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さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~4話のあらすじと感想 古谷のプロポーズで志帆が俊平と復縁拒否!?

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2024年2月4日日曜から、TBS系列でドラマ『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』4話が放送されました。

www.tbs.co.jp

前回、第3話の感想はこちら。↓

 

www.lovetv.site

 

 

おもな登場人物

  • 夏目俊平(西島秀俊)…20代の頃から海外のオーケストラで活躍してきた元指揮者。大好きな音楽に対して、アパッシオナート(情熱的)だが、音楽以外はポンコツ。5年前のできごとをきっかけに家族の前から姿を消し、音楽の世界からも離れる。が、数十年ぶりに帰国。晴見フィルハーモニーで指揮をすることになる。
  • (芦田愛菜)…俊平と志帆の娘。晴見市役所の総務課で働く実家暮らしの20歳。5年前の出来事で父親と決別。父と違い音楽を嫌い音楽のない人生を送る。突然の父の帰国で、気まずさを抱えながら同居することに。職場では、総務課から応援で文化振興課に異動。晴見フィルの活動拠点のあおぞらホールで、廃団が決まった晴見フィルの後片付けを命じられる。
  • 志帆(石田ゆり子)…響と海の母。率直な物言いをする性格。俊平と結婚後は画家になる夢を捨てポンコツな俊平の世話をしていたが、5年前のできごとをきっかけに子どもたちを連れて夫の元を去る。実家の晴見市で暮らし俊平と連絡を断っていたが、晴見フィルハーモニーの指揮者として、団長の古谷に俊平を推薦。自分がいなくなることで俊平と響が交わることを期待し、フランスまで仕事に行くと嘘をついて俊平を帰国させ、強引に子供たちと同居するように持って行く。本当は日本にいて、古谷だけが居場所を知ってる。ということだったが…。
  • (大西利空)…俊平と志帆の息子。フランスからの帰国子女で高校2年生。コミュニケーション能力が高く、父と姉のあいだに立ってフォローする役割をしてくれる。フランスに行ったはずの母らしき人物を近所のスーパーで目撃する。

<<晴見フィルハーモニー>>

  • 古谷悟史(玉山鉄二)…晴見市役所観光課職員。晴見フィルハーモニーの団長。ファゴット担当。誠実で心優しい。楽団の廃団を阻止するために俊平を指揮者として迎えようと奮闘。志帆がフランスに行かず日本にいることを俊平に秘密にしている。
  • 森大輝(宮沢氷魚)…晴見市役所観光課職員。晴見フィルハーモニーではトラペットを担当。小学生の時から吹奏楽をやり、持ち前のポジティブさで人一倍練習熱心。だが、感情が表に出てしまい音程が安定せず。同僚の響とは職場仲間で、次第に関係を深める。
  • 近藤益夫(津田寛治)…建設会社社長。晴見フィルハーモニーコンサートマスター。バイオリオン担当。クラシックが大好きで、指揮者になるのが夢。楽団ではボスだが、家族には相手にされていない。
  • 谷崎天音(當真あみ)…高校2年生。クラシックに憧れ、音楽経験ゼロで晴見フィルハーモニーに入団。楽天的で楽器演奏を甘く見ているところがある。しかし明るさの裏に秘密あり。
  • 内村菜々(久間田琳加)…大学生。プレッシャーに弱いティンパニー担当。真面目で練習熱心。高校時代にトラウマがあり、自信が持てていない。欠員が出ているチェリストに、自信が推している羽野蓮を俊平に紹介する。
  • 羽野蓮(佐藤緋美)…工場勤務をする寡黙でクールな青年。幼い頃からの才能に恵まれていたチェリスト。かつてCDデビューまでして活躍していたが、儲け重視でやりたい音楽ができなくなったことと、自分が音楽をやることで父の会社のお金を母が使い込み、不仲になったこともきっかけで音楽活動を辞めていた。俊平と出会い、晴見フィルハーモニーに誘われる。
  • 倉科瑠李(新木優子)…プロのオーケストラを渡り歩いてきたフルート奏者。恋愛絡みで問題を起こし、数々のオケをクビになって来た過去がある。狙った獲物は逃がさない"カルメン"。晴見フィルからの誘いを何度も断っている。が、また恋愛沙で問題を起こし、所属していた楽団を試用期間のあいだに解雇されてしまう。古谷のスカウトで、廃団が決まった晴見フィルに次の楽団が決まるまでと決め入団する。次は俊平を狙っている。

<<その他>>

  • 白石一生(淵上泰史)…晴見市長。前市長が建てた晴見市あおぞら文化ホールをお荷物だと考えており、音楽もお金にならないものだと言い、晴見フィルハーモニーの俊平と対立する。市議会で晴見フィルの助成金をの打ち切りと廃団が決議されたことで、晴見フィルへの圧力を強める。
  • 鏑木晃一(満島真之介)…謎の男。5年前の俊平の事件を知っている様子で晴見フィルハーモニーへ近づく。この男の存在が楽団に波紋を呼ぶ。
  • 小村二朗(西田敏行)…大輝の祖父。「うたカフェ二朗」と店主。晴見フィルハーモニーの最古参で、ほとんどすべての楽器を演奏した経験がある音楽好き。俊平の過去を知っているらしく、俊平の良き相談相手。

 

4話のあらすじ

あおぞらホールの練習室で、天音(當真あみ)が置きっぱなしにしていたバイオリンを一人弾いていた響(芦田愛菜)。

その様子を見たのが大輝(宮沢氷魚)と羽野蓮(佐藤緋美)と天音。

大輝は、響きが晴見フィルに加わって、マエストロ・俊平(西島秀俊)と親子競演して欲しいと熱望するが、記憶から消して欲しい。と頼む響。

さらに、俊平には絶対言わないようにと言う。

羽野と大輝は響の押しの強さに押されOKするが、天音は黙っているかわりにバイオリンのコーチをして欲しいと頼む。

弱みを握られた響は、嫌々天音のコーチを引き受けることになる。

 

家にいた俊平は、道の駅出張コンサートで見た志帆(石田ゆり子)の姿に戸惑っていた。

志帆に何度連絡をしてもつながらず、古谷(玉山鉄二)に相談。

何も答えられずに立ち去る古谷。

古谷は、志帆が国内にいることを知っている上、1年前に画家として絵画教室のモデルを晴見フィルが務めた時、絵の先生をしていた志帆に一目ぼれ。

大輝から、志帆が「バツイチ独身」と聞かされていたため、一気に恋に落ちた古谷は、プロポーズまでしていた。

既婚者だと明かされた志帆にフラれ現在に至るのだが、志帆のことが好きなのは今も変わらず。

俊平のことも好きになった古谷は、自分の気持ちと志帆の居場所、どちらも隠し通さないといけない。

そして、俊平目当てに晴見フィルに入って来たフルートの瑠李(新木優子)も、俊平に熱視線を送っていた。

俊平・志帆夫婦に、それぞれ思いを寄せる人物がいるのだ。

晴見フィルの明るいニュースとしては、道の駅コンサートの動画がネットで拡散される。

世間から、晴見フィルを残して欲しいと言われたら困ると考えた白石市長(淵上泰史)。

市長の意を察した、響の直接の上司・滝田課長(山本圭祐)は、お金、家庭女性と、町にいられなくなる身辺情報を集め、俊平を追い出そうと画策するのだった。

 

そんななか、突然志帆が俊平の前に現れ、最初からパリに行っておらず日本にいたことを告白。

響と俊平の仲がよくなるように、フランスに行ってるフリをしていると響が知ったら、へそ曲げて修復不可能になる。と、響にはバレないようにと釘をさす志帆。

今は町はずれのアトリエにいて、個展をやるための作品を描いていると明かす。

帰ってくればいい。と促す俊平に

「帰らない。あなたがいる間は。」

と拒否する志帆。そんな夫婦の姿を、響が見てしまっていた。

 

後日。

俊平は、二朗(西田敏行)に連れられ、『フィガロ』という理髪店を営む古谷の父・太郎(不破万作)を訪ねる。

太郎から、古谷に1年前にプロポーズした女性がいることを聞いた俊平は、志帆とのことを相談。

太郎と二朗に励まされた俊平は、志帆に正直な気持ちを伝える勇気をもらう。



俊平は、志帆とレストランで待ち合わせ。

店の前で、偶然居合わせた海(大西利空)と天音は、夫婦を追って店に入り、俊平を尾行していた響も、俊平たちに気付かれないよう夫婦が座る席の近くを陣取る。

「もう一度やり直したい。家族を。」

言う俊平。

しかし志帆は、画家になるためにフランスに行ったのに、俊平と出会って2人子供が生まれ、家族の世話に追われ、全く絵を描けなかった不満を一気に吐き出す。

「あなたって人はね、周りの人をマネージャーにするのよ。」

「あなたの本質には、自分の芸術のためなら他を犠牲にしても構わないっていうカチカチの傲慢さがある。」

「あなたが音楽を愛しているのと同じぐらい、私だって絵を愛していたのに。あなたはそのことについて、あまりにも無関心だった。」

「あながが指揮棒振ってたあいだに、私は人生を棒に振っていたんだから。」

 

と断じた。

5年前の響の一件で落ち込む俊平を見て、これ以上世話をするのが嫌になり、子供たちは自分が守って、人生を取り戻す決心して家を出た志帆。

3月に終わる晴見フィルと時期を合わせて、離婚をしようと言う。

それでもすがる俊平に、ダメ押しで「プロポーズされた」と明かした志帆だった。

 

志帆にプロポーズしたことを隠したいが、志帆への思いは本物だと葛藤する古谷。

ストレスで腹痛を起こした俊平を狙って、志帆を敵視する瑠李。

音が間違えた人が、志帆にプロポーズした人間だと俊平にアドバイスした二朗は、志帆を、晴見フィル出張演奏するレストランに呼び出す。。

レストランには、俊平のスキャンダルを狙う市長も、俊平を調べている謎の男・鏑木(満満島真之介)も来ていた。

 

緊張が走るレストランで、晴見フィルによるロッシーニ作曲のオペラ『セヴィリアの理髪師』序曲の演奏がはじまるーーー。

 

…というお話でした。

 

俊平の傲慢さ

これまで志帆は、響と俊平を仲良くさせようと、フランスに行ったフリをしていた思われていました。

家族を支えてくれていた志帆。

子どもたちがいい年して家事を手伝おうとしない。と、古谷にグチをこぼしているのはこれまで放送されていて、子供たちへの不満があるのはわかっていました。

が、一番不満を持っていたのは、俊平に対してだったと4話で分かりました。

「あなたの本質には、自分の芸術のためなら他を犠牲にしても構わないっていうカチカチの傲慢さがある。」

この言葉が一番強烈でした!

「君は何にも変わらないね、じゃないの。私は変わったの。」

 

先週の、響にも

「こっちに帰ってきたおかげで出会えたのもたくさんあるし、私は前に進んでる!」

と言われいたし、俊平は自分の基準でしか人を見れない傾向があるんでしょうー!

 

志帆が言う通り

傲慢さがある。かもしれない。

 

俊平の自覚のなさは置いといて。

先週の響の涙ながらの訴えは、若者が自分でも整理できないイライラを親にぶつけている未熟さを感じて感情移入できませんでした。

が、今週の志帆の言葉は面白かった!

石田ゆり子さんがいいのかな?

怒りの演技に引き込まれました。

「おー!言ったれー!」と応援したくなる気持ちになりました。

そういうことだったのか!とめちゃくちゃ納得。

俊平が、自分のことちゃんとできる人間にならないと、元のさやに戻ることはないと思います。

 

101回目のプロポーズ』の時の石田ゆり子さんは、棒読みでただかわいいだけで石田ひかりさんのお姉さんってだけで、そう引き込まれるような感じもなかったですが。

今は、本当にこういう女性がいて、その人が言ってるように見える。

 

古谷が志帆にプロポーズまでしてた!

今回驚いたのは、古谷が志帆にプロポーズまでしていたこと!

古谷が志帆に片思いしているのは分かっていましたが、フワッとした気持ちじゃなくて、結婚したいとまで思っていたとは!

でも夫の俊平とも仲良くなって、葛藤する古谷。

志帆は、古谷のこと全く恋愛感情持ってないみたいだし。

かわいそうな位置になってきました。

プロポーズされたのは嬉しい。とかなんとか、サラッという志帆も悪魔ですね。

古谷が諦めようとしてても、こんなこと言われたら、期待を持ってしまうのでは?

 

あと、瑠李が志帆を敵視し始めました。

瑠李が本気で俊平を狙っていたのは驚き!

 

俊平・志帆夫婦が本当に離婚するのか?

志帆の主張を見ていたらーーすると思うけど。

離婚したらしたで、色々絡まって複雑になりそうーーー。

面白くなってきました!!

 

俊平の体調

予告で倒れていた俊平。

ドラマのタイトルに「さよなら」が入っているので、もしや重病かも?と心配していましたが、少し休んだら回復していました。

安心。

瑠李が俊平を介抱することで、恋の四角関係に参加するきっかけになったし、ちょっとお腹が痛んだだけ。だと信じたいです。

怖い方向への伏線になりませんように!

 

響はまだこじらせたまま

両親が会っているのを発見して、2人で自分のことを心配してくれてると思って呆れていた響。

しかし実際は、両親が自分のことをきっかけに離婚に向かってることにショックを受けていました。

弟の海に「思春期」「いい加減疲れる。」と言われても、ピンと来ていない響。

 

うーん。

3話の終わりでバイオリンを弾き出したので、やっと逃げている自分の気持ちに気付いて向き合うのかと思っていたのに。

偶然演奏を聴いてしまった人たちに口止めして、まだまだこじらせキャラを邁進中。

いつになったらキャラ変するんでしょう?

このドラマ、タイトルに「父と私の」って入ってるから、西島さんと芦田さんのドラマなんですよね?

娘の方の感情移入ができないな~~。

海君じゃなくても疲れる。

何がそんなに不満か分からないから、かなりイライラします。

 

次回には、響の思いが明かされるのかな?

 

以上、『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』4話のあらすじと感想でした。

 

 

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