TBS系列で放送が始まったドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』。1月12日夜10時に第1話が放送されました。
おもな登場人物
- 鈴木奈未:上白石萌音さん…音羽堂出版のファッション誌編集部に配属され、ドS編集長の宝来麗子の雑用係に。カメラマン・潤之介からある提案を受ける。
- 宝来麗子:菜々緒さん…奈未の上司で『MIYAVI』の編集長。『MIYAVI』出版のためにパリから帰国したバリキャリ敏腕編集長。やる気のない奈未に冷たく当たる。
- 潤之介:玉森裕太さん…超天然なマイペースカメラマン。奈未を振り回す。
- 中沢涼太:間宮祥太朗さん…『MIYAVI』の編集部員。クールでドライ。ファッション誌は未経験。好きなカルチャー誌の編集長を夢見て、今置かれたファッション誌編集部では、食らいつこうとファッションを勉強する努力家。
- 和泉遥:久保田紗友さん…『MIYAVI』の編集アシスタント。編集者になるのが夢で、麗子のもとで働きチャンスを掴もうと頑張っている。
- 尾芦一太:亜生(ミキ)さん…潤之介の専属カメラアシスタント。専門学校を出て大阪から上京。お調子者。
- 和田和美:秋山ゆずきさん…『MIYAVI』の編集部員。20代向け女性ファッション雑誌の元編集部員。
- 半田進:なだぎ武さん…『MIYAVI』の副編集長。
- 高橋麻美:高橋メアリージュンさん…ライバル雑誌『ZEAL』の編集長。麗子の先輩で一緒に働いたことがある。麗子をライバル視している。
- 日置健也:犬飼貴丈さん…奈未の幼馴染で、片思いの相手。地元では人気者だった。今は東京で公認会計士をしている。
- 鈴木義郎:橋爪淳さん…奈未の父。地元・熊本で書店を営んでいる。
- 鈴木多未:山之内すずさん…奈未の妹。奈未とは正反対な性格。
- 鈴木真未:宮崎美子さん…奈未の母。50歳過ぎても作家を目指す夫を見て、娘の奈未に「普通が一番。」と植え付ける。
- 香織:高橋ひとみさん…潤之介の母。
- 蓮見理緒:倉科カナさん…潤之介の幼馴染。天真爛漫な性格。ヴァイオリニストとなり世界を目指してヨーロッパへ旅立つ。
- 宇賀神慎一:ユースケ・サンタマリアさん…『音羽堂出版』の副社長。麗子をヘッドハントした人物。敵か?味方か?
第1話のあらすじ
鈴木奈未は、熊本のとある町の本屋さんの娘。
小さい頃から一緒の幼馴染・日置健也を追って東京で就職しようと、就活の為上京。
面接の前にペンキ塗りたてのベンチに座ってしまい、偶然居合わせたカメラマンの潤之介に、替えの服を売ってる店に連れて行ってもらう。
潤之介は、出版社なら…とセットアップの服を見立ててくれたが、20万円以上もする高い服!奈未は値段に驚きながらも、急いでいた為その服を買って面接を受けた。
奈未は、未だに作家になる夢を諦めていない父をそばで見てきた母に「普通が一番!」と教え込まれてきて、定時通りに勤められる職場を探していた。
音羽堂出版では備品管理部を希望。
しかし、潤之介チョイスの派手めなセットアップ姿を見たファッション誌編集の半田に目を付けられ、ファッション誌編集部で採用される。
初出社の日。
奈未が言いつけられたのは、日本発の世界に向けたファッションモード誌『MIYAVI』の創刊に向けて編集長として迎えられた宝来麗子の雑用係。
毎朝編集長の出社に合わせてコーヒーを用意。新幹線や飛行機のチケット予約。移動の車の手配。移動時のカバン持ちに荷物運び。全ての発言をメモし、編集部へ伝達。その他適宜指示に従う…というものだった。
宝来麗子は『マリ・クレール』でヨーロッパで日本人で初めて。しかも30歳の若さで編集長に就任したカリスマ。彼女が笑う時はお金が動くとき。『悪魔のほほえみ』と呼ばれる。
2か月後の創刊のために集められたのは、音羽堂出版の精鋭たち。専門外の人も集められていた。
「あなたたちがここにいるのも結果を出すため。結果を出せない無能な人間は必要ありません。」といきなり編集部のみんなに先制パンチする麗子だった。
創刊号の表紙について意見を出す編集部員たち。
しかし表紙の日本人モデルは既に宝来が手配済み。皆慌ててスタッフとスタジオの手配に追われた。
奈未は宝来の指示で受け取りに行った服を、すぐに着て食事に出かけようとする宝来に疑問を感じる。
モデルが着る服だと思っていたのに、宝来自身が個人出来るものを取りに行かされたと不満を感じて質問。
しかし宝来は「あなたがしゃべっていいのは私に質問された時だけ。」とひとこと。
納得出来ずにいた奈未だったが、宝来の強い態度に引き下がるしかなかった。
夜10時前に帰宅した奈未。
片思いの相手・健ちゃんにも会えず大いに不満を感じながら初日を終えたのだった。
翌日。
宝来の姿が見当たらず、カルチャー誌から来た中沢の手伝いをしようとした奈未だったが、「ブルゾン」が何かも分からず動けなかった。
中沢も専門外から来たが、いつか好きなカルチャー誌で編集長をするために、今いるファッション誌編集部で名を上げようとファンション用語の辞典を買って勉強していた。
中沢は、他の編集部員たちもそれぞれ野心を持っていると明かす。
中沢と話しているうちに奈未の携帯が鳴り、宝来からの次の指示が来た。
奈未は宝来が描いたスケッチを編集部に渡し、あんみつ羊羹を今日中に買っておくように言われたのだった。
一方、奈未が面接の時に服を選んでくれた潤之介はカメラマンで、どうやら父が偉大な様子。
母が来てお見合いの話をすすめてくる。
父の名前で仕事もつながっている状況を、口には出さないが嫌がっている様子だった。
宝来の指示を終えた奈未は、片思いの相手・健ちゃんに週末会いに行くと連絡をする。週末は健也の誕生日なのだ。
健也は誕生パーティーがあると言い「こういう機会でもないと、なかなか皆に紹介できないから。まあ一応けじめっていうか。」と意味ありげな言葉を口にする。
紹介という言葉に舞い上がって奈未がはしゃいでいると、後ろから編集部の同僚の和泉遥が声をかけて来てくれ、一緒に飲むことになった。
奈未は仕事の愚痴を言った後に「幼馴染と結婚して安定した生活を手に入れたい。」と浮かれながら言う。
しかし遥は、ファッション誌の編集者になるのが夢。今は編集アシスタントをしているが、宝来麗子の現場で働けるチャンスを生かして、今のうちに色々覚えておきたい。何があってもあの人の食らいついていく。と意気込んでいた。
遥は、和美は語学のレッスンを増やし、中沢はカルチャー誌の編集だったのがファッションに異動して勉強している。と他の人も宝来麗子について行こうと必死になっていることを明かす。
しかし奈未は、中沢からもらったファッション用語の辞典を出して「私には無理だな。そこまで頑張れない。」と他人事のように言う。
そんな奈未に遥は「この仕事ってさ、ちゃんと目標持ってる人じゃないと務まらないと思う。」と言った。
帰宅してからも、遥の言葉が引っ掛かる奈未だった。
健也の誕生日パーティーの日。
誕生日ケーキを用意して会場に向かった奈未は、健也の婚約者を紹介される。健也が働いている会計事務所の所長の娘さんだった。
続いて、健也の友達に地元の幼馴染で妹みたいな存在として紹介された奈未。
奈未は健也に婚約者がいたことにショックを受ける。そして「仕事が残ってて。」とうそをついてすぐに出て行った。
そんな時、宝来からの指示メールが飛んでくる。
奈未は、指示された場所で宝来が男性と一緒に出てきたところに到着。
また個人的な用事で呼び出されたと思った奈未は、宝来にかみつく。
しかし宝来にやり込められ、辞めると宣言。
恋も仕事も失ったと落ち込んでいた奈未の前に現れたのは、面接の日に会った潤之介だった。
潤之介にバイクに乗せてもらい、気晴らしが出来た奈未。
そんな奈未に、遥から表紙の件で連絡が来る。遥は宝来が描いたスケッチの意味を取り違えていたのだ。
ファッション誌の編集者になりたい遥のミスを挽回するため奈未は会社に急ぐーー!
ーーー窮地に宝来が見せた意外な行動とは??
奈未は本当にこのまま仕事を辞めてしまうのかーーー?!
…というお話でした。
宝来麗子がカッコいい!
このドラマ一応上白石萌音さんが主役みたいなんですが、菜々緒さん演じる宝来麗子がカッコよかった!!
外国人とも対等に渡り合い、仕事も早い。カッコいい!
奈未は全然ついていけてませんでした。
最初、個人的な雑用を全部奈未にやらせていると見せかけて実は全部仕事の為。
あと、人並みの普通の仕事がしたいと言う奈未に「あなたは普通や人並みがどれだけのものか分かってない。じゃあ普通に書店で売られてる普通のファッション誌、あなたに作れる?この一週間、雑用すらまともにできないあなたが、普通や人並みなんておこがましいんじゃない?」と言ってました!!
人並みって、普通ってそんなに高いところにあるのか!!
簡単に普通とか言えないな~と思いました。
すぐ辞めたいと言い出した奈未に「根気もない。」て言葉はきつかったですね!
根気か…。とりあえずまずは続けて見なさいよ、仕事なんて。
ってことですよね。何も知らないで答えを出すんじゃないよ!!
表面だけを見る奈未の浅さがよけい宝来を引き立たせていて、宝来の方が主人公じゃないの?って感じでした。
先輩役に間宮祥太朗さん
先輩同僚・中沢涼太役には、大河ドラマ『麒麟がくる』で光秀のいとこ役左馬助を演じている間宮祥太朗さんが出演されてます。
私は特に間宮祥太朗さんのファンでもなかったのですが、私が見るドラマに結構な数出演されてて、ここ数年続けて間宮さんを見ています。
一番印象的なのはテレビ朝日系のドラマ『べしゃり暮らし』です。
学校内で人気者の主人公が、関西から来た転校生で、高校生漫才師だった子とコンビを組んでお笑いの道へ入っていく…という話。
この時はよくしゃべるお調子者って感じで、そんなカッコいい感じではありませんでした。
あと『ベしゃり暮らし』よりは前に放送されていた、同じくテレビ朝日のドラマ『ハケン占い師アタル』にも出演されてました。
このドラマではお金持ちの子で親のコネで就職できた甘えた男役。
ーーーちなみにこのブログで書いた『ハケン占い師アタル』2話の感想はこちら。
そして同じくテレビ朝日の昨年の木村拓哉さん主演ドラマ『BG~身辺警護人~』でも後輩ボディーガード役で出演。
ーーーちなみにこのブログで書いた『BG~身辺警護人~』5話の感想はこちら。
つい最近では日テレ系のドラマ『#リモラブ~普通の恋は邪道~』にも出演されてました。
ーーーちなみにこのブログで書いた『#リモラブ~普通の恋は邪道~』9話の感想はこちら。
テレビ朝日系のドラマに出演されてる時の間宮さんは、そうカッコいいと思えるような感じではなかったんですが、『#リモラブ』ぐらいから、もしかしたらこの人カッコいいのでは?と思えるようになってきました。
主人公のことを彼氏よりよく知ってて、優しくフォローしてるのが良かったです。
今回の中沢という先輩役も、ぶっきらぼうながらも奈未にファッション用語の辞典をあげたりして、実は優しい感じ!!
カッコいいです!
繰り返し間宮祥太朗さんをドラマで見るようになって、だんだんとファンになってきてハマってきてます。
これからの中沢の出演が楽しみ!!
また怪しげなユースケ・サンタマリア
副社長役のユースケ・サンタマリアさんが時々登場して、奈未を励ましています。
高橋メアリージュンさん演じるライバルファッション誌の編集長と二人きりで会って、何やら怪しい感じ!
もしかして、情報を流してるとか?
副社長がそんなことして何のメリットがあるんでしょうか?
ユースケ・サンタマリアさんは、どうも調子がいいと見せかけて裏で何をしてるか分からない感じ役が多いですね。
2019年の同じTBS火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』でも、明るく社員を励ましているように見せかけて、実は社員をめちゃくちゃ働かせるブラック上司の役で登場していました。
『麒麟がくる』では朝倉義景役で、義昭を将軍にするために上洛して欲しいと言われても、のらりくらりと先延ばしにしてなかなか応じない曲者を演じていました。
今回の『オー!マイ・ボス!』では、ライバル誌の編集長とも会ったりして本当に宝来に期待しているのか?分からない怪しい感じです。
またこういう役なのかな?
2000年のフジテレビのドラマ『お見合い結婚』の時の松たか子さんの相手役とか、『踊る大捜査線』の真下とか、人の良さそうな役をしていた頃が懐かしいです!
恋の相手役は?
主人公・奈未の恋の相手役は最初、犬飼貴丈さん演じる幼馴染の健ちゃんかと思ってましたがあっさり別の人と婚約!玉森裕太さん演じる潤之介ですかね?やっぱり。
潤之介はブラックカードを持っていたし、会社継ぐとも言ってたのでどうもお金持ちの家の子みたいです。
お金持ちにありがちな、お見合い断るために奈未に恋人のフリして欲しいとお願いする設定。よくある少女漫画みたいな展開。
しかし!!!
こんなベタな設定にもう一つ、宝来麗子が潤之介の姉ということが分かりました。
こんな怖い人がお姉ちゃん??
弟と全然雰囲気違うんですけど!!
寝転がりながらテレビ見てたのに、お姉ちゃんが宝来だと分かって起き上がって見てしまいましたよ!!
あーあ。
宝来とはバチバチにやった後ですし、仲良くなれるとも思えないーー!!
どうなるんだ??
うーん。まずは仕事かな?
次が楽しみです!!!
以上、『オー!マイ・ボス!恋は別冊で 』第1話を見た感想でした。
<
見逃し配信はParaviで!!