11月2日木曜夜9時50分から、テレビ朝日系でドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』3話が放送されました。
前回、2話の感想はこちら。↓↓↓
おもな登場人物
- 伊沢ゆりあ(菅野美穂)…売れない小説家・伊沢吾良と夫とし、自宅で刺繍教室を開く穏やかで幸せな暮らしをしていた主婦。洋品店で働く母が教えてくれた「赤い糸」を信じ、大工である父譲りの愚直で辛抱強い性格。突如倒れた夫に愛人・箭内がいたことが分かる。その箭内に自宅介護を申し出られ、毎日来たら認めるとい放つ。直後、吾良を「パパ」と呼ぶ女の子を二人が来て、面食らってしまう。吾良と愛人ふたりの関係を知り、みちる母娘ごと受け入れ同居し、一緒に介護や家事をしていくことを提案。箭内にも同居しようと提案したが、みちるを嫌うやないによって強く反対される。一方で、家のリフォームを請け負ってくれる伴ちゃんに父の姿を重ねて惹かれていっている。
- 箭内稟久(鈴鹿央士)…ゆりあの夫・吾良が倒れた時に付き添ってくれた吾良の”彼氏”。裕福な実家を出て東京で働いていたが、今は無職。人と距離を置いて付き合い冷たい印象を受けるが、苦しい時に寄り添ってくれた吾良のことは「ゴロさん」と呼び一途に慕っている。ゆりあに自分も介護をすると申し出て、吾良と自分の愛を証明すると宣戦布告。子どもに吾良を「パパ」と呼ばせているみちるに敵意をむき出しにし、同居して吾良の介護をしようとするゆりあに大反発する。
- 伊沢吾良(田中哲司)…ゆりあの夫。一回ヒットを出したものの今は売れない小説家。ネタ集めと称して毎晩飲み歩き。誰にでも優しい穏やかな性格。突然ホテルで倒れ意識不明。要介護となり、彼氏と彼女がいることが発覚する。家を出て行こうとした箭内がキスしてきたことに反応、目を開けるが、意識は戻っていない。
- 伊沢節子(三田佳子)…吾良の母。ゆりあ夫婦と同居。ゆりあが大好きで良好な嫁姑関係。好奇心旺盛なうえ、ゆりあが好きすぎてかえって困らせる行動をとることがある。みちるの子・みのんが吾良の子ではないか?自分の孫ではないか?と期待している。
- 伊沢志生里(宮澤エマ)…吾良の妹。自由気ままなトラブルメーカー。吾良の介護をゆりあにまかせ、しゅっちゅう「セバスチャン」という名のインコの世話を押し付け出かける。失恋をして、兄の介護をし始めた箭内にすり寄る。
- 小山田まに(白山乃愛)…吾良を「ゴロさんパパ」と呼ぶ。積極的に妹・みのんの世話をし、母を気遣うしっかり者。自分のしたいことを我慢している。
- 小山田みのん(田村海夏)…吾良を「パパ」と呼ぶまにの妹。
- 小山田みちる(松岡茉優)…吾良の”彼女”。まにの母。ある問題を抱え、女手一つでまに・みのんを育てる。魅力的な女性だが、何やら秘密アリ。
- 伴優弥(木戸大聖)…便利屋さん。夫・吾良を自宅介護することになったゆりあの家の改装を請け負う。「伴ちゃん」。妻と別居中。一人で息子「優里亜」を育てる。息子の名前と同じゆりあと意気投合。刺繍を教えてもらうことで恋心が…。
- 前田有香(志田未来)…吾良の主治医。自宅介護されることになった吾良を定期的に訪問。慣れない介護をするゆりあと、その家族たちの生活に寄り添うことになる。
- 泉川蘭(吉瀬美智子)…ゆりあの姉。ゆりあと真逆で現実的ではっきりものをいうタイプ。ゆりあに辛辣な意見を言う。夫と二人の子持ちでありながら、年下の男性と不倫している。辛辣な物言いでありながらも、ゆりあが置かれている状況を心配し、しょっちゅう会いに来てくれる。
- ゆりあの母(安藤聖)
- ゆりあの父(長田庄平)
吾良が目を開けるも意識なし
2話の終わり。
箭内(鈴鹿央士)が頬にキスしたことで目を開けた吾良(田中哲司)。
このまま起きるのではないか?と期待するゆりあ(菅野美穂)、みちる(松岡茉優)と節子(三田佳子)。
主治医の前田有香(志田未来)に診察してもらったところ、目を開けただけで意識までは回復していないとのこと。
スキンシップと声かけを引き続き行っていくように、と言われていました。
自分に関わっていた、妻、母、彼氏、彼女が勢揃いで刺激が強いし、全部話も聞いていて起きてくれたのかと思ったのに。
節子さんが言っていた「針のむしろ」状態。
もし起きたら、何を言うんだろうか?吾良は。
楽しみになってきました。
本当に、マッサージと声かけで目覚めるんでしょうか?
伴ちゃんと急接近するゆりあ
吾良を自宅介護することになり、家をリフォームしたゆりあ。
その時にリフォームを担当したのが、便利屋の伴ちゃん(木戸大聖)でした。
階段の手すりを設置しに来てくれた時に、ゆりあの刺繡を見て感動した伴ちゃん。
娘の優里亜(佐藤大空)のバッグを手作りしたいと考えていたこともあり、ゆりあから刺繍を習うことに。
てっきりほかの生徒さんと一緒にレッスンするものだと思ったんですが、家の外で個人レッスンする流れになっていて、ビックリ。
まずは、道具を準備するために伴ちゃんと優里亜ちゃん、ゆりあの3人で手芸店に出かけていました。
手芸店で小さい優里亜がおとなしくしていられるわけもなく、買い物のあとに公園で3人仲よく遊んでる姿は親子のようでした。
なんだか切なかったです。
ゆりあも子どもが欲しかった。
好きになりかけている男性と一緒に子供と遊んで、本当に楽しそうでした。
吾良だって、みちるの子どもと楽しんでいたわけだし、ゆりあもやってみたかったのかな?と思いました。
でも、この様子を刺繍教室の人たちが見たら?ご近所さんが見たら?
カッコつけのゆりあが、気になる様子がないのが不思議でした。
若い男の子と不倫している姉・蘭(吉瀬美智子)を見下してるような感じのゆりあでしたが、お父さんを思い出させてくれる伴ちゃんに急速に惹かれていくのを止められなかったようです。
みちるの行動が気になる!
ゆりあが誰かと連絡を取っていることを勘づくみちる。
伴ちゃんと会う前にウキウキしてるのを感じ取って、お化粧のやり方を明るく伝授したり。
ゆりあが楽しんでこられるよう、ごはんの準備を引き受けたり。
ゆりあも、伴ちゃんからメッセージが来たらみんなのいるところから離れて、トイレにこもるとか、慌てる様子を見せるとか、分かりやすすぎる!
みちるじゃなくたって、誰だってわかるよ!
あと、みちるさんの行動で気になったのが、やはり下の子・みのんちゃんの父親のこと。
節子さんに、吾良の子なのか?と聞かれて、意味深な表情を浮かべていました。
箭内には答えてなかったけど、節子さんには答えたのかな?
みちるは、人の気持ちを汲むのがうまいから、節子さんが望む孫かもしれない、という期待に応えて、「吾良の子」だと言いそうだし。
妻のゆりあには、吾良のほかに好きな人がいる。と妻のプライドを保てるようなことを言っていました。
節子には、みのんを孫だと思ってくれている方が、同居するにもスムーズにいきそう。
色んなこと考えて、嘘でもみのんを孫と言いそうな気がします。
なーんて、視聴者の私自身が夫の子でない方を期待して見てしまっている。
箭内の言う通り、みちるのことを「吾良を利用する悪女」でいてほしいと思って見てしまっています。
ゆりあの鈍感さ
3話は、ゆりあの鈍感さが気になる回でした。
まず、伴ちゃんを手芸店に誘うところ。
手芸店なんて、刺繍教室に通う人たちに会うこともあるかもしれないのに、無防備。
次に、大好きなお父さんが浮気していて、その相手と本気になっていたことに気付いていなかったこと。
伴ちゃんが、今度は一人で刺繍を習いに来てくれて、そのまま一緒に飲んでいい雰囲気になって、キスまでしてきたのに
「遊ぶのにちょうどいいと思ったかもしれないけど、寂しいだけの慰め合いみたいのだったら、いらないから!」
と言ってしまうところ。
伴ちゃんは、ゆりあといるのが楽しみで会いに来てくれてたのに。
深く傷ついていました。
ゆりあは、人の気持ちに鈍感だけど、自分の気持ちにも鈍感。
本当は吾良に彼氏も彼女もいて、傷ついているのに二人を受け入れて同居までしようとする。
そういう馬鹿なゆりあに、寄り添ってくれようとしてくれた伴ちゃんの気持ちにも気づかず鈍感。
吾良がゆりあのことを「大きな人」だと箭内に行っていたみたいですが、大きな人なんじゃなくて、ただ鈍感だっただけなのでは?
口も悪いし、ちょっとひどいなと思いました。
愛人二人を受け入れて、大奥の正室みたいだと思っていたけど、全く大きな人じゃない。
次回は?
せっかく寄り添ってくれていた伴ちゃんを傷つけてしまって、この先どうするのか?
4話の予告では、またキスをしていました。
会えるような別れ方じゃなかったのに、どういうこと?
本音を言い合えて、よりきずなが深まるのか。
あと、箭内の母が登場するようです。
もう、カオス!
愛人二人と正妻の関係だけでも理解しがたいのに、その愛人の母まで出て来るとは!!
混乱につぐ混乱。
もう、とことこん揉めてやれ!!
次回もしっかり見ます。
以上、『ゆりあ先生の赤い糸』3話を見たネタバレ感想でした。