BSプレミアムで放送中の「にっぽん縦断こころ旅」2018秋。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。
11月14日放送分は、栃木県塩谷町船生(ふにゅう)の田んぼに囲まれた場所でオープニング。日光連山がよく見えました。
785日目、栃木県2日目は塩谷町の旅
公式HPです。↓
前回のこころ旅はこちら↓
お手紙の内容
今回のお手紙は、塩谷町の41歳女性から。
こころの風景は、塩谷町の田所から大久保へ続く荒川の土手道。
実家の離れに引っ越してきて、仕事場まで天気のいい日は自転車でこの土手道を通勤していたというお手紙の方。
朝の清々しい空気、鳥の鳴き声、キジ、野うさぎ、キツネ、きれいな青い鳥、カワセミも見ることが出来たそうです。
秋から転職されるそうで、この景色もあまり見る事がなくなるとのこと。
自転車に乗りながら、仕事のこと、人生のことなど色々なことをこの約1年考え、嫌な事があるとこの風景が心を癒してくれたそうで、お手紙の方の人生の1ページの残る場所だとおっしゃいます。
とても素敵な場所なので是非、正平さんやスタッフの皆さんに自転車で走ってもらいたいというお手紙でした。
枯れ葉と木の実の音がする自転車道
約20kmのルートで「田所から大久保へ続く荒川の土手道」を目指します。
途中、東武矢板線の鉄道跡の細い道を走りました。
両側に緑があって、今ではいい自転車道になっていました。
道路に落ちている枯れ葉や木の実をチャリオが踏んで音が鳴っていました。
運動音痴の私ならバランスを崩してこけてしまいかねない道ですけど、正平さんの体幹はしっかりされているので、難なく通過してました。
左側に池があったり、右側に鳥居があったり、風景を変えながら大きな道路に出ました。
サイクリングにもってこいのいい道でした。車輪止めが立っているので、車が入れないようになっていて、安心して自転車で走れそうでした。
続けて走っていると、左側に高原山が見えてきて、スタッフさんが今回行く荒川の源流がある場所だと教えてくれました。
さらに進むと「塩谷町田所」という交差点を発見しました。
道を曲がり、さらに進みました。
ランチはざるそばとミニ天重
「和食たかはし」というお店で昼食。正平さんはざるそばとミニ天重を頼みました。運ばれてきた食事にビックリ!お刺身とお豆腐、スイーツまでついてきました。
正平さんは大喜びでそばを食べようとしたら、麺がとても長くてつゆに運ぶ時に腕いっぱいに伸ばしてスタッフさんたちを笑わせました。
食べ始めてから昨日もそばだったことに気が付いて、「今日はうどんにすればよかった。」と言う正平さん。それでもおそばはとても美味しかったようです。
…とここまでが「朝版」です。
塩谷町の富士山
「とうちゃこ版」では、お手紙を読んだ場所にあった「富士山(ふじやま)」を映していました。「色んなとこ行かはるね、富士山。」と言いながら立札を見る正平さん。
「藤の花がキレイだからそのふじやまとも言われてるって書いてある。」と言ってました。
桜も見た
「朝版」では、食事をしたシーンのみが放送されていましたが、「とうちゃこ版」では、お店に許可をもらってから「一服する。」と言って、正平さんは店の外で座っていました。
長い時間自転車を漕いで疲れたようです。
すると男性たちが話しかけてくれました。
その方たちに、お店の目の前に見えるのは「羽黒山」だと教えてくれました。
そして「桜が咲いてる。十月桜。」とも教えてくれました。
正平さんは「ええ!」と驚きましたが、すぐに「ホントだ。」と言います。
お店を出たとこに桜が咲いていたのです。
「今咲く桜なんだ?」と正平さんが聞くと、「そうそう、春も咲くんだけど、秋も咲く。」と教えてくれました。正平さんがカメラさんと近づいて桜を映してくれましたが、確かに桜でした。
「なんか季節がよく分かんなくなってきた。」と笑うスタッフさん。
正平さんは「春ですよ、今。俺たちが間違ってるんじゃない?春の旅です。」と言って、桜が見えやすいように枝をつまんでこちらに見せてくれました。
続けて食事の風景も「朝版」で映していなかった天丼を食べるところを放送していました。
「かぼちゃが入ってる♪嬉しい。かぼちゃの天ぷら大好き。おいしい!」と言ってました。
荒川、よしよし
昼食後、荒川がみえるところまで着くと正平さんが「荒川!よしよし」とつぶやきました。
スタッフさんも笑って「最近よく出られてますね。」と言います。
これは笑いました!私も荒川と聞いて荒川良々さんを思い浮かべてたんで、気が合うなぁと勝手に思いました。
ちなみに正平さんと良々さんが共演したことってあるのかな?と思って調べましたら、2016年の黒木華さん主演ドラマ「重版出来!」
高田純次さん演じる社長が若い頃の回想シーンで、カツアゲしたり賭け事したりして荒れていた回。
「運は貯められる。」と助言する謎のおじさん役で、正平さんが出演されていました。
荒川良々さんは、黒木華さん演じる主人公の同僚役だったので、直接会う事はない出演でしたが、一応、共演ということになりますね~。
…良々さんのお名前だけ知っていたってことでしょうか?
話がだいぶんそれました。失礼しました。
こころの風景
荒川にかかる橋を渡って土手を走り始めた正平さん。「お手紙の風景に入ります!」と言いました。
土手に入って道を映していても、はじめ川の水が流れる音は聞こえるんですが、川が見えませんでした。
雑草の切れ間からやっと川が見えてきました。
「これも水がいっぱいになる時があるんだろうな。」という正平さん。お手紙のような生き物は出て来ませんでした。
土手を走っていると、お手紙に書かれていた「大久保橋」に出ました。
お手紙の方が通勤したであろう道を探す事になりました。朝見た日光連山も遠くに見えました。正平さんはチャリオを降りて歩いて道を探したら、太い道が見つかりました。
正平さんは、道を戻ってお手紙を読む場所を探しました。
山に日が当たって高原山がよく見えました。川もちゃんと見える場所でお手紙を読みました。
道の脇にはススキやキリン草が生えていて、色んな鳥の鳴き声も聞こえました。もちろん水が流れる音も。
お手紙の方が癒されたという風景をゆっくりと見せて頂きました。
落ち着いたいい場所でした。
「もう転職しやったんやろか?秋から転職って。ここを毎日通る仕事じゃなくなったのかな?山がきれいに見えて助かりました。桜も咲いてたしな。」正平さんは今日の旅を振り返りました。
栃木県2日目、ススキと桜という季節の違う植物を同じ日に観れた面白い回でした!
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。