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オトナの土ドラ パパがも一度恋をした 第8話(最終回)「おっさんフォーエバー!後編」を観た感想とあらすじ

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毎週土曜夜11時40分からの東海テレビ制作のオトナの土ドラ。

フジテレビ系列放送中のドラマ『パパがも一度恋をした』。3月21日に第8話(最終回)が放送されました。

www.tokai-tv.com

 

第7話「おっさんフォーエバー!? 前編」の感想はこちら

 

おもな登場人物

  • 山下吾郎:小澤征悦さん…3年前に妻を亡くし以来、仕事もやめて家に引き籠っているニート。家事も何もかも娘のトモに任せきりで妻の死を悲しんでいる。最初はおっさん多恵子を拒否していた。おっさんが多恵子が死ぬ直前の話をし、死んだことを詫びてきたことで多恵子の姿に見えてくる。一緒に暮らすことにした。今や周りを巻き込むほどおっさん多恵子に恋してる。実は空手の上級者。
  • おっさん多恵子: 塚地武雅さん…吾郎を心配して多恵子が、おっさんとなって蘇った姿。吾郎が自殺しかけたところに真っ裸で現れ、命を救った。最初は吾郎に自分が多恵子と認めてもらえなかったが、死ぬ直前の話をしたことで吾郎に認めてもらう。一緒に暮らすことになった。娘・トモの寂しさを知り、トモと同じスーパーでパートをしている。実父・十郎とのわだかまりを解消し、両親にも多恵子と認めてもらった。
  • 山下多恵子:本上まなみさん…吾郎の妻。3年前に亡くなった。吾郎が心配でおっさんの姿になって蘇る。
  • 山下トモ:福本莉子さん…吾郎と多恵子の娘。父が引きこもってから部活をやめてバイトをし、家事もこなして家を支えている。突然のおっさん多恵子の出現で、これまで一人で家を支えてきたことを否定されたような気になる。おっさん多恵子が成長を側で見たかったと話してくれたことでようやくママと認め「ママ」と呼べるようになった。
  • 持田ともこ:根本りつ子さん…多恵子の母。吾郎がおっさん多恵子を多恵子として愛しているのを見て、おっさんを多恵子と認めた。
  • 持田十郎:山田明郷さん… 多恵子の父で元プロレスラー。いつまでも引きこもっている吾郎に業を煮やし、1週間以内に仕事に就かなければトモを引き取ると言い渡した。おっさん多恵子を多恵子と認めていなかったが、生前の多恵子との間に出来たわだかまりをおっさんと解消できて、おっさんを多恵子と認めた。
  • 宮下純平:黒木啓司さん… イケメンテニスコーチ。『ガンスケ』と名乗るおっさん多恵子を一目で気に入り、スキンシップ過多で指導。嫉妬した吾郎と、ガンスケを賭けてテニス対決をしたことがきっかけで意気投合する。おっさん多恵子と、飼っていた犬が似ていたためにガンスケに惹かれていた。
  • 小金沢光代:池津祥子さん…山下家のご近所さん。おっさん多恵子と吾郎を怪しんでいた。宮下コーチ目当てにテニススクールに通っている。おっさんと吾郎をボーイズラブと疑っている。
  • 加藤英太(トカレフ):塚本高史さん…吾郎のいとこ。手広くビジネスをしている様子。
  • 山下タロスケ:麿赤兒さん…吾郎の父。おっさん多恵子を多恵子だといち早く認識し、受け入れた。

 

  • 深町サオリ:春花さん…トモのバイト先の先輩。美大生。トモのよき相談相手。
  • 古賀サキ:仁村紗和さん…トモの同級生。霊感体質で、おっさん多恵子が現れたトモに、「オーラの波長が乱れてる。変わったことはない?」と言い、トモの周囲の変化に気づいていた。
  • 西野佳奈:新実芹菜さん…トモの同級生。恋愛体質。
  • 大垣幹太:若林時英さん…トモの幼馴染。大垣青果の跡取り。トモがおっさん多恵子の正体を唯一話せる相手。

 

第8話のあらすじ

おっさん多恵子と吾郎が帰宅しようとすると、多恵子の外見のおっさん・川上辰夫を捕まえに警察が来ていた。

トモの機転で警察からうまく逃げ出せた吾郎とおっさん多恵子。変装をしてなんとか自宅に入った。

どうして自分が追われてるのか理由が分からない多恵子だったが、最近頻繁に出てくる多恵子の外見のおっさんがなんらかの罪を犯したのでは?と推測する吾郎とトカレフの言葉に意識を失ってしまう。

意識を失った多恵子に、おっさん・川上辰夫の人格が現れ大暴れしたが、なんとか取り押さえた吾郎たち。

辰夫は、吾郎たちから多恵子の魂が入っていることを知らされ驚く。そして自分がどうして追われる身となっているのかを話し始めた。

辰夫はやくざをやっていたが、組のしのぎでオレオレ詐欺をやっておりお年寄りからお金を巻き上げていたのだが、申し訳なく思い始め、稼いだお金を騙された人たちに返そうと思い、組から持ち去った。

辰夫には、男で一つで育てたユカリ(阿部純子さん)という一人娘がいて、その娘に迷惑がかかると思ったからだった。

ユカリはやくざの辰夫を嫌って家を飛び出ていったといい、辰夫はもう一度会いたいと思っていることを話してくれた。

 

翌朝。多恵子が天国に帰る日まであと4日。

吾郎はトモが起きてくる前にハローワークへ職探しに出かけ、おっさん多恵子は朝食の準備をしていた。

普通の生活をする吾郎とおっさん多恵子。

 

おっさん多恵子はトモの洋服選びをして楽しんだ。帰り道で吾郎が交通整理の仕事をしているのを見かけ、邪魔をしてはいけないとそっと帰っていった。

 

吾郎は仕事の途中で、以前水族館でおっさんを捕まえようとしていたヤクザたちが、お金を肩代わりさせようと辰夫の娘のところへ行こうと話しているのを聞いてしまう。

 

天国に帰るまであと2日。

相変わらず吾郎と多恵子は普通に過ごしている。

普通にしている両親を理解できず寂しさをぶちまけるトモだったが、すぐに冷静になり、多恵子がいなくなってからの事は任せて。と言うのだった。

 

その晩、親子3人は一緒に寝ることにした。

トモを挟んで川の字になって寝る三人。トモが幼かった頃の思い出話をして懐かしむ。

やがてトモが眠ると、吾郎と多恵子は「いい子に育ってくれた。」とトモが優しくしっかり者に育ったことを喜び合う。

そして吾郎は「俺は大丈夫だから。トモのことも頑張るから。」と言って多恵子を安心させた。

多恵子は、自分がいなくなったあとの辰夫を心配する。

吾郎は辰夫の娘・ユカリに会いに行き仲直りさせようと提案するのだった。

 

天国に帰るまであと1日。

ヤクザたちがユカリの自宅へ取り立てに行ったが、ユカリは看護師で夜勤をして帰っておらず留守。

吾郎とおっさん多恵子とトモがヤクザたちの後を追い、ユカリの自宅を突き止めた。

行き違いでユカリが帰宅。

声をかけるおっさん多恵子だが、外見はユカリの父・辰夫のため嫌悪感を示すユカリ。

中身は多恵子のままだったのでそのまま引き下がるしかなかった。

喫茶店で作戦を練る三人。

ふとしたことで入れ替わった辰夫から、これまで何回も仲直りしようとして失敗してきたことを聞かされる。

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辰夫の話を聞いた吾郎はある作戦を思いつく。

ユカリのもとへ戻る三人。

 

吾郎たちは辰夫父子を仲直りさせる事が出来るのか??

天国に帰る多恵子が吾郎たちに隠していたこととは?

 

吾郎が最後に奇跡を起こすーーーー???

 

…というお話でした。

 

残された母子の時間

残された時間を一緒に過ごさず、普通の生活を送る吾郎と多恵子。

トモはそんな二人が理解できず、もっと大事にして欲しいとおっさん多恵子を責めてました。

とうとう耐えられなくなって、「おじさんのママでもなんでもいいから、うちにずっといてよ。ママ。」と本当の想いをぶちまける場面は泣けました。

お父さんが多恵子多恵子で引きこもったり、泣きわめいたりするので、しっかりするしかなかったトモちゃん。

ここでやっと子供らしい一面が見れて、ホッとしました。

トモちゃんの本音が聞けて嬉しかったです。

 

お母さんがいなくなって誰が悲しいって、トモちゃんだって悲しいに決まってると思ってました。

でも強がりかお父さんがあまりに頼りないからか、全然本音を言わず頑張ってきてて、一番この子が爆発するんじゃないかな?と思ってました。

おっさんの姿をしていたお母さんだけど、ちゃんと本人に寂しさをぶつけられてよかった!

死んだ後で、いなくなったあとで言いたかったことを言えないのは辛いですからね!

トモちゃんと多恵子の話が最終回の一番の見せ場だったんじゃないかな~??

と私は思います。

 

感動しました。

 

おっさんと多恵子の入れ替わり

ちょっとずつ入れ替わりが激しくなってきていた、多恵子と外見のおっさんの辰夫。

最終回にして、香辛料でくしゃみをしたら入れ替わるというのを吾郎が発見していました。

いや~。最後までふざけてましたね。

最終回は感動ばかりで涙で見てられなくなるのかな?と思いましたけど、いえいえ最後までしっかりと笑わせてもらいました。

笑いがあるからこその感動ですから。

最後までテンポよく話が進んで一気に見てしまいました。

 

怒涛のラスト

吾郎と多恵子、トモの親子三人で最後の時を迎えようとするものの、多恵子の外見の川上辰夫を逮捕するため警察が追いかけてくる。

捕まればちゃんとしたお別れが出来ない!!

お隣の小金沢さんや多恵子の実家から来た両親、テニススクールの仲間たちなど、みんな総出でバリケードになって多恵子たちを逃がしてくれました。

最後は某ヒット映画のように、空中を飛んで逃げるシーンまで!!

 

お笑い要素たっぷりで、笑わせてもらいました。

 

面白かったなぁ!!

ふざけてたなぁ~。

とんでもない設定を一生懸命演じてた俳優さんたちの勢いも感じました。

 

最後の秘密

多恵子には家族に隠していることがありました。

それは家族にとっては耐えられないこと。

多恵子が発する魔法の言葉で完結してしまうことです。

その言葉は誰もが知ってる言葉で、多恵子はこれまでも何回も言おうとして大変だったと言ってました。

多分これはこのドラマの肝だと思うので、ネタバレになるので言えません!!

 

そんな言葉が秘密の魔法の言葉だったなんて、こんなふざけた要素たっぷりのドラマだったのに、最後に素敵な展開に持っていくやないか~??!!

 

またまた最後で泣かされました。

 

予想を裏切るいいドラマだった

塚地武雅さんがヒロインで小澤征悦さんが引きこもり??

と、最初はどんなドラマか想像できず、きっと面白くないだろうと食わず嫌いになるはずでしたが、見続けてよかったと思います。

 

思ってもみないところで何回泣かされたか!!

いいドラマでした。

  

以上、『パパがも一度恋をした』第8話(最終回)を観た感想でした。

 

全話の感想