフェ二朗」の歌の伴奏は評判がよく、みんなの人気者。

ピッチは大体合ってればいいと考える大輝。うたカフェでは楽しく演奏できるのだ。

大輝の楽しそうな姿を見て、素晴らしいと褒めちぎる俊平だった。

別の日。

一人でバイオリンの練習をしている天音にも、練習を一歩一歩つづける大事さを説いた。

 

廃団が決まっているため、大々的にコンサートの宣伝ができない市役所職員の古谷(玉山鉄二)と大輝。

ひそかに市役所内に貼っていた宣伝ポスターが市長側の人間に見つかる。

コンサートが予定される2月4日に、設備点検を名目に練習場が使えなってしまった。

響から晴見フィルのメンバーにそのことが伝えられ、チラシも外すように言い渡される。

帰宅後。

俊平は響に、伝えにくいことを響に伝えさせた響の上司に腹が立っていると言う。

そして職場の環境が悪いなら、父の自分から話すと言い出し、

「パパは気になってる。響が今。ちゃんと幸せかどうか。」

と言う。

響は

「私今、幸せじゃなさそうに見えるってこと?」

「コンサートをする?来てくれたら嬉しい?」

「私は前に進んでる!あなたの尺度で私が幸せかどうか決めつけないで。」

「私はずっと見つけようとしてるんだよ。ずっと。違う生き方を。」

「なのに何で?何で帰ってきたの?」

 

 

と俊平に怒りをぶつけるのだった。

 

2月4日。

コンサートをする予定だった日。

俊平は道の駅にお願いをし、晴見フィルのコンサート道の駅で開くことになった。

上司に言われ、慌てて道の駅に駆けつける響。

仲違いしていた羽野と大輝にも、俊平がある案を思いつく。

晴見フィルのコンサートは、成功するのかーーー??

 

…というお話でした。

 

プロとアマの違い

3話では、プロの演奏者としてやっていた羽野蓮と楽団員たちの確執が描かれていました。

音は大体合ってればいい。楽しく演奏できれば…という大輝の考えも分かりますが、音が合ってないと気持ち悪いという羽野さんのような人がいるのも仕方ないな~と思います。

でももし、私が大輝君とか内村さんだったら、羽野さんみたいな人がいたら、怖いだろうな~~。

ピリつく雰囲気も嫌い。

 

俊平の策で、演奏が上手な羽野さんの方に譲歩させることで解決してましたけど、これじゃあ羽野さんの方がストレスたまるだろうな~。

どっちも満足できる策があればよかったですけど。

羽野さんは、大輝の演奏を本当に気に入ったのかな?

仲直りして終わってたが、本当に?と疑ってしまう解決の仕方でした。

 

芦田愛菜さんに似合わない

初回から今回の3話まで、芦田愛菜さん演じる俊平の娘・響がずっと反抗的な態度を取り続けているのが気になっていました。

きっととてもつらいことが5年前に起こったのだろうと、ずっと匂わされています。

なんでそんな態度を取り続けているのか、ドラマを見ていたらいつか分かるだろうと思い、もう3話。

まだ、はっきりとした理由はわかりませんでした。

 

3話では、響が「見つけようとしてるんだよ、違う生き方を!」と本音を漏らして泣くシーンがあったが、イマイチ気持ちが苦しさが伝わってこない。

何が原因でどうしてそこまで音楽を拒絶するのか?

泣きの演技も、子役さんなら顔をクシャクシャにして精一杯表現されてると見てるこちらに響いてくるものがあるのですが。

響はもう二十歳の大人。

大きくなったのに、まだまだ父親に甘えて怒りをぶつけているこじらせ娘にしか見えない。

何があったのか、早く教えて!!!

話を引き延ばすのも3話まで延ばされると、興味が薄れてくる…。

 

やっと響のキャラが見やすくなる?

3話の最後。

響が、天音ちゃんが置いて行ったバイオリンに触れてしまい、我慢できずに演奏してしまう!シーンがありました。

響が憑りつかれたように演奏する姿はとてもカッコよく、やっと天才肌の芦田愛菜っぽいキャラになって来た!と思いました。

…『リバーサルオーケストラ』で門脇麦さんがやっていた天才バイオリニストのカッコよさには負けるけど!!

 

イチ視聴者の私が見たいのは、こういう芦田愛菜ですよ。

こじらせキャラをいつまでも引きずる女の子が見たいわけじゃないんですよ!!!

 

しかし!!

娘の響が本来の姿を取り戻しかもしれないところに、父の俊平が予告映像で倒れるシーンあり。

ドラマのタイトルも『さよならマエストロ』だし、俊平がいなくなるドラマなのか?

続きを見るのが怖いなぁ…。

 

怖いけど、続きを早く知りたい!!

 

以上、『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』3話のあらすじと感想でした。

 

 

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厨房のありす 2話のあらすじと感想 人と一緒に暮らすことは腹が立つこと?ありすが同居のストレスに向き合う

2024年1月28日夜10時30分から、日本テレビ系列でドラマ『厨房のありす』2話が放送されました。

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前回、1話の感想はこちら。↓↓↓

 

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おもな登場人物

  • 八重森ありす(門脇麦)…28歳。料理店「ありすのお勝手」の店長。自閉スペクトラム症(ASD)でコミュニケーションが苦手。正直すぎる言葉を言ってしまうため接客が出来ず、親友の和紗に接客をやってもらっている。3歳の頃から父・心護と二人で暮らす。有機化学者の心護の影響で化学が好きで、科学に関しては驚異的な記憶力がある。子供の頃から大学生の問題を解けるほど。化学式と化学変化で料理を理解し「料理は化学です。」と言うのが口癖。店にメニューはなく、お客さんの体調に合わせた料理を作って出す天才料理人。
  • 三ッ沢和紗(前田敦子)…28歳。ありすの親友。『三ッ沢工務店』の娘で元ヤン。幼い頃からありすを守ってきた。2人の息子がおり、3人目の出産に合わせ、『ありすのお勝手』で自分に代わる接客担当のバイトを募集。新人の倖生にありすとの付き合い方を教える。
  • 酒江倖生(永瀬廉)…24歳。『ありすのお勝手』に住み込み希望で接客バイトに応募してくる。1年ほどネットカフェで生活していて住所不定。不審者扱いされるが、ありすに気に入られ『ありすのお勝手』でバイトすることに。一方で、夜間に心護が勤める東名大学の清掃のバイトも掛け持ちしている。徐々にアリスの信頼を得ていくことになるが、実は店に来た目的があるよう…。
  • 八重森心護(大森南朋)…51歳。ありすを男手ひとつで育てる未婚の父。東名大学で有機化学の教授。ゲイであることを公言し、同じくゲイの教え子の恋愛相談に乗る。娘のありすを愛情深く育て、心配し過ぎる部分がある。ありすには母は死んだと言っているが…。

<三ッ沢工務店>

  • 三ッ沢定一郎(皆川猿時)…55歳。和紗の父で、『三ッ沢工務店』の社長。一流の大工で一本気。娘の和紗にありすを守ってやるよう言い聞かせる。孫に好かれたいゆえに甘やかせ、和紗に叱られている。最近腰痛がでてきた。
  • 三ッ沢明希子(阿南敦子)…53歳。和紗の母。『三ッ沢工務店』専務。世話好きで、昔からありすたちを支えてきた。
  • 三ッ沢金之助(大東駿介)….34歳。和紗の夫。愛妻家で子煩悩。義父・定一郎の工務店で働く腕のいい大工。腰痛の定一郎に代わって棟梁を務める。単純な性格で思ったことをすぐに口に出す性格。
  • 三ッ沢虎之助(三浦綺羅)和紗の長男。冷静。
  • 三ッ沢銀之助(湯本晴)和紗の二男。野菜嫌い。

<東名大学>

  • 山口礼央(橘優輝)…22歳。心護の研究室にする学生。恋人栄太と同じゲイの心護に恋愛相談をする。
  • 野村栄太(堀野内智)…22歳。心護の研究室の学生。マッチングアプリで知り合ったのが、同じ大学で専攻も同じだった。やきもち焼き。
  • 松浦百花(大友花恋)…25歳。東名大学に出入りする稲城化成の営業担当。倖生の高校の時の同級生。清掃のバイトで大学にいた倖生と偶然会う。倖生に片思いしていた。

<ありすのお勝手>

  • 柴埼明里(金澤美穂)…『ありすのお勝手』の常連客になる近所の会社員。メニューがなく、あっかんべーをさせる店に最初は不審がるが、自分の体に合った料理を出してもらい驚く。
  • 白石雅美(伊藤麻実子)…『ありすのお勝手』の常連客。近所の歯科の歯科衛生士。
  • 柏原優奈(新井郁)和紗のママ友。息子のお受験で神経をすり減らしている。

 

  • 三國谷優作(前原瑞樹)…28歳。『ありすのお勝手』に食材を納入する『スーパー三國谷』の店長。今は真面目に働いているが、昔はありすをイジメており、それをよく覚えているありすから嫌がられている。

<五條製薬>

  • 五條蒔子(木村多江)…51歳。五條製薬のCEOの娘。研究開発担当取締役。新薬を作り出す創薬化学者。夫・誠士が次のCDOとなる予定。
  • 五條道隆(北大路欣也)…74歳。五條製薬のCEO。蒔子の父。娘婿の誠士にCEOを譲って快調になる予定。ありすを孫と認めたくない様子。
  • 五條誠士(萩原聖人)…52歳。蒔子の夫。もともとは蒔子と心護と同じ五條製薬の研究者だったが、蒔子の夫となってからは経営に携わっている。

 

2話のあらすじ

八重森ありす(門脇麦)のお店『ありすのお勝手』で、ホール係のバイトで働き出した酒江倖生(永瀬廉)。

ありすの父・八重森心護(大森南朋)から住み込みの許可も出て、ありす・心護父娘が住む住居スペースでの同居が始まった。

翌朝。

朝食の時間。ありすから倖生に、ご飯を食べる順番、曜日ごとに決まっている食器類、テーブルの拭き方、調味料の並べ方など、ありすのこだわりルールが次々と早口で伝えられる。

買い出しに出ると、今度は曜日ごとに通るルートの違いが伝えられ、頭がいっぱいになって来る倖生。

続けて、大きな道路に出た時に車のクラクションが連続して大きな音で鳴り響き、大きな音が苦手なありすが、道路に座り込み大混乱に陥る。

音が聞こえないよう、倖生が、両手でありすの耳をふさごうとしたが、それもまたありすのに苦手なことだったので、余計に混乱。

大暴れしたありすが、道行く人に次々とぶち当たり、迷惑をかけることになってしまった。

同居がはじまってすぐのトラブルに、三ッ沢和紗(前田敦子)からは、後ろからの接触というありすの苦手なことをした倖生が悪い。と言われる始末。

しかし和紗は、倖生がありすのことを思ってやってくれたことなのだということも、ちゃんとありすに言って聞かせるのだった。

 

営業が始まると、常連客の白石雅美(伊藤麻実子)、柏原優奈(新井郁)が、和紗に家族の愚痴を相談。

特に夫婦二人暮らしの雅美は、家事を分担している夫が、担当する家事をやってくれないとグチり、離婚しようかな、とまで口にする。

二人の話を聞いてたありすは、ストレスを吹き飛ばす牡蠣のクリーミーグラタンを調理。

完成した料理を目の前に、どうしてストレスに柿のクリーミーグラタンがいいのか、化学で説明を始めるありす。

ありすの化学の話も素直に真面目に聞く倖生だった。

一方。

大学で働く心護は、学生の礼央(橘優輝)や栄太(堀野内智)、出入り業者の百花(大友花恋)から、ありすと倖生、同居すると恋がはじまるのでは?と心配する声を聞く。

学生らの話を聞いて、だんだん心配になって来た心護。

帰宅後。

倖生にそれとなく話を聞くと、倖生からは、ありすからありす自身の色のルールの説明をたくさん受け、頭が混乱してるとのこと。

ASDの人が、色にこだわる傾向があると説明。幼い頃の方が大変だったという心護。

ありすと倖生がどうにかなるかもしれないことしか頭にない心護は、ありすから説明される情報量の多さに辟易する倖生の大変さには考えが及ばず。

ただただありすの心配しかしないのだった。

心護にフォローしてもらえない倖生は、ありすに嫌われてるのかもと和紗に相談。

和紗は、ありすは本当に信頼した人しか目を合わせない。信頼を得るには努力が必要。

小学生の時から100%ありすから信頼されてきた和紗は、ほかに寄り添ってくれる人が少ないありすの気持ち応えようとしてきたのだという。

「人と人とは信頼関係だよ。友達だって家族だって夫婦だってそうだしね。」

と、励ますのだった。

 

翌日。

今度は和紗が常連客の雅美に、夫の金之助(大東駿介)がキャバクラに行ったグチをこぼしていた。

雅美の夫もまた、担当する家事をしなかったと言って怒る雅美。

同居する相手のことが気になって仕方がない。雅美と和紗にとっては夫だが、ありすは倖生が自分のルールに従ってくれないのが気になって仕方がない。

帰宅後。

和紗が離婚するとそばに居てくれなくなるかもしれないことと、倖生がルールに従ってくれないことにいら立ったありす。

暴れて家を出て行き、和紗の家に泊まることに。

ありすは、自分のルールをどうしても倖生に押し付けてしまうイライラを話す。

和紗は、

「一緒に住むってことは、譲り合い。お互い嫌なところも含めてやってくってこと。」

とアドバイス

 

翌日。

雅美の夫・敦(近藤公園)が、雅美が和紗に離婚をそそのかされたと怒鳴り込んでくる。

この夫の登場が、倖生とありすの同居にも影響を与えることになる。

ありすは、怒鳴り込んできた敦にも温かい料理を差し出すーーーーー。

 

夫が来た理由は?

倖生はありすから信頼を得ることができるのか??

 

…というお話でした。

 

心護!倖生くんにもっとフォローしてあげて

こだわりの多いありすと同居が始まった倖生くん。

ありすから、食器や服装、調味料の並べ方まで、細かいルールをたくさん説明されて頭がいっぱいになっていました。

お父さんの心護さん。

倖生から話を聞いて、小さい頃はもっと大変だったと言うのみで、ちゃんとフォローしてあげることも、ありすの代わりに先に教えることもせず。

ちょっとー。

長年ありすと暮らしてきて、大変さを知ってるなら事前にルールを教えておくとか、倖生さんにやってあげることあったでしょ?って思いました。

ありすと倖生が恋愛するかもしれないって、そんなまだまだ次の段階の話を先に心配して!

ズレてるな~~。と思いました。

 

ASDだからというよりも

ありすが決めていた食器や服や、歩くルートのルール。

ASDだからというよりも、自分が決めてるルールに同居人が従ってくれなくてイライラするってのは、あるある話ですよね。

服の畳み方、タオルの積み方、調味料の並べ方。

ありすが、ルールに従ってくれないと暴れるっていう極端な行動に出るから、困ったな。となりますが、私も夫が従ってくれなかったら、嫌味言ったり黙って直したり。

反応の仕方が違うだけで、ありすがこだわる気持ちはわかります。

化学の知識が天才的なありすだから、特別視するドラマになってますが、話自体はごくありふれた話。

他人同士が一緒に生活するのは難しい。…という話なので、とても理解しやすいです。

 

一緒に暮らすのは譲り合い?

キャバクラで遊んでいた金之助が許せなくて、イライラをぶつけていた和紗

同じように自分のルールに従ってくれない倖生にイライラし、そんな自分のこだわりを押し付けていることに罪悪感を感じていたありす。

人と一緒に暮らすイライラをどうしたらいいのか?

和紗

「一緒に住むってことは、譲り合い。お互い嫌なところも含めてやってくってこと。」

とアドバイスしていました。

 

本当、そうですよねえ。

ありすは、常連客の雅美さん夫婦のルールも聞いて、同居する倖生とルールを譲り合う決断をしていました。

自分のルールで通す範囲を決めて、それ以外は倖生のやり方でいいと。

うーん。

いい方向に向かったとは思うけど、それで本当に納得できるのかな?ありす。

平和になったように見えたけど、またいつか爆発すると思うな~~。

 

何かあったら、随時新ルールとして更新。

本当かな??

 

まぁ。

最後にちゃんと目を合わせていたから、倖生のことは信頼しているでしょう!!

よかった!

 

ありすのお母さん

先週も、テレビの記者会見で出てきた木村多江さん演じる五條蒔子さんを見て、「お母さん」 と言っていたありす。

2話では、家にあるアルバムにある写真を見て「お母さん」と言っていました。

ありすは、お母さんは死んだと嘘をつく心護に、本当の親じゃないのに育ててもらってる恩があるから嘘を信じたふりをしていると言ってました。

 

どういうこと??

蒔子さんの父はありすのことを「忘れろ!」と言ってました。

ちゃんと蒔子さん側でも、ありすの存在を分かってるみたいです。

なぜ、親子が離れ離れになった?

どうして心護がありすを育てている?

2話でも謎は謎のまま。

北大路井欣也さん演じるおじいさんは、ありすのことを認めてない感じでした。

父親に言われて、お母さんはありすを捨てたのかな?

なんとも嫌な気持ちになる五條製薬の人たちの会話でした。

 

次回は?

予告映像で「八重森君に戻って来てもらいたい。」という、蒔子さんの声がありました。

番組ホームページを見ると、心護は大学勤務の前に五條製薬にいた様子。

創ってる薬に何か問題があって、退職したとか?

ありすを育てているのにも、薬の研究が何かしら関わっているんでしょう!!!

 

ありすとお母さんも会えるようになるのかな?

 

ありすが作る優しい料理と、ありすを取り巻く謎が結びつかない!!

光と闇が同居してる感じが引き付けられる!!!

 

3話以降も楽しみです。

 

以上、『厨房のありす』2話を見たあらすじと感想でした。

 

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厨房のありす 1話のあらすじと感想 門脇麦演じる天才料理人と周りの人たちのハートフルで怖いドラマ

2024年1月21日夜10時30分から、日本テレビ系列でドラマ『厨房のありす』の放送がはじまりました。

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おもな登場人物

  • 八重森ありす(門脇麦)…28歳。料理店「ありすのお勝手」の店長。自閉スペクトラム症(ASD)でコミュニケーションが苦手。正直すぎる言葉を言ってしまうため接客が出来ず、親友の和紗に接客をやってもらっている。3歳の頃から父・心護と二人で暮らす。有機化学者の心護の影響で化学が好きで、科学に関しては驚異的な記憶力がある。子供の頃から大学生の問題を解けるほど。化学式と化学変化で料理を理解し「料理は化学です。」と言うのが口癖。店にメニューはなく、お客さんの体調に合わせた料理を作って出す天才料理人。
  • 三ッ沢和紗(前田敦子)…28歳。ありすの親友。『三ッ沢工務店』の娘で元ヤン。幼い頃からありすを守ってきた。2人の息子がおり、3人目の出産に合わせ、『ありすのお勝手』で自分に代わる接客担当のバイトを募集。新人の倖生にありすとの付き合い方を教える。
  • 酒江倖生(永瀬廉)…24歳。『ありすのお勝手』に住み込み希望で接客バイトに応募してくる。1年ほどネットカフェで生活していて住所不定。不審者扱いされるが、ありすに気に入られ『ありすのお勝手』でバイトすることに。一方で、夜間に心護が勤める東名大学の清掃のバイトも掛け持ちしている。徐々にアリスの信頼を得ていくことになるが、実は店に来た目的があるよう…。
  • 八重森心護(大森南朋)…51歳。ありすを男手ひとつで育てる未婚の父。東名大学で有機化学の教授。ゲイであることを公言し、同じくゲイの教え子の恋愛相談に乗る。娘のありすを愛情深く育て、心配し過ぎる部分がある。ありすには母は死んだと言っているが…。

<三ッ沢工務店>

  • 三ッ沢定一郎(皆川猿時)…55歳。和紗の父で、『三ッ沢工務店』の社長。一流の大工で一本気。娘の和紗にありすを守ってやるよう言い聞かせる。孫に好かれたいゆえに甘やかせ、和紗に叱られている。最近腰痛がでてきた。
  • 三ッ沢明希子(阿南敦子)…53歳。和紗の母。『三ッ沢工務店』専務。世話好きで、昔からありすたちを支えてきた。
  • 三ッ沢金之助(大東駿介)….34歳。和紗の夫。愛妻家で子煩悩。義父・定一郎の工務店で働く腕のいい大工。腰痛の定一郎に代わって棟梁を務める。単純な性格で思ったことをすぐに口に出す性格。
  • 三ッ沢虎之助(三浦綺羅)和紗の長男。冷静。
  • 三ッ沢銀之助(湯本晴)和紗の二男。野菜嫌い。

<東名大学>

  • 山口礼央(橘優輝)…22歳。心護の研究室にする学生。恋人栄太と同じゲイの心護に恋愛相談をする。
  • 野村栄太(堀野内智)…22歳。心護の研究室の学生。マッチングアプリで知り合ったのが、同じ大学で専攻も同じだった。やきもち焼き。
  • 松浦百花(大友花恋)…25歳。東名大学に出入りする稲城化成の営業担当。倖生の高校の時の同級生。清掃のバイトで大学にいた倖生と偶然会う。倖生に片思いしていた。

<ありすのお勝手>

  • 柴埼明里(金澤美穂)…『ありすのお勝手』の常連客になる近所の会社員。メニューがなく、あっかんべーをさせる店に最初は不審がるが、自分の体に合った料理を出してもらい驚く。
  • 白石雅美(伊藤麻実子)…『ありすのお勝手』の常連客。近所の歯科の歯科衛生士。
  • 柏原優奈(新井郁)和紗のママ友。息子のお受験で神経をすり減らしている。

 

  • 三國谷優作(前原瑞樹)…28歳。『ありすのお勝手』に食材を納入する『スーパー三國谷』の店長。今は真面目に働いているが、昔はありすをイジメており、それをよく覚えているありすから嫌がられている。

<五條製薬>

  • 五條蒔子(木村多江)…51歳。五條製薬のCEOの娘。研究開発担当取締役。新薬を作り出す創薬化学者。夫・誠士が次のCDOとなる予定。
  • 五條道隆(北大路欣也)…74歳。五條製薬のCEO。蒔子の父。娘婿の誠士にCEOを譲って快調になる予定。
  • 五條誠士(萩原聖人)…52歳。蒔子の夫。もともとは蒔子と心護と同じ五條製薬の研究者だったが、蒔子の夫となってからは経営に携わっている。

 

1話のあらすじ

住み込み可のバイト募集の貼り紙を見て、店に入った酒江倖生(永瀬廉)。

店の奥で一人作業をしていた八重森ありす(門脇麦)は、お客さんだと勘違いし、まだ開店前だと早口で告げる。

バイトの応募だと伝えたが、伝わっているのか分からず。

疲れもあって客席に座り込み、眠ってしまった。

目が覚めると食事が用意されており、今度は、出勤してきたホール係の三ッ沢和紗(前田敦子)から不審者扱いされる倖生。

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履歴書も見せ、信じてもらえた。

和紗から、店長のありすが自閉スペクトラム症で、接し方についての注意点を早口で告げられる。

採用かどうか決めるのは、ありす次第だったが、ありすの料理を褒めたことで、気に入られめでたく採用となった。

早速ホール係として働き出した倖生。

ありすの店「ありすのお勝手」は、メニューはなし。

まずはお客さんから聞き取り。

ありすが得意とする化学をもとに、ひとりひとりの体調に合ったやさしい料理をその場で考え、提供するスタイル。

調理はありす。接客は和紗。と分担して店を回していた。

和紗は二人の子を持つ妊婦。

第3子出産を控え、新しくホール係を募集したのだ。

ありすのやり方に戸惑いながらも、バイトを終えた倖生は、もう一つのバイトである東名大学の清掃に向かう。

東名大学には、倖生の高校時代の同級生・松浦百花(大友花恋)が営業で来ており、偶然な再会に喜ぶ。

百花に背中を押され入った研究室には、ありすの父で、この大学の有機化学の教授・八重森心護(大森南朋)がいた。

心護は、ゲイであることを公にしており、同じくゲイの学生カップルの相談に乗っていた。

倖生は、心護から住み込みの許可をもらう話をなかなか切り出せず。

結果、帰宅する心護を黙ってずっと追いかけることになり、またまた不審者と疑われた。

帰宅したところで、ありすから説明を受け、事情を飲み込んだ心護。

倖生が料理をすると申し出て調理をしていたが、熱した油から火柱が上がってしまう。

突然の出来事に、幼い頃の恐怖がフラッシュバックし大混乱し暴れるありす。

ありすを寝かせたあと、倖生にありすが幼い時に母を事故で亡くしていて、覚えていないと話す心護。

その母に代わり、心護が引き取って育ててきた。

大変なことも多いが大切な娘だと話す心護。

倖生は、迷惑をかけた。と、その晩は住み込みの話をせずにネットカフェに帰って行った。

 

倖生が帰ってから、せっかくの夕食の時間を台無しにしてしまった、と泣いて心護に謝るありす。

「私のせいで、お父さんはいつも迷惑をしています。」

と言う。

心護は、幼かったありすと一緒に暮らすと決めてから、何も話さず笑顔を見せない。機嫌が悪くなってもどうして泣いてるのか?と悩んだことを思い出す。

ある日。

心護の大学の学生向けの問題を、ありすが簡単に解いてしまったことがあった。

スゴイとほめると、初めてありすが笑ってくれたのだ。

「ありすはいつも、人生で今が一番うれしいって思わせてくれて、その次にはその気持ちをさらに更新してくれる。」

と優しく話しているうち、ありすは眠っていた。

 

翌朝。

いつもように近所の皆さんに挨拶をしながら、ありすが出勤する心護を送っていると、倖生が会いに来てくれた。

 

公園で話すありすと倖生。

昨晩、ボヤを出してしまったことを謝る。

ありすは、油が熱されて発火する流れを、得意の化学の知識で早口で説明。

倖生は、両親がよく作ってくれていた揚げ物が作りたかったのだという。

カラッと揚がっていて外はサクサク。中はトロッとしている。

外からはコロッケにしか見えないが、中を開けるとハンバーグとトロっとした卵が出てくるものらしい。

倖生の話を聞いて、翌日の和紗の二男・銀之助(湯本晴)の誕生パーティーのために作る料理のヒントを得たありす。

そこからはもう、新しい料理のことで頭がいっぱい。

その日のお店の営業中にも、お客さんに作る料理と同時にずっと考えており、営業時間が終わったあとも、夜通し料理を作るのだった。

 

パーティーが進む中で、ありすのような「天才」と呼ばれる人と、銀之助のような「普通」の子を比較した話になる。

どうせ自分は「普通」だとすねる銀之助。

しかしありすは、

「普通は素晴らしいです。」

 

と言う。

ありす自身は、大きな音がしたり、注文したトマトが来なかっただけで動けない。

化学が出来ても、覚えたこと忘れなくても、お客さんから注文も取れない。

みんなに迷惑をかけてしまう。

和紗がいるからお店ができる。お父さんがいるから商店街を歩ける。

「私はたくさんのひとのおかげでようやく生きていけます。」

「普通はスゴイことです。普通の銀之助さんは素晴らしいんです。」

 

と、「普通」を褒めたたえるのだった。

 

野菜嫌いの銀之助のために、ありすが作った料理とは?

住み込み希望のバイト・倖生は、ネットカフェから出られるのか??

 

…というお話でした。

 

不審者・倖生くん

永瀬廉さん演じる住み込みバイト希望の倖生くん。

不審者でしたね~~。

バイト希望でお店に入って来たのに、ろくに説明もしないで店で居眠りしてしまうんですから!

まずありすに構えられ、和紗に強盗扱いされ、心護にストーカーと間違われ。

こんなに疑われるキャラいる?ってくらい不審者と疑われてました。

見た目がシュッとしてる分、ちゃんと喋って説明してくれないと、怖いですよね。

ひとりひとり疑われて、最後、男性の心護にまで警察に通報された時には、笑いました。

 

子供が大学の問題を解く?

幼い頃のありすが、大学生に出すような問題を解くシーンがありましたが、スゴイですね!

まだ問題文の意味も分からないだろうってくらい、幼い感じだったのに、それも飛び越して解いちゃうんですから。

ほかのことはうまくできなくても、化学のことだけはわかるって、どういうことなのか、全く想像がつかないです。

ドラマを見ていくうちに、ありすのことが理解できてくるようになるのかな?

 

永瀬廉さん演じる倖生が、唯一アリスと接するのが初めてのキャラ。

倖生と一緒に、ありすを理解していきたいな。と思います。

 

お母さんは生きてる?

ありすのお母さんは事故で亡くなって、代わりに心護がありすを引き取って育ててきた。

と倖生に説明していた父・心護。

しかし、木村多江さん演じる五條蒔子が、製薬会社の新薬を発表する記者会見をするテレビ画面を見て、ありすが

「お母さん!」

と言っていました。

亡くなったお母さんと似ているのか?

本当にお母さんで、心護が亡くなったと嘘をついているのか?

はたまたありすの勘違いで、お母さんにとてもよく似た別人か?

 

1話を見ただけではよく分かりませんでした。

蒔子さんには萩原聖人さん演じる夫もいたみたいだし。

人間関係ややこしそう……!!

 

ありすを中心としてハートフルなお話かと思いきや、人間関係の絡まりもありそうな感じ!!

ありすが「お母さん」と言ったテレビ画面を黙って消す心護の顔が怖かった!

どんな話が潜んでるの?

 

色んな視点で見られるドラマになるのかも!!

単純なものじゃなさそうで、ゾクッとします。

 

同居がはじまる!

ありすに向き合ったことで、心護から住み込みを許可された倖生。

2話からは、ありす、心護、倖生の3人の同居生活がはじまるようです。

 

ずっと分かってくれる人との同居だったありすが、倖生という新しく同居する人とうまくやっていけるのか?

そして、どこに行っても不審者扱いされて、ネットカフェで暮らしてきた倖生も、ちゃんと人と同居することができるのか?

 

ありすと倖生の成長を見守っていきたいと思います。

 

予告で出てきた料理もおいしそうだったし、2話からが楽しみです。

 

以上、『厨房のありす』1話を見たあらすじと感想でした。

 

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春になったら 2話のあらすじと感想 ラスト泣いた!木梨憲武演じる父・雅彦の正直な気持ち

2024年1月22日月曜夜10時からフジテレビ系列でドラマ『春になったら』2話が放送されました。

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前回、1話の感想はこちら。↓↓↓

 

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おもな登場人物

  • 椎名瞳(奈緒)…28歳。助産師。一馬と春、誕生日に結婚の予定。6歳で母を亡くし、父娘ふたりで暮らしてきた。売れない芸人で10歳年上の一馬との結婚を父・雅彦に反対される。
  • 椎名雅彦(木梨憲武)…瞳の父。62歳。実演販売士。すい臓がんで余命3ヶ月。春までに死ぬという。
  • 川上一馬(濱田岳)…お笑い芸人。瞳の婚約者。芸名は、カズマルくん。瞳とは10歳年上。
  • 川上龍之介(石塚陸翔)…一馬の息子。
  • 神尾まき(筒井真理子)…雅彦の姉。瞳の伯母。花屋。
  • 椎名佳乃(森カンナ)…瞳の死別した母。
  • 岸圭吾(深澤辰哉)…瞳の学生時代からの友人。葬儀屋。
  • 大里美奈子(見上愛)…瞳の学生時代からの友人。OL。
  • 阿波野弘(光石研)…桜鈴会病院の緩和ケアの医師。
  • 杉村節子(小林聡美)…杉村助産院の院長。瞳の上司。
  • 斎藤愛里(影山優佳)…杉村助産院の助産師。瞳の同僚。
  • 矢萩亜弥(杏花)…20歳の妊婦。妊娠をきっかけにショップ店員を辞めた。
  • 矢萩祐作(金子隼也)…亜弥の夫。亜弥の妊娠を知り、専門学校を辞めて働く。
  • 中井義広(矢柴俊博)…実演販売会社『ヨッシーコーポレーション』の社長。
  • 加賀屋吾郎(葵揚)…『ヨッシーコーポレーション』勤務の実演販売士の見習い。
  • 森野舞衣(橋本マナミ)…ブライダル会社Lily Braidal。黒沢の先輩。
  • 黒沢健…Lily Br(西垣匠)aidalの社員。瞳、一馬の結婚式を担当する。

 

2話のあらすじ

3か月後に死ぬことを受け入れ、病気の治療をしないと言う雅彦(木梨憲武)は、時々来る痛みに耐えながらも仕事を続けていた。

なんとか治療して欲しい娘の瞳(奈緒)は、治療を受けて余命宣告よりも長く生きている人のブログを見せるなどして、雅彦に治療させようとするが、全く聞いてくれない。

雅彦は、瞳が作っていた結婚までにしたいことリストを真似して、死ぬまでにやりたいことリストを作っていた。

  • 伊豆に行く
  • 神(じん)に謝る
  • 遊園地ではしゃぎまくる
  • 友だち呼んでホームパーティー
  • タイムカプセルを開ける
  • 英語をマスターする

 

瞳は、一馬(濱田岳)との結婚話を持ち出し、反対するなら長生きを!と言い、治療に向かわせようとしてもダメ。

やりたいことリストに

  • カズマルを瞳から追い払う

を付け加える結果になるだけだった。

瞳には、雅彦が自分の死を受け入れられるのかが理解できない。

一馬によると、エリザベス・キューブラー=ロスという精神科医ががんを告知された人がそれを受け入れるまでを5段階で定義していると教えてくれた。

  1. 否認ーショックで受け入れようとしない
  2. 怒りーどうして自分が!という激しい怒り
  3. 取引ー神に祈るなど
  4. 抑うつうつ状態
  5. 受容ー諦めて死を受け入れる

雅彦ががんの告知を受けたのは12月。

1か月のあいだに、5の段階の受容まで行っていることになる。

治療を受けないことが受容だと気づいた瞳だが、本当に受容しているのか信じられない。

後日。

瞳は、雅彦の担当医で緩和ケア医・阿波野(光石研)を訪ね、どうして治療するよう父を説得してくれなかったのか?と詰め寄る。

阿波野も、80代90代過ぎたひとで落ち着いて告知を受け止める人はいたが、雅彦のような若い人で、痛み止めだけ出してくれればいいと言う人は珍しい。と驚き信じられない気持ちでいるという。

瞳は、雅彦は本当は自分の死を受け入れていないと言い、自分の結婚話に反対する雅彦の気持ちを利用して、治療を受けさせようとする作戦を思いつく。

そして、雅彦の受容が信じられないという阿波野にも、雅彦を説得するよう強引にお願いして帰っていくのだった。

 

作戦通り。

3月25日の結婚式に向けて、準備を進める瞳と一馬。

結婚式の打ち合わせでは、雅彦に余興をやらせようと、ブライダル会社の担当・黒沢(西垣匠)に一方的にプランを話しまくる瞳。

黒沢を戸惑わせるのだった。

さらに、結婚式の司会に、葬儀屋で葬儀の司会をしている大学時代からの友人・岸(深澤辰哉)に司会を頼む瞳。

瞳に片思いしている岸は、雅彦が結婚を反対しているのを利用して一緒に反対。

その二人の結婚式の司会などしたくないと、もう一人の大学時代の友人・美奈子(見上愛)に愚痴をこぼす。

瞳を諦めきれないでいる岸を、切なく見つめる美奈子だった。

 

後日。

瞳は、伊豆に行きたいと言う雅彦の願いを聞き、2人で伊豆に旅行に行こうと持ち掛ける。

着いた旅館の部屋は、お見合いのような雰囲気の部屋。

一馬と、雅彦の姉で瞳の伯母・神尾まき(筒井真理子)が待っていた。

一馬は、まきと雅彦に聞かれるまま、東大に入学していながら中退してお笑い芸人になった経緯を説明。

雅彦は、安心するどころか、一馬が、せっかく入った大学を辞めたこと、自分が面白いと思って芸人になったこと、瞳と結婚したいと言い出したことを「勘違い」だと一蹴。

しかし、プロポーズは一馬からしたのではなく、瞳からしたことが分かる。

雅彦にとって一馬は、甲斐性のない子持ちのバツイチの男だが、瞳にとって一馬は、芸人をやりながらバイトもして、子供の龍之介を立派に育てた

「こんなに強くて優しい人はいない。」

「かず君のことを人としても尊敬している。」

という。

説得しても無駄な二人の結婚話。

雅彦は怒って部屋を出て行った。

しかし、これは瞳がこれから苦労するだろうから、長生きをしようと思わせて治療を受けようと思わせる瞳の作戦。

 

そんな瞳の思惑など、父の雅彦は気づいていた。

その後立ち寄った海岸で、雅彦は、亡き妻・佳乃(森カンナ)と出会ったのはこの海だった。と、出会いから結婚までの思い出話を瞳に聞かせる。

雅彦の10年の片思いが実っての結婚に、感動する瞳。

一馬と出会った頃、自分が仕事で辛い思いをしていたこと、どん底にいた瞳を救ってくれたのが、お笑いライブで見た一馬のネタ。慰めてもらってやっと笑えたと話す。

「ドンマイドンマイ!僕は好きだよ。」

何も知らなかった父・雅彦。

「お父さんがお母さんの子とずっと好きなように。」

「希望がなくてもずっと片思いし続けたみたいに、私もこの気持ちは変わらない。」

一馬への思いを話す瞳。

海をバックに写真を撮ろうと提案する雅彦。

レンズを向ける瞳に

「信じるよ。お前に辛い時があったこともあいつの芸に救われたことも信じる。」

と言う。

雅彦は、瞳が自分に治療を受けるよう促していることを見抜いていた。

そして、自分の希望をぶつけたあと、がんを告知されて受け入れるまでの正直な気持ちを瞳に話す雅彦。

笑顔で写真に納まろうととする父娘。

しかし笑顔が一変。

雅彦が痛みに倒れるのだった――。

 

…というお話でした。

 

泣いた!

2話のラスト。

雅彦が瞳に、治療を受けない理由を波の音に負けないよう大きな声で叫んでるシーンは泣けました。

「治療を受け始めたら、俺はもうがんと闘うだけの人になっちゃうんだ。」

「それでさ、1年や2年生きたって何の意味があるんだろう。」

「それだったら残り3ヶ月。俺は、仕事をしていたい。」

「やり残したことを思いっきりやりたい。お前の父親でいたい。」

 

自分勝手かもしれないけど、正直な気持ちですよね。

思いっきりやりたいことやりたい。

病人じゃなくて、父親としていたい。

結婚を反対するのも、父親でいるからこそやってあげられる最後の愛情だと思ってやっているのかもしれない。

もう…2話は前半、父娘でただ自分の気持ちを押し付け合うだけの勝手な話に見えましたが、最後の最後で、こんな正直に。こんなまっすぐに。

泣きました。

特に

「分かってくれよ!瞳。」

が、心の叫びに聞こえました。

 

病人の気持ち

見守る家族の立場からしたら、苦しんでいる姿を見るのはしんどいけど、長くそばに居てほしい。生きていて欲しいと思う。

でも、病気になった雅彦の立場を考えたら、痛みだけは止めてもらって、入院しないで少しでも長く家族と一緒にいたい。って思うと思う。

それが耐えられる痛みだったら。

でも、口内炎の痛みでも耐えられずにイライラしてすごく嫌なのに、がんの痛みに耐えられるだろうか。

色々考えさせられるドラマです。

 

次どうなる?

ラスト、雅彦が気持ちを伝えたあと、倒れていました。

痛み止めを飲んでいるとはいえ、もう止められなくなってきてるのかも?

 

瞳は、結婚までにやりたいことリスト

 

  • 一人暮らしをする
  • 美奈子と二人で旅行に行く
  • エステに行く
  • 料理教室に通う
  • お父さんにかず君との結婚を認めてもらう

 

って掲げてますけど、こんなお父さん残してどれだけこなせるのかな?

 

先が気になる!

 

以上、『春になったら』2話のあらすじと感想でした。

 

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さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~ 2話のあらすじと感想 楽団新メンバー加入で父娘も距離近付く?!

2024年1月21日日曜から、TBS系列でドラマ『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』2話が放送されました。

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前回、第1話の感想はこちら。↓

 

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おもな登場人物

  • 夏目俊平(西島秀俊)…20代の頃から海外のオーケストラで活躍してきた元指揮者。大好きな音楽に対して、アパッシオナート(情熱的)だが、音楽以外はポンコツ。5年前のできごとをきっかけに家族の前から姿を消し、音楽の世界からも離れる。が、数十年ぶりに帰国。晴見フィルハーモニーで指揮をすることになる。
  • (芦田愛菜)…俊平と志帆の娘。晴見市役所の総務課で働く実家暮らしの20歳。5年前の出来事で父親と決別。父と違い音楽を嫌い音楽のない人生を送る。突然の父の帰国で、気まずさを抱えながら同居することに。職場では、総務課から応援で文化振興課に異動。晴見フィルの活動拠点のあおぞらホールで、廃団が決まった晴見フィルの後片付けを命じられる。
  • 志帆(石田ゆり子)…響と海の母。率直な物言いをする性格。俊平と結婚後は画家になる夢を捨てポンコツな俊平の世話をしていたが、5年前のできごとをきっかけに子どもたちを連れて夫の元を去る。実家の晴見市で暮らし俊平と連絡を断っていたが、晴見フィルハーモニーの指揮者として、団長の古谷に俊平を推薦。自分がいなくなることで俊平と響が交わることを期待し、フランスまで仕事に行くと嘘をついて俊平を帰国させ、強引に子供たちと同居するように持って行く。本当は日本にいて、古谷だけが居場所を知ってる。ということだったが…。
  • (大西利空)…俊平と志帆の息子。フランスからの帰国子女で高校2年生。コミュニケーション能力が高く、父と姉のあいだに立ってフォローする役割をしてくれる。フランスに行ったはずの母らしき人物を近所のスーパーで目撃する。

<<晴見フィルハーモニー>>

  • 古谷悟史(玉山鉄二)…晴見市役所観光課職員。晴見フィルハーモニーの団長。ファゴット担当。誠実で心優しい。楽団の廃団を阻止するために俊平を指揮者として迎えようと奮闘。志帆がフランスに行かず日本にいることを俊平に秘密にしている。
  • 森大輝(宮沢氷魚)…晴見市役所観光課職員。晴見フィルハーモニーではトラペットを担当。小学生の時から吹奏楽をやり、持ち前のポジティブさで人一倍練習熱心。だが、感情が表に出てしまい音程が安定せず。同僚の響とは職場仲間で、次第に関係を深める。
  • 近藤益夫(津田寛治)…建設会社社長。晴見フィルハーモニーコンサートマスター。バイオリオン担当。クラシックが大好きで、指揮者になるのが夢。楽団ではボスだが、家族には相手にされていない。
  • 谷崎天音(當真あみ)…高校2年生。クラシックに憧れ、音楽経験ゼロで晴見フィルハーモニーに入団。楽天的で楽器演奏を甘く見ているところがある。しかし明るさの裏に秘密あり。
  • 内村菜々(久間田琳加)…大学生。プレッシャーに弱いティンパニー担当。真面目で練習熱心。高校時代にトラウマがあり、自信が持てていない。欠員が出ているチェリストに、自信が推している羽野蓮を俊平に紹介する。
  • 羽野蓮(佐藤緋美)…工場勤務をする寡黙でクールな青年。幼い頃からの才能に恵まれていたチェリスト。かつてCDデビューまでして活躍していたが、儲け重視でやりたい音楽ができなくなったことと、自分が音楽をやることで父の会社のお金を母が使い込み、不仲になったこともきっかけで音楽活動を辞めていた。俊平と出会い、晴見フィルハーモニーに誘われる。
  • 倉科瑠李(新木優子)…プロのオーケストラを渡り歩いてきたフルート奏者。恋愛絡みで問題を起こし、数々のオケをクビになって来た過去がある。狙った獲物は逃がさない"カルメン"。晴見フィルからの誘いを何度も断っている。が、また恋愛沙で問題を起こし、所属していた楽団を試用期間のあいだに解雇されてしまう。古谷のスカウトで、廃団が決まった晴見フィルに次の楽団が決まるまでと決め入団する。次は俊平を狙っている。

<<その他>>

  • 白石一生(淵上泰史)…晴見市長。前市長が建てた晴見市あおぞら文化ホールをお荷物だと考えており、音楽もお金にならないものだと言い、晴見フィルハーモニーの俊平と対立する。市議会で晴見フィルの助成金をの打ち切りと廃団が決議されたことで、晴見フィルへの圧力を強める。
  • 鏑木晃一(満島真之介)…謎の男。5年前の俊平の事件を知っている様子で晴見フィルハーモニーへ近づく。この男の存在が楽団に波紋を呼ぶ。
  • 小村二朗(西田敏行)…大輝の祖父。「うたカフェ二朗」と店主。晴見フィルハーモニーの最古参で、ほとんどすべての楽器を演奏した経験がある音楽好き。俊平の過去を知っているらしく、俊平の良き相談相手。

 

2話のあらすじ

仕事でフランスに行ったはずの志帆(石田ゆり子)は、日本にいた。

古谷(玉山鉄二)だけは日本にいることも志帆が潜んでいる場所を知っていて、ひそかにリンゴを買って渡しに行く。

そして、俊平(西島秀俊)を晴見フィルの指揮者として紹介してくれたことは感謝はしているが、どうしてフランスに行くと嘘を言ってまで俊平を帰国させたのか?と志帆に聞く。

志帆は、自分がいなくなることで、5年会おうとも話そうともしてこなかった俊平と娘の響(芦田愛菜)が、いやでも交わるだろうと狙い、姿を消した、とのことだった。

 

俊平は、響に晴見フィルの指揮者を引き受けた理由を話そうとするが、響は「関係ない。」と言って話を聞かず、ただ父を「変わらない。」と冷たく引き離す。

しかし、俊平がお店の口車に乗せられ、2箱も買って帰ってしまったリンゴの食べ方で何が好き?と海(大西利空)が聞くと

アプフェルシュトゥルーデル

と答える。

アプフェルシュトゥルーデルとは、俊平がいたオーストラリアのお菓子。

避けているようで、父のことを気遣った言葉を言ったことに後悔する響だった。

 

一方。

市議会で廃団が決まった晴見フィルの活動拠点・あおぞらホールには、長年楽団で使ってきた大量のスコア(楽譜)が保存されていた。

大量の楽譜を処分をする役目をはじめとした、晴見フィル撤去係を、文化振興課で職員として働く響が担当することになる。

俊平は、廃団までの3ヶ月。音楽を続けると白石市長(淵上泰史)に宣言。

白石は、指揮を引き受けた俊平と団長の古谷に「引き際が肝心。」と言い、楽団の活動を認めない態度を貫くのだった。

白石の態度をよそに、俊平は、元気な曲「ウィリアム・テル序曲」をやると楽団のみんなに伝える。

「ウィリアムテル」をやるには、チェロとフルート奏者が足りず、新しくメンバーを募集。

ティンパニの内村菜々(久間田琳加)が、自身が推しているチェリストの羽野蓮(佐藤緋美)はどうか?と推薦。

森大輝(宮澤氷魚)と古谷と俊平の3人で、羽野蓮が働く羽野硝子株式会社を訪問。

工場には、羽野の父・鉄雄(利重剛)がいて、クラシックと聞くだけであからさまに不機嫌な態度を取ってきた。

羽野蓮本人も出てきたが、CDデビューまでした過去の音楽活動を「黒歴史」だと一蹴。今は音楽活動を辞めたと言う。

3人は諦めて帰るしかなかった。

後日。

大輝は、SNSで晴見フィルの新しい団員を募集。

それに反応してあおぞらホールの練習場に来たのが、先日の定期演奏会で『運命』を聴いた女子高生・谷崎天音(當真あみ)。

天音は『運命』を聴いて以来クラシックにハマり、

「この音楽になりたいって思う。」

と、楽器は出来ないので俊平に直接指揮を習いたいのだと言う。

近藤(津田寛治)をはじめとした楽団員は、天音を追い返そうとする。

しかし俊平は、天音が好きだと言って歌った曲を聞き、主旋律以外も同時に聞ける天音の感性を面白がる。

そして、指揮者になるには演奏者の気持ちを知れ。と自分が演奏してみたい楽器を1つ選ぶことを宿題に出したのだった。

 

練習帰り。

俊平たちは、所属していた楽団をクビになったフルート奏者・倉科瑠李(新木優子)が、「うたカフェ二朗」で『ハバネラ』を熱唱しているところに遭遇。

瑠李は、自分に話しかけてくる二朗(西田敏行)よりも、イケメンで世界的に活躍してきた指揮者である俊平に狙いを定める。

自分が狙われていることに気付かず、ウィーンの学生だったという瑠李から、響が食べたがっているアプフェルシュトゥルーデルの作り方について質問する俊平。

瑠李は、レシピの話に交えて恋愛の意味も含めて

「自由に料理してくださって構わない。」

と答えたが、俊平には1つの意味にしか捉えてもらえなかった。

 

後日。

息子の海の古い鍵盤ハーモニカを持って、再び羽野蓮の工場を一人で訪ねた俊平。

羽野蓮は、一人でチェロを弾いていた。音楽活動は辞めたが、音楽は続けているのだと言う。

演奏者として、客や母親が望む好きでない曲を演奏することに嫌気がさしていたのだ。

俊平は楽団には誘わず、蓮が好きなバッハの曲を二人でただ演奏するだけの楽しい時間を過ごす。

 

廃団までの3ヶ月。

俊平と晴見フィルに新メンバーは入るのか?

ウィリアム・テル序曲』は演奏できるのかーー?

 

…というお話でした。

 

古谷と志帆の関係

1話の終わり。

志帆のアトリエっぽい場所に、古谷が訪ねて行っていたのでもしや二人は恋人?

と心躍らせ2話まで待ちましたが、どうも違うようです。

ただ、志帆が日本にいることを、古谷が黙ってあげていただけの様子。

なんだ!残念!

でも、古谷の方は志帆のこと好きかもしれません。

 

あと!

志帆が日本にいることを古谷だけが知ってるはずでしたが、町で歩いているのを偶然息子の海が目撃していました。

3話では海も父姉の仲を取り持つ母の計画に乗っかるものと思われます。

 

利重剛さんの登場に思い出すこと

今回新しくチェリストが新メンバーに加わったのですが、その新メンバー羽野蓮のお父さん役をされていたのが利重剛さん。

利重剛さんは、『リバーサルオーケストラ』にも出演。

門脇麦さん演じる主人公・初音の音楽活動を支える父親役でした。

 

またまた『リバーサルオーケストラ』とかぶるポイント発見!

『リバーサルオーケストラ』では音楽を受け入れている父親でしたが、『さよならマエストロ』では音楽に理解を示さない父親の役!

ギャップがあり過ぎて気持ち悪かったです。

 

同じような作品に出ちゃダメですよ~~。利重剛さん。

そして、同じような作品にキャスティングしちゃダメですよ、TBS!

 

ドラマを見ながらツッコませていただきました。

 

楽経験ゼロの女子高生

當真あみさん演じる初回の定期演奏会を聞ていた女子高生・谷崎天音も、指揮者希望で晴見フィルに入ってきました。

役名が「谷崎天音」って。

これもまた『リバーサルオーケストラ』の主人公の名前「谷岡初音」と重なります。

俊平に宿題を出されて、演奏したいと思う楽器で、ヴァイオリンを選んだ天音ちゃん。

やっぱり『リバーサルオーケストラ』を意識しているとしか思えない!

 

男を翻弄するフルート奏者

チェリスト羽野蓮と共に、新しいメンバーとして入ったのが、新木優子さん演じるフルート奏者の倉科瑠李。

「うたカフェ二朗」で『ハバネラ』を熱唱していました。

私、子供のころにピアノを習っていた時期がありまして、『ハバネラ』が好きでよく弾いたことがあります。

調べたら、オペラの曲で男を誘うカルメンとか、そんな言葉が出てきました。

そういう曲だと知って、今さらながらビックリ。

今回の瑠李が、色んなオケで恋愛絡みの問題を起こし、狙った獲物を逃さない「カルメン」と呼ばれているキャラ。

ぴったりの曲として歌っていたんでしょう。

 

私が好きで、ほかにピアノの発表会で弾いた曲に『花の歌』というのがありまして、この曲のことも調べたら、『ハバネラ』と同じ3拍子の曲。

自分が3拍子の曲が好きなんだと気づきました。

 

徐々に心開いて来た響

閉館が決まったあおぞらホールで勤務する俊平の娘・響。

最初は、スコアの処分を気だるそうにやろうとしていましたが、上司が雑に扱っているのを見て激高。

一つ一つ丁寧にほこりを払いながら、段ボール詰めしていました。

さらに、俊平が餃子の皮を使って作ったアプフェルシュトゥルーデルを「うまいんかい!」とツッコみながら笑顔で食べる一幕も!

好きなお菓子に、お父さんが分かるオーストリアのアップルパイを選ぶなんて、本当はお父さんのこと大好きなんじゃない?と分かるシーンでした。

徐々に心開いて来たのでは??

 

響も音楽活動していた?

俊平の前では笑顔の響き。

しかし、俊平の前では相変わらず反抗的な態度!

一体、何があったんでしょうか?

今回音楽活動をしていたチェリストの羽野蓮が、演奏をしている響の姿を思い出すシーンがありました。

響も、ヴァイオリニストとして活動していたのかも?

初回でコンクールに出た、というエピソードは出ていたので、ヴァイオリンを習っていたことはわかっていましたが、いいところまで行っていたのかも?

 

何が父娘に溝を生んだのか?

2話でも真相はわからず。

3話以降に持ち越しです。

 

次回も楽しみ!

 

以上、『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』2話のあらすじと感想でした。

 

 

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春になったら 1話のあらすじと感想 3か月後に死ぬ父と3か月後に結婚する娘ー仲良し父娘のバトルがはじまる!

2024年1月15日月曜夜10時からフジテレビ系列でドラマ『春になったら』1話が放送されました。

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おもな登場人物

  • 椎名瞳(奈緒)…28歳。助産師。一馬と春、誕生日に結婚の予定。6歳で母を亡くし、父娘ふたりで暮らしてきた。売れない芸人で10歳年上の一馬との結婚を父・雅彦に反対される。
  • 椎名雅彦(木梨憲武)…瞳の父。62歳。実演販売士。すい臓がんで余命3ヶ月。春までに死ぬという。
  • 川上一馬(濱田岳)…お笑い芸人。瞳の婚約者。芸名は、カズマルくん。瞳とは10歳年上。
  • 神尾まき(筒井真理子)…雅彦の姉。瞳の伯母。花屋。
  • 椎名佳乃(森カンナ)…瞳の死別した母。
  • 岸圭吾(深澤辰哉)…瞳の学生時代からの友人。葬儀屋。
  • 大里美奈子(見上愛)…瞳の学生時代からの友人。OL。
  • 阿波野弘(光石研)…桜鈴会病院の緩和ケアの医師。
  • 杉村節子(小林聡美)…杉村助産院の院長。瞳の上司。
  • 斎藤愛里(影山優佳)…杉村助産院の助産師。瞳の同僚。
  • 矢萩亜弥(杏花)…20歳の妊婦。妊娠をきっかけにショップ店員を辞めた。
  • 矢萩祐作(金子隼也)…亜弥の夫。亜弥の妊娠を知り、専門学校を辞めて働く。
  • 中井義広(矢柴俊博)…実演販売会社『ヨッシーコーポレーション』の社長。
  • 加賀屋吾郎(葵揚)…『ヨッシーコーポレーション』勤務の実演販売士の見習い。
  • 森野舞衣(橋本マナミ)…ブライダル会社Lily Braidal。黒沢の先輩。
  • 黒沢健(西垣匠)…Lily Braidalの社員。瞳、一馬の結婚式を担当する。

 

1話のあらすじ

6歳の時に母を亡くし、父娘ふたりで暮らしてきた椎名雅彦(木梨憲武)と瞳(奈緒)。

2024年1月1日。

ふたりだけで新年の祝いの場面で、お互いに報告。

「3か月後に死んじゃいます!」

「3か月後に結婚します!」

 

雅彦は、自分が死ぬことはそっちのけで瞳の結婚に大反対し始める。

瞳の婚約者は、瞳より10歳年上の38歳。

売れないお笑い芸人の川上一馬(濱田岳)。芸名は「カズマルくん」。瞳とは1年前から付き合っている。

ステージⅣのすい臓がんで余命3ヶ月だという雅彦は、娘が不幸になったら死んでも死にきれないという。

瞳は、雅彦が自分の結婚に反対するために、がんだと嘘をついたと雅彦の話を信じない。

雅彦の姉・瞳の伯母の神尾まき(筒井真理子)も、雅彦が幼い頃からそういう嘘をついて気を引こうとする人だったと呆れる。

雅彦に大反対を受けて、逆に結婚への意思を強める瞳。

雅彦は、実演販売士の仕事の合間にカズマルくんの動画や情報を調べ、ますます反対の気持ちを強める。

 

瞳の大学時代の友人、大里美奈子(見上愛)と岸圭吾(深澤辰哉)は、瞳と一馬が出会うきっかけとなったお笑いライブに誘った張本人。

美奈子が瞳たちの祝福する一方で、瞳に思いを寄せる圭吾は、苛立ちを募らせていた。

 

結婚話をきっかけに、ギクシャクする雅彦と瞳。

雅彦ががんだとまだ信じていない瞳は、雅彦を診断した病院と医師と、セカンドオピニオンを頼んだという医師、2人に話を聞いて回る。

医師から診断結果と、雅彦が積極的な治療を望んでいないと聞かされ、雅彦の話は本当だったと動揺する瞳。

 

雅彦自身は治療を望まず、一人で何もかも決めて緩和ケアの医師・阿波野弘(光石研)を訪ねていた。

痛みだけは取り除いてもらい、最後の3ヶ月を楽しく過ごしたいと思っていた。

 

一方。

瞳は、助産師として新しい命が誕生する現場に立ち会いながら、自分がこれまで父と二人で過ごしてきた日々を思い出す。

母を亡くし、父も亡くすなんて。と、父に治療をしてほしいと望む瞳。

「俺の終わり方は、俺に決めさせてくれよ。」

「死なないでよ。お願いだから治療受けて。私のために治療受けてよ。」

 

と、お互いの思いをぶつけ合うふたり。

瞳は一馬と話し合い、3月25日の誕生日に結婚式を挙げるのは一旦延期しようと決める。

父にどうやって治療をしてもらうよう進めようかと考え事をしながら、岸と美奈子と一緒に、一馬のお笑いライブを観に行く。

一馬は。相変わらずウケないネタをし、瞳だけが笑っている状態。

席の後ろから

「全然面白くない!よくそれで芸人とか名乗ってられるよね。」

と大声で批判する男性が現れる。

振り返ると、雅彦がライブを観に来ていた。

雅彦は、実演販売士でしゃべりのプロの立場から、一馬の芸をお客さんたちの目の前で大声で批判。

瞳との結婚も認めないと言う。

雅彦の言葉を聞いて、少年(石塚陸翔)が

「お父さんの悪口を言うな!」

と声を上げる。

一馬がバチイチ子持ちだと判明し、ますます怒りをあらわにする雅彦。

それに瞳が応戦。一馬の子どもの龍之介も瞳がママになるのだと言い返す。

瞳は、予定通り3月25日に結婚式を挙げるとお客さんの前で宣言。

それが嫌なら治療を受けるよう雅彦に迫る。

結婚をあきらめない瞳。治療を受けないと言う雅彦。

「3か月後に結婚する!」

「3ヶ月後に死ぬ!」

ふたりは、改めて自分の思いを通すと宣言するのだった――。

 

…というお話でした。

 

悲しい物語だと思ったら…

3か月後に死ぬお父さんと、3か月後に結婚する娘の話。

どんな悲しい物語が始まるのかと思いきや、2人とも気が強い!

木梨憲武さん演じるお父さんは、同僚が同じ病気で治療を受けて副作用に苦しんで、病院から出られずに1年半で亡くなったのを見ているから、治療を受けずに楽しく過ごしたいと言う。

娘は、お母さんは既にいないし、お父さんまでいなくなってしまったら…と治療を望む。

でも、結婚を反対されるのは許せない。

気が強い、似た者同士の父娘。

悲しいのはあるんだろうけど、明るく激しいドラマでビックリしました。

 

余命3ヶ月だと診断されたら

まだ62歳なのに、余命3ヶ月だと言われた雅彦。

がん患者として過ごすより、楽しく過ごしたい。というのはすごくよくわかります。

痛みさえなければ…。

でも、治療をしないと痛みがひどくなっていくと、光石研さん演じる緩和ケアの医師が言ってましたね。

ドラマの中の話とは言え、よく決断しましたよね。

自分のことだから、自分で決めたいという雅彦の気持ちは共感出来る。

でも、生きて欲しい。死なないでほしいと願う家族の気持ちも分かる。

どちらも気持ちも分かるドラマです。

あぁ、どう決着つけるのだろう。

 

婚約者がバツイチ子持ち

一馬が、10歳年上の売れない芸人だけでも、父の雅彦は結婚に大反対していました。

瞳が助産師で、ある程度の収入があるから、芸人の一馬がヒモになるんじゃ?と心配する雅彦。

私の地元のまちでも、あまり聞いたことない名前の芸人さんが一軒家を建てていて、奥さんが看護師だから、奥さんの信用でローンが組めた。と聞いたことがあります。

看護師さんとか助産師さんは、手に職を持つしっかりした職業だから、信用があるんですよね。

カッコいいなと思います。

そんな助産師さんの瞳が、売れない芸人に騙されてるんじゃないか?と勘ぐる父親の気持ちも分かるような気がする!!

その上に、一馬は子持ち。

うーん。

子供が産めなかった私としては、最初から子供がいた方がうれしいけど、親としては娘が産んだ子が見たいと思うよな、28歳でまだ若いし。

 

今後が楽しみ

3か月後に死ぬ父と、3か月後に結婚する娘。

設定は突拍子もない話に思えますが、ちりばめられている要素は、身近なあるある話が詰まってて、とても共感できるドラマだと思います。

 

どういう風に話が展開していくのか、これからが楽しみです。

 

以上、『春になったら』1話のあらすじと感想でした。

 

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さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~ 1話のあらすじと感想 市民オケと父娘関係再生の話!?その時、妻は…?初回から問題山積!

2024年1月14日日曜から、TBS系列でドラマ『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』の放送が始まりました。

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おもな登場人物

  • 夏目俊平(西島秀俊)…20代の頃から海外のオーケストラで活躍してきた元指揮者。大好きな音楽に対して、アパッシオナート(情熱的)だが、音楽以外はポンコツ。5年前のできごとをきっかけに家族の前から姿を消し、音楽の世界からも離れる。が、数十年ぶりに帰国。晴見フィルハーモニーで指揮をすることになる。
  • (芦田愛菜)…俊平と志帆の娘。晴見市役所の総務課で働く実家暮らしの20歳。5年前の出来事で父親と決別。父と違い音楽を嫌い音楽のない人生を送る。突然の父の帰国で、気まずさを抱えながら同居することに。
  • 志帆(石田ゆり子)…響と海の母。率直な物言いをする性格。俊平と結婚後は画家になる夢を捨てポンコツな俊平の世話をしていたが、5年前のできごとをきっかけに子どもたちを連れて夫の元を去る。実家の晴見市で暮らし俊平と連絡を断っていたが、晴見フィルハーモニーの指揮者として、団長の古谷に俊平を推薦。それにはある目的があって…。
  • (大西利空)…俊平と志帆の息子。フランスからの帰国子女で高校2年生。コミュニケーション能力が高く、父と姉のあいだに立ってフォローする役割をしてくれる。

<<晴見フィルハーモニー>>

  • 古谷悟史(玉山鉄二)…晴見市役所観光課職員。晴見フィルハーモニーの団長。ファゴット担当。誠実で心優しい。楽団の廃団を阻止するために俊平を指揮者として迎えようと奮闘。俊平に言えない秘密あり。
  • 森大輝(宮沢氷魚)…晴見市役所観光課職員。晴見フィルハーモニーではトラペットを担当。小学生の時から吹奏楽をやり、持ち前のポジティブさで人一倍練習熱心。だが、感情が表に出てしまい音程が安定せず。同僚の響とは職場仲間で、次第に関係を深める。
  • 近藤益夫(津田寛治)…建設会社社長。晴見フィルハーモニーコンサートマスター。バイオリオン担当。クラシックが大好きで、指揮者になるのが夢。楽団ではボスだが、家族には相手にされていない。
  • 谷崎天音(當真あみ)…高校2年生。クラシックに憧れ、音楽経験ゼロで晴見フィルハーモニーに入団。楽天的で楽器演奏を甘く見ているところがある。しかし明るさの裏に秘密あり。
  • 内村菜々(久間田琳加)…大学生。プレッシャーに弱いティンパニー担当。真面目で練習熱心。高校時代にトラウマがあり、自信が持てていない。
  • 羽野蓮(佐藤緋美)…工場勤務をする寡黙でクールな青年。幼い頃からの才能に恵まれていたチェリスト。ある事情からクラシックを諦めていたが、俊平と出会い晴見フィルハーモニーに誘われる。
  • 倉科瑠李(新木優子)…プロのオーケストラを渡り歩いてきたフルート奏者。恋愛絡みで問題を起こし、数々のオケをクビになって来た過去がある。狙った獲物は逃がさない"カルメン"。晴見フィルからの誘いを何度も断っている。

<<その他>>

  • 白石一生(淵上泰史)…晴見市長。前市長が建てた晴見市あおぞら文化ホールをお荷物だと考えており、音楽もお金にならないものだと言い、晴見フィルハーモニーの俊平と対立する。
  • 鏑木晃一(満島真之介)…謎の男。5年前の俊平の事件を知っている様子で晴見フィルハーモニーへ近づく。この男の存在が楽団に波紋を呼ぶ。
  • 小村二朗(西田敏行)…大輝の祖父。「うたカフェ二朗」と店主。晴見フィルハーモニーの最古参で、ほとんどすべての楽器を演奏した経験がある音楽好き。俊平の過去を知っているらしく、俊平の良き相談相手。

 

1話のあらすじ

5年前。

海外のオーケストラで活躍していた指揮者・夏目俊平(西島秀俊)当時45歳は、一生に一度の大きなチャンスに恵まれ、指揮棒を振っていた同じ時。

娘の響(芦田愛菜)は、コンクールを逃げ出し事故に遭っていた。

見事大役を果たした俊平だったが、その日を境に指揮者をやめ、音楽の学校で働くことに。

5年後。

俊平は、妻の志帆(石田ゆり子)からの5年振りの連絡に怯える。

志帆は、5年前のことで娘の響と息子の海(大西利空)を連れ、実家がある静岡の晴見市に帰ってしまっていた。

離婚に応じないことへの催促かと思いきや、仕事でフランスに行くから子供の面倒を見るように言ってきたのだ。

志帆は、俊平が食べられない時代に支えて来てくれた妻。

そんな妻の頼みを断れず、志帆と入れ替わるように帰国した俊平。

父親の俊平を「ペー」と呼ぶ高校生の息子・海は人懐っこい性格で、俊平の帰国を素直に喜ぶ。

が、二十歳となり晴見市役所で働いている娘の響は、5年前の件で俊平を拒絶する態度を取る。

母親に代わり、子供たちのために奮闘する俊平だったが、音楽以外のことはポンコツ

食事を用意しようとするものの大失敗。

冷ややかに父に接する響に対して、明るい態度で父と姉のあいだに立ってフォローする海。

父と娘のぎこちない同居生活がはじまる。

そこへ、晴見市の市民オケである晴見フィルハーモニーの指揮者を引き受けてほしいという依頼が来る。

晴見市役所の職員であり楽団の団長をしてる古谷(玉山鉄二)は、志帆から、俊平が指揮者を引き受けたと聞いていたが、俊平は全く聞いておらず。

5年前、響に取り返しのつかないことをしてしまったと後悔している俊平は、もう指揮をするつもりはないと断ろうとしていた。

晴見フィルハーモニーは、昔の晴見市長がバブル期に創設した楽団。

結成当時は、プロの奏者を迎えていたが、十分な給料を払うことが出来ず、今はほかに仕事を持つアマチュアの奏者を集めて演奏している。

現晴見市長の白石(淵上泰史)は、財政は赤字。「音楽で町は潤わない。」と晴見フィルハーモニーの廃団しようとしていた。

世界的に活躍していた俊平が指揮者となれば、廃団を阻止できるはず。

響の手前もあり、何度も断ろうとする俊平だったが、晴見フィルハーモニーの楽団員と交流してくことで、抑えていた音楽への熱が上がっていくーー。

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俊平が下した決断とはーー?

 

…というお話でした。

 

『リバーサルオーケストラ』と似てる?

  • 市民オケの再生。
  • 市役所職員が演奏者。
  • 元世界的に活躍するアーティスト。
  • 家族のことがきっかけで第一線から退く。

 

昨年、日本テレビで放送されていた門脇麦さん主演のドラマ『リバーサルオーケストラ』にちょこちょこ似た設定が多いのが気になりました。

門脇麦さん演じる『リバーサルオーケストラ』の主人公・初音は、子供の頃に天才ヴァイオリニストとして活躍したが、今は市役所職員として働いていました。

初音が第一線から退いたきっかけは、演奏会の日に妹が命に関わる病気で倒れ、自分にばかり両親がかまっていったせいで妹を命の危機にさらしてしまったと後悔したから。

『さよならマエストロ』も、まだあまり詳しくは描かれていませんが、主人公の俊平が、演奏会の日に娘の響が事故に遭ったことがきっかけで指揮の仕事をやめてしまっています。

 

リバーサルオーケストラとの違い

『リバーサルオーケストラ』と違うのは、初音は、妹が音楽の世界に戻って欲しいとン願っていたけれど、今回の『さよならマエストロ』では、娘の響が、父の俊平が指揮者に戻ることを不快に感じてるがうかがえます。

5年前。

響がなぜコンクールから逃げ出してしまったのか?

回想シーンで、俊平を責めるシーンがあったので、俊平が意図せず響を追い詰め傷つけていたことが想像できます。

廃団が決まった市民オケの再生の話だけかと思いきや、俊平と響父娘の再生の話でもあるようです。

5年前のコンクールは、ヴァイオリンのコンクールだったので、響もヴァイオリニストとして楽団で演奏する日が来るのかも?

 

脇役たちが面白い

晴見フィルハーモニーの楽団員たちが集うお店が、トランペットを担当する市役所職員・森大輝の祖父・小村二朗(西田敏行)が営む「うたカフェ二朗」。

二朗自身は、創設時からの晴見フィルハーモニーの楽団員という設定。

カフェにはありとあらゆる楽器が置いてあって、楽器を演奏してみんなで歌うという豪華なお店!

無造作にたくさんの楽器とたくさんの楽譜、レコードが置かれてる店なんて、あるんかい!

とツッコみたくなりますが、幽霊楽団員ということで、強引に納得するしかありません。

 

あと、コンサートマスターで、ヴァイオリンの担当するのが津田寛治さん演じる近藤益夫。

指揮者をやりたいらしく、俊平がやらないなら自分が。と指揮棒を振る姿がいじらしい。

楽団員の前では、リーダーシップを取って流ちょうに語る近藤ですが、家族には楽器を演奏するのが近所迷惑だと嫌がられているかわいそうな存在。

 

久間田琳加さん演じるティンパニ担当の内村菜々は、高校時代に入っていた吹奏楽部の大会で、自分が出した音で演奏を台無しにしてしまった。

 

楽団員それぞれに問題を抱えてる様子。

俊平が音楽にのめり込むせいで、娘の響は何やら追い込まれたようですが、晴見フィルハーモニーの楽団員には救いになっていくようです。

 

古谷と志帆の秘密の関係?

晴見フィルハーモニーと俊平を結びつけたのは、石田ゆり子さん演じる妻の志帆。

離婚届を送りつけたことがあるみたいですが、正式には離婚していません。

俊平の指には、結婚指輪がはまってます。

俊平が帰国したのは、志帆がフランスに行くから、その入れ替わりに子どもたちを世話するためだったはず。

ところが!

1話の終わり。

古谷が入って行った家で、志帆が食事を作って待っていました。

 

えぇ?恋人?

晴見フィルハーモニーの廃団で落ち込む恋人を助けるため、夫を呼びつけた??

 

まだかしこまった話し方をしていたので、恋人の関係にまでは行ってないような感じでしたが、でもいい雰囲気でした。

志帆は日本にいた!

 

市民オケの再生。

俊平・響父娘の再生。

しかし!

妻・志帆は、若い恋人がすでにいるのかも。

 

初回で色々と問題を放り込んでくれました。

市民オケの復活だけでも大変そうなのに、問題山積!

どうなるのか、次回からが楽しみです。

 

以上、『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』1話のあらすじと感想でした。

 

 

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