7月11日木曜夜10時から、深田恭子主演のドラマ『ルパンの娘』の放送が始まりました。
あらすじ
図書館に勤める三雲華(深田恭子さん)は、結婚の許しを請うため、彼氏である桜庭和馬(瀬戸康史さん)の自宅を訪れていた。
しかし和馬の両親、妹夫婦、さらには飼い犬まで全員華の職業を知り、結婚を反対する。桜庭一家は代々警察に勤める家柄で、嫁になる女性にも警察関係者であることを求めていたから。
和馬は、華があいさつの途中で倒れた原因が、家族の威圧的な態度だと思ったが、実は華の家、三雲家は泥棒一家・“Lの一族”で、警察の人とは結婚できないと思い、ショックを受けたからだった。
欲しいものを買うのではなく、盗んでくる家族に嫌気がさしていた華は、泥棒稼業に参加をしていなかったが、ある事件で和馬の危機を知り、助けるには嫌がっていた泥棒の世界に、足を踏み入れなけれならなかった。
和馬を助けることはできたのか?
…というお話でした。
ロミオとジュリエット、キャッツ・アイ、ねずみ小僧…。
似てる話はいろいろと浮かんできました。セクシーなコスチュームと、警察の恋人がいることだけを見れば、一番キャッツ・アイに似てますかね~??
色んな話の要素がごちゃまぜになっていました。
入り込んで観るドラマではないかな~??
母親が小沢真珠って…
『ルパンの娘』で一番驚いたのは、主人公の母・悦子役が小沢真珠さんだったこと!
小沢真珠さんってまだ40過ぎたばかりですよ!
深田恭子さんの母なわけないやん!!設定おかしいんちゃうか?
と思いましたが、どうも夫の尊(渡部篤郎さん)が妻の若さを保つために、いい食材や宝石などを盗んできてるという話が出てたんで、若く見えるという設定みたいです。
小沢真珠さんなら、美魔女じゃないし!普通に若くてきれいな人やん!!
でもでも、しぐさとか言動とかで年上感を出しているので、見た目だけでは隠せない年齢の感じを表現してるんじゃないか?と思いました。
ミュージカルも取り入れてる
主人公の華に片思いしている、円城寺輝(大貫勇輔さん)と華が話しているシーンは、ミュージカル調で話してるところがありました。
歌声がきれいだったのでよかったですけど、急な展開にテレビを観てる方は戸惑いました!
ミュージカルのシーンになる前に、華が帰ってきた古い家の床下が、遠くに見えるタワーマンションとつながっていて、そこに瞬間移動する。とか、華の家のとんでもない装飾を見せつけられていたので、いきなりミュージカルになったり、登場人物の台詞がくさかったりするのも、それまでの変な世界に既に引き込まれていたので、なんとか受け入れることが出来ました。
これは、違和感を受け入れるタイプのドラマ!と、脳が理解して観ることにしました。
笑いながら観れるドラマです。
アクションが残念
泥棒なんで、屋根裏で移動したり、人の意識を失わせたりするんですけど、この時の深田恭子さんのアクションが、ちょっと見てらんなかったです。
高いヒールを履いて、いちいち足を伸ばすってのが決まりらしく、移動するときに不自然に足を伸ばすんですよ。
これがどんくさく見えちゃって、動きがスローに見えてしまいました。
アクションなんだからもっと素早く動けないか?と思いました。
セクシーな格好はよかったですけど、蹴りで足を上げるのとかきれいでよかったですけど、わざとゆっくり見せるためにやってることなんでしょうか?
ちょっと分かりませんが、残念に思いました。
アクションで魅せたいなら、深田さんの同じ事務所の綾瀬はるかさんの方がいいと思いますけどね~。綾瀬さんの方がアクション上手ですよ。
でも泥棒以外の、和馬との出会いのシーンの、純情な女性像は似合ってました。ここはやっぱ深田さんじゃないとダメだったのかな??
そんな、はまり込んでみるタイプのドラマではないですが、こういうばかばかしいドラマも好きです。
肩の力を抜いて楽しめるドラマだと思います。
以上、『ルパンの娘』第1話を観た感想でした。
このドラマには原作があります。↓
ルパンの娘 /講談社/横関大 | ||||
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各話のあらすじと感想
『ルパンの娘』第2話の感想~大貫勇輔・深田恭子のミュージカルに字幕が!~
『ルパンの娘』第3話の感想~瀬戸康史のアクションがカッコよかった!~
『ルパンの娘』第4話の感想~深田恭子の変身シーンとアクションが簡略化~
『ルパンの娘』第5話の感想~大貫勇輔の華麗な動きと瀬戸康史の涙~
『ルパンの娘』第6話の感想~ここにきて橋元エミリが謎の人物として浮上!~
『ルパンの娘』第7話の感想~和馬と華の恋はおじいちゃんの代からの因縁?~
『ルパンの娘』第8話の感想~ミュージカルも面白さも戻って来た!~
『ルパンの娘』第9話の感想~謎が謎のままで終わった~
『ルパンの娘』第10話の感想~おじいちゃんたちの因縁が明かされる~
『ルパンの娘』最終回の感想