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さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~ 3話のあらすじと感想 こじらせキャラ芦田愛菜・響がやっとカッコいい部分を見せる?!

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2024年1月28日日曜から、TBS系列でドラマ『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』3話が放送されました。

www.tbs.co.jp

前回、第2話の感想はこちら。↓

 

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おもな登場人物

  • 夏目俊平(西島秀俊)…20代の頃から海外のオーケストラで活躍してきた元指揮者。大好きな音楽に対して、アパッシオナート(情熱的)だが、音楽以外はポンコツ。5年前のできごとをきっかけに家族の前から姿を消し、音楽の世界からも離れる。が、数十年ぶりに帰国。晴見フィルハーモニーで指揮をすることになる。
  • (芦田愛菜)…俊平と志帆の娘。晴見市役所の総務課で働く実家暮らしの20歳。5年前の出来事で父親と決別。父と違い音楽を嫌い音楽のない人生を送る。突然の父の帰国で、気まずさを抱えながら同居することに。職場では、総務課から応援で文化振興課に異動。晴見フィルの活動拠点のあおぞらホールで、廃団が決まった晴見フィルの後片付けを命じられる。
  • 志帆(石田ゆり子)…響と海の母。率直な物言いをする性格。俊平と結婚後は画家になる夢を捨てポンコツな俊平の世話をしていたが、5年前のできごとをきっかけに子どもたちを連れて夫の元を去る。実家の晴見市で暮らし俊平と連絡を断っていたが、晴見フィルハーモニーの指揮者として、団長の古谷に俊平を推薦。自分がいなくなることで俊平と響が交わることを期待し、フランスまで仕事に行くと嘘をついて俊平を帰国させ、強引に子供たちと同居するように持って行く。本当は日本にいて、古谷だけが居場所を知ってる。ということだったが…。
  • (大西利空)…俊平と志帆の息子。フランスからの帰国子女で高校2年生。コミュニケーション能力が高く、父と姉のあいだに立ってフォローする役割をしてくれる。フランスに行ったはずの母らしき人物を近所のスーパーで目撃する。

<<晴見フィルハーモニー>>

  • 古谷悟史(玉山鉄二)…晴見市役所観光課職員。晴見フィルハーモニーの団長。ファゴット担当。誠実で心優しい。楽団の廃団を阻止するために俊平を指揮者として迎えようと奮闘。志帆がフランスに行かず日本にいることを俊平に秘密にしている。
  • 森大輝(宮沢氷魚)…晴見市役所観光課職員。晴見フィルハーモニーではトラペットを担当。小学生の時から吹奏楽をやり、持ち前のポジティブさで人一倍練習熱心。だが、感情が表に出てしまい音程が安定せず。同僚の響とは職場仲間で、次第に関係を深める。
  • 近藤益夫(津田寛治)…建設会社社長。晴見フィルハーモニーコンサートマスター。バイオリオン担当。クラシックが大好きで、指揮者になるのが夢。楽団ではボスだが、家族には相手にされていない。
  • 谷崎天音(當真あみ)…高校2年生。クラシックに憧れ、音楽経験ゼロで晴見フィルハーモニーに入団。楽天的で楽器演奏を甘く見ているところがある。しかし明るさの裏に秘密あり。
  • 内村菜々(久間田琳加)…大学生。プレッシャーに弱いティンパニー担当。真面目で練習熱心。高校時代にトラウマがあり、自信が持てていない。欠員が出ているチェリストに、自信が推している羽野蓮を俊平に紹介する。
  • 羽野蓮(佐藤緋美)…工場勤務をする寡黙でクールな青年。幼い頃からの才能に恵まれていたチェリスト。かつてCDデビューまでして活躍していたが、儲け重視でやりたい音楽ができなくなったことと、自分が音楽をやることで父の会社のお金を母が使い込み、不仲になったこともきっかけで音楽活動を辞めていた。俊平と出会い、晴見フィルハーモニーに誘われる。
  • 倉科瑠李(新木優子)…プロのオーケストラを渡り歩いてきたフルート奏者。恋愛絡みで問題を起こし、数々のオケをクビになって来た過去がある。狙った獲物は逃がさない"カルメン"。晴見フィルからの誘いを何度も断っている。が、また恋愛沙で問題を起こし、所属していた楽団を試用期間のあいだに解雇されてしまう。古谷のスカウトで、廃団が決まった晴見フィルに次の楽団が決まるまでと決め入団する。次は俊平を狙っている。

<<その他>>

  • 白石一生(淵上泰史)…晴見市長。前市長が建てた晴見市あおぞら文化ホールをお荷物だと考えており、音楽もお金にならないものだと言い、晴見フィルハーモニーの俊平と対立する。市議会で晴見フィルの助成金をの打ち切りと廃団が決議されたことで、晴見フィルへの圧力を強める。
  • 鏑木晃一(満島真之介)…謎の男。5年前の俊平の事件を知っている様子で晴見フィルハーモニーへ近づく。この男の存在が楽団に波紋を呼ぶ。
  • 小村二朗(西田敏行)…大輝の祖父。「うたカフェ二朗」と店主。晴見フィルハーモニーの最古参で、ほとんどすべての楽器を演奏した経験がある音楽好き。俊平の過去を知っているらしく、俊平の良き相談相手。

 

3話のあらすじ

街、母・志帆(石田ゆり子)を見つけた息子の海(大西利空)は、母が日本にいることを知る。

そして母が父・俊平(西島秀俊)と姉・響(芦田愛菜)を向き合わせようとしている意を汲み取り、協力することにする。

一方。

指揮者志望の高校生の天音(當真あみ)は、夏目俊平(西島秀俊)の宿題で演奏したい楽器でヴァイオリンを選んでいた。

学校帰りに「うたカフェ二朗」に寄り、二朗(西田敏行)がかつて手を出しては手放した楽器たちから、ヴァイオリンを借りる。

早速演奏しようとするが、全く弾けない。



あおぞらホールでは、新しく楽団員になったチェリストの羽野蓮(佐藤緋美)が、練習場の担当の響を見て、5年前にウィーンでヴァイオリンを弾いているのを見たことがある。と話しかけた。

が、それに関しては何も答えず、事務的に対応する響だった。

 

晴見フィルの練習日。

コンサートで演奏するベートーベン先生の『田園交響曲』を練習する楽団員たち。

俊平は、市民に間近に音楽を楽しんでもらうコンサートにするため、いつもの練習場でコンサートを開きたいと考える。

楽団員たちは、家族や知り合いに来てもらうように広く宣伝しようと盛り上がる。

練習が終わると、かつてプロで演奏していた羽野蓮が、トランペットの大輝(宮沢氷魚)とティンパニの内村菜々(久保田琳加)、コンマスの近藤(津田寛治)の演奏ミスを指摘。

「ピッチが悪い。」

と羽野に指摘されても、自分ではよく分からない大輝。

早速、新メンバーとの不協和音に気付くフルートの倉科瑠李(新木優子)に、「面白い音。」と笑顔の俊平だった。

 

次の練習日。

大輝と内村は、羽野から指摘された箇所を修正できず。

大輝は、羽野に練習不足を指摘され、ふてくされて練習場を出て行ってしまう。

オーケストラではうまく音を合わせられない大輝だが、「うたカフェ二朗」の歌の伴奏は評判がよく、みんなの人気者。

ピッチは大体合ってればいいと考える大輝。うたカフェでは楽しく演奏できるのだ。

大輝の楽しそうな姿を見て、素晴らしいと褒めちぎる俊平だった。

別の日。

一人でバイオリンの練習をしている天音にも、練習を一歩一歩つづける大事さを説いた。

 

廃団が決まっているため、大々的にコンサートの宣伝ができない市役所職員の古谷(玉山鉄二)と大輝。

ひそかに市役所内に貼っていた宣伝ポスターが市長側の人間に見つかる。

コンサートが予定される2月4日に、設備点検を名目に練習場が使えなってしまった。

響から晴見フィルのメンバーにそのことが伝えられ、チラシも外すように言い渡される。

帰宅後。

俊平は響に、伝えにくいことを響に伝えさせた響の上司に腹が立っていると言う。

そして職場の環境が悪いなら、父の自分から話すと言い出し、

「パパは気になってる。響が今。ちゃんと幸せかどうか。」

と言う。

響は

「私今、幸せじゃなさそうに見えるってこと?」

「コンサートをする?来てくれたら嬉しい?」

「私は前に進んでる!あなたの尺度で私が幸せかどうか決めつけないで。」

「私はずっと見つけようとしてるんだよ。ずっと。違う生き方を。」

「なのに何で?何で帰ってきたの?」

 

 

と俊平に怒りをぶつけるのだった。

 

2月4日。

コンサートをする予定だった日。

俊平は道の駅にお願いをし、晴見フィルのコンサート道の駅で開くことになった。

上司に言われ、慌てて道の駅に駆けつける響。

仲違いしていた羽野と大輝にも、俊平がある案を思いつく。

晴見フィルのコンサートは、成功するのかーーー??

 

…というお話でした。

 

プロとアマの違い

3話では、プロの演奏者としてやっていた羽野蓮と楽団員たちの確執が描かれていました。

音は大体合ってればいい。楽しく演奏できれば…という大輝の考えも分かりますが、音が合ってないと気持ち悪いという羽野さんのような人がいるのも仕方ないな~と思います。

でももし、私が大輝君とか内村さんだったら、羽野さんみたいな人がいたら、怖いだろうな~~。

ピリつく雰囲気も嫌い。

 

俊平の策で、演奏が上手な羽野さんの方に譲歩させることで解決してましたけど、これじゃあ羽野さんの方がストレスたまるだろうな~。

どっちも満足できる策があればよかったですけど。

羽野さんは、大輝の演奏を本当に気に入ったのかな?

仲直りして終わってたが、本当に?と疑ってしまう解決の仕方でした。

 

芦田愛菜さんに似合わない

初回から今回の3話まで、芦田愛菜さん演じる俊平の娘・響がずっと反抗的な態度を取り続けているのが気になっていました。

きっととてもつらいことが5年前に起こったのだろうと、ずっと匂わされています。

なんでそんな態度を取り続けているのか、ドラマを見ていたらいつか分かるだろうと思い、もう3話。

まだ、はっきりとした理由はわかりませんでした。

 

3話では、響が「見つけようとしてるんだよ、違う生き方を!」と本音を漏らして泣くシーンがあったが、イマイチ気持ちが苦しさが伝わってこない。

何が原因でどうしてそこまで音楽を拒絶するのか?

泣きの演技も、子役さんなら顔をクシャクシャにして精一杯表現されてると見てるこちらに響いてくるものがあるのですが。

響はもう二十歳の大人。

大きくなったのに、まだまだ父親に甘えて怒りをぶつけているこじらせ娘にしか見えない。

何があったのか、早く教えて!!!

話を引き延ばすのも3話まで延ばされると、興味が薄れてくる…。

 

やっと響のキャラが見やすくなる?

3話の最後。

響が、天音ちゃんが置いて行ったバイオリンに触れてしまい、我慢できずに演奏してしまう!シーンがありました。

響が憑りつかれたように演奏する姿はとてもカッコよく、やっと天才肌の芦田愛菜っぽいキャラになって来た!と思いました。

…『リバーサルオーケストラ』で門脇麦さんがやっていた天才バイオリニストのカッコよさには負けるけど!!

 

イチ視聴者の私が見たいのは、こういう芦田愛菜ですよ。

こじらせキャラをいつまでも引きずる女の子が見たいわけじゃないんですよ!!!

 

しかし!!

娘の響が本来の姿を取り戻しかもしれないところに、父の俊平が予告映像で倒れるシーンあり。

ドラマのタイトルも『さよならマエストロ』だし、俊平がいなくなるドラマなのか?

続きを見るのが怖いなぁ…。

 

怖いけど、続きを早く知りたい!!

 

以上、『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』3話のあらすじと感想でした。

 

 

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