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罠の戦争 3話あらすじとネタバレ感想 犬飼が思っていた以上にワルで引いた

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2023年1月30日月曜夜10時からフジ・関西テレビ系列で、ドラマ『罠の戦争』3話が放送されました。

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前回、2話のネタバレ感想はこちら。↓↓

 

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おもな登場人物

  • 鷲津 亨(草彅剛)…犬飼孝介事務所・第一秘書から政策秘書になる。昔、唯一手を差し伸べてくれた犬飼孝介に恩を感じ、秘書として20年以上尽くしてきた。が、泰生の事件をもみ消すよう犬飼に頼まれ、さらに犬飼の息子·俊介が地元建設会社から金を受け取っていることまでなすりつけられたことで強い者たちへの復讐をすることを決意。泰生を突き落とした犯人もさがす。蛍原と蛯沢に協力を求め動き出す。
  • 鷲津 可南子(井川遥)…亨の妻。犬飼への復讐を享と共にやると決意。
  • 鷲津泰生(白鳥晴都)…亨の息子。何者かに歩道橋から突き落とされ意識不明状態。

<犬飼孝介衆議院議員事務所>

  • 犬飼孝介(本田博太郎)…内閣府特命担当大臣。女性蔑視発言をして問題となる。息子·俊介が地元建設会社から金を受け取っているのを享に押し付け、泰生の事件ももみ消すよう命じた。
  • 犬飼俊介(玉城裕規)…犬飼の息子。政策秘書官。地元建設会社から金を受け取っている。カッとなりやすい性格。
  • 蛯沢眞人(杉野遥亮)…犬飼事務所・秘書見習い。政治資金パーティー会場で犬飼を襲おうとしているのを享に見抜かれ、秘書職に誘われる。植物学の研究をしていた。亨の表情の変化に怖さを感じつつも、復讐に協力することに。
  • 蛍原梨恵(小野花梨)…犬飼事務所・私設秘書。人をサポートする秘書職を気に入っていたが、虻川のパワハラに屈し辞職しようとしたところを享に救われ、亨の復讐に協力することに。
  • 貝沼永太(坂口涼太郎)…犬飼事務所・第二秘書。虻川の指示で地元建設会社の社長と亨が親しげに見える写真を撮る。虻川が失脚後、鷲津にすり寄る。
  • 虻川勝次(田口浩正)…犬飼事務所・政策秘書。政治資金パーティーで、俊介に金を渡した会社社長と亨の握手写真を貝沼に撮らせ、亨を脅す道具に使う。また、蛍原へのセクハラパワハラ行為を日常的に行う。2話で亨の罠にかかり失脚。

<民政党議員>

  • 竜崎 始(高橋克典)…内閣総理大臣。
  • 鷹野聡史(小澤征悦)…衆議院議員。亨の昔からの友人。情報を享に流してくれる。
  • 猫田正和(飯田基祐)…衆議院議員。総理政務秘書官。
  • 鶴巻憲一(岸部一徳)…民政党幹事長。民政党ナンバー2。竜崎を総理にしたのは自分だと思っている。犬飼が頭が上がらない相手。
  • 鴨井ゆう子(片平なぎさ)…厚生労働大臣。セクハラパワハラを許さないと公言。

<その他>

  • 熊谷由貴(宮澤エマ)…『週刊新時代』の記者。

3話のあらすじ

虻川(田口浩正)の手帳の写しを元に、犬飼(本田博太郎)事務所の金の流れを把握しようとする亨(草彅剛)。

特に、犬飼の息子の俊介(玉城裕規)が絡む建設会社からのお金に注目。

虻川がいなくなったことで政策秘書になった亨は、これまで俊介が暴力沙汰を起こすたび、虻川が示談金で解決。刑事告発されてこなかったことを知る。

俊介は、新たに女性に対する暴力沙汰を起こし、事務所のお金を使おうとするところを亨が目撃して拒否。

蛍原(小野花梨)と眞人(杉野遥亮)が、被害者探しに奔走する。

亨は、雑誌記者・熊谷(宮澤エマ)へ俊介の情報を流し、さらに犬飼本人の不正な金の流れもつかむことを予告。犬飼親子ごと一気に潰すと言う。

熊谷は、貴重な情報源である亨の身を案じるのだった。

建設会社からのお金の流れは、2年前、犬飼が文科省副大臣時代から始まっていた。

犬飼自身の不正な金かもしれないと考えた亨は、建設会社について調べる。

それとは別に、カッとなりやすい犬飼親子の性格をよく知る運転手の牛尾(矢柴俊博)から、情報を聞き出そうとする。

が、プロの運転手として、薬学部に合格したばかりの息子の学費のため、失業できない牛尾は、なかなか口を割らない。

亨は、息子・泰生(白鳥晴都)が転落して意識不明の状態であることを話し、子を持つ父の気持ちを共感させることで徐々に心を開かせる。

しかし、総選挙を目の前にし、犬飼親子を潰そうと動く亨に立ちふさがったのは犬飼本人だった。

亨は、犬飼親子を潰すことができるのかーー?

 

…という話でした。

 

亨だって蛍原さん利用してない?

虻川を排除したことで、一気に亨を信頼するようになった蛍原さん。

眞人が呆れるくらい一生懸命に、俊介に殴られた女性捜しに協力していました。

いくら自分を救ってくれた人とはいえども、夜遅くなるまで頑張って聞き込みするかな?

鷲津亨にちょっと惚れてるのかもしれない。

そして、その亨に尽くす蛍原さんを眞人が気にしている。というちょっとした三角関係。

亨は泰生を突き落とした犯人と、奥さんの可南子しか見えてないから、蛍原さんは悲しい片思いで終わるのが確定してるのがかわいそうだなぁ。

しかし!

その献身的な蛍原さんの聞き込みのおかげで俊介を追い込むことが出来たし、亨の復讐は一人じゃ完遂出来ませんな~~。

恋愛感情もある部下だなんて、忠実になるに決まってる!

もし亨がそういうことも分かってて、女性である蛍原さんを救って協力を求めたのなら、亨も犬飼に負けず劣らず悪いやつだと思います。

犬飼に利用されて腹を立てていた亨ですが、自分だって蛍原さんを利用してません?

眞人が亨を怖がる勘は、当たってると思う!

この先の亨、蛍原、眞人の関係に注目していきたいと思います。

 

犬飼が、思っていた以上にワル

本田博太郎さん演じる犬飼大臣。

2話までは虻川より亨を信じる!って感じでコロッとだまされてバカだな~と思っていました。

が、3話はヒドかった!!

そんな犬飼を、自分と母親の窮地から助けてくれたと20年以上信じていた亨。

亨の父が犬飼家の会社で働いて、過労死したことがやましかったからだろう、と亨が責めていましたが、犬飼は、そんなこと全く関係なし!!

お前を雇ったのはな、助けたんじゃない。利用できると思ったからだ。いつでも切り捨てられる駒を、差額ベッド代で手に入れた。それだけだ。

こんなこと、のたまってましたよ。犬飼大臣様は!

前回の虻川にも負けず劣らずの非道っぷり!

亨の20年を否定する卑劣な言葉。

虻川より亨を信じているのかと思ったら、とんでもない。

利用できると思ったから。それだけ。

2話で虻川が潰された時は、しゃーないなと思えたけど、犬飼の時はちょっとかわいそうと思うんだろうな。と思ってたけど、全然!!

倒れて救急車で運ばれる事態になっても、泰生を突き飛ばした犯人を「俺も知らねえんだよ!ばーか。」と悪態ついてました。

腹立つ!!!

またどうせ、図太く復活しますよ。きっと。

 

成敗されてやむなし!

思っていた以上に悪で引きました。

 

犯人の予想

泰生を突き落とした犯人を隠ぺいするように頼んだ人として考えられるのは、2人考えられると思っています。

  • まず1人目は、高橋克典さん演じる竜崎総理。

貸しを作って得する人物だし、数々の不祥事を起こす犬飼をなかなか下ろそうとしなかったのも、弱みを握られてるから?

今回、親子で不祥事を起こしたから大臣辞任させることになってましたが、もしそんなことにならなかったら、のらりくらりと大臣続投させていたのでは?

 

  • 次は、片平なぎささん演じる鴨井大臣。

可南子に共感して脳外科医を紹介していましたけど、これこそやましいことがあるからでは?

誰か、鴨井の身内の人間がやったのかもしれない。

亨がお医者さんの紹介を断ったのも、何か感じるものがあったからでは?

この説は、かなり歪んでものを見すぎてますね!

ま、違うでしょう。

 

鷹野も黙ってないと思う

警察にツテのある亨の友人、小澤征悦さん演じる鷹野議員。

最初は、息子を思う亨のために事件の捜査情報を教えてくれてたのに、目的のためなら何でもする亨の危険さを知って、表情が変わっていました。

鶴巻(岸部一徳)に、総選挙を鷲津で戦わせようと提案する表情にゾッとしました。

どこに転がるか分からない爆弾よりは、幹事長の手のひらで転がす方が安全では?

スゴイこと言いますよね!

鷹野も、亨に選挙前にイメージダウンで引っかき回されて、ホトホト困ったんじゃないですか?

鷹野は亨に腹を立てても不思議じゃないはず。

亨こそ、自分を賢いと思い過ぎると危ないと思う。

鷹野を怒らして、鷹野に足元すくわれたりして??

 

なーんて。

色々裏をかくドラマだから、選挙に出るのも亨の作戦とも考えられるのが怖い。

様々な角度から予想を立てて見るのが面白いです。

 

以上、『罠の戦争』3話あらすじとネタバレ感想でした。

 

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