毎週金曜夜11時15分から放送中の「私のおじさん」。1月25日に第3話が放送されました。
あらすじ
今度の「ヤッテミー」は、幻シリーズ。幻の鯛を捕るため、海に旅ロケに行くという事で、ひかり(岡田結実さん)とおじさん(遠藤憲一さん)は大喜び。しかしおじさんはすぐ我に返り、「真冬だよね?」とロケの過酷さを予言しました。
千葉D(城田優さん)やAP馬場(青木さやかさん)指示のもと、ひかりは、ロケ弁、船の手配、酔い止めの薬に、タオルなどを準備するほか、「物撮り」の練習も出渕(小手伸也さん)指導のもと、練習に明け暮れました。しかし箸を止めるのが難しく、何度もダメ出しをされながら頑張りました。
ロケの1週間前、ひかりとおじさんがいつもの居酒屋に行くと、出渕と九条(戸塚純貴さん)が合コンをしているところに遭遇。おじさんが、ひかりに仕事を押し付けて…とひかりの代わりに文句を言います。
入口で入ろうか迷っていたところ、店員にみつかり、中へ入るようすすめられ、何故か合コンに合流。
合コンには、前回と前々回、千葉とキスしていた女性が二人とも参加していました。二人は、九条が連れて来た一流商社に勤めている男性とばかり話しかけ、千葉Dの悪口と自分の自慢ばかりする出渕は、居場所を失った様子でした。
その商社勤めの男性に「男性に言われて嬉しい言葉は?」と聞かれたひかりは「寝ていいよ。」と答えました。出渕と九条が「女ADへのキラーワード」と言うと、その場は盛り上がりましたが、ひかりは自分の特殊な環境を思い知ることになりました。
次の日、会議中に突然九条が倒れました。インフルエンザです。
ただでさえ人手が足りないのに、九条の分の仕事もやる事になったひかり。忙しく動き回っているなか、手帳が落ちているのを発見。おじさんが「中見ちゃいなよ。」とささやき、無理やり開きました。
それはネタ帳で、出渕の物のようでした。色々書いてある最後に太字で「2010年までにディレクターになってプロポーズする」と書かれてあり、ハッとするひかり。そっと出渕のデスクの上に置いておきました。
次々指示される仕事をなんとかこなしたひかり。必死過ぎて、ロケ前日には携帯が鳴る幻聴まで聞こえる程でした。
ロケ当日。
現場の海に着いた途端、プロデューサーの泉(田辺誠一さん)がインフルエンザにかかっていることが分かり、離脱。入れ替わるかのように、自宅待機を終えた九条がロケに加わりました。
残った人間で、パウダーさんが「幻の鯛」の情報を地元の人に聞いていく。というロケを行いました。しかし全く有力な情報を得られず、イライラが募ってきました。
そしてとうとう出渕が千葉に「幻の鯛とかいないんじゃないですかね?時間の無駄っていうか。」と言い出しました。
千葉は「100人聞いてダメでも101人目でいいインタビューが出来るかもしんねえじゃないですか?」と言い返します。出渕はスタッフ体調や時間を考えて止めようとしますが、千葉は「いい番組作りたくねえの?」と熱く訴えます。
しかし「勢いだけじゃどうにもならない。みんながみんなお前にみてえには出来ねえの。みんな疲れてんの!」と出渕が言い、意見は対立。出渕は現場を離れてしまいました。
また一人離脱し、ひかりと九条にADの仕事の負担がのしかかりました。
九条は「どうせすぐ戻ってくる。」と出渕の離脱を楽観視し、自分も千葉について行けないことと、出渕が年下の千葉が上司でやりにくいんだろうとひかりに話しました。
「40歳でAD続けてるとかヤバいよね。」と余計なことまで言い、悔しいとかいう感情もないのでは?と推測していました。
その後ひかりは、千葉と二人でラーメン店の物撮りをしました。途中手が震えましたが、なんとかOKを出してもらえました。千葉は撮影が終わると次の日の予定を立て続けに指示。ひかりに出渕の分も働くよう言いました。
その晩。ホテルの自分の部屋に着くとすぐに千葉の部屋に呼ばれたひかり。「これってまさか…。」とかすかな期待をするひかり。おじさんも嬉しそうに「うん、あるね。」と答えます。
千葉の部屋に行き、明日の打ち合わせをします。座る所がないのでベットに座ったひかりは、緊張で話をちゃんと聞いていません。しかし疲れがたまっていたのか、話している途中でウトウトします。
千葉は呆れながらも「寝ていいよ。」とツインのベットの一つを貸してくれました。おじさんが「アバンチュール」とはしゃぎ、ますます緊張するひかり。
千葉が突然立ち上がると、ひかりの寝ている上に倒れ込んできました。驚いたひかりは慌てて外に飛び出していったのでした。
おじさん風に言えば、アバンチュールならず??となり、翌日。
ひかりは、寒風吹きすさぶ中おじさんと待っていました。馬場の飲み物は凍り、九条が確認していた弁当も凍っていました。ひかりが急いでロケ弁を買いに走ろうとしたところ、出渕が現れました。九条の予想通りでした。
次に千葉がマスクをして現れ、馬場がおでこに手を当てると、熱がありました。まさかインフルエンザ?馬場がパウダーさんにうつしてはいけないと休ませようとします。
しかし千葉がいなくなればディレクターがいなくなる。おじさんが「出渕がいる。」と言うとひかりだけが「え?」と言い、その声に反応して九条と馬場が「え?」と言いました。
ひかりが改めて「出渕さんがやるのはどうでしょうか?」と提案。九条と馬場は失笑。出渕も驚いた様子です。「ネタ帳ありましたよね?」とおじさんが言う通りに言うひかり。
ネタ帳を見られたことを怒る出渕。ひかりは、おじさんのささやきを真似してディレクターをやるように説得。千葉も出渕を黙って見つめました。
出渕は千葉を見ながら、千葉に仕事を教える立場だったのに先を越されたこと、頑張っても報われなかった日々を思い出していました。
しびれを切らしたおじさんは、出渕のポケットから手帳を抜き、地面に落とします。出渕は何が何だか分からずネタ帳を拾い、ディレクターになったら彼女と結婚する約束をしたことを思い出していました。
「チャンスだよ、チャンス。」おじさんのささやきは届きませんが、出渕を見つめるひ
かり。
船の着く時間が迫るなか、なかなか折れない出渕からネタ帳を奪ったおじさんは、ネタ帳で出渕のおでこを何回も叩きました。
それで目が覚めたのか出渕は「俺がやる!俺は寒さに強いんで!」と皆に宣言。千葉を車で休ませ、ディレクターとして船に乗り込みました。
船の上は寒くて皆無口。おじさんだけはしゃいでいました。でも出渕が大声で「本番いきます!」と叫ぶと皆渋々ロケを始めました…。
しかし幻の鯛の捕獲は大失敗!という結果に終わりました。
編集も出渕が担当し、会社に戻って皆で出来上がりを確認していると、泉が「なんか斬新?」と出渕に気を遣って何とも言えない評価をすると、馬場も「斬新。」と合わせます。
すると九条もひかりも「斬新。」「独特。」と合わせました。
泉は「初めてにしては上出来。グー。えっと、千葉はそろそろ治るのかな?」と陰で千葉に編集を頼んでいました。
編集所で千葉が編集していると、栄養ドリンクを持った出渕が入ってきて「やっぱ直してたんだ。」と言います。千葉は気まずそうに「上からの指示なんで。」と答えます。
いつもなら偉そうな態度をする出渕でしたが、「すいません!」と千葉に頭を下げました。
そして「やっぱダメだったか。面白くねえもんな、俺の編集。向いてねえんだな。」と寂しそうにつぶやき、部屋を出て行こうとすると、千葉が「エビが、エビが落ちちゃって、パウダーさんが慌てて海に網を落としちゃったところ。あそこの編集だけ、面白かったっす。」と言いました。
千葉の言い方に腹を立てた出渕でしたが、笑っていました。しかし素直に「悔しいわ。やっぱ。」と言い、また笑いました。
編集室の扉の外ではおじさんとひかりが話を全部聞いていました。ひかりは涙を流します。
「なんで君が泣いてるの?」「分からないです。」おじさんは泣いているひかりの頭をポンポンし、「世の中さ、頑張れば必ず報われるほど、甘くないんだよ。」と諭しました。
「ヤッテミー」の放送日。
道で学生がスマホで観ているのをのぞき見した出渕は、ディレクターの名前に千葉と自分の名が連なって出ていたのを発見。その場に立ち尽くして涙を流しました。
その様子を見ていた彼女が「ダサ…。泣いてるし。」と声をかけました。振り向いた出渕は「俺さ、今日ディレクターになったわ。だからさ、お前のこれからの人生俺色にディレクションさせてくれねえか?」とやっとプロポーズ。彼女は「待ちくたびれたわ…。いいよ!」とOKしてくれたのでした。
一方、一人会社に残って、出渕の真似をして手帳に「2020年までのディレクターになって、結婚する」と目標を書いていたひかり。
突然千葉が入って来て、あろうことか、ひかりにキスをしてきました。
報われない人
今回はずっとADのままでいる出渕の話でした!
ディレクターになるのは何年かかるとか、決まってないんですね!今回の出渕みたいに、時間がかかってもチャンスが来て、ディレクターになれたらいいですけど、いつなれるかなんて分からないですね~。
このドラマでは、千葉がいるわけだし、出渕は本当のディレクターになれるのはいつなんでしょう?
出渕でまだADってことは、千葉は、若くしてディレクターになれた優秀な人ってことでしょうか?
テレビの業界のことを知らないので、このドラマで言うとどの人が標準的なのか知りたいです。センスの問題なら、標準も何もないのかも!業界を知らないので、想像を膨らませるしかありません。
おじさん他の人に手を出す
ひかりにだけ見えるおじさん。
なのに、今回は出渕の手帳を奪い取ってペシペシしばいてました。あれはOKですか?
今まで、ひかりを羽交い締めにしたり、強引に引っ張ったり押したりはしていましたけど、他の人に、話しかけたりはしてましたが、何かするってことは今までありませんでした。
改めてどういうルールで動く妖精なのか知りたくなりました。
まさかのキス?
何と言っても今回気になったのは、千葉がひかりにキスしてきたことです!!
ホテルの部屋で二人きりになっても、ひかりが慌てるだけで何もなかったのに、最後にキスするなんて、予想だにしませんでした。
あれ~?ひかりもキスする対象にいたんですね~?そのことに驚きました。
今までキスしてきた相手って、今回別の人と合コンしてたし、後腐れなさそうな感じの女性でしたけど、ひかりはそのあとも追っかけて来そうじゃないですか?
ちゃんと選ぶタイプの男だと思っていましたけど、これはあとで揉めそうな感じです。
ドラマ全体は、お仕事頑張る爽やかな感じなのに、急に毎回ねじ込むように千葉の悪さが作動しますねぇ。
要るんか?このパート。
元彼の事とかも出て来るんかと期待していますけど、ずっと千葉とのことをやっていくんでしょうか?
私はそこまで千葉とのことは期待してなかったんですけど、キスしたんだったら何らかの答えを出してくれないと、納得出来なくなってしまいましたよ!!
さぁ、これからどうなるのか?
以上、「私のおじさん」第3話を観た感想でした。