BSプレミアムで放送が始まりました『にっぽん縦断こころ旅』。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。
9月13日~9月17日は長野県です。
- 1022日目、長野県3日目は佐久市への旅
- うそのくち円形分水で思い出す富山の分水
- お手紙の内容
- 日本に2つある五稜郭のうちの1つ龍岡城
- 目立つ服着てるね
- ランチはソースカツ重
- 恒例の白シャツにシミ
- トウモロコシの毛と粒の数は同じ
- こころの風景
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
前回、長野県2日目上田市の旅の感想はこちら↓
1022日目、長野県3日目は佐久市への旅
9月16日放送分は、長野県佐久穂町にあるうそのくち円形分水でオープニングでした。
うそのくち円形分水で思い出す富山の分水
分水の近くには『うそのくち円形分水』を説明した案内板があり、分水とは用水を公平に分配するための装置だという説明がされていました。
円筒型の水槽の中の用水が、円筒の外に開けられた穴を通って区分けされた水路に流れていく。とのこと。
正平さんは「お水の争いが絶えなかったから。平等に分けるように。…どっかでもあったな。富山県あたりで。」とおっしゃっていました。
『こころ旅』では、何回か分水が登場しています。
一度は目的地。一度は出発地と、生活に重要な役割を果たしているだけでなくとても美しかったのを覚えています。
私は『こころ旅』を見て分水の存在を知りました。
分水槽が目的地だった旅の感想はこちら。↓
出発地に分水があった時の旅の感想はこちら。↓
ーー2019年、2021年春とどっちも富山県の旅でした。
うそのくち分水の円筒の外の穴は全部で47個。円筒の水が穴から出てきていました。
ロケの日は水量が少なく穴から出てきていた水の流れは穏やかでしたが、水量が多い時はキレイなんだろうな…と思いました。
お手紙の内容
今回のお手紙は、佐久市の52歳女性から。
こころの風景は、田口小学校のポプラの樹です。
お手紙の方が通っていた田口小学校は、龍岡城五稜郭という城跡敷地内に建てられた学校です。
学校、グラウンドのある東側にポプラの樹が立っています。
すーっと空に向かい真っすぐ伸びた木、枝、葉を朝夕の登下校、休み時間など…眺めるのが大好きだったというお手紙の方。
風に揺れているポプラの樹を見て、小学生だったお手紙の方は憧れのような尊敬のような気持ちになっていたのだそうです。
小学生の頃も大人になっても、学校とポプラの樹がある龍岡城五稜郭でした。
周辺地域の小学校統合により2022年度を持って閉校となり、学校の建物は撤去されることになった田口小学校。
田口小学校にあるポプラの樹を見て欲しい。
…というお手紙でした。
日本に2つある五稜郭のうちの1つ龍岡城
お手紙に書かれていた五稜郭。
正平さんが「五稜郭なんてのが。函館じゃなくて…ふーん。」と言っていると、スタッフさんから「五稜郭なんですけど。星形の。日本に2つしかないといううちの1つ。もう1個が函館。」と教えてもらっていました。
この龍岡城の五稜郭について調べました。
幕末の動乱期に三河奥殿藩の藩主だった松平乗謨(のりかた)がこの龍岡城に移り、函館の五稜郭と同じ1864年に築城を開始。
しかし完成せぬまま明治を迎えてしまったのだそうです。
箱館の五稜郭も確か未完成だったんですよね。五角形の形が完璧な形じゃなかったとか。
1864年に築城を開始して戊辰戦争が1868年。幕府の資金難で築城が進まず完璧なものはつくれなかったんでしょう…。
もし完成していたら幕府軍は勝っていたのかな??
龍岡城の五稜郭については下記のサイトを見させていただきました。
五稜郭を上空から見た写真も載っていました。キレイな五角形でしたよ!
ご興味ある方はこちらをどうぞ。↓
五稜郭の上空からの写真はこちらのサイトにも載っていました。
こちらの写真もキレイです。↓
『青天を衝け』では今、土方と成一郎が箱館の五稜郭で戦っていますね!!そんな戦いの一方で、駿府の慶喜さんに栄一が会いに行っていました。
『青天を衝け』26回の感想をこのブロクで書いています。ご興味ある方はこちらをどうぞ。↓
目立つ服着てるね
約14kmのルートで田口小学校を目指して出発しました。
しばらくは下り坂のはずが、ちょっと上がっていて「確か下りって言ってたよな…。」と文句を言う正平さん。
すぐに下り坂となり「イエーイ!楽しいな、これ。」とご機嫌で坂を下りていました。
道は山の中から住宅が並ぶ街に入り、予約していたいろはという和食のお店へ。
チャリオを止めて入店の準備をしている時に、お店の正面のお宅の男性から「目立つ服着てるね。」と話しかけられた正平さん。
本日の正平さんのお衣装は、胸と肩、上の方が白くてお腹辺りが水色になったシャツと、水色のズボン。足は黄緑の蛍光色の靴を履いてらっしゃいました。
「ほら言われたやないか!」とスタッフさんに怒りだす正平さん。
「今日は、遠くから撮る画があるから目立つ格好をしてくれと監督に言われて衣装部が選んだのがこれなんだよ。」と男性に説明していました。
男性が笑いながら「いい!」と返すと、正平さんは「よかねえよ。恥ずかしいよ!」と照れ隠しか大きな声で言い返していました。
いや~~。男性も言ってましたが似合ってますけどねーー!!
なんでも着こなしてスゴイなって思ってたんですけど…。
なんで目立つ服を着てるのかは、目的地に着けば分かります…。
ランチはソースカツ重
ランチのお店に入る前に消毒の機械で消毒。
このお店の機械は手を差し出したら自動で消毒液が出てくる機械で、同時に体温も測れるものでした。
入店するととても素敵で豪華なお店!
「スゴイとこ予約しちゃったね。」と恐縮する正平さん。ソースカツ重とだし巻きを注文。
先にだし巻き卵が運ばれてきて大喜びして大根おろしを上に乗っけてパクリ。
「うん。おいち!うまいよ!」と大絶賛!!
テレビ越しに見ていましたが、フワフワで箸で切る時も柔らかそうでした。
羨ましー!!
かなり気に入ったのか大皿で何切れか分けてあった、だし巻き卵をもう1切れ自分のお皿に移していました。
続いてソースカツ重が運ばれてきました。
大きな器に刻んだキャベツとソースのかかったカツが乗ったカツ重でした。
月曜朝版で見た時はカツ丼だと思っていましたが、カツ重でした。
恒例の白シャツにシミ
美味しそうに食べる正平さんを見たスタッフさんが「正平さんまた白いシャツに…。」と言って、カメラが正平さんのシャツにズーム。
しっかりとソースがシャツについてしまってました。
またやりましたね!
お店に入る前に消毒している正平さんの背中が映っていましたが、背中にも何か所か道路で跳ね返ってきたと思われる泥がついていました。
前も後ろもシミだらけの正平さんの白シャツ。
洗う人大変だなぁ…。
食後。
お店の横の田んぼを見た正平さんがカメラマンの新井さんを呼んで「ほら!アキアカネがいっぱい。もうもうそんな季節。山から下りてきた。」と言いました。
新井さんが田んぼの上を飛ぶトンボさんをズーム。
たくさんのトンボが飛んでいました。
お店に入る時に話しかけてきた男性と、お店の方がお見送りをしてくれていました。
みなさん色紙を持っていたので、サインをしたのかな?
お店の前で見送られながら、正平さんたちは再出発していきました。
…とここまでが『朝版』です。
トウモロコシの毛と粒の数は同じ
『とうちゃこ版』では、休憩中に八ヶ岳の位置がどっちか、道を歩いていた男性に質問しているところが放送されていました。
男性は正平さんが話しかけるよりも先に「ロケ?」と話しかけて来てくれていました。
男性は八ヶ岳の位置を教えてくれ、質問した場所から見える畑を指さして「そこで百姓やってる。」と自己紹介してくれました。
畑がトウモロコシ畑だと聞いた正平さんは「変なこと聞いていい?モロコシの毛あるでしょ?あれ粒と同じ数あるって本当?」と質問。「うん。本当。」と即答した男性。
正平さんは「本当だって。」とスタッフさんの方を振り返り「最近聞いたんだけどモロコシ毛生えてるじゃん。あれ粒の一とおんなじなんだって。」と言っていました。
「どこで繋がってるか分からない。」と言う正平さんに、男性が「皮剥けば分かる。」と即答。
男性は畑に下りて1本トウモロコシをとってきて、目の前で皮をむいてくれて正平さんに「はい。数えて。」と言って渡してきました。
「はい。じゃ数えます。」と笑いながら1粒ずつ数える正平さん。1から6まで数えて諦めていました。
ヒゲと粒がつながってるんだとか!!
スタッフさんたちが「へえー!」と言っていましたが、粒と毛が同じ数なのもつながってるのも初めて知りました。
月曜朝版でこの場面がチラッと映っていましたが、毛と粒がつながってるから同じ数。ってことだったんですね!!
月曜朝版の詳細が分かりました。
正平さんは「これ、NHKの3チャンネルの教育番組だから。」と男性に冗談を言うと「知ってます。見てます。」とすぐに冗談だとバレていました。
続けて男性は「私も元村役場で観光担当をやってましたから。」とおっしゃってました。
そういえば、『こころ旅』のロケが来ることをポスターで宣伝していると聞いたことがあります。
あと、ネットでも町の広報の人が宣伝してるのを見かけたことがあります。
旅に行った先の人たちが、自分が住む町に正平さんが来ると知ってるのは、こういう役場の人が宣伝してくれてるおかげなんですね!!
この男性も宣伝してくれている人だったのかも…。
男性は「持ってく?今夜の宿の持ってって、厨房の人に茹でてもらえば?」と言って、ぬかるむ土をものともせず、トウモロコシを人数分もぎとってスタッフさんに投げて渡してくれました。
スタッフさんたちも「お言葉に甘えて。ありがとうございます。」と言ってこれも男性がくれた袋にトウモロコシを詰めていました。
親切な方です!!!
役場の観光担当の方なら、ずっと『こころ旅』のことはご存じだったんでしょうね。
すぐに「ロケ?」って聞いてらしたし、正平さんだとすぐにわかったんでしょう!!
地元の方との交流が見れるところがこの番組の楽しいところです。
男性に見送られ出発。
「学校の先生みたいなおじさんだったね。あういう先生いたもんな。」と男性の印象を語る正平さん。
確かに、正平さんが冗談言っても全部知ってますよ!って感じでたしなめるところが先生っぽかったです。
正平さんタジタジ!!面白かったです。
線路を越え、田んぼと線路の間の道を進むと正面に浅間山が見えました。
雲の切れ間に少し青空も見えました。
少し走って後ろを振り返り、八ヶ岳を見た正平さん。
「浅間山。振り返ると八ヶ岳。なーんちっち。」と五七五口調で言ってました。
楽しそうですね、正平さん。
長野の景色を満喫してます。
こころの風景
三叉路の『三分』の交差点に着くと、龍岡城五稜郭1kmの道しるべが出てきました。
矢印の方向へ進むと、右側に五稜郭公園の駐車場が出てきました。
駐車場に入って田口のみち案内と書かれた案内地図で龍岡城跡への行き方をチェック。
地図には黄緑色の五角形に五稜郭と書かれていました。
地図で確認した方向に走ると五稜郭の角の石垣が出てきて、正平さんは「これ、一個の角だ。」と言い石垣に沿った道を進みました。
すると石垣が一部切れたところから小学校が見えました。
そこからはお堀が出てきて、お堀沿いに正門へ進みました。
そして木の橋が出てきて、史蹟龍岡城址という石碑も橋の手前にありました。
チャリオはここでとうちゃこです。
木の橋のそばには木で出来た説明板があり、五稜郭の形の城の絵図が描かれていました。
スタッフさんが展望台にいるBカメさんに連絡。
Bカメさんがいるところからは正平さんが見えないらしく、正平さんは木の橋まで移動。
Bカメさんからは正平さんが見えているみたいですが、正平さん側からは正面の山の展望台にいるBカメ班の位置を確認できず。
「しょーへーさーん!」とトランシーバー越しに大きな声をあげるBカメ班ですが、正平さんからはBカメさんが見えず。
「もう別れよ。」とBカメさんの位置を確認するのを諦める正平さん。「わたしたち一緒になんの無理!」と女性のような言葉遣いで続けます。
するとBカメさんが「いやだぁ~~!!」と返してきました。
仲いいですね!チームこころ旅のミニコントだ。
正平さんが「あー!」と叫び手を挙げました。
カメラマンさんが正平さんが見ている方向をズームして、やっとBカメさんの位置が分かりました。
映像はBカメさんからの映像に切り替わり、Bカメさんに向かって手を振る正平さんたちが映りました。
そしてゆーっくりカメラを引いていくと………龍岡城の五稜郭の全体が映し出されました、
五角形に木が囲み、五稜郭の中に小学校の校舎がありました。
このための派手な衣装だったんですね!目立つ格好してました。
正平さんは橋を渡り中へ。
田口小学校のグラウンドがあり、グランドの左側に大きな高い木が。ポプラの樹がありました。
ところで、学校を建てるほどの広い場所は城跡がちょうどよかったんでしょうか?
それか、城って戦になると領民が駆け込んできた場所だから、堀に囲まれていたり高い位置にあったりしてとても安全な場所だったのかな?
大和郡山城跡、小松城跡、彦根城跡、多聞山城跡…。
全国各地探したら、城跡に建てられた学校って多いのかもしれませんね。
話を戻します。
お手紙の方が見たかったポプラの樹をしばらく眺めてから、正平さんは校庭にあった台に上がり「昨日、学校の裏の防空壕に潜りこんだやつがいる。誰だか先生はだいたいわかってるが、前へ出て来い。ーーってやられましたーーー!」と急に暴露。
正平さん。防空壕の中で火を焚き警備員さんに追っかけられたそうです。
東京工大の中の防空壕だそうです。
何してんだよ、正平さん。悪い子供だったんですね。
正平さんはそのまま台の上に座り、お手紙を読みました。
お手紙を読み終える頃には、雲がところどころ切れて、ポプラの樹の向こうに青い空が見えてキレイでした。
今回は男性とのやり取りが長く取り上げられていた旅でした。
明日は、辰野町への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。