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僕らは奇跡でできている 第6話の感想とネタバレ

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毎週火曜夜9時から放送中の「僕らは奇跡でできている」。11月13日放送の第6話を観ました。

冒頭で一輝がまた遅刻して、授業に遅れてました。

が、授業に出席してる学生の皆さんは、一輝の授業を前のめりで聴いていました。誰一人居眠りもせず、いつも興味なさそうにしていた新庄くんもちゃんと起きて聴いていました。

 

それから今回は、学生さんたちがファミレスで就職について語ってるシーンがありました。

親に「公務員になれ。」と言われてる須田くん(広田亮平さん)。「相河と結婚する倍率何倍かな?」と言う青山さん(矢作穂香さん)。つられて照れてる尾崎さん(北香那さん)。新庄くん(西畑大吾さん)は「相河みたいになりてえ。楽しそうじゃん。」と言って皆を驚かせました。

すっかりみんな一輝が大好きになってしまったみたいです。

 

山田さんの勘違い

前回の終わり、小屋の中で泣いてしまった育実(榮倉奈々さん)。一輝(高橋一生さん)は理由を尋ねますが、育実は答えませんでした。

 

一輝は家に帰って山田さん(戸田恵子さん)と食事している間も上の空。育実が泣いたことが一輝にとって新たな謎になりました。

 

後日、また患者になって育実のクリニックに行った山田さん。

「動物学の先生と森に行って筋肉痛になった。」と育実から聞き、育実と一輝が付き合ってると完全に勘違いします。

 

鮫島(小林薫さん)が以前、山田さんの作ったご飯が食べたいと言っていたと言い、山田さんは一輝に、研究室の先生たちを呼んで、食事会をしようと提案。

先生つながりで鮫島から紹介してもらった歯医者の「先生」である育実も呼ぶよう提案しました。

 

一輝はクリニックに行って、育実を誘いました。

育実は料理教室に行くと言って断りましたが、衛生士のあかり(トリンドル玲奈さん)、祥子(玄覺悠子さん)は行くと言います。

食事会は金曜の晩なので、料理教室が混んでるのでは?とあかりは言いましたが、キャンセル待ちをしてでも料理教室に行くと言ってきかない育実です。

結局育実は、キャンセルが出れば料理教室に行って、キャンセルが出なければ食事会に行くという事になりました。

 

あかりから「金曜の晩が何の日か分かってて、誘ってます?」と聞かれた一輝。その日は育実の誕生日でした。

 

ドラマでよくありがちな登場人物全員集合です!

 

私としては学生の皆も誘って欲しかったですけど、前回事務長(阿南健治さん)が学生との個人的な付き合いをしたらダメって叱ってましたから、今回は呼ばれてませんでした。残念です。

 

 

食事会のはじまり

食事会当日。

食事は自分が作ると言っていたのに、山田さんは一輝に餃子の具を混ぜるよう指示。二人で準備していました。

 

そこへ予定時間よりだいぶ早い時間に一人やって来ました。事務長です。

一輝は「呼んでません。」と不機嫌です。事務長は手土産を山田さんに渡して、鮫島に誘われたと言って堂々と家の中に入っていきました。

 

育実のクリニックでは、衛生士の二人が既に行く準備が出来ているのにも関わらず、いつまでも育実がスマホ操作をしていました。

当日は育実の誕生日でもあったので、あかりは「元カレの連絡期待してるんですよ。」と見抜いて待っていました。

 

結局連絡は来ず、3人そろっての食事会出席となりました。

 

食事会は、事務長を含めた研究室の皆さんと、育実のクリニックの皆さん全員の出席で始まりました。

 

鮫島がクジラの話をし、樫野木(要潤さん)は「バイオ医薬品の研究をしています。」と話をしました。

 

事務長はと言えば、動物の話には入って行けず、一人でビールを注いで、ただひたすら飲んでいました。特に嫌な様子ではなく、一人で楽しく飲んでる感じでした。

 

次に、一輝のリスの研究の話になり、育実のクリニックの人たちに説明します。

リスに食べられた松ぼっくりの形は、まさに「エビフライ」で、祥子は「子どもたちに見せたい!写真撮ってもいいですか?」と言いスマホを取り出し、あかりも続きました。

それまで話に入ってなかった事務長までスマホを出すと、一輝が手を出して阻止し「誰に見せるんですか?」と聞きます。「嫁にです。」と答える事務長。

鮫島が「こう見えて奥さんと仲いいんだよね~。」と言うと一輝が「いつも怒ってるわけじゃないんですね。」と嫌味を言います。

そして、一輝のいつもの「樫野木先生はどうして離婚したんですか?」が飛び出すと、あかりが「彼女募集中なんですね!」と言います。

そして一輝も彼女がいないという話になり、あかりが「実はモテますよね?」と振ると、育実と事務長が本気で驚きました。

 

遠くで山田さんも育実の反応をみていました。山田さんの予想が外れた瞬間なのに分かっていなさそうでした。

 

鮫島は、一輝が昔から年上の女性に可愛がられていた事をバラしましたが、一輝は心当たりなさそうです。

前に山田さんが、おじいちゃんに給料もらいに行った時に話してた女性のことだと思われます。

その時も、今の育実のように勝手に彼女だと勘違いしてたのがこの会話で分かりました。

 

次に樫野木が育実に話を振ると「院長も彼氏募集中なんですよね?」とあかりが代わりに答えます。育実は腹を立てつつも、あかりの言う事を否定しませんでした。

育実の誕生日だとわかると、鮫島が「誕生日おめでとう!」と言い、皆でお祝いしました。

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フリー写真素材ぱくたそ

山田さんの作戦

山田さんの作戦で、一輝と育実は一緒に餃子の皮を包み始めました。

が、育実は一輝の包み方を見てびっくりします。普通の餃子の包み方をしているのもあれば、小籠包みたいに包んでいるのもあって、バラバラでした。

 

二人が包んだものを山田さんが焼くと、案の定、一輝が包んだものは破けましたが、山田さんは「大丈夫。」と言って、破けたものをスープに入れました。

 

キレイに焼かれた餃子と、破れた餃子を入れたスープが運ばれました。

祥子がスープの味を絶賛します。破れた餃子を入れたと分かると、鮫島が「破れても順調だ。」と言います。

あかりが「院長。山田さんに料理教わったらいいじゃないですか?」と言うと、「大歓迎です。」と山田さんも喜びました。

 

 

山田さんと鮫島は、食事の輪を抜け、一輝のことを話しました。

山田さんは「私は、勘違いをしていたんですかね?ずっと一輝さんは一人が好きだと思ってたんですが、本当はどうやって接したらいいのか分からなかっただけなのかもしれませんね。」としみじみ言いました。

 

 

沼袋の様子

縁側には、沼袋(児嶋一哉さん)がおかずを少しずつ取り分けた皿を持って、一人飲んでいました。会話には加わっていません。

山田さんのお手伝いで動いていた一輝が、沼袋のところに、カメのジョージを連れてきて紹介。沼袋は相変わらず何も言わずジョージを観察していました。

 

沼袋のチェインストーリーとして、本編とは別にGYAO!でやってるので、この時の沼袋の気持ちが分かって面白かったですよ!

ちょっと関テレの宣伝を観ないといけませんが、興味のある方は番組のHPをどうぞ!↓

 

www.ktv.jp

 

食後、コーヒーを淹れ、事務長が持って来たお菓子を出すよう山田さんから指示された一輝。

開けると「たこせんべい」でした。たこを丸々プレスして焼くタイプのでかいやつです。

「タコ」と聞くや否や、山田さんが一輝の手からせんべいを取り上げて、タコ好きの沼袋に全部渡しました。

「記憶がある限りタコを食べた事はありません。理由は分かりませんが、タコを見ると嫌な気持ちになります。」と言う一輝。

 

山田さんの慌てっぷりと、鮫島が口ごもったこと、一輝が嫌な気持ちになると言っていたのを合わせて、なんだか思わせぶりに謎を提示された感じです。

なんかあるようです。

 

樫野木の離婚の謎

ジョージが頭を陶器の下に潜らせて寝る様子を見て、リスの道のヒントを見つけた一輝は、鮫島に応援を頼みます。鮫島が快諾するのを見て、樫野木も応援を申し出ました。

 

しかし森に来たのは一輝と樫野木だけ。

鮫島が来れなくなったのを、一輝はわざと教えず樫野木に来てもらったのです。

 

一輝は、リスの道に雨除けの屋根をつけることを思いつきました。人が道を作る前は、木が屋根になって雨除け出来ていました。

しかし道を作ったため、木がなくなり覆うものがなくなったので、リスは、道を作っても渡らないのでは?と推測したのです。

樫野木は手際よく屋根を作っていくので、一輝が「フィールドワークやってたんですか?」と聞きます。

樫野木は動物行動学をやってるんだから当然だと言います。

「今はどうしてやらなくなったんですか?」と聞く一輝に、「それ教えたらさ、二度とあの質問しないでくれる?教えたら質問できなくなると思うけど。」と言います。

「どうして離婚したんですか?」の質問です。一輝は「分かりました。」と言って改めて質問しました。

「僕の結婚生活をぶち壊したからだよ。」と答えた樫野木。

一輝はその答えに対して感想も述べず「樫野木先生のおかげで思った通りの屋根が出来そうです。」とのみ言うのでした。

 

完成した屋根は、とてもうまく出来ていて、樫野木も満足そうでした。

樫野木は、一輝から何かしらの感謝の言葉を言ってもらうのを期待していましたが、一輝はサッサと帰っていきました。

 

この二人のやり取りはいつも面白いです!

樫野木は振り回されっぱなしです。

樫野木は橋の屋根の完成に一人だけ親指を立てて密かに「グッ」というポーズをしてました。

 

なんか一言お褒めの言葉を言ってもいいのにね~!一輝も。

せっかく手伝ってもらって、一人で作ってる時よりピンと橋も真っすぐで、ずっといいものが出来たのに!

 

それから、樫野木はやらなかっただけで、フィールドワーク得意だったんですね~!!見直しました!!

 

育実が涙のわけを話す

一輝が樫野木と森に行く前、一輝は育実の忘れ物のハンカチを届けにクリニックまで行きました。その時に「どうして泣いたんですか?」とまた、前に泣いた理由を聞きました。

育実は、一輝がわざと意地悪な質問をしてるわけじゃないと今度は分かっていましたが、イライラします。

そして「相河さんに話しても分からないと思います。」と言い、答えません。

育実は、料理教室行かないならやめたらいいと言う一輝の言葉を思い出し、「確かにそうかもしれません。でも私は、やめたらやめたで、こう思うんです。入会したのにやめた自分はダメなんだって。いや、それ以上にいらっとしたり落ち込むと思います。」と話しました。

「自分をいじめてしまうんですね。」と解釈する一輝。しかし育実は真面目過ぎるという事を言いたかったわけです。

やっぱり話が食い違う二人でした。

 

後日、虹一くん(川口和空くん)が育実のクリニックの待合室で、リスの橋の絵を描いているところを、育実が声をかけました。

虹一くんの「一輝君の橋、渡るといいな。」と、とても楽しそうな姿に、また考え込む育実でした。

 

一日の診察が終わり、育実は一人クリニックに残って仕事をしていました。そして一輝の「自分をいじめてしまうんですね。」「自分がスゴイって証明したいんです。」という言葉を思い出していました。

そしてまた自分が出た雑誌を眺め、一輝に電話し「一緒に森に行ってもいいですか?」と申し出るのでした。

 

森へ出かけた一輝と育実。

リスが橋を渡った形跡はなく、このまま少し様子をみる事になりました。

「もしかしたら、リスたちがこの橋に気付いていなくて、向こう側に行くためにはこの人間が作った道を横切るしかないと思い込んでるのかもしれません。」と言い、一輝は帰ることにしました。

 

育実は橋を眺めながら唐突に「ホントは、彼と別れたくなかったんです。試すようなことを言わなければよかった。帰らないでって言えばよかった。本当は大切に思ってくれてるのが分かって連絡すればよかった。」と次々と後悔の言葉を口にします。

「今からでも連絡出来ます。」と言う一輝。

「彼のこと信じられなかったのに、大切に思ってくれてたからってほいほい連絡するなんて。ダメに決まってるじゃないですか。」とまた自分を責める育実です。

「思い込みかもしれません。」一輝は言います。

「自信が無いんです。自信がないからほんとの気持ち言えなくて。全部自分でぶち壊すような事しか言えなくて。自信がないから、自分がどうしたいかより人にどう思われてるかが重要で。こうしなきゃダメ。ああしなきゃダメって。いつも自分を責めて。そうやって自分をイジメてました。」と泣き始める育実。

さらに「自信がないから、腕のいい歯科医って思われたくて、留学して審美歯科の技術を学んだり。経営学や中国語を学びました。相河さんの言う通りです、私はウサギです。自分はスゴイって証明したいんですよ。ほんとは自信がないから。ほんとは自分が嫌いみたいです。どうしたら自分と仲良くなれるんですか?」と告白し、一輝に聞いていました。

黙って話を聞いていた一輝は「分かりません。」と答えつつ、リスが橋を渡っているのを見つけて大はしゃぎし始めました。

リスが渡ってる場面を見た育実はさらに大泣きしました。

一輝は、泣いてる育実の腕を掴んで「嬉しいです!ものすごく嬉しいです!」と言いました。

 

泣いていたのをずっと謎だと言って、聞きまくってたのに、謎が解けた途端に興味を失くしたみたいです。

 

育実への感想

育実の謎が今回解けたわけですが、私が思ってたよりもっと複雑でした。

今回の話を聞くと、歯科医になったことすら、人にどう思われるかを考えてなった、ということですか??

なりたいと思って、歯科医になったわけじゃないのに、さらに審美歯科に中国語?

「人にスゴイと思われる歯科医になりたい。」という動機も立派だと思いますよ!泣くことなんてないのに。

私は同じ歯科医でも、やりたい治療とそうでない治療があるのかと思ってました。けれどその歯科医を選んだ時点からの話だとは、予想もしませんでした。

 

あと、彼氏とのことですが、自信がないなら彼を試すようなことも言わないんじゃ…?

私には、自信がないとは思えなかったです。

よく「私間違ってますか?」と言っていたし、衛生士のあかりを責めてたし、自分が正しいって自信があるから言ってるんだと思ってました。謙虚さもないし。

ほんとに自信なかったんですかね~??そうは見えなかったですけど…。

私の中では、まだまだ育実は謎です。

 

次回の主人公は虹一くんです!!

楽しみです。