毎週月曜夜9時から放送中の「ラジエーションハウス~放射線科の診断リポート~」。
4月29日に放送された第4話で出てきた、気胸という肺の病気についてお話ししようと思います。
私も気胸になったことがあるんです。その時の症状がやはり「右肩が痛い」が最初でした。
気胸になった時の状況
2016年12月。
痛みが出はじめた時は、職場に着いたばかり。肩こりだと思い、痛いのを我慢して働きました。
肩を回したりもんだりしても全然改善しませんでした。帰る時も、とにかく体を揺らさないようにゆっくりゆっくり帰りました。
家に帰ってもずっと痛くて、もうこれは普通じゃないとやっと気づき、救急車を呼びました。
どこら辺が痛んだか?
救急隊員の方も私が痛いと言っていた、肩からわきの下の肋骨あたりまでを触って確認してくれましたが、原因が分からない。
自分で救急車呼んで、歩いて救急車に乗ったわけですから、軽いと思われたかもしれません。
でももう大きな声が出せませんでした。そっとしゃべらないと痛いのです。
痛いだけじゃなくて息苦しいという症状があったので、救急外来で胸のレントゲンを撮ってもらい、すぐに気胸と分かりました。
私の場合、肩から脇の下の肋骨の下らへんぐらいまで痛くて、CTを撮るため、ストレッチャーに移動してもらうのももう胸に響いて響いて大変でした。
前かがみをしていないと痛かったです。
胸腔ドレナージした時
CTをなんとか撮り終えて、ドラマでも言ってたように胸腔ドレナージを挿してもらう事になりました。
ドレナージで漏れた空気を抜くんですけど、私の場合、血も出てたので、空気と一緒に血もドレナージから出てきました。
さらに悪いことに、私は脳動脈瘤の治療で頭に金属を入れて1年後ぐらいで、血栓予防に血液をサラサラにする薬を飲んでいて、血が止まりませんでした。
もちろん薬は一時中止するよう言われました。
ドレナージから血が出まくり、意識が遠のいてきたので、すぐにナースコールを押して看護師さんを呼びました。そして輸血することになりました。
血を止める役割をする、血小板輸血というものでした。
本来なら、血気胸になってもこのドレナージで血と空気を抜いていけば、自然に血が止まるそうなんですが、私は止まりませんでした。
もう胸痛いのに、ドレナージの同意書に輸血の同意書、次々書くように言われ、とても自分じゃ書けなかったから、夫に代わりに書いてもらいました。
結局手術
結局血が止まらず、命の危険が出てきたので、翌日胸腔鏡で空気が漏れて出血してる部分を縫う手術をしてもらい、一気に息苦しさがなくなりました。
私の場合、息苦しさはすぐなくなったものの、ドレナージ挿したところは半年は違和感があって、あんなドラマみたいに元通りには私はなりませんでした。
他の人はあんなすぐに回復早いんですかね~???
聞いた事ないから分からんけど。
もちろん元気にはなりましたよ!!しかし精神的なダメージは相当ですよ。
救急病棟の元気な看護師さんがどれだけ救いになったか!!
本当あの時の看護師さんたちに感謝、感謝です。本当ありがたかったな~。
気胸の原因をお医者さんが考えてくれましたが、結局なんで気胸になったかは分かりませんでした。
気胸になった時どうすればいいか?
私の場合、気胸になってすぐ病院に行かなかったのが、悪化させてしまった原因です。
お医者さんに「1回気胸になって、もうこれで症状が分かったんだから、また同じような事があったら、今度はすぐに内科のあるところに行って、レントゲンを撮ってもらうように!!」と忠告されました。
気胸はしんどいです!!
でもどんな症状があるのか分かっていれば、私も早く病院に行ったと思います。
肩が痛い。胸も痛い。息苦しい。私の場合はこんな症状でした。
このドラマ。私にとって身近な病気ばっかり取り上げられてます。
第4話の話は、途中から分かっちゃいましたよ。
以上、「ラジエーションハウス」第4話でも出た気胸について。でした。
このブログでは、入院した時の話も書いてます。↓
ラジエーションハウス 04 /集英社/横幕智裕 |
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