10月7日から、BSP4Kで放送が始まった『にっぽん縦断こころ旅』2024秋。
私の家のテレビは4K対応ではなく、1週遅れの10月14日からのNHK-BSで放送されるものから視聴しています。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。
2024年秋のルートは、長野県から始まり、山梨、静岡、岐阜、愛知、三重。
福岡、佐賀、長崎。ゴールは熊本です。
田中要次(BoBA)ボバ
正平さん骨折のため、第2週・山梨県は、俳優・田中要次さんが代役として登場!
2日目の旅で田中要次さんが「BoBA」さんとと呼ばれてると判明。
『こころ旅』でも、田中要次さんを「BoBAさん」と呼ぶと決定。。
名前の表記も田中要次(BoBA)。
このブログでもボバさんと呼ぶことにしました。
1247日目、山梨県3日目は大月市への旅
10月24日、NHK-BSの放送2週目。
山梨県3日目は、前日の目的地・都留市の桂川神社でオープニングでした。
『こころ旅』初期の頃のように、リレー方式で前日の目的地からスタートした山梨県3日目の旅。
お手紙を読もうとするボバさんの前に、前日お話をしたお姉さまが…。
前日は、勢いのあるおしゃべりなどこへやら…。
「俳優さんと気づかなかった。」
と何度も言い、恐縮された様子でした。
お手紙の内容
今回のお手紙は、東京都小平市の63歳女性 から。
こころの風景は、無辺寺の石段に座って見る都留高校の校舎 です。
50年近く前。都留高校の生徒だったお手紙の方。
懐かしさと共に持てる若さ。体力、能力を活かす努力をしなかったと情けない思いがあり。
自宅が学校から近かったこともあり、帰りに遠回りして無辺寺(むへんじ)の石段に座り、部活動に励む仲間たちを眺めていたとか。
当時はバイパスも通っておらず。学校のすぐ背後にあった無辺寺からは、テニスコート、プールなどが見え、無辺寺は部活動のトレーニングの場。
また、美術の時間には、スケッチをしたこともあったそう。
無辺寺は、お手紙の方にとって、ただ懐かしいだけでなく少し苦い思いも浮かぶ景色でもあります。
お手紙の方のお家は、商店を営んでおり、お父さんが東京の病院に入院することもあったので、お母さんが商売と病院の世話を一手に担っていたそう。
そのお母さん自身が、あまり状況をお話しないこともあって、特に気に留めることもなく大した手伝いもせず、かといって部活や勉強に励むこともなく。
お母さんの負担を軽くしようと想像できなかった自分自身が腹立たしく。
もっとできることがあっただろうという、残念が思いが浮かぶ高校生活の思い出が、無辺寺の石段にあると振り返るお手紙の方。
その石段見る都留高校の校舎がお手紙の方のこころの風景です。
ーーーというお手紙でした。
お手紙の方は、バイパスと並行してある土手から大月市にある都留高校へ。
大月市立図書館から自転車で向かうことをオススメされていました。
その土手を都留市方面に行くと、富士急行線が下を走り、富士山がキレイに見える場所があるとのこと。
富士山と聞いて喜ぶBoBAさん。
けど、当時はくもり!
「曇ってる!おいおい!」
「ちょっと!日にちのスケジュールの順番間違えたんじゃないすか?」
というBoBAさんのツッコミに
「すいません。」と笑うスタッフさんたちでした。
『こころ旅』は、元々富士山が見えない番組でしたよね!
最近はよく見えるようになっていたけど。
新人のBoBAさんには、すぐには見せてくれない。こころ旅の洗礼かな?
「晴れ神様」と呼ばれたことがあるBoBAさん!
さぁ…富士山は見えるのか??
まずは大月市立図書館を目指して出発しました。
電車を取り逃がす?
桂川沿いの道を下り、右に線路がある橋に通りかかりました。
「電車来い!」
と言うBoBAさんですが、横を走ってくれず。
橋を渡り切って少しすると、電車が走っていく音が聞こえました。
「待てばよかった~~!あーあ。」
と残念がるBoBAさん。
次に、線路の上にある橋に通りかかると遠くに駅が見え、電車が停車しているのが見えました。
立ち停まって電車を見ていると、電車が走るキンキンとした音が聞こえました。
隣を走る富士急行線が走る音でした。
慌てて追いかけましたが、間に合わず。
電車のお尻だけが見えました。
「ちょーっとだけ見えた!うわぁクソ!なんか取り逃がしてる気がする。」
「でもいちよ、ケツだけ捉えた!」
と悔しそうなBoBAさんです。
あー!
これは残念です。
私も、、今の職場の近くを走る都電荒川線の『鬼平犯科帳のラッピング車両が、通りかかるの楽しみしています。
ーーが、いつも気付くのが遅く、取り逃がしている感じがします。
『鬼平犯科帳』の出演者の写真が列車一面に貼られていて、私はもちろん正平さん見たさでラッピング車両を追いかけてます♡
電車が見れず悔しい思いをしたBoBAさん。
大月駅に着くと、3台の電車の車両が並んでいるのが見れました。
「ここでガッツリ見れました。へへ。3台も並んでます。」
と、回り込んで3台の電車を眺めます。
一番奥に「フジサン特急」と書かれた派手なラッピングの車両が見えました。
フジサン特急 | 富士山に一番近い鉄道 富士急行線 富士山麓電気鉄道株式会社
クリックすると、フジサン特急を紹介するページの飛びます⤴
「スゴい。これなかなか3つ並べてなかなか撮れないんじゃないですか?…イエイ!」
「俺は鉄オタだったのかぁ?」
と言ってニコ!!
電車見れなくて悔しがるなんて、じゅうぶん鉄オタですよ!BoBAさーん!
オモロイなぁ…。
ランチは生姜焼き丼
次に大月駅のロータリに入り、駅舎近くにあった大月市の観光案内図で図書館の位置を確認。
駅の近くの「月cafe」さんにBoBAさん自身で撮影交渉。
「どうぞどうぞ。喜んで。光栄でございます。」
と、快諾していただいていました。
お店が決まりBoBAさんの
「席、あるよ!」と決めゼリフも決まりました。。
BoBAさんは、生姜焼き丼を注文。
おネギの緑が美しい丼ぶりです。
同じものをハトヤさんも同じものを注文し、一口食べて先に食レポ。
「めちゃくちゃ美味しいです。ショウガが効いてます。」
ハトヤサンのレポートを聞いて皆さん楽しそうです。
次に主役・BoBAさんがひとくち。
「うーん!めちゃくちゃうまいね!やっぱショウガが効いてますね!」
主役の食レポだって、上手じゃないやん!!
食後。
お店の方に笑顔でお見送りを去れ、元気に大月駅のロータリーを出発しました。
…とここまでが『朝版』です。
大月駅までの道
『とうちゃこ版』では、大月駅に着くまでを放送していました。
『朝版』を見た時は、すぐにごはん食べて早いな~と思っていました。
中央自動車道をくぐる四角いトンネルをくぐり、住宅街の中の道へ。
桂川へ向かって走りました。
川の水の音は聞こえど、住宅に囲まれて姿は見えず。
どんどん道は住宅街の奥へ。
またまた細い道を突っ込んでいくBoBAさん。
「行けるかな?面白い面白い!迷路だ迷路。」
と喜んで細い道を突っ切っていくBoBAさん。
結局ぐるっと回って戻ってきました。
そして、第二中学校前を通過。
「面白かったね!僕の細道脱線旅!」
楽しそうに細道を振り返っていました。
細い道を突っ込んでいくスピード、速かったです。
正平さんなら、もっと慎重に後ろの人がついてくるのを確認しながら進んでいきますよね。
なんせチームこころ旅の隊長ですから。
一番年上だし、責任もって先頭を走ってる感じがしました。
BoBAさんは、隊長というより、隊員同士で走ってる感じですね。
楽しそう。
住宅街をさらに進み、桂川に架かる橋を渡りました。
川の水を見たBoBAさんは
「色が、グリーンといってもちょっともっとこう、透明感のあるグリーンがとてもいいですね!」
「水中にも草が生えてるから。」「澄んでますもんね。キレイ」
しばし桂川の水の美しさに見惚れていました。
景色を眺めながらの旅!
「うちの田舎並みに山が近い!」と言いながら走るBoBAさん。
長野出身です。
こころの風景
『朝版』でも放送していた大月駅で道を確認。
大月市立図書館で、BoBAさんが自転車(赤ベコ?)から降りて、図書館のスタッフさんに都留高校、そして無辺寺に向かう道を教えてもらってました。
お手紙の方もおススメする、土手の道へ。
この道をお手紙の方も走ったのでしょうか?
あ、でもご自宅は高校の近くなんでしたっけ?
特に通学した道でもないのか。
道を進んでいくと、右手に学校らしき建物が見えてきました。
テニスコートが先に見えました。
都留高校かどうか、回り込んでいると、またまた細い道へ。
「どういうこと??」
と言いながらも、都留高校の案内標識が見つかり、学校の正面の位置が分かりました。都留高校と確認。
ちゃんと校門に着きました。
都留高校だと確認を取ると、次は裏手にあるという目的地の無辺寺へ!
校舎を回り込むと、右手に石段が見えました。
無辺寺にとうちゃこです。
石段の下からは、部活は見えなさそう。
富士山も、残念ながら雨で曇って見えず!
赤ベコを置いて、石段を上がります。
石段を上がりきると、木が邪魔してグラウンドが見えず。
木を避けて石段の中間ぐらいまで下りて校舎を見ると、なーんとなく見える??
BoBAさんは、石段に座ってお手紙を読みました。
お手紙の内容を聞きながら校舎を見ると、お手紙の方の切ない気持ちが伝わってくるようでした。
お手紙を読み終わったBoBAさんは、
「うん。ね。でも…なんだろう、親に対する何だろう、申し訳ない気持ちって、ね。○○さんだけじゃないっすよ。僕もそうです。」
何とも言えない感じで、番組は終わりました。
ーーー
山梨県3日目。
雨だったこともあり、景色が寂しく見え、切ない気持ちがより深くなりました。
正平さんを欠いた『こころ旅』。
どうなることかと思いましたが、選ばれるお手紙がいい!
やっぱり、いい番組です。
以上、『にっぽん縦断こころ旅』2024秋、山梨県3日目大月市の旅を見た感想でした。
第3週は、田中美佐子さん!