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春になったら 7話のあらすじと感想 父娘最後のキャンプで漏らした本音!とうとう結婚を認める雅彦

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2024年2月26日月曜夜10時からフジテレビ系列でドラマ『春になったら』7話が放送されました。

www.ktv.jp

前回、6話の感想はこちら。↓↓↓

 

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おもな登場人物

  • 椎名瞳(奈緒)…28歳。助産師。一馬と春、誕生日に結婚の予定。6歳で母を亡くし、父娘ふたりで暮らしてきた。売れない芸人で10歳年上の一馬との結婚を父・雅彦に反対される。治療を拒否する雅彦に治療を受けてほしいと思い、わざと結婚話で心配させるが、全部見抜かれていた。
  • 椎名雅彦(木梨憲武)…瞳の父。62歳。実演販売士。すい臓がんで余命3ヶ月。春までに死ぬという。治療だけに専念して普通の生活が出来なくなることを嫌がり、治療を拒否。緩和ケアしてもらって生きていくことを選ぶ。
  • 川上一馬(濱田岳)…お笑い芸人。瞳の婚約者。芸名は、カズマルくん。瞳とは10歳年上。バツイチで子どもがいる。
  • 川上龍之介(石塚陸翔)…一馬の息子。
  • 神尾まき(筒井真理子)…雅彦の姉。瞳の伯母。花屋。
  • 椎名佳乃(森カンナ)…瞳の死別した母。
  • 岸圭吾(深澤辰哉)…瞳の学生時代からの友人。葬儀屋。学生時代から瞳が好き。
  • 大里美奈子(見上愛)…瞳の学生時代からの友人。OL。岸が好きな様子。
  • 阿波野弘(光石研)…桜鈴会病院の緩和ケアの医師。
  • 杉村節子(小林聡美)…杉村助産院の院長。瞳の上司。
  • 斎藤愛里(影山優佳)…杉村助産院の助産師。瞳の同僚。
  • 矢萩亜弥(杏花)…20歳の妊婦。妊娠をきっかけにショップ店員を辞めた。
  • 矢萩祐作(金子隼也)…亜弥の夫。亜弥の妊娠を知り、専門学校を辞めて働く。
  • 中井義広(矢柴俊博)…実演販売会社『ヨッシーコーポレーション』の社長。
  • 加賀屋吾郎(葵揚)…『ヨッシーコーポレーション』勤務の実演販売士の見習い。
  • 森野舞衣(橋本マナミ)…ブライダル会社Lily Braidal。黒沢の先輩。
  • 黒沢健(西垣匠)…Lily Braidalの社員。瞳、一馬の結婚式を担当する。

 

7話のあらすじ

23年前。

2024年2月20日

雅彦(木梨憲武)の食事の量が減ってきており、お箸も歯磨きのチューブも痛くて握れないようになってきていた。

そんな父の様子を目の当たりにしながらも、つとめて普通に振舞う瞳(奈緒)。

二人で朝食を取っている時、一馬(濱田岳)がまた芸人をやらないのか?という話題になる。

死ぬまでにやりたいことリストの項目に

瞳からカズマルを追い払う。

を入れていた雅彦だが、今はもうその項目は消して、結婚に反対するつもりはないと告げる。

前の瞳ならすぐに喜んで結婚話を進めたはずだが、お互いに問題が出てきて、雅彦がどうこういうよりも、2人の問題としてすんなり前に進めなくなっていた。

次に、雅彦が瞳の結婚までにやりたいことリストを見たがる。

前にリストを見た時には、料理教室に通うことやエステに行くと書かれてあったのに消えていたので、雅彦は遠慮せずに行ってくれと言う。

そして、新たに書かれていた

  • お父さんと2人で旅行に行く。もう一度

の項目に反応。すぐにでも行こうと提案する雅彦。キャンプに行くことになった。

 

瞳は仕事に復帰。

ずっと関わってきた二十歳の妊婦・矢萩亜弥(杏花)の分娩のメインを任されることに。

雅彦の病気を知る杉村院長(小林聡美)は、それとなく話を聞いてくれることで瞳の気持ちも楽になるのだった。

一方。

雅彦は、後輩・加賀屋(葵揚)のフォローに入り順調に引き継ぎで実演販売を続けていた。

そんな雅彦を通りかかりに見つけたウェディングプランナーの黒沢(西垣匠)は、名札の「グラッチェ椎名」の名前を見て瞳から聞いていた話とつながり、思わず声をかける。

雅彦から瞳の結婚話は2人の問題だと聞かされた黒沢は、また結婚すると言い出すかもしれないと希望を持つ。

が、黒沢の先輩の森野(橋本マナミ)は、ない!と否定するのだった。

 

一馬の家では、龍之介(石塚陸翔)の宿題を一馬が見ていた。

自分としっかり向き合ってくれる父・一馬に、「お笑い芸人には戻らないの?」と聞く龍之介。

「お笑いやってる時のパパが一番人生楽しんでるって感じだったから。」

と言う。

一番近くで見てくれている息子の一言に、「考え中。」と答えを保留する一馬だった。

 

瞳は、雅彦に言われた通り、美奈子(見上愛)とエステや料理教室に出かける。

楽しい時間を過ごしている途中でふと我に返る瞳を、美奈子が何も考えない方向へもっていく。

美奈子は、瞳と雅彦を見て時間は無限でないと気づいて、岸(深澤辰哉)だけを追いかけるのをやめ、新しい出会いを求めてマッチングアプリを使い出したという。

前に進む美奈子に元気になる瞳。

そのあいだ雅彦は、それまでおいしく食べていた食事も楽しめなくなっていっていた。

 

キャンプに行く準備をそれぞれ進める瞳と雅彦。

雅彦が食器類やチェアにランタンを買い集めるのに対して、瞳は雅彦の体調を気遣って、ブランケットや耳当てなどあったかグッズばかりを買い集めていた。

そのなかでマグカップがかぶり、二重になってしまうのだった。

 

キャンプ当日。

キャンプ場に行く手前、いちご狩りの看板を見つけてバスを途中下車。

イチゴ狩りを楽しんだあとは、湖に浮かぶスワンに乗り、釣りを楽しむ。

テントで寝るには風邪をひくかもしれないので、ロッジを借りて泊まることに。

食事は、雅彦の体調を考えて肉なしの野菜中心になった。

夜。

外で焚火を囲んで二人でコーヒーを飲む。

星空を眺めているうち、雅彦がふと

「死にたくないな。」

「なんか急に怖くなってきた。」

 

とつぶやく。が、すぐに冗談だとごまかす。

それまでの瞳なら、すぐにショックを受けて泣くところが、泣かずに受け止める強さを身に着けていた。

「まださ、瞳とはこう、やりたいこと残ってるから。」

「瞳の花嫁姿を見る。」

 

新たな目標を言う雅彦。

二人は、下田に続いて二人の写真を撮ったのだった。

 

後日。

一馬は、正社員になっていた塾の講師の仕事をバイトに戻してもらう。

雅彦は、退職願を吉井社長(矢柴俊博)に提出。

吉井は、功労者の雅彦のため、退社式を開いてみんなでお祝いをすると約束した。

 

一方。

まき(筒井真理子)に無事キャンプから帰って来たことを報告した瞳は、まきから、雅彦が瞳と遊ぶのも最後だと覚悟していたことを聞かされる。

そこへ偶然、雅彦の主治医・阿波野(光石研)が来店。

結婚記念日のお花を買いに来たという。

雅彦とキャンプに行ったタイミングもよかったという阿波野。

雅彦の病気は既に骨に転移し、相当痛みが増していて、手足もしびれているが、雅彦は自分の体のことをよく分かっていて、強い。と感心していた。

仲のいい雅彦父娘のことを、阿波野は

「色んな家族の形がある。それでいいんだと思います。」

と言い切ってくれた。

 

帰宅後。

これまでの家族で撮った映像を整理していた雅彦。

瞳は雅彦と二人で思い出話に浸り、楽しい雰囲気になっていたが、瞳は雅彦の病状について触れ

「私も怖いよ。お父さんがいなくなるのは私も怖い。」

と正直な気持ちを話した。

しかし雅彦は、瞳にはまき伯母さんに、大学の友達の2人。職場の節子先生。そしてカズマルと龍もいて、いっぱい人がいると励ました。

 

夜。

一馬から、ライブをすることになったと連絡を受けた瞳。

そのライブに瞳とお父さんに来てほしいと言う一馬。

言われるがままに会場に行くと、芸人に戻ったと言っても事務所に戻れていないカズマルの単独ライブだと言うことが分かる。

お客さんは、龍之介と瞳と雅彦の3人。

カズマルくんは、新ネタを披露するのだったーーー。

 

…というお話でした。

 

雅彦の言葉に不意を突かれる!

これで最後になるかもしれない覚悟を持って、親子水入らずでキャンプに行った瞳と雅彦。

瞳の前では病気を感じさせないよう頑張ってる雅彦が、焚火の前で正直な思いを吐露するシーンは泣けました。

「死にたくないな。」「急に怖くなってきた。」

これまでは強がりだったのか。

それとも本当に死ぬのが最初は怖くなってきたけど、実際に体が痛くなってきて、死を実感するようになってきたからか。

死にたくないと言い始めた雅彦。

私は、強がりじゃなかったんだと思います。

本当に、がんだと診断を受けても実感はなかったんだと思うんです。

進行するまで腰痛いってだけで、気づかなかったわけだし。

けれど、ごはん食べられなくなるし、物は握れなくなるし。

どんどんどんどん死に近づいて行く自分を自覚し始めて初めて、やっと気づいたのだと思います。

人間、やっぱりその立場に立たないと気持ちはわからないもんですよね。

雅彦の反応が、ゆっくり描かれていくので、見ているこちらにも時間の経過を一緒に感じられます。

相当痛みを我慢して、瞳といる時間を過ごしているんでしょう。

先週、治療するかもしれないと思ったんですが、治療はせずに痛み止めだけを飲んでしのぐのを続けていくみたいです。

阿波野先生じゃないですけど、私だったら、なんとか治療してもらってあがくだろうなと思います。

生きたい!って強く願ってしがみつくようなことをすると思います。

でも、雅彦は治療だけに残りの時間を過ごすより、娘といる時間を選んだ。

スゴい決断。スゴイドラマだと思います。

 

雅彦が結婚を認めた!!

カズマルくんの単独ライブ。

お笑いのネタじゃなく、瞳と雅彦のあるあるネタでした。

「ドンマイドンマイ!僕は好きだよ。」

で締めていないネタでしたけど、最後は一馬の方から瞳にプロポーズ。

僕は一生瞳ちゃんを笑わせ続けます。

雅彦もやっと

「認めます!」

 

と言ってくれました。

よかったよかった。

これで、瞳の花嫁姿が見れますね!

特に

「食えるようになれよ!」

「お笑い一本でやるのもいい。塾の講師でお金を稼ぐのもいい。」
「だけど、瞳と龍之介を路頭に迷わすことだけはするな!」

 

がよかったです!

これまでは瞳にことしか見てなくて、龍之介を邪魔者みたいに思っていた雅彦ですが、露頭に迷わせるな!のなかに、瞳と龍之介くん二人を入れていたのが感動しました。

ちゃんと龍之介を孫として認めていたのが嬉しかったです。

 

いい話を見たな~~。

このまま結婚話は進んでいくのでしょうか??

 

次回も見逃せません!!!

 

以上、『春になったら』7話のあらすじと感想でした。

 

 

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