11月8日木曜夜9時から、テレビ朝日系でドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』4話が放送されました。
前回、3話の感想はこちら。↓↓↓
おもな登場人物
- 伊沢ゆりあ(菅野美穂)…売れない小説家・伊沢吾良と夫とし、自宅で刺繍教室を開く穏やかで幸せな暮らしをしていた主婦。洋品店で働く母が教えてくれた「赤い糸」を信じ、大工である父譲りの愚直で辛抱強い性格。突如倒れた夫に愛人・箭内がいたことが分かる。その箭内に自宅介護を申し出られ、毎日来たら認めるとい放つ。直後、吾良を「パパ」と呼ぶ女の子を二人が来て、面食らってしまう。吾良と愛人ふたりの関係を知り、みちる母娘ごと受け入れ同居し、一緒に介護や家事をしていくことを提案。箭内にも同居しようと提案したが、みちるを嫌うやないによって強く反対される。一方で、家のリフォームを請け負ってくれる伴ちゃんに父の姿を重ねて惹かれていっており、刺繍を教えることがきっかけで急接近。突然キスされ、遊ばれたと勘違いし突き放して傷つけてしまう。
- 箭内稟久(鈴鹿央士)…ゆりあの夫・吾良が倒れた時に付き添ってくれた吾良の”彼氏”。裕福な実家を出て東京で働いていたが、今は無職。人と距離を置いて付き合い冷たい印象を受けるが、苦しい時に寄り添ってくれた吾良のことは「ゴロさん」と呼び一途に慕っている。ゆりあに自分も介護をすると申し出て、吾良と自分の愛を証明すると宣戦布告。子どもに吾良を「パパ」と呼ばせているみちるに敵意をむき出しにし、同居して吾良の介護をしようとするゆりあに大反発する。
- 伊沢吾良(田中哲司)…ゆりあの夫。一回ヒットを出したものの今は売れない小説家。ネタ集めと称して毎晩飲み歩き。誰にでも優しい穏やかな性格。突然ホテルで倒れ意識不明。要介護となり、彼氏と彼女がいることが発覚する。家を出て行こうとした箭内がキスしてきたことに反応、目を開けるが、意識は戻っていない。
- 伊沢節子(三田佳子)…吾良の母。ゆりあ夫婦と同居。ゆりあが大好きで良好な嫁姑関係。好奇心旺盛なうえ、ゆりあが好きすぎてかえって困らせる行動をとることがある。みちるの子・みのんが吾良の子ではないか?自分の孫ではないか?と期待している。
- 伊沢志生里(宮澤エマ)…吾良の妹。自由気ままなトラブルメーカー。吾良の介護をゆりあにまかせ、しゅっちゅう「セバスチャン」という名のインコの世話を押し付け出かける。失恋をして、兄の介護をし始めた箭内にすり寄る。
- 小山田まに(白山乃愛)…吾良を「ゴロさんパパ」と呼ぶ。積極的に妹・みのんの世話をし、母を気遣うしっかり者。自分のしたいことを我慢している。
- 小山田みのん(田村海夏)…吾良を「パパ」と呼ぶまにの妹。
- 小山田みちる(松岡茉優)…吾良の”彼女”。まにの母。ある問題を抱え、女手一つでまに・みのんを育てる。魅力的な女性だが、何やら秘密アリ。
- 伴優弥(木戸大聖)…便利屋さん。夫・吾良を自宅介護することになったゆりあの家の改装を請け負う。「伴ちゃん」。妻と別居中。一人で息子「優里亜」を育てる。息子の名前と同じゆりあと意気投合。刺繍を教えてもらうことで恋心が…。突然キスをしたが、ゆりあに遊んでいると決めつけられ傷心。去って行った。
- 前田有香(志田未来)…吾良の主治医。自宅介護されることになった吾良を定期的に訪問。慣れない介護をするゆりあと、その家族たちの生活に寄り添うことになる。
- 泉川蘭(吉瀬美智子)…ゆりあの姉。ゆりあと真逆で現実的ではっきりものをいうタイプ。ゆりあに辛辣な意見を言う。夫と二人の子持ちでありながら、年下の男性と不倫している。辛辣な物言いでありながらも、ゆりあが置かれている状況を心配し、しょっちゅう会いに来てくれる。
- ゆりあの母(安藤聖)
- ゆりあの父(長田庄平)
ゆりあの変化に気付く「家族」
3話の終わり。
便利屋の伴ちゃん(木戸大聖)に刺繍を教えたあと、お疲れ会という飲み会をして楽しい時間を過ごしたゆりあ(菅野美穂)。
帰りに伴ちゃんから突然キスされ
「遊ぶのにちょうどいいと思ったかもしれないけど、寂しいだけの慰め合いみたいのだったら、いらないから!」
と言い放ち、傷つけてしまったーーー。
ところで終わっていました。
4話の初めでは。
遅くまでゆりあが帰ってくるのを待ってくれていた、みちる(松岡茉優)母娘に節子(三田佳子)と箭内(鈴鹿央士)。
吾良(田中哲司)も、意識がない状態ではあるが、目をしっかりと開けて帰って来たゆりあをじっと見つめる様子を見せる。
みちるには前から気付かれていたが、箭内も節子もゆりあの雰囲気が違うと気づき、吾良が見ているのもそのせいだと言い始める。
節子はすっかりみのん(田村海夏)のおばあちゃんになっており、寝かしつけも自ら進んでやってくれた。
往診に来てくれた前田先生(志田未来)にも、床ずれも出来ていないし介護は満点!と褒められるゆりあたち。
介護を一人で抱え込まないのがいい!と言う。
ゆりあは、箭内や子どもたちを「親戚」と言い関係性をごまかしたが、節子が「他人」と言って嘘をばらしてしまう。
それでも、吾良の介護で集まったみんなを「家族みたい」と表現。
前田先生は何かを察し、特に何も言わなかった。
ゆりあの提案で集まった愛人たちとの暮らしですが、一人で抱え込まない、喧嘩しながらでもやっていけるのはいいですね。
って、他人事だから言えるけど本当色んな人が家に入ってきて、ぐちゃぐちゃするのはしんどいな~~。
あと、節子が、みのんに自分のことを「おばあちゃん」と言ってました。
前回の3話で、節子がみちるに、みのんが吾良の子なのか?と聞いていたので、みちるは吾良の子だと答えたのかもしれない。
というか、やっぱり吾良の子なのかも。
まだ本人が吾良のこと言ってるところが放送されたわけじゃないし、まだまだみのんが誰の子かはわかっていません。
箭内の事情が分かる
実家が旅館の経営をしている箭内。
無職なら帰って来いと母親に言われ、介護の勉強を始めたと言い訳をしたら、疑われ、現場で働く姿を見に来ると言われたとのこと。
介護の研修中で、元々の知り合いの吾良のところで実習も兼ねお手伝いをしている。という設定だ。
箭内の母・寿美代(麻生祐未)は、一人で旅館の女将をやっており、強気な癖のある人物。
実際に箭内が、ゆりあと実際に吾良の体を拭き、着替えをさせているのを見る寿美代。
箭内の介護の手際よさよりも、ゆりあと息子の関係を疑う。
二人きりになり、寿美代から、箭内との仲を追及されるゆりあ。
箭内は、父親の持ち物のマンションに一人暮らししていると言っていたが、両親は幼い頃に離婚しており、母子家庭で育っていた。
マンションも父親名義ではあるが、母の寿美代が管理。
その家を出て、同居してまで介護をするという箭内の主張に納得できず、ゆりあを愛してるのでは?と疑い出したのだ。
そこへ、まに(白山乃愛)とみのんが入ってきた。
ゆりあは、ここはシェアハウスで、夫が倒れて収入がないから、家賃を得てお手伝いもしてもらってる。箭内だけではない。とごまかし、
「20代イケメン男子が、こんなおばさん相手にしますか?しないでしょ。」
と言う。
ゆりあのとっさの嘘に納得した寿美代は、納得して帰って行った。
これまで、箭内は母子家庭で育ったことを隠していましたが、母の登場でゆりあも事情を知ることに。
寿美代は、一人で旅館を切り盛りする立派な女将ではあるが、母親というより女。
板前さんとずっと男女の仲だったらしい。
それを知った箭内は荒れ、たくさんの女性と関係を持ったこともあったらしい。
女性に対して嫌悪するような態度を取るのは、そういう事情があったから。
だからといって、女性と関係を持ちまくるのがどうつながるのか分からないが。
これで晴れて母親からも認められ、箭内も同居することになり、吾良の部屋で暮らすことになりました。
みちると箭内とゆりあの3人でそれぞれ、仕事の合間を見ながら吾良の介護をすることに。
家でシフト会議してるのが面白かったです。
みちるはこれまで住んでいたところより安く住めるし、箭内は大好きな吾良の部屋に住めるし、愛人ばかりにメリットがあるように見える。
でもまぁ、最初は一人で節子さんと吾良を見なくてはいけなかったから、家事もやってくれる二人の存在は、家賃も入って来るし、ゆりあにもメリットがあるか。
そもそもゆりあが提案した同居ですし。
うーん。でも、冷静に考えてもしんどいな~~。
まににバレエを習わせようとするゆりあ
前回の3話で、バレエを習っていた共通点があることが分かったゆりあと箭内。
ゆりあと吾良夫妻はどちらもバレエ好きで、バレエの講演を見たり家でDVDを見たりしていたという。
そのDVDに興味を持ったのが、みちるの娘のまに。
まには、かわいらしいものや女の子らしいものが似合わないと自分で思っている。
まにのそんなところが、自分の小さい頃と重なったゆりあは、自分が月謝を出すから1年習わせてみないか?と提案。
遠慮するみちるとまにを上手に誘導し、見学だけでも行かせようと仕向けていました。
どうしてここまでしてあげようとするんでしょうか?
ゆりあは、ただのカッコつけではない愛情を感じます。
一緒に暮らすと、情が移るようになるのかな?
伴ちゃんと不倫?
3話の終わりで伴ちゃんを傷つけ、謝罪のLINEを送っても、なかなか返ってこず。
やっと返って来ても、業務的な丁寧な文章。
あれは奇跡の一度限りのチャンスだったんだ。
と思い知らされるゆりあ。
それでも何とか結び付けたいゆりあは、刺繍が進行具合を尋ねるメッセージを送り、会う約束を取り付ける。
諦めかけていたゆりあに、思いがけずいい返事が。
今度はオシャレをせずファミレスで二人で会い、何ごともなかったかのように刺繍教室を始めようとするゆりあ。
だが、伴ちゃんから改めてキスのことを謝ってきた。
話題が不倫のことになり、ゆりあは思い切って、
「そこまでいったことのない奴らが、そうなっちゃった人たちのことを上から言うのは、もっとダサいよね。」
「いってみない?私と。」
と誘うと、悲壮な表情で断る伴ちゃん。
別居する妻が元彼と不倫しており、娘の荒れてる。自分までしてしまうのは親として最低過ぎる。と言うのだ。
長年一緒の理想の夫婦のゆりあが、どうしてそんな提案するのか疑問に思う伴ちゃん。
ゆりあは、堰を切ったように夫に、男の愛人も女の愛人もいて、その二人と同居。
愛人に夫を「運命の人」だと言われてること。
子連れの女の愛人には、夫の子どもかもしれない子までいる。
と洗いざらい打ち明ける。
お互い、相手の不倫に傷つけられたゆりあと伴ちゃん。
一度は胸におさめた不倫だったが、雨のなか車で二人きりになって、またキスしてしまうのだったーーー。
うーん。
これだと本当に、寂しいところに入り込んだ不倫ってことになってしまう。
伴ちゃんとの不倫ってのはどうなのかな?
娘ちゃんのこともあるし。
このまま突き進んで行ったら、ややこしい話になるな~~。
吾良の意識が戻ったらどうなるんだろう。
吾良も吾良で箭内を追いかけるつもりだった
でも、吾良は吾良で、田舎に帰る箭内を追いかけるって話をしてたことが4話で明らかになりました。
ゆりあなら箭内を追いかける自分を分かってくれる。と言っていたそうです。
夫は夫で、妻とは別の世界をいくつも持って、いいとこどりした生活をしていたわけだし。
もう勝手にしたらいいんじゃないか?とも思う。
このドラマ。どいつもこいつも共感できないキャラばっかりだ。
あまりにもとんでもない話し過ぎてついていけない。
でもだからこそ、ファンタジーで見れるドラマ。
次回の予告では、箭内がゆりあの不倫を知って、暴れるみたいです。
どの口がそんな事を言う?
みんな、人の不倫は非難しても、自分の不倫は純粋な恋だ、運命だって言うんです。
私の知ってる人は、本当に好きな人に出会った。とかなんとか言ってましたよ。
好きに、本当も嘘もあるんかい?
グチャグチャ具合が最高潮になっていきそうーーー!!
次回も続けて見るぞ!!
以上、『ゆりあ先生の赤い糸』4話のあらすじと感想でした。