毎週水曜夜10時日本テレビ系列のドラマ『私たちはどうかしている』。9月2日に第4話が放送されました。
前回第3話の感想はこちら。↓
登場人物
- 花岡七桜:浜辺美波さん…15年前、老舗和菓子店・光月庵で働いていた菓子職人の母・百合子と共に光月庵で暮らしていた。光月庵の主人・高月樹が殺された殺人事件で、樹の息子・椿が殺人現場で百合子を見たと証言したことから百合子が逮捕され、児童養護施設で育つ。母から教わった菓子作りを続け、菓子職人として働く。椿と思わぬところで再会。椿からの突然のプロポーズを受け光月庵に入り、真実を見つけ出そうと考えている。光月庵で椿が不遇の立場に置かれていると知り、一生懸命跡を継ごうと努力してる姿に惹かれ始める。
- 高月椿:横浜流星さん…光月庵の跡取り息子。かつて光月庵に母と住み込んでいた七桜を"さくら"と呼び仲良くしていた。しかし父・樹が殺された事件で「さくらのお母さん」を見たと証言。15年後、菓子作り対決で争った七桜に突然プロポーズ。宗寿郎から母の不貞の子と蔑まれ、跡を継がせないと言われている。七桜が昔光月庵にいた"さくら"と気づかず惹かれ始めている。
- 大倉百合子:中村ゆりさん…七桜の母。菓子職人として光月庵で働いていた時に当主が殺され、当主の息子の椿の証言で容疑者として逮捕される。警察で事情聴取を受けてる途中で急死。「私はなにもやってない。」と書かれた手紙を七桜が二十歳を過ぎた頃に渡すようお願いしていた。
- 高月樹:鈴木伸之さん…光月庵先代当主。茶室で殺されていたところを発見される。その際そばに血が付いた包丁と顔に血が付いた息子・椿が立っていた。
- 高月今日子:観月ありささん…椿の母。光月庵の女将。一人息子の椿が立派に光月庵を継ぐ事に力を注いでいる。七桜の素性を調べて追い込む。七桜の母と名乗る夕子が現れ追及をやめたが諦めていない様子。
- 高月宗寿郎:佐野史郎さん…椿の祖父で光月庵の大旦那。息子の樹が亡くなってから病気がち。椿に厳しいのは椿が今日子の不貞の子だと思っているから。息子が亡くなった現場で七桜の母を見たという証言が嘘と知り、その日から椿を孫と思っていない。椿から息子・樹の話を聞いて少し心変わりし、これまで拒否していた椿が作ったお菓子を食べた。
- 城島裕介:高杉真宙さん…光月庵の見習い職人。実家の和菓子屋を継ぐための修行として光月庵に入っている。七桜と仲良く会話をするので、椿が嫉妬心を見せたことがある。椿を疎ましく思い、今日子に協力して椿を追い込む行動を裏で画策うする。
- 富岡勝:岡部たかしさん…光月庵に来て10年の職人。職人歴30年のベテラン。今日子に取り入って光月庵を乗っ取ろうと考えてる野心家。
- 山口耕一:和田聰宏さん…光月庵で一番長く働く職人。寡黙。
- 杉田綾人:草野大成さん…光月庵の見習い職人。
- 安部大吾:前原滉さん…光月庵の見習い職人。
- 長谷栞:岸井ゆきのさん…旅館「長谷屋」の娘。椿の婚約者だった。椿との結婚式に突然現れた七桜に戸惑っていた。まだ椿を思っている様子。
- 多喜川薫:山崎育三郎さん…七桜に母の手紙を持ってきてくれた謎の男。呉服屋の「白藤屋」に菓子職人として七桜をすすめていた。「ゆうこ」の女将に七桜の母親のフリをするよう頼む。大地主で、手広く事業をしている。七桜の母・百合子の作るお菓子のファンで、七桜がお菓子を作り続けるなら見守ると言う。
- 宮部夕子:須藤理彩さん…小料理屋「ゆうこ」の女将。多喜川に頼まれ「光月庵」に出向き七桜の母親のフリをする。
第4話のあらすじ
七桜が赤い着物を着ているのを見て、"さくら"に似ていると感じた椿は、「さくらなのか?」と聞く。
地獄に落ちる覚悟で光月庵に入った七桜は「私は花岡七桜です。さくらじゃありません。」と答えた。
椿は七桜を信じると言って抱きしめ、その日二人は結ばれた。
翌朝。椿は光月庵の職人用の作業着を七桜に渡した。そのことが気に入らない今日子は、お得意様が来る席にお茶を出すよう七桜に指示する。
そして七桜に作法に無知である事を見せつけ、無理やり作業着をはぎ取った。
椿とは住む世界が違う。お菓子への情熱だけでは光月庵で生きて行けないと感じる七桜だった。
そんな時、城島が和のアフタヌーンティーに七桜を誘ってくれた。
純粋に和菓子の事だけを語り合える城島との時間を楽しみ、癒されていた。
城島は能登にある実家の和菓子店の話をし、名物のわらび餅について語る。ちょうど実家から送られてきたわらび餅があるので食べないか?と、七桜を光月庵の離れにある従業員部屋に誘った。
城島が使っている部屋は、かつて七桜が母と住んでいた部屋。七桜は部屋見たさに城島の部屋に行った。
城島は、夫婦二人でアイデアを出し合いながら営んでいる実家の店の話をし、自分もそういう店が夢だと語る。
城島の考えに共感する七桜。椿は違うと言い、迫ってくる城島。そこへ椿が止めに入る。城島は「俺、七桜さんが好きなんです。」と宣戦布告するのだった。
翌日。
城島が来月いっぱいでやめると聞く。椿がクビにしたのだと思い込み辞めさせないように直談判する七桜。
二人が言い争っているのを、山口が見て城島に注意する。城島の実家の店は1年前に既に潰れていたからだ。
城島は激しい口調で、潰れたのではなく潰されたのだと言う。城島は今日子から渡されていたお金を借金返済に充てていた。実家の店の借金を未だに払っていたのだ。
借金取りに追われている城島を目撃した七桜。城島は、実際は父は既に他界していたのだが、病気で倒れて店を休んでおり、借金をしていると嘘をつく。
城島が何か隠していると感じた七桜だったが、城島の店の名物であるわらび餅を作り始めた。
城島に試食をお願いする七桜。
「父のわらび餅は柔らかさの中にもしっかりとした弾力があるんです。楊枝で持ち上げると、スーッとよく伸びる。でも決して切れない。」と細かく違いを指摘する城島だった。
同じ頃。多喜川の推薦で、百貨店の七夕催事担当者が光月庵にお菓子を出してもらえないか?と依頼に来た。
おととしに別の百貨店の催事で、「はさみ菊」というお菓子を出していた椿。
その「はさみ菊」は雑誌に取り上げられ、椿は「和菓子界のプリンス」と持ち上げられていた。
多喜川はその催事の際、能登にある「しまや」という店を推薦していたと語る。
椿は「しまや」と名を聞いて、以前城島が語っていた実家の店の名前と一致していることに気づき、多喜川に調べてもらった。
「しまや」はやはり城島の実家で、母は入院中ということまで分かった。
椿は城島の母(春木みさよさん)のお見舞いに行き話を聞いた。
「しまや」はおととしの百貨店催事参加前からギリギリの経営で、借金もかさんでいた。
催事で一番の売り上げを出せれば年中置いてくれるという話で、父は名物のわらび餅を出すことにした。
しかし催事当日。わらび餅を積んでいた箱が何者かに倒されていた。光月庵の「はさみ菊」が評判となり、「しまや」は悔しい思いをした。
もう一度チャンスが欲しいと城島がデパートの掛け合っていると、通りがかった椿が「食べてもらえるときに最高の物を出す。そんな当たり前のことも出来ないから一流になれないんだ。」と言い放った。
そしてわらび餅が倒された場所に、光月庵の袱紗が落ちているのを発見した城島は、わらび餅をダメにしたのが椿だと思い込んだ。その後過労で父が亡くなり店も閉じた。
その恨みを晴らすために光月庵に入った。というのが経緯だった。
城島の母は椿に必死に頭を下げ、何かする前に城島を店から追い出して欲しい。純粋にお菓子を作ってもらいたいんです。とお願いした。
母の必死な姿に心打たれる椿だった。
店では七桜がわらび餅を作り続ける。試食を続ける城島は諦めるように言うが、聞く耳を持たない七桜。城島が描く夢に自分を重ねてかなえてもらいたいと思っているのだ。
自分でも再現しようとしていた父の味に七桜が作る味が近づいてきて、城島は苛立ちを募らせる。
"小さいけど温かい店”の夢をかなえて欲しいと言う七桜に、城島は「それって七桜さんの夢でしょ?俺に押し付けんなよ。」と言い放つ。
痛いところを突かれた七桜は苦笑いを浮かべた。
城島の母に、借金が全額返済されたと手紙がきた。
城島は椿に「こんなことしてもらう筋合いはない。」と手紙を叩きつける。
しかし椿はそれを報酬だと言い、七夕催事でわらび餅を出すという。出せば必ず売れるの本来の持ち主の城島に前払いしたというのだ。
2年前の催事で出された「しまや」のわらび餅の見本を、催事が終わった後に食べた椿は、嫉妬する逸品だったと振り返る。
城島はわらび餅をダメにしたのは椿だと思い込んでおり、褒め言葉も素直に受け止めなかった。
椿は、城島が今日子からお金を受け取って七桜にちょっかいを出していることも全て知って黙っていたことも明かす。
城島はお金は受け取らないと言い放ち、去っていった。
話は全部七桜が立ち聞きしていた。
七桜は「しまや」の味を再現することが出来たのか?
七夕催事の前にまたあの女が不穏な動きを見せるーーー!!
というお話でした。
宗寿郎さんまだ許してくれない
前回椿のお菓子を食べてくれて、もう許してくれたのかと思った宗寿郎さん。
まだまだ嘘をついた椿を許してくれてませんでした。
息子が椿を認めててもダメなんでしょうか?
それから、"さくら"をさがして欲しいと椿に言ってました。
どうして"さくら"に会いたいんでしょうか?
色々謎が散らばってます。
今回は椿が薬を持って行ったときにチラッと出ただけで、宗寿郎さんの出演が少なくちょっと寂しかったです。
佐野史郎さんをもうちょっと見たかったです!
城島の嫌な顔
前回の終わりに、椿を陥れるために今日子に協力していたと分かった城島くん。
高杉真宙さんがまたそんな嫌な役をしてるだけでもショックだったのに、今回はこの城島くんの悪い顔が何回も映りました。
七桜のこと、最初は椿への復讐で近づいたんでしょうけど、今回「しまや」の味で奮闘してくれたし、本気でいいなって思い始めたのでは??
光月庵に残ると決めたってことは、復讐はもうやめたんでしょうか?
城島くんは、復讐のために光月庵に入ったって言ってましたけど、今回の話で1つだけ安心したのは、今日子から受け取っていたお金を実家の借金の返済に充てていたこと。
夢なんてってやさぐれてても、親の代わりに借金を返してる健気さが見えてホッとしました。
根っからの悪人じゃない。お金受け取ってたのも恨みの為だけじゃないのが分かり、城島くんの悪人になりきれない一面が見れました。
多喜川のおせっかいが楽しみ
今回、七夕催事の話を持って来てくれた山崎育三郎さん演じる多喜川。
今日子にも何やら牽制する動きを見せてました。
椿と七桜が結婚すると何か都合の悪いことでもあるのか、今日子に聞いていました。
七桜のお母さんの手紙も預かってたし、何か知ってるのかな?
どんどん光月庵に入って来てもらって、事件の真相を暴く手伝いをして欲しいです!
どうなっていくのかなぁ?
夕子にも魔の手が…
前回、城島を使って夕子の名刺を盗ませていた今日子が、今回の終わりに夕子の店を訪れていました。
今日子は七桜が"さくら"って知ってるわけですし、夕子から何を聞き出すつもりなんでしょう?
夕子だってただ多喜川に頼まれただけで詳しい話は何も知らないはずだから、ツッコまれても何も答えられないですよね?
しっかし、すぐバレるような嘘をつかせて多喜川もどうするつもりなんでしょう?
椿と七桜の結婚式にも夕子が母として出席するだろうし、波乱しか見えません!!
今日子の動きに注目です!!
人殺しの娘
椿に結婚を断られた「長谷屋」の娘・栞さんの新たなお見合い相手は小松市の人。
お見合いの席で、七桜が"人殺しの娘"という噂を耳にしていました。
確か七桜が前にいた和菓子店は小松市にありました。
町の中でその噂が回ってるんでしょうか?
小松にだけ噂が回って金沢の光月庵には回ってないってこと?
噂って町単位で流れるものでもないでしょうに…。
結婚式の衣装を選んだりして順調に椿との結婚準備をしている七桜ですが、この栞さんが邪魔しにかかってくるんでしょうか?
そんな強そうなお嬢さんにも見えませんが…。
結婚までに何かあるのかもしれません!
まさかの妊娠
衣装合わせの席で気分が悪くなった七桜がおめでた?と聞かれていました。
そんなすぐに妊娠できるの?
本当だったらうらやましい!!
妊娠疑いで七桜の考えも変わっていくみたいです。
このドラマ、嘘が多すぎて話がややこし過ぎる!!
そんな嘘の中で、もし妊娠してたらどうなってしまうの?
色んなしがらみも多いし、普通の恋愛とはいかないし…。
早く真相を解明して、椿と七桜が普通の恋愛が出来るようになって欲しい!
以上、『私たちはどうかしている』第4話を見た感想でした。
全話の感想
全話の感想はこちら。↓
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