毎週月曜夜9時から放送中の「ラジエーションハウス~放射線科の診断リポート」。5月13日に第6話が放送されました。
第5話の感想はこちらです↓
悩む杏に寄り添う技師たち
ブランコから落ちてお腹を強く打った少女が急患として運ばれ、脾臓の損傷と診断した杏(本田翼さん)。
女の子の母に「IVR(画像科治療)なら、足の付け根に数ミリ穴をあけるだけで体に傷は残らない。」と説明したが、鏑木(浅野和之さん)に開腹手術の方がいいと診断する。
IVR(画像下治療)は、X線で患者の体を透かして見ながらカテーテルなどの細い医療器具を使ってする治療です。
IVR治療の方がいいと思いつつも、まだ助手しかしたことのなかった杏は、鏑木に言い返すほどの技術を持ち合わせていませんでした。
別の日。
鏑木が不在中に大腸がんで入院中の患者が急変。早急に治療することを求められる。
自信のなさから取り乱す杏とサポートする技師たち。手に汗握る展開でした。
対立から協力へ
これまで技師VS医師で対立構造が出来上がっていたラジエーションハウスですが、第6話は、唯織(窪田正孝さん)が杏ら医師の気持ちを思いやる言葉を発言。
対立するのではなく、医師の役に立てるよう技師たちが動き出す様子が描かれていました。
患者の立場としては医療スタッフさんにこうした息の合った連携プレイをして欲しいです。命かかってますからね!
血管内治療中のこと
その立場から言わせてもらうと、杏が出血箇所が見つからず大声出す場面がありましたけど、あんな取り乱されたら不安ですよ。
目は閉じてますけど声は聞こえてますから。
声だけしか情報がない分、敏感になるんですよ~。患者は。
治療中何度も撮影する場面をみて、治療を受けている時、しょっちゅう静かになっていた理由が分かりました。照射の為に部屋から出て行ってたんですね!
医師免許の秘密は?
鏑木が大森院長(和久井映見さん)に、唯織が診断に口を出してくることを医師法に触れると指摘したり、小野寺(遠藤憲一さん)が唯織に送られてきてるピレスからの画像を見てしまうシーンがありました。
大森から医師として働くことをすすめられている唯織。本人は隠してるつもりでも、どんどん周りにバレていってます。
医師免許持ってるって分かったら、技師仲間たちの態度がどうなるんでしょうか?
鏑木がまた騒ぎ出すかも?
以上、「ラジエーションハウス」第6話を観た感想でした。
ラジエーションハウス 06 /集英社/横幕智裕 |
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