毎週月曜夜9時から放送していた『ラジエーションハウス~放射線科の診断リポート~』。6月17日に第11話が放送されました。
前回、造影剤が漏れだすのを見て、杏(本田翼さん)の父で前院長の正一(佐戸井けん太さん)の病気の原因を推測した唯織(窪田正孝さん)。
第10話の感想はこちら↓
あらすじ
再検査で、正一は低髄液圧症である事が判明する。
専門医に手術してもらえば治ると安心したのもつかの間、正一が意識障害に陥り、一刻を争う事態に。誰もやりたがらないなか、杏が手術することに。
父への処置に手が止まる杏。その姿を見た唯織はある行動に出る。
そのことがラジエーションハウスのみならず、甘春総合病院全体を揺るがす大騒動に!!---というお話でした。
放送時間が延びたせいか、合間のCMも多く、話の進み方が間延びした感じでした。
最初の30分ほどは、時系列が行ったり来たりで、話が進んでるのか戻ってるのか、少々イライラする時間が続きました。
秘密を知った仲間たちの反応
最終回で、医師免許を持っていることを仲間たちに明かした唯織。
これまでの話で、医者たちの上から目線を嫌がっていた技師たちですが、秘密を知った途端、たまき(山口紗弥加さん)や威能(丸山智己さん)らの態度が一変したのが嫌な感じでした。
悠木(矢野聖人さん)の「内心バカにしてたんでしょ?僕たちのこと。」っていう言葉が、全部表してましたね。
自分たちが一番自分たちのこと下に見てるっていうか、医師免許持ってると分かった途端、バカにしてると思うなんて、嫌な考え方だなと思いました。
最後に杏ちゃんとの約束の件をラジエーションハウスの皆に話してましたけど、これまでも話してませんでしたっけ?
前に、運命の相手とかなんとか、唯織言ってませんでした?
あれ?全部唯織の妄想で、口には出してなかったんでしたっけ?
皆唯織が杏ちゃんのことを追っかけてるのは知ってたけど、まさか幼馴染で約束を忘れられてる仲ってのは知らなかったんですね!
秘密は医師免許を持っていたことだけじゃなく、杏ちゃんに覚えてもらってないことも秘密だったとは、分かってませんでした。
あくまで唯織は放射線技師
以前から唯織は、ワシントンのピレスから一緒に研究して欲しいと言われていました。
病院を騒動に巻き込んだことを、申し訳ないと思った唯織は、技師として採用してくれるということで、ピレスの申し出を受けいれ、病院を去る事になりました。
- 医師免許を持っている
- 杏ちゃんとの約束を果たす
- ピレスから熱烈に誘いを受けている
という初回からの流れは一貫してました。
この3つの秘密というか、設定が最終回まで引っ張っられていて、興味を引き続けました。
最初からこの3つのことがどうなるのか?を提示し続けてきて、最終回で全部の答えを出していました。
初回から欠かさず見てきた者として、この3つに答えが出たのは、観てきてよかったな。と思えました。
しかし、これまで、病気のリアルを緻密に描いてきて、観ている私たちを引き付けてきたのに、最終回で、唯織が病院を去らないといけないと決断するほどのことをしたのか?と納得できませんでした。
ピレスのもとへ行くことは、技師でいる為という前向きな理由でしたけど、もっと戦うのかと思ってました。
でもまぁ、唯織はあくまで技師で、医師免許を持ってるだけ。
それだけのこと。
技師のまま貫いた。ってことなんですよね…。
患者さんの病気の為には頑張るけど、自分の立場を守るためには戦わないんですね。
最終回で、続編がありそうな終わり方だな。
…と思っていたら、来週特別編が放送されるらしいです!!
え?じゃあ、今回は最終回じゃなかったんでは…??
と思いますが、とりあえず話は終わりです。
次回は、『特別編~旅立ち~』だそうです。
予告で唯織が飛行機に乗っていました。
話が繋がってます…。
もう最終回で寂しいなと思ってたので、また来週みられるのは嬉しいです!!
以上、『ラジエーションハウス~放射線科の診断リポート~』第11話(最終回)を観た感想でした。
ラジエーションハウス 8 /集英社/横幕智裕 |
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