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さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~ 2話のあらすじと感想 楽団新メンバー加入で父娘も距離近付く?!

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2024年1月21日日曜から、TBS系列でドラマ『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』2話が放送されました。

www.tbs.co.jp

前回、第1話の感想はこちら。↓

 

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おもな登場人物

  • 夏目俊平(西島秀俊)…20代の頃から海外のオーケストラで活躍してきた元指揮者。大好きな音楽に対して、アパッシオナート(情熱的)だが、音楽以外はポンコツ。5年前のできごとをきっかけに家族の前から姿を消し、音楽の世界からも離れる。が、数十年ぶりに帰国。晴見フィルハーモニーで指揮をすることになる。
  • (芦田愛菜)…俊平と志帆の娘。晴見市役所の総務課で働く実家暮らしの20歳。5年前の出来事で父親と決別。父と違い音楽を嫌い音楽のない人生を送る。突然の父の帰国で、気まずさを抱えながら同居することに。職場では、総務課から応援で文化振興課に異動。晴見フィルの活動拠点のあおぞらホールで、廃団が決まった晴見フィルの後片付けを命じられる。
  • 志帆(石田ゆり子)…響と海の母。率直な物言いをする性格。俊平と結婚後は画家になる夢を捨てポンコツな俊平の世話をしていたが、5年前のできごとをきっかけに子どもたちを連れて夫の元を去る。実家の晴見市で暮らし俊平と連絡を断っていたが、晴見フィルハーモニーの指揮者として、団長の古谷に俊平を推薦。自分がいなくなることで俊平と響が交わることを期待し、フランスまで仕事に行くと嘘をついて俊平を帰国させ、強引に子供たちと同居するように持って行く。本当は日本にいて、古谷だけが居場所を知ってる。ということだったが…。
  • (大西利空)…俊平と志帆の息子。フランスからの帰国子女で高校2年生。コミュニケーション能力が高く、父と姉のあいだに立ってフォローする役割をしてくれる。フランスに行ったはずの母らしき人物を近所のスーパーで目撃する。

<<晴見フィルハーモニー>>

  • 古谷悟史(玉山鉄二)…晴見市役所観光課職員。晴見フィルハーモニーの団長。ファゴット担当。誠実で心優しい。楽団の廃団を阻止するために俊平を指揮者として迎えようと奮闘。志帆がフランスに行かず日本にいることを俊平に秘密にしている。
  • 森大輝(宮沢氷魚)…晴見市役所観光課職員。晴見フィルハーモニーではトラペットを担当。小学生の時から吹奏楽をやり、持ち前のポジティブさで人一倍練習熱心。だが、感情が表に出てしまい音程が安定せず。同僚の響とは職場仲間で、次第に関係を深める。
  • 近藤益夫(津田寛治)…建設会社社長。晴見フィルハーモニーコンサートマスター。バイオリオン担当。クラシックが大好きで、指揮者になるのが夢。楽団ではボスだが、家族には相手にされていない。
  • 谷崎天音(當真あみ)…高校2年生。クラシックに憧れ、音楽経験ゼロで晴見フィルハーモニーに入団。楽天的で楽器演奏を甘く見ているところがある。しかし明るさの裏に秘密あり。
  • 内村菜々(久間田琳加)…大学生。プレッシャーに弱いティンパニー担当。真面目で練習熱心。高校時代にトラウマがあり、自信が持てていない。欠員が出ているチェリストに、自信が推している羽野蓮を俊平に紹介する。
  • 羽野蓮(佐藤緋美)…工場勤務をする寡黙でクールな青年。幼い頃からの才能に恵まれていたチェリスト。かつてCDデビューまでして活躍していたが、儲け重視でやりたい音楽ができなくなったことと、自分が音楽をやることで父の会社のお金を母が使い込み、不仲になったこともきっかけで音楽活動を辞めていた。俊平と出会い、晴見フィルハーモニーに誘われる。
  • 倉科瑠李(新木優子)…プロのオーケストラを渡り歩いてきたフルート奏者。恋愛絡みで問題を起こし、数々のオケをクビになって来た過去がある。狙った獲物は逃がさない"カルメン"。晴見フィルからの誘いを何度も断っている。が、また恋愛沙で問題を起こし、所属していた楽団を試用期間のあいだに解雇されてしまう。古谷のスカウトで、廃団が決まった晴見フィルに次の楽団が決まるまでと決め入団する。次は俊平を狙っている。

<<その他>>

  • 白石一生(淵上泰史)…晴見市長。前市長が建てた晴見市あおぞら文化ホールをお荷物だと考えており、音楽もお金にならないものだと言い、晴見フィルハーモニーの俊平と対立する。市議会で晴見フィルの助成金をの打ち切りと廃団が決議されたことで、晴見フィルへの圧力を強める。
  • 鏑木晃一(満島真之介)…謎の男。5年前の俊平の事件を知っている様子で晴見フィルハーモニーへ近づく。この男の存在が楽団に波紋を呼ぶ。
  • 小村二朗(西田敏行)…大輝の祖父。「うたカフェ二朗」と店主。晴見フィルハーモニーの最古参で、ほとんどすべての楽器を演奏した経験がある音楽好き。俊平の過去を知っているらしく、俊平の良き相談相手。

 

2話のあらすじ

仕事でフランスに行ったはずの志帆(石田ゆり子)は、日本にいた。

古谷(玉山鉄二)だけは日本にいることも志帆が潜んでいる場所を知っていて、ひそかにリンゴを買って渡しに行く。

そして、俊平(西島秀俊)を晴見フィルの指揮者として紹介してくれたことは感謝はしているが、どうしてフランスに行くと嘘を言ってまで俊平を帰国させたのか?と志帆に聞く。

志帆は、自分がいなくなることで、5年会おうとも話そうともしてこなかった俊平と娘の響(芦田愛菜)が、いやでも交わるだろうと狙い、姿を消した、とのことだった。

 

俊平は、響に晴見フィルの指揮者を引き受けた理由を話そうとするが、響は「関係ない。」と言って話を聞かず、ただ父を「変わらない。」と冷たく引き離す。

しかし、俊平がお店の口車に乗せられ、2箱も買って帰ってしまったリンゴの食べ方で何が好き?と海(大西利空)が聞くと

アプフェルシュトゥルーデル

と答える。

アプフェルシュトゥルーデルとは、俊平がいたオーストラリアのお菓子。

避けているようで、父のことを気遣った言葉を言ったことに後悔する響だった。

 

一方。

市議会で廃団が決まった晴見フィルの活動拠点・あおぞらホールには、長年楽団で使ってきた大量のスコア(楽譜)が保存されていた。

大量の楽譜を処分をする役目をはじめとした、晴見フィル撤去係を、文化振興課で職員として働く響が担当することになる。

俊平は、廃団までの3ヶ月。音楽を続けると白石市長(淵上泰史)に宣言。

白石は、指揮を引き受けた俊平と団長の古谷に「引き際が肝心。」と言い、楽団の活動を認めない態度を貫くのだった。

白石の態度をよそに、俊平は、元気な曲「ウィリアム・テル序曲」をやると楽団のみんなに伝える。

「ウィリアムテル」をやるには、チェロとフルート奏者が足りず、新しくメンバーを募集。

ティンパニの内村菜々(久間田琳加)が、自身が推しているチェリストの羽野蓮(佐藤緋美)はどうか?と推薦。

森大輝(宮澤氷魚)と古谷と俊平の3人で、羽野蓮が働く羽野硝子株式会社を訪問。

工場には、羽野の父・鉄雄(利重剛)がいて、クラシックと聞くだけであからさまに不機嫌な態度を取ってきた。

羽野蓮本人も出てきたが、CDデビューまでした過去の音楽活動を「黒歴史」だと一蹴。今は音楽活動を辞めたと言う。

3人は諦めて帰るしかなかった。

後日。

大輝は、SNSで晴見フィルの新しい団員を募集。

それに反応してあおぞらホールの練習場に来たのが、先日の定期演奏会で『運命』を聴いた女子高生・谷崎天音(當真あみ)。

天音は『運命』を聴いて以来クラシックにハマり、

「この音楽になりたいって思う。」

と、楽器は出来ないので俊平に直接指揮を習いたいのだと言う。

近藤(津田寛治)をはじめとした楽団員は、天音を追い返そうとする。

しかし俊平は、天音が好きだと言って歌った曲を聞き、主旋律以外も同時に聞ける天音の感性を面白がる。

そして、指揮者になるには演奏者の気持ちを知れ。と自分が演奏してみたい楽器を1つ選ぶことを宿題に出したのだった。

 

練習帰り。

俊平たちは、所属していた楽団をクビになったフルート奏者・倉科瑠李(新木優子)が、「うたカフェ二朗」で『ハバネラ』を熱唱しているところに遭遇。

瑠李は、自分に話しかけてくる二朗(西田敏行)よりも、イケメンで世界的に活躍してきた指揮者である俊平に狙いを定める。

自分が狙われていることに気付かず、ウィーンの学生だったという瑠李から、響が食べたがっているアプフェルシュトゥルーデルの作り方について質問する俊平。

瑠李は、レシピの話に交えて恋愛の意味も含めて

「自由に料理してくださって構わない。」

と答えたが、俊平には1つの意味にしか捉えてもらえなかった。

 

後日。

息子の海の古い鍵盤ハーモニカを持って、再び羽野蓮の工場を一人で訪ねた俊平。

羽野蓮は、一人でチェロを弾いていた。音楽活動は辞めたが、音楽は続けているのだと言う。

演奏者として、客や母親が望む好きでない曲を演奏することに嫌気がさしていたのだ。

俊平は楽団には誘わず、蓮が好きなバッハの曲を二人でただ演奏するだけの楽しい時間を過ごす。

 

廃団までの3ヶ月。

俊平と晴見フィルに新メンバーは入るのか?

ウィリアム・テル序曲』は演奏できるのかーー?

 

…というお話でした。

 

古谷と志帆の関係

1話の終わり。

志帆のアトリエっぽい場所に、古谷が訪ねて行っていたのでもしや二人は恋人?

と心躍らせ2話まで待ちましたが、どうも違うようです。

ただ、志帆が日本にいることを、古谷が黙ってあげていただけの様子。

なんだ!残念!

でも、古谷の方は志帆のこと好きかもしれません。

 

あと!

志帆が日本にいることを古谷だけが知ってるはずでしたが、町で歩いているのを偶然息子の海が目撃していました。

3話では海も父姉の仲を取り持つ母の計画に乗っかるものと思われます。

 

利重剛さんの登場に思い出すこと

今回新しくチェリストが新メンバーに加わったのですが、その新メンバー羽野蓮のお父さん役をされていたのが利重剛さん。

利重剛さんは、『リバーサルオーケストラ』にも出演。

門脇麦さん演じる主人公・初音の音楽活動を支える父親役でした。

 

またまた『リバーサルオーケストラ』とかぶるポイント発見!

『リバーサルオーケストラ』では音楽を受け入れている父親でしたが、『さよならマエストロ』では音楽に理解を示さない父親の役!

ギャップがあり過ぎて気持ち悪かったです。

 

同じような作品に出ちゃダメですよ~~。利重剛さん。

そして、同じような作品にキャスティングしちゃダメですよ、TBS!

 

ドラマを見ながらツッコませていただきました。

 

楽経験ゼロの女子高生

當真あみさん演じる初回の定期演奏会を聞ていた女子高生・谷崎天音も、指揮者希望で晴見フィルに入ってきました。

役名が「谷崎天音」って。

これもまた『リバーサルオーケストラ』の主人公の名前「谷岡初音」と重なります。

俊平に宿題を出されて、演奏したいと思う楽器で、ヴァイオリンを選んだ天音ちゃん。

やっぱり『リバーサルオーケストラ』を意識しているとしか思えない!

 

男を翻弄するフルート奏者

チェリスト羽野蓮と共に、新しいメンバーとして入ったのが、新木優子さん演じるフルート奏者の倉科瑠李。

「うたカフェ二朗」で『ハバネラ』を熱唱していました。

私、子供のころにピアノを習っていた時期がありまして、『ハバネラ』が好きでよく弾いたことがあります。

調べたら、オペラの曲で男を誘うカルメンとか、そんな言葉が出てきました。

そういう曲だと知って、今さらながらビックリ。

今回の瑠李が、色んなオケで恋愛絡みの問題を起こし、狙った獲物を逃さない「カルメン」と呼ばれているキャラ。

ぴったりの曲として歌っていたんでしょう。

 

私が好きで、ほかにピアノの発表会で弾いた曲に『花の歌』というのがありまして、この曲のことも調べたら、『ハバネラ』と同じ3拍子の曲。

自分が3拍子の曲が好きなんだと気づきました。

 

徐々に心開いて来た響

閉館が決まったあおぞらホールで勤務する俊平の娘・響。

最初は、スコアの処分を気だるそうにやろうとしていましたが、上司が雑に扱っているのを見て激高。

一つ一つ丁寧にほこりを払いながら、段ボール詰めしていました。

さらに、俊平が餃子の皮を使って作ったアプフェルシュトゥルーデルを「うまいんかい!」とツッコみながら笑顔で食べる一幕も!

好きなお菓子に、お父さんが分かるオーストリアのアップルパイを選ぶなんて、本当はお父さんのこと大好きなんじゃない?と分かるシーンでした。

徐々に心開いて来たのでは??

 

響も音楽活動していた?

俊平の前では笑顔の響き。

しかし、俊平の前では相変わらず反抗的な態度!

一体、何があったんでしょうか?

今回音楽活動をしていたチェリストの羽野蓮が、演奏をしている響の姿を思い出すシーンがありました。

響も、ヴァイオリニストとして活動していたのかも?

初回でコンクールに出た、というエピソードは出ていたので、ヴァイオリンを習っていたことはわかっていましたが、いいところまで行っていたのかも?

 

何が父娘に溝を生んだのか?

2話でも真相はわからず。

3話以降に持ち越しです。

 

次回も楽しみ!

 

以上、『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』2話のあらすじと感想でした。

 

 

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