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ルパンの娘 第11話(最終回)の感想とあらすじ*ネタバレあります。 アクション、笑い、ミュージカル、愛…全部詰め込んだ最終回

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毎週木曜夜10時から放送していたドラマ『ルパンの娘』。9月26日に最終話が放送されました。

www.fujitv.co.jp

 

最終話は、これまで以上にめちゃくちゃで、話が二転三転さらにもっと…!とクルクル方向が変わる展開でした。

 

前回の第10話で、60年前。橋元エミリ(岸井ゆきのさん)の祖父で元警視総監の巻英輔(浜田晃さん)が、華(深田恭子さん)の祖母で“Lの一族”の娘・マツ(どんぐりさん)を襲った犯人だったことが分かる。

さらにその事件を隠ぺいするため、真相を掴んだ祖父・巌(麿赤兒さん)を殺したのでは?と考えた尊(渡部篤郎さん)は、孫娘と和馬(瀬戸康史さん)を結婚させようとしたのも、真相にたどり着いた和馬を消すためでは?と推測。

Lの一族は和馬を救う為、巻英輔に予告状を送り付け、厳重な警備が敷かれた結婚式場から花婿・和馬を盗み出した。

…というところで終わっていました。

第10話の感想はこちら。↓

 

www.lovetv.site

あらすじ

和馬はLの一族のタワーマンションで目を覚ました。わけが分からず戸惑う和馬に、尊がこれまでの経緯を話し出した。

そこへ、巻英輔が銃を持った男たちと乗り込んできて、和馬に結婚式場に戻るよう指示してきた。抵抗する和馬だったが、尊にも戻るよう言われ、仕方なく戻る。

結婚式場のチャペル前では、突然花婿がいなくなったことを聞きつけたマスコミが殺到しており、和馬の父・典和(信太昌之さん)がらがマスコミ対応に追われていた。

そこへ和馬が戻り、マスコミの人達に説明すると言って、チャペル内へ誘導。和馬自身は、前日典和に頼んでおいた資料を受け取り、エミリが待機する控室へ向かった。

控室には、エミリとっしょに巻栄一(加藤諒さん)、和馬の母・美佐子(マルシアさん)が付き添っており、和馬は「二人に話が。」と言い、美佐子を退席させ、話を始める。

一方、Lの一族は巻英輔が連れてきた男らに銃口を突き付けられていて、殺されかけていた。

死にたくないと焦る母・悦子(小沢真珠さん)は、態度を急変させて巻英輔にすり寄り、尊に知っていることを全て話せと要求。尊は調べたことを話し始めた。

 

ーーー

60年前。

警察官になっていた巻英輔は、上司が犯罪者からお金を受け取って逃がすなどの不正を知っていながら、出世のために目をつぶっていた。

しかし、不正の内容が書かれたノートをLの一族だったマツに盗まれた。

 

盗まれたものがものだけに、表立って捜査することが出来ず、自分一人で捜査し、Lの一族であるマツを見つけ、ノートを返すよう迫ったが、巌が駆けつけたため断念。

英輔はいつかノートの行方と、マツを襲ったことが明らかにされるのでは?と気になっていた。

しかしマツもLの一族に恨みを持つ人間はたくさんおり、自分を襲った犯人が巻英輔だとは気づいておらず、順調に警視総監まで上り詰めることが出来たのだ。

 

しかし、最近になってまたLの一族が動き始めた。

Lの一族の事件には、かつてマツの恋人だった桜庭和一(藤岡弘、さん)の孫・和馬が常に関わっていて、和馬がLの一族とつながりがあるのでは?と考えた巻英輔は、孫の栄一(加藤諒さん)を使って監視をさせるようになった。

 

ーーー

 

尊の話を聞いて、英輔は巌を殺害しようと思ったきっかけを話し出す。

1年前。

巌から「ようやくケリをつける時が来た。」と、脅しの電話をかけられていた巻英輔は「やられる前にやってやる。」と、孫の栄一にLの一族殺害を命じた。

エリート一家でコンプレックスを抱いていた栄一は、必死になってLの一族を追うものの、いつも寸前でにげられ、しかも部下がLの一族の娘と付き合っていたと知り、英輔から激しく叱責を受ける。

見放されくないと焦った栄一は、Lの一族の三雲巌と思われる人物を殺害したのだ。

和馬を捜査一課に異動させたのも、事件をもみ消させるためだった。もし和馬が言う事を聞かなければ、殺せばいいと考えていた。

 

一方、結婚式場でも和馬が、典和から受け取った、焼死体があった現場に残されていた服の布の一部分に付着していたDNAと、式場で飲んだコーヒーカップに付着していた栄一のDNAが一致したという資料を巻栄一に突きつけていた。

栄一が罪を告白するなか、エミリが男たちを部屋に引き入れ、和馬を追い詰めていた。

 

Lの一族に命の危機が迫った瞬間「そこまでじゃ。」との声が。

巌がマツの後ろに立っていた。

栄一に殺されたのは、本物の立嶋雅夫。巻英輔に命が狙われていると知っていた巌が急いで駆けつけたが、間に合わなかったのだ。

巌は自分が殺されたと思わせるために、錠前ネックレスとIDを残した。

 

家族全員が揃ったところで、付けられていた手錠を外すLの一族。

巻英輔が表立って自分たちを捕まえることはしないことを見越して、巻英輔を社会的に抹殺するために、あえて人が集まる式場で花婿を奪ったのだ。

そしてこの会話は、渉(栗原類さん)が放っていたてんとう虫3号から、マスコミや出席者が集まる式場に生中継されていた。

 

尊が式場にいる和馬に連絡を取ろうとしたが、和馬はエミリが誘導した男たちに捕まっていた。

華が急いで駆けつけようとしたが、巻英輔が「皆殺しにしてやる。」と銃口と突きつける。

あいにく誰かに従って生きるってのが苦手でな。だから泥棒稼業をやっている。

尊の言葉でLの一族全員がマスクを着けた。そして無数のてんとう虫3号が巻英輔たちに襲いかかった。

そのすきに逃げ出すLの一族。

地下で追いつかれ包囲されたが、尊たちが盾になり、華に先に行かせようとする。

 

Lの一族と桜庭家は運命を乗り越えることが出来たのか?

 

 

 

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物語はまさかのラストへ…!

 

…というお話でした。

 

巻栄一がかわいそう

いや~!終わりましたね!

社会的に抹殺された巻英輔の今後は描かれてませんけど、どうなるんですかね?

栄一が立嶋雅夫殺しを英輔の指示でやったって言えば殺人教唆って罪になるんでは??

話は全てマスコミが報道するわけだし。

もうもみ消すことは出来ないでしょうしね!

 

それにしても、巌おじいちゃんは生きてるって思ってましたけど、実際に人が殺されたは残念でした。

弱気を助け、強きをくじく。このドラマに一貫してた話の流れが、巻英輔のせいで殺人事件になって、笑えない話になってしまいました。

しかも気の弱そうな巻栄一が、実際に手をかけた犯人だったとは思いもよりませんでした。

でも、Lの一族を殺せと指示されてると和馬に漏らしてたのも巻栄一でした。

犯罪を隠すためとは知らずに、指示された通りにしていたなんて、何をそこまで追い詰められることがあったのか?

巻栄一の気持ちが理解できませんでした。

結局最後は和馬を逃がそうとしてくれたし、悪人になりきれない人。

巻栄一のその後も気になります。

 

橋元エミリは結局どうしたかった?

巻英輔に指示されて、和馬と結婚にまでこじつけた橋元エミリ。

栄一が巌殺しの犯人だと追及されてるのを見て、男たちを呼び寄せていました。

本当は和馬を愛してて、巻英輔に気持ちを利用されたような美談に仕上がってましたけど、実際どう思いました??

私は和馬を愛してたとは思えませんでした。

 

確かに、表情だけは気持ちを抑えてるような雰囲気をずっと出してました。

けど、それなら、栄一の罪を暴露されてた時に手下たちを呼んじゃダメですよね!

何よりもまず、おじいさんの命令が一番なのがあの行為ではっきりしたと思います。

和馬のことを好きは好きだったんでしょうけど、おじいさんの方が上って感じでした。

橋元エミリ、結局どうしたかったのかよく分からない人物でした。

 

60年前の恨みの矛先

マツと巌と巻英輔の因縁。これに和一も一応加わってますけど、和一とマツの恋は巻英輔のことがなくても成立しなかったと思います。

堅くて融通の利かない和一に、マツを選ぶ勇気は持てなかったと思うし。

もしこの事件がなくても和一とマツは警察と泥棒で別れてましたよね?

 

60年前の日々を巻英輔が全て奪った…わけではないですよね?

巻英輔に恨みを持たれて、報復にあったマツ。

全て巻英輔にぶつけるのはどうかな?と思いました。

いや、マツを襲ったのはめちゃくちゃ悪いですよ!第10話でマツが襲われたシーンは観ててゾッとしましたし。

ああ、でも巻英輔が不正を見逃すということをしていなかったら、Lの一族が盗みに入る事もなかったし、取り返そうとして襲う事もなかったってことだから、やっぱり巻英輔が悪いってことになるのか…。

 

とにかく、3人で悪者をやっつけたっていう単純な話でいいのかな?

60年前にケリをつけた!

巌さんが生きてて、直接巻英輔を追い詰められてよかった!

60年前に失った3人の日々をこれから桜庭家で取り戻そう!ってことでしょう!!

 

円城寺の最後のミュージカル

最終回も、円城寺がミュージカルをやってくれました!!

今回のお相手は、華に襲い掛かる刺客たち。

円城寺が盾になって華を守ってくれてるってシーンだったんですが、ダンスとアクションが融合?されていて、いつも以上にカッコよかったです!

 

刺客たちと戦いながら、華への片思いを歌い、刺客が「なに歌ってんだよ!」とかツッコんでるのがオモロかったです。

今まではただただウザキャラでしたけど、今回の歌は片思いを終わらせる歌で、不覚にもちょっと感動してしまいました。

感動してすぐに笑って…。

最終回の期待を裏切らない最後のミュージカルでした!!

 

今までで一番よかったです!!最高!ブラボー円城寺!

 

特に、最後の回し蹴りダンスがキレイでした!

バレエのターンでの回し蹴りで、華や和馬のアクションとは違う華麗さがありました。

 

最終回のシーンの中で、私が一番好きなシーンになりました。

 

最後の最後まで『ルパンの娘』らしかったです!!

 

以上、『ルパンの娘』第11話(最終回)を観た感想でした。